JPH0354554Y2 - - Google Patents

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JPH0354554Y2
JPH0354554Y2 JP5139386U JP5139386U JPH0354554Y2 JP H0354554 Y2 JPH0354554 Y2 JP H0354554Y2 JP 5139386 U JP5139386 U JP 5139386U JP 5139386 U JP5139386 U JP 5139386U JP H0354554 Y2 JPH0354554 Y2 JP H0354554Y2
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JP
Japan
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lifting cord
core material
lifting
yarns
cord
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JP5139386U
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JPS62163299U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、上下に一定間隔を隔てて支持された
複数のスラツトを備え、ヘツドボツクスから各ス
ラツトに設けた昇降コード挿通孔を通つて垂下
し、下端で下板に連結された昇降コードを巻上げ
巻降ろすことによつてスラツトの昇降を行う型式
の横型ブラインドに使用される昇降コードに関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、上記型式の横型ブラインドのスラツト昇
降コードとしては、芯材の周りに複数の糸を編組
みしたものが一般に使用されている。
芯材としては、スラツトの荷重によつて伸びる
ことのない糸が使用され、その表面に設けられた
編組糸は芯材を保護するとともに、昇降コードの
外観を体裁よいものとする役目を果たす。このよ
うな従来の昇降コードの一例を第2図に1で示
す。この昇降コード1は、芯材2の周囲に表面糸
3を編組みしたもので、図示の例では4本の表面
糸3が芯材2の周りに編組みされている。ところ
で、このような昇降コードに使用される糸として
は、第3図にイで示すような左撚糸、ロで示す右
撚糸、ハで示す無撚糸があるが、従来の昇降コー
ドにおいては、芯材2として第3図イまたはロに
示すような撚糸が使用され、表面糸3としては第
3図ハに示すような無撚糸が使用されている。
このような昇降コードはブラインドのヘツドボ
ツクス(図示せず)から各スラツトに設けた昇降
コード挿通孔を通つて垂下し、下端で下板に連結
されていて、この昇降コードを巻上げ巻降ろすこ
とによつてスラツトの昇降を行う。第4図におい
て、1は昇降コード、4はスラツト、5は昇降コ
ード挿通孔、6は複数のスラツトを上下に一定間
隔を隔てて支持する梯子形支持コードを示す。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような構造においては、昇降コード1を巻
上げ巻降ろすことによつて、スラツトの昇降を行
う際、表面糸3が昇降コード挿通孔5の縁に摩擦
する。従来の昇降コードにおいては、前述のよう
に、表面糸3として第3図ハに示すような無撚糸
が使用されていて、これが芯材2の周りに螺旋状
に巻かれていて、従つて、表面糸3は昇降コード
の軸線X−Xに対して角度θで斜めになつてい
る。従つて、スラツトの昇降の際に、表面糸3が
スラツトの昇降コード挿通孔5の縁に摩擦する時
に、表面糸の繊維がスラツトの昇降コード挿通孔
の縁と斜めに接触するので、表面糸の繊維が昇降
コード挿通孔の縁によりめくられ、あるいは引掛
けられ、初めはループ状に表面より突出し、繰り
返しの昇降操作によりついにはすり切られる可能
性が大きく、昇降コードの寿命が比較的短い。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上述のような従来の昇降コー
ドにおける欠点を排除し、スラツトの昇降の際に
おいてスラツトの昇降コード挿通孔の縁との接触
によつてすり切れにくく、従来のものに比して寿
命の長いブラインド用昇降コードを提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記のようなブラインド用昇降コー
ドにおける問題点を解決する手段として、上下に
一定の間隔を隔てて支持された複数のスラツトを
備え、ヘツドボツクスより垂下し、スラツトの下
端で下板に連結された昇降コードによつてスラツ
トの昇降を行なう横型ブラインドの昇降コードに
おいて、該昇降コードの芯材の周囲で編組まれる
編糸を該芯材に対して左回転で編組まれる糸には
右撚糸、又、右回転で編組まれる糸には左撚糸を
用いたことを特徴とするブラインド用昇降コード
を提供する。
〔実施例〕
第1図は、本考案に係るブラインド用昇降コー
ドの一実施例を示す。図中、1は芯材、3a,3
bは該芯材の周りに編組された表面糸を示す。芯
材1は従来のものと同様に第3図イ,ロに示すよ
うな撚糸でもよいし、また、第3図ハに示すよう
な無撚糸でもよい。表面糸は2つの種類のものか
ら成り、芯材に対して右回転で編組まれる表面糸
3aは、第3図イに示すような左撚糸、芯材に対
して左回転で編組まれる表面糸3bは第3図ロに
示すような右撚糸より成る。従つて、得られた昇
降コードは、第6図に示すように、すべての表面
糸の各繊維が昇降コードの軸線X−Xに対してほ
ぼ平行となる。従つて、第4図に示すように昇降
コードをスラツトの昇降コード挿通孔に通した時
に、昇降コードの各繊維は昇降コード挿通孔5の
縁にほぼ直角方向に接触し、スラツト昇降の際に
表面糸の繊維がスラツトの昇降コード挿通孔の縁
によつてめくられて繊維が切られる可能性が極め
て少ない。従つて、昇降コードの寿命が従来のも
のに比して著るしく長くなる。
〔考案の効果〕
上述のように本考案は、芯材およびその周りに
編まれる表面糸の撚り方向を変えることによつ
て、昇降コードの外周面においてループ状の毛羽
立ちを防止し、従来のものに比して極めて長い寿
命をもつブラインド用昇降コードを提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るブラインド用昇降コード
の一実施例を示す側面図、第2図は従来のブライ
ンド用昇降コードの一例を示す側面図、第3図
イ,ロ,ハはブラインド用昇降コードを構成する
のに使用される3種類の糸を示す図、第4図は昇
降コードとブラインドのスラツトの関係を示す斜
視図、第5図および第6図は従来の昇降コードお
よび本考案による昇降コードの構造を比較して示
す拡大図である。 1……昇降コード、2……芯材、3,3a,3
b……表面糸、4……スラツト、5……挿通孔、
6……支持コード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下に一定の間隔を隔てて支持された複数のス
    ラツトを備え、ヘツドボツクスより垂下し、スラ
    ツトの下端で下板に連結された昇降コードによつ
    てスラツトの昇降を行なう横型ブラインドの昇降
    コードにおいて、該昇降コードの芯材の周囲に編
    組まれる編糸を該芯材に対して左回転で編組まれ
    る糸には右撚糸、又、右回転で編組まれる糸には
    左撚糸を用いたことを特徴とするブラインド用昇
    降コード。
JP5139386U 1986-04-04 1986-04-04 Expired JPH0354554Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5139386U JPH0354554Y2 (ja) 1986-04-04 1986-04-04

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JP5139386U JPH0354554Y2 (ja) 1986-04-04 1986-04-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62163299U JPS62163299U (ja) 1987-10-16
JPH0354554Y2 true JPH0354554Y2 (ja) 1991-12-02

Family

ID=30875610

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JP5139386U Expired JPH0354554Y2 (ja) 1986-04-04 1986-04-04

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JPS62163299U (ja) 1987-10-16

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