JPH0354362A - 内燃機関の燃料噴射装置 - Google Patents
内燃機関の燃料噴射装置Info
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- JPH0354362A JPH0354362A JP18749489A JP18749489A JPH0354362A JP H0354362 A JPH0354362 A JP H0354362A JP 18749489 A JP18749489 A JP 18749489A JP 18749489 A JP18749489 A JP 18749489A JP H0354362 A JPH0354362 A JP H0354362A
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- needle
- movable core
- nozzle
- fuel
- compressed air
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- Pending
Links
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Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野)
本発明は内燃機関の燃料噴射装置に関する。
従来、圧縮空気通路の一端にノズル口を形戊すると共に
圧縮空気通路の途中に燃料供給口を形成し、ニードルの
先端にノズル口を開閉するための弁体を形成すると共に
ニードルの後端を可動コアに係合せしめ、ニードルを第
1の圧縮ばねによって可動コアに向かつて付勢せしめて
ノズル口を閉弁せしめると共に、可動コアを第2の圧縮
ばねによってニードルに向かつて付勢せしめ、可動コア
を電磁的に駆動せしめることによってニードルを第1の
圧縮ばねの付勢力に抗して変位せしめてノズル口を開弁
せしめるようにしたいわゆるエアブラスト弁が公知であ
る。
圧縮空気通路の途中に燃料供給口を形成し、ニードルの
先端にノズル口を開閉するための弁体を形成すると共に
ニードルの後端を可動コアに係合せしめ、ニードルを第
1の圧縮ばねによって可動コアに向かつて付勢せしめて
ノズル口を閉弁せしめると共に、可動コアを第2の圧縮
ばねによってニードルに向かつて付勢せしめ、可動コア
を電磁的に駆動せしめることによってニードルを第1の
圧縮ばねの付勢力に抗して変位せしめてノズル口を開弁
せしめるようにしたいわゆるエアブラスト弁が公知であ
る。
また、特開昭63 − 248965号公報には、ニー
ドルの後端部および可動コアを燃料を充満した密閉室内
に配設したエアブラスト弁が開示されている。
ドルの後端部および可動コアを燃料を充満した密閉室内
に配設したエアブラスト弁が開示されている。
しかしながら前者のエアブラスト弁では、ソレノイドに
通電して可動コアをステータに吸引せしめ、ニードルを
第l圧縮ばねのばね力に抗して変位せしめてノズル口を
開弁せしめた後にソレノイドをオフした場合、ニ一ドル
および可動コアは、第1圧縮ばねのばね力により第2圧
縮ばねのばね力に抗してノズルロ閉弁方向に変位せしめ
られる。
通電して可動コアをステータに吸引せしめ、ニードルを
第l圧縮ばねのばね力に抗して変位せしめてノズル口を
開弁せしめた後にソレノイドをオフした場合、ニ一ドル
および可動コアは、第1圧縮ばねのばね力により第2圧
縮ばねのばね力に抗してノズルロ閉弁方向に変位せしめ
られる。
ニードルの変位は、ノズルロが閉弁せしめられる位置で
終了せしめられるが、可動コアはノズルロ閉弁方向の運
動エネルギを有しているため、可動コアに作用するノズ
ルロ閉弁方向の力が第2圧縮ばねのばね力と等しくなる
位置まで変位する。その後、可動コアは第2圧縮ばねの
ばね力により再びノズルロ開弁方向に変位せしめられ、
可動コアがニードル後端と再び係合する際にニードルを
開弁方向に変位せしめ、ノズル口を開弁してしまうとい
う問題がある。
終了せしめられるが、可動コアはノズルロ閉弁方向の運
動エネルギを有しているため、可動コアに作用するノズ
ルロ閉弁方向の力が第2圧縮ばねのばね力と等しくなる
位置まで変位する。その後、可動コアは第2圧縮ばねの
ばね力により再びノズルロ開弁方向に変位せしめられ、
可動コアがニードル後端と再び係合する際にニードルを
開弁方向に変位せしめ、ノズル口を開弁してしまうとい
う問題がある。
一方、後者のエアブラスト弁では、可動コアがニードル
後端と再び係合する際の可動コアの運動エネルギを、燃
料のダンピング効果によって減衰せしめることができる
が、その効果は十分でなく、未だノズルロが開弁せしめ
られる.また燃料が漏れないようにするための構造が複
雑になり、さらに燃料中に蒸気が発生すると可動コアの
挙動が不安定になるという問題がある。
後端と再び係合する際の可動コアの運動エネルギを、燃
料のダンピング効果によって減衰せしめることができる
が、その効果は十分でなく、未だノズルロが開弁せしめ
られる.また燃料が漏れないようにするための構造が複
雑になり、さらに燃料中に蒸気が発生すると可動コアの
挙動が不安定になるという問題がある。
[課題を解決するための手段]
上記問題点を解決するため本発明によれば、圧縮空気通
路の一端にノズル口を形成すると共に圧縮空気通路の途
中に燃料供給口を形成し、ニ一ドルの先端にノズル口を
開閉するための弁体を形成すると共にニードルの後端を
可動コアの一端に係合せしめ、ニードルを第1の付勢手
段によって可動コアに向かつて付勢せしめてノズル口を
閉弁せしめると共に、可動コアを第2の付勢手段によっ
てニードルに向かつて付勢せしめ、可動コアを電磁的に
駆動せしめることによってニードルを第1付勢手段の付
勢力に抗して変位せしめてノズル口を開弁せしめるよう
にした燃料噴射装置において、可動コアの他端側に可動
コアの変位を規制するための弾性体ストッパを設けてい
る。
路の一端にノズル口を形成すると共に圧縮空気通路の途
中に燃料供給口を形成し、ニ一ドルの先端にノズル口を
開閉するための弁体を形成すると共にニードルの後端を
可動コアの一端に係合せしめ、ニードルを第1の付勢手
段によって可動コアに向かつて付勢せしめてノズル口を
閉弁せしめると共に、可動コアを第2の付勢手段によっ
てニードルに向かつて付勢せしめ、可動コアを電磁的に
駆動せしめることによってニードルを第1付勢手段の付
勢力に抗して変位せしめてノズル口を開弁せしめるよう
にした燃料噴射装置において、可動コアの他端側に可動
コアの変位を規制するための弾性体ストッパを設けてい
る。
可動コアの他端側に可動コアの変位を規制するための弾
性体ストッパを設けたので、ニ一ドルと離れる方向の可
動コアの運動エネルギは弾性体ストソバによって減衰せ
しめられる。このため、可動コアがニードルの後端に再
び係合する際において、ニ一ドルに向かう可動コアの運
動エネルギを小さくすることができる。
性体ストッパを設けたので、ニ一ドルと離れる方向の可
動コアの運動エネルギは弾性体ストソバによって減衰せ
しめられる。このため、可動コアがニードルの後端に再
び係合する際において、ニ一ドルに向かう可動コアの運
動エネルギを小さくすることができる。
(実施例)
第6図および第7図は2サイクル機関を示す。
第6図および第7図を参照すると、lはシリンダブロッ
ク、2はピストン、3はシリンダヘッド、4は燃焼室、
5は一対の給気弁、6は給気ボート、7は一対の排気弁
、8は排気ポート、9は点火栓を夫々示す。シリンダヘ
ンド3の内壁面上には排気弁7側の給気弁5周縁部と弁
座間の開口を給気弁5の全開弁期間に亘って閉鎖するマ
スク壁10が形成されている。従って給気弁5が開弁ず
ると新気が矢印Nで示されるように排気弁7と反対側か
ら燃焼室4内に流入する。一対の給気弁5の間に位置す
るシリンダヘッド3の内壁面上にはエアブラスト弁20
が配置される. 第1図にエアブラスト弁20の一部断面側面図を示す.
第1図を参照すると、エアブラスト弁20のボディ21
内にはまっすぐに延びるニードル挿入孔22が形成され
、このニードル挿入孔22の一端にはノズルロ23が形
成されると共に、他端はニードル挿入孔22の軸線Aと
同軸にポディ21内に形成されたばね室24に連通され
る。ニ一ドル挿入孔22内にはニードル挿入孔22より
も小径のニードル25が挿入され、ノズルロ23はニー
ドル25の先端部に形成された弁部26によって開閉制
御される。本実施例ではノズルロ23は燃焼室4(第7
図参照)内に配置される。ばね室24が形成されている
ボディ21の上端には磁性体により形成された駆動部ハ
ウジング27が取付けられ、この駆動部ハウジング27
下端部内にはばね室24と対向してステータ28が固定
される。ばね室24上端部近傍に位置するニードル25
にはスプリングリテーナ29が固定され、このスプリン
グリテーナ29とボディ21との間のばね室24内には
第1の付勢手段である第1圧縮ばね30が挿入される。
ク、2はピストン、3はシリンダヘッド、4は燃焼室、
5は一対の給気弁、6は給気ボート、7は一対の排気弁
、8は排気ポート、9は点火栓を夫々示す。シリンダヘ
ンド3の内壁面上には排気弁7側の給気弁5周縁部と弁
座間の開口を給気弁5の全開弁期間に亘って閉鎖するマ
スク壁10が形成されている。従って給気弁5が開弁ず
ると新気が矢印Nで示されるように排気弁7と反対側か
ら燃焼室4内に流入する。一対の給気弁5の間に位置す
るシリンダヘッド3の内壁面上にはエアブラスト弁20
が配置される. 第1図にエアブラスト弁20の一部断面側面図を示す.
第1図を参照すると、エアブラスト弁20のボディ21
内にはまっすぐに延びるニードル挿入孔22が形成され
、このニードル挿入孔22の一端にはノズルロ23が形
成されると共に、他端はニードル挿入孔22の軸線Aと
同軸にポディ21内に形成されたばね室24に連通され
る。ニ一ドル挿入孔22内にはニードル挿入孔22より
も小径のニードル25が挿入され、ノズルロ23はニー
ドル25の先端部に形成された弁部26によって開閉制
御される。本実施例ではノズルロ23は燃焼室4(第7
図参照)内に配置される。ばね室24が形成されている
ボディ21の上端には磁性体により形成された駆動部ハ
ウジング27が取付けられ、この駆動部ハウジング27
下端部内にはばね室24と対向してステータ28が固定
される。ばね室24上端部近傍に位置するニードル25
にはスプリングリテーナ29が固定され、このスプリン
グリテーナ29とボディ21との間のばね室24内には
第1の付勢手段である第1圧縮ばね30が挿入される。
この第1圧縮ばね30のばね力によりニードル25は上
方に位置する可動コア32に向かつて付勢され、ノズル
ロ23は通常ニードル25の弁部26によって閉鎖され
る。ニ一ドル25はステータ28内を貫通し、ニードル
25の後端部31はステータ28から突出する。この後
端部31には可動コア32が係合せしめられ、第2の付
勢手段である第2圧縮ばね33によって可動コア32は
ニードル25に向けて付勢せしめられる. この可動コア32は、駆動部ハウジング27内に軸線A
方向に形成された可動コア挿入孔40内に、軸線八方向
に摺動変位可能に配設されている。第2圧縮ばね33に
よる開弁方向の付勢力は第1圧縮ばね30による閉弁方
向の付勢力の約半分程度であり、従って、これらの圧縮
ばね30 , 33の付勢力の差によって、ノズルロ2
3は常時閉弁されることとなる.ステータ28と駆動部
ハウジング27との間にはソレノイド室39が形成され
、このソレノイド室39内にはステータ28の周りにソ
レノイド34が配設される。
方に位置する可動コア32に向かつて付勢され、ノズル
ロ23は通常ニードル25の弁部26によって閉鎖され
る。ニ一ドル25はステータ28内を貫通し、ニードル
25の後端部31はステータ28から突出する。この後
端部31には可動コア32が係合せしめられ、第2の付
勢手段である第2圧縮ばね33によって可動コア32は
ニードル25に向けて付勢せしめられる. この可動コア32は、駆動部ハウジング27内に軸線A
方向に形成された可動コア挿入孔40内に、軸線八方向
に摺動変位可能に配設されている。第2圧縮ばね33に
よる開弁方向の付勢力は第1圧縮ばね30による閉弁方
向の付勢力の約半分程度であり、従って、これらの圧縮
ばね30 , 33の付勢力の差によって、ノズルロ2
3は常時閉弁されることとなる.ステータ28と駆動部
ハウジング27との間にはソレノイド室39が形成され
、このソレノイド室39内にはステータ28の周りにソ
レノイド34が配設される。
このソレノイド34が付勢されると可動コア32がステ
ータ28に向けて可動コア挿入孔4o内を摺動変位し、
その結果ニードル25が圧縮ばね3oのばね力に抗して
ノズルロ23の方向に摺動変位するのでノズルロ23が
開弁せしめられる。
ータ28に向けて可動コア挿入孔4o内を摺動変位し、
その結果ニードル25が圧縮ばね3oのばね力に抗して
ノズルロ23の方向に摺動変位するのでノズルロ23が
開弁せしめられる。
ニードル25は、ノズルロ23と弁体26との間のシー
ルを長期間の使用にわたって確保するため硬い焼入れ材
で形成されており、一方、可動コア32は磁性材料であ
るため比較的軟かい焼鈍材で形成されている. 第2図にはニードル25と可動コア32との係合部の拡
大図を示す。第2図を参照すると、ニードル後端部31
に対向する可動コア32底面32a上には円筒状凹部3
5が軸mAの周りに形成され、この凹部35内に円柱状
の受座36が嵌着される。この受座36はニードル25
と同様の材料で形成され、ニ一ドル25と同様の硬度と
されている。受座36の外径はニードル25の外径より
少しだけ大きく、また可動コア32の外径の1/3程度
である。従って、可動コア32はステータ28と十分大
きな対向面積を有し、十分な吸引力を受ることかできる
。受座36のニードル25との保合部には半球より小さ
い球面によって凹状保合面37が形成される.一方ニー
ドル後端部31には半球面によって凸状係合面38が形
成される。
ルを長期間の使用にわたって確保するため硬い焼入れ材
で形成されており、一方、可動コア32は磁性材料であ
るため比較的軟かい焼鈍材で形成されている. 第2図にはニードル25と可動コア32との係合部の拡
大図を示す。第2図を参照すると、ニードル後端部31
に対向する可動コア32底面32a上には円筒状凹部3
5が軸mAの周りに形成され、この凹部35内に円柱状
の受座36が嵌着される。この受座36はニードル25
と同様の材料で形成され、ニ一ドル25と同様の硬度と
されている。受座36の外径はニードル25の外径より
少しだけ大きく、また可動コア32の外径の1/3程度
である。従って、可動コア32はステータ28と十分大
きな対向面積を有し、十分な吸引力を受ることかできる
。受座36のニードル25との保合部には半球より小さ
い球面によって凹状保合面37が形成される.一方ニー
ドル後端部31には半球面によって凸状係合面38が形
成される。
凹状係合面37は凸状係合面38より少しだけ径の大き
い球面によって形成され、例えば凹状保合面37を形戒
する球面の半径が1.3m、凸状係合面38を形戒する
球面の半径が1. 2 mとされる。斯くして、ニード
ル25と可動コア32とを係合させて長期間作動させて
も、受座36が摩耗することを防止することができる. 第3図には可動コア32の底面図を示す。第2図および
第3図を参照すると、可動コア32底面32a上には軸
線Aの周りに環状凹部61が形成される。
い球面によって形成され、例えば凹状保合面37を形戒
する球面の半径が1.3m、凸状係合面38を形戒する
球面の半径が1. 2 mとされる。斯くして、ニード
ル25と可動コア32とを係合させて長期間作動させて
も、受座36が摩耗することを防止することができる. 第3図には可動コア32の底面図を示す。第2図および
第3図を参照すると、可動コア32底面32a上には軸
線Aの周りに環状凹部61が形成される。
この環状凹部6lは、円筒状凹部35外周と可動コア3
2外周とのほぼ中央に位置する。環状凹部61中には断
面長方形状の環状ゴム60が焼付戊型される環状ゴム6
0の先端はステータ28に向かって突出せしめられる。
2外周とのほぼ中央に位置する。環状凹部61中には断
面長方形状の環状ゴム60が焼付戊型される環状ゴム6
0の先端はステータ28に向かって突出せしめられる。
可動コア32底面32aに対向するステータ28頂面2
8b上にはテフロンコーティングが施され、ゴム60が
ステータ28頂面28bに粘着することを防止している
。ソレノイド34(第1図)が付勢されて可動コア32
が停止せしめられる位置は環状ゴム60の突出長さによ
って決まり、従って可動コア32のストロークを環状ゴ
ム60の突出長さによって決めることができる。
8b上にはテフロンコーティングが施され、ゴム60が
ステータ28頂面28bに粘着することを防止している
。ソレノイド34(第1図)が付勢されて可動コア32
が停止せしめられる位置は環状ゴム60の突出長さによ
って決まり、従って可動コア32のストロークを環状ゴ
ム60の突出長さによって決めることができる。
再び第1図を参照すると、駆動部ハウジング27の上端
には、非磁性体で形成された蓋体であるプレート部材5
5が固定される。プレート部材55の中心部は軸11J
Aに沿って延び、圧縮空気導入路41を形戒する,プレ
ート部材55の外周面上には環状のシールリング56が
配設され駆動部ハウジング27とプレート部材55との
間の密封を図っている。可動コア32の底面32aと反
対側には円筒状のばね挿入孔57が形成され、このばね
挿入孔57内に第2圧縮ばね33が挿入される。第2圧
縮ばね33の他端はブレート部材55に係止されている
。可動コア32のばね挿入孔57周縁部58に対向する
プレート部材55上に弾性体である環状のゴム製ストッ
パ59が焼付或型される。このストッパ59の断面は略
長方形状である。
には、非磁性体で形成された蓋体であるプレート部材5
5が固定される。プレート部材55の中心部は軸11J
Aに沿って延び、圧縮空気導入路41を形戒する,プレ
ート部材55の外周面上には環状のシールリング56が
配設され駆動部ハウジング27とプレート部材55との
間の密封を図っている。可動コア32の底面32aと反
対側には円筒状のばね挿入孔57が形成され、このばね
挿入孔57内に第2圧縮ばね33が挿入される。第2圧
縮ばね33の他端はブレート部材55に係止されている
。可動コア32のばね挿入孔57周縁部58に対向する
プレート部材55上に弾性体である環状のゴム製ストッ
パ59が焼付或型される。このストッパ59の断面は略
長方形状である。
圧縮空気導入路41の途中にはストレーナ42が設けら
れ、圧縮空気導入路41は圧縮空気:rA43に連通せ
しめられる。圧縮空気導入路41は駆動部ハウジング2
7内に形成された空気通路44を介してソレノイド室3
9内に連通される。ステータ28のフランジ部28aに
は連通孔45が形戒され、この連通孔45はソレノイド
39とばね室24とを連通せしめる。このため、圧縮空
気導入路41は、空気通路44、ソレノイド室39およ
び連通孔45を介してばね室24に連通される。従って
、これら空気通路44、ソレノイド室39、連通孔45
およびばね室24は圧縮空気で満たされている。
れ、圧縮空気導入路41は圧縮空気:rA43に連通せ
しめられる。圧縮空気導入路41は駆動部ハウジング2
7内に形成された空気通路44を介してソレノイド室3
9内に連通される。ステータ28のフランジ部28aに
は連通孔45が形戒され、この連通孔45はソレノイド
39とばね室24とを連通せしめる。このため、圧縮空
気導入路41は、空気通路44、ソレノイド室39およ
び連通孔45を介してばね室24に連通される。従って
、これら空気通路44、ソレノイド室39、連通孔45
およびばね室24は圧縮空気で満たされている。
ニードル25は軸線八方向のほぼ中ほどに軸線A方向に
延びる大径部25aを有し、この大径部25aは、ばね
室24下方のニードル挿入孔22a内に摺動変位可能に
嵌人されている。
延びる大径部25aを有し、この大径部25aは、ばね
室24下方のニードル挿入孔22a内に摺動変位可能に
嵌人されている。
ボディ21内には軸線Aと平行な軸線Bを有する円筒状
のノズル室46が形成される。ノズル室46の下端は、
圧縮空気流出通路47を介して、ニ一ドル大径部25a
の下方のニードル挿入孔22内に連通せしめられる。圧
縮空気流出通路47はノズルロ23方向に向けてニード
ル挿入孔22に対して斜めに延びている。圧縮空気流出
通路47は、軸線Bと90度より少し大きい角度、例え
ば約110度をなしてノズル室46に斜めに接続される
。第1図および第4図を参照すると、圧縮空気流出通路
47のニードル挿入孔22との接続部は小径部47aさ
れ、小径部47aの軸心Xは、圧縮空気流出通路47の
軸心Yから上方に偏倚される。この偏倚量は圧縮空気流
出通路47の内径と小径部47aの内径との差に等しい
。これによって小径部47aと圧縮空気流出通路47と
の接続部には段部48が形成される。この段部48は第
4図に示されるように頂部48aで段差はなく、下方に
向かってその段差は大きくなり、底部48bで最大段差
となる。
のノズル室46が形成される。ノズル室46の下端は、
圧縮空気流出通路47を介して、ニ一ドル大径部25a
の下方のニードル挿入孔22内に連通せしめられる。圧
縮空気流出通路47はノズルロ23方向に向けてニード
ル挿入孔22に対して斜めに延びている。圧縮空気流出
通路47は、軸線Bと90度より少し大きい角度、例え
ば約110度をなしてノズル室46に斜めに接続される
。第1図および第4図を参照すると、圧縮空気流出通路
47のニードル挿入孔22との接続部は小径部47aさ
れ、小径部47aの軸心Xは、圧縮空気流出通路47の
軸心Yから上方に偏倚される。この偏倚量は圧縮空気流
出通路47の内径と小径部47aの内径との差に等しい
。これによって小径部47aと圧縮空気流出通路47と
の接続部には段部48が形成される。この段部48は第
4図に示されるように頂部48aで段差はなく、下方に
向かってその段差は大きくなり、底部48bで最大段差
となる。
再び第1図を参照すると、49は圧縮空気流出通路47
の一端を封止するための盲栓である。ノズル室46の側
面は圧縮空気流入通路50を介してばね室24に連通さ
れる。圧縮空気流入通路50はノズル室46の側面から
軸線Bに垂直方向にまっすぐに延びる水平通路50aと
、上方に向かって曲折しばね室24に斜めに接続される
傾斜通路50bとを具備する。
の一端を封止するための盲栓である。ノズル室46の側
面は圧縮空気流入通路50を介してばね室24に連通さ
れる。圧縮空気流入通路50はノズル室46の側面から
軸線Bに垂直方向にまっすぐに延びる水平通路50aと
、上方に向かって曲折しばね室24に斜めに接続される
傾斜通路50bとを具備する。
ノズル室46内には燃料噴射弁51の噴口52が配置さ
れる。燃料噴射弁5lは軸線Bと同軸上に配置される。
れる。燃料噴射弁5lは軸線Bと同軸上に配置される。
噴口52も軸線B上に配置され、噴口52からは軸線B
に沿って広がり角の小さな燃料が噴射される。従って燃
料噴射弁5lから噴射された燃料は圧縮空気流出通路4
7内壁面に勢いよく衝突し、これによって噴射燃料のエ
マルジョン化が急速におこなわれる. 第5図にはボディ21の上方の組付部品およびニードル
25等を取りはずしたボディ21の平面図を示す.第5
図を参照すると、圧縮空気流出通路47は軸線Aと軸線
Bとを結ぶ軸線Yに沿って形成される。一方、圧縮空気
流入通路50は軸*Dに沿って形成される。この軸線D
は、軸線Aを通りかつノズル室46外周側面の接線であ
る。これにより、圧縮空気流入通路50のノズル室46
への開口面積を大きくとることができる。
に沿って広がり角の小さな燃料が噴射される。従って燃
料噴射弁5lから噴射された燃料は圧縮空気流出通路4
7内壁面に勢いよく衝突し、これによって噴射燃料のエ
マルジョン化が急速におこなわれる. 第5図にはボディ21の上方の組付部品およびニードル
25等を取りはずしたボディ21の平面図を示す.第5
図を参照すると、圧縮空気流出通路47は軸線Aと軸線
Bとを結ぶ軸線Yに沿って形成される。一方、圧縮空気
流入通路50は軸*Dに沿って形成される。この軸線D
は、軸線Aを通りかつノズル室46外周側面の接線であ
る。これにより、圧縮空気流入通路50のノズル室46
への開口面積を大きくとることができる。
第1図を参照すると、ニ一ドル挿入孔22、圧縮空気流
出通路47、ノズル室46および圧縮空気流入通路50
は、ばね室24および圧縮空気導入路41を介して圧縮
空気源43に連通されている。従って、これらニードル
挿入孔22、圧縮空気流出通路47、ノズル室46およ
び圧縮空気流入通路50は圧縮空気で満たされている.
この圧縮空気中に噴口52から軸線Bに沿って燃料が噴
射される。圧縮空気流出通路47はノズル室46と90
度より少し大きい角度で斜めに接続されているため噴射
燃料は圧縮空気流出通路47内壁面に衝突し、急速にエ
マルジョン化が行なわれる.この噴射燃料の大部分は段
部48直上流の圧縮空気流出通路47内に溜まる.この
ときニ一ドル挿入孔22先端のノズルロ23部分に溜ま
る燃料は微量となる。次いでソレノイド34が付勢され
ると可動コア32がステータ28に向けて摺動変位し、
その結果可動コア32がニードル25を圧縮ばね30の
ばね力に抗してノズルロ23の方向に移動せしめるので
ノズルロ23が開弁せしめられる。ニードル25がノズ
ルロ23を開弁ずるや否やノズルロ23部分に溜まって
いた微量の燃料が、ノズルロ23から燃焼室4(第7図
)内に押し出されるかたちで噴出する。ニードル25が
ノズルロ24を開弁ずると、圧縮空気源43からの圧縮
空気は圧縮空気導入路4lを介してソレノイド室39内
に流入し、さらにばね室24、圧縮空気流入通路50お
よび圧縮空気流出通路47を介してニードル挿入孔22
内に流入した後ノズルロ23に向かう。圧縮空気がソレ
ノイド室39内を通過する間に、ソレノイド34を冷却
するため、ソレノイド34が過熱することが防止される
。また、圧縮空気はソレノイド34によって加熱される
ため、燃11の霧化を向上せしめることができる。ノズ
ル室46および圧縮空気流出通路47を流れる圧縮空気
は、ノズル室46、圧縮空気流出通路47内壁面に付着
した燃料および段部48に溜まった燃料を微粒化しかつ
この燃料と混合しながらノズルロ23に向けて燃料を運
び去り、ノズルロ23から噴出する。従ってノズルロ2
3の開弁直後には、ノズルロ23に溜まった微量の液状
燃料が圧縮空気によってノズルロ23から押し出される
ことになるが、その後すぐに、微粒化されかつ空気と良
く混合した燃料噴霧がノズルロ23から噴出せしめられ
る。すなわち、二ドル25がノズルロ23を開弁して燃
料および空気を噴射する噴劃開始初期から、微粒化され
かつ空気とよく混合した燃I4をノズルロ23から噴出
することができ、良好な混合気を形成することができる
。
出通路47、ノズル室46および圧縮空気流入通路50
は、ばね室24および圧縮空気導入路41を介して圧縮
空気源43に連通されている。従って、これらニードル
挿入孔22、圧縮空気流出通路47、ノズル室46およ
び圧縮空気流入通路50は圧縮空気で満たされている.
この圧縮空気中に噴口52から軸線Bに沿って燃料が噴
射される。圧縮空気流出通路47はノズル室46と90
度より少し大きい角度で斜めに接続されているため噴射
燃料は圧縮空気流出通路47内壁面に衝突し、急速にエ
マルジョン化が行なわれる.この噴射燃料の大部分は段
部48直上流の圧縮空気流出通路47内に溜まる.この
ときニ一ドル挿入孔22先端のノズルロ23部分に溜ま
る燃料は微量となる。次いでソレノイド34が付勢され
ると可動コア32がステータ28に向けて摺動変位し、
その結果可動コア32がニードル25を圧縮ばね30の
ばね力に抗してノズルロ23の方向に移動せしめるので
ノズルロ23が開弁せしめられる。ニードル25がノズ
ルロ23を開弁ずるや否やノズルロ23部分に溜まって
いた微量の燃料が、ノズルロ23から燃焼室4(第7図
)内に押し出されるかたちで噴出する。ニードル25が
ノズルロ24を開弁ずると、圧縮空気源43からの圧縮
空気は圧縮空気導入路4lを介してソレノイド室39内
に流入し、さらにばね室24、圧縮空気流入通路50お
よび圧縮空気流出通路47を介してニードル挿入孔22
内に流入した後ノズルロ23に向かう。圧縮空気がソレ
ノイド室39内を通過する間に、ソレノイド34を冷却
するため、ソレノイド34が過熱することが防止される
。また、圧縮空気はソレノイド34によって加熱される
ため、燃11の霧化を向上せしめることができる。ノズ
ル室46および圧縮空気流出通路47を流れる圧縮空気
は、ノズル室46、圧縮空気流出通路47内壁面に付着
した燃料および段部48に溜まった燃料を微粒化しかつ
この燃料と混合しながらノズルロ23に向けて燃料を運
び去り、ノズルロ23から噴出する。従ってノズルロ2
3の開弁直後には、ノズルロ23に溜まった微量の液状
燃料が圧縮空気によってノズルロ23から押し出される
ことになるが、その後すぐに、微粒化されかつ空気と良
く混合した燃料噴霧がノズルロ23から噴出せしめられ
る。すなわち、二ドル25がノズルロ23を開弁して燃
料および空気を噴射する噴劃開始初期から、微粒化され
かつ空気とよく混合した燃I4をノズルロ23から噴出
することができ、良好な混合気を形成することができる
。
また、圧縮空気流入通路50はノズル室46の接線方向
に開口しているため、圧縮空気はノズル室46の内周壁
面に沿って旋回しながら流れる。このため、ノズル室4
6内周壁面に付着した燃料を良好に運び去ることができ
る。ノズルロ23が開弁せしめられると噴射燃料の全て
がノズルロ23から噴出せしめられ、次いでこれらの全
噴射燃料の噴出が完了すると圧縮空気のみがノズルロ2
3から噴出せしめられる。次いでソレノイド34が消勢
されてニードル25がノズルロ23を閉弁せしめる。従
ってノズルロ23が閉弁せしめられる直前には空気のみ
がノズルロ23から噴出せしめられている。ノズルロ2
3が閉弁せしめられる直前に燃料が依然としてノズルロ
23から噴出しているとノズルロ23閉弁時にノズルロ
23の開口面積が小さくなって圧縮空気の流速が低下し
たときに燃料が微粒化されず、液状燃料がノズルロ23
周りに付着する。このように液状燃料がノズルロ23周
りに付着するとノズルロ23周りにカーボンが堆積し、
燃料噴射作用を阻害することになる。しかしながら第1
図に示す実施例ではノズルロ23が閉弁せしめられる直
前には圧縮空気のみしか噴出しないのでノズルロ23周
りに液状燃料が付着することがなく、従ってノズルロ2
3周りにカーボンが堆積する危険性はない。
に開口しているため、圧縮空気はノズル室46の内周壁
面に沿って旋回しながら流れる。このため、ノズル室4
6内周壁面に付着した燃料を良好に運び去ることができ
る。ノズルロ23が開弁せしめられると噴射燃料の全て
がノズルロ23から噴出せしめられ、次いでこれらの全
噴射燃料の噴出が完了すると圧縮空気のみがノズルロ2
3から噴出せしめられる。次いでソレノイド34が消勢
されてニードル25がノズルロ23を閉弁せしめる。従
ってノズルロ23が閉弁せしめられる直前には空気のみ
がノズルロ23から噴出せしめられている。ノズルロ2
3が閉弁せしめられる直前に燃料が依然としてノズルロ
23から噴出しているとノズルロ23閉弁時にノズルロ
23の開口面積が小さくなって圧縮空気の流速が低下し
たときに燃料が微粒化されず、液状燃料がノズルロ23
周りに付着する。このように液状燃料がノズルロ23周
りに付着するとノズルロ23周りにカーボンが堆積し、
燃料噴射作用を阻害することになる。しかしながら第1
図に示す実施例ではノズルロ23が閉弁せしめられる直
前には圧縮空気のみしか噴出しないのでノズルロ23周
りに液状燃料が付着することがなく、従ってノズルロ2
3周りにカーボンが堆積する危険性はない。
第7図はエアブラスト弁20を2サイクル機関に適用し
た場合を示しており、エアブラスト弁2oからの燃料噴
射は給気弁5が閉弁ずる少し手前から開始される.機関
低負荷運転時には燃焼室4内に流入する新気Nの流速が
遅いために噴射燃料は点火栓9の周りに集り、斯くして
良好な着火が行なわれる。一方、機関高負荷運転時には
新気Nの流速が速いために強力なルーブ掃気が行なわれ
、しかも噴射燃料がループ状に流れる新気流Nによって
燃焼室4の内壁面に沿い運ばれるので燃焼室4内には均
一混合気が形成される。その結果、機関高出力を確保す
ることができる。
た場合を示しており、エアブラスト弁2oからの燃料噴
射は給気弁5が閉弁ずる少し手前から開始される.機関
低負荷運転時には燃焼室4内に流入する新気Nの流速が
遅いために噴射燃料は点火栓9の周りに集り、斯くして
良好な着火が行なわれる。一方、機関高負荷運転時には
新気Nの流速が速いために強力なルーブ掃気が行なわれ
、しかも噴射燃料がループ状に流れる新気流Nによって
燃焼室4の内壁面に沿い運ばれるので燃焼室4内には均
一混合気が形成される。その結果、機関高出力を確保す
ることができる。
第8図には、燃料噴射弁51からの計量燃料噴射量と、
ノズルロ23から噴出される空気流量との関係を示す。
ノズルロ23から噴出される空気流量との関係を示す。
従来、燃料噴射弁51によって計量された燃料の大部分
がノズルロ23部分に溜まっている場合には、燃料を空
気圧によってノズルロ23から液状のまま押し出すこと
となり、ノズルロ23からの燃料噴射開始初期の燃料の
微粒化および空気との混合は良好でなかった。また、燃
料を押し出した後でないと、空気がノズルロ23から流
出しないため、第8図に示されるように、燃料噴射量が
増大するにつれて空気流量が減少するという傾向があっ
た.本実施例では大部分の燃料は圧縮空気流出通路47
の段部48に溜まり、ノズルロ23にほとんど燃料が溜
まらないため、ノズルロ23部分の微量の液状燃料をノ
ズルロ23から押し出した後には、空気流路が燃料によ
って塞がれず、空気が燃料を伴なってノズルロ23から
流出することができる。
がノズルロ23部分に溜まっている場合には、燃料を空
気圧によってノズルロ23から液状のまま押し出すこと
となり、ノズルロ23からの燃料噴射開始初期の燃料の
微粒化および空気との混合は良好でなかった。また、燃
料を押し出した後でないと、空気がノズルロ23から流
出しないため、第8図に示されるように、燃料噴射量が
増大するにつれて空気流量が減少するという傾向があっ
た.本実施例では大部分の燃料は圧縮空気流出通路47
の段部48に溜まり、ノズルロ23にほとんど燃料が溜
まらないため、ノズルロ23部分の微量の液状燃料をノ
ズルロ23から押し出した後には、空気流路が燃料によ
って塞がれず、空気が燃料を伴なってノズルロ23から
流出することができる。
従って、第8図に示されるように空気流量は燃料噴射量
によってはほとんど変化せず、′一点鎖線で示すように
空気流量の最大流量を従来に比べて低下させることがで
きる。
によってはほとんど変化せず、′一点鎖線で示すように
空気流量の最大流量を従来に比べて低下させることがで
きる。
第9図には従来のエアブラスト弁の可動コア32および
ニードル25の変位を示す。第9図を参照すると、(イ
)時点でソレノイドをオンすると、(ロ)時点で可動コ
ア32がステータ28に向かって変位しはじめ、このた
めニードルも第l圧縮ばね30のばね力に抗してノズル
ロ23開弁方向に変位しはじめる。(ハ)時点で可動コ
ア32の底面32aに取付けられた環状ゴム60がステ
ータ28頂面28bに係止されて可動コア32の変位は
終了する。一方、ニードル25はノズルロ23開弁方向
に向かってさらに変位し、第1圧縮ばね30のばね力と
ニードル25に作用するノズルロ23開弁方向の力とが
つり合う位置まで変位する。このとき、可動コア32と
ニードル25後端部31との係合ははずれている。続い
て第1圧縮ばね30によってニードル25は可動コア3
2に向かって変位せしめられ、可動コア32とニードル
25後端部3lとは再び係合することとなる。続いて(
二)時点においてソレノイド34をオフせしめると、ニ
ードル25は第1圧縮ばね30のばね力によってノズル
ロ23閉弁方向に変位せしめられ、このため可動コア3
2も第2圧縮ばね33のばね力に抗してプレート部材5
5に向かって変位せしめられる。
ニードル25の変位を示す。第9図を参照すると、(イ
)時点でソレノイドをオンすると、(ロ)時点で可動コ
ア32がステータ28に向かって変位しはじめ、このた
めニードルも第l圧縮ばね30のばね力に抗してノズル
ロ23開弁方向に変位しはじめる。(ハ)時点で可動コ
ア32の底面32aに取付けられた環状ゴム60がステ
ータ28頂面28bに係止されて可動コア32の変位は
終了する。一方、ニードル25はノズルロ23開弁方向
に向かってさらに変位し、第1圧縮ばね30のばね力と
ニードル25に作用するノズルロ23開弁方向の力とが
つり合う位置まで変位する。このとき、可動コア32と
ニードル25後端部31との係合ははずれている。続い
て第1圧縮ばね30によってニードル25は可動コア3
2に向かって変位せしめられ、可動コア32とニードル
25後端部3lとは再び係合することとなる。続いて(
二)時点においてソレノイド34をオフせしめると、ニ
ードル25は第1圧縮ばね30のばね力によってノズル
ロ23閉弁方向に変位せしめられ、このため可動コア3
2も第2圧縮ばね33のばね力に抗してプレート部材5
5に向かって変位せしめられる。
(ホ)時点において、弁体26はノズルロ23に係合し
てノズルロ23を閉弁せしめるた、ニードル25の変位
は終了する。一方、可動コア32はプレート部材55に
向かってさらに変位し、第2圧縮ばね33のばね力と可
動コア32に作用するプレート部材55に向かう力とが
つり合う位置まで変位する。このとき、可動コア32と
ニードル25後端部31との保合ははずれている。続い
て第2圧縮ばね33によって可動コア32はニードル2
5に向かって変位し、(へ)時点において可動コア32
とニードル25後端部31とは再び係合することとなる
。可動コアは、ノズル口23開弁方向の運動エネルギを
有しており、三ドル25をノズルロ23開弁方向に変位
せしめてノズルロ23を開弁せしめてしまう。ニ一ドル
25がノズルロ23開弁方向に変位せしめられると、第
1圧縮ばね30のばね力が作用してニードル25および
可動コア32はノズルロ23閉弁方向に変位せしめられ
ノズルロ23を閉弁せしめることとなる。このように、
(ホ)時点においてノズルロ23が一旦閉弁せしめられ
た直後に、可動コア32のバウンシングによってニード
ル25が誤作動せしめられて、ノズルロが(へ)時点に
おいて開弁せしめられるという問題があった。
てノズルロ23を閉弁せしめるた、ニードル25の変位
は終了する。一方、可動コア32はプレート部材55に
向かってさらに変位し、第2圧縮ばね33のばね力と可
動コア32に作用するプレート部材55に向かう力とが
つり合う位置まで変位する。このとき、可動コア32と
ニードル25後端部31との保合ははずれている。続い
て第2圧縮ばね33によって可動コア32はニードル2
5に向かって変位し、(へ)時点において可動コア32
とニードル25後端部31とは再び係合することとなる
。可動コアは、ノズル口23開弁方向の運動エネルギを
有しており、三ドル25をノズルロ23開弁方向に変位
せしめてノズルロ23を開弁せしめてしまう。ニ一ドル
25がノズルロ23開弁方向に変位せしめられると、第
1圧縮ばね30のばね力が作用してニードル25および
可動コア32はノズルロ23閉弁方向に変位せしめられ
ノズルロ23を閉弁せしめることとなる。このように、
(ホ)時点においてノズルロ23が一旦閉弁せしめられ
た直後に、可動コア32のバウンシングによってニード
ル25が誤作動せしめられて、ノズルロが(へ)時点に
おいて開弁せしめられるという問題があった。
第10図には本実施例の可動コア32およびニードル2
5の変位を示す。第10図を参照すると、(ホ)時点ま
では従来のエアブラスト弁と同様に作動する。(ホ)時
点において可動コア32がプレート部材55に向かって
変位し、可動コア32はストッパ59と衝突し、可動コ
ア32のもつ運動エネルギはストッパ59によって弾性
的に吸収される。従って、可動コア32がニードル25
に向かう運動工不ルギが滅衰せしめられ、このため可動
コア32がニードル25後端部31に係合する際にニー
ドル25はほとんど変位せしめられず、斯くしてノズル
ロ23は開弁せしめられない。なお、ストッパ59とソ
レノイド34オフ状態における可動コア32との対向面
間の距離は、ソレノイドをオフした時におけるプレート
部材55方向への可動コアの変位量(第9図のl)より
小さくされている. 本実施例は、燃料によるダンピング効果を利用するもの
でないため、燃料を密封して可動コア32のまわりを燃
料で満たす必要がないので構造が簡単であり、また、ダ
ンピング用の燃料中に蒸気が発生して可動コア32の挙
動が不安定になることもない。
5の変位を示す。第10図を参照すると、(ホ)時点ま
では従来のエアブラスト弁と同様に作動する。(ホ)時
点において可動コア32がプレート部材55に向かって
変位し、可動コア32はストッパ59と衝突し、可動コ
ア32のもつ運動エネルギはストッパ59によって弾性
的に吸収される。従って、可動コア32がニードル25
に向かう運動工不ルギが滅衰せしめられ、このため可動
コア32がニードル25後端部31に係合する際にニー
ドル25はほとんど変位せしめられず、斯くしてノズル
ロ23は開弁せしめられない。なお、ストッパ59とソ
レノイド34オフ状態における可動コア32との対向面
間の距離は、ソレノイドをオフした時におけるプレート
部材55方向への可動コアの変位量(第9図のl)より
小さくされている. 本実施例は、燃料によるダンピング効果を利用するもの
でないため、燃料を密封して可動コア32のまわりを燃
料で満たす必要がないので構造が簡単であり、また、ダ
ンピング用の燃料中に蒸気が発生して可動コア32の挙
動が不安定になることもない。
なお、本実施例ではストッパ59をプレート部材55に
設けたが、ストッパ59を可動コア32のプレート部材
55対向面に設けてもよい。
設けたが、ストッパ59を可動コア32のプレート部材
55対向面に設けてもよい。
可動コアの他端側に可動コアの変位を規制するための弾
性体ストンバを設けたので、ノズルロが一旦閉弁せしめ
られた後に可動コアがニードルの後端に再び係合する際
にニードルが誤動作してノズルロが開弁せしめられるこ
とを防止することができる。
性体ストンバを設けたので、ノズルロが一旦閉弁せしめ
られた後に可動コアがニードルの後端に再び係合する際
にニードルが誤動作してノズルロが開弁せしめられるこ
とを防止することができる。
また、燃料によるダンピング効果を利用するものでない
ため、構造が簡単であり、燃料中の蒸気の発生により可
動コアの挙動が不安定になることもない。
ため、構造が簡単であり、燃料中の蒸気の発生により可
動コアの挙動が不安定になることもない。
第1図はエアブラスト弁の縦断面図、第2図は第1図の
ニードルと可動コアとの係合部の拡大図、第3図は可動
コアの底面図、第4図は第1図の■−IV線に沿ってみ
た断面図、第5図はボディの上方部を取り去ったボディ
の平面図、第6図は第7図の2サイクル機関のシリンダ
ヘッド内壁面の底面図、第7図は2サイクル機関の側面
断面図、第8図は燃料噴射量と空気流量との関係を示す
線図、第9図は従来のエアブラスト弁の可動コアおよび
ニードルの変位を示す図、第10図は本発明の実施例の
エアブラスト弁の可動コアおよびニードルの変位を示す
図である。 20・・・エアブラスト弁、 25・・・ニードル、 30・・・第1圧縮ばね、 33・・・第2圧縮ばね、 59・・・ストツパ。 23・・・ノズルロ、 26・・・弁部、 32・・・可動コア、 52・・・噴口、
ニードルと可動コアとの係合部の拡大図、第3図は可動
コアの底面図、第4図は第1図の■−IV線に沿ってみ
た断面図、第5図はボディの上方部を取り去ったボディ
の平面図、第6図は第7図の2サイクル機関のシリンダ
ヘッド内壁面の底面図、第7図は2サイクル機関の側面
断面図、第8図は燃料噴射量と空気流量との関係を示す
線図、第9図は従来のエアブラスト弁の可動コアおよび
ニードルの変位を示す図、第10図は本発明の実施例の
エアブラスト弁の可動コアおよびニードルの変位を示す
図である。 20・・・エアブラスト弁、 25・・・ニードル、 30・・・第1圧縮ばね、 33・・・第2圧縮ばね、 59・・・ストツパ。 23・・・ノズルロ、 26・・・弁部、 32・・・可動コア、 52・・・噴口、
Claims (1)
- 圧縮空気通路の一端にノズル口を形成すると共に前記圧
縮空気通路の途中に燃料供給口を形成し、ニードルの先
端に前記ノズル口を開閉するための弁体を形成すると共
に前記ニードルの後端を可動コアの一端に係合せしめ、
前記ニードルを第1の付勢手段によって前記可動コアに
向かって付勢せしめて前記ノズル口を閉弁せしめると共
に、前記可動コアを第2の付勢手段によって前記ニード
ルに向かって付勢せしめ、前記可動コアを電磁的に駆動
せしめることによって前記ニードルを前記第1付勢手段
の付勢力に抗して変位せしめて前記ノズル口を開弁せし
めるようにした燃料噴射装置において、前記可動コアの
他端側に該可動コアの変位を規制するための弾性体スト
ッパを設けた内燃機関の燃料噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18749489A JPH0354362A (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 内燃機関の燃料噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18749489A JPH0354362A (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 内燃機関の燃料噴射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0354362A true JPH0354362A (ja) | 1991-03-08 |
Family
ID=16207047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18749489A Pending JPH0354362A (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 内燃機関の燃料噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0354362A (ja) |
-
1989
- 1989-07-21 JP JP18749489A patent/JPH0354362A/ja active Pending
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