JPH02181067A - 内燃機関の燃料噴射装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射装置

Info

Publication number
JPH02181067A
JPH02181067A JP989A JP989A JPH02181067A JP H02181067 A JPH02181067 A JP H02181067A JP 989 A JP989 A JP 989A JP 989 A JP989 A JP 989A JP H02181067 A JPH02181067 A JP H02181067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressed air
nozzle
fuel
needle
nozzle port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP989A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Kushibe
孝寛 櫛部
Naotaka Shirabe
調 尚孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, NipponDenso Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP989A priority Critical patent/JPH02181067A/ja
Publication of JPH02181067A publication Critical patent/JPH02181067A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内燃機関の燃料噴射装置に関する。
〔従来の技術〕
圧縮空気を用いて燃料を噴射させるために二ドルによっ
て電磁的に開閉制御されるノズル口を具備し、ノズル口
からニードルに沿って延びる圧縮空気通路をニードル周
りに形成してこの圧縮空気通路を圧縮空気源に連結し、
圧縮空気通路内に開口するノズル室を設けてノズル室の
奥部に燃料噴射弁の噴口を配置し、噴口からニードルに
向けて燃料を噴射した後にニードルを開弁させることに
より噴射燃料を圧縮空気と共にノズル口から噴射せしめ
るようにした燃料噴射弁、いわゆるエアブラスト弁が公
知である(特表昭63−500323号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上述のエアブラスト弁では燃料噴射弁から
噴射された燃料の大部分は圧縮空気通路内のノズル口部
に溜まるため、ニードルによってノズル口が開弁せしめ
られると、ノズル口部の燃料は圧縮空気の圧力によって
ノズル口から液状のまま押し出されることとなる。この
ため、ノズル口開弁初期において、ノズル口から噴射せ
しめられる燃料の微粒化が良好に行なわれず、良好な混
合気が得られないという問題がある。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本発明によれば、圧縮空気通
路の一端にノズル口を形成し、該圧縮空気通路内に圧縮
空気通路よりも小径のニードルを挿入してニードルを電
磁的に制御することによりニードル先端に形成された弁
部により前記ノズル口を開閉制御し、前記圧縮空気通路
の途中に燃料供給口を設け、該燃料供給口と前記ノズル
口との間の前記圧縮空気通路内に断面拡大部を形成した
内燃機関の燃料噴射装置。
〔作 用〕
燃料供給口から圧縮空気通路内に供給された燃料の大部
分は圧縮空気通路の断面拡大部に付着し、ノズル口には
ほとんど燃料が溜まらない。ノズル口が開弁されると、
ノズル口にはほとんど燃料が溜まっていないため液状の
ままノズル口から押し出される燃料はほとんどない。一
方、ノズル口が開弁されると断面拡大部に付着した燃料
は、圧縮空気と混合しかつ微粒化され、圧縮空気と共に
ノズル口から噴出せしめられる。
〔実施例〕 第2図および第3図を参照すると、1はシリンダブロッ
ク、2はピストン、3はシリンダヘッド、4は燃焼室、
5は一対の給気弁、6は給気ポート、7は一対の排気弁
、8は排気ポート、9は点火栓を夫々示す。ンリンダヘ
ッド3の内壁面上には排気弁7側の給気弁5周縁部の弁
座間の開口を給気弁5の全開弁期間に亘って閉鎖するマ
スク壁10が形成される。従って給気弁5が開弁すると
新気が矢印Nで示されるように排気弁7と反対側から燃
焼室4内に流入する。一対の給気弁5の間に位置するン
リンダヘッド3の内壁面上にはエアブラスト弁20が配
置される。
第1図はエアブラスト弁20の一部断面側面図を示し、
第4図は第1図のエアブラスト弁20の先端部の拡大図
を示す。第1図および第4図を参照すると、エアブラス
ト弁のハウジング21はノズウジング本体21aと、ハ
ウジング本体21Hの先端部に取付けられたノズルハウ
ジング21bとを具備する。ハウジング21内にはまっ
すぐに延びるニードル挿入孔22が形成され、このニー
ドル挿入孔22内にニードル挿入孔22よりも小径のニ
ードル23が挿入される。ノズルハウジング21bのニ
ードル挿入孔22aの先端にはノズル口24が形成され
、このノズル口24はニードル23の先端部に形成され
た弁部25によって開閉制御される。
第1図に示す実施例ではこのノズル口24は燃焼室4内
に配置される。ノズルハウジング21b側のハウジング
本体21a端部のニードル挿入孔22の内径は拡大され
拡径部38とされる。拡径部38は上方に向かって小径
となる円錐状部39を介して拡径部38上方のニードル
挿入孔22bに接続される(第4図参照)。ニードル2
3の途中には、ニードル挿入孔22bの内径とほぼ同じ
外径を有する大径部23aが形成される。この大径部2
3aはニードル挿入孔22b内に位置し、ニードル挿入
孔22bを封止している。ノズルハウジング21b内の
ニードル挿入孔22aの内径は、ハウジング本体21a
内のニードル挿入孔22bの内径と等しい。ノズルハウ
ジング21bのノズル口24と反対側端部には環状突出
部21cが形成され、この環状突出部21cが拡径部3
8内に嵌入されて、ノズルハウジング21bはハウジン
グ本体21aに連結されている。
ニードル23にはスプリングリテーナ26が固定され、
このスプリングリテーナ26とハウジング本体21a間
には圧縮ばね27が挿入される。この圧縮ばね27のば
ね力によりノズル口24は通常ニードル23の弁部25
によって閉鎖される。
弁部25と反対側のニードル23の端部には可動コア2
8が圧縮ばね29のばね力により常時当接せしめられて
おり、ハウジング本体21a内には可動コア28を吸引
するためのソレノイド30とステータ31が配置される
。ソレノイド30が付勢されると可動コア28がステー
ク31に向けて移動し、その結果ニードル23が圧縮ば
ね27のばね力に抗してノズル口24の方向に移動する
のでノズル口24が開口せしめられる。
一方、ハウジング本体21a内には円筒状をなすノズル
室32が形成される。ノズル室32の一端32aは圧縮
空気流入通路33を介して圧縮空気源34に連通せしめ
られ、ノズル室32の他端32bは圧縮空気流出通路3
5を介してニードル23の大径部23aと拡径部38と
の間のニードル挿入孔22内に連通せしめられる。ノズ
ル室32内には燃料噴射弁36の噴口37が配置され、
更にこの噴口37はノズル室32内の一端32aと他端
32bとの間に位置する。第1図および第4図に示され
るように圧縮空気流出通路35はまっすぐに延びている
。噴口37は圧縮空気流出通路35の軸線上に配置され
、噴口37からは圧縮空気流出通路35の軸線に沿って
広がり角の小さな燃料が噴射される。圧縮空気流出通路
35はノズル口24方向に向けてニードル挿入孔22に
対して斜めに延びており、ニードル挿入孔22に対し2
0度がら45度をなしてニードル挿入孔22に斜めに接
続される。
ニードル挿入孔22、ノズル室32右よび圧縮空気流出
通路35は圧縮空気流入通路33を介して圧縮空気源3
4に連通している。従ってこれらニードル挿入孔22、
ノズル室32および圧縮空気流出通路35内は圧縮空気
で満たされている。
この圧縮空気中に噴口37から圧縮空気流出通路35の
軸線に沿って燃料が噴射される。噴射燃料は、ニードル
23およびニードル挿入孔22内壁面に衝突してエマル
ジョン化し、この噴射燃料の大部分は拡径部38内壁面
に付着する。このときニードル23先端のノズル口24
部分に溜まる燃料は微量となる。次いでソレノイド3o
が付勢されるとニードル23がノズル口24を開弁する
ニードル23がノズル口24を開弁するや否やノズル口
24部分に溜まっていた微量の燃料が、ノズル口24か
ら燃焼室4内に押し出されるかたちで噴出する。また、
ニードル23がノズル口24を開弁すると、圧縮空気が
圧縮空気流入通路33からノズル室32内に流入し、次
いで圧縮空気流出通路35および拡径部38を経てノズ
ル口24に向かう。拡径部38は断面積が大きいので、
エマルジョン化した燃料はニードル挿入孔22の軸線方
向に薄く分布している。従って、圧縮空気が流れると即
座に拡径部38中心部に空気通路が確保され、圧縮空気
は拡径部38中心部を流れる(第4図参照)。ノズル室
32、圧縮空気流出通路35および拡径部38を流れる
圧縮空気は、ノズル室32、圧縮空気流出通路35およ
び拡径部38内壁面に付着した燃料を微粒化しかつこの
燃料を混合しながらノズル口24に向けて燃料を運び去
り、ノズル口24から噴出する。従って、ニードル23
の開弁直後には、ノズル口24に溜まった微量の液状燃
料が圧縮空気によってノズル口24から押し出されるこ
とになるが、その後すぐに、微粒化されかつ空気と良く
混合した燃料噴霧がノズル口24から噴出せしめられる
。すなわち、ニードル23がノズル口24を開弁して燃
料および空気を噴射する噴射開始初期から、微粒化され
かつ空気と良く混合した燃料をノズル口24から噴出す
ることができ、良好な混合気を形成することができる。
ニードル23が開弁すると噴射燃料の全てがノズル口2
4から噴出せしめられ、次いでこれらの全噴射燃料の噴
出が完了すると圧縮空気のみがノズル口24から噴出せ
しめられる。次いでソレノイド30が消勢されてニード
ル23がノズル口24を閉弁する。従ってニードル23
が閉弁せしめられる直前には空気のみがノズル口24か
ら噴出せしめられている。ニードル23が閉弁する直前
に燃料が依然としてノズル口24から噴出しているとニ
ードル23閉弁時にノズル口24の開口面積が小さくな
って圧縮空気の流速が低下したときに燃料が微粒化され
ず、液状燃料がノズル口24周りに付着する。このよう
に液状燃料がノズル口24周りに付着するとノズル口2
4周りにカーボンが堆積し、燃料噴射作用を阻害するこ
とになる。しかしながら本実施例ではニードル23が閉
弁する直前には圧縮空気のみしか噴出しないのでノズル
口24の周りに液状燃料が付着することがなく、従って
ノズル口24周りにカーボンが堆積する危険性はない。
第3図はエアブラスト弁20を2ザイクル機関に適用し
た場合を示しており、エアプラスト弁20からの燃料噴
射は給気弁5が閉弁する少し手前から開始される。機関
低負荷運転時には燃焼室4内に流入する新気Nの流速が
遅いために噴射燃料は点火栓9の周りに集り、斯くして
良好な着火が行なわれる。一方、機関高負荷運転時には
新気Nの流速が速いために強力なループ掃気が行なわれ
、しかも噴射燃料がループ状に流れる新気流Nによって
燃焼室4の内壁面に沿い運ばれるので燃焼室4内には均
一混合気が形成される。その結果、機関高出力を確保す
ることができる。
第5図には、燃料噴射弁36からの計量燃料噴射量と、
ノズル口24から噴出される空気流量との関係を示す。
従来、燃料噴射弁36によって計量された燃料の大部分
がノズル口24部分に溜まっている場合には、燃料を空
気圧によってノズル口24から液状のまま押し出すこと
となり、ノズル口24からの燃料噴射開始初期の燃料の
微粒化および空気との混合は良好でなかった。また、燃
料を押し出した後でないと、空気がノズル口24から流
出しないため、第5図に示されるように、燃料噴射量が
増大するにつれて空気流量が減少するという傾向があっ
た。本実施例では、ノズル口24にほとんど燃料が溜ま
らず、ノズル口24部分の微量の液状燃料をノズル口2
4から押し出した後には、空気流路が燃料によって塞が
れず、空気が燃料を伴なってノズル口24から流出する
ことができる。従って第5図に示されるように空気流量
は燃料噴射量によってはほとんど変化せず、−点鎖線で
示すように空気流量の最大流量を従来に比べて低下させ
ることができる。
第6図および第7図には第2の実施例を示し、この実施
例では第1の実施例において、圧縮空気流出通路35に
対向するニードル23に平面部を形成したものである。
第6図および第7図を参照すると、ニードル23の大径
部23aは、ニードル挿入孔22の拡径部38下端近く
まで延びる。拡径部38内に位置するニードル大径部2
3aの圧縮空気流出通路35対向面がニードル23の軸
線と平行な平面によって切り取られ平面部23cが形成
される。この実施例では燃料噴射弁36の噴口37 (
第4図参照)から噴射された燃料は、ニードル23の円
柱側面ではなく平面部23cに衝突するため燃料のエマ
ルジョン化をさらに促進することができる。
第8図から第11図には第3の実施例を示す。
第8図を参照すると、エアブラスト弁4Gのハウジング
41はハウジング本体41aと、ハウジング本体41a
の先端部に取付けられたノズルハウジング41bとを具
備する。
ハウジング41内にはまっすぐに延びるニードル挿入孔
42が形成され、このニードル挿入孔42内にニードル
挿入孔42よりも小径のニードル43が挿入される。ノ
ズルハウジング41bのニードル挿入孔42aの先端に
はノズル口44が形成され、このノズル口44はニード
ル43の先端部に形成された弁部45によって開閉制御
される。
本実施例では第1の実施例と同様に、ノズル口44は燃
焼室内に配置され、ノズルハウジング41b側のハウジ
ング本体41a端部のニードル挿入孔42の内径は拡大
され拡径部63とされる。拡径部63は円錐状部64を
介して拡径部63上方のニードル挿入孔42bに接続さ
れる。ノズルハウジング41b内のニードル挿入孔42
aの内径は、ハウジング本体41a内のニードル挿入孔
42bの内径と等しい。ノズルハウジング41bのノズ
ル口44と反対側端部には環状突出部41Cが形成され
、この環状突出部41Cが拡径部63内に嵌入されて、
ノズルハウジング41bはハウジング本体41aに連結
されている。
ニードル43にはスプリングリテーナ46が固定され、
このスプリングリテーナ46とハウジング本体41a間
には圧縮ばね47が挿入される。この圧縮ばね47のば
ね力によりノズル口44は、通常ニードル43の弁部4
5によって閉鎖される。
弁部45と反対側のニードル43の端部には可動コア4
8が圧縮ばね49のばね力により常時当接せしめられて
おり、ハウジング本体41a内には可動コア48を吸引
するためのソレノイド50とステーク51が配置される
。ソレノイド50が付勢されると可動コア48がステー
ク51に向けて移動し、その結果ニードル43が圧縮ば
ね47のばね力に抗してノズル口44の方向に移動する
のでノズル口44が開口せしめられる。ノズルハウジン
グ41bと反対側のハウジング本体41aには圧縮空気
導入路52がニードル挿入孔42との軸線Aと同一軸線
上に形成される。圧縮空気導入路52の途中にはストレ
ーナ53が設けられ、圧縮空気導入路52は圧縮空気源
°34に連通せしめられる。
可動コア48の拡断断面図を第9図に示す。第9図を参
照すると、可動コア48の外周面上には中心角90度毎
に、可動コア48と同心の円筒面状の凸部48aが突出
形成される。従ってハウジング本体41a内周面と可動
コア48外周面との間には軸線A方向に延びる空気流路
54が形成される(第8図および第9図参照)。
第10図を参照すると、ステータ51には軸線へに沿っ
て、ニードル43より大径の慣通孔51aが穿設され、
ニードル43と慣通孔51aとの間には空気流路55が
形成される。ステータ51下方のハウジング本体41a
内には、圧縮ばね47を収容するばね室57が形成され
、空気流路55はこのばね室57に連通される。ステー
タ51上方部51bの外径は小径となり、この上方部5
1bの外周側面には空気流路56が形成される。ステー
ク上方部51bには直径方向に連通孔51Cが穿設され
、空気流路55と56とを連通している。このため、圧
縮空気導入路52は、空気流路54,56、連通孔51
cおよび空気流路55を介してばね室57に連通される
(第8図および第10図参照)。従って、これら空気流
路54,55.56および連通孔51Cおよびばね室5
7は圧縮空気で満たされている。
第8図を参照すると、ニードル43はほぼ中央に軸線六
方向に延びる大径部43aを有し、この大径部43aは
、ばね室57下方のニードル挿入孔42b内に摺動可能
に嵌合されている。従って、ばね室57内に達した圧縮
空気はニードル大径部43aとニードル挿入孔42bと
の隙間からは、はとんど流出しない。
一方、ハウジング本体41a内には、軸線Aと平行な軸
線Bを有する円筒状ノズル室58が形成される。ノズル
室58の下端58aは圧縮空気流出通路59を介して、
ニードル大径部43aと拡径部61との間のニードル挿
入孔42内に連通せしめられる。圧縮空気流出通路59
はノズル口44方向に向けてニードル挿入孔42に対し
て斜めに延びている。圧縮空気流出通路59は軸線Bと
、例えば約130度をなしてノズル室58に斜めに接続
される。60は圧縮空気流出通路59の一端を封止する
ための盲栓である。ノズル室58の側面58bは圧縮空
気流入通路61を介してばね室57に連通される。圧縮
空気流入通路61はノズル室側面58bから軸線Bに垂
直方向にまっすぐに延びた後、上方に向かって曲折し、
ばね室57に斜めに接続される。ノズル室58内には燃
料噴射弁62の噴口63が配置され、更にこの噴口63
はノズル室58内の下端58aと側面58bとの間に位
置する。燃料噴射弁62は軸線Bと同軸上に配置される
。噴口63も軸線B上に配置され、噴口63からは軸線
Bに沿って広がり角の小さな燃料が噴射される。従って
燃料噴射弁62から噴射された燃料はノズル室下端58
aおよび圧縮空気流出通路59内壁面に勢いよく衝突し
、これによって噴射燃料のエマルジョン化が急速におこ
なわれる。
第11図にはハウジング41の上方の組付部品およびニ
ードル43等を取りはずしたハウジング本体41.Hの
平面図を示す。第11図を参照すると、圧縮空気流出通
路59は軸線Aと軸線Bとを結ぶ軸線Cに沿って形成さ
れる。一方、圧縮空気流入通路61は軸線りに沿って形
成される。この軸線りは、軸線Aを通りかつノズル室5
8外周側面の接線である。これにより、圧縮空気流入通
路61のノズル室58への開口面積を大きくとることが
できる。
再び第8図を参照すると、ニードル挿入孔42、圧縮空
気流出通路59、ノズル室58および圧縮空気流入通路
61は、ばね室57をおよび圧縮空気導入路52を介し
て圧縮空気源34に連通されている。従って、これらニ
ードル挿入孔42、圧縮空気流出通路59、ノズル室5
8および圧縮空気流入通路61は圧縮空気で満たされて
いる。この圧縮空気中に噴口63から軸線Bに沿って燃
料が噴射される。この噴射燃料はノズル室下端58aお
よび圧縮空気流出通路59内壁面に衝突し、急速にエマ
ルジョン化が行なわれる。この噴射燃料の大部分は圧縮
空気流出通路59および拡径部63内壁面に付着し、ノ
ズル口44部分に溜まる燃料をより微量とすることがで
きる。次いでソレノイド50が付勢され、以下第1の実
施例と同様に動作する。
本実施例においても第1の実施例と同様の効果を奏する
ことができ、ノズル口44の開弁初期から、微粒化され
かつ空気と良く混合した燃料をノズル口44から噴出す
ることができる。
〔発明の効果〕
圧縮空気通路内に供給された燃料は、はとんどノズル口
に溜まらないので、ノズル口を開弁した初期から、微粒
化が良好でかつ空気との混合が良好な燃料噴霧をノズル
口から噴出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例のエアブラスト弁の一部断面側面
図、第2図はシリンダヘッド内壁面の底面図、第3図は
2−11イクル機関の側面断面図、第4図は第1図の要
部拡大図、第5図は燃料噴射量と空気流量との関係を示
す線図、第6図は第2の実施例の拡径部の拡大断面図、
第7図は第6図の■−■線による断面図、第8図は第3
の実施例のエアブラスト弁の一部断面側面図、第9図は
第8図のlX71X線による拡大断面図、第10図は第
8図のステータ近傍の拡大図、第11図はハウジングの
上方部を取り去ったハウジングの平面図である。 20.40・・・エアブラスト弁、 22.42・・・ニードル挿入孔、 23.43・・・ニードル、  24.44・・・ノズ
ル口、30.50・・・ソレノイド、 32.58・・
・ノズル室、33.61・・・圧縮空気流入通路、 34・・圧縮空気源、 35.59・・・圧縮空気流出通路、 36.62・・・燃料噴射弁、 38.63・・・拡径
部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 圧縮空気通路の一端にノズル口を形成し、該圧縮空気通
    路内に圧縮空気通路よりも小径のニードルを挿入してニ
    ードルを電磁的に制御することによりニードル先端に形
    成された弁部により前記ノズル口を開閉制御し、前記圧
    縮空気通路の途中に燃v供給口を設け、該燃料供給口と
    前記ノズル口との間の前記圧縮空気通路内に断面拡大部
    を形成した内燃機関の燃料噴射装置。
JP989A 1989-01-04 1989-01-04 内燃機関の燃料噴射装置 Pending JPH02181067A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP989A JPH02181067A (ja) 1989-01-04 1989-01-04 内燃機関の燃料噴射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP989A JPH02181067A (ja) 1989-01-04 1989-01-04 内燃機関の燃料噴射装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02181067A true JPH02181067A (ja) 1990-07-13

Family

ID=11462459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP989A Pending JPH02181067A (ja) 1989-01-04 1989-01-04 内燃機関の燃料噴射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02181067A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04116669U (ja) * 1991-04-02 1992-10-19 財団法人工業技術研究院 内燃機関の燃料噴射装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04116669U (ja) * 1991-04-02 1992-10-19 財団法人工業技術研究院 内燃機関の燃料噴射装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5458292A (en) Two-stage fuel injection nozzle
JPH09126095A (ja) 燃料噴射弁
JPH05126011A (ja) 多孔式インジエクタ
JPH02221649A (ja) 燃料噴射装置
US6360960B1 (en) Fuel injector sac volume reducer
US5172865A (en) Fuel supply device of an engine
EP0353763B2 (en) A fuel supply device of an engine
JPH02181067A (ja) 内燃機関の燃料噴射装置
JPH0475390B2 (ja)
JPH02252967A (ja) 内燃機関の燃料噴射装置
JP2668130B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射装置
JPH0533739A (ja) アシストエア式フユーエルインジエクタ
JP2602710B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射装置
JP2531526Y2 (ja) 内燃機関の燃料噴射装置
JP3748116B2 (ja) 燃料噴射装置
JP2767004B2 (ja) エアブラスト弁
JPH0636290Y2 (ja) 内燃機関の燃料供給装置
JPH0636289Y2 (ja) 内燃機関の燃料噴射装置
JPH04179855A (ja) エアブラスト弁
JPH0354361A (ja) 内燃機関の燃料噴射装置
JP2523883B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射装置
JPH0313572Y2 (ja)
JPH0354364A (ja) 内燃機関の燃料噴射装置
EP0377784B2 (en) A fuel supply device of an engine
JPH03294655A (ja) 燃料噴射ノズル