JPH035415Y2 - - Google Patents

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JPH035415Y2
JPH035415Y2 JP9972685U JP9972685U JPH035415Y2 JP H035415 Y2 JPH035415 Y2 JP H035415Y2 JP 9972685 U JP9972685 U JP 9972685U JP 9972685 U JP9972685 U JP 9972685U JP H035415 Y2 JPH035415 Y2 JP H035415Y2
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JP
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shaft
grindstone
grinding wheel
cylinder
cylindrical body
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JP9972685U
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は研削盤において、砥石を砥石軸に着脱
する機構、及び砥石軸の駆動モータと直結する機
構を組合せた砥石軸装置に関する。
従来技術 従来研削盤において、砥石軸とその駆動モータ
は、駆動モータの振動が砥石軸に伝わるのを防止
するため、プーリとベルトにより連結されるのが
ふつうであつた。また砥石軸への砥石の着脱は砥
石を装着した砥石フランジを砥石軸端に締付ボル
トにより装着したり、実開昭58−132650号のごと
く砥石軸先端テーパ部にコレツトにて緊定するも
のが知られている。
考案が解決しようとする問題点 砥石台の外観上、スペース上、砥石軸とその駆
動モータを同軸上に設置することは、既に出願人
が提案した実願昭59−162981号のフローテイング
カツプリングを使用することによつて、また砥石
の自動交換のためにはコレツト方式を採用した前
記のもので実現しうるが、コレツト方式はその引
張り軸が軸心にあり、砥石着脱の際はその軸端を
推す推力装置も同軸上に設けることが一般であ
る。そのため前述のように砥石軸駆動モータを砥
石軸と同軸上に設置すれば互いに干渉し、問題で
あつた。
問題点を解決するための手段 砥石軸1の砥石3と反対側の軸端より離れた位
置に砥石軸と同軸上に駆動モータ30を設置し、
モータ軸端と砥石軸端との間に継ぎ軸の円筒体3
2を設け、砥石軸とはフローテイングカツプリン
グにより結合し、また砥石着脱用の推力源の油圧
シリンダ44を円筒体32を挿通可能の輪状と
し、円筒体32の外部にシリンダ44のピストン
48の円筒部50で押されるカラー41を摺動可
能に嵌装し、内部に砥石フランジ4の緊定を解除
するブロツク体39を遊挿して、カラー41とブ
ロツク体39とを円筒体32の長穴38を貫通す
る軸43で連結したものである。
実施例 以下、本考案の実施例を図面にもとづき説明す
る。砥石軸1は外筒2に軸承され、その左端はテ
ーパ部を形成し、砥石3を装着した砥石フランジ
4の内径と図示しないコレツトを介してはまり合
い、砥石フランジ4を砥石軸1に確実に装着する
ようになつている。砥石フランジ4の外側には、
砥石交換時、交換アームにより把持可能なように
みぞ5が設けられている。
砥石軸1の中心穴6には、引張り軸7が遊嵌さ
れ、その砥石側の先端には図示しないコレツトを
固着している。砥石軸1の右側の大径の中心穴1
8には多数の皿ばね19が内装され、皿ばね19
の左側は中心穴6及び18とのシヨルダー部23
と接し、皿ばね19の右側に、引張り軸11の右
端のねじ部20に螺合されたナツト21に接して
いて、常時引張り軸7を右方へ付勢し、砥石フラ
ンジ4を砥石軸1に固定している。ねじ部20の
右側は、更に小径となり、その外径には弾性体の
リング22が軸1の端面より僅か出るように装着
されている。なお引張り軸7、継ぎ軸12の中心
には、テーパ部清掃用の空気穴24が貫通してい
る。砥石軸1の駆動モータ30のモータ軸端31
と緊定器具33により固定された円筒体32は、
左端近くで砥石台35に固定されたフランジ36
に軸承され、左端の大径部34は、駆動モータ3
0の回転を砥石軸1に伝達するフローテイングカ
ツプリングの駆動側を、これと係合している砥石
軸1に固定された円筒体29は、その受動側をそ
れぞれ形成している。このフローテイングカツプ
リングは、既出願の実願昭59−162981号と同じも
のである。即ち円筒体29の端面に軸方向に複数
個の爪29aを突設し大径部34の端面に爪29
aが余裕をもつて挿入できる穴34aを穿設し、
穴と爪の動力伝達面に、弾性部材の隙間のないよ
うに介在させてある。円筒体29は砥石軸1の軸
端外径部に固定され、モータ30の回転を直接伝
達している。
モータ30に固定された円筒体32は、中心穴
37を有し、その長手中央よりやゝ左方に軸心と
直角に貫通する長穴38が刻設され、該長穴38
及び中心穴37に遊嵌するブロツク体39の軸直
角方向の貫通穴40、外径に遊嵌するカラー41
の軸直角方向の貫通穴42に、1本の軸43が挿
入されていて、カラー41の軸方向の動き(図で
左右)は、長穴38に左右の移動端を規制されて
いるが、ブロツク体39に伝えられる。そしてブ
ロツク体39はばね47によつてモータ30側に
付勢され引張り軸7端の弾性体22と隙間を有す
る状態にある。
砥石台35に固定のフランジ36の右端には、
シリンダ44が固定され、その左右側面には、円
筒ボス49付の蓋体45、蓋体46がそれぞれ嵌
着され、シリンダ44と蓋体45のボス部49及
蓋体45,46とで輪状のシリンダ室を形成して
いる。シリンダ44には円筒状のピストン48が
装入され、その外径は、シリンダ44の内径に、
その内径は蓋体45のボス部49の外径にそれぞ
れ遊嵌され、ピストン48の左側の円筒部50は
蓋体46及ボス部49の左側より突出してカラー
41の右側面に対している。シリンダ44の右室
が油圧により付勢されると、ピストン48は左行
し、カラー41を押し、前述のように軸43を経
てブロツク体39を左行させ、ブロツク体39の
左端が、ばね47を圧縮して引張り軸7の右端を
押し、皿ばね19にうち勝つて、図示しないコレ
ツトを左行させ、砥石の緊定が解除する。また蓋
体45の外径部から空気穴51が、そのボス部4
9の外径に刻設されたみぞ52に通じ、ピストン
48の円筒部50に穿孔された空気穴53に通じ
ている。みぞ52は長手方向の巾が大きいので、
ピストン48が移動しても空気穴51,53は閉
塞されることなく、接続されている。ピストン4
8の円筒部50の左端面には、弾性体のリング5
4が取付けられ、空気穴53はそのシリンダ54
を貫通し、カラー41の右側面に削設されたリン
グ状のみぞ55に対している。リング状みぞ55
から、空気穴57を通じブロツク体39の空気穴
58に通じ、その先端は引張り軸7の右端の空気
穴24に対している。これらの空気穴は、砥石フ
ランジ4を砥石軸1より着脱する際、テーパ部を
清掃するために設けられたもので、ピストン48
が左行し、各空気穴が接続された状態で図示しな
い空気弁を開くことにより、圧力空気は蓋体45
の空気供給口から砥石軸1の先端のテーパ部へ噴
出される。また弾性体のリング54,22は、ピ
ストン48の左行により各空気穴が接続された
時、それぞれの相手端面に密着し、気密性を保持
している。
作 用 砥石交換の際、砥石軸1に装着されている砥石
フランジ4を外すには、砥石軸1を停止させて、
砥石交換アーム(図示しない)のグリツパにて、
砥石フランジ4の端面のみぞ5を把持した後、シ
リンダ44の右室に圧油を供給すると、ピストン
48は左行し、カラー41を押すと、軸43、ブ
ロツク体39がばね47に抗して左行し、更に引
張り軸7の右端を押すと、図示しないコレツトが
左行し、砥石軸1及びコレツトのテーパ部は徐々
に隙間ができ、砥石フランジ4を砥石交換アーム
により左へ移動させれば、砥石軸1から完全に抜
き出すことができる。そこで砥石交換アームを旋
回させ、他方のアーム端に予め装着された砥石フ
ランジ4を砥石軸1の軸心に一致させた後右行さ
せシリンダ44の左室に圧油を供給するとピスト
ン48は右行し、それにつれてばね47によりブ
ロツク体39、軸43、カラー41が右行し同時
に、皿ばね19により引張り軸7、コレツトが右
行し遂には、砥石軸1と砥石フランジ4が確実に
装着される。次いで砥石フランジ4のみぞ5を把
持したグリツパは開かれ、砥石交換アームは、そ
の退避位置に移動し、砥石交換が完了する。
砥石フランジ4の交換時は、ピストン48が左
行し始めてから右行し終るまで圧力空気がシリン
ダ44の蓋体45の空気供給口から、空気穴5
1、ピストン48の空気穴53、カラー41の空
気穴56、軸43の空気穴57、ブロツク体39
の空気穴48、次いで引張り軸7の空気穴24を
通り砥石軸1とコレツトとのテーパ部の僅かな隙
間より噴出し、同時に塵埃や研削液を吹き飛ば
し、テーパ部の清掃を行う。
砥石交換が完了すると、モータ30が回転し、
その回転は、モータ30のモータ軸端31から緊
定器具33を経て円筒体32に伝えられ、円筒体
32の左端の大径部34と円筒体29にて形成す
るフローテイングカツプリングを経て、砥石軸1
に伝達され砥石3を回転させる。
効 果 以上のように砥石軸と同一軸上のモータの出力
軸との連結部にコレツトの緊定解除用の推力伝達
機構を介在させたので砥石の自動交換が可能なコ
レツト方式とモータ直径形の砥石軸とすることが
でき、研削盤の砥石交換時の省力化が可能となり
且FMSの構成機械に加えることが可能となつた。
また砥石軸部をコンパクトにすることができ、更
にコラム形状は従来と変えずに剛性のあるコラム
形状にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の砥石軸回りの説明図である。 1……砥石軸、3……砥石、4……砥石フラン
ジ、7……引張り軸、30……モータ、32……
円筒体、39……ブロツク体、41……カラー、
43……軸、44……シリンダ、48……ピスト
ン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転砥石軸の中心穴に挿通しばねによつて付勢
    された引張り軸を同軸上に設けたアンクランプ用
    シリンダの作用で緊定を解除するようにした砥石
    軸装置において、前記シリンダを輪状に形成しそ
    の中心に継ぎ軸となる円筒体を挿通し、前記砥石
    軸の駆動モータの出力軸と同軸上で回動的に連結
    するとともに前記砥石軸とフローテイングカツプ
    リングを介して連結し、前記円筒体に軸方向の長
    穴を軸直角方向に穿通して設け、前記円筒体の内
    部に摺動可能でばねで前記駆動モータ側に付勢さ
    れるブロツク体を嵌装するとともに外部に摺動可
    能にカラーを嵌装し、該ブロツク体とカラーとを
    前記円筒体の長穴を貫通する軸によつて一体的に
    連結し、前記シリンダに嵌装したピストンのシリ
    ンダ外に突出する円筒部によつて砥石側に押され
    るように前記カラーを配してなることを特徴とす
    る砥石軸装置。
JP9972685U 1985-06-29 1985-06-29 Expired JPH035415Y2 (ja)

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JP9972685U JPH035415Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

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JP9972685U JPH035415Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

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JPS628062U JPS628062U (ja) 1987-01-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6009312B2 (ja) * 2012-10-12 2016-10-19 コマツNtc株式会社 研削盤

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JPS628062U (ja) 1987-01-19

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