JPH0354051A - 油膜取りワイパーブレード - Google Patents

油膜取りワイパーブレード

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JPH0354051A
JPH0354051A JP1190253A JP19025389A JPH0354051A JP H0354051 A JPH0354051 A JP H0354051A JP 1190253 A JP1190253 A JP 1190253A JP 19025389 A JP19025389 A JP 19025389A JP H0354051 A JPH0354051 A JP H0354051A
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JP
Japan
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wiper blade
wiper
powder
oil film
blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP1190253A
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English (en)
Inventor
Makoto Ishii
誠 石居
Ryutaro Hidaka
隆太郎 日高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kagaku Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kagaku Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0354051A publication Critical patent/JPH0354051A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、自動車、電車等のワイパーブレードに関する
ものである。
「従来の技術及び発明が解決しようとする課題」ワイパ
ーは自動車等の雨天時の走行の際作動させるものである
が、従来のものは単に水滴を出来るだけ除き、その後に
均一な水膜を形成して、視野をよくするためだけのもの
で、ガラスに強く付着している汚れや油膜を取り除く作
用を有するものではなかった。
これらの汚れや油膜は、水とのなじみがないため、ワイ
パーが雨滴を拭えても、ワイパーが作動した後のガラス
面に於で微量残った水によって作られるべき水膜を溌か
して水滴化させ、光の乱反射を起し視野を著しく阻害す
るものである。又、これらの汚れや油膜は、ワイパーの
作動を極めて妨害し、びびbやガタツキを引き起してい
る。
このような問題に関して、特開昭6 0−2 1 06
45号に示されるように、ワイパー用ゴム組成物に界面
活性剤と高吸水性樹脂を配合することによって、ワイパ
ーのびびbが防止できることも知られているが、汚れや
油膜を除去できる程には至っていない。
本発明は、ワイパーブレードの表面に研磨性をもたせ、
ワイパーの作動によシガラス面の汚れや油膜を物理的に
取り除く性能を与え、ガラス面を清浄にし視野を一層よ
くしようとするものである。
「課題を解決するための手段及び作用」本発明は上記課
題を解決するもので、 (1)ワイパーブレードの刃の部分に、研磨剤微粉末が
接着剤によって接着していることを特徴とする油膜取b
ワイパーブレード。
(2)研磨剤微粉末がダイヤモンド微粉末である第1項
記載の油膜取bワイパーブレード。
(3)研磨剤微粉末の少なくとも60重量多がダイヤモ
ンド微粉末である第1項記載の油膜取りワイパーブレー
ド。
である。
本発明に用いるダイヤモンド微粉末は天然品でも合成品
でもよく、一般研磨用として慣用されているものであれ
ばどんなものでもよい。
このダイヤモンド微粉末の平均粒子径は10μ以下、好
1しくは1〜6μがよく、ガラス面を傷つけない程度の
大きさであり、粒径が小さすぎると研磨力が十分に発揮
されない。
ダイヤモンドは高価なため、一般に研磨剤としてガラス
用や一般洗浄用として慣用されているもの、例えば、酸
化セリウム、酸化クロム、酸化アルでニウム、酸化ジル
コン、酸化マグネシウム、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜
鉛、酸化硅素、硅石粉、アルミナ、アルミニウムシリケ
ート、炭酸カルシウム、硅礫土微粉末、トリポリパウダ
ー リン酸カルシウム、炭化硅素、ゼオライト、ジルコ
ンサンド、硅酸ジルコニャ、ガラス粉、バーライト、ベ
ントナイト、活性白土、酸性白土、含水硅酸、窒化ホウ
素等を単独もしくはこれらの混合物あるいは複合体をダ
イヤモンドに併用することができる。この際、ダイヤモ
ンド100重量部に対して400重量部以下が好1しく
、場合によれば研磨剤の種類とサイズによっては相乗効
果を高めることもある。これらの研磨剤の平均粒径は0
.01μ〜100μ、好會しくは0.1〜20μがよく
、ガラス面を傷つけない程度のサイズである。
本発明に用いる接着剤は、一般に接着用や粘着用として
慣用されているもので水に不溶であればどんなものでも
構わない。例えば、アクリル樹脂系、ユリャ樹脂系、ア
ルキド樹脂系、メラミン樹脂系、フェノール樹脂系、エ
ポキシ樹脂系、酢酸ビニル樹脂系、シアノアクリレート
系、ポリウレタン系、α−オレフインー無水マレイン酸
樹脂系、水性高分子−イソシアネート系、反応型アクリ
ル柑脂系、変性アクリル樹脂(光硬化形)系、ポリエス
テル系、ポリイミド系、その他樹脂硬化形系、その他の
樹脂系例えば、酢酸ビニル樹脂エマルジョン系、酢ビ共
重合樹脂エマルジョン系、EVA樹脂エマルジョン系、
アクリル樹脂エマルジョン系、その他樹脂エマルジョン
系、EVAホットメルト系、エジストマーホットメルト
系、ポリアミドホットメルト系、その他のホットメルト
系、クロロプレンゴム系、その他の合或ゴム系、コムラ
テックス系、天然ゴム系、シリコーン系、その他接着剤
や粘着剤等を上げることができる。
これらの接着剤の塗布は、原液を直接、あるいは、溶剤
や水に溶かしたり分散さしたう乳化したうして塗b付け
、又は、転写式で接着してもよく、ホットメルト的に熱
融着してもよく、あるいは、いろいろな手段(例えば、
化学反応、熱、光、超音波、高周波等)を用いて接着し
ても構わない。
いずれに於でもワイパーブレードの刃の部分に薄く均一
に塗布されればよい。又、接着剤の定着を良くするため
に、ワイパーブレードの表面に予め適切なプレコートを
処理しても何等問題はなく、むしろ、ダイヤモンド粉末
をしつかb固定する上ではたいへん有利である。
このようにして塗布された接着剤は、水に対して非常に
抵抗性のよいものが好ましく、又、ワイハ7’レードの
ゴム弾性に追従出来る柔軟なものが好ましく、屋外での
直射日光下、耐候性に優れるものが好壕しい。
従って、これらの接着剤に適当に耐候性改良剤、柔軟化
剤、耐水剤、酸化防止剤、紫外線防止剤、オゾン劣化防
止剤等一般に改善剤として用いられるものを用いてその
調節を図っても構わない。
塗布された接着剤層の厚さは、特に厚くする必要はなく
、この後で接着するダイヤモンド等の粉末の一個の粒子
が確実に固定できる厚さであればよい。すなわち0.2
〜20μm好1しくは0.5〜10μm厚がよい。接着
眉が薄すぎると研磨剤微粉末を確実に固定することがで
きずに、研磨剤微粉末が使用時に落下してしすう危険性
があり、又、厚すぎると研磨剤微粉末が接着剤層にめり
込んでし1つて研磨剤の研磨性を消滅してし1う危険性
と、ヒビ割れやその他の好1しくない現象が起り易いこ
とに結びつく恐れが高い。
本発明を製造するに於で、前記に示した通りにワイパー
ブレードの刃の部分に接着剤層を施した後、ダイヤモン
ドパウダー等を接着層に完全にめシ込1ない程度で必ず
、その一部が接着層から外部に出ている状態に接着させ
る。例えば、接着剤層にダイヤモンド粉末をふりかけ、
余分の粉末を払い落とした後、軽くローラーややわらか
い筆等で押さえればよい。接着剤の種類によって、この
11でも構わないし、この後反応硬化さしてもよ〈、加
硫さしてもよく、熱融着さしてもよく、いろいろの手段
(例えば、時間、熱、光、超音波、高周波等)を用いて
固定しても構わない。
一方、本発明の研磨剤はダイヤモンド粉末を基本として
いるが、これの代用として、前記に示したダイヤモンド
と併用可能なその他の研磨剤だけを用いても、十分な効
果とは言えないが、従来の研磨性のない一般ブレードの
ワイパーブレードようは、ガラス面の油膜を落とす能力
について、はるかに優れるものである。従って、ダイヤ
モンドの代替品を用いたものも、本発明に含むものであ
る。
「実施例、比較例」 実施例1 市販の純正ワイパーブレード(ウインドシールドワイパ
ーブレードアセンブリー、トヨタカロー2 63年型用
)の刃の部分に接着剤(ノーテーブNl3050ノーテ
ープ工業(株)製 ウレタン系接着剤)を塗布し、含1
れている溶剤を室温で1時間位蒸発させ、約5μの厚さ
の接着層を設けた。
七′の後、ダイヤモンド粉末(合成ダイヤモンド砥粒S
JK−5、平均粒径2〜4μ、デ・ピアスインダストリ
アル ダイヤモンド ジャパン@)を接着層に1んべん
な〈ふbかけ、余分のものをふb落とし、絵筆を用いて
ダイヤモンド粉末を接着層に押し付けた。その後、ウレ
タン反応(1oO℃×1時間)を進行させてダイヤモン
ド粉末をワイパーブレードにしつかυ接着した。
実施例2 実施例1の方法で、下記の組成物を接着させた。
ダイヤモンド粉末    50重量嘩 酸化セリウム      50 (第一稀元素化学工業(株) 平均粒径1μ) 実施例3 実施例1の方法で、下記の組成物を接着させた。
酸化セリウム      50重量φ ジルコニア       50 l (ジルコニア超微粉ZP−A 信濃電気製練(株) 平均粒径1.3μ) 比較例1 純正フイパーブレード ウインドシールドワイパープレードアセンプリー トヨ
タカローラ 63年型用 比較例2 純正ワイパーブレードにノーテーブNI13050のみ
を塗布接着させて硬化させたもので、表面に研磨剤を施
していないもの。
比較例3 純正ワイパーブレードに、ノーテープNl3 0 5 
0100重量部に予めダイヤモンド粉末10t量部を均
一に分散させたものを、塗布接着させて硬化させたもの
賦験方法(実車テスト) 実際に、雨の日にワイパーを作動させた時ガラス面にギ
ラギラの油膜があって、ウインドウウォツシャー液を用
いても全く除去できず、雨水がはじかれた状態で均一透
明な水膜が出来ず、見通しは悪く、かつ、ワイパーがガ
タつきを起している状態のガラス面をテスト面とした。
このような状態の車を3台用意してテストを行った。
A車 実施例1のワイパーa)と比較例1のワイパー(
4)との比較 二本のワイパーアームの内、左側助手席側に(1)を取
b付け、右側運転席側に(4)を取り付け、ワイパーを
作動させながら雨の中を走行した。
(qbは濡れ部分の割合で、両者が重なる部分は除く。
) これを次の日1て請天下を通常走行し、次の雨の日に同
様にテストを行った。
このテストを次の雨の日に繰り返し同じように行ったが
、結果は2回目と変らなかった。
B車 A車と同じように実施例2のワイパー(2)と比
較例2のフイバー(5)を比較してテスト したが、 C車 A車と同じように実施例3のワイパー(3)と比較例3
のワイパー(6)を比較してテスト したが、 結果はA車と殆ど同じようであった。
尚、A車、B車、C車のいずれに於でも(1)と(2)
と(3)は、最初の30分をすぎれば、ワイパーのガタ
つきは一切起らなかったが、(4)、(5)、(6)に
ついては、全く解消されることなくガタつきが続いて起
った。又、水はけ具合は、いずれも良好であった。
「発明の効果」 本発明にかかるワイパーは刃の部分に研磨剤微粉末が露
出して存在するので、ワイパーの作動によって研磨剤が
ガ2ス面に固着していた汚れ及び油膜を物理的に除去し
、ガラス面を清浄にするという従来のワイパーにはみら
れなかったすぐれた効果を示すものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ワイパーブレードの刃の部分に、研磨剤微粉末が
    接着剤によつて接着していることを特徴とする油膜取り
    ワイパーブレード。
  2. (2)研磨剤微粉末がダイヤモンド微粉末である第1項
    記載の油膜取りワイパーブレード。
  3. (3)研磨剤微粉末の少なくとも60重量%がダイヤモ
    ンド微粉末である第1項記載の油膜取りワイパーブレー
    ド。
JP1190253A 1989-07-22 1989-07-22 油膜取りワイパーブレード Pending JPH0354051A (ja)

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