JPH0354047B2 - - Google Patents

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JPH0354047B2
JPH0354047B2 JP10084383A JP10084383A JPH0354047B2 JP H0354047 B2 JPH0354047 B2 JP H0354047B2 JP 10084383 A JP10084383 A JP 10084383A JP 10084383 A JP10084383 A JP 10084383A JP H0354047 B2 JPH0354047 B2 JP H0354047B2
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parison
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bowl
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JP10084383A
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JPS59225930A (ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/42Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C49/58Blowing means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/02Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
    • B29C49/04Extrusion blow-moulding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は椀状成型物の製法及びその装置に関
し、特に二重壁構造でかつコーナー端の長さが長
い自動車用バンパーを、パリソンの接触融着を防
止しつつブロー成形により得る方法及び装置に関
する。
自動車用バンパー(以下単にバンパーという)
はその断面形状の如何によつてバンパー自体の要
求される耐衝撃性、剛性、エネルギー吸収能力等
の実用強度が異る。樹脂製のバンパーの場合、現
行、インジエクシヨンモールド製のものがある
が、これは構造上シングルウオール(Single
Wall)で、第1図に示すようにリブ1付きのも
のが殆んどで、リブ自体が強度を発揮するために
は、裏面(車体サイド側)にレインフオース2を
設置しなければならない。尚第1図にて、3はバ
ンパー本体である。
又、ブロー製バンパーでも、第2A図に示すよ
うな完全中空体4はその成形は容易でも強度効果
は少ないし、更に第2B図に示すような中空形状
で簡単なリブ5付きのものでは強度効果は少な
い。ブロー成形でバンパーをその構造上二重壁構
造にすることで、強度改善効果は大きくなるが、
成形上各種の問題を生じる。
第3A図及び第3B図に二重壁構造を有するブ
ロー製バンパーの断面形状例を示すが、第3A図
及び第3B図に於いて、例えば二重壁のクリアラ
ンスl1,l2,l3,l4が狭いと二重壁の特にコーナー
部6が接触融着し、同様に上下辺7,8の長さ
L1,L2が良いと接着融着して成形できないし、
又上下辺7,8の角度α1,α2が0に近い場合にも
接触融着して成形できない。尚第3A図及び第3
B図に於いて、9A,9Bはリブを示す。従つ
て、成形性を確保するためには、金型寸法や金型
及びバンパー成形品のデザイン上各種の制限を設
けなければならない。
ところで、一般的にも、二重壁構造を有する椀
状成形物をブロー成形で一体成形する場合、通常
のブロー成形によつてはその成形には困難を伴な
う。椀状成形物の中空成形法に関しては特公昭46
−14152号公報に記載された発明がある。この特
公昭46−14152号公報に記載された発明は特にバ
ンパーを得ることを目的としたものではないが、
中空にブロー成形により椀状成型物を得る困難性
について次のような記載がある。
椀状物の成型にあつてはそれに応じた深搾りの
雄型、雌型を用いる必要がある。従つてパリソン
を対向する雄型と雌型との間に垂下供給し、之を
型締め線上にて単に両金型の閉鎖で挟んだとすれ
ば、型閉じの開始時パリソンが両金型の少なくと
も何れかに接触する。このため、更に進行する型
閉じにつれ金型の入口等の角部又はその凹凸部等
によりパリソンが押されて内圧が上昇し、型閉じ
終了を持たずして型外へ膨出したり、又は型閉じ
終了時に金型の対向間より外部へはみ出し、金型
内外の残存パリソンはいずれも著しく薄肉となる
か或いは破損することを免れない。従つて型締終
了後に加圧空気を注入しても目的成型品は得られ
ない。
それ故、上記公報では椀状の二重壁構造をもつ
たブロー成形品は通常のブロー成形では困難であ
つて、下記の装置が必要であるといつている。
金型内に摺動自在に套嵌される筒状金型を設
けること。
パリソン内部の空気圧を調整するため圧力調
節弁等の調整装置を有する空気通路を設けるこ
と。
ところで、上記困難性は本発明の如くバンパー
をブロー成形で一体成形する場合にもいえ、二重
壁構造のパリソンはそのコーナー部(特にコーナ
ー端長さが長い場合)で接触融着するため成形で
きないケースが多い。
本発明は上記公報に記載の如き装置を使用せず
とも、又、パリソンの接触融着を生じることな
く、二重壁構造の特にコーナー端の長いバンパー
の如き椀状成型物をブロー成形により容易に得る
ことができる製法を提供することを目的としたも
ので、最終的なエアーブローを行う前の段階で、
パリソン上下部に於いてパリソン内にエアーを注
入すると同時に左右方向からもパリソン壁内面に
エアーを吹付けることにより、成形時パリソン内
壁面が接触して付着するようなことがなく、実用
的にも高性能の椀状成型物が得られることを見い
出し、これに基づき本発明を完成するに至つた。
即ち、本発明は目的成型物に対応する形状の型
面をもつた雄雌の金型の対向間に押出機の押出し
ダイスからのパリソンを垂下供給し、当該パリソ
ン内上部に於て、下方向に加圧空気を当該パリソ
ン内部に注入するとともに左右方向に加圧空気を
当該パリソン壁内面に吹付け、かつパリソン内下
部に於いて、上方向に加圧空気を当該パリソン内
部に注入するとともに左右方向に加圧空気を当該
パリソン壁内面に吹付けて、パリソンの接触融着
を防止しつつ、前記金型を閉じ、次いでパリソン
内部に加圧空気を注入し、パリソンを冷却後、金
型を型開きし、成型物の取り出しを行なうことを
特徴とする椀状成型物の製法並びに目的成型物に
対応する形状の型面をもつた雄雌の金型の対向間
に押出機の押出しダイスからのパリソンを垂下供
給し、加圧空気を当該パリソン内に注入して椀状
成型物の成型を行う成型装置に於いて、前記パリ
ソン内の加圧空気注入に先立ちパリソン内に3方
向に加圧空気をブローするブローピンを備えて成
ることを特徴とする椀状成型物の成型装置に存す
る。
次に、本発明の製法並びにその装置について詳
述する。
本発明の方法により椀状成型物を得る成型手順
の好ましい例を、椀状成型物としてバンパーを例
にとつて以下図面に基づき説明する。
先ず、本発明では第4図に示すように、目的成
型物に対応する形状の壁面をもつた雄金型(以下
単に雄型という)10及び雌金型(以下単に雌型
という)11の対向間に、押出機の押出ダイス1
3から押出された素成型品たるパリソン14を垂
下供給する。尚第4図中、12は圧搾空気通路で
ある。
このパリソン14内上部に於いて、下方向(第
4図矢標15で示す)に加圧空気を当該パリソン
内部に注入するとともに左方向(第4図矢標16
で示す)及び右方向(第4図矢標17で示す)か
らもパリソン壁内面に対して加圧空気を吹付け
る。又当該パリソン内下部に於いても、上方向
(第4図矢標18で示す)に加圧空気を当該パリ
ソン内部に注入するとともに左方向(第4図矢標
19で示す)及び右方向(第4図矢標20で示
す)からもパリソン壁内面に対して加圧空気を吹
付ける。このブローを行う具体的方法の例として
は、3方向にブローが可能なブローピン(以下3
方向ブローピンという)を使用すればよい。
第7A図及び第7B図には、第4図に示す3方
向ブローピン21A,21Bの拡大断面図を示し
た。即ち、この3方向ブローピン21Aにあつて
は、下方向へのブロー口22、左方向へのブロー
口23及び右方向へのブロー口24を備えていれ
ばよい。3方向ブロービン21Bも同様である。
第7C図は、3方向にブローする点では第7A図
及び第7B図と共通するが、三本のブローピン2
5,26,27により、その中一本のブローピン
25は上(下)方向にブローするように構成した
もので、その他のブローピン二本26,27は左
右方向にブローするように構成したもので、本発
明に於いてはこのようなブロー方法をとつてもよ
く、その他適宜の変更が可能である。このような
ブロー(以下プリブローという)により、パリソ
ンを筒状に保持することが可能であり、パリソン
を融着しないように保持することができる。(以
下この効果を、エアーカーテン効果と称する)。
本発明に於いてはこのエアーカーテン効果を利
用したプリブローを行い、パリソンを筒状に保持
しつつ、次いで第5図に示すように、雄型10、
雌型11の型閉じを進行させる。この際、パリソ
ンのコーナー部及び当該コーナー部を除いたダブ
ルウオール部に於いて、パリソン内壁面が接触融
着することはない。
ところで、本発明に於いては、上記したエアー
カーテン効果に加えて、雄型10、雌型11内面
からパリソンコーナー部を真空で引いて、パリソ
ンの融着を防止する手段を併用してもよく、より
一層パリソンの融着を防止できる。上記吸引手段
の一例としては、図示していないが、金型にパリ
ソンを吸引するための孔を穿設し、当該孔と連通
したバキユーム手段により、パリソンコーナー部
を金型内面に吸引するという手段が挙げられてい
る。
従来のブロー成形法では、金型閉止時にパリソ
ンのダブルウオール部及びコーナー部ではパリソ
ン内壁面が接触融着し、又パリソンの上下面をプ
リピンチして型閉じすると、パリソンに割れが発
生して成形できないとされていた(前記公報参
照)。
本発明に於いては第4図及び第5図に示す如
く、3方向にプリブローしつつ、或いは、これに
加えて上記した吸引手段を施しつつ型閉じを進め
るので、この型閉じに至る工程に於いて、注入さ
れたエアーはパリソン内に充満後、第4図及び第
5図に矢標28,29に示すように、パリソン下
部から吹き抜ける状態となり、型閉じ工程に於い
て下部ピンチオフが最後に融着する。従つて、パ
リソン内壁の融着及びエアーの逃げ場がなくてパ
リソンが割れるという現象は発生しない。
次に第6図に於ける型閉じ後のブロー成形につ
いて詳述するに、第6図に示すように金型上部の
アンローダ30,30を閉じ、ブローピン21A
から加圧空気をブローする。次いでパリソンを冷
却後、金型を型開きし、成型物の取り出しを行
う。この際の取り出しにアンローダー30,30
が使用され、成型物をアンローダー30,30に
より引張り取り出しを行う。
本発明に於いて、ブローピンはその先端部が第
4図〜第6図に例示するようにキヤビテイの雄型
コーナー壁面から僅かにクリアランスがある程度
に設置するのが良い。
本発明に於いて使用される上記パリソンの材料
としては、例えば、MI0.1以下の超高分子量高密
度ポリエチレン(HDPF)、MI1.0以下のポリプ
ロピレン系樹脂、オレフイン系エラストマー及び
マイカ、タルク、ワラステナイト、炭素カルシウ
ム等の充填物より成る組成物が推奨される。
本発明に於けるブロー成型法は製品形状、ない
し金型形状に於いて、そのデザイン及び寸法を規
定することにより、より一層確実になる。
本発明者らの鋭意検討によれば、二重壁構造で
かつコーナー端長さの長いバンパーをブロー成形
で可能とするには次の条件とすることが望ましい
ことが判つた。これを第3A図及び第3B図のバ
ンパー形状に従い示すと次の通りである ○イ 二重クリアランスl1,l2,l3,l4;20〜40mm ○ロ 上下辺長さL1,L2;80〜220mm ○ハ 上下辺の傾斜角度α1,α2;5°以上 又本発明者らの検討によれば上記○イ、○ロ、○ハの
相互関係は以下の如くするのが、その成形上よい
ことを見い出した。
○

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 目的成型物に対応する形状の型面をもつた雄
    雌の金型の対向間に押出機の押出しダイスからの
    パリソンを垂下供給し、当該パリソン内上部に於
    いて下方向に加圧空気を当該パリソン内部に注入
    するとともに左右方向に加圧空気を当該パリソン
    壁内面に吹付けかつパリソン内下部に於いて上方
    向に加圧空気を当該パリソン内部に注入するとと
    もに左右方向に加圧空気を当該パリソン壁内面に
    吹付けるか、又は当該吹付けに加えて金型内面か
    らパリソンコーナー部を吸引して、パリソンの接
    触融着を防止しつつ、前記金型を閉じ、次いでパ
    リソン内部に加圧空気を注入し、パリソンを冷却
    後、金型を型開きし、成型物の取出しを行なうこ
    とを特徴とする椀状成型物の製法。 2 目的成型物に対応する形状の型面をもつた雄
    雌の金型の対向間に押出機の押出しダイスからの
    パリソンを垂下供給し、加圧空気を当該パリソン
    内に注入して椀状成型物の成型を行う成型装置に
    於いて、前記パリソン内の加圧空気注入に先立ち
    パリソン内に3方向に加圧空気をブローするブロ
    ーピンを備えて成ることを特徴とする椀状成型物
    の成型装置。
JP10084383A 1983-06-08 1983-06-08 椀状成型物の製法及びその成型装置 Granted JPS59225930A (ja)

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