JPH0354028A - 自動車のパワープラント - Google Patents

自動車のパワープラント

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Publication number
JPH0354028A
JPH0354028A JP19113989A JP19113989A JPH0354028A JP H0354028 A JPH0354028 A JP H0354028A JP 19113989 A JP19113989 A JP 19113989A JP 19113989 A JP19113989 A JP 19113989A JP H0354028 A JPH0354028 A JP H0354028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
transaxle
power plant
vehicle body
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP19113989A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kubotsuka
窪塚 孝夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP19113989A priority Critical patent/JPH0354028A/ja
Publication of JPH0354028A publication Critical patent/JPH0354028A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動車のパワープラント、特に車体にいわ
ゆる横置状態に搭載されるエンジンとトランスアクスル
とから大略構成されるパワープラントの改良に関する。
従来の技術 エンジンを、そのクランクシャフトが車体左右方向に沿
うような姿勢すなわちいわゆる横置状態で搭載した前輪
駆動車もしくは四輪駆動車にあっては、一般に、変速機
構とドライブシャフトとを一体化したいわゆるトランス
アクスルが用いられている。
第6図は、従来のトランスアクスル1を用いたパワープ
ラントの一例を示しており、エンジン2は、上述のよう
に車体3に対しいわゆる横置状態に搭載されている。ト
ランスアクスルlのハウジングは、このエンジン2の一
方の端部に複数本のボルトで堅固に固定されているとと
もに、一部が車両後方に延長されていて、ここがディフ
ァレンシャルギャボックス4となっている。そして、こ
のディファレンシャルギャボックス4部分を貫通するよ
うな形でドライブシャフト5が左右に延びている。
また上記エンジン2およびトランスアクスル1は、互い
に一体となった状態で、適宜な複数箇所においてゴム等
からなるインシュレータ6を介して車体3に防振支持さ
れている(例えば実開昭62−26725号公報)。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のようにエンジン2とトランスアクス
ル1とを剛的に結合した従来の構成にあっては、パワー
プラント全体の振動固有値が、第7図の(c)に示すよ
うに車室内騒音として問題となる200〜600Hzの
範囲内に存在する。
尚、四輪駆動用のトランスアクスルを具備した場合でも
、(d)に示すように、やはり200〜600Hzの範
囲内にある。また(a)に示すように、クランクシャフ
トの曲げの固有値もこれに近い範囲にある。そのため、
特に4気筒エンジンの場合には、エンジン回転の2次の
慣仕不平衡力がパワープラント全体に外力として作用し
、例えば6 0 0 0 r pm以上の領域になると
パワープラントの共振が発生して、車室内騒音が増大す
る。また、2次成分のみならず回転の高次成分によって
クランクシャフトの曲げ共振が発生し、これとパワープ
ラントの各種共振が連成して、音圧レベルの増大と同時
に音質的にも好ましくない騒音が発生する、という不具
合があった。特に上記パワープラントの車体3に対する
支持位置が、車体3全体の前後方向の上下曲げ振動の腹
の位置に近接しているため、パワープラントから車体3
へ加振力が人力され易い。
課題を解決するための手段 そこで、この発明に係る自動車のパワープラントは、車
体に横置状態に搭載されるエンジンとトランスアクスル
のハウジングとを、互いの相対変位を許容するように分
離し、それぞれ別個に車体に防振支持するとともに、エ
ンジン側のクランクシャフト端部とトランスアクスル内
の変速機構との間にフレキシブル継手を介装したことを
特徴としている。
作用 上記構成ではエンジンとトランスアクスルとがそれぞれ
独立して振動できるため、その振動の固有値は各単体と
略等しいものとなり、、両者を一体化した場合の固有値
に比べて非常に高くなる。
従って、車室内騒音として問題となる周波数範囲内での
共振が回避される。
またエンジンからトランスアクスルへの出力伝達は、フ
レキシブル継手を介して行われ、該フレキシブル継手に
よって軸心のずれや傾きが許容される。
実施例 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図は、前述した従来例と同様にエンジン2lをいわ
ゆる横置状態に搭載した前輪駆動車のパワープラントと
して構戊した実施例を示している。
上記エンジン2Iは、一方の端郎に略円筒状をなすクラ
ッチカバー22が固定されており、反対側の端部および
下部前方に配したゴム等のインシュレータ23.24を
介して車体25に防振支持されている。
またトランスアクスル26のハウジングは、エンジン2
!に対し相対変位可能なように分離した形で設けられて
いるもので、エンジン2lの側方に位置する継手収容郎
26a1該継手収容部26aから車両後方に延びたベル
ト収容郎2 6 b,エンジン2Iの後方に位尺ずるト
ランスミッンヨンケース部2 6 c、ディファレンシ
ャルギャボックス26d等が一体となっている。このト
ランスアクスル26のハウジングは、前後2箇所でイン
シュレータ27.28を介して車体25に防振支持され
ている。また、トランスミッシジンケース部26c端部
とエンジン2I側部との間が、インシュレータ29を介
して接続されており、これによって相互に支持すると同
時に、過大な相対変位を規制するようになっている。尚
、30.31は、上記ディファレンシャルギャボックス
26dl’ll’(分から左右に延びたドライブシャフ
トである。
そして上記エンジン210p1のクラッチカバー22開
口縁とトランスアクスル26側の継手収容部26a開口
縁との間は、内部への水や塵埃の侵入を阻止するように
可撓性を有するゴム製カバー32によって接続されてい
る。
第2図は上記トランスアクスル26とエンジン21との
接続部の内部構成を示すもので、エンジン21のクラン
クシャフト33後端に取り付けられたフライホイール3
4に対向してクラッチ機構35が設けられており、この
クラッチ機構35はクラッチカバー22内に収容されて
いる。またクラッチ機構35に連結された中間シャフト
36と駆動側ブーり38を備えたプーリシャフト37と
の間に、フレキシブル継手39が介装されている。
。そして変速機構のインプットシャフト40に設けられ
た従動側プーり41と上記駆動側プーり38との間でベ
ルト42を介して出力伝達がなされるようになっている
。尚、このベルト42に代えてサイレントチェーンを用
いることもできる。すなわち、クランクシャフト33の
回転は、クラッチ機構35→中間シャフト36→フレキ
シブル継手39→ブーリシャフト37→ベルト42→イ
ンプットシャフト40へと順次伝達される。
また上記フレキシブル継手39は、中間シャフト36と
プーリシャフト37の相対的な軸心のずれや傾きを吸収
できる構造のものが用いられる。
第3図および第4図は、その一例を示すもので、一方の
シャフトに固着されるカップリングボス5■のフランノ
部51a周縁に円環状をなすカップリングフランジ52
がボルト53にて固定されており、このカップリングフ
ランジ52とカブプリングボス51とで形成される空間
内に、他方のシャフトに固着されるセンタフランジ54
のフランジ部54aが適宜な遊動状態で収容されている
そして互いに対向するフランジ部51aとフランジ部5
4&とにまたがってスプリング収容部55が凹設されて
おり、ここにコイルスプリング56が両端のばね受け座
57とともに組み込まれている。上記スプリング収容部
55は、円周方向に沿った形で例えば90゜毎に配置さ
れており、かつ両端が第3図に示すように略半円形の円
筒面に形成されている。また、これに対応して上記ばね
受け座57の先端当接面は、上記スプリング収容部55
端部より径の小さな略半円形の円筒面に形成されている
従って、カップリングボス5lとカップリングフランジ
52との軸心が相対的にずれると、上記ばね受け座57
の円筒面がスプリング収容部55の円筒面に転がり接触
し、そのずれを吸収することができる。また両者の軸心
が相対的に傾くと、各コイルスプリング56の湾曲なら
びにばね受け座57の揺動によって、その傾きが吸収さ
れる。
すなわち、このフレキシブル継手39によって、エンジ
ン2lとトランスアクスル26との間の相対変位を許容
しつつ動力伝達を行うことができる。
さて上記の構成によれば、パワープラントを構成するエ
ンジン2lとトランスアクスル26とが振動的には分離
独立したものとなるので、その個々の振動の固有値が従
来の一体型パワープラントに比べて大幅に高くなる。そ
のため、クランクシャフト33の曲げ共振との達成振動
を回避できるとともに、エンジン回転の2次,4次など
の成分による200〜600Hz付近での共振を回避で
き、これらに起因する車内騒音が減少する。
尚、上記のようにエンジン21とトランスアクスル26
とを分離させた場合に、トルク反力や2次の不釣り合い
慣性力を受ける質量が小さくなるので、それに応じて各
インシュレー夕のばね定数等を設定する必要があること
は勿論である。
また上記実施例では、エンジン2lとトランスアクスル
26との間の相対変位を1個のインシュレータ29でも
って規制しているが、このインシュレータ29を2個並
列に配置すればエンジン2lとトランスアクスル26と
の平行度が向上し、一層望ましい。すなわち、両者をな
るべく平行状態に保つようにした方が、フレキシブル継
手39以降の速度変動が小さくなる。
次に、第5図はこの発明の異なる実施例を示している。
この実施例では、クランクシャフト33の後端にフレキ
シブル継手39″が装着されており、このフレキシブル
継手39′の慣性モーメントをフライホイールとして利
用するようになっている。またフレキシブル継手39−
の出力側の端面がクラッヂ機構35の摩擦面としても利
用されており、該クラッチ機構35にブーリシャフト3
7が連結されている。
従って、この実施例によれば、クランクノヤフト33軸
方向に沿ったパワープラントの長さ寸法とりわけエンジ
ン21側の長さ寸法を短縮化でき、小型軽量化が図れる
とともに、その振動の固有値を一層高く得ることができ
る。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、この発明に係る自動車の
パワープラントにおいては、エンジンとトランスアクス
ルとが振動的に分離独立したものとなるので、パワープ
ラントとしての振動の固有値が非常に高く得られ、クラ
ンクシャフト曲げ振動との達成振動やエンジン回転の2
次,4次などの成分による200〜600Hz付近での
共振を回避できる。従って、加速時などの車室内音圧レ
ベルを抑制できるとともに、音質の改善が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るパワープラントの一実施例を示
す平面図、第2図はその内部構威を示す断面図、第3図
はフレキシブル継手の一部切欠の正面図、第4図は同じ
く断面図、第5図はこの発明の異なる実施例を示す断面
図、第6図は従来のパワープラントを示す平面図、第7
図は従来における車室内音圧レベルを各部の振動固有値
とともに示す特性図である。 2l・・・エンジン、23.24・・・インシュレー夕
、26・・・トランスアクスル、27〜29・・・−r
ンンユレータ、39・・・フレキシブル継手。 21−−−−一エソ″クソ 23.24−一−−−インンユレーン 26−−−−一トフソス7クス)レ 2 7 、2 9−−−−−Aンンユレータ39−−−
−−フレ〒ンフ゛ノレ系迷千26d

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体に横置状態に搭載されるエンジンとトランス
    アクスルのハウジングとを、互いの相対変位を許容する
    ように分離し、それぞれ別個に車体に防振支持するとと
    もに、エンジン側のクランクシャフト端部とトランスア
    クスル内の変速機構との間にフレキシブル継手を介装し
    たことを特徴とする自動車のパワープラント。
JP19113989A 1989-07-24 1989-07-24 自動車のパワープラント Pending JPH0354028A (ja)

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JP19113989A JPH0354028A (ja) 1989-07-24 1989-07-24 自動車のパワープラント

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JP19113989A JPH0354028A (ja) 1989-07-24 1989-07-24 自動車のパワープラント

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JPH0354028A true JPH0354028A (ja) 1991-03-08

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ID=16269538

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JP19113989A Pending JPH0354028A (ja) 1989-07-24 1989-07-24 自動車のパワープラント

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JP (1) JPH0354028A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5472063A (en) * 1991-04-23 1995-12-05 Mazda Motor Corporation Front body structure of automotive vehicle
WO2014058077A1 (ja) 2012-10-12 2014-04-17 帝人株式会社 圧電素子

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