JPH035337A - 板ガラスの曲げ加工方法 - Google Patents
板ガラスの曲げ加工方法Info
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- JPH035337A JPH035337A JP13967289A JP13967289A JPH035337A JP H035337 A JPH035337 A JP H035337A JP 13967289 A JP13967289 A JP 13967289A JP 13967289 A JP13967289 A JP 13967289A JP H035337 A JPH035337 A JP H035337A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C17/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
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- C03C17/007—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with materials of composite character containing a dispersed phase, e.g. particles, fibres or flakes, in a continuous phase
-
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、板ガラスの曲げ加工方法に係り、特に、セラ
ミックカラーインクからなるプリントMを有する板ガラ
スと曲げ型との間の離型性の改善を図った板ガラスの曲
げ加工方法に関する。
ミックカラーインクからなるプリントMを有する板ガラ
スと曲げ型との間の離型性の改善を図った板ガラスの曲
げ加工方法に関する。
[従来の技術]
板ガラスに曲げ加工を施す手法としては、曲げ型上にガ
ラス板を載置し、これを軟化点付近まで加熱し、自重に
より型面上に垂下させて行う自重曲げ法のほか、型面相
互間に板ガラスを配置して型面を押し付けて行われるプ
レス曲げ法や、曲げ型を真空引き可能に形成し、この型
面の側に板ガラスを吸引して密接させることで行われる
吸着曲げ法などがある。
ラス板を載置し、これを軟化点付近まで加熱し、自重に
より型面上に垂下させて行う自重曲げ法のほか、型面相
互間に板ガラスを配置して型面を押し付けて行われるプ
レス曲げ法や、曲げ型を真空引き可能に形成し、この型
面の側に板ガラスを吸引して密接させることで行われる
吸着曲げ法などがある。
このうち、前記プレス曲げ法や吸着曲げ法は、いずれも
曲げ型の型面に板ガラスを強制的に密接させることで行
われるものであることから、離型性の善し悪しは曲げ精
度と品質とを確保する上で重要な問題であった。
曲げ型の型面に板ガラスを強制的に密接させることで行
われるものであることから、離型性の善し悪しは曲げ精
度と品質とを確保する上で重要な問題であった。
このため、従来より、曲げ型における板ガラスとの接触
面に断熱性に富むガラス繊維布材を介在させ、これによ
り品質の維持確保が図られていた。
面に断熱性に富むガラス繊維布材を介在させ、これによ
り品質の維持確保が図られていた。
一方、曲げ加工が施される板ガラスのうちには、例えば
自動車用のフロントガラスなどのように、外部からの隠
蔽ゾーンとしてその周縁部にセラミック焼結層を形成す
る必要のあるものもある。この場合、前記セラミック焼
結層は、板ガラスの周縁部にセラミックカラーインクを
塗布することでプリント層を形成し、これをその曲げ加
工時に焼き付けることで形成するものであった。
自動車用のフロントガラスなどのように、外部からの隠
蔽ゾーンとしてその周縁部にセラミック焼結層を形成す
る必要のあるものもある。この場合、前記セラミック焼
結層は、板ガラスの周縁部にセラミックカラーインクを
塗布することでプリント層を形成し、これをその曲げ加
工時に焼き付けることで形成するものであった。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、前記プレス曲げ法や吸着曲げ法の場合には、
断熱性に富むガラス繊維布材を曲げ型の型面に着設する
ことで、クラックの発生防止等、所期の効果を得ること
ができるようになっている。
断熱性に富むガラス繊維布材を曲げ型の型面に着設する
ことで、クラックの発生防止等、所期の効果を得ること
ができるようになっている。
しかし、第2図に示すように、相対的に硬質であるガラ
ス繊維布材25は、その各繊維素26が曲げ加工を施す
ための曲げ型24の圧接時に焼結前のセラミックカラー
インク22からなるプリント層23に容易に潜り込むこ
とができる結果、曲げ加工を終えた後におけるガラス繊
維布材25と板ガラス21との間の離型性の悪化が問題
点として指摘されるに至った。
ス繊維布材25は、その各繊維素26が曲げ加工を施す
ための曲げ型24の圧接時に焼結前のセラミックカラー
インク22からなるプリント層23に容易に潜り込むこ
とができる結果、曲げ加工を終えた後におけるガラス繊
維布材25と板ガラス21との間の離型性の悪化が問題
点として指摘されるに至った。
本発明は、従来方法にみられた上記課題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、板ガラスとガラス繊維布材
との間の離型性の改善を図ることができる板ガラスの曲
げ加工方法を提供することにある。
たものであり、その目的は、板ガラスとガラス繊維布材
との間の離型性の改善を図ることができる板ガラスの曲
げ加工方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明は、かかる目的を達成すべくなされたものであり
、その構成上の特徴は、セラミックカラーインクを塗布
してなるプリント層が設けられた板ガラスをその軟化点
付近まで加熱し、少なくとも前記プリント層に対しては
、ガラス繊維布材を介在させた曲げ型の型面を圧接する
ことにより曲げ加工を施す板ガラスの曲げ加工方法であ
って、前記プリント層は、粒径が5〜60μmで、軟化
点が650℃以上である無機物を混練してなるセラミッ
クカラーインクにより形成することにある。
、その構成上の特徴は、セラミックカラーインクを塗布
してなるプリント層が設けられた板ガラスをその軟化点
付近まで加熱し、少なくとも前記プリント層に対しては
、ガラス繊維布材を介在させた曲げ型の型面を圧接する
ことにより曲げ加工を施す板ガラスの曲げ加工方法であ
って、前記プリント層は、粒径が5〜60μmで、軟化
点が650℃以上である無機物を混練してなるセラミッ
クカラーインクにより形成することにある。
また、前記無機物は、板ガラスへの焼き付き状態を確実
なものとし、かつ、スクリーン印刷等の印刷時における
印刷性を良くする観点から、その体積比率を5〜50%
、好ましくは10〜30%としてセラミックカラーイン
クに混練するのが望ましい。さらに前記無機物としては
、石英ゲルやシリカゲルの粒子などのように、セラミッ
クカラーインクの含有成分である低融点ガラスフリット
との濡れがよく、しかも、焼き付けた後、セラミックカ
ラーと一体化し、かつ、外観上、目立たな(なるような
ものを好ましく用いることができる。
なものとし、かつ、スクリーン印刷等の印刷時における
印刷性を良くする観点から、その体積比率を5〜50%
、好ましくは10〜30%としてセラミックカラーイン
クに混練するのが望ましい。さらに前記無機物としては
、石英ゲルやシリカゲルの粒子などのように、セラミッ
クカラーインクの含有成分である低融点ガラスフリット
との濡れがよく、しかも、焼き付けた後、セラミックカ
ラーと一体化し、かつ、外観上、目立たな(なるような
ものを好ましく用いることができる。
第1図は、本発明方法における曲げ加工時における部材
相互の接触状態を模型的に示したものである。
相互の接触状態を模型的に示したものである。
すなわち、板ガラス1の適宜の位置、例えば、当該板ガ
ラス1が自動車用のフロントガラスであれば、目隠し用
の隠蔽ゾーンを形成する必要がある周縁部には、セラミ
ックカラーインク3からなるプリント層2が適宜の幅を
有して塗布形成される。
ラス1が自動車用のフロントガラスであれば、目隠し用
の隠蔽ゾーンを形成する必要がある周縁部には、セラミ
ックカラーインク3からなるプリント層2が適宜の幅を
有して塗布形成される。
この場合、前記プリント層2は、ガラス繊維布材7の繊
維径との関係を考慮して粒径が5〜60μmである偏平
体であり、かつ、その軟化点が650 c”&となって
いる無機物4が混練されているセラミックカラーインク
3を、例えばスクリーン印刷手法等、適宜の塗布方法を
用いて展着することで形成するのが好ましい。
維径との関係を考慮して粒径が5〜60μmである偏平
体であり、かつ、その軟化点が650 c”&となって
いる無機物4が混練されているセラミックカラーインク
3を、例えばスクリーン印刷手法等、適宜の塗布方法を
用いて展着することで形成するのが好ましい。
このようにしてプリント層2が形成されてなる板ガラス
1は、加熱炉内に導入され、その軟化点付近、例えば6
50℃程度にまで加熱される。
1は、加熱炉内に導入され、その軟化点付近、例えば6
50℃程度にまで加熱される。
このようにしてその軟化点付近にまで加熱された板ガラ
ス1に対しては、前記プレス曲げ法や吸着曲げ法などに
より曲げ型5の型面6を圧接させることにより曲げ加工
が行われる。この場合、少なくとも板ガラス1の前記プ
リント層2との接触部位に位置することになる曲げ型5
の型面6には、繊維径がLotLm前後である繊維素8
により形成される断熱性に冨むガラス繊維布材7が覆設
されており、曲げ型5の側に固定されている。
ス1に対しては、前記プレス曲げ法や吸着曲げ法などに
より曲げ型5の型面6を圧接させることにより曲げ加工
が行われる。この場合、少なくとも板ガラス1の前記プ
リント層2との接触部位に位置することになる曲げ型5
の型面6には、繊維径がLotLm前後である繊維素8
により形成される断熱性に冨むガラス繊維布材7が覆設
されており、曲げ型5の側に固定されている。
このため、セラミックカラーインク3に混練されている
軟化点が650℃以上である無機物4については、加熱
炉内で板ガラス1がその成形温度である650℃程度に
まで加熱されても、軟化変形することのない状態として
おくことができる。しかも、その粒径が5〜60μmで
ある無機物4は、繊維径が10μm前後である繊維素8
により形成される前記ガラス繊維布材7に対し、その潜
り込みを少なくすることができる十分な粒子径を有して
いるので、曲げ型5の型面6がガラス繊維布材7を介し
て板ガラス1のプリント層2に圧接されて曲げ加工が施
される際、好ましい離型性を付与することができる。
軟化点が650℃以上である無機物4については、加熱
炉内で板ガラス1がその成形温度である650℃程度に
まで加熱されても、軟化変形することのない状態として
おくことができる。しかも、その粒径が5〜60μmで
ある無機物4は、繊維径が10μm前後である繊維素8
により形成される前記ガラス繊維布材7に対し、その潜
り込みを少なくすることができる十分な粒子径を有して
いるので、曲げ型5の型面6がガラス繊維布材7を介し
て板ガラス1のプリント層2に圧接されて曲げ加工が施
される際、好ましい離型性を付与することができる。
[実施例]
本発明方法の一実施例を以下の条件のもとて第1図に示
す要領に従い行った。
す要領に従い行った。
すなわち、セラミックカラーインクは、低融点ガラスフ
リット(NaO−PbO−3iO*)を64wt%、黒
色顔料((:u20−Cr203)を16wt%、ビヒ
クルとしてα−テルピネオールエチルセルロース等を2
0wt%の構成割合で含有させて形成したものを用いた
。
リット(NaO−PbO−3iO*)を64wt%、黒
色顔料((:u20−Cr203)を16wt%、ビヒ
クルとしてα−テルピネオールエチルセルロース等を2
0wt%の構成割合で含有させて形成したものを用いた
。
また、このセラミックカラーインクには、石英ゲル(平
均粒径20μm)を20wt%混線し、これを板ガラス
面に塗布することでプリント層を形成した。
均粒径20μm)を20wt%混線し、これを板ガラス
面に塗布することでプリント層を形成した。
一方、ステンレス製の曲げ型の型面に覆設されるガラス
繊維布材は、繊維径が10μmであるガラスの繊維素に
より形成されているものを用いた。
繊維布材は、繊維径が10μmであるガラスの繊維素に
より形成されているものを用いた。
かくして、曲げ加工後、板ガラス(プリント層)からガ
ラス繊維布材(曲げ型)を引き剥す際に要する力は、従
来が15g/cm”であったものを、5g/cm”にま
で減少させてその離型性を向上させることができ、板ガ
ラスに対し所望する形状に曲げ加工を施すことができた
。
ラス繊維布材(曲げ型)を引き剥す際に要する力は、従
来が15g/cm”であったものを、5g/cm”にま
で減少させてその離型性を向上させることができ、板ガ
ラスに対し所望する形状に曲げ加工を施すことができた
。
[発明の効果]
以上述べたように本発明によれば、板ガラスに設けられ
るプリント層をセラミックカラーインクに無機物を混練
させてなるものにより形成し、かつ、このプリント層に
は、ガラス繊維布材を介して曲げ型の型面を圧接させる
ようにされているので、曲げ加工時におけるプリント層
に対するガラス繊維布材の潜り込みを効果的に減少させ
てその離型性の向上を図ることができ、板ガラスに対し
所望する形状での曲げ加工を施すことができる。
るプリント層をセラミックカラーインクに無機物を混練
させてなるものにより形成し、かつ、このプリント層に
は、ガラス繊維布材を介して曲げ型の型面を圧接させる
ようにされているので、曲げ加工時におけるプリント層
に対するガラス繊維布材の潜り込みを効果的に減少させ
てその離型性の向上を図ることができ、板ガラスに対し
所望する形状での曲げ加工を施すことができる。
第1図は、本発明方法による場合の部材相互の関係を示
す概要説明図、第2図は、従来方法による場合の部材相
互の関係を示す概要説明図である。 1・・・板ガラス、 2・・・プリント層、3・・
・セラミックカラーインク、 4・・・無機物、 5・・・曲げ型、6・・・型
面、 7・・・ガラス繊維布材、8・・・繊維
素 第1図 第2図
す概要説明図、第2図は、従来方法による場合の部材相
互の関係を示す概要説明図である。 1・・・板ガラス、 2・・・プリント層、3・・
・セラミックカラーインク、 4・・・無機物、 5・・・曲げ型、6・・・型
面、 7・・・ガラス繊維布材、8・・・繊維
素 第1図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、セラミックカラーインクを塗布してなるプリント層
が設けられた板ガラスをその軟化点付近まで加熱し、少
なくとも前記プリント層に対しては、ガラス繊維布材を
介在させた曲げ型の型面を圧接することにより曲げ加工
を施す板ガラスの曲げ加工方法において、前記プリント
層は、粒径が5〜60μmで、軟化点が650℃以上で
ある無機物を混練してなるセラミックカラーインクによ
り形成することを特徴とする板ガラスの曲げ加工方法。 2、前記無機物の体積比率は、5〜50%であることを
特徴とする請求項1記載の板ガラスの曲げ加工方法。 3、前記無機物は、石英ゲル又はシリカゲルであること
を特徴とする請求項1又は2記載の板ガラスの曲げ加工
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13967289A JPH035337A (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | 板ガラスの曲げ加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13967289A JPH035337A (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | 板ガラスの曲げ加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH035337A true JPH035337A (ja) | 1991-01-11 |
Family
ID=15250734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13967289A Pending JPH035337A (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | 板ガラスの曲げ加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH035337A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5421877A (en) * | 1992-12-21 | 1995-06-06 | Central Glass Company, Limited | Ceramic color composition and method of forming ceramic color film on glass plate using same |
US6645556B2 (en) * | 2001-03-13 | 2003-11-11 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Process for marking the surface of an item made from a silica-based material and marking product |
-
1989
- 1989-06-01 JP JP13967289A patent/JPH035337A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5421877A (en) * | 1992-12-21 | 1995-06-06 | Central Glass Company, Limited | Ceramic color composition and method of forming ceramic color film on glass plate using same |
US6645556B2 (en) * | 2001-03-13 | 2003-11-11 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Process for marking the surface of an item made from a silica-based material and marking product |
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