JPH0353378Y2 - - Google Patents

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JPH0353378Y2
JPH0353378Y2 JP14205089U JP14205089U JPH0353378Y2 JP H0353378 Y2 JPH0353378 Y2 JP H0353378Y2 JP 14205089 U JP14205089 U JP 14205089U JP 14205089 U JP14205089 U JP 14205089U JP H0353378 Y2 JPH0353378 Y2 JP H0353378Y2
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fluorescent lamp
cylindrical container
lighting
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lid
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、各種工事現場等において照明として
使用される蛍光灯照明装置の改良に関する。
(従来の技術) 一般に、各種工事現場等において使用される照
明装置は、屋外で使用されたり、比較的乱暴に取
扱われるために、光源となる例えば蛍光灯を透光
性を有する容器内に収容したものがある。そし
て、蛍光灯を点灯させるためには、いわゆるグロ
ーランプ及び安定器等の点灯手段が必要であり、
従来このような点灯手段は、上記容器内に蛍光灯
と共に収容されている。
このような照明装置は、例えば実開昭57−
192019号公報に開示されており、第4図に示すよ
うになつている。
図示するように蛍光灯4、グローランプ5及び
安定器6は、これらを保持する器枠1に取付けら
れており、この器枠1ごと前記容器に相当する透
光性筒体15内に収容されている。
そして、透光性筒体15の両端部は、蓋体及び
防水栓20で密閉されている。これにより、この
照明装置は、防水効果が得られ、作業現場におけ
る照明を行なうことができるようになつている。
ところが、このような照明装置は、外部の電源
から供給される電力によつて蛍光灯を点灯させる
ようになつており、このような照明装置が使用さ
れる工事現場等にあつては、何等かの原因により
その電源からの給電が停止することがある。この
ような場合には、上記照明装置では、照明するこ
とができなくなるので、従来には、バツテリを内
蔵し、そのような非常時には、電源を自動的にバ
ツテリに切り換え、このバツテリにより照明を行
なうようになつている照明装置もある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の照明装置にあ
つては、上記のような非常時ではなく通常の使用
時において、例えば、照明装置を移動させるため
に電源から電源ケーブルを取外した場合にもバツ
テリによる照明がなされ、このように照明が不必
要な状態にあつても蛍光灯が点灯し、バツテリが
無駄に消費される。これに対して従来は、例えば
バツテリからの電力を点灯手段に供給する電源ケ
ーブルの途中に予めコネクタ等を設けておき、移
動する前にこのコネクタどうしを分離し、バツテ
リから点灯手段に給電が行なわれないようにした
り、照明装置の表面にバツテリから点灯手段への
給電をON,OFFするスイツチを設け、このスイ
ツチを移動前にOFFすることにより同様にバツ
テリから点灯手段に給電が行なわれないように
し、蛍光灯を消灯させていた。
ところが、上記のようなコネクタは、照明装置
内部に収容されることになるから、このコネクタ
を分離させるには、少なくとも蓋体を筒体から取
外し、コネクタを引き出す等の作業が必要とな
り、このような作業には手間がかかり、蛍光灯を
消灯させることが極めて煩雑であつた。
又、上述したようなスイツチを設ければ、この
ような作業上の煩雑さは解消するが、このような
スイツチは、使用中の防水を考慮しなければなら
なくなり、このような防水対策がなされたスイツ
チは高価であり、さらには、このスイツチの取付
けに関しても防水を考慮する必要があるから、構
造が複雑になり、コストが上る等の問題があつ
た。
本考案は、このような従来の問題点を解決する
ために成されたものであり、消灯が容易な安価な
蛍光灯照明装置を提供することを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために本考案は、筒状容器
内部に、蛍光灯及び該蛍光灯を点灯させる点灯手
段を収容し、筒状容器の両端部に蓋体を取付けて
成る蛍光灯照明装置において、前記点灯手段を駆
動する電源からの給電を断続する駆動スイツチ
を、該駆動スイツチを前記筒状容器内部に固定す
る固定部材に設け、該固定部材に対してばねによ
り弾撥力が与えられつつ前記駆動スイツチを作動
させるスイツチ作動部材を、前記蛍光灯の一端を
支持する支持部材に取付け、前記蛍光灯の他端を
支持する蓋体を前記筒状容器に対して開閉自在に
かつ緩締自在に取付けて成る。
(作用) 上記のように構成された本考案は、以下のよう
に作用する。
筒状容器内部に蛍光灯を装着して筒状容器に対
して蓋体が締めつけられることによつて、蛍光灯
を介してスイツチ作動部材が駆動スイツチをON
させる方向に移動する。そして、蓋体が完全に締
めつけられると、スイツチ作動部材は、駆動スイ
ツチをONする。これにより点灯手段には、電源
からの給電が行なわれ、点灯手段は、蛍光灯に点
灯電力を供給し、蛍光灯を点灯させることができ
る。
そして、蛍光灯の照明が不必要な場合には、蓋
体を緩めれば、スイツチ作動部材に与えられてい
るばねの弾撥力により蓋体を緩めた分だけスイツ
チ作動部材及び蛍光灯が蓋体を緩めた方向に移動
し、スイツチ作動部材が駆動スイツチを開放す
る。これにより駆動スイツチがOFFされ、点灯
手段への給電が停止され、蛍光灯が消灯する。
したがつて、蓋体を緩めるだけで蛍光灯を消灯
させることができるので、消灯作業が極めて容易
となる。
又、筒状容器内部に駆動スイツチが設けられて
いることから、このスイツチは、防水対策を施す
必要がなく、安価なスイツチで構成でき、又、筒
状容器内部と外部とは夫々の蓋体において防水対
策を施すだけで良いので、構造を簡略化すること
ができ、上記のように容易に蛍光灯を消灯させる
機能を有しているにもかかわらず安価なものとす
ることができる。
(実施例) 以下に、本考案に係る蛍光灯照明装置を図面に
基づいて詳細に説明する。
第1図は、本考案に係る蛍光灯照明装置の断面
図であり、第2図は、第1図に示す補強リングの
外観図である。又、第3図には、本考案に係る蛍
光灯照明装置の外観図が示されている。
第1図に示すように、本考案の蛍光灯照明装置
は、従来の照明装置と同様に、夫々の端部が固定
蓋30及び着脱蓋31によつて密閉される透光性
を有する筒状容器32の内部に、蛍光灯33と、
この蛍光灯33を点灯させるための点灯回路基板
34,35とを収容して構成されている。
筒状容器32は、ポリカーボネート等の透光性
を有する樹脂材により薄肉円筒状に形成されてい
る。
そして、この筒状容器32の夫々の端部には、
固定蓋30及び着脱蓋31が取付けられ、筒状容
器32の内部は、これらの蓋30,31によつて
密閉され、防水効果が得られるようになつてい
る。
固定蓋30の内側面端部には、筒状容器32端
部に嵌合する溝36が形成されている。この溝3
6は、内周面が筒状容器32の内面に密着して、
筒状容器32に嵌合するようになつており、又溝
36の外周面と筒状容器32外周面とによつて形
成される隙間には、パツキン37が嵌着されてい
る。そして、この溝36は、接着剤等によつて筒
状容器32に溶着されており、これにより固定蓋
30は、筒状容器32内部を密閉するようになつ
ている。
又、この固定蓋30には、点灯回路基板34に
電力を供給する電源ケーブル38を貫通させる貫
通口39が形成されており、この貫通口39に
は、その電源ケーブル38との隙間を塞ぐための
ブツシユ40が装着され、内部の防水性を十分に
している。
さらに、固定蓋30には、この蛍光灯照明装置
を吊り下げる際等に利用される支持部41が形成
されており、蛍光灯照明装置は、この支持部41
にフツク等の吊り下げ部材を取付けることによつ
て任意の位置に配置させることができるようにな
つている。
そして、このような固定蓋30により一端が密
閉された筒状容器32内部には、電源ケーブル3
8が接続され、これにより外部電源から供給され
る電力により蛍光灯33を点灯させる点灯電力を
出力する点灯回路基板34と、同様に筒状容器3
2内部に収容されたバツテリ42から供給される
電力により蛍光灯33を点灯させる点灯電力を出
力する点灯回路基板35とが収容されている。
これらの点灯回路基板34,35及びバツテリ
42は、図示省略する支持部材により筒状容器3
2内部の固定蓋30側の端部に一体的に固定され
ている。
これらの点灯回路基板34,35は、いわゆる
プリント基板であり、これに形成されたパターン
と図示するように取付けられた各種電子部品43
とによつて、蛍光灯33を点灯させるための回路
を構成している。ここで、以下に点灯回路基板3
4に形成されている回路を通常点灯回路といい、
点灯回路基板35に形成されている回路を非常点
灯回路という。
通常点灯回路は、外部電源から供給される電力
を、蛍光灯33を点灯させるための点灯電力に変
換し、この点灯電力を出力するようになつてい
る。又、この通常点灯回路には、停電等によつて
電源ケーブル38を介して外部電源らの給電が行
なわれなくなつた場合に、前記非常点灯回路を作
動させる切換回路が形成されている。
この切換回路により作動する非常点灯回路は、
バツテリ42に接続されており、バツテリ42か
ら供給される電力を蛍光灯を点灯させるための点
灯電力に変換し、これを出力するようになつてい
る。
又、これらの点灯回路基板34,35及びバツ
テリ42が固定されている支持部材(図示せず)
の着脱蓋31側の端部には、通常駆動スイツチ4
4と非常駆動スイツチ45とが取付けられらスイ
ツチ基板46が取付けられている。この通常駆動
スイツチ44は、外部電源から前記通常点灯回路
への給電をON,OFFするようになつており、同
様に非常駆動スイツチ45は、バツテリ42から
前記非常点灯回路への給電をON,OFFするよう
になつている。
そして、そのスイツチ基板46の着脱蓋31側
の近傍には、筒状容器32内面に嵌合し、蛍光灯
33の一端を支持するソケツト47が取付けられ
ている。このソケツト47は、内径が蛍光灯33
の端子部よりもわずかに大きい円筒状に形成さ
れ、かつ開放端部は、筒状容器32内径よりもわ
ずかに大きい末広形状に形成されている。この末
広形状によつて、蛍光灯33の端子がソケツト4
7の中央部に案内されるので、蛍光灯33の装着
が容易となつている。又、その開放端部には、中
心部に向つてスリツト49が形成されており、こ
のスリツト49によつて筒状容器32の内径より
もわずかに大きく形成された開放端部は、筒状容
器32の内面に対して弾撥力を付しつつ密着す
る。これによりソケツト47は、図示するように
中央の円筒部を先頭にして筒状容器32内部に挿
入されると、挿入方向には移動可能であるが、逆
方向の移動が抑制され、筒状容器32内に固定す
るようになつている。
又、ソケツト47中央の円筒部には、蛍光灯3
3の一方の端子に接触する第1電極48が取付け
られている。この第1電極48は、その円筒部の
端部に嵌合するように有底面筒状に形成されてお
り、ソケツト47の底部に蛍光灯33の装着方向
に移動自在に取付けられている。
この第1電極48は、前記通常点灯回路及び非
常点灯回路に接続されており、ソケツト47によ
り案内された蛍光灯33の端子に接触し、それら
の点灯回路が出力する点灯電力をこの端子に供給
するようになつている。
そして、この第1電極48と前記スイツチ基板
46との間には、前記夫々の駆動スイツチ44,
45を作動させるスイツチ作動板50が取付けら
れている。
このスイツチ作動板50には、夫々の駆動スイ
ツチ44,45に当接し、これらをONさせる突
起が一方の面に形成されている。そして、スイツ
チ作動板50は、その一方の面とスイツチ基板4
6をの間に装着された圧縮ばね51によりスイツ
チ基板46に対して遠ざかるように押圧されつ
つ、他方の面に第1電極48の底面を当接させ
て、第1電極48と前記スイツチ基板46との間
に取付けられている。つまり、スイツチ作動板5
0は、夫々の駆動スイツチ44,45がOFFす
る方向に弾撥力が与えられつつ、これらの駆動ス
イツチ44,45の動作方向に移動自在に第1電
極48と前記スイツチ基板46との間に取付けら
れている。これにより、スイツチ作動板50は、
蛍光灯33が端子を第1電極48に当接させて装
着方向(図中左方向)に押されることによつて、
その装着方向に移動し、前記突起により夫々の駆
動スイツチ44,45をONするようになつてい
る。又、この反対に、蛍光灯33が装着方向とは
逆方向(図中右方向)に移動すると、スイツチ作
動板50は、圧縮ばね51の弾撥力によりその逆
方向に移動し、夫々の駆動スイツチ44,45を
OFFするようになつている。
さらに、このようにソケツト47に一端を支持
される蛍光灯33の他方の端子は、円板状に形成
された前記第2電極としてのソケツト電極52に
接触するようになつている。このソケツト電極5
2は、これと着脱蓋31との間に装着されている
圧縮ばね53によりその他の端子を押圧しつつこ
の端子に接触するようになつている。
又、このソケツト電極52の押圧力によつて、
前記一方の端子も第1電極48に圧接し、夫々の
端子との電気的な接触が良好になつている。
このソケツト電極52の外側面中央部には、取
手53が設けられており、この取手53によつっ
て、容易にソケツト電極52を筒状容器32から
取外すことができ、蛍光灯33の交換等が操作簡
便に行なうことができる。
又、ソケツト電極52は、これの近傍で比較的
細い裸導線となつた配線材54によつて夫々の点
灯回路基板44,45の出力用のパターンに接続
されており、前記通常点灯回路及び非常点灯回路
から出力される点灯電力を蛍光灯33の端子に導
通させるようになつている。
この配線材54は、ソケツト電極52の近傍に
位置して筒状容器32内面に取付けられた固定部
材55によつて蛍光灯33に平行するように固定
されている。これにより、配線材54は、蛍光灯
33からの光を遮断しないようになつている。
尚、ソケツト電極52と固定部材55の間の配線
材54は、絶縁部材によつて被覆されている。
さらに、ソケツト電極52を圧縮ばね53を介
して保持している着脱蓋31には、筒状容器32
の端部に設けられたねじ部56にねじ結合するね
じ57が形成されている。そして、着脱蓋31
は、これらのねじ部56及びねじ57によつて筒
状容器32の端部に着脱自在に、かつ蛍光灯33
の装着方向(図中左右方向)に緩締自在に取付け
られるようになつている。
又、筒状容器32の端部が当接する着脱蓋31
の内側底面には、それらの端部と底面とに密着
し、筒状容器32内部を密閉するパツキン58が
取付けられており、着脱蓋31が筒状容器32に
締めつけられると、そのパツキンにより筒状容器
32内部が密閉され、防水されるようになつてい
る。
さらに、着脱蓋31の外側面中央部には、前記
支持部40と同一形状の支持部59が形成されて
おり、この支持部59によつてもこの蛍光灯照明
装置は、任意の場所に配置可能になつている。
又、図示するように、筒状容器32内部のソケ
ツト47とソケツト電極52との間には、筒状容
器32を補強する補強リング60が取付けられて
いる。
補強リング60は、第2図に示すように、弾性
を有する比較的硬い材料で円板状に形成されてお
り、その外径は、筒状容器32内径よりもわずか
に大きい外径となつている。
この補強リング60には、中央部に蛍光灯33
の外径よりも大径の挿通孔61と、その挿通孔6
1と外周面とを結ぶいわゆる切欠62とが形成さ
れている。又、この切欠62によつて形成された
補強リング60の夫々の端部には、同一方向に突
出した突部63が形成されている。
そして、この補強リング60は、夫々突部63
を工具等により接近させ、外径を小さくした状態
で、挿通孔61に蛍光灯33を挿通させつつ筒状
容器32内部に挿入され、任意の位置で突部63
を開放することによつて、外周面が筒状容器32
内面に圧接して固定される。これにより補強リン
グ60は、筒状容器32の部材の厚さが比較的薄
くとも内部から押圧することになるので、筒状容
器32にかかる外圧に対して反発し、筒状容器3
2を補強することができる。
さらに、第1図に示すようにソケツト45と補
強リング60との間の筒状容器32の内面には、
透光性のフイルムにより形成された表示シート7
0が付着されている。表示シート70は、補強リ
ング60により着脱蓋31の方向への位置ずれが
抑制されている。
この表示シート70には、第3図に示すよう
に、例えば工事現場等において非常時に作業者を
安全な場所まで誘導するための文字等の標章が描
かれている。そして、この表示シート70に描か
れた標章は、照明が必要となる比較的暗所にあつ
ても蛍光灯33の光によつて、鮮明に表示される
ようになつている。尚、表示シート70は、上記
透光性のフイルムに限らず、例えば文字が切り抜
かれた紙等でも良く、蛍光灯33の光によつて描
かれた標章が表示されるものであれば良いのはも
ちろんである。又、この表示シート70は、蛍光
灯33を覆うように全面的に筒状容器32内面に
取付けても良い。この場合には、この蛍光灯照明
装置は、表示機能のみを有する表示装置として利
用することができる。
このように表示シート70を取付けることによ
つて蛍光灯照明装置は、文字や図形を表示しつ
つ、照明を行なうことができる。
このように構成された本考案の蛍光灯照明装置
は、以下のように蛍光灯33を点灯、消灯させる
ことができる。
まず、蛍光灯33の一端をソケツト47に、他
端をソケツト電極52に支持させて、着脱蓋31
を筒状容器32に取付けることによつて、蛍光灯
33の夫々の端部に形成された端子は、第1電極
48及びソケツト電極52に接触する。同時に、
第1電極48は、このように蛍光灯33が装着さ
れることによつて、スイツチ作動板50を夫々の
駆動スイツチ44,45がONする方向に移動す
る。そして、着脱蓋31が完全に筒状容器32に
締めつけられると、それぞれの駆動スイツチ4
4,45がスイツチ作動板50の突起に押圧され
てONする。これにより外部電源からの給電が行
なわれている場合には、通常点灯回路が第1電極
48及びソケツト電極52により蛍光灯33に点
灯電力を供給し、蛍光灯33を点灯させ、又、何
らかの原因により外部電源からの給電が行なわれ
ない場合には、非常点灯回路がバツテリ42によ
つて蛍光灯33を点灯させることができる。
そして、蛍光灯の照明が不必要な場合、例えば
照明装置を移動させる場合には、着脱蓋31を緩
めることによつて、圧縮ばね51により、着脱蓋
31を緩めた分だけスイツチ作動板50が第1電
極48及び蛍光灯33を着脱蓋31が緩められた
方向(図中右方向)に移動し、スイツチ作動板5
0が夫々の駆動スイツチ44,45を開放する。
これにより夫々の駆動スイツチ44,45が
OFFされ、夫々の点灯回路への給電が停止され、
蛍光灯が消灯する。
したがつて、着脱蓋31を緩めるだけで蛍光灯
33を消灯させることができるので、消灯作業が
極めて容易となる。
又、筒状容器32内部に夫々の駆動スイツチ4
4,45が設けられていることから、これらのス
イツチには、防水対策を施す必要がなく、安価な
スイツチにより構成でき、又、筒状容器32内部
は、夫々の蓋30,31に設けられているパツキ
ン37,58によつてのみ防水することができる
ので、装置の構造を簡単にすることができ、上記
のように容易に蛍光灯を消灯させる機能を有して
いるにもかかわらず安価なものとすることができ
る。
尚、上記実施例にあつては、第1電極48とス
イツチ作動板50が夫々独立して形成されている
ものを例示したが、スイツチ作動板50の突起部
を絶縁部材で形成すれば、これらが一体化した形
状のものであつても良いのはもちろんである。
又、上記実施例にあつては、ソケツト47が筒
状容器32内壁面に固着され、第1電極48がこ
のソケツト47に対して移動するように構成され
ているが、ソケツト47を筒状容器32に対して
移動自在に取付けておき、上記と同様に、ソケツ
ト47と第1電極48とを一体化した形状のもの
や、ソケツト47と第1電極48とスイツチ作動
板50とを一体化した形状のものを形成し、これ
により夫々の駆動スイツチ44,45を作動させ
るようにしても良いのはもちろんである。
(考案の効果) 以上の説明により明らかなように、本考案にあ
つては以下のような効果を奏す。
蓋体を緩めることによつて、スイツチ作動部材
に与えられている弾撥力により、蓋体を緩めた分
だけスイツチ作動部材及び蛍光灯が蓋体を緩めた
方向に移動し、スイツチ作動部材が駆動スイツチ
をOFFして点灯手段への給電を停止させ、蛍光
灯を消灯するので、蓋体を緩めるだけで蛍光灯を
消灯させることができ、消灯作業が極めて容易と
なる。
又、筒状容器内部に駆動スイツチが設けられて
いることから、このスイツチは、防水対策を施す
必要がなく、安価なスイツチにより構成でき、
又、筒状容器内部と外部とは夫々の蓋体において
防水対策を施すだけで良いので、構造を簡略化す
ることができ、上記のように容易に蛍光灯を消灯
させる機能を有しているにもかかわらず安価なも
のとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る蛍光灯照明装置の断面
図、第2図は第1図に示す補強リングの外観図、
第3図は本考案に係る蛍光灯照明装置の外観図、
第4図は従来の照明装置の説明図である。 30……固定蓋(蓋体)、31……着脱蓋(蓋
体)、32……筒状容器、33……蛍光灯、34,
35……点灯回路基板(点灯手段)、42……バ
ツテリ(電源)、44……通常駆動スイツチ(駆
動スイツチ)、45……非常駆動スイツチ(駆動
スイツチ)、46……スイツチ基板(固定部材)、
47……ソケツト(支持部材)、48……第1電
極(支持部材)、50……スイツチ作動板(スイ
ツチ作動部材)、51……圧縮ばね、52……ソ
ケツト電極、53……圧縮ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 筒状容器内部に、蛍光灯及び該蛍光灯を点灯さ
    せる点灯手段を収容し、筒状容器の両端部に蓋体
    を取付けて成る蛍光灯照明装置において、 前記点灯手段を駆動する電源からの給電を断続
    する駆動スイツチを、該駆動スイツチを前記筒状
    容器内部に固定する固定部材を設け、 該固定部材に対してばねにより弾撥力が与えら
    れつつ前記駆動スイツチを作動させるスイツチ作
    動部材を、前記蛍光灯の一端を支持する支持部材
    に取付け、 前記蛍光灯の他端を支持する蓋体を前記筒状容
    器に対して開閉自在にかつ緩締自在に取付けて成
    り、 該蓋体を緩締することによつて筒状容器内部の
    駆動スイツチを断続動作させることができること
    を特徴とする蛍光灯照明装置。
JP14205089U 1989-12-11 1989-12-11 Expired JPH0353378Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14205089U JPH0353378Y2 (ja) 1989-12-11 1989-12-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14205089U JPH0353378Y2 (ja) 1989-12-11 1989-12-11

Publications (2)

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JPH0380911U JPH0380911U (ja) 1991-08-19
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