JPH035325Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH035325Y2 JPH035325Y2 JP1981161954U JP16195481U JPH035325Y2 JP H035325 Y2 JPH035325 Y2 JP H035325Y2 JP 1981161954 U JP1981161954 U JP 1981161954U JP 16195481 U JP16195481 U JP 16195481U JP H035325 Y2 JPH035325 Y2 JP H035325Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- seat
- cushion
- cushion body
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009940 knitting Methods 0.000 claims description 12
- 239000002657 fibrous material Substances 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 1
- 239000002649 leather substitute Substances 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 210000002268 wool Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、シートバツク、シートクツシヨン等
のクツシヨン体を被包するシート表皮に関するも
のである。
のクツシヨン体を被包するシート表皮に関するも
のである。
従来の技術
従来、この種のシート表皮は、本皮、合成皮革
等のシート材料を用いてクツシヨン体の各側面形
状に相応した裁断片を形成し、それらをクツシヨ
ン体に被着するに適した袋状に縫製することによ
り構成されている。
等のシート材料を用いてクツシヨン体の各側面形
状に相応した裁断片を形成し、それらをクツシヨ
ン体に被着するに適した袋状に縫製することによ
り構成されている。
考案が解決しようとする問題点
然し、このシート表皮は裁断工程、縫製工程等
の多くの工程を経て形成するものであり、またシ
ート材料を裁断することにより多くの材料ロスが
出るところから、殊更にコスト高なものになつて
いる。しかも、大量のスピード生産に適さず、ま
た材料、縫製作業に省略を図る余地が全くないた
め、結構高価なものになつている。
の多くの工程を経て形成するものであり、またシ
ート材料を裁断することにより多くの材料ロスが
出るところから、殊更にコスト高なものになつて
いる。しかも、大量のスピード生産に適さず、ま
た材料、縫製作業に省略を図る余地が全くないた
め、結構高価なものになつている。
問題点を解決するための手段
本考案に係るシート表皮においては、表皮本体
をクツシヨン体の外郭形状に相応させて下端側が
開放された袋状に繊維材料で編成すると共に、そ
の開放された下端側をゴム編で形成することによ
り構成されている。
をクツシヨン体の外郭形状に相応させて下端側が
開放された袋状に繊維材料で編成すると共に、そ
の開放された下端側をゴム編で形成することによ
り構成されている。
作 用
このシート表皮では、本体が伸縮性を有すから
下端側の開放口よりクツシヨン体に容易に被着で
きると共に、その下端側がゴム編みで強く搾むよ
うになつていることにより全体を緊締させてクツ
シヨン体にフイツトさせることができるようにな
る。
下端側の開放口よりクツシヨン体に容易に被着で
きると共に、その下端側がゴム編みで強く搾むよ
うになつていることにより全体を緊締させてクツ
シヨン体にフイツトさせることができるようにな
る。
実施例
以下、添付図を参照して説明すれば、次の通り
である。
である。
第１図で示すシート表皮は本体Ａが車輌用のシ
ートに合せて形成され、例えば第６図で示す如き
シートバツクを構成するクツシヨン体Ｂの被包用
として形成されている。その本体Ａは、繊維材料
をクツシヨン体Ｂの外郭形状に相応させて下端部
を開放した袋状に全体を編成することにより形成
したものである。この繊維材料としては、毛糸、
綿糸、絹糸、化織糸のいずれでも用いることがで
き、また編み方は表編み、裏編み、増し目等のい
ずれであつてもよい。その下端側a1はクツシヨン
体Ｂに被せる必要から上述したように開放させて
成形され、クツシヨン体Ｂに被着後開放縁を搾れ
るようにゴム編みで形成されている。この編成の
際、表面には装飾性を持たせるべく文字、図形、
記号等模様a2を容易に編み込むことができる。ま
た、本体Ａを吊込むで装飾的な凹凸を表面に形成
するべく、その吊込み用のワイヤを挿入するルー
プa3も本体Ａを編成すると共に袋内面に編む込む
ようにすることができる。この吊込み用ループa3
は、第２図に示す如く紐状に形成することがで
き、また第３図で裏返しにして示すようにクロス
状に形成することもできる。
ートに合せて形成され、例えば第６図で示す如き
シートバツクを構成するクツシヨン体Ｂの被包用
として形成されている。その本体Ａは、繊維材料
をクツシヨン体Ｂの外郭形状に相応させて下端部
を開放した袋状に全体を編成することにより形成
したものである。この繊維材料としては、毛糸、
綿糸、絹糸、化織糸のいずれでも用いることがで
き、また編み方は表編み、裏編み、増し目等のい
ずれであつてもよい。その下端側a1はクツシヨン
体Ｂに被せる必要から上述したように開放させて
成形され、クツシヨン体Ｂに被着後開放縁を搾れ
るようにゴム編みで形成されている。この編成の
際、表面には装飾性を持たせるべく文字、図形、
記号等模様a2を容易に編み込むことができる。ま
た、本体Ａを吊込むで装飾的な凹凸を表面に形成
するべく、その吊込み用のワイヤを挿入するルー
プa3も本体Ａを編成すると共に袋内面に編む込む
ようにすることができる。この吊込み用ループa3
は、第２図に示す如く紐状に形成することがで
き、また第３図で裏返しにして示すようにクロス
状に形成することもできる。
このように構成するシート表皮は、高速自動編
製機で大量にスピード生産するに適用することが
できる。その編成されたシート表皮は、本体Ａが
クツシヨン体Ｂの外郭形状と整合するよう形成せ
れているから、被着にあたつては下端側a1の開口
よりクツシヨン体Ｂに被せればよい。その被着の
際には本体Ａが編物で伸縮性に富むから、クツシ
ヨン体Ｂに対して容易に被せることができる。ま
た、このシート表皮を形成する繊維に弾性糸を用
いるようにすると、伸縮性を高めて被着作業を更
に容易にする。そのシート表皮の被着後、開放さ
れた下端側a1はゴム編みによる緊締で強く搾むか
らそのままでクツシヨン体Ｂにフイツトさせて被
せることができ、また第５図で示す如く各縁にワ
イヤＣを挿置すると共にウオームクリツプＤで止
着することにより閉鎖するようにしてもよい。こ
のシート表皮の編成にあたつて比較的目を粗く編
む場合には内側のクツシヨン体Ｂが見えることも
あるため、その場合には第６図で示すようにシー
ト表皮の被着前に袋状の着色フイイルムＥを下敷
きとして被着すればクツシヨン体Ｂの露呈を防止
することができる。
製機で大量にスピード生産するに適用することが
できる。その編成されたシート表皮は、本体Ａが
クツシヨン体Ｂの外郭形状と整合するよう形成せ
れているから、被着にあたつては下端側a1の開口
よりクツシヨン体Ｂに被せればよい。その被着の
際には本体Ａが編物で伸縮性に富むから、クツシ
ヨン体Ｂに対して容易に被せることができる。ま
た、このシート表皮を形成する繊維に弾性糸を用
いるようにすると、伸縮性を高めて被着作業を更
に容易にする。そのシート表皮の被着後、開放さ
れた下端側a1はゴム編みによる緊締で強く搾むか
らそのままでクツシヨン体Ｂにフイツトさせて被
せることができ、また第５図で示す如く各縁にワ
イヤＣを挿置すると共にウオームクリツプＤで止
着することにより閉鎖するようにしてもよい。こ
のシート表皮の編成にあたつて比較的目を粗く編
む場合には内側のクツシヨン体Ｂが見えることも
あるため、その場合には第６図で示すようにシー
ト表皮の被着前に袋状の着色フイイルムＥを下敷
きとして被着すればクツシヨン体Ｂの露呈を防止
することができる。
なお、上述の実施例はクツシヨン体として車輌
用のシートバツクを例示したが、これをクツシヨ
ンシート、ヘツドレスト、アームレストのクツシ
ヨン体にも適用でき、また、家具用のシートを構
成する場合にも広く適用することができる。
用のシートバツクを例示したが、これをクツシヨ
ンシート、ヘツドレスト、アームレストのクツシ
ヨン体にも適用でき、また、家具用のシートを構
成する場合にも広く適用することができる。
考案の効果
以上の如く、本考案に係るシート表皮に依れ
ば、全体を編物で形成するから裁断作業を省略す
ることができ、しかもその本体をクツシヨン体の
形状に相応させた袋状でしかも下端部側をゴム編
みで形成するためクツシヨン体に被すだけで緊密
に被着でき、更には手間を掛けずに装飾的な付属
物を本体と共に編成することができることにより
極めてコストダウンを可能にするものである。
ば、全体を編物で形成するから裁断作業を省略す
ることができ、しかもその本体をクツシヨン体の
形状に相応させた袋状でしかも下端部側をゴム編
みで形成するためクツシヨン体に被すだけで緊密
に被着でき、更には手間を掛けずに装飾的な付属
物を本体と共に編成することができることにより
極めてコストダウンを可能にするものである。
第１図は本考案に係るシート表皮の外観斜視
図、第２図は第１図で示すシート表皮の横断端面
図、第３図は別の実施例に係るシート表皮の裏返
し状態で示す説明図、第４図は第１図で示すシー
ト表皮の被着状態で示す外観斜視図、第５図は同
シート表皮の端末接合構造を示す説明図、第６図
は袋状フイルムを下敷きする場合の説明図であ
る。 Ａ：表皮本体、a1：下端側、a3：吊込み用ルー
プ、Ｂ：クツシヨン体。
図、第２図は第１図で示すシート表皮の横断端面
図、第３図は別の実施例に係るシート表皮の裏返
し状態で示す説明図、第４図は第１図で示すシー
ト表皮の被着状態で示す外観斜視図、第５図は同
シート表皮の端末接合構造を示す説明図、第６図
は袋状フイルムを下敷きする場合の説明図であ
る。 Ａ：表皮本体、a1：下端側、a3：吊込み用ルー
プ、Ｂ：クツシヨン体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シートバツク、シートクツシヨン等のクツシ
ヨン体を被包するシート表皮であつて、その本
体全体をクツシヨン体の外郭形状に相応させて
繊維材料で下端側が開放された袋状に編成する
と共に、この開放された下端側をゴム編で形成
してなることを特徴とするシート表皮。 (2) 上記本体が、その本体の袋内面に一体に編成
したループで吊込み止着可能に構成されている
ところの実用新案登録請求の範囲第１項記載の
シート表皮。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16195481U JPS5868200U (ja) | 1981-10-30 | 1981-10-30 | シ−ト表皮 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16195481U JPS5868200U (ja) | 1981-10-30 | 1981-10-30 | シ−ト表皮 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5868200U JPS5868200U (ja) | 1983-05-09 |
| JPH035325Y2 true JPH035325Y2 (ja) | 1991-02-12 |
Family
ID=29954290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16195481U Granted JPS5868200U (ja) | 1981-10-30 | 1981-10-30 | シ−ト表皮 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5868200U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB8822638D0 (en) * | 1988-09-27 | 1988-11-02 | Gen Motors Corp | Knitting method |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5216969U (ja) * | 1975-07-25 | 1977-02-05 |
-
1981
- 1981-10-30 JP JP16195481U patent/JPS5868200U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5216969U (ja) * | 1975-07-25 | 1977-02-05 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5868200U (ja) | 1983-05-09 |
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