JPH0353162Y2 - - Google Patents

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JPH0353162Y2
JPH0353162Y2 JP1886685U JP1886685U JPH0353162Y2 JP H0353162 Y2 JPH0353162 Y2 JP H0353162Y2 JP 1886685 U JP1886685 U JP 1886685U JP 1886685 U JP1886685 U JP 1886685U JP H0353162 Y2 JPH0353162 Y2 JP H0353162Y2
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electrode
holder
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electrode holder
liquid
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はPH等を測定するための電極装置、特
に、電極とその受感部を洗浄する装置とを一体化
した電極装置の改良に関する。
「従来の技術」 各種液体又は液状体(以下、「被測定液」とい
う)のPH等を測定するには、一般に当該被測定液
に所定の電極を浸漬して、その電極面に生じる電
位差を観察することにより行なうが、連続的測定
をするような場合に浸漬時間が長くなると、電極
の受感部が被測定液により汚染され、その結果、
測定誤差を生じて正確な測定が困難になる。この
ような不都合を解消するため、従来、電極ホルダ
ーと、ブラシ又は超音波振動子のような電極洗浄
素子のホルダーとを組合わせた洗浄装置付電極装
置が提案、使用されている。
この電極装置は、前述のような洗浄素子ホルダ
ーを液中に浸漬し支持腕によつて被測定液の収容
タンク等に固定した後、電極ホルダーの下部に取
付けたU字形の案内金具の開放端部間に洗浄素子
ホルダーを挟み、洗浄素子ホルダーを案内として
電極ホルダーを被測定液中に降下させ、案内金具
に設けた切込みと洗浄素子ホルダーのストツパー
とを嵌合させて電極ホルダーの降下が停止した状
態で、支持金具によつて電極ホルダーの上部と洗
浄素子ホルダーの上部とを結束することにより、
洗浄素子ホルダーと電極ホルダーとを一体にした
状態でタンク等に設置するもので、設置後、電極
により被測定液のPH等を測定すると共に、その状
態のまま必要に応じて洗浄素子を駆動して電極の
受感部の汚れを除去するようになつている。
「考案が解決しようとする問題点」 この電極装置は、電極を取付けた電極ホルダー
の設置又は洗浄素子ホルダーからの取外しを容易
に行なうことができて便利なものであるが、被測
定液は通常不透明である場合が多く、そのため、
前述の如く電極ホルダーを浸漬させるときには、
前記案内金具が洗浄素子ホルダーを挟むように沿
わせながら電極ホルダーを被測定液中に降下させ
てゆくのであるが、前記案内金具は洗浄素子ホル
ダーを挟みながらストツパーに単に引掛けるだけ
の構造になつているため、電極ホルダーの下部を
洗浄素子ホルダーに押付けるようにしていない
と、降下の途中又は最終停止位置まで達した段階
で、電極ホルダーの持ち替えその他によつて案内
金具が洗浄素子ホルダー又はストツパーより離脱
してしまうことも少なくない。そのように離脱し
てしまつた場合には、洗浄素子ホルダーの上部を
案内金具で再度挟んでから電極ホルダーを被測定
液中に浸漬し直すという作業が必要になる。ま
た、前述のように被測定液が不透明であると、両
ホルダーの下部における水平方向の結合位置関係
即ち案内金具とストツパとの嵌合位置が被測定液
に妨げられて見えず、そのため、これら両ホルダ
ーの下部同士を、電極ホルダーの手ごたえに従つ
ていわば手さぐりで見当をつけることにより結合
させなければならない。このように、従来の電極
装置は、特に、被測定液が不透明の場合、電極ホ
ルダーの設置に極めて手間がかかるという問題を
有していた。
「問題点を解決する為の手段」 本考案は叙上の問題を解決すべく為されたもの
で、その為、本考案によれば、上下方向に小径部
と大径部とを連ね且つ前記大径部にガイド用の突
部を設けた洗浄素子ホルダーと、前記洗浄素子ホ
ルダーの下端部に支持した電極洗浄素子と、上部
に突部を設けた電極ホルダーと、前記電極ホルダ
ーの下端部に支持した電極と、前記電極ホルダー
に取付けられ且つ前記洗浄素子ホルダーの前記小
径部、大径部及び突部にそれぞれ対応する係合面
を有する拘束部材と、前記洗浄素子ホルダーに取
付けられ且つ前記電極ホルダーに設けた前記突部
に対応するストツパー及び前記電極ホルダーを結
束する止具を有する結束部材とを具備したことを
特徴とするものである。
「作用」 このような手段によれば、設置時に、拘束部材
を洗浄素子ホルダーに係合して電極ホルダーを案
内として降下させた際に拘束部材が洗浄素子ホル
ダーの大径部に達しているときは電極ホルダーを
持ち替えたりしても電極ホルダーが洗浄素子ホル
ダーより離脱することがなく、また、被測定液が
不透明な場合であつても、電極ホルダーの被測定
液中への浸漬に先だち、電極ホルダーの突部及び
拘束部材を見ながら両ホルダーの水平方向の結合
位置を直接確認することができる。
「実施例」 第1図ないし第6図は第一の実施例を示すもの
で、1は上下方向に小径部1Aと大径部1Bとを
連ねた洗浄素子ホルダーで、内部が中空の円筒で
あり、その下端部に継手2及び支持管3を介して
電極洗浄素子としての例えば超音波振動子4を連
結支持すると共に、前記大径部1Bにガイド用の
突部1Cを設けてある。洗浄素子ホルダー1の小
径部1Aと大径部1Bとの境界部即ち段部1Dは
本考案電極装置をタンク5に浸漬したときに、被
測定液6の液面より上方に位置するようにしてあ
る。洗浄素子ホルダー1及び支持管3の内部に
は、超音波振動子4と図示されない超音波発振装
置とを結ぶ導線7が挿通してある。このように構
成した電極洗浄装置と組合わせる電極9は例えば
ガラス電極及び比較電極からなるPH測定用の複合
電極であり、円筒状の電極ホルダー10の下端部
に連結し、被測定駅液6と電極9のガラス膜又は
液洛部等の受感部が直接、被測定液6に接触し得
るように、前記受感部の外周を、透孔11Aを形
成した保護筒11により被つてある。また、電極
9の導線12は、電極ホルダー10の内部を挿通
して電極ホルダー10の上部に被せたキヤツプ1
3から外部に導出してある。そして、電極ホルダ
ー10の下部には、例えば合成樹脂を素材とし
て、電極ホルダー10を挿通する透孔14A並び
に既述した洗浄素子ホルダー1に対応させた係合
面を形成した拘束部材としての拘束ブロツク14
を取付けてある。即ち、前記係合面は、腕部14
B間に、小径部1Aが通過可能な係合面14C、
大径部1Bの半円を超える円弧とした係合面14
D、及び突部1Cに対応する係合面14Eを連ね
て形成したものである。拘束ブロツク14はこれ
らの係合面によつて、洗浄素子ホルダー1と着脱
自在に結合するようにしたもので、透孔14Aに
電極ホルダー10を所定の位置まで挿通して、例
えば、溶接15により電極ホルダー10に固定し
て取付けてある。そして、拘束ブロツク14を第
1図に示す状態に電極ホルダー10と結合させた
ときには、電極9の受感部が超音波振動子4の送
波面に対向するようになつている。一方、既述し
た洗浄素子ホルダー1の上部には、該ホルダー1
と電極ホルダー10とを結束するための結束部材
が取付けてある。即ち、結束部材は、前記小径部
1Aに適合する透孔17Aに小径部1Aを挿通し
て、例えば溶接18により固定して取付けた結束
ブロツク17と、止金19と、止めねじ20とか
ら成つている。即ち、結束ブロツク17は、前記
透孔17Aのほか、電極ホルダー10の半円部分
に相当する切欠17B、電極ホルダー10の上部
に設けた突部10Aを嵌入する上下方向の切込み
17C、及び、止めねじ20に対する雌ねじ17
Dを形成し、更に、突部10Aを切込み17Cに
嵌入させたときに下方へ突抜けるのを阻止するス
トツパーとして例えば受板17Eを切込み17C
の下側に設けてある。また、止金19は、中央部
をV字形に折曲げると共に両端部にねじ20を通
す長孔19A及び切欠19Bを形成してある。
このように構成した電極装置の取扱は次の通り
である。まず、超音波振動子4を連結した洗浄素
子ホルダー1を被測定液6の所定の深さまで浸漬
し、図中鎖線で示す支持具21でタンク5に固定
する。次いで、電極9を取付けた電極ホルダー1
0を、拘束ブロツク14の係合面14Cを洗浄素
子ホルダー1の小径部1Aと嵌合させ、更に係合
面14D内に小径部1Aを位置させる形で、洗浄
装置に対して押当てる。その状態で、電極ホルダ
ー10を、洗浄素子ホルダー1に拘束ブロツク1
4を沿わせながら垂直に下降させる。このとき、
電極ホルダー10は、被測定液6が不透明の場合
でも、電極ホルダー10の突部10A及び結束ブ
ロツク17の切込17Cを見て洗浄素子ホルダー
1と電極ホルダー10との水平方向の位置関係を
確認しつつ、降下させるようにすれば、拘束ブロ
ツク14の係合面14Eと洗浄素子ホルダー1の
突部1Cとが確実に嵌合し、また、結束ブロツク
17の切込17Cに電極ホルダー10の突部10
Aが嵌入し受板17Eにより下方への移動を阻止
されて、所定の位置で電極ホルダー10が停止す
る。この場合、拘束ブロツク14は、係合面14
Dが大径部1Bの半円を超えて係合しているの
で、洗浄素子ホルダー1に沿つて降下する間も、
また、前記停止位置に達したときも、洗浄素子ホ
ルダー1から外れてしまうことはない。そこで、
電極ホルダー10を結束ブロツク17と止金19
とにより挟み、止めねじ20を締めれば、所定の
設置状態が得られる。また、電極9の交換、点
検、修理又は較正等をする場合は、止ねじ20を
緩めて止金19を開いた後、電極ホルダー10を
垂直に上昇させるようにすれば、拘束ブロツク1
4も洗浄素子ホルダー1を案内として同時に上昇
し、その係合面14Dが小径部1Aに達したとき
電極ホルダー10を洗浄素子ホルダー1より遠ざ
けるようにすれば、拘束ブロツク14が小径部1
Aより外れて、電極ホルダー10が洗浄素子ホル
ダー1より完全に分離し、従つて、電極ホルダー
10を被測定液6より引上げて電極9を電極ホル
ダー10より取外して所要の作業をすることがで
きる。電極9の交換等を終え、電極9を再度電極
ホルダー10に取付けた後、被測定液6中に設置
する手順は既述したところと同じである。
第7図は、拘束部材の他の実施例としてのクリ
ツプを示すものである。即ち、23は クリツプ
で、例えば、金属製の帯状素材を折曲げて電極ホ
ルダー10の挿通部23A並びに腕部23Bによ
り前述の実施例において述べた係合面14C,1
4D,14Eにそれぞれ対応する係合面23C,
23D,23Eを形成すると共に、挿通部23A
と係合面23Eとの間にボルト挿通孔23Fを設
け、腕部23Bをボルト24及びナツト25によ
り締めることができるようにしてある。
かかるクリツプ23は、挿通部23Aに電極ホ
ルダー10の下部を挿通し、ボルト24及びナツ
ト25を締付けることにより電極ホルダー10に
固定して取付けた後、前述の実施例のように、係
合面23C,23D及び23Eを洗浄素子ホルダ
ー1の小径部1A、大径部1B及び突部1Cに係
合させることにより、洗浄素子ホルダー1に結合
するもので、前述の実施例と同等の機能を果すこ
とができるほか、ボルト24及びナツト25によ
り電極ホルダー10に対するクリツプ23の位置
を調節できるので、超音波振動子4その他の洗浄
素子の形態に応じて電極9の受感部と洗浄素子と
の距離を簡単に調整することができる。
「考案の効果」 以上述べたところから明らかなように、本考案
によれば、電極ホルダーが洗浄素子ホルダーへの
結合作業中に洗浄素子ホルダーから離脱すること
がなく、また、被測定液が不透明な場合であつて
も、被測定液中に浸漬した洗浄素子ホルダーの所
定の位置に電極ホルダーを容易且つ確実に結合す
ることができ、従つて、被測定液の収容タンク等
への設置作業の労力を軽減し、また、従来品と同
様に、電極を支持した電極ホルダーのみを洗浄素
子ホルダーより取外して被測定液より引上げ、容
易に電極の交換又は較正等をすること、及び、被
測定液中に浸漬した状態のまま随時又は自動的に
電極の洗浄をすることも勿論でき、従つて、操作
性の極めて優れたPH等の測定用電極装置を提供す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るPH等の測定用電極装置の
一実施例を示す側面図、第2図A、B及びCは洗
浄素子ホルダーの突部形成部分における、それぞ
れ拡大した側面図、正面図及び横断面図、第3図
は拘束ブロツクの拡大平面図、第4図A及びBは
結束ブロツクのそれぞれ拡大した平面図及び正面
図、第5図A、B及びCは電極ホルダーの突部形
成部分における、それぞれ拡大した側面図、背面
図及び横断面図、第6図A及びBは止金のそれぞ
れ拡大した正面図及び平面図、第7図A及びBは
クリツプのそれぞれ拡大した平面図及び側面図で
ある。 1:洗浄素子ホルダー、1A:小径部、1B:
大径部、1C,10A:突部、4:超音波振動
子、9:電極、10:電極ホルダー、14:拘束
ブロツク、14C,14D,14E,23C,2
3D,23E:係合面、15,18:溶接部分、
17:結束ブロツク、17C:切込み、17E:
受板、19:止金、20:止めねじ、23:クリ
ツプ、24:ボルト、25:ナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上下方向に小径部と大径部とを連ね且つ前記大
    径部にガイド用の突部を設けた洗浄素子ホルダー
    と、 前記洗浄素子ホルダーの下端部に支持した電極
    洗浄素子と、 上部に突部を設けた電極ホルダーと、 前記電極ホルダーの下端部に支持した電極と、 前記電極ホルダーに取付けられ且つ前記洗浄素
    子ホルダーの前記小径部、大径部及び突部にそれ
    ぞれ対応する係合面を有する拘束部材と、 前記洗浄素子ホルダーに取付けられ且つ前記電
    極ホルダーに設けた前記突部に対応するストツパ
    ー及び前記電極ホルダーを結束する止具を有する
    結束部材とを、 具備したことを特徴とするPH等の測定用電極装
    置。
JP1886685U 1985-02-13 1985-02-13 Expired JPH0353162Y2 (ja)

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JP1886685U JPH0353162Y2 (ja) 1985-02-13 1985-02-13

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JPS61135257U JPS61135257U (ja) 1986-08-23
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