JPH0353133Y2 - - Google Patents

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JPH0353133Y2
JPH0353133Y2 JP6383784U JP6383784U JPH0353133Y2 JP H0353133 Y2 JPH0353133 Y2 JP H0353133Y2 JP 6383784 U JP6383784 U JP 6383784U JP 6383784 U JP6383784 U JP 6383784U JP H0353133 Y2 JPH0353133 Y2 JP H0353133Y2
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JP
Japan
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convex
dial
stepped
display
boundary
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JP6383784U
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JPS60176128U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車、オートバイ等の車輌用計
器等に用いられる文字板に関するものである。
〔従来の技術〕
たとえば、自動車、オートバイ等車輌の走行速
度やエンジン回転数等を表示する計器の文字板
は、平板状でその表面に目盛や数字や文字等を表
象する表示部分を設けるものであるが、近年夜間
時等における読み取りを容易にしたり、あるいは
意匠上の立体感を出す要望に応じて、文字板に凹
凸を形成した段差文字板が提案されており、たと
えば特公昭55−13290号公報、実公昭58−13695号
公報、実開昭57−35615号公報において開示され
ている。
このような段差文字板は、一般の平面文字板と
異なつて、立体感を伴つて表示されるという効果
を有するが、文字板の凹凸がすつきりとあらわれ
ず、凸部分と凹部分とを連結する壁面部分を有す
る段差文字板において、この壁面部分と凸部分と
の境目が角となりにくく丸まつてしまい、この現
象は特に平板シート材をプレス加工により圧力を
加えて作る段差文字板において顕著にあらわれて
しまい、よつて前記要望を十分満足しうるものと
なつていなかつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、前記従来例の問題点を解決するこ
とを目的とするもので、凸部分と凹部分と両部分
を連結する壁面部分とを少なくとも有する段差文
字板において、前記凸部分と壁面部分との境目の
稜線部に沿つてデザイン線を設けるよう構成した
ものである。
〔実施例〕
第1図,第2図は、後方からの光を受けて目盛
や数字や文字等を表象する表示部分を光学的に浮
きぼりさせて表示するいわゆる透過型の段差文字
板を示すもので、無色または有色透明の平板合成
樹脂たとえばポリカーボネート樹脂から成る文字
板本体2の少なくとも表面に、表示部分3が所望
の色にて表示される半透明着色層4をスクリーン
印刷法等によつて形成した後、表示部分3を除し
て光が透過しない暗色の地となる不透明着色層5
をスクリーン印刷法等により形成し、更に後述す
る凹凸加工により形成される凸部分と壁面部分と
の境目の稜線部に相当する個所に幅の狭いデザイ
ン線6を印刷等で形成し、その後ホツトプレスや
絞り加工等の凹凸加工を行うことによつて凸部分
7、壁面部分8、凹部分9を有する段差文字板1
を形成し、凸部分7と壁面部分8との境目の稜線
部10に前記デザイン線6が沿う。この場合、表
示部分3は凸部分7において走行速度等の指示を
なす目盛、凹部分9において数字や文字が各々位
置してたとえば白色にて表示されるよう半透明着
色層4に白色塗料が用いられ、また文字板表面
の前記表示部分3を除して形成される地が黒色に
て表示されるよう不透明着色層5に黒色塗料が用
いられ、更にデザイン線6には灰色塗料が用いら
れている。
第3図は、前方からの光を受けて表示部分を証
明して表示するいわゆる反射型の段差文字板を示
すもので、前記同様の平板文字板本体2の少なく
とも表面に、地となる暗色の不透明着色層5およ
び表示部分3(第1図,第2図参照、以下同じ)
が所望の色にて表示される不透明着色層11を前
記同様に形成し、更に前記同様のデザイン線6を
形成し、その後前記同様の凹凸加工を行うことに
よつて凸部分7、壁面部分8、凹部分9を有する
段差文字板1を形成し、凸部分7と壁面部分8と
の境目の稜線部10に前記デザイン線6が沿う。
この場合、文字板1表面の地が黒色にて表示され
るよう不透明着色層5には黒色塗料が用いられ、
また表示部分3は凸部分7において走行速度等の
指示をなす目盛、凹部分9において数字や文字が
各々位置してたとえば白色にて表示されるよう不
透明着色層11に白色塗料が用いられ、更にデザ
イン線6には灰色塗料が用いられている。
第4図は、前記第1図,第2図に示した段差文
字板1の変形例を示すもので、中央部が凸部分
7、周縁部が凹部分9となつており、凸部分7に
は走行速度等の指示をなす目盛や数字や文字等を
表象する表示部分3が形成され、また凸部分7と
壁面部分8との境目の稜線部10(第2図参照、
以下同じ)に沿うようデザイン線6が形成され、
凹部分9上に位置するとともに凸部分7が臨む孔
を有する見返し12を設けている。
このような構成によれば、段差文字板1の凸部
分7と壁面部分8の境目の稜線部10が角になら
ず丸まつてしまつたとしても、デザイン線6を設
けたことにより凸部分7と壁面部分8とが積極的
に区切り表示されることとなり、凹凸形状を明確
にあらわすことができることから、表示効果を高
め、視認性を向上する段差文字板となる。
なお、デザイン線6は、凸部分7と壁面部分8
とにかけて施す他、稜線部10に沿つて凸部分7
のみに施すものとしてもかまわない。
〔考案の効果〕
この考案の段差文字板は、凸部分と壁面部分と
の境目の稜線部に沿つてデザイン線を設ける構成
としたことにより、簡単な構成で凸部分と壁面部
分との区切りを明確に表示することができ、よつ
て使用者は凸部分と壁面部分との境目に生じる丸
みに気をとられることなく表示の視認に集中で
き、しかも凸部分と凹部分との段差が強調されて
立体感が増すことにより高級感が出て商品価値を
高める効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図はこの考案段差文字板の実施例
を示す斜視図、要部断面図、第3図は同上段差文
字板の他の実施例を示す要部断面図、第4図は同
上段差文字板の更に他の実施例を示す斜視図であ
る。 1……段差文字板、2……文字板本体、3……
表示部分、6……デザイン線、7……凸部分、8
……壁面部分、9……凹部分、10……稜線部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 凸部分と凹部分と両部分を連結する壁面部分と
    を有する段差文字板において、前記凸部分と壁面
    部分との境目の稜線部に沿つてデザイン線を設け
    たことを特徴とする段差文字板。
JP6383784U 1984-04-29 1984-04-29 段差文字板 Granted JPS60176128U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6383784U JPS60176128U (ja) 1984-04-29 1984-04-29 段差文字板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6383784U JPS60176128U (ja) 1984-04-29 1984-04-29 段差文字板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60176128U JPS60176128U (ja) 1985-11-21
JPH0353133Y2 true JPH0353133Y2 (ja) 1991-11-20

Family

ID=30594358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6383784U Granted JPS60176128U (ja) 1984-04-29 1984-04-29 段差文字板

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JP (1) JPS60176128U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60176128U (ja) 1985-11-21

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