JPH0353099Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0353099Y2
JPH0353099Y2 JP3709184U JP3709184U JPH0353099Y2 JP H0353099 Y2 JPH0353099 Y2 JP H0353099Y2 JP 3709184 U JP3709184 U JP 3709184U JP 3709184 U JP3709184 U JP 3709184U JP H0353099 Y2 JPH0353099 Y2 JP H0353099Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
passage
shaft
inflow
joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3709184U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60149581U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3709184U priority Critical patent/JPS60149581U/ja
Publication of JPS60149581U publication Critical patent/JPS60149581U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0353099Y2 publication Critical patent/JPH0353099Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Sliding Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、気体や液体の流路に設けて、当該流
体の流量を正確に微調整できる流量調整弁に関す
る。
一般に流量を微調整しようとするときは、ニー
ドル弁が用いられているが、これによるときはニ
ードルと受座との密着性が不確実であるところか
ら、両者の間隙が一定せず、正確な流量調整を行
うのが困難であるという問題点があつた。
本考案は、このような従来の実情に鑑みてなさ
れたもので、流体の流路にあつて、操作部により
作動されるカム機構と、これにより作動する調整
弁および流路開閉部とを設けることにより、流量
の正確な微調整を可能にすると共に、液体の漏出
を完全に阻止し得る流量調整弁を提供するのがそ
の目的である。
以下、図面に基づいて本考案の一実施例につい
て詳述する。
本考案の一実施例を示す第1図〜第4図におい
て、1が流量調整弁であり、流体流量を加減操作
する操作部2と、該操作部2の操作により流体の
流量を調整できる調整弁3と、該調整弁3を内設
している継手4と、該継手4に連通している流路
を開閉自在とした流路開閉部5とからなつてい
る。
上記操作部2は、操作軸21の先端に円形の偏
心カム22と偏心ボス23とが偏心方向を異にし
て、平行状に連設され、かつ同軸21の後端には
操作つまみ24が嵌合固設されているが、この操
作軸21は、アングル状の取付板25にスペーサ
26を介してネジ27止めされた操作軸受28の
略中央に、回転可能なるよう嵌合されることで、
当該操作部2が構成されている。
また、上記継手4は、内部に流出通路41を有
する流出継手42が突設された六角板状の基部4
3に、上記流出通路41と連通する流入通路44
を有する流入継手45が、上記流出継手42に直
交して螺着されたものである。
さらに上記基部43には、前記流出通路41に
連通する弁通路46が下端部まで貫設されると共
に、上記流入通路44に連通する流入ノズル47
が、当該弁通路46に直交して開口しており、こ
の継手4は、前記取付板25に基部43をネジ4
8止めすることで取付けられている。
さらに、また上記流入継手45には流入配管
6、上記流出継手42には流出配管7が、夫々嵌
合連結される。
一方、前記調整弁3は、上記弁通路46に往復
動可能に嵌合された弁軸31を、弁バネ32によ
り前記偏心カム22側へ付勢して構成され、上記
弁軸31は、順次前記弁通路46との間に流通間
隙33が形成されるように細成したバネ軸部3
4、中央部にあつて弁通路46に密接する太径の
開閉軸部35、外周にシール用溝37が形成され
ているシール軸部37′。
同上軸部35と同一径のガイド部36を連設し
たもので、上記ガイド部36の先端が先細りに形
成されている。
そして、前記弁通路46内のバネ軸部34に
は、一端を弁通路46の端部に、他端を開閉軸部
35に夫々当接させたコイルバネ状の弁バネ32
が被嵌され、これにより弁軸31を前記偏心カム
22側へ付勢している。
また、上記シール用溝37と弁通路46との間
には、Oリング38が嵌合されており、弁軸31
と弁通路46とのシール性を確保しており、さら
に、上記弁軸31は、先端面が前記偏心カム22
の外周面に押接し、該偏心カム22の回転により
往復動して、その開閉軸部35により流入ノズル
47を開閉する。
次に前記の流路開閉部5は、前記した偏心カム
22が上方に最大揚程となつたときに、下方に最
大揚程になるように設けられた前記偏心ボス23
が当接自在な作動子51をもつたリミツトスイツ
チ52と、該リミツトスイツチ52が当接作動し
たときに前記流入配管6の流路を閉塞するように
励磁される電磁弁53とからなつている。
そこで、これを用いるにはまず、流出配管7内
に流通する流体の流量を増大させようとすれば、
第3図のA,Bに示すように、操作つまみ24を
回転操作して偏心カム22を上方に向け最小揚程
となるよう回動すると、流入ノズル47の開口度
合が、弁軸31の下降に伴う開閉軸部35による
閉成部分の減少によつて増大し、これにより流入
通路44から供給されてくる流体の流入量が増加
して、流出通路41への流量が大となる。
また、上記とは逆に流出配管7に流入する流体
流量を減少させる場合には、操作つまみ24によ
り弁軸31を上昇させればよく、これにより流入
通路44からの流体流入量を減少でき、このよう
にして、流入ノズル47の開口面積を変化させる
ことにより流体流量を調整することができる。
一方、流出配管7への流入を停止しようとする
ときは、第3図Cに示すように、偏心カム22が
上方に最大揚程となるように操作つまみ24を回
転操作させればよく、これにより弁軸31が上昇
して流入ノズル47の開口部を開閉軸部35が閉
塞し、流し通路44からの流体流入を阻止するだ
けでなく、このとき偏心ボス23が下方へ最大揚
程となつて、作動子51を押動する。これによつ
て、リミツトスイツチ52が作動して、電磁弁5
3が励磁され、流入配管6の流体通路を遮断し、
流体自体は流入ノズル47への供給を断たれるこ
ととなる。
本考案は、上記実施例に具現される通り、偏心
カム22と偏心ボス23とが設けられた操作軸2
1を回動操作可能に軸承した操作部2と、上記操
作軸21と直交状の貫設された弁通路46に連通
する流出通路41を有する流出継手42と上記弁
通路46に交差して連通する流入通路44をもつ
た流入継手45を具備している継手4と、該継手
4の弁通路46に摺動自在なるよう嵌合されて流
入通路44を開閉自在とした開閉軸部35には、
上記弁通路46内壁との間に流通間隙33を形成
するよう細成したバネ軸34を連設すると共に、
前記偏心カム22により弁通路46内に往復動可
能に嵌合された弁軸31が、上記バネ軸34に被
嵌した弁バネ32により上記偏心カム22側へ付
勢してなる調整弁3と、前記操作軸21による偏
心ボス23の回動による所望スイツチの作動によ
り、流入通路44の前記開閉軸部35による閉塞
時に、電磁弁53を励磁して、上記流入通路44
を遮断自在とした流路開閉部5とにより構成した
ものであるから、操作つまみを操作するだけで偏
心カム22により流体流量を制御でき、従つて同
カム22の形状如何により極めて正確に微調整を
行うことができ、しかもこれまた同カム22の形
状により操作軸21を右、左の何れに回転しても
よくなり、操作性が良好である。しかも、調整弁
だけでなく電磁弁の適切な作動により、流体流路
を閉塞して流体自体の供給を遮断してしまうよう
にしたので、例えば笑気ガス等の有害ガスの場合
にあつても、不本意なガスの漏出がなく、信頼性
の高い流量調整弁を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は一部を
切欠した側面図、第2図は第1図の−線縦断
背面図、第3図は作動状態を示し、Aは全開時、
Bは半開時、Cは全閉時の夫々における背面説明
図である。 1……流量調整弁、2……操作部、3……調整
弁、4……継手、5……流路開閉部、6……流入
配管、7……流出配管、21……操作軸、22…
…偏心カム、23……偏心ボス、31……弁軸、
32……弁バネ、33……流通隙間、34……バ
ネ軸部、35……開閉軸部、41……流出通路、
42……流出継手、44……流入通路、45……
流入継手、46……弁通路、53……電磁弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 偏心カムと偏心ボスとが設けられた操作軸を、
    回動操作可能に軸承した操作部と、上記操作軸と
    直交状に貫設された弁通路に連通する流出路を有
    する流出継手と上記弁通路に交差して連通する流
    入通路をもつた流入継手を具備している継手と、
    該継手の弁通路に摺動自在なるよう嵌合されて流
    入通路を開閉自在とした開閉軸部には、上記弁通
    路内壁との間に流通間隙を形成するよう細成した
    バネ軸を連設すると共に、前記偏心カムにより弁
    通路内に往復動可能に嵌合された弁軸が、上記バ
    ネ軸に被嵌した弁バネにより上記偏心カム側へ付
    勢してなる調整弁と、前記操作軸による偏心ボス
    の回動によるスイツチの作動により、流入通路の
    前記開閉軸部による閉塞時に、電磁弁を励磁し
    て、上記流入通路を遮断自在とした流路開閉部と
    を備えてなる流量調整弁。
JP3709184U 1984-03-15 1984-03-15 流量調整弁 Granted JPS60149581U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3709184U JPS60149581U (ja) 1984-03-15 1984-03-15 流量調整弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3709184U JPS60149581U (ja) 1984-03-15 1984-03-15 流量調整弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60149581U JPS60149581U (ja) 1985-10-04
JPH0353099Y2 true JPH0353099Y2 (ja) 1991-11-19

Family

ID=30542869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3709184U Granted JPS60149581U (ja) 1984-03-15 1984-03-15 流量調整弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60149581U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60149581U (ja) 1985-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4453567A (en) Valve assembly
KR0173361B1 (ko) 해머노크방지용 흐름제어장치를 가진 단일핸들 혼합밸브
JPS6330678A (ja) ソレノイド作動パイロツトバルブ
US5156188A (en) Flow control valve
JPH0353099Y2 (ja)
SK25195A3 (en) Valve with presetting facility
US2030150A (en) Valve
JPS6131597Y2 (ja)
US2592056A (en) Valve with adjustable flow control
US894558A (en) Faucet.
JPH0531719B2 (ja)
CN112145767A (zh) 一种双座调节阀
JPS6127655B2 (ja)
US2164419A (en) Gas cock or the like
JPH0362159U (ja)
JPS6124681Y2 (ja)
JPS6117245Y2 (ja)
US2498376A (en) Valve for gas burners
JPS6115236Y2 (ja)
JPS591146Y2 (ja) ガス瞬間湯沸器の水圧制御装置
JPS5857578A (ja) 流体開閉バルブ
JPH0464783A (ja) 止水・流量調節装置
KR900004522Y1 (ko) 가스레인지의 화력 조절 장치
JPS5916678Y2 (ja) ガスバルブ
US161531A (en) Improvement in gas-burners