JPH0352677A - 2液ウレタン塗料の塗装方法 - Google Patents

2液ウレタン塗料の塗装方法

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JPH0352677A
JPH0352677A JP18435089A JP18435089A JPH0352677A JP H0352677 A JPH0352677 A JP H0352677A JP 18435089 A JP18435089 A JP 18435089A JP 18435089 A JP18435089 A JP 18435089A JP H0352677 A JPH0352677 A JP H0352677A
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JP
Japan
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amine
paint
coating
coating material
coated
Prior art date
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Pending
Application number
JP18435089A
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English (en)
Inventor
Yoshio Ueda
上田 祥夫
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、主剤と硬化剤とを混合した上で塗装する2液
混合タイプのウレタン塗料の塗装方法に関し、さらに詳
しくは被塗装物に塗布した2液ウレタン塗料をアミン触
媒を用いて低温硬化させる方法に関する。
従来の技術 この種の2液ウレタン塗料の塗装方法としては、例えば
第2図および第3図に示す方法がある。第2図に示すも
のは、塗装ブース3l内において被塗装物Wに対し塗料
をスプレー塗装し、この塗装された被塗装物Wを塗装ブ
ース31に隣接するアミン蒸気室32に送り、例えば8
00〜1.000ppmのアミン蒸気雰囲気下で約2分
間放置する。そして、さらにアミン蒸気にさらした被塗
装物Wを40〜60℃に保たれた放置室33に入れて約
15分間放置したのちに外に取り出す。34は塗装ガン
である。
また、第3図に示すものは、タンク35内に収容された
アミン36を約60℃に加温し、タンク35内において
アミン36を蒸気化する。そして、この蒸気化されたア
ミン36を、塗装ガン37に供給される霧化空気中に5
〜10%の割合で混入させ、塗装ガン37による塗料霧
化時にアミン36を塗料に混合させた上でアミン36を
塗料とともに被塗装物Wにスプレー塗装する。塗装され
た被塗装物Wは上記と同様に40〜60゜Cの放置室3
3内で約15分間放置したのちに外に取り出す。
38は空気送り込み用のパイプである。
発明が解決しようとする課題 第2図に示した前者の方法では、アミン蒸気室32の密
閉性が要求されるために既存の塗装設備だけでは対応で
きず専用のアミン蒸気室を必要とし、設備費の高騰を招
くことになる。
また、塗装品質を維持するためには塗面に付着すべきア
ミンの量、すなわちアミン蒸気室32内のアミン濃度を
正確に管理する必要がある。
一方、後者の方法においては、アミンを蒸気化するため
の設備が必要となるほか、アミンを所定の温度に保つた
めには霧化空気供給通路39のうち塗装ガン37の根元
部までヒータを巻く必要があり、設備費の高騰と併せて
ガン操作がしにくいものとなる。
また、後者の方法では塗料とアミンとを混合したのちに
霧化するために半硬化したダストの飛散が多く、塗装品
質への影響が危惧される。
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、とりわけ既存の塗装設備を利
用でき、しかも面倒なアミン濃度のコン1・ロールの必
要なくして所期の目的を達戊てきるようにした塗装方法
を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、被塗装物に塗布した2液ウレタン塗料をアミ
ン触媒を用いて低温硬化させる方法であって、被塗装物
の塗装部位に予めアミンを塗布し、アミンが乾燥する前
に、硬化剤を所定量混合した2液ウレタン塗料を塗り重
ねることを特徴としている。
本発明で使用できる2液ウレタン塗料の樹脂の主剤とし
ては、例えばアクリルボリオール、アルキドポリオール
、ポリエステルボリオール、およびそのポリエステルボ
リオールの変性品よりなるポリホール類を挙げることが
できる。
また、上記の主剤と組み合わされる硬化剤としては例え
ばトルエンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネ
ート、イソホロンジイソシア不一ト等のインシアネート
類の単体がある。
一方、本発明で使用するアミンとしては3級アミンが望
ましく、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン等
の脂肪族アミンのほか、ジメチルアニリン、ジエチルア
ニリン等の芳香族アミン、トリエタノールアミン、メチ
ルジエタノールアミン等のアルカノールアミン、さらに
はテトラメチルエチレンジアミン、テトラメチルへキサ
メチレンジアミン等のジアミンやトリアミン類の単体を
用いることができる。
被塗装物にアミンを吹き付ける量としては被塗装物の塗
装部位が均等に濡れる程度でよく、アミン吹き付け後、
数分(ブースの温度および湿度により異なるがおよそ3
分)以内にアミンの一ヒに2液ウレタン塗料を塗り重ね
るべくスプレー塗装する。そして、塗装した被塗装物を
40〜60℃の放置室に入れて約15分間放置する。
実施例 第1図は本発明に用いられる塗装設備の一例を示す図で
、1は塗装ブース、2は塗装ブースIに隣接する放置室
、Wは被塗装物、3は被塗装物Wを搬送するためのチェ
ーンコンベアで、被塗装物Wは塗装ブース1の前段の工
程で洗浄等の前処理が施されたのちに塗装ブースl内に
搬入され、さらに塗装ブースlから放置室2へと搬送さ
れる。
また、4はアミンを塗布するための塗装ガン、5は2液
ウレタン塗料を塗布するための塗装ガンで、これらの塗
装ガン4,5はいずれもエアスプレータイプのもので、
塗装ガン4はアミン6が収容されたタンク7にホース8
を介して接続される一方、他方の塗装ガン5は2液ウレ
タン塗料の主剤と硬化剤とを混合するための塗料タンク
9にホース10を介して接続される。
上記の塗装設備を用いて次のような手順で塗装を行う。
コンベア3により塗装ブース1内に搬送されてきた被塗
装物Wに対し、塗装ガン4により被塗装物Wの全面が濡
れる程度までトリエチルアミン等のアミンを吹き付け、
アミン吹き付け後およそ3分以内に、所定量の硬化剤を
混合した2液ウレタン塗料を塗装ガン5によりアミンの
上に塗り重ねるべく吹き付ける。ここでは、2液ウレタ
ン塗料として例えば別表lの組成のものを用い、別表2
の塗装条件下で塗装を行う。
狐一1−』 アクリルポリオール(主剤) 二酸化チタン キシレンジイソシアネート (硬化剤) 酢プチ M E K 添加剤等 62重量% 8重量% 6.6重量% 10重量% 10重量% 3.4重量% 別表2 塗料粘度 :FC#4  12〜13秒塗装ガン :ビ
ンクス Model 6 1塗料吐出量: 3 6 0
cc/+ein霧イヒノコ三   二6.0  kg/
cn+’ (xBE)そして、2液ウレタン塗料を塗布
した被塗装物Wを放置室2に搬入し、40〜60℃の温
度で約15分間放置したのち外部に取り出す。
本発明者は上記の塗装条件下でアミン吐出量のみを変え
た3種類の試料を作製し、アミンによる2岐ウレタン塗
料の低温硬化作用について試験を行った。塗料の硬化の
程度の判定はガーゼ4枚重ねの上にloogの荷重をl
分間かけて塗面にガーゼ跡が残るか否かで判定し、その
判定結果を別表3に示す。
別表3から明占かなように、アミンの吹き付け量が多い
ほど塗膜の硬化促進作用が大きいことが確認された。
別表3 :ガーゼ跡なし :ガーゼ跡かすかにあり :ガーゼ跡わずかにあり :ガーゼ跡はっきり残る 発明の効果 以上のように本発明によれば、被塗装物に予めアミンを
塗布し、アミンが乾燥する前に、硬化剤を所定量混合し
た2液ウレタン塗料を塗り重ねるようにしたことにより
、既存の塗装設備を用いて塗装できるために新たな設備
が不要で、設備費の面で著しく有利となる。
また、アミンを例えば蒸気化することなく直接塗布する
ので従来と比べてアミンの濃度コントロールが容易とな
るほか、アミンの上に塗料を塗り重ねた上で硬化が始ま
るために、例えばスプレー塗装の場合でも従来のように
半硬化した塗料ミストが飛散することがなく塗装品質へ
の影響を回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す工程説明図、第2図お
よび第3図はいずれも従来の塗装方法を説明するための
工程説明図である。 ■・・・塗装ブース、2・・・放置室、4.5・・・塗
装ガン、6・・・アミン、7・・・タンク、9・・・塗
料タンク、外3る

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被塗装物に塗布した2液ウレタン塗料をアミン触
    媒を用いて低温硬化させる方法であって、被塗装物の塗
    装部位に予めアミンを塗布し、アミンが乾燥する前に、
    硬化剤を所定量混合した2液ウレタン塗料を塗り重ねる
    ことを特徴とする2液ウレタン塗料の塗装方法。
JP18435089A 1989-07-17 1989-07-17 2液ウレタン塗料の塗装方法 Pending JPH0352677A (ja)

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