JPH0352642Y2 - - Google Patents

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JPH0352642Y2
JPH0352642Y2 JP3476887U JP3476887U JPH0352642Y2 JP H0352642 Y2 JPH0352642 Y2 JP H0352642Y2 JP 3476887 U JP3476887 U JP 3476887U JP 3476887 U JP3476887 U JP 3476887U JP H0352642 Y2 JPH0352642 Y2 JP H0352642Y2
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cartridge
net
locking
packaging
outer periphery
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、食肉加工用包装網の装着装置に係わ
り、特に食肉用網包装機にセツトされる網装着用
カートリツジの外周に、食肉加工用包装網を必要
量たくしあげた状態にセツトする装置に関するも
のである。
「従来の技術」 従来、食肉に網包装する網包装機として、たと
えば実公昭58−37762号公報に開示されたものが
知られている。これは、第6図および第7図に示
すように、筒体1の一端部に形成された挿入口2
から挿入した食肉Mを前記筒体1の他端部に形成
された押出口3から押し出して、筒体1の押出口
側に装着された食肉加工用包装網4に押し込むよ
うにしたものである。そして、前記筒体1は、弾
性を有する板材をその板材の両側部がオーバーラ
ツプするように曲げて、挿入口2側から押出口3
側へ向けて漸次小径となるようにラツパ状に形成
されており、しかも、前記オーバーラツプ部を構
成する板材の両側部は前記筒体1の周方向へ互い
に相対移動可能とされている。
しかし、このような網包装機にあつては、筒体
1が漸次小径となるラツパ状に形成されているた
め、筒体1の外周にたくしあげられる網の量を多
くすると、網4が筒体1からずり落ちてしまい、
包装網を沢山装着することができないという問題
点があつた。
しかも、筒体1は周方向へ互いに相対移動可能
とさているが、筒体1の外周に装着される網4の
締め付け力によつて筒体1の周方向の相対移動が
拘束されてしまい、食肉などに含まれるジユース
が不必要に滲出してしまうといつた解決すべき問
題点もあつた。
そこで、本出願人は、このような問題点を解決
すべく鋭意研究した結果、第8図に示す網包装機
を開発した。これは、前記筒体1の外周に網装着
用の円筒状カートリツジ5を着脱自在に挿入する
構成としたもので、カートリツジ5の外周に包装
網4をたくしあげた状態でセツトしておき、この
カートリツジ5に装着された網4に筒体1を通し
て食肉を包装しようとするものである。
「考案が解決しようとする問題点」 前述の改良した網包装機によれば、筒体1が包
装網4によつて干渉されることがないため、食肉
などに含まれるジユースを不必要に滲出させるこ
とがなく、また、円筒状のカートリツジ5に包装
網4を装着することにより、包装網4の装着量を
多くし得、しかもカートリツジ5の交換によつて
簡単に包装網4の装着ができる。しかしながら、
このような食肉用網包装機にあつては、カートリ
ツジ5への包装網4の装着が手作業によるため、
その手間がかかり、しかもカートリツジ5が円筒
状であるため、テーパ状のものに比べ包装網4の
装着に多くの時間を費やしてしまうといつた解決
すべき問題点があつた。
本考案は前記事情に鑑みて提案されたもので、
その目的とすることろは食肉用網包装機にセツト
されるカートリツジへの網の装着の機械化を図
り、その作業性を向上させることにある。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するために、本考案は、カー
トリツジを保持する基台と、コイル状に巻かれた
食肉加工用包装網を収容する収納容器と、該収納
容器内の包装網をその網の口を開いた状態で係止
する複数の係止爪と、この係止爪を縦回動自在に
支持しかつ係止爪に係止された状態の包装網をカ
ートリヅジに被せてその基端まで案内する操作板
と、前記係止爪をカートリツジの外径よりも内方
へ付勢する付勢手段と、前記カートリツジの先端
に挿入されかつ係止爪をカートリツジに向けて移
動させた際に係止爪の先端に接してこれをカート
リツジ外周に案内するキヤツプとを具備したこと
を特徴とするものである。
「作 用」 収納容器内に収容された食肉加工用包装網を引
き出し、その先端を複数の係止爪によつてその網
の口を開いた状態で係止し、操作板を基台上のカ
ートリツジに向けて移動させると、その途中で係
止爪の先端がキヤツプに接し、キヤツプの外面に
沿つてカートリツジ外周に案内される。この状態
からさらに操作板カートリツジ基端まで移動させ
ると、包装網の中にカートリツジが挿入されて、
カートリツジの外周に包装網が被せられる。ここ
で、操作板を引き上げると、包装網と係止爪の係
合が解け、包装網は自身の弾性によつてカートリ
ツジの外周に被せられた状態で残され、再び係止
爪ヲカートリツジの基端側へ移動させると、係止
爪が包装網に掛けられて、カートリツジの基端側
にたくしあげられることになる。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第5図
を参照して説明する。
まず、装着装置の主要部の構成について説明す
ると、この装着装置は、枠組み構成された本体1
0と、この本体10の底部を構成しかつカートリ
ツジ5を保持する基台11と、前記本体10の天
板部10aに設けられコイル状に巻かれた食肉加
工用包装網4を収容する収納容器12と、該収納
容器12内の包装網4をその網の口を開いた状態
で係止する複数の係止爪13と、この係止爪13
を縦回動自在に支持しかつ係止爪13に係止され
た包装網4をカートリツジ5に被せてその基端ま
で案内する操作板14と、前記係止爪13をカー
トリツジ5の外径よりも内方へ付勢する付勢手段
15と、前記カートリツジ5の先端に挿入されか
つ係止爪13をカートリツジ5に向けて移動させ
た際に係止爪13の先端に接してこれをカートリ
ツジ5外周に案内するキヤツプ16とを具備した
構成とされている。
そして、前記本体10は、天板部10aは、基
台11およびこれらを連結する4本の連結ロツド
20によつて4角枠状に形成されている。本体1
0の天板部10aには包装網4が挿入されるガイ
ド孔21が形成されるとともに、操作レバー22
の操作によつて操作板14を固定するロツク機構
23が設けられており、またこのロツク機構23
は操作レバー22と一体の回転軸23aと、この
回転軸23aに取り付けられた操作板14の下面
に係合する係合片23bとを主体として構成さて
いる。
カートリツジ5を保持する基台11上にカート
リツジ5が挿入される嵌合筒24が設けられると
ともにカートリツジ5を垂直に立設した状態で保
持する保持機構25が備えられている。この保持
機構25は、図示例では、カートリツジ5の基端
(第1図下端)外面に周方向に沿つて等間隔に複
数個(図示例では3個)設けられた係止片5aに
それぞれ係合する保持片25aにより構成されて
おり、第3図に示すように、カートリツジ5を矢
印の方向に回転させることにより両者が互いに係
合するようになつている。なお、この保持機構2
5は図示例のものに限定されるものではなく、た
とえば、係止片5aをねじ止めするような構成と
しても良い。
また、コイル状に巻かれた食肉加工用包装網4
を収容する収納容器12は半円形状をした箱形に
形成されており、その開口部を上に向けた状態で
天板部10aに固定されている。
次いで、係止爪13、操作板14および付勢手
段15について説明すると、本体10を構成する
連結ロツド20に操作板14が挿入され、この連
結ロツド20に沿つて操作板14が上下方向に移
動するようになつている。この操作板14の左右
両側には把持部26が突設されるとともに、操作
板14の中央位置にはカートリツジ5の干渉を除
くための挿入孔14aが形成さている。そして、
この挿入孔14aの下面周縁位置にブラケツト2
7を介してガイド孔21より引き出された包装網
4を係止する前記係止爪13が設けられている。
この係止爪13はその先端が二股に別れて包装
網4の横糸に係止できるようにされており、ま
た、この係止爪13は、図示例の場合、前後左右
の相対向する位置に4個設けられて、ブラケツト
27に貫通するヒンジピン28によつて縦回動自
在に支持されている。なお、係止爪13を支持す
るブラケツト27には、係止爪13の内方への回
動を所定の位置で規制するストツパねじ29が螺
合されており、該ストツパねじ29の螺進位置に
よつて係止爪13の回動規制位置を設定すること
ができるようになつている(第1図参照)。
一方、この係止爪13とブラケツト27との間
にはコイルスプリング30が連結されており、係
止爪13を内方へ付勢する前記付勢手段15を構
成している。この付勢手段15としては、図示例
のものに限定されるものではなく、他の構成とし
ても良い。
なお、カートリツジ5上に被せられるキヤツプ
16としては、図示例のように半球状のものが好
ましいが、たとえば円錐台状のものであつても良
い。
次いで、以上のように構成された本実施例の作
用を説明する。
食肉網包装機にセツトされる網装着用カートリ
ツジ5の外周に、食肉加工用包装網4を必要量た
くしあげた状態にセツトするには、まず、基台1
1上の保持片25aにカートリツジ5の係止爪5
aを係合させて、カートリツジ5を立設した状態
に取り付け、収納容器12内にコイル状に巻かれ
た包装網4を格納しておく。
次いで、ロツク機構23によつて操作板14を
係止しておき、包装網4の先端をガイド孔21を
通して引き出し、網の口を開くようにしてその先
端の横糸を係止爪13に係止させる。なお、包装
網4の係止操作は、予め収納容器12内から包装
網4を引き出し、カートリツジ5の外周に被せた
後、操作板14を下方へ移動させてその移動途中
で、係止爪13によつて係止させる手順によつて
も実施することができる。そして、係止爪13に
よる包装網4の係止後、ロツク機構23のロツク
を解除し、第5図(イ)に示すように、操作板14の
把持部26を両手で持つてこれをカートリツジ5
に向けて下方に押す。
この操作によつて、第5図(ロ)に示すように、キ
ヤツプ16の外面に係止爪13の先端が当接し
て、操作板14の押し下げ動作とともに係止爪1
3の先端がカートリツジ5の外周に案内される。
この状態からさらに操作板14をカートリツジ
5基部まで移動させると、包装網4の中にカート
リツジ5が挿入されて、その外周に被せられるこ
とになる(第5図(ハ)参照)。
ここで、操作板14を引き上げると、包装網4
の横糸と係止爪13との係合が解け、包装網4は
自身の弾性によつてカートリツジ5の外周に被せ
られた状態で残されるから、再び係止爪13をカ
ートリツジ5の基端側へ移動させれば、係止爪5
がその移動途中で包装網4の横糸に掛けられて、
カートリツジ5の基端側にたくしあげられること
になる。
したがつて、操作板14を上下に移動させる操
作を繰り返すことによつて、包装網4はカートリ
ツジ5の外周にたくしあげられていき、必要量の
包装網4がカートリツジ5の外周にたくしあげら
れた状態にセツトされることになる。
「考案の効果」 以上説明したように本考案は、カートリツジを
保持する基台と、コイル状に巻かれた食肉加工用
包装網を収容する収納容器と、該収納容器内の包
装網をその網の口を開いた状態で係止する複数の
係止爪と、この係止爪を縦回動自在に支持しかつ
係止爪に係止された状態の包装網をカートリツジ
に被せてその基端まで案内する操作板と、前記係
止爪をカートリツジの外径よりも内方へ付勢する
付勢手段と、前記カートリツジの先端に挿入され
かつ係止爪をカートリツジに向けて移動させた際
に係止爪の先端に接してこれをカートリツジ外周
に案内するキヤツプとを具備したことを特徴とす
るものであるから、基台上にカートリツジをセツ
トした上で、収納容器から引き出した包装網の先
端を係止爪によつて係止させ、操作板を上下動さ
せる操作によつて、簡単かつ迅速に、カートリツ
ジの外周に包装網を必要量たくしあげた状態にセ
ツトすることができ、その作業性を向上させるこ
とができるといつた優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は装着装置の正面図、第2図はそ
の側面図、第3図はその平面図、第4図は第1図
−線に沿う矢視断面図、第5図イ,ロおよび
ハは作用を説明するために示したもので、それぞ
れ正面図、第6図ないし第8図はそれぞれ食用肉
網包装機を説明するために示したもので、第6図
は平面図、第7図は断面図、第8図は側面図であ
る。 4……食肉加工用包装網、5……カートリツ
ジ、10……本体、10a……天板部、11……
基台、12……収納容器、13……係止爪、14
……操作板、15……付勢手段、16……キヤツ
プ、20……連結ロツド、21……ガイド孔、2
2……操作レバー、23……ロツク機構、24…
…嵌合筒、25……保持機構、25a……保持
片、26……把持部、28……ヒンジピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 食肉用網包装機にセツトされる網装着用カート
    リツジの外周に、食肉加工用包装網を必要量たく
    しあげた状態にセツトする装置であつて、前記カ
    ートリツジを保持する基台と、コイル状に巻かれ
    た食肉加工用包装網を収納する収納容器と、該収
    納容器内の包装網をその網の口を開いた状態で係
    止する複数の係止爪と、この係止爪を縦回動自在
    に支持しかつ係止爪に係止された状態の包装網を
    カートリツジに被せてその基端まで案内する操作
    板と、前記係止爪をカートリツジの外径よりも内
    方へ付勢する付勢手段と、前記カートリツジの先
    端に挿入されかつ係止爪をカートリツジに向けて
    移動させた際に係止爪の先端に接してこれをカー
    トリツジ外周に案内するキヤツプとを具備した食
    肉加工用包装網の装着装置。
JP3476887U 1987-03-10 1987-03-10 Expired JPH0352642Y2 (ja)

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JPS63141102U JPS63141102U (ja) 1988-09-16
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