JPS5811350Y2 - 水平全回転ミシンのボビンケ−ス - Google Patents

水平全回転ミシンのボビンケ−ス

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Publication number
JPS5811350Y2
JPS5811350Y2 JP4996078U JP4996078U JPS5811350Y2 JP S5811350 Y2 JPS5811350 Y2 JP S5811350Y2 JP 4996078 U JP4996078 U JP 4996078U JP 4996078 U JP4996078 U JP 4996078U JP S5811350 Y2 JPS5811350 Y2 JP S5811350Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin case
upper member
transparent window
horizontal full
sewing machine
Prior art date
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Expired
Application number
JP4996078U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54154158U (ja
Inventor
仁司 久住
Original Assignee
株式会社佐文工業所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社佐文工業所 filed Critical 株式会社佐文工業所
Priority to JP4996078U priority Critical patent/JPS5811350Y2/ja
Publication of JPS54154158U publication Critical patent/JPS54154158U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は水平全回転ミシンのボビンケース着脱に関す
るものである。
従来家庭用水平全回転式ミシンのボビンケースは、釜の
内周に突起する摺動帯に回転自在に嵌合する溝が必要不
可欠の条件であり、その着脱方法について種々考案され
ているがそれぞれ欠点があった。
先づ最初にボビンケース外周が180°以下のものが考
案されているが、その着脱方法はボビンケースの回転止
め体の取り付は取り外し、あるいは移動操作装置が必要
であり、再現性に著しく操作時間を要する。
又、外周が180°以下の為ミシン運転時に於いてボビ
ンケースは横揺れし、騒音を発生する等の欠点があった
次にボビンケースの外周が180°以上で本考案の如く
釜摺動帯を分岐点として上下に二分あるいは複数個に分
割するボビンケースが考案されたが、何れも止めネジ等
で螺着する形成のもので、着脱に際してはドライバーが
必要となり、一般家庭用としては不向きな点が多くあっ
た。
この考案は上記の点に鑑みなされたものでドライバー等
の工具を使うことなく、容易にボビンケースを着脱し、
且つ上糸咬みによる糸切れを防止することを目的とする
この考案は上部材と下部材に分割したボビンケースを、
上部材の任意の位置に上面より下面に貫通する略4辺形
の透し窓を複数設け、下部材は前記上部材と対称の透し
窓を設は前記透し窓下面に凹部が設けられている。
前述の下部材上面の透し窓に上部材の透し窓を合致させ
て重合し、上部材筒部を覆うU字形の開口部下面の両端
に突出してL字形に折曲された複数の脚を有する板バネ
の脚を透し窓に着脱自在に挿入し前記下部材下面の凹部
に保合張着させ、上部材と下部材を包括することを特徴
とするものである。
したがって上部材と下部材を包括する弾性を有する板バ
ネを指で操作することにより、簡単にボビンケースを釜
に着脱可能とし、又上糸咬みを起した場合板バネ全体が
弾性を有しているため、包括されている上部材と下部材
は適当に上下に拡大され、摺動帯とボビンケースの間に
喰い込んだ糸は糸切れすることなく解放するよう構成し
たものである。
次に本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は釜であり、内周に摺動帯2が突起し形成され、軸3
を中心として回転する。
ボビンケースは前記摺動帯2を分岐点として、上部材4
と下部材5に分割され、上部材4は摺動帯2の上面6に
、下部材5は下面7に嵌合し、位置決めピン8によって
ボビン挿入筒9が合致するよう位置決めされる。
又、上部材4と下部材5は任意の位置に穿設された透し
窓10.11にU字形の弾性を有する板ばね12に突起
するL字形の脚13が係合挿入され、略90’に折曲し
た脚部先端14が下部材5の下面に形成された凹部15
に係合して、上部材4と下部材5を圧着包括するよう構
成されている。
従って釜1及びボビンケースの清掃時に於いてボビンケ
ース取り外しの際は、板バネ12は弾性を有しているた
め第1図鎖線に示す如く指で内側に寄せることにより脚
部先端14を凹部15より退出させ、脚13全体を透し
窓10.11より上方に引き抜く事により、上部材4と
下部材5の包括は解放されて簡単に釜1よりボビンケー
スの取り外しが可能である。
又、取り付は方法は前記取り外し作業とまったく逆とな
る。
−古根バネ12はボビン挿入筒9をU字形に覆い、しか
も任意の角度を有しているためボビンケースを周回する
図示しない上糸はスムーズに移動し、家庭用ミシン全体
に予測され解消を迫られている糸咬みによる糸切れは、
板バネ12全体が弾性を有しているため、圧着された上
部材4と下部材5は糸咬み時に於いて適当に上下に拡大
され、摺動帯2とボビンケースの間に喰い込んだ上糸は
糸切れすることなく解放される。
以上の如くボビンケースの着脱操作簡単にして而も糸咬
みによる糸切れを確実に防止しうる等、家庭の婦人が安
心して使用出来る効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は釜に
ボビンケースが装着された正面図で、鎖線はボビンケー
ス着脱の際の板バネの動きを示す第2図はその縦断側面
図、第3図はボビンケースの分解斜視図である。 1:釜、2:摺動帯、4:上部材、5:下部材、8:位
置決めピン、9:ボビン挿入筒、To、11 :透し窓
、12:板バネ、14:脚部先端、15:凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水平全回転釜の内周に突起し形成された摺動帯に回転自
    在に嵌合し、前記水平全回転釜の摺動帯を分岐点として
    、上部材と下部材に分割されるボビンケースに於いて、
    上部材の任意の位置に上面より下面に貫通する略4辺形
    の透し窓を複数設け、下部材は前記上部材と対称の透し
    窓を設は前記透し窓下面に凹部が設けられている。 前述の下部材上面の透し窓に上部材の透し窓を合致させ
    て重合し、上部材筒部を覆うU字形の開口部下面の両端
    に突出してL字形に折曲された複数の脚を有する板バネ
    の脚を、透し窓に着脱自在に挿入し前記下部材下面の凹
    部に係合張着させ上部材と下部材を包括することを特徴
    とする水平全回転ミシンのボビンケース。
JP4996078U 1978-04-14 1978-04-14 水平全回転ミシンのボビンケ−ス Expired JPS5811350Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4996078U JPS5811350Y2 (ja) 1978-04-14 1978-04-14 水平全回転ミシンのボビンケ−ス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4996078U JPS5811350Y2 (ja) 1978-04-14 1978-04-14 水平全回転ミシンのボビンケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54154158U JPS54154158U (ja) 1979-10-26
JPS5811350Y2 true JPS5811350Y2 (ja) 1983-03-03

Family

ID=28936523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4996078U Expired JPS5811350Y2 (ja) 1978-04-14 1978-04-14 水平全回転ミシンのボビンケ−ス

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Publication number Publication date
JPS54154158U (ja) 1979-10-26

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