JPH035259A - ウインドガラスの加熱装置 - Google Patents

ウインドガラスの加熱装置

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JPH035259A
JPH035259A JP1139874A JP13987489A JPH035259A JP H035259 A JPH035259 A JP H035259A JP 1139874 A JP1139874 A JP 1139874A JP 13987489 A JP13987489 A JP 13987489A JP H035259 A JPH035259 A JP H035259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive film
window glass
electrodes
power supply
current
Prior art date
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Pending
Application number
JP1139874A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Torii
孝史 鳥井
Seiji Hayashi
誠司 林
Jun Hasegawa
純 長谷川
Yuji Baba
馬場 祐司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Denso Corp
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd, NipponDenso Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP1139874A priority Critical patent/JPH035259A/ja
Publication of JPH035259A publication Critical patent/JPH035259A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はウィンドガラスの加熱装置に関する。
[従来の技術] 従来より、ウィンドガラスの合わせ面の対向する2辺に
沿って一対の電極を設け、この電極間にスパッタリング
等によって導電性の被膜を形成し、前記電極を介して導
電性の被膜に給電することで、ウィンドガラスの曇りを
除去したり、ウィンドガラスに付着した氷を解氷する方
法がある。
ところが、通電中に、何らかの原因でウィンドガラスに
クラック(ひび割れ)が発生すると、電極あるいは給電
線が切断され、この部分でスパークが発生することがあ
る。
そこで、ウィンドガラスのひび割れを検出するため、米
国特許2898433号では、導電性被膜を流れる電流
をカレントリレーで検出し、電流が減少した際に供給電
力を遮断する技術が開示されている。
また、特開昭61−27741号公報では、導電性被膜
に印加される電圧と、導電性被膜を流れる電流との関係
から導電性被膜の抵抗値を求め、その抵抗値が増大した
場合にウィンドガラスのひび割れとして検出していた。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、上述した従来技術では、微少変化を検出する
ように設定した場合には、ウィンドガラスにひび割れが
発生していないにもかかわらず、ノイズ等で誤動作を起
こす課題を有していた。
本発明は上記事情に基づいてなされたもので、その目的
は、ノイズ等による誤動作を防止したウィンドガラスの
加熱装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段コ 本発明は上記目的を達成するために、ウィンドガラスに
配設された一対の電極と、該電極間に形成された導電性
被膜と、前記電極を介して前記導電性被膜への給電を行
う給電回路とを備え、該給電回路は、前記導電性被膜に
流れる電流値を検出する電流値検出手段、および該電流
値検出手段の検出値が設定値以下に低下してからその低
下時間を積算する積算手段を具備し、該積算手段が積算
を開始してから、所定時間後に前記導電性被膜への給電
を停止することを技術的手段とする。
[作用および発明の効果] 上記構成よりなる本発明は、導電性被膜に流れる電流値
が設定値以下に低下してから、所定時間後に導電性被膜
への給電を停止する。
このように、導電性被膜への給電を停止する際に、導電
性被膜へ流れる電流値の低1・量を規定するとともに、
電流値が設定値以下に低下した後、給電を停止するまで
に、さらに所定時間を設定したことにより、ノイズによ
る誤動作を確実に防止することができる。
[実施例] 次に、本発明のウィンドガラスの加熱装置を図面に示す
一実施例に基づき説明する。
第1図はウィンドガラスの加熱装置を構成する電気回路
図、第2図はウィンドガラスの平面図である。
本実施例のウィンドガラス1は、2枚の板ガラスを、ポ
リビニルブチラール等の中間膜(図示しない)を介して
接合した合わせガラスが採用されている。
2枚の板ガラスの一方の合わせ面(他方の板ガラスと合
わされる面)には、Agペースト等の導電性ペーストを
焼成して成る一対の電極2および3が形成されている。
この電極2.3は、第2図に示すように、板ガラスの対
向する2辺(上辺および下辺)に沿って配設されている
この一対の電極2.3の間には、スパッタリングによる
透明な導電性w1.M 4が形成されている。
導電性被膜4は、良導電性の酸化金属層と金属層との積
層体とするのが良い。
酸化金属層としては、200A〜600A厚のZnOや
SnO2層が挙げられ、金属層としては、50A〜25
0A厚のAg−Au、Aj! 、Cu層などが挙げられ
る。
例えば、Ag層の両側または片端にSnO2をスパッタ
リング積層することで導電性波H4を形成する。
それぞれの電極2.3は、給電線5.6を介して給電回
路7に接続されている。
この給電回路7は、第1図に示すように、イグニション
スイッチ8の投入後、バッテリ9を電源として操作スイ
ッチ10の投入によって作動するもので、導電性被膜4
を加熱するのに必要な高電圧を出力するための電圧変換
器(例えば、DC−DCコンバータ)11を備える。
電圧変換器11の出力側は、リレー接点12を介して給
電線5に接続されている。
給電線6には、本発明の電流値検出手段としての抵抗1
3が接続され、その接続端子には、導電性被膜4を流れ
る電流に比例した電圧が発生する。
抵抗13の接続端子は、比較器14の一入力端子に接続
されており、抵抗13の端子電圧が低下すると、比較器
14の出力は“1”となる、この比較器14の出力が“
1”となることによって、ウィンドガラス1にひび割れ
が発生したことを検出する。
つまり、操作スイッチ10を投入して導電性被膜4に電
流を流した場合に、ウィンドガラス1にひび割れが発生
すると、導電性波M4が有する抵抗値が増大するため、
導電外被II! 4に流れる電流が減少する。この結果
、抵抗13の端子電圧が低下して比較器14の出力が“
1″となる。なお、本実施例では、ひび割れ発生後に、
導電性被膜4に流れる電流値が、初期電流値の80%以
下に低下した場合に、比較器14の出力が“°1゛′と
なるように設定されている。
比較器14の出力端子には、積分回路の抵抗15が接続
されている。この抵抗15とコンデンサ16から成る積
分回路は、本発明の積算手段として機能するもので、ウ
ィンドガラス1にひび割れが発生して比較器14の出力
が“1”となってから、導電性被膜4への給電を停止す
るまでの遅れ時間(本発明の所定時間)を作るものであ
る。なお、本実施例では、導電外被[4への給電を停止
するまでの遅れ時間を、0.01秒以上および3秒以内
に設定する。
抵抗15とコンデンサ16との接続点は、比較器17の
一入力端子に接続されており、コンデンサ16の端子電
圧が所定値に達すると、比較器11の出力は“0′°と
なる。
比較器17の出力端子は、ダイオード18を介し°Cト
ランジスタ19のベースに接続されており、該トランジ
スタ19のコレクタには、励磁コイル12aが接続され
ている。従って、比較器17の出力が“O”。
となってトランジスタ19がOFFすると、励磁コイル
12aへの通電が遮断されるため、リレー接点12が開
いて、導電性被膜4への給電が遮断される。
図中において、トランジスタ20およびトランジスタ2
1は、給電線5が@線した際にトランジスタ19をOF
Fにして、導電性被膜4への給電を遮断するものである
。つまり、給電a5が断線してトランジスタ20がOF
[すると、トランジスタ21がONL、、その結果、ト
ランジスタ19をOFFする。
なお、操作スイッチ10を投入してリレー接点12が閏
じるまでは、トランジスタ20がOFF I、ているな
め、リレー接点12が閉じるまでにトランジスタ21が
誤ってONLないように、トランジスタ21のベースに
は、遅延時間を設けるためのコンデンサ22が接続され
ている。
第1図中において、番号23は発電機である。
次に、本実施例の作動を説明する。
操作スイッチ10の投入によって、電極2.3間に高電
圧を印加し、導電外被pIA4へ電流を流す。
これにより、ウィンドガラス1の曇りが除去され、ある
いはウィンドガラス1に付着した氷の解氷が行われる。
導電外被II! 4への通電中に、ウィンドガラス1に
石などが当たってひび割れが生じると、導電性被膜4が
損傷することで、導電性被膜4の抵抗値が増大する。
この結果、導電性被膜4を流れる電流が減少(初期電流
値の80%以下)して、抵抗13の端子電圧が低下する
ことから、比較器14の一入力端子電圧が低下して、比
較器14の出力が“1′°となる。
コンデンサ16が充電されて、端子電圧が所定値に達す
ると、比較器17の出力が0°゛になり、トランジスタ
19がOFFする。これにより、リレー接点12が開放
されて導電性被膜4への給電が遮断される。
給電線5が断線した場合にも、同様にトランジスタ19
がOFFして、導電性被膜4への給電が遮断される。
ここで、ひび割れの発生位置と、ひび割れ検出から導電
外被WA4への給電を遮断するまでの時間(積分回路に
よる遅れ時間)によるウィンドガラス1の状況を観察し
た実験結果を表1に示す。
なお、表1に示すひび割れの発生位置は、ウィンドガラ
ス1に発生したひび割れが、電極2.3あるいは給電1
i5まで達した際の位置である。
また、ひび割れ検出後の電流低減比Rは、下式により求
めたものである。
R−ひび割れ発生後の電流値÷初期電流値以下余白 表1 以下余白 なお、第3図に、上記表1の電流低減比Rを、給電を遮
断するまでの積算時間に対応して図示した。
上述の実験結果からも得られるように、本実施例では、
電流低減比Rを0.8以下とすることで、スパークが発
生し得る電流値を、ノイズの誤動作なく確実に検出する
ことができる。
また、電流低減比Rが0.8以下に低減した場合に、導
電性被膜4への給電を遮断する時期を、電流値低減後0
.01秒以上および3秒以内に設定したことにより、ノ
イズによる誤動作を防止することができるとともに、火
災発生の危険性を防止することができる。
なお、本発明のウィンドガラス1の加熱装置は、自動車
のウィンドガラスや鉄道車両の窓ガラス、あるいは船舶
の窓ガラスなど広範囲に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図はウィンドガラスの加熱装置を構成する電気回路
図、第2図はウィンドガラスの平面図、第3図は電流低
減比Rと給電を遮断するまでの積算時間との関係図であ
る。 図中 1・・・ウィンドガラス 2.3・・・電極 4・・・導電性被膜 7・・・給電回路 13・・・抵抗(電流値検出手段) 15・・・抵抗(積算手段) 16・・・コンデンサ(積算手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(a)ウインドガラスに配設された一対の電極と、 (b)前記電極間に形成された導電性被膜と、(c)前
    記電極を介して前記導電性被膜への給電を行う給電回路
    とを備え、 該給電回路は、 前記導電性被膜に流れる電流値を検出する電流値検出手
    段、および該電流値検出手段の検出値が設定値以下に低
    下してからその低下時間を積算する積算手段を具備し、
    該積算手段が積算を開始してから、所定時間後に前記導
    電性被膜への給電を停止することを特徴とするウインド
    ガラスの加熱装置。
JP1139874A 1989-06-01 1989-06-01 ウインドガラスの加熱装置 Pending JPH035259A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05142521A (ja) * 1991-11-20 1993-06-11 Stanley Electric Co Ltd 液晶表示装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49105813A (ja) * 1973-02-07 1974-10-07
JPS5092535A (ja) * 1973-12-21 1975-07-24
JPS61188252A (ja) * 1985-02-14 1986-08-21 Mazda Motor Corp 車両用電源供給装置

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