JPH0352431Y2 - - Google Patents

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JPH0352431Y2
JPH0352431Y2 JP1986196685U JP19668586U JPH0352431Y2 JP H0352431 Y2 JPH0352431 Y2 JP H0352431Y2 JP 1986196685 U JP1986196685 U JP 1986196685U JP 19668586 U JP19668586 U JP 19668586U JP H0352431 Y2 JPH0352431 Y2 JP H0352431Y2
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JP
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plate
hanging cabinet
heat insulating
insulating material
range hood
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JP1986196685U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、吊戸棚に係り、特に、レンジフー
ドと隣接して配設される吊戸棚に関する。
〔従来の技術〕
従来、厨房家具の配設態様として、第5図に示
すように、流し台1の隣りにガス器具などの熱機
器2を配設し、これに対応して流し台1の上方に
設置された吊戸棚3に連続させて上記熱機器2の
上方にレンジフード4を配設し、該熱機器2から
の熱や煙等を、該レンジフード4にセツトされた
フアン5により強制吸引して屋外へと排出するよ
うに構成されたものが公知である。
このような厨房家具の配設形態にあつては、上
記レンジフード4のモータ5から放出される熱を
遮断する目的から、吊戸棚3のレンジフード隣接
側部を断熱することが法令上義務付かられてお
り、このため従来では、第6図に示すように、上
記レンジフード4に隣接する吊戸棚3の側板3a
に断熱材6を貼着などの手段で固着しているのが
現状である。
〔従来の技術の問題点〕
しかしながら、上記従来のものにあつては、吊
戸棚3のレンジフード側側壁面に前記断熱材6を
配設する構造であるため、第6図に示すように、
該断熱材6の厚さd分だけ吊戸棚3の幅寸法Dを
短く構成しなければならないという問題を有して
いた。特に、吊戸棚は、一般に、その幅寸法が、
60cm、90cm、120cm等、設置される厨房室の間口
寸法に対応して一定寸法のものが各種用意されて
おり、しかも該吊戸棚3は、現場において上記間
口寸法に対応させて組み合わされ設置されること
から、どの幅寸法の吊戸棚がレンジフード側に配
設するかを予め特定することは難しく、その結
果、レンジフード側に配設される吊戸棚は、従
来、特注品とされ、コストが大幅に嵩むという問
題を有していると共に、前記断熱材が表面に露出
するため見映えも悪い等の問題を有していた。
〔問題点を解決するための構成及び作用〕
この考案は、かかる現状に鑑み創案されたもの
であつて、その目的とするところは、レンジフー
ドの配設位置の如何に拘らず、吊戸棚に断熱材を
取り付けることができ、しかも該吊戸棚は、断熱
材の厚さに対応させてその幅寸法を短く形成する
必要がないので、大量生産が可能となり価格を大
幅に低減することができると共に、見上げ板を着
脱自在とすることで清掃も容易となる他、断熱材
が外部に露出せず見映えもよい吊戸棚を提供しよ
うとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案に係る吊戸
棚にあつては、左右の側壁部を、内側板と金属基
材からなる外側板とで構成して側壁部内に背板側
が開口した空隙部を形成し、該空隙部内に前記開
口から断熱材を着脱自在に嵌挿すると共に、見上
げ板を底部に着脱自在に装着したことを特徴とす
るものである。
〔作用〕
それ故、この考案に係る吊戸棚にあつては、各
種の幅寸法に構成された吊戸棚のうちのいずれか
の吊戸棚を、厨房家具設置スペースの間口寸法に
対応させて組み合わせて設置し、この吊戸棚の左
右いずれの側にレンジフードを配設しても、上記
レンジフード側の内・外側板間に形成された空隙
部内に、上記断熱材を装着すればよい。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す一実施例に基きこの考案
を詳細に説明する。
第1図に示すように、この実施例に係るスチー
ル等の金属材で形成された吊戸棚Tは、天板1
0、底板11、外側板12、内側板13、背板1
4及び扉を構成する表板(図示せず)を立方体状
に組構して構成されている。
天板10の両端部10a及び底板11の両端部
11aは、第2図に示すように、L字状に折曲さ
れている。
外側板12は、第2図に示すように、その上端
部12aがL字状に折曲され、下端部12bが略
J字状に折曲形成されており、その自由端部先端
12cは、前記底板11の底面から若干離間し、
後記する見上げ板15をスライド可能に係止保持
するように構成されている。
吊戸棚Tの側壁部は、第2図に示すように、外
側板12と内側板13とで構成されており、コ字
状に構成された内側板13の上端片13aは、上
記天板10の下面に、下端片13bは前記底板1
1の上面に夫々固着されている。
これにより、上記外側板12と内側板13との
間には、所謂ケイカル板等で形成された断熱材1
6を収納する空隙部Sが形成される。
この空隙部Sは、図示の実施例では表板側が閉
塞され、背板側は開口されている。これは、吊戸
棚Tの表板側から該断熱材16が見えないように
構成するためである。
見上げ板15は、特に第3図からも明らかなよ
うに、その縦断面形状が凹状に形成されており、
上記自由端部先端12cによりその底部が支承さ
れて、底板11の下面において表板方向へスライ
ドするように着脱自在に装着されているので、清
掃等を容易に行うことができる。
また、上記見上げ板15の上面部にも所謂ケイ
カル板等で形成された断熱材16が装着されるよ
うに構成されている。
それ故、レンジフード(図示せず)がこの実施
例に係る吊戸棚Tの左側に配設される場合には、
該吊戸棚Tを天井などに取付ける前に、第2図左
側側壁部を構成する外側板12と内側板13との
間に形成された空隙部Sに、断熱材16を背板側
から挿入し、この後に上記吊戸棚Tを天井などに
取付ける。
第4図は、前記実施例に係る吊戸棚Tに比べそ
の幅寸法が大きく形成された吊戸棚Tであり、表
板(図示せず)、天板10、底板11、背板14、
見上げ板15及びこの見上げ板15に嵌装される
断熱材16の幅寸法が大きく形成された他は、他
の構成は、前記実施例と同様であるので、その詳
細な説明をここでは省略する。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案に係る吊戸棚に
あつては、レンジフード側の側壁部に、現場で断
熱材を嵌挿することができ、しかも、例えば、吊
戸棚の右側に位置するレンジフードを吊戸棚の左
側に付け換える場合等、吊戸棚の取り付け位置関
係が変わつたときでも、吊戸棚のレンジフード側
の側壁に断熱材の入れ換えるだけで断熱を行うこ
とができるので、施工が極めて簡便となり、ま
た、従来のように断熱材の厚さに対応させて吊戸
棚の間口寸法を変更する必要がなく、間口寸法が
一定の吊戸棚とすることができるため、量産が可
能であると共に、断熱材の高さ及び奥行寸法が一
定であるため、1種類のものを用意するだけでよ
く、管理や運搬が容易である他、断熱材は表板側
が閉塞された内側板と外側板との間に嵌挿される
ため、表面からは見えず、さらに、見上げ板が着
脱自在に装着されているため、清掃も容易となる
等、幾多の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る吊戸棚を背
板方向から示す斜視図、第2図は同吊戸棚の要部
を一部切欠して示す斜視図、第3図は同吊戸棚を
一部切欠して示す断面図、第4図は、他の幅寸法
を有する吊戸棚を背板方向から示す斜視図、第5
図は従来の吊戸棚が設置された厨房家具の正面
図、第6図は従来の吊戸棚とレンジフード及び断
熱材の配設状態を示す説明図である。 符号の説明、T……吊戸棚、S……空隙部、1
2……外側板、13……内側板、14……背板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右の側壁部を、内側板と金属基材からなる外
    側板とで構成して側壁部内に背板側が開口した空
    隙部を形成し、該空隙部内に前記開口から断熱材
    を着脱自在に嵌挿すると共に、見上げ板を底部に
    着脱自在に装着したことを特徴とする吊戸棚。
JP1986196685U 1986-12-23 1986-12-23 Expired JPH0352431Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986196685U JPH0352431Y2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986196685U JPH0352431Y2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23

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Publication Number Publication Date
JPS63103339U JPS63103339U (ja) 1988-07-05
JPH0352431Y2 true JPH0352431Y2 (ja) 1991-11-13

Family

ID=31155734

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986196685U Expired JPH0352431Y2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4856156U (ja) * 1971-10-29 1973-07-18

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JPS63103339U (ja) 1988-07-05

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