JPH0352368B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0352368B2 JPH0352368B2 JP5820485A JP5820485A JPH0352368B2 JP H0352368 B2 JPH0352368 B2 JP H0352368B2 JP 5820485 A JP5820485 A JP 5820485A JP 5820485 A JP5820485 A JP 5820485A JP H0352368 B2 JPH0352368 B2 JP H0352368B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- fitting
- spring
- clevis
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 2
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電車線に用いる曲線引金具に関するも
ので、電車線の振動を緩衝すると同時に、電車線
高さ維持の厳密性を要求される箇所での利用を目
的とする。例えば本線から分岐線を引き出すいわ
ゆるわたり線区間に於ては本線に対して分岐線が
ある一定位置に保持することが要求される。この
場合の分岐線の曲線引等に用いる。
ので、電車線の振動を緩衝すると同時に、電車線
高さ維持の厳密性を要求される箇所での利用を目
的とする。例えば本線から分岐線を引き出すいわ
ゆるわたり線区間に於ては本線に対して分岐線が
ある一定位置に保持することが要求される。この
場合の分岐線の曲線引等に用いる。
曲線引金具の下端イヤ部にはパンタによる電車
線押上の反力が作用し、いわゆる電車線の硬点と
なる。これを緩衝するためアームとアーム支持金
具との間にばねを設けることが公知であるが、在
来のばねはすべてアームを吊上げ方向に作用させ
る引ばねである。この方式では反力の緩衝に役立
つが、ばねが大きく振動し電車線の定高さ位置を
維持することが困難である。
線押上の反力が作用し、いわゆる電車線の硬点と
なる。これを緩衝するためアームとアーム支持金
具との間にばねを設けることが公知であるが、在
来のばねはすべてアームを吊上げ方向に作用させ
る引ばねである。この方式では反力の緩衝に役立
つが、ばねが大きく振動し電車線の定高さ位置を
維持することが困難である。
前記反力による電車線の振動を所望高さ位置を
中心とした或る範囲内に限定することが必要であ
る。その場合のばねは押ばねとして作用するもの
とならざるを得ないが、ある範囲内での振動を許
容することにより、緩衝にも支障のないものとす
ることができる。このためには振動の中心が常に
所望高さ位置にあるよう、ばね取付に際しばね圧
を調節可能としておくことが必要となる。本発明
は以上の問題点を解決するものである。
中心とした或る範囲内に限定することが必要であ
る。その場合のばねは押ばねとして作用するもの
とならざるを得ないが、ある範囲内での振動を許
容することにより、緩衝にも支障のないものとす
ることができる。このためには振動の中心が常に
所望高さ位置にあるよう、ばね取付に際しばね圧
を調節可能としておくことが必要となる。本発明
は以上の問題点を解決するものである。
〔実施例〕
下束1は可動ブラケツトの主パイプPへ固着さ
れ、これにアーム支持金具2が水平方向回動可能
に軸着されている。アーム3は一端がアーム支持
金具2の下端に上下方向回動可能に枢着され、湾
曲伸長して下端部にイヤEが装着され、電車線T
を把持する。
れ、これにアーム支持金具2が水平方向回動可能
に軸着されている。アーム3は一端がアーム支持
金具2の下端に上下方向回動可能に枢着され、湾
曲伸長して下端部にイヤEが装着され、電車線T
を把持する。
以上は公知のものである。次に円筒形ケース4
は一端部に直径方向対応位置で、1対の軸線方向
長孔4aが穿つてある。円盤5aには両脚5bが
溶着されクレビス金具5を形成する。クレビス金
具5はケース4の他端側からケース内へ出入可能
に挿入されるが、その両脚5bは自由端附近に対
応1対の軸線方向長孔5cが穿つてある。またケ
ース4にはこの長孔5cに対応する位置に複数の
ボルト孔4bが穿つてある。標示ピン6は円盤5
aへ直径方向に固着されその両端はケース長孔4
aへ挿入されており、長孔に沿い移動可能で、ケ
ース外からその位置を目視可能である。ばね受ボ
ルト7はクレビス金具の長孔5cを自由貫通し、
その両端部はケースのボルト孔4bの適当なもの
を選んで挿入係止されている。ばね8はケース4
とクレビス金具両脚5bとの隙間へ挿入され、両
端は夫々ばね受板9,9を介して、一方は円盤5
aに他方はばね受ボルト7に支持される。
は一端部に直径方向対応位置で、1対の軸線方向
長孔4aが穿つてある。円盤5aには両脚5bが
溶着されクレビス金具5を形成する。クレビス金
具5はケース4の他端側からケース内へ出入可能
に挿入されるが、その両脚5bは自由端附近に対
応1対の軸線方向長孔5cが穿つてある。またケ
ース4にはこの長孔5cに対応する位置に複数の
ボルト孔4bが穿つてある。標示ピン6は円盤5
aへ直径方向に固着されその両端はケース長孔4
aへ挿入されており、長孔に沿い移動可能で、ケ
ース外からその位置を目視可能である。ばね受ボ
ルト7はクレビス金具の長孔5cを自由貫通し、
その両端部はケースのボルト孔4bの適当なもの
を選んで挿入係止されている。ばね8はケース4
とクレビス金具両脚5bとの隙間へ挿入され、両
端は夫々ばね受板9,9を介して、一方は円盤5
aに他方はばね受ボルト7に支持される。
以上のように構成されたばね装置はクレビス金
具の自由端をボルト10によりアーム3へ、また
ケース4の他端をボルト11によりアーム支持金
具2の上部へ夫々係止して用いる。取付の際ばね
受ボルト7の挿入にあたつては、ボルト孔4bの
位置を選択してばねが適当に加圧された状態に於
て、標示ピン6が長孔4aの中心に位置するよう
にしておく。
具の自由端をボルト10によりアーム3へ、また
ケース4の他端をボルト11によりアーム支持金
具2の上部へ夫々係止して用いる。取付の際ばね
受ボルト7の挿入にあたつては、ボルト孔4bの
位置を選択してばねが適当に加圧された状態に於
て、標示ピン6が長孔4aの中心に位置するよう
にしておく。
本装置の取付状態に於てばねは押ばねとなつて
いるので、パンタグラフの押上に対する反力が増
し、引きばねに較べ硬点を強めることにはなる
が、長孔4aの範囲内でばねの振動を許すので実
用上支障はない。またばね受ボルトの取付位置調
節により標示ピンを振動の中心に位置させること
ができる。ばねの振動が長孔4aの長さに限定さ
れるので、電車線の昇降もそれに対応する範囲内
に抱束できる。
いるので、パンタグラフの押上に対する反力が増
し、引きばねに較べ硬点を強めることにはなる
が、長孔4aの範囲内でばねの振動を許すので実
用上支障はない。またばね受ボルトの取付位置調
節により標示ピンを振動の中心に位置させること
ができる。ばねの振動が長孔4aの長さに限定さ
れるので、電車線の昇降もそれに対応する範囲内
に抱束できる。
第1図は曲線引金具の正面図、第2図はばね装
置の正面図である。 1……下束、2……アーム支持金具、3……ア
ーム、4……ケース、4a……長孔、4b……ボ
ルト孔、5……クレビス金具、5a……円盤、5
b……脚、5c……長孔、6……標示ピン、7…
…ばね受ボルト、8……ばね、9……ばね受板、
10,11……ボルト、P……主パイプ、E……
イヤ、T……電車線。
置の正面図である。 1……下束、2……アーム支持金具、3……ア
ーム、4……ケース、4a……長孔、4b……ボ
ルト孔、5……クレビス金具、5a……円盤、5
b……脚、5c……長孔、6……標示ピン、7…
…ばね受ボルト、8……ばね、9……ばね受板、
10,11……ボルト、P……主パイプ、E……
イヤ、T……電車線。
Claims (1)
- 1 下束の下端へアーム支持金具を介してアーム
を枢着した曲線引金具に附設され、一端部に上下
対応1対の軸線方向長孔を穿つた円筒形ケース
と、同ケース内出入可能な円盤に両脚を設け円盤
側からケース内へ挿入され両脚の自由端附近で対
応1対の軸線方向長孔を穿つたクレビス金具と、
クレビス金具の円盤へ直径方向に固着され両端部
がケースの長孔へ挿入された標示ピンと、クレビ
ス金具の長孔を貫通し両端をケースの適当位置へ
選択的に固着可能としたばね受ボルトと、ケース
とクレビス金具両脚との隙間へ挿入され一端はク
レビス金具円盤に他端はばね受けボルトに夫々ば
ね受板を介して支持されたばねとから成り、ケー
スとクレビス金具の各自由端の一方はアーム支持
金具へ他はアーム端へ夫々係止され、取付時に於
て前記標示ピンがケース長孔の中央部に位置する
ようばね受けボルト位置を選択するようにしたこ
とを特徴とする曲線引金具のばね装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5820485A JPS61218443A (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | 曲線引金具のばね装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5820485A JPS61218443A (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | 曲線引金具のばね装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61218443A JPS61218443A (ja) | 1986-09-27 |
JPH0352368B2 true JPH0352368B2 (ja) | 1991-08-09 |
Family
ID=13077500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5820485A Granted JPS61218443A (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | 曲線引金具のばね装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61218443A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5542511A (en) * | 1992-10-15 | 1996-08-06 | Kummler + Matter Ag Fahrleitungstechnik | Apparatus for suspending at least one current-carrying contact wire for current collectors of overhead line buses or trams |
JP4854027B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2012-01-11 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | トロリ線の曲線引装置用アーム支持装置およびアーム支持装置と吊架線支持装置との組み合わせ |
JP2009162286A (ja) * | 2007-12-30 | 2009-07-23 | Samini Co Ltd | ハンガーばね装置 |
JP5234975B2 (ja) * | 2009-03-11 | 2013-07-10 | 三和テッキ株式会社 | 曲線引金具のばねユニット分解、組立用治具 |
FR3078296B1 (fr) * | 2018-02-23 | 2020-03-27 | Ineo Scle Ferroviaire | Dispositif de support pour une catenaire rigide |
-
1985
- 1985-03-25 JP JP5820485A patent/JPS61218443A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61218443A (ja) | 1986-09-27 |
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