JPS594834Y2 - テンシヨンバランサ - Google Patents
テンシヨンバランサInfo
- Publication number
- JPS594834Y2 JPS594834Y2 JP16612781U JP16612781U JPS594834Y2 JP S594834 Y2 JPS594834 Y2 JP S594834Y2 JP 16612781 U JP16612781 U JP 16612781U JP 16612781 U JP16612781 U JP 16612781U JP S594834 Y2 JPS594834 Y2 JP S594834Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tension
- contact line
- spring
- wire
- overhead contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電気鉄道用電車線路の端部引留部に於て気温の
変化などによる電車線の伸縮移動に際して電車線張力を
ほぼ一定に保つようになしたテンションバランサに関す
るものである。
変化などによる電車線の伸縮移動に際して電車線張力を
ほぼ一定に保つようになしたテンションバランサに関す
るものである。
電気鉄道用電車線路に於ては有限長(例えば1500
mあるいはそれ以下)の電線両端部の引留部分に電車線
が気温の変化などによって伸縮移動する場合でも電車の
安全運行上その張力を一定に保つ必要がある。
mあるいはそれ以下)の電線両端部の引留部分に電車線
が気温の変化などによって伸縮移動する場合でも電車の
安全運行上その張力を一定に保つ必要がある。
このため電車線の端部に於て滑車を設け、この滑車に垂
直方向に重錘を弔事し、電車線張力を鉛直方向に変え、
且重錘にて所要の張力を与える滑車式や電車線端部に電
車線方向に伸縮するコイルばねを内蔵したコイルばね式
等のテンションバランサが配置されている。
直方向に重錘を弔事し、電車線張力を鉛直方向に変え、
且重錘にて所要の張力を与える滑車式や電車線端部に電
車線方向に伸縮するコイルばねを内蔵したコイルばね式
等のテンションバランサが配置されている。
このテンションバランサに於て要求される性能は、
(1)設計上の標準状態を中心にして伸縮両方向に所定
のストロークを有すること。
のストロークを有すること。
(2)伸縮によって張力に僅かの変化を生じさせること
によって標準状態に復帰する力を発生させるために移動
に対して所定のばね常数を有すること。
によって標準状態に復帰する力を発生させるために移動
に対して所定のばね常数を有すること。
(3)構造堅固で耐久性に富み、安価で使用容易なこと
。
。
等である。
之等の諸条件は特に(1)は設計上の気温変化などの条
件の全域で作動させるために必要であり、また(2)は
調整範囲内の電線には電線の一方向への長期的、又は一
時的な力や移動に対する摩擦力がある他、移動するため
に生ずる力即ちばね常数がある上、このばね常数が時と
してマイナス(移動すると更に移動しようとする力)と
なることによって要求されるものとなる。
件の全域で作動させるために必要であり、また(2)は
調整範囲内の電線には電線の一方向への長期的、又は一
時的な力や移動に対する摩擦力がある他、移動するため
に生ずる力即ちばね常数がある上、このばね常数が時と
してマイナス(移動すると更に移動しようとする力)と
なることによって要求されるものとなる。
要求されるばね常数の値によってバランサの構造の適、
不適が生じ、使用条件等によって滑車式、コイルばね式
を使い分けすることが必要であり、且有利である。
不適が生じ、使用条件等によって滑車式、コイルばね式
を使い分けすることが必要であり、且有利である。
本考案は上記公知の滑車式、コイルばね式に追加し、さ
らにより有利な方法で電車線のバランスを取ることがで
きるようになした新しい方式のテンションバランサを提
供するもので、即ち本考案は電車線の張力を軸の回転に
変換して巻ばねによって調整しようとするものである。
らにより有利な方法で電車線のバランスを取ることがで
きるようになした新しい方式のテンションバランサを提
供するもので、即ち本考案は電車線の張力を軸の回転に
変換して巻ばねによって調整しようとするものである。
以下本考案を図示の実施例に基づいて説明する。
図に於て1は所要の長さを有する電車線で、電線1の端
部にワイヤー2を接続し、このワイヤーをドラム3に巻
き取るようになす。
部にワイヤー2を接続し、このワイヤーをドラム3に巻
き取るようになす。
このワイヤーの先端はドラムの一部に固着されている。
このドラム3は電柱その他の支持物7に支持金具8及び
ドラム軸4を介して回動自在に支持されると共に、この
ドラム軸4には巻ばね6を設け、電車線1に作用する張
力にて該巻ばね6をワイヤドラムを介して巻き戻し又は
巻き取るようになすものである。
ドラム軸4を介して回動自在に支持されると共に、この
ドラム軸4には巻ばね6を設け、電車線1に作用する張
力にて該巻ばね6をワイヤドラムを介して巻き戻し又は
巻き取るようになすものである。
この巻ばね6はケース5内に収納され、ケース5は支持
物7又は支持金具8に固定され、巻ばね6の一端をこの
ケースに他端をドラム軸に夫々固定し、巻ばねの弾性に
てドラム軸に回転力を与えるようになす。
物7又は支持金具8に固定され、巻ばね6の一端をこの
ケースに他端をドラム軸に夫々固定し、巻ばねの弾性に
てドラム軸に回転力を与えるようになす。
このケース内に納められた巻ばねはドラム軸の一端側に
設けるかあるいは図示の如く互いに巻収方向を逆にした
二つの巻ばねをドラム軸の両端即ちシーブを挾むように
してドラム軸に夫々設け、巻ばねのバランスを保つよう
になすが、巻ばねを一つ又は二つあるいはそれ以上を用
いる場合、電車線に作用する設計上の張力がばねの弾性
とつり合うようにしてそのばね常数を定めるものである
。
設けるかあるいは図示の如く互いに巻収方向を逆にした
二つの巻ばねをドラム軸の両端即ちシーブを挾むように
してドラム軸に夫々設け、巻ばねのバランスを保つよう
になすが、巻ばねを一つ又は二つあるいはそれ以上を用
いる場合、電車線に作用する設計上の張力がばねの弾性
とつり合うようにしてそのばね常数を定めるものである
。
これはばねの長さ、巾、厚み等を適当なものとして行う
。
。
また第4図に示すものは異りたる実施例で、電車線1の
端部を電車線長手方向に配設したラック21の一端に係
着し、ドラム軸にはドラムに代えてピニオン31を固着
し、このピニオン31に上記ラック21を噛合せしめた
ものでその作用は第1〜3図に示す実施例と同じである
。
端部を電車線長手方向に配設したラック21の一端に係
着し、ドラム軸にはドラムに代えてピニオン31を固着
し、このピニオン31に上記ラック21を噛合せしめた
ものでその作用は第1〜3図に示す実施例と同じである
。
而して本考案による時は電気鉄道用架空電車線路の引留
端部において、支持物に固定装着したケース内に巻ばね
を有し、ばねの一端をケースに固定し7、他端を電線張
力方向に直角方向の軸を有する回転軸に固定し、気温の
変化などによる電線の張力方向の移動を歯車、ワイヤ等
によって回転軸の回転に変換することによって、電線の
移動にかかわらず、その張力をほぼ一定に保つようにな
しているため従来の滑車式、コイルばね式と全く異なっ
た新しい方式のテンションバランサを提供することがで
きるので従来の機種とともに電気鉄道のバランサの選択
機種が増し一層適切で所定のばね常数の範囲の調整が経
済的に簡易に行える利点がある。
端部において、支持物に固定装着したケース内に巻ばね
を有し、ばねの一端をケースに固定し7、他端を電線張
力方向に直角方向の軸を有する回転軸に固定し、気温の
変化などによる電線の張力方向の移動を歯車、ワイヤ等
によって回転軸の回転に変換することによって、電線の
移動にかかわらず、その張力をほぼ一定に保つようにな
しているため従来の滑車式、コイルばね式と全く異なっ
た新しい方式のテンションバランサを提供することがで
きるので従来の機種とともに電気鉄道のバランサの選択
機種が増し一層適切で所定のばね常数の範囲の調整が経
済的に簡易に行える利点がある。
第1図は正面図、第2図、第3図は平面図、第4図は異
りたる実施例の正面図である。 1・・・電車線、2・・・ワイヤー、3・・・ドラム、
4・・・ドラム軸、5・・・ケース、6・・・巻ばね、
7・・・支持物、8・・・支持金具。
りたる実施例の正面図である。 1・・・電車線、2・・・ワイヤー、3・・・ドラム、
4・・・ドラム軸、5・・・ケース、6・・・巻ばね、
7・・・支持物、8・・・支持金具。
Claims (1)
- 電気鉄道用架空電車線路の引留端部において、支持物に
固定されたケース内に巻ばねを設け、この巻ばねの弾性
を電車線張力に作用するようになし、気温の変化などに
よる電車線の張力方向の移動に際してもその張力をほぼ
一定に保つようになしたテンションバランサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16612781U JPS594834Y2 (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | テンシヨンバランサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16612781U JPS594834Y2 (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | テンシヨンバランサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5870928U JPS5870928U (ja) | 1983-05-13 |
JPS594834Y2 true JPS594834Y2 (ja) | 1984-02-13 |
Family
ID=29958293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16612781U Expired JPS594834Y2 (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | テンシヨンバランサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594834Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013230706A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Nhk Spring Co Ltd | 架線用テンションバランサ |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001253271A (ja) * | 2000-03-08 | 2001-09-18 | Japan Freight Railway Co | 貨物車用ターミナル |
US8602178B2 (en) * | 2007-01-23 | 2013-12-10 | Rongjun Tie | Constant strain spring compensation device |
RU2529093C2 (ru) * | 2009-12-15 | 2014-09-27 | Керн-Либерс (Тайцан) Ко., Лтд. | Устройство компенсации натяжения с тормозной функцией |
-
1981
- 1981-11-06 JP JP16612781U patent/JPS594834Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013230706A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Nhk Spring Co Ltd | 架線用テンションバランサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5870928U (ja) | 1983-05-13 |
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