JPH0352208A - コンデンサ付変圧器 - Google Patents

コンデンサ付変圧器

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JPH0352208A
JPH0352208A JP1188058A JP18805889A JPH0352208A JP H0352208 A JPH0352208 A JP H0352208A JP 1188058 A JP1188058 A JP 1188058A JP 18805889 A JP18805889 A JP 18805889A JP H0352208 A JPH0352208 A JP H0352208A
Authority
JP
Japan
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coil
capacitor
conductor
insulating sheet
transformer
Prior art date
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Pending
Application number
JP1188058A
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English (en)
Inventor
Masusaku Okumura
奥村 益作
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の゛利用分野] この発明はコンデンサ付変圧器に関し、特にたとえば進
相コンデンサやノイズカット用コンデンサなどを内蔵す
る、コンデンサ付変圧器に関する〔従来技術〕 第6図を参照して、従来の変圧器1は絶縁導線を巻回す
ることによって1次コイルPCおよび2次コイルSCが
形成され、1次コイルPCおよび2次コイルSCにコア
2を挿入して磁気結合したものであった。そして、1次
コイルPCと電源ACとを結ぶ電源線3の任意の位置に
進相コンデンサCを並列接続して、力率を改善し、変圧
器1の漏れ電流を補償していた。この進相コンデンサC
は、祇またはフィルムシ一トなどからなる誘電体をアル
≧などからなる電極とともに巻回して絶縁処理すること
によって形成されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の変圧器1においては、別部品として製造された進
相コンデンサCを組み込む必要があるため大きなスペー
スが必要になり、また高価格であるという問題点があっ
た。
それゆえに、この発明の主たる目的は、省スペース化お
よびコストダウンが図れる、コンデンサ付変圧器を提供
することである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、長尺の第1の絶縁シート、第1の絶縁シー
トの一面にその長手方向に延びて形成される第1の導体
、第1の導体に取り付けられる2つの第1の端子、第1
の絶縁シート上に積層される第2の絶縁シート、第2の
絶縁シートに形成される第2の導体、第2の導体に取り
付けられる第2の端子を含み、第1および第2の絶縁シ
ートを積層した状態で巻回することによって形成される
巻回体を備え、第1の導体によって2つの第1の端子間
に第1のコイルが形成され、かつ第lおよび第2の導体
の間に第1のコイルに接続されたコンデンサが形成され
、さらに第1のコイルに磁気結合される第2のコイルを
備える、コンデンサ付変圧器である。
〔作用〕
第lの絶縁シート上に形成された第1の導体によって第
1のコイルが形成され、第2の絶縁シートを挟んで対向
する第1および第2の導体の間でコンデンサが形成され
、このコンデンサは第1の導体すなわち第lのコイルに
接続される。
〔発明の効果〕
この発明によれば、コンデンサを第1のコイルと一体的
に組み込むことができるので、従来のように別部品とし
て製造されたコンデンサを組み込むものに比べて省スペ
ースの点で有利であるばかりでなく、生産性の向上、ひ
いてはコストダウンをも期待できる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
〔実施例〕
第l図を参照して、この実施例のコンデンサ変圧器IO
は、フィルム巻回体■2を含む。
このフィルム巻回体l2は、第2図に示すように、長尺
の第1および第2の絶縁シ一ト14およびl6を含み、
これら第lおよび第2の絶縁シ一ト14および16はそ
れぞれたとえばポリエステルフィルムなどからなる。第
lの絶縁シ一トl4の上面には、その長手方向に連続的
に延びて、たとえばアルξニウムまたは銅などの良導電
性金属からなる導体箔18が貼り付けられる。第2の絶
縁シート16の上面にも、その長手方向やや第1の端子
24a(後述)側に、同様の導体箔20が貼り付けられ
る。
第1の絶縁シ一ト14上の導体箔l8の両端部には、そ
れぞれ別の導体箔22をたとえばスポット溶接で固着す
ることによって、第1の端子24aおよび24bが取り
付けられている。すなわち、第lの端子24aおよび2
4bは、それぞれ略長方形の導体箔22の端部が折り返
されてスポット溶接が施されている部分に挟まれ、導体
箔22と一体固定される。また、第2の絶縁シ一ト16
上の第2の導体箔20の長さ方向のほぼ中央には、同様
に、別の導体箔26によって、第2の端子28が取り付
けられる。すなわち、第2の端子28は、第2の導体箔
20と導体箔26との間に挟まれて、スポット溶接など
によって一体固定される。
このように形戒された第lおよび第2の絶縁シ一ト14
および16を積層した後、第3図に示すように、第2の
絶縁シ一ト16の上面の第2の導体Ffi20が内側に
なるように、第1および第2の絶縁シ一ト14および1
6を円筒状に巻きつけて、フィルム巻回体12が形成さ
れる。
このようなフィルム巻回体12においては、第1の端子
24aおよび24bならびに第2の端子28が、ともに
、フィルム巻回体12の一方端面に露出する。
そして、第1の導体箔18によって、第1の端子24a
および24bの間に、第1図に示す1次コイルPCが形
成される。したがって、これら第1の端子24aおよび
24bの間の距離が1次コイルPCのインダクタンスに
影響を与える。そのため、第lの端子24aおよび24
bの取付位置を変更すれば、1次コイルPCのインダク
タンスの大きさを適当に調整できる。
このような1次コイルPCのインダクタンスは第1の導
体箔18をその幅方向に複数に分割して細長い平行導体
とし、それらを第1の端子24aおよび24b間に直列
接続すれば、より大きな値にすることができる。このよ
うにして、1次コイルの巻数(インダクタンス)と浮遊
容量をコントロールする。
また、フィルム巻回体l2において、第1および第2の
導体箔18および20の間には、誘電体である第2の絶
縁シート16が介在するため、静電容量が形成される。
この静電容量が第1図に示す進相コンデンサCとして作
用する。すなわち、第1および第2の導体Fi1Bおよ
び20で形成される進相コンデンサCは、その一方電極
が第2の端子28に接続され、他方電極が1次コイルP
Cに接続される。したがって、外部回路において(また
は内部においてでもよい)、第1の端子24aと第2の
端子28とを接続すれば、1次コイルPCに対して進相
コンデンサCが並列接続される。この進相コンデンサC
の容量は、第1および第2の導体箔18および20の対
向面積や第2の絶縁シ一ト16の誘電率によって適宜調
整できる。
なお、進相コンデンサCを構戒する第2の導体箔20も
当然第1図に示すように、インダクタンス成分を持って
しまうので、このインダクタンスを減じることが望まし
い。そのためには、第2の端子28を第2の導体箔20
の長さ方向の中央に取り付けるようにすればよい。そう
すれば、第2の導体箔20上には第2の端子28を中心
にして左右に逆方向の電流が流れ、したがって、逆方向
の電流によって生じる磁束が互いに相殺されるので、進
相コンデンサCに寄生する不要インダクタンスを減じる
ことができる。
第2図および第3図に示すフィルム巻回体12において
、第1および第2の導体箔l8および20は、蒸着やめ
っき等によっても形成され得る。
このようにして形成されるフィルム巻回体12と適当な
コア30によって磁気結合されるように2次コイルSC
が配置される。
この2次コイルSCとしてはたとえば分割巻きタイプや
平巻きタイプのコイル、その他めっきコイルなど任意の
コイルが用いられ得る。
このようにして得られたコンデンサ付変圧器10におい
ては、進相コンデンサCを1次コイルPCとともにフィ
ルム巻回体12の中に組み込めるので、絶縁油などへの
含浸工程が1回で済むなど製造工程が簡単になる。
次に、第4図を参照して、他の実施例のコンデンサ付変
圧器10′はフィルム巻回体12′を含む。このフィル
ム巻同体12′は、第5図に示すように、第2の絶縁シ
ートl6の上面に2枚の第2の導体箔20aおよび20
bが貼り付けられている点がフィルム巻回体12と相違
している。そして、第2の導体箔20aおよび20bの
長さ方向の略中央には先の実施例と同様に、別の導体箔
26aおよび26bによって、第2の端子28aおよび
28bが取り付けられている。
そして、第1および第2の!I!!縁シ一ト14および
l6を、先の実施例と同様に、円筒状に巻き付けてフィ
ルム巻回体12′が形成される。
このフィルム巻回体12′においては、第lの導体箔l
8によって1次コイルPCが形成される点は先の実施例
と同様である。しかし、第2の絶縁シート16の上面に
は2枚の第2の導体′42oaおよび20bが貼り付け
られているため、第4図に示すように進相コンデンサC
1およびC2として作用する2つの静電容量が形成され
る。これらの進相コンデンサC1およびC2は、それぞ
れその一方電極が第2の端子28aおよび28bに接続
され、他方電極が1次コイルPCに接続される。したが
って、第4図に示すように、第1の端子24aおよび2
4bにそれぞれ第2の端子28aおよび28bを接続す
れば、1次コイルPCに対して2つの進相コンデンサC
1およびC2が並列接続される。そして、このようにし
て形成されるフィルム巻回体12′と適当なコア30に
よって磁気結合されるように2次コイルSCが配置され
、コンデンサ付変圧器10′が得られる。このコンデン
サ付変圧器10”において5は、2つの進相コンデンサ
CIおよびC2を1次コイルPCに並列接続できるので
、静電容量を2倍にすることができる。
また、上述の各実施例において、コンデンサは進相コン
デンサとして機能するものであるが、ノーマルモードノ
イズの吸収をも容易に行うことができる。
さらに、図示していないが、上述の各実施例の第2の絶
縁シ一ト16上にさらにもう1枚の導体箔を貼り付けコ
ンデンサを形成し、そこから端子を引き出すことによっ
て、コモンモードノイズを吸収することができる。
なお、上述の実施例においては、1次コイルPCに進相
コンデンサC (Cl,C2)を組み込んだものであっ
たが、これに限定されず、2次コイルSCに組み込んだ
ものであってもよい。また、このとき、1次コイルはた
とえば分割巻きタイプや平巻きタイプのコイル、その他
めっきコイルなど任意のコイルが用いられ得る。
また、これらは、ノイズ除去用コンデンサを、1次コイ
ルPC、または、2次コイルSCに組み込んだものであ
ってもよい。
さらに、これらのコイルを、従来の導線で巻いたコイル
の一部分に組み込んでもよい。
また、コンデンサ付変圧器10(10’)は送配電用の
大型の変圧器から電子機器用の小型変圧器に至るまであ
らゆる容量の変圧器に適用できるさらに、この考案はコ
ンデンサ付変圧器だけでなく、モータのコイルなどにも
適用され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す結線図である。 第2図はこの実施例のフィルム巻同体の絶縁シートを展
開的に示す斜視図である。 第3図は第2図に示す第1および第2の絶縁シートを重
ね合わせ巻き込む状態を示す図解図である。 第4図はこの発明の他の実施例を示す結線図である。 第5図は第4図実施例のフィルム巻回体の絶縁シートを
展開的に示す斜視図である。 第6図は従来技術を示す結線図である。 図において、10.10”はコンデンサ付変圧器、12
.12′は巻回体、14は第1の絶縁シート、l6は第
2の絶縁シート、18は第1の導体、20.20a,2
0bは第2の導体、24a,24bは第1の端子、28
.28a,28bは第2の端子、PCは1次コイル、S
Cは2次コイル、C,Cl,C2は進相コンデンサを示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 長尺の第1の絶縁シート、前記第1の絶縁シートの一面
    にその長手方向に延びて形成される第1の導体、前記第
    1の導体に取り付けられる2つの第1の端子、前記第1
    の絶縁シート上に積層される第2の絶縁シート、前記第
    2の絶縁シートに形成される第2の導体、前記第2の導
    体に取り付けられる第2の端子を含み、前記第1および
    第2の絶縁シートを積層した状態で巻回することによっ
    て形成される巻回体を備え、 前記第1の導体によって前記2つの第1の端子間に第1
    のコイルが形成され、かつ前記第1および第2の導体の
    間に前記第1のコイルに接続されたコンデンサが形成さ
    れ、さらに 前記第1のコイルに磁気結合される第2のコイルを備え
    る、コンデンサ付変圧器。
JP1188058A 1989-07-20 1989-07-20 コンデンサ付変圧器 Pending JPH0352208A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100315444B1 (ko) * 1999-01-20 2001-11-28 민경조 커패시티 와 인덕터의 기능이 결합된 트랜스 포머 및 이를 이용한 고전압 전원장치
JP2006294803A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Toshiba Industrial Products Manufacturing Corp 変圧器
US8901480B2 (en) 2010-09-10 2014-12-02 Denso Corporation Optical sensor having a blocking film disposed over light receiving elements on a semiconductor substrate via a light transparent film for detecting an incident angle of light

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JP2006294803A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Toshiba Industrial Products Manufacturing Corp 変圧器
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