JPH035219A - サスペンション制御装置 - Google Patents

サスペンション制御装置

Info

Publication number
JPH035219A
JPH035219A JP1137959A JP13795989A JPH035219A JP H035219 A JPH035219 A JP H035219A JP 1137959 A JP1137959 A JP 1137959A JP 13795989 A JP13795989 A JP 13795989A JP H035219 A JPH035219 A JP H035219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damping force
acceleration
resonance
time
vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1137959A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Wada
俊一 和田
Shigeki Otagaki
滋樹 太田垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1137959A priority Critical patent/JPH035219A/ja
Priority to US07/530,526 priority patent/US5072965A/en
Priority to DE4017421A priority patent/DE4017421C2/de
Priority to KR1019900008070A priority patent/KR920007861B1/ko
Priority to GB9012100A priority patent/GB2234212B/en
Publication of JPH035219A publication Critical patent/JPH035219A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動車のサスペンシリンのばね上振動によ
る共振を抑制するようにしたサスペンション制御装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、自動車の振動モデルは、第5図の等価モデルに
示すように、車体(ばね上)の質量■1が懸架手段のば
ねに+およびダンパC3により支持され、かつ車輪など
のばね上質量■8かばね(タイヤ)k2によって支持さ
れるという2自由度系振動として表わされる。
このような振動モデルにおいて、路面刺激によるばね上
部材の振動は、第6図に示すように二つの共振点を有し
、周波数が約1.5〜2Hzのときの共振点はばね上部
材の共振に起因するばね上共振点であり、周波数が約l
O〜13Hzのときの共振点はばね下部材の共振に起因
するばね下共振点である。
このような共振点におけるばね上部材の振動振巾を低減
して乗心地を良くするには、第6図からも判るように懸
架手段の減衰力(ダンパCの減衰係数)を高めればよい
ことが知られている。
しかし、懸架手段の減衰力を高めると、共振点以外では
いわゆる「ゴツゴツ」としたショックが伝わり、かえっ
て乗心地の悪化を招くことになる。
そこで、懸架手段の減衰力を可変とし、ばね上またはば
ね下の共振周波数領域になったときには、−時的に減衰
力を高くすることにより、車体振動を全周波数領域に亘
、て有効に抑制し、乗心地の向上を図ったものが提案さ
れている(たとえば、特開昭59−227515号公報
) 〔発明が解決しようとする課題〕 一般に、ばね上共振の減衰は減衰係数比ζ−C/2b]
〒で決まり、減衰係数比が1に近い程ばね上共振が抑え
られるが、共振周波数以外の乗心地を考えて普通0.2
〜0.3に設定される。
ここで、乗員や荷物の増加でばね上X 景、、が大きく
なると、減衰係数比ζは相対的に小さくなり、ばね上共
振の減衰が弱くなり、振動が持続して乗心地が悪くなる
このばね上共振を検出して、−時的に減衰力を高くして
、減衰係数比を大きくし、ばね上共振を抑えても、減衰
力がまた元に戻ると、ばね上共振しやすくなる。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、質量の増加などによりばね上共振が起こりや
すくなったときには、自動車が停車して乗員や荷物の積
み降ろしがあるまで減衰力を高めに保持12、ばね上共
振を抑えて乗心地の向上を図ることができ、かつばね上
質景の増加に伴う走行安定性の劣化を防止できるサスペ
ンション制御装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段〕 この発明に係るサスペンション制御装置は、車体の上下
方向の加速度が所定のレベル以上の大きさを判定すると
ともに、その検出時点より振動周期を計測して、サスペ
ンションの減衰力を最適値に切換え制御する制御n手段
を設けたものである。
〔作 用〕
この発明においては、制m手段により車体の上下方向の
加速度が基準値に対して所定以上のレベルを検出すると
、その検出時点から共振の振朋を計測し、その計測時間
が所定時間以上になると、車両の質量が増加し、減衰係
数比が小さくなったため、ばね上共振しやすくなったと
判定し、減衰力を乗員などの荷重の乗降があるまで高め
に保持し、ばね上共振を抑える。
【実施例〕
以下、この発明のサスベンジジン制御装置の実施例につ
いて図面に基づき説明する。第1図はその一実施例の基
本的構成を示すブロック図であり、以下に述べる構成要
素により構成されている。
すなわち、車体1の上下方向の加速度を検出する加速度
検出手段2と、車輪3a、3bと車体1との間に配設さ
れたシッソクアブソーバの減衰力を外部からの指令にし
たがって変更する減衰力変更手段4と、車速検出手段5
と、ドアの開閉を検出するドア開閉検出手段6と、加速
度の大きさと振動周期を判定してばね一ト共振を検出し
、このばね上共振の累積時間をカウントし、それに基づ
き減衰力を所望の値に変更する指令を出し、車速検出手
段5の出力をカウントする車速カウンタ(図示せず)お
よびドア開閉検出手段6の信号により車両が停止し、乗
降があったと推定されるまで減衰力を高めに保持する指
令を減衰力変更手段4に出力する制′4n手段7とによ
り構成されている。
第2図はこの発明を減衰力の切換えに適用した場合の一
実施例の構成を示す図であり、各部材を車両に搭載した
状態の透視図であり、第3図はその構成を示すブロック
図である。
この第2図および第3図の両図において、11はハンド
ルの操作状況を検出するステアリングセンサ、5は上記
車速検出手段であり、以下、この実施例では車速センサ
5と称する。13は車体1の加減速の操作を検出するア
クセル開度センサ、14はブレーキスイッチである。
また、6はドア開閉検出手段としてのドアスイッチであ
り、この実施例では、以下ドアスイッチ6と称すること
にする。
さらに、上記加速度検出手段2は、この実施例では、以
下、上下加速度セン号と称する。この上下加速度センサ
2は車体1の上下方向の加速度を検出するもので、たと
えば、圧電体により構成された加速度ビックアンプ、ま
たは差動トランス弐のもの、または半導体歪みゲージ式
の自動車用の加速度センサが用いられる。
この実施例では、上下加速度センサ2の装着場所は車体
1の重心位置に装着したが、先端位置であっても、前後
2個であっても、各車輪のサスベンジジンごとであって
も良い。
また、この上下加速度センサ2は零加速度時の出力レベ
ルを中心に上下方向の加速度をアナログ電圧でリニアに
出力するものである。
上記ステアリングセンサ11、車速センサ5、アクセル
開度センサ13、ブレーキスイッチ14、上下加速度セ
ンサ2、ドアスイッチ6、セレクトスイッチ15の出力
はそれぞれ第3図に示すように制御手段7に出力するよ
うになっている。
この制御手段7により、減衰力変更手段4の減衰力の可
変制御を行うようになっているとともに、インジケータ
16を駆動し、この減衰力、車速、ドアスイッチ6の開
閉、ブレーキスイッチ14の開閉、アクセル開度センサ
13の出力などの表示制御を行うようになっている。
次に動作について説明する。上下加速度センサ2の出力
はA/D (アナログ/ディジタル)変換されて、マイ
クロコンピュータで構成された制御手段7に入力されて
、上下加速度センサ2の信号レベル、変化、振動周期を
それぞれ演算される。
次に、制御手段7の処理手順を第4図のフローチャート
にしたがって説明する。
まず、「スタート」して、ステップS1で上下加速度セ
ンサ2の信号を読み取り、ステップS2で、この信号の
規定値(±OG(加速度))を境として、上下両方向の
所定レベル以上の加速度の大きさをそれぞれ判定する。
次に、ステップS3では、振動の周期を1周期または半
周期で判定する。
ステップS2と83の判定結果をもとにステップS4で
ばね上共振が発生したと判断されると、ステップS5へ
進み、ステップS5でばね上共振が持続している間、ば
ね上共振タイマのカウントを進める。
次いで、ステップS6に進む、このステップS6でばね
上共振タイマの値を判定し、タイマの値が所定以上、す
なわち、ばね上共振している時間の累積時間が所定時間
以上であれば、ステ・ノブS7に進み、減衰力を高めに
設定する。
また、ステップS4において、ばね上共振が発生してい
なければ、ステップS6に進み、このステップS6での
上述の処理を行う。
このステップS6で、ばね上共振している時間の累積時
間が所定以上でなければ、ステップS8に進む。
このステップS8では、車両の乗員もしくは荷物に増減
があるかどうかを判定する。すなわち、車速センサ5が
車速ゼロを検知して、車両が停止していることを検知す
るか、ドアスイッチ6がドアが開いていることを検知す
れば、乗員もしくは荷物の増減があったと判定し、ステ
ップS9へ進む。
このステップS9では、ばね上共振タイマをリセットし
、減衰力が高めに保持されておれば、ソフト(rsOF
TJ)へ復帰させる。
また、ステップS8で「NO」であれば、すなわち、荷
物の積み降ろし、乗員の乗降がなければ、現在の状態を
変更しないで次のステップへ進む。
なお、上下加速度センサ2の信号が車体のばね上共振に
近い周波数を検出したときは、サスペンションの減衰力
を1段高くしても停車するまで、もしくはドアが開くま
で減衰力を保持するようにしてもよい。
また、上下加速度センサ2の検出は所定の車速以上で行
うようにしてもよく、この上下加速度センサ2の出力が
規定値を基準として、一方向に判定レベル以上の加速度
を検出した時点から加速度の周期(周波数)計測を開始
し、−旦前回とは反対方向に判定レベル以上の加速度を
検出し、再び周期計測を開始したのと同一方向に判定レ
ベル以上の加速度を検出するまでの経過時間により、上
下加速度センサ2の出力信号の周波数を計測するように
してもよい。
さらに、上下加速度センサ2がばね上共振に近い周波数
の累積時間が所定以上ザスペンションの減衰力を高めに
切り換えるようにしてもよい。
C発明の効果〕 以上のように、この発明によれば、加速度検出手段の出
力信号が所定以」二のレベルになった時点からばね振動
の周期を計1llII−て、ばね上共振が所定時間計測
されると減衰力を高めに設定するよ・)にしたので、乗
員や荷物の増加によって車両のばね上質量が大きくなり
、減衰係数比が相対的に小さくなって、ばね上共振が起
こりやすくなった場合、これを車体の」ニ下加速度より
検出し、減衰力を高めに切り換え、ばね上振動を抑え乗
心地を良くすることができる。
また、−度減衰力を高めに切り換えると、乗員や荷物の
積み降ろしがあるまで高めの減衰力を保持するようにし
ているから、ばね上質量の増加に伴う走行中のばね上振
動を常に低減し、乗心地を高めるとともに、適度に減衰
力を高めることにより、ばね上質量の増加に伴う走行安
定性の劣化も防止するサスペンション制御装置を提供で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるサスペンション制御
装置の基本的構成を示すブロック図、第2図はこの発明
を減衰力の切換えにjΔ用L7た場合の実施例の各部材
を車両に搭載した状態の透視図、第3図は第2図の実施
例の構成を示すブロック図、第4図は第2図および第3
図の実施例における制御手段の動作の流れを示すフロー
チャー1・、第5図は自動車の振動モデルを示す等価模
式図、第6図はばね上部材の振動特性を示す特性図であ
る。 1・・・車体、2・・・加速度検出手段、4・・・減衰
力変更手段、5・・・車速センサ、6・・・ドアスイッ
チ、7・・・制御1手段。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車体の上下方向の加速度を検出する加速度検出手段と、
    車速を検出する車速検出手段と、ドアの開閉を検出する
    ドアスイッチと、車両の車輪と上記車体との間に設けら
    れ、それぞれに対応する車輪に対し上記車体を支持する
    複数個のサスペンションと、このサスペンションの減衰
    力を可変する減衰力可変手段と、上記加速度検出手段か
    らの出力信号の規定値を境として上下両方向の所定のレ
    ベル以上の加速度の大きさを判定するとともにその大き
    さが所定のレベル以上を検出した時点から振動周期を計
    測して上記サスペンションの減衰力を最適値に切り換え
    るように上記減衰力可変手段を制御する制御手段とを備
    えたサスペンション制御装置。
JP1137959A 1989-05-31 1989-05-31 サスペンション制御装置 Pending JPH035219A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1137959A JPH035219A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 サスペンション制御装置
US07/530,526 US5072965A (en) 1989-05-31 1990-05-30 Suspension control device
DE4017421A DE4017421C2 (de) 1989-05-31 1990-05-30 Verfahren und Vorrichtung zur Dämpfungseinstellung an einem Fahrzeug
KR1019900008070A KR920007861B1 (ko) 1989-05-31 1990-05-31 서스펜션제어장치
GB9012100A GB2234212B (en) 1989-05-31 1990-05-31 Suspension control device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1137959A JPH035219A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 サスペンション制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH035219A true JPH035219A (ja) 1991-01-11

Family

ID=15210726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1137959A Pending JPH035219A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 サスペンション制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH035219A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5072965A (en) Suspension control device
JP2578836B2 (ja) 自動車の車高調整装置
JP3006689B2 (ja) セミアクテイブな走行装置機構用の制御装置
JP2616141B2 (ja) サスペンションまたはスタビライザの制御装置
US6202011B1 (en) Electronic controlled suspension system using wheel speed
US9592715B2 (en) Method and apparatus for active dynamic trimming of suspension damping including negative stiffness
JP2560564B2 (ja) サスペンション制御装置
GB2255752A (en) System for controlling or regulating vehicle suspension.
JPH0374215A (ja) サスペンションまたはスタビライザの制御装置
US5163704A (en) Control apparatus of support unit
JPS6247722B2 (ja)
US5338058A (en) Damping force control system for vehicle suspension
JP3052698B2 (ja) サスペンション制御装置
JPH05169959A (ja) 周波数に依存した車台機構の適応形制御方法
JPH07117443A (ja) サスペンション制御装置
JPH035219A (ja) サスペンション制御装置
JPH035220A (ja) サスペンション制御装置
JPH0585132A (ja) 車台の制御信号形成方法
JP3122573B2 (ja) サスペンション制御装置
JPH08207541A (ja) 車両用減衰力付与機構のための電気制御装置
JP3075133B2 (ja) サスペンション制御装置
JP3156480B2 (ja) サスペンション制御装置
JPH05319068A (ja) サスペンション制御装置
JPH0459408A (ja) 車両用アクティブサスペンション装置
JPH03509A (ja) サスペンションまたはスタビライザの制御装置