JPH0352196A - 連想メモリ - Google Patents

連想メモリ

Info

Publication number
JPH0352196A
JPH0352196A JP18832189A JP18832189A JPH0352196A JP H0352196 A JPH0352196 A JP H0352196A JP 18832189 A JP18832189 A JP 18832189A JP 18832189 A JP18832189 A JP 18832189A JP H0352196 A JPH0352196 A JP H0352196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mos transistor
memory cell
threshold voltage
mos
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18832189A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Koike
英敏 小池
Toshimasa Kawai
川合 利昌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Microelectronics Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP18832189A priority Critical patent/JPH0352196A/ja
Publication of JPH0352196A publication Critical patent/JPH0352196A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は連想゜メモリに係り、特に連想メモリセルに関
する。
(従来の技術) 近年の電子技術の進展により、電子装置に用いられるメ
モリ装置としては多様な機能を有するものが普及し始め
ており、その1つに連想メモリがある。この連想メモリ
の一例として、昭和60年度電子通信学会総合全国大会
発表No.547によりr大容量連想メモリLSIの一
構成法」が提案されており、この連想メモリは使用トラ
ンジスタ数が少ないスタティック型連想メモリセルのア
レイを用いている。
ここで、第1図に上記スタティック型連想メモリセル1
の回路構成を示し、その一致検索動作について説明する
。第1図において、高電位側のvCC電源と低電位(接
地電位)側のVSS電源との間に、抵抗RaおよびNチ
ャネルMOSトランジスタNaが直列に接続されてなる
第1のインバータIVaが接続され、同様に、Vcc電
源とV ssi源との間に、抵抗RbおよびNチャネル
MOSトランジスタNbが直列に接続されてなる第2の
インバータIVbが接続され、これらの2個のインバー
タは互いの人出力ノードが交差接続されてフリップフロ
ップ回路を形成している。このフリップフロップ回路の
相補的な2個のデータ保持ノードDおよびD(つまり、
前記2個のインバータの各出力ノード)とビット線対(
BLSBL)との間に各対応して電荷転送用のNチャネ
ルMOSトランジスタNcおよびNdが接続され、この
電荷転送用のNチャネルMOSトランジスタNcおよび
Ndのゲートにワード線WLが接続されている。
以上の構成により、よく知られている高抵抗負荷型のス
タティック型メモリセルに相当するスタティック型メモ
リセル部MCが形成されている。
さらに、一致/不一致検出を行うために、一対の一致検
索線SLIおよびSL2と、一致検出用の3個のNチャ
ネルMOSトランジスタN1〜N3と、1本の一致検出
線SL3とが追加されることによって連想メモリセルが
構威されている。
即ち、第1のデータ保持ノードDに第1のM O Sト
ランジスタN1のゲートが接続され、そのドレインが第
1の一致検索線SL1に接続されている。同様に、第2
のデータ保持ノードDに第2のMOSトランジスタN2
のゲートが接続され、そのドレインが第2の一致検索線
SL2に接続されている。そして、第1のMOSトラン
ジスタN1および第2のMOSトランジスタN2の各ソ
ースが第3のMOSトランジスタN3のゲートに接続さ
れ、この第3のMOSトランジスタN3のドレインは一
致検出線SL3、ソースはVSS電源にそれぞれ接続さ
れている。
第1の一致検索線SLIおよび第2の一致検索線SL2
には相浦的な信号が人力するものであり、第1の一致検
索線SLIの入力信号を81第2の一致検索線SL2の
人力信号をS、第1のデータ保持ノードDのデータをA
1第2のデータ保持ノードDのデータをAで表わすと、
第1のMOSトランジスタN1および第2のMOSトラ
ンジスタN2のソース共通接続ノードC(つまり、第3
のMOSトランジスタN3のゲート)の論理レベルは次
の真理値表のようになる。
即ち、第1のデータ保持ノードDのデータA(以下、セ
ルデータと記す)と第2の一致検索線SL2の入力信号
S(一致検索データ)とが一致すれば、ノードCは低レ
ベル“0“になり、セルデータAと一致検索データSと
が不一致であれば、ノードCは高レベル“1”になり、
換言すれば、ノードCはセルデータAと一致検索データ
Sとの排他的オア論理をとった論理レベルとなる。
このように、基本的に1ビットデータの一致/不一致を
検出するためには、第1のMOSトランジスタN1およ
び第2のMOSトランジスタN2からなる排他的オア論
理部と前記スタティック型メモリセル部MCとを含む第
1図中の点線内の回路10で十分である。
さらに、一致検出線SL3の初期状態をV cc電位(
“1”レベル)にプリチャージしておくと、ノードCが
“1“レベルの時は第3のMO.SトランジスタN3が
オンになり、ノードCが“O゛レベルの時は第3のMO
SトランジスタN3がオフになるので、一致検出線SL
3にはノードCの反転レベルが現れる。
従って、セルデータAと一致検索データSとが一致すれ
ば、ノードCは“0”レベル、一致検出tlSL3は′
1“レベルになり、セルデータAと一致検索データSと
が不一致であれば、ノードCは“11レベル、一致検出
線SL3は″Omレベル(接地電位)になるので、一致
検索動作が実現される。
通常、連想メモリでは、1ビットデータのみの一致/不
一致を検出するだけでなく、あるビットパターン(複数
ビット)についても一致/不一致を検出するものであり
、第2図に示すように、前記したような連想メモリセル
のアレイにおける同一行の複数個の連想メモリセル1・
・・に対して1本の一致検出線SL3を共通に接続して
いる。これにより、複数個の連想メモリセル1・・・の
各セルデータ(AASAB、・・・An)と一致検索デ
ータ(SA,SR,・・・Sn)とがそれぞれ一致して
いれば一致検出線SL3は“1″レベルになり、1ビッ
トでも不一致であれば、一致検出線SL3は“0”レベ
ル(接地電位)になるので、一致検索動作が実現される
なお、一致検索データ(S,S)に代えて、この一致検
索データ(S,S)とマスク信号Mとの論理積をとった
一致検索データ(S−M.S−M)を用い、M一“1゜
の時にはS−M−S,S−M一Sとし、M一“02の時
にはS−M−“0″S−M−“0“となるように制御す
れば、M −“0”とすることによりノードCは“0”
レベルとなって、第3のMoSトランジスタN3がオフ
になる。このようにM一“0″とすることにより連想メ
モリセルを一致検出対象から除外する機能は、マスク機
能と呼ばれ、連想メモリの重要な機能の1つである。
従って、一致検索動作を行わない時には、一致検索線S
LIおよびSL2はそれぞれ接地電位VSSに固定され
ていると考えることができる。
ところで、第1図に示した連想メモリセルでは、抵抗R
aおよびRbにスタンバイ電流が流れることによる消費
電流の増加を防ぐために、抵抗RaおよびRbはかなり
高い値(一般に数十〇Ω以上)に設定される。このよう
に設定された場合、第1のデータ保持ノードDまたは第
2のデータ保持ノードDの高レベルは、 vcc−vth” になる。ここで、VthlIは、電荷転送用トランジス
タNcおよびNdの閾値電圧vthがバックゲートバイ
アス効果によりシフトした閾値電圧であり、vthが約
1■とすると、Vth”は約2vになる。また、抵抗R
aおよびRbがかなり高い値であると、書込み終了後も
十分な時間が経過しない間は、データ保持ノードDまた
はDの高レベルはVcc−Vth”から殆んど上昇しな
いと考えることができる。そして、この高レベルvth
”が第1のMOSトランジスタN1または第2のMOS
トランジスタN2のゲート電位となるので、ノードCの
高レベルは、 (Vcc−V t h” ) 一V t h” ”ニナ
ル。ココテ、vth”は、第1のMOSトランジスタN
1および第2のMOSトランジスタN2の閾値電圧vt
hがバックゲートバイアス効果によりシフトした閾値電
圧であり、このバックゲートバイアス効果による閾値電
圧vthへの影響は電荷転送用トランジスタNcおよび
Ndのバックゲートバイアス効果による閾値電圧vth
への影響よりは小さいが、vthが約IVとすると、v
th”は約1.5Vになる。
一方、V cc − 5 V±0.25V(±5%)の
動作電源電圧を保証しようとすると、その下限値である
Vcc=4.5Vでの動作を保証しなければならない。
しかし、この時、ノードCの高レベルは、(Vcc−¥
 t h” ) −V t h” ”ら(4.5V−2
V)−1.5V−IVまでしか上がらない。
従って、第3のMOSトランジスタN3の閾値電圧vt
hが約IVとすると、そのゲート・ソース間電圧VGS
と閾値電圧vthとの差は、vcs−vth=−1v−
iv−ov となり、第3のMOSトランジスタN3の電流駆動力が
非常に小さくなり、最悪の場合には第3のMOSトラン
ジスタN3がオフ状態になる。これにより、予めブリチ
ャージされた一致検出線SL3を規定時間内にデイスチ
ャージすることができず、最大動作周波数の低下を招き
、最悪の場合には一致検出の誤動作を招いてしまうとい
う問題が生じる。
また、メモリセル面積の制約上、ゲート幅の狭(1MO
Sトランジスタが使用されるので、ナローチャネル効果
により前記バツクゲートバイアス効果によりシフトした
閾値電圧vth”およびvth”は一層増加する。この
ため、連想メモリセルの面積を縮小しようとしてMOS
トランジスタの寸法を縮小するほど、一致検出の誤動作
が起こり易くなる。
上記したような誤動作を防止するためには、第1のMO
SトランジスタN1および第2のMOSトランジスタN
2の閾値電圧vthを下げることが考えられるが、従来
の技術では、連想メモリセル内のすべてのMOSトラン
ジスタの閾値電圧Vthが同一になるように作り込まれ
るのて、第1のMOSトランジスタN1および第2の〜
IOSトランジスタN2の閾値電圧vthを下げると、
その他のMOSトランジスタの閾値電圧Vthも下がっ
てしまう。
しかし、フリップフロップ回路のMOSトランジスタN
aおよびNbの閾値電圧vthが一定値より下がると、
このMOSトランジスタNaおよびNbのオフ状態での
リーク電流が増加し、メモリセルのデータ保持が不可能
になる。従って、連想メモリセル内のすべてのMOSト
ランジスタの閾値電圧vthを下げることには限界があ
る。
(発明が解決しようとする課8) 上記したように従来の連想メモリ七少は、連想メモリセ
ルの面積を縮小しようとしてトランジスタの寸法を縮小
するほど一致検出の誤動作が起こり易くなり、連想メモ
リセル内のデータ保持用のMOSトランジスタの閾値電
圧を一定値より下げると、このMOSトランジスタのオ
フ状態でのリーク電流が増加し、メモリセルのデータ保
持が不可能になるという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決すべくなされたもので、そ
の目的は、連想メモリセルの面積を縮小しようとしてト
ランジスタの寸法を縮小しても一致検出の誤動作が起こ
らず、連想メモリセル内のデータ保持用のMOSトラン
ジスタのオフ状態でのリーク電流を抑制し、メモリセル
のデータ保持に悪影響を与えないで済む連想メモリを提
供することにある。
[発明の構或] (課題を解決するための手段) 本発明は、相浦的なビットデータを記憶するメモリセル
部と、このメモリセル部の一対のデータ保持ノードのう
ちの一方のデータ保持ノードにゲートが接続され、一対
の一致検索線のうちの一方の一致検索線に一端が接続さ
れた第1のMOSトランジスタと、上記メモリセル部の
他方のデータ保持ノードにゲートが接続され、他方の一
致検索線に一端が接続された第2のMOSI−ランジス
タと、これらの第1のMOSトランジスタおよび第2の
MOSトランジスタの各他端の共通接続点にゲートが接
続され、一致検出線に一端が接続され、所定電位端に他
端が接続された第3のMOSトランジスタとを具備した
連想メモリセルのアレイを有する連想メモリにおいて、
上記第1のMOSトランジスタおよび第2のMOSトラ
ンジスタの各閾値電圧は、前記メモリセル部のMOSト
ランジスタの各閾値電圧よりも低く、かつ、連想メモリ
の動作電源電圧の下限において前記第3のMOSトラン
ジスタのゲートに加わる電圧が第3のMOSトランジス
タの閾値電圧よりも高くなるように設定されていること
を特徴とする。
(作 用) 連想メモリセルの面積を縮小しようとしてMOSトラン
ジスタの寸法を縮小した場合に、たとえバックゲートバ
イアス効果やナローチャネル効果により閾値電圧が増加
しても、少なくとも一致検索用の第1のMOSトランジ
スタおよび第2のMOSトランジスタの各閾値電圧がメ
モリセル部のMOSトランジスタの各閾値電圧よりも低
く設定されているので、動作電源電圧の下限における一
致検出用の第3のMOSトランジスタのゲート電位の高
レベルが高くなり、この時の第3のMOSトランジスタ
のゲート・ソース間電圧と閾値電圧との差も高くなり、
第3のMOSトランジスタの電流駆動力が十分に得られ
る。従って、予めプリチャージされた一致検出線を規定
時間内で速やかにディスチャージすることができるので
、最大動作周波数の低下を招いたり、最悪の場合には一
致検出の誤動作を招いたりするというような問題が生じ
ることもなく、連想メモリセル内のすべてのMOSトラ
ンジスタの閾値電圧が同一になるように作り込まれた場
合よりも一致検索動作が格段に高速に行われる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明す
る。
第1図は、連想メモリのメモリセルアレイにおける1個
分のスタティック型連想メモリセル1を示しており、前
述した従来のスタティック型連想メモリセルと比べて回
路接続は同一であるが、第1のMOSトランジスタN1
および第2のMOSトランジスタN2の各閾値電圧vt
hが変更されている点が異なり、その他は同じであるの
でその説明を省略する。
即ち、第1のMOSトランジスタN1および第2のMO
SトランジスタN2の各閾値電圧vth(例えば約0.
2V)は、スタティック型メモリセル部MCのMOSト
ランジスタN a − N dの各閾値電圧Vth (
例えば約IV)よりも低く、かつ、連想メモリの動作電
源電圧の下限において第3のMOSトランジスタN3の
ゲートに加わる電圧が第3のMOSトランジスタN3の
閾値電圧vthよりも高くなるように設定されている。
このように、一部のMOSトランジスタN1およびN2
の閾値電圧vthを低く設定する方法としては、この一
部のMOSトランジスタN1およびN2のソース・ドレ
イン間のチャネル領域に対するイオン(本例のようなN
チャネルMOS}−ランジスタの場合には、リン、ヒ素
などの5価の原子のイオン、また、PチャネルMOSト
ランジスタの場合には、ホウ素などの3価の原子のイオ
ン)注入量を制御することにより容易に実現できる。
次に、上記連想メモリセルの動作を説明する。
この連想メモリセルの動作は、基本的には前述した従来
のスタティック型連想メモリセルの動作と同様であるが
、第1のMOSトランジスタN1および第2のMOSト
ランジスタN2の各閾値電圧vthが上記したように低
く設定されているので、次に述べるような動作が行われ
る。
即ち、スタティック型メモリセル部MCのMOSトラン
ジスタNcおよびNdの各閾値電圧vth→IVがバッ
クゲートバイアス効果によりシフトした閾値電圧vth
”が約2V,第1のMOSトランジスタN1および第2
のMOSトランジスタN2の各閾値電圧vth→0.2
Vがバックゲートバイアス効果によりシフトした閾値電
圧Vth”が約0.7Vとすると、動作電源電圧Vcc
−5V±0.25V(±5%)の下限におけるノードC
の高レベルは、 (Vcc−V t h” ) −V t h” ”→(
4.5V−2V)−0.7V■1.8Vとなる。
そこで、第3のMOSトランジスタN3の閾値電圧vt
hをスタティック型メモリセル部MCのMOSトランジ
スタNaおよびNbの各閾値電圧vthと同様に、例え
ば約IVに設定しておけば、この時の第3のMOSトラ
ンジスタN3のゲート・ソース間電圧VGSと閾値電圧
vthとの差は、VGS−Vth+1.8V−IV−0
.8Vとなり、第3のMOSトランジスタN3の電流駆
動力が十分に得られる。
この場合、連想メモリセルの面積を縮小しようとしてM
OSトランジスタの寸法を縮小した場合に、たとえバッ
クゲートバイアス効果やナローチャネル効果により閾値
電圧vth”およびvth”が一層増加しても、一致検
出用の第3のMOSI−ランジスタN3の電流駆動力が
十分に得られる余裕がある。従って、予めプリチャージ
された一致検出線SL3を規定時間内で速やかにディス
チャージすることができるので、最大動作周波数の低下
を招いたり、最悪の場合には一致検出の誤動作を招いた
りするというような問題が生じることもなく、連想メモ
リセル内のすべてのMOSトランジスタの閾値電圧vt
hが同一になるように作り込まれた場合よりも一致検索
動作が格段に高速に行われる。
ここで、スタティック型メモリセル部MCのMOSトラ
ンジスタN a w N dおよび第3のMOSトラン
ジスタN3の各閾値電圧vthを0.9V,第1のMO
SトランジスタN1および第2のMOSトランジスタN
2の各閾値電圧vthを0,7■に設定した場合におけ
る最大動作周波数のVcc電源依存性を第3図中に実線
で示し、比較のために、連想メモリセル内のすべてのM
OSトランジスタの閾値電圧V t hを0.9Vに設
定した場合における特性を点線で示している。
この特性図から明らかなように、第1のMOSトランジ
スタN1および第2のMOSトランジスタN2の各閾値
電圧vthを他のMOSトランジスタの各閾値電圧vt
hよりも低く設定した方が高い周波数まで動作可能であ
ることが分る。
なお、仮に、連想メモリセル内のすべてのMOSトラン
ジスタの閾値電圧vthを第1のMOSトランジスタN
1および第2のMOSトランジスタN2の各閾値電圧v
thと同じく約0.2vとなるように作り込むと、メモ
リセル部MCのリーク電流が増加し、メモリセルのデー
タ保持が不可能になるが、本発明では、メモリセル部M
Cのフリップフロップ回路のMOSトランジスタNaお
よびNbの各閾値電圧vthは低くしないので、リーク
電流の増加によってメモリセルのデータ保持が不可能に
なるおそれはない。
さらに、上記実施例の連想メモリセルは、第1のMOS
I−ランジスタN1および第2のMOSトランジスタN
2の各閾値電圧vthとして通常はリーク電流が無視で
きないような低い値に設定されていても、従来例と同様
に、一致検索動作を行わない時には一致検索線SL2お
よびSL2をそれぞれ接地電位VSSに固定し、リーク
電流によるスタンバイ電流の増加を防ぐマスク機能を持
たせることが可能である。
また、他の実施例として、第1のMOSトランジスタN
1および第2のMoSトランジスタN2の各閾値電圧V
thを低く設定するだけでなく、第3のMOSトランジ
スタN3の閾値電圧も低く設定するようにしてもよい。
この場合、第3のMOSトランジスタN3の閾値電圧v
thは、スタティック型メモリセル部MCのMOSトラ
ンジスタNa−Ndの各閾値電圧vthよりも低く、か
つ、第3のMOSトランジスタN3のゲート電位が低レ
ベルの時のリーク電流によって第3のMOSトランジス
タN3のドレイン電位が規定時間内に高レベルから低レ
ベルへ変化してしまう場合の閾値電圧よりも高くなる値
(例えば約0.6V)に設定しておく。
このようにすれば、前記したように動作電源電圧の下限
におけるノードCの高レベルが例えば1.8Vになった
時の第3のMOSトランジスタN3のゲート・ソース間
電圧■Gsと閾値電圧vthとの差は、 VGS−Vth=1.8V−0.6V−1.2Vとなり
、第3のMOSトランジスタN3の電流駆動力がさらに
増加し、一致検索動作がさらに高速に行われる。この場
合、予めプリチャージされた一致検出線SL3の電荷が
、第3のMOSトランジスタN3のゲート電位が低レベ
ル(第3のMOSトランジスタN3がオフ状態)の時の
リーク電流によって規定時間内にディスチャージされな
いように、つまり、第3のMOSトランジスタN3のド
レイン電位が規定時間内に高レベルから低レベルへ変化
してしまわないような閾値電圧vthに設定されている
ので問題はない。
なお、本発明は上記各実施例に限られず、゛Pチ十ネル
MOSトランジスタを用いた連想メモリセルを用いても
よく、高抵抗負荷型のスタティック型メモリセル部に代
えて、CMOSスタティック型メモリセル部あるいはダ
イナミック型メモリセル部を用いてもよく、その他、以
下に述べるように各種の変形実施が可能である。
即ち、第2図に示したように、連想メモリセルのアレイ
における同一行の複数個の連想メモリセル1・・・に対
して1本の一致検出線SL3を共通に接続し、複数個の
連想メモリセル1・・・の各セルデータ(AA s A
9 s・・・An)と一致検索データCSAsSBs・
・・Sn)との一致検索動作を実現できる。
また、一致検索データ(S,S)に代えて、この一致検
索データ(SSS)とマスク信号Mとの論理積をとった
一致検索データ(S−M, S−M)を用い、M一“1
″の時にはS−M−SSS−M−Sとし、M一“0#の
時にはS−M−“0“S◆M−″0″となるように制御
すれば、M−“0“とすることによりノードCは“O″
レベル、第3のMOSトランジスタN3がオフになり、
マスク機能を実現できる。
第4図乃至第14図は、第1図の回路中の点線で囲まれ
た部分10(メモリセル部MCと排他的オア論理部)の
変形例を示しており、このうち第4図乃至第10図はス
タティック型メモリセル部を用いており、第11図乃至
第14図はダイナミック型メモリセル部を用いている。
これらの回路において、第1図中と同一部分には同一符
号を付しており、第11図乃至第14図中のCs・・・
は寄生容量である。
また、第4図、第6図、第8図、第10図、第12図、
第14図は一対のビット線と共用した一対の一致検索線
(SLI’   SL2’ )を使用した例を示してお
り、第5図、第7図、第9図、第11図、第13図は一
対のビット線(BL,BL)と一対の一致検索線(SL
I、SL2)とを分けて使用した例を示しており、これ
らの回路において、BおよびBは相補的なビット線信号
、SおよびSは相補的な一致検索信号、Mはマスク信号
、GおよびGは相補的な選択信号であり、ψは論理積信
号、十は論理和記号である。
第4図乃至第14図の回路においても、第1図に示した
回路と同様に、セルデータAと一致検索データSとの排
他的オア論理をとった論理レベルがノードCに得られる
[発明の効果] 上述したように本発明の連想メモリによれば、第1のM
OSトランジスタおよび第2のMOSトランジスタの各
閾値電圧をメモリセル部のMOSトランジスタの各閾値
電圧よりも低く設定したので、連想メモリセルの面積を
縮小しようとしてMOSトランジスタの寸法を縮小した
場合に、たとえバックゲートバイアス効果やナローチャ
ネル効果によりMOSトランジスタの閾値電圧が増加し
てデータ保持ノードの高レベルが低下したとしても、一
致検出用の第3のMOSI−ランジスタをオンするのに
十分なゲート電圧がかかり、その電流駆動力が十分に得
られ、一致検出線を規定時間内で速やかにディスチャー
ジすることができる。
従って、連想メモリセル内のすべてのMOSトランジス
タの閾値電圧を同一に設定した場合よりも、一致検索動
作が格段に高速に行われるよう.になる。
また、連想メモリセル内のすべてのMOSトランジスタ
の閾値電圧を低く設定しなくても一致検索動作が高速に
行われるので、連想メモリセル内のデータ保持用のMO
Sトランジスタのオフ状態でのリーク電流を抑制し、メ
モリセルのデータ保持に悪影響を与えないで済む。
また、本発明の連想メモリによれば、さらに、一致検出
用の第3のMOSトランジスタの閾値電圧も低く設定す
ることにより、第3のMOSトランジスタの電流駆動力
が増加し、一致検索動作がさらに高速に行われるように
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の連想メモリの一実施例における1個分
の連想メモリセルを示す回路図、第2図は第1図の連想
メモリセルのアレイの一部を示すブロック図、第3図は
第1図の連想メモリにおける最大動作周波数のVcc電
源依存性および比較のために連想メモリセル内のすべて
のMOSトランジスタの閾値電圧を同一に設定した場合
における特性を示す図、第4図乃至第14図は第1図の
連想メモリセル中の点線で囲まれた部分(メモリセル部
と排他的オア論理部)の変形例を示す回路図である。 MC・・・メモリセル部、BL,BL・・・ビット線対
、WL・・・ワード線、SLI,SL2,SLI’SL
2’ ・・・一致検索線、SL3・・・一致検出線、D
、D・・・データ保持ノード、N a − N d・・
・MOSトランジスタ、N1〜N3・・・第1〜第3の
MOSトランジスタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)相補的なビットデータを記憶するメモリセル部と
    、このメモリセル部の一対のデータ保持ノードのうちの
    一方のデータ保持ノードにゲートが接続され、一対の一
    致検索線のうちの一方の一致検索線に一端が接続された
    第1のMOSトランジスタと、前記メモリセル部の他方
    のデータ保持ノードにゲートが接続され、他方の一致検
    索線に一端が接続された第2のMOSトランジスタと、
    これらの第1のMOSトランジスタおよび第2のMOS
    トランジスタの各他端の共通接続点にゲートが接続され
    、一致検出線に一端が接続され、所定電位端に他端が接
    続された第3のMOSトランジスタとを具備した連想メ
    モリセルを有する連想メモリにおいて、 前記第1のMOSトランジスタおよび第2のMOSトラ
    ンジスタの各閾値電圧は、前記メモリセル部のMOSト
    ランジスタの各閾値電圧よりも低く、かつ、連想メモリ
    の動作電源電圧の下限において前記第3のMOSトラン
    ジスタのゲートに加わる電圧が第3のMOSトランジス
    タの閾値電圧よりも高くなるように設定されていること
    を特徴とする連想メモリ。
  2. (2)前記第3のMOSトランジスタの閾値電圧は、前
    記メモリセル部のMOSトランジスタの各閾値電圧より
    も低く、かつ、第3のMOSトランジスタのゲート電位
    が低レベルの時のリーク電流によって第3のMOSトラ
    ンジスタのドレイン電位が規定時間内に高レベルから低
    レベルへ変化してしまう場合の閾値電圧よりも高くなる
    ように設定されていることを特徴とする請求項1記載の
    連想メモリ。
JP18832189A 1989-07-20 1989-07-20 連想メモリ Pending JPH0352196A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18832189A JPH0352196A (ja) 1989-07-20 1989-07-20 連想メモリ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18832189A JPH0352196A (ja) 1989-07-20 1989-07-20 連想メモリ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0352196A true JPH0352196A (ja) 1991-03-06

Family

ID=16221561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18832189A Pending JPH0352196A (ja) 1989-07-20 1989-07-20 連想メモリ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0352196A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002541610A (ja) * 1999-03-31 2002-12-03 モサイド・テクノロジーズ・インコーポレイテッド ダイナミック連想記憶セル
JP2004348845A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Sharp Corp 半導体集積回路およびその駆動方法
JP2021015995A (ja) * 2011-05-17 2021-02-12 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58108093A (ja) * 1981-12-21 1983-06-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> メモリセル
JPS6396799A (ja) * 1986-10-13 1988-04-27 Nec Corp 連想メモリ
JPS6398900A (ja) * 1986-10-14 1988-04-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 連想記憶装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58108093A (ja) * 1981-12-21 1983-06-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> メモリセル
JPS6396799A (ja) * 1986-10-13 1988-04-27 Nec Corp 連想メモリ
JPS6398900A (ja) * 1986-10-14 1988-04-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 連想記憶装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002541610A (ja) * 1999-03-31 2002-12-03 モサイド・テクノロジーズ・インコーポレイテッド ダイナミック連想記憶セル
JP2010061801A (ja) * 1999-03-31 2010-03-18 Mosaid Technologies Inc ダイナミック連想メモリセル
JP2004348845A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Sharp Corp 半導体集積回路およびその駆動方法
JP2021015995A (ja) * 2011-05-17 2021-02-12 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0541684B1 (en) Bit storage cell
US7428164B2 (en) Semiconductor memory device
KR100718429B1 (ko) 반도체 기억장치, 반도체 집적회로장치 및 휴대기기
KR100391020B1 (ko) 데이터 유지회로
EP0533331B1 (en) Memory cell
US5040146A (en) Static memory cell
EP0217601A2 (en) Memory cell
EP0367703A2 (en) Memory cell and read circuit
US3882467A (en) Complementary field effect transistor memory cell
JP2005117037A (ja) Soiおよびバルクのキャッシュ容量を高める方法
JPH05166375A (ja) 2重ポート式スタティック・ランダム・アクセス・メモリ・セル
US5170373A (en) Three transistor eeprom cell
JPH0241838B2 (ja)
CN110767251A (zh) 一种低功耗和高写裕度的11t tfet sram单元电路结构
US4858182A (en) High speed zero power reset circuit for CMOS memory cells
TWI708245B (zh) 整合式位準轉換器
JPH0352196A (ja) 連想メモリ
US4788460A (en) Circuit arrangement of sense amplifier for rapid evaluation of logic state
US4456841A (en) Field effect level sensitive circuit
US6084455A (en) High-speed CMOS latch
US6552925B1 (en) Method of reading a four-transistor memory cell array
US6552924B1 (en) Method of reading and logically OR&#39;ing or AND&#39;ing a four-transistor memory cell array by rows or columns
Hayashi et al. ECL-compatible GaAs SRAM circuit technology for high performance computer application
US6584002B1 (en) Method of querying a four-transistor memory array as a content addressable memory by rows or columns
KR100424957B1 (ko) 반도체 집적회로 장치