JPH0351646A - 自動運転換気装置 - Google Patents

自動運転換気装置

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JPH0351646A
JPH0351646A JP18659089A JP18659089A JPH0351646A JP H0351646 A JPH0351646 A JP H0351646A JP 18659089 A JP18659089 A JP 18659089A JP 18659089 A JP18659089 A JP 18659089A JP H0351646 A JPH0351646 A JP H0351646A
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JP
Japan
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ventilation
temperature
detection means
temperature detection
heating element
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JP18659089A
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Inventor
Sunao Fujishiro
直 藤城
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は室内等を換気する換気装置に関するものであり
、特に、自動的に駆動を開始する自動運転換気装置に関
するものである。
[従来の技術J 従来のこの種の換気装置として、特公昭49一4186
4号公報に掲載の技術を挙げることができる。
第9図は従来の自動運転換気装置を示す正面図、第10
図は従来の自動運転換気装置の動作を示すブロック図で
ある。
第9図において、(4a)はガスレンジ等の発熱体の上
部に取付けられるレンジフード(31)に配置されたサ
ーミスタ、(4b)は前記レンジフード(31)から離
れた場所に設置されたサーミスタである。(32)は回
転して空気を外部に排出するファン及びその周辺の構成
部品からなるファン部、(33)は前記ファン部(32
)のファンを回転させる電動機である。そして、前記レ
ンジフード(31)とファン部(32)と電動機(33
)は換気扇(30)を構戊する。
第10図において、(34)は前記サーミスタ(4a)
.(4b)が接続されて電気的に平衡を保つブリッジ回
路である。このブリッジ回路(34)は前記サーミスタ
(4a)の温度変化に対応する抵抗値の変化によってブ
リッジの平衡が崩れて電圧を出力するものである。(3
5)は前記ブリッジ回路(34)で出力する電圧が所定
の値以上になるとき動作状態となるシュミット回路、(
36)は前記シュミット回路(35)が動作状態となる
ことによってオン状態となるスイッチ回路、(37)は
前記スイッチ回路(36)がオン状態になることによっ
て電動機(33)に電力を供給する電源回路である。
次に、上記のように構成された従来の自動運転換気装置
の動作について説明する。
ガスレンジ等が使用されていないとき、換気扇(30)
のレンジフード(31)に配設されているサーミスタ(
4a),(4b)の配設位置による温度差は小さいもの
であるので、前記サーミスタ(4a),(4b)が接続
されているブリッジ回路(34)は平衡している。
前記ガスレンジ等の使用によって熱が発生すると、空気
の自然対流が発生して前記レンジフード(31)に配設
されたサーミスタ(4a)に対流で熱が伝達されるため
、前記サーミスタ(4a)の温度係数によって抵抗値が
変化する。一方、サーミスタ(4b)は前記サーミスタ
(4a)と離れた場所に配設されているため対流で熱が
伝達されず温度変化は発生しない。このため、ブリッジ
回路(34)は平衡が崩れて電圧を出力する。その後、
前記サーミスタ(4a)に伝わる熱が大きくなると、前
記ブリッジ回路(34)の平衡の崩れが大きくなり、そ
して、出力する電圧が規定以上になると、シュミット回
路(35)を動作させ、前記シュミット回路(35)は
電圧を出力し、スイッチ回路(36)を動作させてオン
状態となる。
電源回路(37)は前記スイッチ回路(36)がオン状
態になることによって電動機(33)に電力を供給する
。即ち、電動機(33)は回転してファン部(32)の
ファンを回転させ、前記発熱体によって熱せられた空気
を外部に排出し、室内の換気が行なわれる。
前記発熱体の使用を中止すると熱が発生しなくなり、前
記サーミスタ(4a)の周囲の温度は低下する。このた
め、前記ブリッジ回路(34)が平衡状態に戻り、シュ
ミット回路(35)は不動作状態となる。そして、スイ
ッチ回路(36)がオフ状態となり、電源回路(37)
は電動機(33)に対する電力の供給を停止する。即ち
、前記換気扇(30)は自動的に停止する。
前記換気扇(30)が停止した後、前記発熱体の予熱に
よってサーミスタ(4a)が再度暖められて、前記ブリ
ッジ回路は(34)は再度不平衡となる、しかし、前記
シュミット回路(35)はヒステリシス特性を有するた
め遅延して不動作状態となる。このため、前記換気扇(
30)は前記発熱体の使川後においても暫く動作状態を
継続して、発熱体の予熱による前記換気扇(30)の動
作の不安定を解消するものである。
[発明が解決しようとする課題] 従来の自動運転換気装置は」―記のように構戊されてい
るから、室内の温度で平衡しているブリッジ回路(34
)に組込まれたサーミスタ(4a)が発熱体の発生する
熱に感応することによって、自動的に排気ファンを回転
させて、室内の換気を行なうものであった。
しかし、前記発熱体の熱を感知するサーミスタ(4a)
は使用される換気扇の形状によって、その配設位置が決
定され、このため、発熱体による温度上昇を充分に検知
できず換気動作が遅れたり、換気中の動作停止が生じ、
自動運転換気の機能を充分に発揮できない可能性があっ
た。
そこで、本発明は、温度を効率良く検知して自動運転の
機能を充分に発揮できる自動運転換気装置の提供を課題
とするものである。
[課題を解決するための千段] 第一の発明にかかる自動運転換気装置は、発熱体の上部
に配設されて伝達される温度を第1温度として検知する
第1温度検出手段と、換気風路上に設置されて換気空気
の温度を第2温度として検知する第2温度検出手段と、
前記発熱体の発熱に影響されない位置の温度を第3温度
として検知する第3温度検出手段と、前記第1温度と第
3温度の温度差が所定値以上のとき換気命令を出力する
第一換気駆動手段と、前記第2温度と第3温度の温度差
が所定値以上のとき換気命令を出力し、所定値未満のと
き換気停止命令を出力する第二換気駆動手段と、前記第
二換気駆動手段の動作を遅延させる遅延手段と、前記換
気命令によって換気を行ない、換気停止命令によって換
気を停止する換気部からなるものである。
第二の発明にかかる自動運転換気装置は、発熱体の輻射
熱によって伝達される温度を第1温度として検知する第
1温度検出手段と、換気風路」二に設置されて換気空気
の温度を第2温度として検知する第2温度検出手段と、
前記発熱体の発熱に影響されない位置の温度を第3温度
として検知する第3温度検出手段と、前記第1温度と第
3温度の温度差が所定値以上のとき換気命令を出力する
第一換気駆動手段と、前記第2温度と第3温度の温度差
が所定値以上のとき換気命令を出力し、所定値未満のと
き換気の停止命令を出力する第二換気駆動手段と、前記
第二換気駆動手段の動作を遅延させる遅延手段と、前記
換気命令によって換気を行ない、換気停止命令によって
換気を停止する換気部からなるものである。  ゜ 第三の発明にかかる自動運転換気装置は、発熱体の輻射
熱によって伝達される温度を第1温度として検知する第
1温度検出手段と、前記発熱体の発熱に影響されない位
置の温度を第3温度として検知する第3温度検出手段と
、前記第1温度と第3温度の温度差が所定値以上のとき
換気命令を出力し、所定値未満のとき換気の停止命令を
出力する第二換気駆動手段と、前記換気命令によって換
気を行ない、換気停止命令によって換気を停止する換気
部からなるものである。
[作用] 第一の発明においては、発熱体の上部に配設して伝達さ
れる温度である第1温度を検知し、換気の風路上の温度
である第2温度を検知し、前記発熱体の発熱の影響を受
けない位置の温度である第3温度を検知できる。そして
、前記第1温度と第3温度の温度差が所定値以上のとき
換気し、また、前記第2温度と第3温度の温度差が所定
値以上のとき換気し、所定値未満のとき換気を停止でき
る。
第二の発明においては、発熱体の発する輻射熱を第1温
度として検知し、換気の風路上の温度である第2温度を
検知し、前記発熱体の発熱の影響を受けない位置の温度
である第3温度を検知できる。そして、前記第1温度が
所定の上昇率であるとき換気し、また、前記第2温度と
第3温度の温度差が所定値以上のとき換気し、所定値未
満のとき換気を停止できる。
第三の発明においては、発熱体の発する輻射熱を第1温
度として検知し、前記発熱体の発熱の影響を受けない位
置の温度である第3温度を検知できる。そして、前記第
1温度と第3温度の温度差が所定の値を越えたとき換気
し、所定の値以下のとき換気を停止できる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を説明する。
第1図は第一の発明の実施例の自動運転換気装置を示す
基本構戊図、第2図は第一の発明の実施例の自動運転換
気装置の動作を示すブロック図、第3図は第一の発明の
実施例の自動運転換気装置の動作を示す制御プログラム
のフローチャートである。なお、図中、従来例と同一符
号及び同一記号は、従来例の構戊部分と同一または相当
部分を示すものであるから、ここでは、重複する説明を
省略する。
第1図において、(4)は発熱体の上部に配設されたサ
ーミスタ等の温度によって特性が変化する温度検知部、
(5)は前記温度検知部(4)に所定の電圧を加える抵
抗である。そして、前記温度検知部(4)と抵抗(5)
は第1温度検出手段(1)を構戊する。この第1温度検
出手段(1)は、前記発熱体の発熱による空気の自然対
流によって上昇する温度を検知し、これを第1温度とし
て電圧信号で取出すものである。(2)は前記第1温度
検出手段(1)と同様に構成した第2温度検出手段であ
る。この第2温度検出手段(2)は前起換気扇(30)
の換気風路上に配設されて、換気温度である第2温度を
検知するものである。
(3)は前記第1温度検出手段(1)と同様に構戊され
た第3温度検出手段である。この第3温度検出手段(3
)は前記発熱体の発熱の影響を受けない場所に配設され
て、その位置の温度を第3温度として検知するものであ
る。
(11)は制御プログラムを実行するCPU,(12)
は前記制御プログラムが格納されているROM、(13
)は情報を一時格納するRAM、(14)は前記CPU
(11)が出力する命令を一時待機させるI/Oボート
、(15)は前記I/Oボート(15)に待機させた命
令を外部機器に出力するインターフエイスである。また
、このインターフェイス(15)は外部回路の情報を取
込みI/Oポート(14)に伝達するものである。
そして、これらCPU (1 1)とROM (12)
とRAM(13)とI/Oボート(14)とインターフ
エイス(15)は換気扇(30)の自動運転を制御する
マイクロコンピュータである換気制御部(10)を構戊
する。この換気制御部(10)のインターフエイス(1
5)には、前記第1温度検出手段(1)、第2温度検出
手段(2)及び第3温度検出手段(3)の出力する電圧
信号が温度情報として入力される。また、前記換気制御
部(10)は、前記人力された温度情報に従って換気扇
を駆動する換気駆動信号を出力するものである。(16
)は換気を行なうファンを回転させる電動機、(17)
は前記電動機(16)の交流電源、(18)は相方向サ
イリスタ等のスイッチング素子である。このスイッチン
グ素子(18)は前記換気制御部(10)の出力する換
気駆動信号によってオン状態となり、前記電動磯(16
)に交流電源(17)の電力を供給するものである。
そして、これら電動機(16)と交流電源(17)とス
イッチング素子(18)は換気を行なう換気部(25)
を構成する。
第2図において、(21)は前記第1温度検出手段(1
)、第2温度検出手段(2)、第3温度検出手段(3)
からなる温度データ取込部、(22)は前記温度データ
取込部(21)が検知した温度の温度差に応じて換気を
駆動する換気駆動信号を出力する第一換気駆動手段、(
23)は前記第一換気駆動手段(22)の動作後、次の
手段である第二換気駆動手段(24)の動作を遅延させ
る遅延手段である。前記第二換気駆動手段(24)は前
記温度検知部(22)で検知した温度の温度差に応じて
換気を駆動する換気駆動信号を出力するものである。(
25)は前記第一換気駆動手段(22)及び第二換気駆
動手段(24)の出力する換気駆動信号に対応して換気
を行なう換気部である。
次に、上記のように構成された本実施例の自動運転換気
装置の動作を第3図のフローチャートを用いて説明する
ステップS1で第1温度検出手段(1)の検知した第1
温度“T1”を取込み、ステップS2で第2温度検出手
段(2)の検出する換気風路J―の温度である第2温度
“T2″を取込み、そして、ステップS3において第3
温度検出手段(3)の検出する温度である第3温度“T
3“を取込む。
ステップS4で前記第1温度“T1”と第3温度“T3
”の温度差rT1−T3Jと所定の温度差“T”と比較
する。前記温度差fT1−T3Jが所定の温度差“T″
より小さい場合は、条件を満足せず、ステップS4から
ステップS9に移行する。このステップS9は、前記第
2温度“T2”と第3温度“T3”の温度差rT2−T
3Jと所定の温度差“T”と比較するものである。前記
温度差rT2−T3Jが所定の温度差“T”より小さい
場合は、条件を満足せず、ステップSllに進んで換気
の停止命令である停止信号を換気部(25)に出力する
。このため、第1温度“T1”及び第2温度“T2″が
上昇しない状態、即ち、ガスレンジ等が使用されていな
い場合は、前記ステップ81〜ステップS4,ステップ
S9及びステップSllからなるルーチンで、換気を停
止した状態で待機する。
ガスレンジ等の発熱体が使用されると発熱する。
このため、第1温度“T1″が上昇する。そして、前記
温度差rT1−T3Jが所定の温度差“T”より大きく
なるとステップS4の条件を満足してステップS5に進
み、換気の駆動命令である駆動信号を換気部(25)に
出力し、換気を開始する。
次に、ステップS6に進んでタイマ時間“t1″を設定
して、“t1=0″とし、ステップS7で前記タイマ時
間“t1”のカウントを開始する。
そして、ステップS8の条件判断で、タイマ時間“t1
”と予め設定されている所定の時間である“t”の比較
を行なう。前記タイマ時間“t1”が小さければステッ
プS7に戻り、大きければステップS9に進む。このた
め、ステップS7においてカウントを開始したタイマ時
間” t1”が所定の時間″t″を越えるまで、即ち、
一定の時間“t“が経過するまでステップS7及びステ
ップS8を繰返す。このため、前記換気部(25)の換
気風路上の検知温度である第2温度“T2”は、前記第
1温度“T1”と同様の値に上昇する。
前記一定の時間“t“が経過するとステップS9に進む
。このステップS9では前記ステップS2及びステップ
S3で取込んだ第2温度“T2”と第3温度″T3”の
温度差rT2−T3Jと所定の温度差“T”の比較を行
なう。前記第2温度“T2”は第1温度“TI”の値と
ほぼ同値に上昇しているものであるから、条件を満足し
てステップS10に進み、換気駆動信号を出力する。こ
のため、前記換気部(25)による換気が継続して行な
われる。
また、ガスレンジ等の発熱体の使用が停止されると、前
記第1温度“T1”及び第2温度“T2”は所定の温度
差“T”より低下するため、ステップS9からステップ
Sllに進んで換気の停止命令である換気停止信号を出
力する。このため前記換気部(25)は換気を停止する
ものである。
このように、上記第一の発明の実施例の自動運転換気装
置は、サーミスタ等の温度検知部(4)をガスレンジ等
の発熱体の上部に配設し、前記発熱体の熱が空気の自然
対流によって伝達され、前記発熱体の温度の変化による
抵抗値の変化を電圧信号として取出し、これを第1温度
“T1“として検知する第1温度検出手段(1)と、前
記第1温度検出手段(1)と同様に構戊されて、換気の
空気通路に配設されて換気温度を第2温度“T2”とし
て検知する第2温度検出手段(2)と、前記第1温度検
出手段(1)と同様に構成されて発熱体の発熱に影響さ
れない位置に配設され、配設位置の温度を第3温度“T
3”として出力する第3温度検出手段(3)と、前記第
1温度“T1”と第3温度“T3”の温度差rT1−T
3Jを算出して所定の温度差“T”と比較し、前記温度
差rT1−T3Jが大きいとき換気部(25)を駆動す
る換気駆動信号を出力するステップS4及びステップS
5からなる第一換気駆動手段(22)と、前記第2温度
“T2”と第3温度“T3”の温度差rT2−T3Jを
算出して所定の温度差“T”と比較し、前記温度差rT
2−T3Jが大きいとき換気駆動信号を出力し、小さい
とき換気の停止信号を出力するステップS9,ステップ
S10及びステップSllからなる第二換気駆動手段(
24)と、前記第一換気駆動手段の動作後、前記第二換
気駆動手段の動作を一定の時間遅延させるステップ86
,ステップS7,ステップS8からなるタイマである遅
延手段(23)と、前記換気駆動信号によって相方向ス
イッチング素子(18)がオン状態となり、交流の電源
電圧(17)が接続されて駆動する換気部(25)で構
成されたものである。
したがって、上記第一実施例においては、第1温度検出
手段(1)は発熱による自然対流の熱伝搬の良い位置の
温度を検知できる。このため、換気動作の順応性が良く
なる。また、第1温度検出手段(1)の検知温度の上昇
によって開始された換気は、前記タイマによって一定の
時間継続して第2温度検出手段(2)の温度検知部(4
)を換気温度によって充分に暖めた後、その測定温度を
比較する。このため、換気開始後の換気空気の収束によ
る熱の通路変更によって、前記第1温度検出手段(1)
の検知温度に低下を生じても換気が停止することのない
安定した換気運転を行なえる。
次に、第二の発明の実施例の自動運転換気装置について
説明する。
第4図は第二の発明の一実施例の自動運転の換気装置を
示す基本構成図、第5図は第二の発明の一実施例の自動
運転換気装置の動作を示す制御プログラムのフローチャ
ートである。なお、図中、第一実施例と同一符号及び同
一記号は、第一実施例の構戊部分と同一または相当部分
を示すものでありから、ここでは、重複する説明を省略
し、特に、上記第1図、第2図及び第3図に示した実施
例との相違点のみ説明する。
第4図において、(6)は赤外線を受光する集電形の赤
外線センサ或いはサーモパル等の赤外線受光素子で構成
された熱検知部である。この熱検知部(6)は発熱体の
発する赤外線を受光する受光面を有し、受光面の温度変
化を検出するものである。(7)は前記熱検知部(6)
の検出した温度変化を変換し換気制御部(1o)に第1
温度として温度信号を出力する信号変換部である。そし
て、前記熱検知部(6)と信号変換部(7)は第1温度
を検知する第1a度検出手段(1)を構成する。
次に、上記のように構成された第二の発明の実施例の自
動運転換気装置について第5図のフローチャートを用い
て説明する。
第5図のフローチャートは、上記第一の発四の第3図の
フローチャートと同様に機能するものであるから、特に
、相違点のみ説門する。
ステップS21で、前記第1温度検出手段(1)の検知
する第1温度“T1”を取込んで第1温度“T1”の上
昇率を算出する。ステップS2,ステップS3で第2温
度“T2″,第3温度“T3“を取込み、そして、ステ
ップS24に進む。このステソプS24で、上昇率の所
定値”Ta”と、前記ステップS21で算出した第1温
度“T1”の上昇率と比較を行ない、第1温度“T1”
の」二昇率が低ければステップS9に分岐する。即ち、
第1温度検出手段(1)で検知した第1温度“Tl”の
1−昇率が所定値より低いときは、ステップS21,ス
テップS2,ステップS3,ステップS24,ステップ
S9,ステップSllのルーチンで換気の待機状態とな
る。
また、ステップS24において、取込んだ第1温度“T
1”の上昇率が所定値“Ta”より高い場合はステップ
S5に進んで換気を開始するものである。
このように、上記第二の発明の実施例においては、赤外
線を受光する集電形の赤外線センサ或いはサーモパル等
の赤外線受光素子を使用し、発熱体の発する赤外線を受
光する受光面の温度変化を検出する熱検知部(6)と、
前記熱検知部(6)の検出した温度変化を変換し換気制
御部(10)に第1温度“T1”として温度信号を出力
する信号変換部(7)で構成した第1温度検出手段(1
)と、換気の空気通路に配設されて換気温度を第2温度
“T2”として検出する第2温度検出手段(2)と、発
熱体の発熱に影響されない温度を第3温度“T3”とし
て検出する第3温度検出手段(3)と、前記第1温度検
出手段(1)の検出する第1温度“T1”の上昇率が所
定の上昇率“Ta”以一Lであるとき換気を行なう駆動
信号を換気部(25)に出力する、ステップS24,ス
テップS5からなる第一換気駆動手段(22)と、前記
第2温度“T2”と第3温度“T3”の温度差が所定の
温度差“T”以」二のとき換気駆動信号を出力して換気
を開始し、所定の温度差“T”未満のとき換気の停止信
号を出力して換気を停止する第二換気駆動手段(24)
と、前記第一換気駆動手段(22)の動作後、前記第二
換気駆動手段(24)の動作を遅延させる遅延手段(2
3)で構威されたものである。
したがって、第二の発明の実施列では、第1温度を検知
する第1温度検出手段(1)の赤外線の熱検知部(6)
は発熱体の発熱と同時に温度を検知して、発熱体の発熱
と同時に換気を開始する。
このため、発熱体の発熱によって生ずる可能性のある煙
の発生以前に換気が行なわれて換気の効率が良くなる。
次に、第三の発明の実施例の自動運転換気装置について
説明する。
第6図は第三の発明の実施例の自動運転換気装置を示す
基本構或図、第7図は第三の発明の実施例の自動運転換
気装置の動作を示すブロック図、第8図は第三の発明の
実施例の自動運転換気装置の動作を示す制御プログラム
のフローチャートである。なお、図中、第二の発明の実
施例と同一符号及び同一記号は、第二の発明の実施例の
構戊部分と同一または相当部分を示すものでありから、
ここでは、重複する説明を省略し、特に、上記第二の発
明の第4図及び第5図に示した実施例との相違点のみ説
明する。
第6図において、(1)は上記第二の発明の実施例と同
様に構成されて機能する第1温度検出手段、(3)は第
3温度検出手段、(lO)は換気制御部、(25)は駆
動部である。
次に、上記のように構成された第三の発明の実施例の自
動運転換気装置の動作について第8図のフローチャート
を用いて説明する。
第8図のフローチャートにおいて、ステップS1で第1
温度検出手段(1)が検知する第1温度“T1”を取込
み、ステップS3で第3温度検出手段(3)が検知した
第3温度“T3″を取込む。
そして、ステップS4で、前記第1温度“T1”と第3
温度“T3”の温度差rT1−T3Jと所定の温度差“
T”を比較する。そして、温度差rT1−T3Jが所定
の温度差“T”より小さければ、ステップSllに分岐
して、換気の停止信号を換気部(25)に出力して換気
を停止させ、前記温度差rT1−T3Jが所定の温度差
“T″に比べて大きければステップSIOに進んで、換
気の駆動信号を換気部(25)に出力して換気を開始す
るものである。
このように、上記第三の発明の実施例の自動運転換気装
置は、赤外線受光素子を使用した熱検知部(6)と、前
記熱検知部(6)の検出した温度変化を変換し温度信号
を出力する信号変換部(7)とからなる第1温度検出手
段(1)と、発熱体の発熱に影響されない位置の温度を
第3温度“T3”として検出する第3温度検出手段(3
)と、前記第1温度“T1”と第3温度“T3”の温度
差が所定の温度差″T″未満であるとき換気の停止信号
を出力させて待機状態にし、前記第1温度“T1”と第
3温度“T3”の温度差が所定の温度差“T″以上にな
ったとき換気の駆動信号を出力する第一換気駆動手段(
22)を備えるものである。
したがって、第三の発明の実施例は、第1温度“T1”
を検知する第1温度検出手段(1)の赤外線の熱検知部
(6)は発熱体の発熱と同時に温度を検知して、発熱体
の発熱と同時に換気を開始し発熱体の予熱が冷めるまで
換気を行なう。このため、発熱体の予熱によって換気が
再駆動することがなくなり、煙等の残留空気も完全に換
気するものである。
[発明の効果] 以上のように、第一の発明の自動運転換気装置は、発熱
体の上部に配設されて伝達される温度を第1′4A度と
して検知する第1温度検出手段と、換気風路上に設置さ
れて換気空気の温度を第2温度として検知する第2温度
検出手段と、前記発熱体の発熱に影響されない位置の温
度を第3温度として検知する第3温度検出手段と、前記
第1温度と第3温度の温度差が所定値以上のとき換気命
令を出力する第一換気駆動手段と、前記第2温度と第3
温度の温度差が所定値以上のとき換気命令を出力し、所
定値未満のとき換気停止命令を出力する第二換気駆動手
段と、前記第二換気駆動手段の動作を遅延させる遅延手
段と、前記換気命令によって換気を行ない、換気停止命
令によって換気を停止する換気部を備えるものであるか
ら、温度を検知する各温度検出手段は換気を行なうため
に温度の測定に必要な最適位置に分離して配設できる。
このため、換気動作の順応性が良くなり、換気開始後の
換気空気の収束による熱の通路変更によって、前記第一
温度検出手段の検知温度に低下を生じても換気が停止す
ることのない安定した換気運転を行なう。
第二の発明の自動運転換気装置は、受光面を発熱体に対
向して配設し、発熱体の赤外線の輻射によって伝達され
る温度を第1温度として検知する第1温度検出手段と、
換気風路上に設置されて換気空気の温度を第2温度とし
て検知する第2温度検出手段と、前記発熱体の発熱に影
響されない位置の温度を第3温度として検知する第3温
度検出手段と、前記第1温度と第3温度の温度差が所定
値以」二のとき換気命令を出ノノする第一換気駆動手段
と、前記第2温度と第3温度の温度差が所定値以上のと
き換気命令を出力し、所定値未満のとき換気停止命令を
出力する第二換気駆動手段と、前記第二換気駆動手段の
動作を遅延させる遅延手段と、前記換気命令によって換
気を行ない、換気停止命令によって換気を停止する換気
部を備えるものであるから、発熱体の発熱と同時に換気
を開始して、発熱体の発熱によって生ずる可能性のある
煙の発生以前に換気が行なわれる。
第三の発明の自動運転換気装置は、受光面を発熱体に対
抗して配設し、発熱体の赤外線の輻射によって伝達され
る温度を検知して第1温度を出力する第1温度検出手段
と、前記発熱体の発熱に影響されない位置の温度を第3
温度として検知する第3温度検出手段と、前記第1温度
と第3温度の温度差が所定値以上のとき換気命令を出力
し、所定値未満のとき換気停止命令を出力する第二換気
駆動手段と、前記第二換気駆動手段の動作を遅延させる
遅延手段と、前記換気命令によって換気を行ない、換気
停止命令によって換気を停止する換気部を備えるもので
あるから、発熱体の予熱が冷めるまで換気を行なう。こ
のため、発熱体の予熱によって換気が再駆動することが
なくなり、煙等の残留空気も完全に換気できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第一の発明の実施例の自動運転換気装置を示す
基本構成図、第2図は第一の発明の実施例の自動運転換
気装置の動作を示すブロック図、第3図は第一の発明の
実施例の自動運転換気装置の動作を示す制御プログラム
のフローチャート、第4図は第二の発明の実施例の自動
運転換気装置を示す基本構成図、第5図は第二の発明の
実施例の自動運転換気装置の動作を示す制御プログラム
のフローチャート、第6図は第三の発明の実施例の自動
運転換気装置を示す基本構成図、第7図は第三の発明の
実施例の自動運転換気装置の動作を示すブロック図、第
8図は第三の発明の実施例の自動運転換気装置の動作を
示す制御プログラムのフローチャート、第9図は従来の
自動運転換気装置を示す正面図、第10図は従来の自動
運転換気装置の動作を示すブロック図である。 図において、 1:第1温度検出手段 3:第3温度検出手段 6:熱検知部 10:換気制御部 23:遅延手段 25:換気部 である。 なお、図中、同一符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 第2温度検出手段 温度検知部 信号変換部 第一換気駆動手段 第二換気駆動手段 2 4 7 22 24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発熱体の上部に配置されて伝達される温度を検知
    する第1温度検出手段と、 換気風路上に設置されて換気空気の温度を検知する第2
    温度検出手段と、 前記発熱体の発熱に影響されない位置の温度を検知する
    第3温度検出手段と、 前記第1温度検出手段と第3温度検出手段の出力の温度
    差が所定値以上のとき換気命令を出力する第一換気駆動
    手段と、 前記第2温度検出手段と第3温度検出手段の出力の温度
    差が所定値以上のとき換気命令を出力し、所定値未満の
    とき換気停止命令を出力する第二換気駆動手段と、 前記第二換気駆動手段の動作を遅延させる遅延手段と、 前記換気命令によって換気を行ない、換気停止命令によ
    って換気を停止する換気部と、 を具備することを特徴とする自動運転換気装置。
  2. (2)発熱体の輻射熱によって伝達される温度を検知す
    る第1温度検出手段と、 換気風路上に設置されて換気空気の温度を検知する第2
    温度検出手段と、 前記発熱体の発熱に影響されない位置の温度を検知する
    第3温度検出手段と、 前記第1温度検出手段と第3温度検出手段の出力の温度
    差が所定値以上のとき換気命令を出力する第一換気駆動
    手段と、 前記第2温度検出手段と第3温度検出手段の出力の温度
    差が所定値以上のとき換気命令を出力し、所定値未満の
    とき換気の停止命令を出力する第二換気駆動手段と、 前記第二換気駆動手段の動作を遅延させる遅延手段と、 前記換気命令によって換気を行ない、換気停止命令によ
    って換気を停止する換気部と、 を具備することを特徴とする自動運転換気装置。
  3. (3)発熱体の輻射熱によって伝達される温度を検知す
    る第1温度検出手段と、 前記発熱体の発熱に影響されない位置の温度を検知する
    第3温度検出手段と、 前記第1温度検出手段と第3温度検出手段の出力の温度
    差が所定値以上のとき換気命令を出力し、所定値未満の
    とき換気の停止命令を出力する第二換気駆動手段と、 前記換気命令によって換気を行ない、換気停止命令によ
    って換気を停止する換気部と、 を具備することを特徴とする自動運転換気装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016518578A (ja) * 2013-04-26 2016-06-23 エリカ ソチエタ ペル アツィオニ 部屋の換気システム

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JP2016518578A (ja) * 2013-04-26 2016-06-23 エリカ ソチエタ ペル アツィオニ 部屋の換気システム

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