JPH0351637Y2 - - Google Patents

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JPH0351637Y2
JPH0351637Y2 JP1986025159U JP2515986U JPH0351637Y2 JP H0351637 Y2 JPH0351637 Y2 JP H0351637Y2 JP 1986025159 U JP1986025159 U JP 1986025159U JP 2515986 U JP2515986 U JP 2515986U JP H0351637 Y2 JPH0351637 Y2 JP H0351637Y2
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JP
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fan
gas
air
suction port
perforated plate
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JPS62142639U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主として予混合式バーナに適用される
燃焼用送風装置に関する。
(従来の技術) 従来この種装置として、第4図に示すようにシ
ロツコフアンaの吸込口bにガスノズルcを臨ま
せ、該シロツコフアンaの吐出口dから空気とガ
スとから成る混合気体を吐出させてこれをバーナ
へ供給するようにしたものは知られる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来装置によれば、シロツ
コフアンaの吸込口bに何ら工夫が施されていな
いため、例えば吐出口dでの圧力変化でフアンケ
ースe内の負圧の度合が低くなり、したがつて一
旦フアンケースe内で混合された空気とガスとか
ら成る混合気体が逆流し、吸込口bから外へ漏れ
出す虞れがあつて好ましくない。
そこで上記不都合を解消するため第5図に示す
ように該吸込口bを多孔板fで覆い、該フアンケ
ースe内の負圧の度合を高め、混合気体の逆流を
防止するものが提案されたが、一般に該フアンケ
ースe内に流入する空気及びガスの流れは羽根車
gの軸h近傍では他の部分に比して弱く、乱流に
なり易いため、このように吸込口bを単に多孔板
fで覆つただけでは、軸h近傍部分の気体は不安
定な状態となり、何等かの外乱の影響を受ける
と、該軸h近傍の気体は一塊となつてフアンの羽
根方向へと移動する。ところで、ガスと空気とは
共に気体であるため両者の流速は同一であり一旦
一塊となつた気体は容易には周囲の気体と混合さ
れない。従つて、該フアンケースe内で空気とガ
スとが十分に混合されず、適正な空気比の混合気
体をバーナへ供給することができなくなる。一
方、上記の一塊となつて移動する気体を強制的に
周囲の気体と混合するためにはフアンを必要以上
に大型化する必要があるが、該大型化に伴う吸込
音の増大という新たな不具合が生じるため、採用
するには至らない。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記不具合を解決するために成された
ものであり、フアンの吸込口に臨設したガスノズ
ルから噴出されるガスを空気と共に吸込み混合気
として吐出する送風装置において、上記フアンの
吸込口を多孔板で覆い、該多孔板の各孔は該フア
ンの羽根に向わせる方向に形成したことを特徴と
する。
(実施例) 次に本考案の実施例を図示のものについて説明
する。
第1図及び第2図において、1はフアンケース
2の内部に羽根車3を、外部に該羽根車3を駆動
するモータ4を備えたシロツコフアンを示し、該
シロツコフアン1の吸込口5にはガスノズル6を
臨ませて、該羽根車3の駆動によれば、フアンケ
ース2内が負圧となり、外部の空気とガスノズル
6から噴出されるガスとが吸込口5より該フアン
ケース2内に吸込まれ、両気体は該フアンケース
2内で混合されて吐出口7よりバーナ(図示せ
ず)へ供給される。
上記構成は前記従来装置と特に異ならないが、
本考案では該シロツコフアン1の吸込口5を多孔
板8で覆い、該多孔板8の各孔9をガスが該シロ
ツコフアン1の羽根10に向う方向に形成するも
ので、具体的には該多孔板8を該シロツコフアン
1の内方に吐出する断面弧状に構成した。
(作用) 本考案は上記構成によるもので、これによれ
ば、フアン1の吸込口5を開口のままとする従来
のものに比してフアンケース2内の負圧の度合が
高くなり、外部の空気が従来のものに比して勢い
良く各孔9から羽根10に向うこととなり、該吸
込口5を覆う多孔板8を通過する際その各孔9に
より羽根10に向けて均一な層流となつてスムー
ズに流れることになり、両気体の一部が羽根車3
の軸に向う従来のもののように乱流となつて流れ
ることがなくなり、フアンケース2内に流入する
空気とガスの殆どが羽根10により十分攪拌混合
されて、吐出口7からバーナへ常に適正な空燃比
の混合気体が供給される。
即ち、軸11近傍部分の気体は各孔9から羽根
10へと向かう均一な層流と共にその一部が徐々
に羽根10へと移動し、順次換気されるので吐出
口7から吐出される混合気は一様に均一な混合比
となる。
尚、多孔板8の各孔9を第3図に示すようにバ
ーリング加工すれば吸込口5から流入する空気と
ガスをより有効に羽根10に導くことができる。
(考案の効果) このように本考案によるときは、シロツコフア
ンの吸込口を覆う多孔板の各孔を該シロツコフア
ンの羽根に向う方向に形成したので、外部の空気
が該シロツコフアンの羽根車の軸に向うことがな
くなり、層流となつて羽根に向うので、フアンを
必要最小限の大きさにできるので吸込音を増加さ
せること無く、吐出口からバーナへ常に一様に均
一な空燃比の混合気体が供給される効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施の1例を示す正面図、第
2図はその截断側面図、第3図は本考案の他の実
施例の要部を示す截断側面図、第4図は従来装置
の截断側面図、第5図は先に提案された装置の截
断側面図である。 1……シロツコフアン(フアン)、5……吸込
口、7……吐出口、8……多孔板、9……孔、1
0……羽根。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フアンの吸込口に臨設したガスノズルから噴出
    されるガスを空気と共に吸込み混合気として吐出
    する送風装置において、上記フアンの吸込口を多
    孔板で覆い、該多孔板の各孔は該フアンの羽根に
    向わせる方向に形成したことを特徴とする送風装
    置。
JP1986025159U 1986-02-25 1986-02-25 Expired JPH0351637Y2 (ja)

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JP1986025159U JPH0351637Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

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JP1986025159U JPH0351637Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

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Publication Number Publication Date
JPS62142639U JPS62142639U (ja) 1987-09-09
JPH0351637Y2 true JPH0351637Y2 (ja) 1991-11-06

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ID=30825052

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JP1986025159U Expired JPH0351637Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

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JP (1) JPH0351637Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59177799U (ja) * 1983-05-16 1984-11-28 株式会社 長府製作所 バ−ナ−フアンの消音器

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Publication number Publication date
JPS62142639U (ja) 1987-09-09

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