JPH0351166A - ポータブルプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 保管・運搬・携帯に適したプリンタの構造に関し、 プリンタの空間形状を、使用時と保管・運搬・携帯時と
で変化可能となし、もって保管・運搬・携帯を容易にし
たプリンタを提供することを目的とし、 印字ヘッドが設けられた第１のケースと、印字ヘッドと
対向可能なプラテンが設けられた第２のケースと、前記
第１のケースと第２のケースとの間に設けられ、プラテ
ンと印字ヘッドとが対向した閉状態およびプラテンと印
字ヘッドとが対向しない開状態とを取り得るように、両
ケースを相対的に回動可能に連結する連結部材とより構
成した。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、保管・運搬・携帯に適したプリンタの構造に
関する。

可搬型パーソナルコンピュータやワードプロセッサの普
及にともない、携帯が容易に行うことができるプリンタ
が要求されつつある。

携帯性・運搬性・保管性を満足するには、全体の容積を
減少するとともに、収納に適した形状とすることが要求
される。

〔従来の技術〕

第６図は従来のプリンタの構造概要を示す側面図であり
、６１は印字ヘッド、６２はプラテン、６３・６４は用
紙移送ローラ、６５は印刷用紙である。

印字ヘッド６１とプラテン６２とが、搬送路を介して対
向しており、用紙６５はこの搬送路に沿って移送され、
印字ヘッド６１により印刷される。

このような従来のプリンタにおいては、印字ヘッド、プ
ラテンを含む構成部品の位置関係は固定である。

〔発明が解決しようとする課題〕

このように、従来のブリンクは、使用時の空間形状と、
保管・携帯時の空間形状とは同一であり使用時よりも空
間形状が厳しく要求される保管・携帯には不向きであっ
た。

本発明は、プリンタの空間形状を、使用時と保管・携帯
時とで変化可能となし、もって保管・携帯を容易にした
プリンタを提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理説明図であり、１１は第１のケー
ス、１２は第２のケース、１３は印字ヘッド、１４はプ
ラテン、１５は連結機構である。

印字ヘッド１３は第１のケースに設けられ、プラテン１
４は第２のケースに設けられる０例えば蝶番より構成さ
れる連結機構は、ケース１１とケース１２との間に設け
られており、したがって両ケースは相対的に回動可能で
ある。

すなわち、両ケースは、連結機構１５によって、閉状態
と開状態を取り得る。閉状態ではプラテン１４は印字ヘ
ッド１３と対向した印字可能状態で、開状態では印字ヘ
ッド１３とプラテン１４とが対向しない状態である。

〔作用〕

本発明のプリンタの印刷使用時には、ケース１１および
１２とを閉状態とし、印字ヘッド１３とプラテン１４と
を対向した状態とする。

一方、保管・携帯時にはケースＩＩと１２とを連結機構
１５を支点として回動し、第１図に示す開状態りする。

この開状態において、プリンタの空間形状は使用時と異
なり、保管・携帯に適した形状となる。

〔実施例〕

第２図〜第５図は本発明のポータプルプリンタの実施例
を示す。

第２図は、ポータプルプリンタの閉状態を示す側面図で
あり、２１は第１のケースを構成するアッパーカバー、
２２は第２のケースを構成するロアカバー、２３は印字
ヘッド、２４はプラテン、２５は蝶番２６は用紙受け、
２７・２８は移送ローラ、２９は制御部である。

アッパーカバー２１には印字ヘッド２３、移送ローラ２
７などが内蔵されており、一方、ロアカバー２２にはプ
ラテン２４、移送ローラ２８、制御部２９などが内蔵さ
れている。

アッパーカバー２１と、ロアカバー２２とを回動可能に
連結するために、各々の端部間に蝶番２５が設けられて
いる。印刷済の用紙３０を受けるだめの用紙受け２６は
、ロアーカバー２２の一方端に蝶番３１を介して設けら
れている。

用紙３０は、カバー２１と２２との間に形成された用紙
搬送路に挿入され、印字ヘッド２３とプラテン２４とで
構成される印字部を経由し、印字部の用紙は用紙受け２
６に至る。

第３図は、本発明によるポータプルプリンタの開状態を
示す側面図である。ロアカバー２２に対してアッパーカ
バー２１を、蝶番２５を支点として時計方向に回動する
。この状態で、更に、保持機構を構成する用紙受け２６
を、蝶番３１を支点として時計方向に回動し、用紙受け
２６が各カバーを覆う。その時、用紙受け２６の自由端
に設けられた保合部３２は、アッパーカバー２１に係合
する。この用紙受けは保管・携帯時に蝶番２５を支点と
した両力バーの座屈を防止する。

第４図（ａ）〜第４図（Ｃ）は、使用状態すなわち閉状
態から、保管・運搬状態すなわち開状態に至るまでのプ
リンタ主要部の動きを示すものである。

第５図は、ポータプルプリンタの開状態の斜視図を示す
（但し、用紙受け２６を除外している）。

印字ヘッド２３を搭載したキャリア５１はガイドレール
５２により支持され、スペースモータ５３によりガイド
レール５２の軸方向に往復移動される。

改行モータ５４は、歯車列・ベルトを介して移送ローラ
２７回転し、このローラと対向する移送ローラ２８と協
同して用紙３０を移送する。

制御部（電源回路を含む）２９からの各種信号はフレキ
シブルケーブル５５を介して、スペースモータ５３、改
行モータ５４および印字ヘッド２３に伝達される。

尚、上記の実施例では、プリンタの一機構部品である用
紙受け２６を、保持機構として採用したが印刷使用時に
は使用しない別のカバーを保持機構としてもよい。また
、ロアカバーに印字ヘッドを設け、アッパーカバーにプ
ラテンを設けてもよいことは勿論である。

〔効果］ 以上のように、本発明によれば、保管・携帯状態の装置
形状を、印刷使用状態の形状に対して可変とすることに
より、特に携帯性を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図 第２図〜第５図は本発明の実施例を示し、第２図は印刷
使用状態の側面図 第３図は保管・運搬状態の側面図 第４図（ａ）〜第４図（Ｃ）は使用状態から保管・運搬
状態に至る主要部の動きを説明する側面図第５図は保管
・運搬状態における両力バーの斜視図である。 第６図は従来のプリンタの構成を示す概要図である。 図において １３／２３・・・・・・・・・印字ヘッド１１・・・・
・・・・・・・第１のケース１４／２４・・・・・・・
・・プラテン１２・・・・・・・・・・・第２のケース
２１・・・・・・・・・・・アッパーカバー２２・・・
・・・・・・・・ロアカバー３０・・・・・・・・・・
・印刷用紙 ４；　フ゛ラテン （ １５ｉｐｉ、佑機構 （ ボー７ブルブリ＞’ｙＩＩＩ）原理逆明図早 図 ボータアルブリ；７の閉Ｉ、を態！尽す側面ｚ第 図 ポークルプルブリ；ブのｌＦＩ！ｌｌ吠遡Σ示オ狽・ｊ
面図第３図 閉状態η゛ら閉状態１；互３上要部かの動きえ尽す側面
図第４図 開世−にあ１丁３軒］Ｉ旧 第　５　図 従来のアリニヌのＰ！二図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 印字ヘッド（１３）が設けられた第１のケース（１１）
   と、該印字ヘッド（１３）と対向可能なプラテン（１４
   ）が設けられた第２のケース（１２）と、 前記第１のケース（１１）と第２のケース（１２）との
   間に設けられ、 プラテン（１４）と印字ヘッド（１３）とが対向した閉
   状態およびプラテン（１４）と印字ヘッド（１３）とが
   対向しない開状態とを取り得るように、両ケースを相対
   的に回動可能に連結する連結部材（１５）と より構成したことを特徴とするポータブルプリンタ。