JPH0351156B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

〔発明の技術分野〕 本発明は、カラーテレビジヨン受像機中でデジ
タルビデオ信号を処理するための集積回路装置に
関するものである。 〔発明の背景技術とその問題点〕 ３個の集積回路よりなるこの種のIC装置の一
例は「Eine neue Dimension−VLSI−Digihal−
TV−System」（1981年９月Freiburg im
Breisgau）第６頁乃至第11頁（英語版の名称は
「Ａ new dimension VLSI Digital TV
System」）に記載されている。 この文献において「MAA2200」として示され
「ビデオ・プロセツサ装置（VPU）」と呼ばれて
いる第１の集積回路はアナログ−デジタル変換器
とそれに後続する第１の直列データバス・インタ
ーフエイス回路を備え、それに後続して第１のマ
ルチプレクサが設けられている。垂直ブランキン
グ期間中にアナログ−デジタル変換器は第２のマ
ルチプレクサを経て３個の電子銃のそれぞれの
「黒」（＝暗電流）および「白」（白レベル）にお
いて流れる受像管の陰極電流に対応した測定デー
タおよび周囲光検出器の信号を供給される。処理
されたデジタル色信号は第１のマルチプレクサに
供給される。 第２の集積回路は上記文献では「MAA2000」
として示され、「中央制御装置（CCU）」と呼ば
れておりマイクロプロセツサと、電気的に再プロ
グラム可能なメモリと、および第２の直列データ
バス・インターフエイス回路を備えている。メモ
リはカラーテレビジヨン受像機の製作者によつて
入力された整列データと公称の暗電流および白レ
ベルデータとを保持している。これらのデータお
よび測定データからマイクロプロセツサは受像管
のためにビデオ信号と独立した動作データを生成
する。 上記文献で「MAA2100」として示され、「ビ
デオ符号化装置（VCU）」と呼ばれている第３の
集積回路は、デマルチプレクサ、アナログRGB
マトリツクス、および外部のビデオ出力段を経て
電子銃のそれぞれ一つを駆動するように設計され
た３個のアナログ増幅器を具備している。デジタ
ル−アナログ変換後、受像管の暗電流は各アナロ
グ増幅器の動作点によつて調整され、また受像管
の白レベルは各アナログ増幅器の利得を調整する
ことによつて調整される。デマルチプレクサは第
１の集積回路の第１のマルチプレクサに色バスを
介して接続されている。 そのようなデジタルカラーテレビジヨン受像機
のシステムに関する従来技術はまた雑誌
「Elektronik」1981年８月14日号（第16号）第27
頁乃至第35頁および雑誌「Electro−nics」1981
年８月11日号第97頁乃至第103頁にも記載されて
いる。 上記文献の従来技術のその後の発展において、
開発に際して現在あるシステム内の受像管の暗電
流および白レベル制御をどのようにして達成する
か、特に測定されたデータの取得および転送なら
びに受像管への動作データの転送に対してどのよ
うにするかの問題に直面した。 ［発明の解決すべき課題］ 本発明の目的は、このような測定されたデータ
の取得、転送、受像管への動作データの転送を容
易に行うことができ、しかも使用される集積回路
の面積や端子数を大きく増加させることのない集
積回路装置を提供することである。 さらに測定データとしては受像管の電子銃の漏
洩電流の測定の要求も存在し、本発明はこのよう
なデータも容易に取り込むことのできる集積回路
装置を提供することができる。 ［課題解決のための手段］ 本発明においては、上記の目的は、前記のよう
な第１、第２、および第３の集積回路から構成さ
れるカラーテレビジヨン受像機のデジタルビデオ
信号処理用集積回路装置において、第１の集積回
路の第２のマルチプレクサは３個の電子スイツチ
を具備し、その第１の電子スイツチの入力側端子
は第１の抵抗を経て接地されると共に、それぞれ
のベースが関係するビデオ出力段により駆動さ
れ、エミツタが関係する電子銃に接続されている
外部トランジスタのコレクタに接続され、この第
１の電子スイツチの出力側端子は前記アナログ−
デジタル変換器の入力端子に接続され、第２の電
子スイツチはその入力側端子は光検出器に接続さ
れ、出力側端子が前記アナログ−デジタル変換器
の入力端子に接続され、第３の電子スイツチはそ
の入力側端子が第１の抵抗の抵抗値よりも略々１
桁小さい値である第２の抵抗を介して第１の電子
スイツチの入力側端子に接続され、その出力側端
子が接地され、第１の集積回路の第１のマルチプ
レクサにより出力される色信号および第１のイン
ターフエイス回路を介して結合されたマイクロプ
ロセツサからの動作データを入力し、それを多重
化した信号を第３の集積回路の入力部に配置され
たデマルチプレクサに色バスによつて結合し、第
３の集積回路はデマルチプレクサに後続して配置
されたシフトレジスタを具備し、このシフトレジ
スタの並列出力は組合せられて動作値の一つの型
式にそれぞれ割当てられたグループとされ、それ
らグループのそれぞれがRGBマトリツクス或い
は各アナログ増幅器を駆動するデジタル−アナロ
グ変換器に接続されているカラーテレビジヨン受
像機のデジタルビデオ信号処理用集積回路装置に
よつて達成される。 〔発明の実施例〕 以下添付図面を参照に本発明を詳細に説明す
る。図は本発明による集積回路装置の１実施例の
ブロツク図である。図には第１、第２および第３
の集積回路ic１，ic２およびic３が示されており
四角い枠で囲まれて図示されている。第１の集積
回路ic１はアナログ−デジタル変換器adを含み、
それは測定された暗電流、白レベル、周囲の光お
よび漏洩電流データをデジタル信号に変換し、そ
れらは第１のバス・インターフエイス回路if１に
供給される。このバス・インターフエイス回路if
１は線dbによつて第１のマルチプレクサmx１に
接続され、この第１のマルチプレクサmx１は第
１の集積回路ic１中で生成されたデジタル色信号
と第１のバス・インターフエイス回路if１からの
データとを挿間し、挿間した信号を色バスcbに
与える。デジタル色信号csの発生は本発明の技術
的範囲外のものであり、前述の文献中に示されて
いる。 第１の集積回路ic１はさらに第２のマルチプレ
クサmx２を具備し、それは３個の電子スイツチ
ｓ１，ｓ２，ｓ３を備え、本発明にとつて基本的
な部分回路である。第１のスイツチｓ１の入力側
端子は第１の抵抗ｒ１を通つて接地され、また外
部トランジスタtr，tg，tbのコレクタに接続され
ている。それらの各トランジスタは受像管ｂの電
子銃の１個と関連している。これらトランジスタ
のベース・エミツタ路を介して３個の電子銃の陰
極はビデオ出力段veによつて駆動される。記号
tr，tg，tb中および後述する記号中における最後
の文字ｒ，ｇ，ｂはそれぞれ赤（red）、緑
（green）、青（blue）用の電子銃に割当てられて
いることを示している。第１のスイツチｓ１の出
力側端子はアナログ−デジタル変換器adの入力
端子に接続されている。 第２のスイツチｓ２の入力側端子は光検出器ls
に接続され、光検出器lsの他方の端子は一定電圧
ｕを与えられ、接地された抵抗ｒ３と組合されて
分圧器を形成している。したがつて第２のスイツ
チｓ２の入力側端子はこの分圧器のタツプに接続
されている。一方この第２のスイツチｓ２の出力
側端子もまたアナログ−デジタル変換器adの入
力端子に接続されている。 第３のスイツチｓ３の入力側端子は第２の抵抗
ｒ２を介して第１のスイツチｓ１の入力側端子に
接続され、一方第３のスイツチｓ３の出力側端子
は接地されている。抵抗ｒ１の値は抵抗ｒ２の値
よりも約１桁大きい。 受像管ｂのスクリーン上に示された画像の全期
間に対して、垂直スイープ期間中第１のスイツチ
ｓ１および第３のスイツチｓ３が閉成され、第２
のスイツチｓ２が開放される。垂直帰線期間中、
白レベル測定のためにスイツチｓ１，ｓ３は閉じ
られ、スイツチｓ２は開かれ、暗電流測定および
漏洩電流測定のためにスイツチｓ１は閉じられ、
スイツチｓ２，ｓ３は開かれ、光検出器電流測定
のためにスイツチｓ２，ｓ３は閉じられ、スイツ
チｓ１が開かれる。 各電子銃の暗電流および白レベルの測定ならび
に光検出器電流および漏洩電流の測定は４つの連
続した垂直ブランキング期間中に行なわれる。各
陰極は次の表に従つて或るブランキング期間には
黒よりも黒くするための電圧usに接続され、他の
ブランキング期間には黒のために電圧udに接続
され、次いで白のために電圧uwに接続される。

【表】 黒のための電圧udは通常のように受像管ｂの
スクリーン上に輝度を生じない電圧、すなわち受
像管ｂの暗しきい値のすぐ下の電圧である。黒よ
りも黒い電圧usは黒のための電圧udよりされに
黒の方向にある陰極電圧である。白に対する電圧
は測定されるスクリーンの輝度に対する電圧であ
る。スクリーンの輝度は一般に最大の許容値より
低い。 したがつて各垂直ブランキング期間中に２つの
測定が行なわれる。すなわち前半、好ましくは垂
直ブランキング期間のパルス幅の３分の１におけ
る第１の測定と前半の終了後における第２の測定
とである。４つの連続する垂直ブランキング期間
中に第１の測定が陰極の漏洩電流および赤、青に
対する暗電流を決定する。第２の測定は光検出器
電流および赤、緑、青に対する白レベルを決定す
る。陰極漏洩電流および光検出器電流の測定中、
３個の陰極は全て電圧usを与えられる。各陰極の
暗電流および白レベルの測定中、測定される陰極
はそれぞれの暗電流陰極電圧udおよび白レベル
陰極電圧uwにそれぞれ接続される。一方測定さ
れていない他の２つの電子銃の陰極は電圧usを与
えられる。 第２の集積回路ic２はマイクロプロセツサmp、
電気的に再プログラム可能なメモリpsおよび第２
のバス・インターフエイス回路if２を備え、この
インターフエイス回路if２はこの集積回路におけ
る直列データバスsbと関連しており、直列デー
タ・バスsbはインターフエイス回路if２、マイク
ロプロセツサmp、およびメモリpsを相互に連結
している。メモリpsは製造業者によつて入力され
た使用されている受像管の整列データおよび公称
の暗電流および白レベルデータを保持する。この
整列および公称データから、および第１の集積回
路ic１の第２のマルチプレクサmx２およびアナ
ログ−デジタル変換器adを経て得られた測定デ
ータからマイクロプロセツサmpはビデオ信号と
独立した受像管用の動作データを導出する。これ
らの動作データの導出もまた本発明の技術的範囲
外のことである。受像管の動作データに関しては
マイクロプロセツサが予め定められた制御特性に
従つて制御作用を行なうことだけを注意する必要
がある。 第３の集積回路ic３はデマルチプレクサdxを具
備し、このデマルチプレクサdxは色バスcbによ
つて第１の集積回路ic１の第１のマルチプレクサ
に接続され、色バス上を伝送された挿間された信
号から色信号csと受像管の動作データとを分離す
る。一方アナログ−デジタル変換器adから第２
の集積回路ic２のマイクロプロセツサmpへの測
定されたデータの転送は２個のインターフエイス
回路if１とif２およびデータ・バスsbを介して適
切な時に行なわれ、マイクロプロセツサmpによ
り生成される受像管ｂ用のビデオ信号と独立した
動作データは２個のインターフエイス回路if１，
if２および線dbを経て適当な瞬間に第１のマルチ
プレクサmx１に転送され、第１のマルチプレク
サmx１から色バスcbの線を通つて第３の集積回
路ic３のシフトレジスタsr中に次の垂直ブランキ
ング期間の開始の少し後に転送される。これを行
なうために第１のインターフエイス回路if１もま
たシフトレジスタを備え、このレジスタから動作
データは直列的に読み取られる。 シフトレジスタsr中へのデータの転送中、受像
管ｂの陰極はこのデータ転送がスクリーン上で可
視状態にならないように電圧usに保たれることが
好ましい。 測定されたデータをマイクロプロセツサmpに
転送するために適切な時期はマイクロプロセツサ
mp自身によつて決定される。すなわち、プログ
ラムに依存してマイクロプロセツサ内で必要な時
間に実行される。測定されたデータは測定時では
なくマイクロプロセツサmpの作動プログラム中
の選択可能な時にインターフエイス回路から受け
取られる。もしも今行なわれている測定が測定デ
ータが要求される時間にまだ終了していないなら
ば、本発明の１実施態様においては前に測定され
蓄積されていたデータがマイクロプロセツサmp
に転送される。 前に説明したように受像管ｂのための動作デー
タは垂直ブランキング期間の始めにシフトレジス
タsr中に転送される。このシフトレジスタsrの並
列出力はそれぞれ１つの動作値に割当てられてい
るグループに組合され、各グループはそれに関連
しているデジタル−アナログ変換器dh，dhr，
ddg，ddb，dwr，dwg，dwbの１つを備えてい
る。図示の実施例においてはシフトレジスタのグ
ループへの分割は破線で示されている。シフトレ
ジスタsrは通常のように直列−並列変換を行な
い、動作データはデマルチプレクサdxによつて
直列形式でシフトレジスタsr中に入力され、シフ
トレジスタの並列出力端子に出力が得られる。 デジタル−アナログ変換器dhはアナログ輝度
制御信号を出力し、その信号は第３の集積回路ic
３内のRGBマトリツクスｍに供給される。RGB
マトリツクスｍにはまたアナログ色差信号ｒ−
ｙ，ｂ−ｙおよび輝度信号ｙも供給される。これ
らの信号の形成は本発明の技術範囲外のものであ
り、前述の参考文献中に記載されている技術を使
用することができる。 ３個のデジタル−アナログ変換器ddr，ddg，
ddbは３個の陰極のための暗電流調整信号を与
え、それらの信号は電流であつてアナログ増幅器
vr，vg，vbの反転入力端子（−）に供給される。
またこれらの入力端子には抵抗回路が接続され、
それはシフトレジスタsrのそれぞれのグループの
出力端子におけるデジタル白レベル調整信号に対
応して段階的に調節できる。抵抗はデジタル−ア
ナログ変換器dwr，dwg，dwbとして作用し、反
転入力端子（−）とアナログ増幅器vr，vg，vb
の出力端子との間を接続している。 実際に良好であることが証明されている本発明
による装置において、３個の暗電流調整信号の
各々は７デジツトの信号であり、３個の白レベル
調整信号のそれぞれおよび輝度制御信号は５デジ
ツトの信号である。３個の陰極の電圧usおよび
ud／uwは前記した表によつて３デジツトの識別
信号を割当てられており、その信号もまた実施例
の回路中のシフトレジスタsr中に供給される。最
後に３デジツトのコントラスト制御信号がカラー
テレビジヨン受像機のTeletextモードのために
実施例の回路において生成されている。これら９
個のデータブロツクは実施例の回路においてデマ
ルチプレクサdxからシフトレジスタsrに次の順
序で低い桁のビツトの方から、ブランクの特定し
た番号で転送される。すなわち識別信号、白レベ
ル信号青、３個のブランク、白レベル信号緑、３
個のブランク、白レベル信号赤、１個のブラン
ク、暗電流信号青、１個のブランク、暗電流信号
緑、１個のブランク、暗電流信号赤、コントラス
ト信号Teletextおよび輝度制御信号の順序であ
る。これらはシフトレジスタsrのシフトクロツク
信号周波数である4.4MHzのクロツク周波数の56
のパルスに割り当てられた７個の８デジツトデー
タブロツクである。 上述のデータ・シーケンスは図示のシフトレジ
スタsrのグループの順序には対応していないこと
に注意する必要がある。図示の順序は判り易くす
るために選ばれたものである。 ３個のアナログ増幅器vr，vg，vbの出力はビ
デオ出力段veの入力端子に結合され、ビデオ出
力段ve出力端子は前に説明したようにトランジ
スタtr，tg，tbのベースに接続されている。それ
故受像管ｂの陰極はこれらトランジスタのベー
ス・エミツタ略を介して駆動される。 この発明の別の実施例においては、垂直ブラン
キング期間中に行なわれる測定は、前の測定デー
タがマイクロプロセツサmp中に転送されるまで
はエネーブルにならない。このようにして測定結
果が残されることがないようにされている。ま
た、もしもアナログRGBマトリツクスｍの代り
にデジタルRGBマトリツクスが使用される場合
にはデジタル−アナログ変換器dhを無くすこと
ができる。 ［発明の効果］ 本願発明によれば、前記のように測定データが
入力される第１の集積回路の第２のマルチプレク
サ中に３個のスイツチを配置し、これらのスイツ
チを前記のような構成および接続にすることによ
り簡単な構成で測定データを順次取り込むことが
可能になり、端子数も少なくて済む。したがつて
４つの連続したフブランキング期間に順次測定を
行うことが容易に可能になる。 さらに本願発明ではマイクロプロセツサからの
動作データをインターフエイス回路により第１の
マルチプレクサに結合してそこに供給される色信
号と多重化して色バスを使用して第３の集積回路
に送るように構成されている。このような色バス
の使用はバイポーラ技術を使用して構成される第
３の集積回路の構成を容易にする。すなわち、マ
イクロプロセツサからの動作データを色バスを使
用して第３の集積回路に送ることにより大きなチ
ツプ面積を占めるインターフエイス回路を不要に
するため小型化が容易となる。またこの第３の集
積回路にはデマルチプレクサに後続してシフトレ
ジスタを配置し、このシフトレジスタをグループ
化することにより受像管の制御が容易に行えるよ
うになる。 したがつて本発明によれば、測定データの取り
込み、およびそれらデータに基づいてマイクロプ
ロセツサで生成された動作データによる受像管の
制御を比較的簡単な構成で行うことができ、集積
回路の端子数および面積も少なくて済む効果を奏
する。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の１実施例のブロツク図である。 ic１，ic２，ic３…集積回路、mx１，mx２…
マルチプレクサ、ad…アナログ−デジタル変換
器、ls…光検出器、cs…デジタル色信号、if１，
if２…バス・インターフエイス回路、sb…デー
タ・バス、mp…マイクロプロセツサ、ps…メモ
リ、cb…カラー・バス、dx…デマルチプレクサ、
sr…シフトレジスタ、ｍ…アナログ、RGBマト
リツクス、dh，ddr，ddg，ddb…デジタル−ア
ナログ変換器、dwr，dwg，dwb…抵抗よりなる
デジタル−アナログ変換器、ve…ビデオ出力段、
ｂ…受像管。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 第１、第２および第３の３個の集積回路を具
   備し、 第１の集積回路は、３個の電子銃のそれぞれに
   おける黒（暗電流）および（白レベル）において
   流れる受像管の陰極電流に対応する測定されたデ
   ータおよび周囲光検出器の信号を第２のマルチプ
   レクサを経由して垂直ブランキング期間に供給さ
   れるアナログ・デジタル変換器と、それに後続す
   る直列データ・バス用の第１のバス・インターフ
   エイス回路と、および第１のバス・インターフエ
   イス回路に後続し、処理された色信号を供給され
   る第１のマルチプレクサを具備し、 第２の集積回路は、マイクロプロセツサと、測
   定されたデータと共にマイクロプロセツサで使用
   されて受像管のためのビデオ信号と独立した動作
   データを発生する受像管の整列データと公称の暗
   電流および白レベルデータを保持している電気的
   に再プログラム可能なメモリと、第１のバス・イ
   ンターフエイス回路に対応する第２の直列データ
   バス・インターフエイス回路とを具備し、 第３の集積回路は、第１の集積回路の第１のマ
   ルチプレクサと結合されているデマルチプレクサ
   と、RGBマトリツクスと、外部のビデオ出力段
   を介して電子銃の１つをそれぞれ駆動する如く構
   成された３個のアナログ増幅器とを具備している
   カラーテレビジヨン受像機のデジタルビデオ信号
   処理用集積回路装置において、 第１の集積回路の前記第２のマルチプレクサは
   ３個の電子スイツチを具備し、 その第１の電子スイツチの入力側端子は第１の
   抵抗を経て接地されると共に、それぞれのベース
   が関係するビデオ出力段により駆動され、エミツ
   タが関係する電子銃に接続されている外部トラン
   ジスタのコレクタに接続され、この第１の電子ス
   イツチの出力側端子は前記アナログ・デジタル変
   換器の入力端子に接続され、 前記第２の電子スイツチはその入力側端子が光
   検出器に接続され、出力側端子が前記アナログ−
   デジタル変換器の入力端子に接続され、 前記第３の電子スイツチはその入力側端子が前
   記第１の抵抗の抵抗値よりも略々１桁小さい値で
   ある第２の抵抗を介して前記第１の電子スイツチ
   の入力側端子に接続され、その出力側端子が接地
   され、 第１の集積回路の前記第１のマルチプレクサは
   色信号および前記第１のインターフエイス回路を
   介して結合されたマイクロプロセツサからの動作
   データを入力し、それを多重化した信号として第
   ３の集積回路の前記デマルチプレクサに色バスに
   よつて結合し、 第３の集積回路は前記デマルチプレクサに後続
   して配置されたシフトレジスタを具備し、このシ
   フトレジスタの並列出力は組合せられて動作値の
   一つの型式にそれぞれ割当てられたグループとさ
   れ、それらグループのそれぞれがRGBマトリツ
   クス或いは各アナログ増幅器を駆動するデジタル
   −アナログ変換器に接続されていることを特徴と
   するカラーテレビジヨン受像機のデジタルビデオ
   信号処理用集積回路装置。 ２ 前記シフトレジスタへのデータ転送期間中受
   像管の陰極に黒をより黒にする電圧を供給する電
   圧供給装置を有している請求１項記載の集積回路
   装置。 ３ マイクロプロセツサは測定されたデータの転
   送の適切な時期を決定し、測定がその時期までに
   まだ終了していない場合には対応する前の測定で
   既に測定されているデータが転送される如くプロ
   グラムされていることを特徴とする請求項１また
   は２記載の集積回路装置。 ４ 前の測定データがマイクロプロセツサに転送
   されるまで垂直ブランキング期間中に行われる測
   定を禁止する手段を備えている請求項１乃至３の
   いずれか１項記載の集積回路装置。