JPH035074Y2 - - Google Patents

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JPH035074Y2
JPH035074Y2 JP1985136875U JP13687585U JPH035074Y2 JP H035074 Y2 JPH035074 Y2 JP H035074Y2 JP 1985136875 U JP1985136875 U JP 1985136875U JP 13687585 U JP13687585 U JP 13687585U JP H035074 Y2 JPH035074 Y2 JP H035074Y2
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spring member
accessory
groove
circuit breaker
mounting
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JP1985136875U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は回路遮断器の付属品取付装置、例え
ば不足電圧引外し装置、電圧引外し装置或は補助
スイツチ、警報スイツチ等の付属品の取付装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
一般にモールドベースとモールドカバーとによ
つてケースが形成される回路遮断器において、モ
ールドベースとモールドカバーには各極の主要部
品を収納するよう隔壁によつて仕切られた収納溝
が設けられ、このモールドベースとモールドカバ
ーとを組合せることによつて隔壁によつて仕切ら
れた室内に各極の主導電体およびその他の構成部
品が収納され、必要に応じてこの室内の空間部に
付属品を取付けるように構成されている。
従来、この種の回路遮断器においては第6図、
第7図に示されるようにモールドベース1の極室
の収納溝1aの対向する隔壁1bに付属品取付溝
2が設けられて、第7図に示される電圧引外し装
置3の取付板4を隔壁1bの付属品取付溝2に挿
入して取付けられるものがあり、また取付板4に
板ばねを装着して付属品取付溝に挿入して電圧引
外し装置を装着するようにしたものがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし乍ら、上述のような従来での付属品の保
持は、付属品取付溝2に付属品の取付板4に板ば
ねを装着したものを挿入して板ばねにより付属品
取付溝2の溝壁を突張るよう押圧して保持される
が、付属品取付溝2の挿入方向の上下位置が定ま
らず不安定となり、付属品の機能上支障を生じる
欠点があり、また付属品を機能上支障のないよう
に取付板4を付属品取付溝2に堅固に嵌合させる
と付属品の取付け取外しがワンタツチ式に円滑に
行うことができないという欠点があつた。
従つて、この考案の主な目的は、上述の欠点を
解消して機能上支障なく取付け保持されて、取付
け取外しが容易に行うことができるよう改善され
た回路遮断器の付属品取付装置を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に依れば、回路遮断器の付属品取付装
置は回路遮断器のケース内に収納される付属品に
適用されるもので、付属品側に設けられた取付耳
片と、回路遮断器のケース内部の隔壁部に設けら
れた付属品取付溝と、付属品取付溝と隣接して少
なくとも一部が連続して設けられたスプリングの
袋状の係止溝をもつスプリング部材収納溝と、
ほゞC字形状に屈曲形成されて一側折り曲げ部が
係止孔に嵌入されて他側折り曲げ部に形成された
弾性突起部が付属品取付溝に突出するようスプリ
ング部材収納溝内に収納支持されたスプリング部
材とから構成されている。
〔作用〕
従つて、この考案に係る回路遮断器の付属品取
付装置は、回路遮断器のケースの内部の隔壁部に
ほゞC字形状に屈曲形成されたスプリング部材が
装着され、隔壁部に設けられた付属品取付溝に付
属品側に設けられた取付耳片を挿入して付属品取
付溝内に突出するよう設けられたスプリング部材
の弾性突起部を押し開いて取付耳片の一端側が付
属品取付溝の溝端部まで当達するよう挿入するこ
とにより取付耳片の他端部が弾性突起部の戻り力
により押圧保持するように作用するためにワンタ
ツチの操作で容易に付属品の取付け取外しができ
るようにしたものである。
〔実施例〕
図面の第1図乃至第5図に示されるように、こ
の考案の回路遮断器のケース10は成形絶縁物か
らなるモールドベース11とモールドカバー12
とにより形成され、モールドベース11とモール
ドカバー12は各極の主要部品を収納する絶縁隔
壁によつて仕切られた収納溝が設けられており、
モールドベース11とモールドカバー12とを組
合せることによつて隔壁によつて仕切られたトン
ネル形の室内に各極の主導電体および主要部品が
収納される。不足電圧引外し装置、電圧引外し装
置或は開閉に伴つて接点信号を出す補助スイツチ
および引外し動作に伴つて接点信号を出す警報ス
イツチ等の付属品は必要に応じて上記トンネル形
の室内の空間部に設置される。
第2図には電圧引外し装置の付属品13が示さ
れており、付属品13の両側部には取付耳片13
aが突出するように設けられている。付属品13
の取付耳片13aは各装置自体に一体に形成した
もの、或は付属品の収納枠を設けて収納枠に取付
耳片13aが形成されたものであつてもよい。
モールドベース11の各極の主要部品の収納溝
11aを形成する両側の隔壁11bに付属品13
の取付耳片13aの挿入方向に付属品取付溝14
が設けられている。また、付属品取付溝14と隣
接して少なくとも一部が付属品取付溝14と連続
するスプリング部材収納溝15が設けられ、下方
側に溝幅が狭くなつたスプリング部材の袋状の係
止溝15aが形成されている。また、スプリング
部材16は1本の金属線をほゞC字形状に屈曲形
成したものでスプリング部材収納溝15に収納さ
れる。このスプリング部材16の一側折り曲げ部
16aはスプリングの係止孔15aの両側壁に拡
張押圧するように係止孔15aに嵌入され、他側
折り曲げ部には付属品取付溝14内へ突出する折
り曲げ弾性突起部16bが形成されている。
第3A図乃至第3C図に示されるように付属品
13の取付けは第3A図の状態から付属品13の
取付耳片13aを隔壁部に設けられた付属品取付
溝14に挿入していくと、先ず付属品取付溝14
内に突出した状態にあるスプリング部材16の弾
性突起部16bに当り、第3B図に示されるよう
に弾性突起部16bをスプリング部材収納溝15
側へ押し開き、弾性突起部16bの先端を越えて
取付耳片13aの下端面が付属品取付溝14の溝
端面と当接することにより停止した第3C図に示
される取付状態となる。この挿入停止位置におい
て、スプリング部材16の弾性突起部16bの戻
し力が付属品13の取付耳片13aの上部を斜め
方向に押圧して、取付耳片13aを付属品取付溝
14の端面ならびに一方の側壁に押圧してガタツ
キの生じないよう同一位置に安定して保持され
る。
また、取外しの場合には反対方向に付属品13
を引き上げることにより取付耳片13aが弾性突
起部16bをスプリング部材収納溝15側に押圧
し、弾性突起部16bの先端を反対側に越えて取
外すことができる。以上の如く、スプリング部材
16の占有空間は少なくてすみ、スプリング部材
16の撓み力は大きく形成されていてワンタツチ
操作の付属品の取付け取外しを円滑に行うことが
できる。
また、第4図にはスプリング部材の変形例が示
されており、この第4図に示されるものはプレス
加工により細幅の金属板をほゞC字形状に屈曲形
成したものであつて、このように形成されたスプ
リング部材を使用することもできる。
また、第5図はこの考案の変形例を示す回路遮
断器の一部破断簡略側面図で、第1図乃至第3C
図の実施例はモールドベース11の隔壁部に付属
品取付溝14、スプリング部材収納溝15を設
け、スプリング部材16を装着したものが示され
ているが、第5図に示されるものはモールドカバ
ー12の前面に、更に付属品収納部カバー12a
を取付け取外し自在に設けて、隔壁によつてトン
ネル形に仕切られる室内のモールドカバー12側
の隔壁部に付属品取付溝、スプリング部材収納溝
を設けてスプリング部材を装着するようにしたも
のであつて、このような形態も何らこの考案の主
旨を逸脱するものではない。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば付属品側に設
けられた取付耳片を回路遮断器のケース内部に設
けられた隔壁部に付属品取付溝と、これに隣接し
て少なくとも一部が付属品取付溝と連続するスプ
リング部材収納溝を設けて、ほゞC字形状に屈曲
形成されて弾性突起部を付属品取付溝内に突出す
るスプリング部材をスプリング部材収納溝に収納
したものであるので、スプリング部材の撓み力は
大きく、制限される空間スペース内でのスプリン
グ部材収納空間は少なくてすみ、取付耳片と取付
溝とのガタツキは少なくなり、付属品の差込み方
向の位置が定まり、付属品が機能上支障なく保持
され、且つ円滑にワンタツチ操作の取付け取外し
を行うことができる等の効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3C図はこの考案の一実施例を示
すもので、第1図は回路遮断器の一部破断簡略側
面図、第2図は要部斜視図、第3A図乃至第3C
図は付属品の取付耳片を付属品取付溝に挿入して
取付ける過程を示す要部拡大側面図で第3A図は
挿入される直前の状態を示し、第3B図は挿入途
中の状態、第3C図は取付状態を夫々示す図、第
4図はスプリング部材の変形例を示す図、第5図
は回路遮断器の変形例での一部破断簡略側面図、
第6図は従来でのモールドベースの極室の収納溝
を示す斜視図、第7図は従来での収納溝に取付け
られる電圧引外し装置を示す斜視図である。 図中、10:ケース、11:モールドベース、
11a:収納溝、11b:隔壁、12:モールド
カバー、13:付属品、13a:取付耳片、1
4:付属品取付溝、15:スプリング部材収納
溝、15a:係止孔、16:スプリング部材、1
6a:折り曲げ部、16b:弾性突起部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 回路遮断器のケース内に収納される付属品
    と、前記付属品側に設けられた取付耳片と、前
    記回路遮断器のケース内部の隔壁部に設けられ
    た付属品取付溝と、前記付属品取付溝と隣接し
    て少なくとも一部が連続して設けられたスプリ
    ングの袋状の係止孔をもつスプリング部材収納
    溝と、ほゞC字形状に屈曲形成されて一側折り
    曲げ部が前記係止孔に嵌入されて他側折り曲げ
    部に形成された弾性突起部が前記付属品と取付
    溝に突出するよう前記スプリング部材収納溝内
    に収納支持されたスプリング部材とから構成さ
    れ、前記付属品側に設けられた取付耳片の一端
    を付属品取付溝の溝端部まで挿入することによ
    り前記取付耳片の他端部が前記スプリング部材
    の弾性突起部の戻り力により押圧保持されて成
    る回路遮断器の付属品取付装置。 2 スプリング部材は弾性を有する1本の金属線
    により屈曲形成して成ることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の回路遮断器の
    付属品取付装置。 3 スプリング部材は弾性を有する細幅の板状の
    金属材料により屈曲形成して成ることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の回路
    遮断器の付属品取付装置。
JP1985136875U 1985-09-09 1985-09-09 Expired JPH035074Y2 (ja)

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JP1985136875U JPH035074Y2 (ja) 1985-09-09 1985-09-09

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JP1985136875U JPH035074Y2 (ja) 1985-09-09 1985-09-09

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JPS6248742U JPS6248742U (ja) 1987-03-26
JPH035074Y2 true JPH035074Y2 (ja) 1991-02-08

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JP1985136875U Expired JPH035074Y2 (ja) 1985-09-09 1985-09-09

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JPH082913Y2 (ja) * 1987-05-11 1996-01-29 三菱電機株式会社 回路しや断器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5754200U (ja) * 1980-09-11 1982-03-30

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JPS5754200U (ja) * 1980-09-11 1982-03-30

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JPS6248742U (ja) 1987-03-26

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