JPH0350679A - コンピュータモデルシステム - Google Patents

コンピュータモデルシステム

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JPH0350679A
JPH0350679A JP2155568A JP15556890A JPH0350679A JP H0350679 A JPH0350679 A JP H0350679A JP 2155568 A JP2155568 A JP 2155568A JP 15556890 A JP15556890 A JP 15556890A JP H0350679 A JPH0350679 A JP H0350679A
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polyhedron
polyhedra
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cells
cell
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ロジヤー・クリントン・エバンス
Michael A O'connor
マイケル・アンドリユ・オコーナー
Jaroslaw R Rossignac
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    • G06T17/10Constructive solid geometry [CSG] using solid primitives, e.g. cylinders, cubes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F30/20Design optimisation, verification or simulation
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、一般に、コンピュータ援用設計(CAD)シ
ステム及びコンピュータ援用製造(CAM)システムに
関し、より具体的には、境界表現に基づく既存及び新提
案の幾何的モデル作成システムの標準ツール(和集合、
交わり、平行移動、及び線形並進掃引(LTS)など)
を使用することにより、任意の(2次元、3次元、より
一般にはn次元)多面体のミンコフスキー和及び派生的
形態変換を構築するための新方法に関する。本発明は、
超大規模集積(VLSI)回路の3次元モデル作成、設
計及び製造、機械的組立て、ロボットの経路計画及び衝
突検出、ならびにCAD/CAMシステムの他の多くの
応用分野、及びその基礎となる幾何的モデル作成システ
ムに広く適用される。
B、従来の技術 現在市販されているCADシステムで立体を構築するた
めの操作は、簡単なパラメータつきの原始立体の例示、
平行移動掃引及び回転掃引、2次元断面の押出し、剛体
運動、及びプール組合せに限られている。このような機
能だけでは、多数の潜在的CAD/CAM適用業務に対
処するには不十分である。設計図面とリアルな絵の自動
生成、及び立体モデルの体積的特性の解析に加えて、C
ADシステムを使って製造業務の計画及びシミュレーシ
せンを行なうことは、設計自動化の不可欠な部分である
。限られたタイプの曲げ、ねじり、拡大、縮小、丸みづ
け、及びフィレット処理を行なう実験的システムはすで
に公表されている。これらの動作は、一般に、何組かの
複雑な面で境界を区切られた立体を生成するので、これ
らの動作の結果は、CADシステムでサポートされる単
純表面(しばしば平面に限定される)で近似される。
多面体のミンコフスキー和は、CAD/CAMシステム
で重要な用途をもっている。n次空間の2つの部分集合
A1Bのミンコフスキー和は、次式で定義される。
A■B= (a+b : agAlbgB)ミンコフス
キー和(及び派生的諸演算)またはそれと等価な定式は
、数理形態学、ロボット経路計画、オフセット演算、集
積回路製造の工程段階のシミュレーシロンを含めたある
種の製造応用分野など様々な状況で考慮されてきている
AとBのミンコフスキー差は、次式で定義される。
A■B=  (AC■B)に こで、ACは、集合Aの補集合を表す。Aの原点に関す
る反転は次式で定義される。
A′={−ahaεA) 数理形態学においては、ミンコフスキー和、ミンコフス
キー差、及び反転が原始演算として採用される。これら
の原始演算を使って、モデル作成に広く適用されるその
他の強力な形態変換が定義される。たとえば、AのBに
よる侵食は次式で定義され、 A■B ” Bに対するAの開きは次式で定義される。
(A■B ” ) ■B これは、狭いスライバの・除去、Aの小突起の平滑化、
及びBの形状によって制御される方式によるAの白縁の
丸みづけに対応する。
第1図は、多面体1が多面体2によって開かれる2つの
3次元多面体1及び2の例を示したものである。第2図
は、第1図の2つの多面体について、多面体2に対して
多面体1を開いた結果である。
この分野における公表された研究は、沢山あり、きわめ
て−射的であり、変化に富んでいる。しかし、研究の重
点は、解析的及び代数的な結果、または応用例の一般的
検討、特にコンピュータによるビジロン及びポロシティ
(多孔性)解析に置かれてきた。CADシステムでこれ
らの結果を使用できるようにするには反転及び補集合の
簡単な計算の他に、ミンコフスキー和の計算しか必要で
ないが、この分野では明確にミンコフスキー和を計算す
る方法に関する情報はほとんどない。
ロボット工学における1つの古典的な問題は、−組の既
知の障害物を避けながら初期状態から最終状態までの対
象物の経路を決定することである。
最も単純な定式化では、その経路は純粋に平行移動であ
る必要がある。すなわち、回転その他の形状変換は許さ
れない。一般に、これは、対象物の形状に依存した方式
で障害物を伸張し、伸張された障害物の補集合として自
由空間を定義し、自由空間内で区分ごとに線形経路を見
つけることによって対処されてきた。障害物Aの対象物
Bによる伸張はミンコフスキー和を用いて次式のように
定義される。
A■B ” 障害物を移動し、移動可能な副部分をもつ対象物を回転
するというより複雑かつ現実的な問題は、やはりミンコ
フスキー和によって処理されてきたが、一般に、より高
次の(すなわち4次以上の)次元構成及び構成/時空で
記述されている。しかし、必要なミンコフスキー和を実
際に計算することに注意が払われたのは最も簡単な例に
ついてのみである。このような状況において、凸形の対
象物と凸形の障害物を含む2次元多角形について特別な
方法が記述されている。この方法は、3次元凸多面体に
拡張できると示唆されている。
第3図は、多面体のホール5内のピアノ4の近似多面体
である。第4図は、従来技術では教示されていないが、
ミンコフスキー和を用いて解を求められるタイプの計算
を示している。より具体的には、第4図は、ホール内の
ピアノの近似多面体が移動できる平行移動自由空間6を
表している。
第5図は、ワークセル8内のロボット7のグリッパの近
似多面体の例を示している。第6図は、従来技術では教
示されないが、ミンコフスキー和を用いて解を求められ
るタイプの計算を示している。
より具体的には、第6図は、ワークセル内のロボットの
グリッパの近似多面体が移動できる平行移動自由空間9
を表している。
ある立体対象物または表面Aの別の立体対象物または表
面Bによるオフセット処理は、ミンコフスキー和を用い
て ■B の計算として記述できる。この技法は、丸みづけ及びフ
ィレット処理、カッタ経路の計算、寸法及び許容差の設
定に応用されてきた。これらの研究は、AまたはBのい
ずれかが3次元内でボールまたは球である場合に限られ
ている。単純な表面についていくつかの厳密な解が得ら
れており、より複雑な表面及び対象物についても多面体
その他による近似が試みられたが、結果は様々である。
集積回路などのシリコン・デバイスの製造におけるある
種の付着工程やエツチング工程などある種の製造動作で
は、立体の境界線に沿った特定領域で材料の−様な追加
または削除が行なわれる。
このような変換の大クラスは、変換すべき立体を他の幾
何的集合と組み合わせるミンコフスキー和及びミンコフ
スキー差によってうまくモデル化されてきた。たとえば
、特定の方向Vに沿って所与の量にだけ立体Aを拡大す
るには、ミンコフスキー和 Ae (sv:0≦s:ak) を生成するだけで充分である。このミンコフスキー和は
、立体AがVに沿って距離にだけ線形移動するとき、A
によって掃引される領域に対応する。
これらのまたはその他の付着操作やエツチング操作の結
果のよりリアルなモデルでは、Aとより複雑な対象物と
のミンコフスキー和が必要である。
しばしば、簡単な方向性付着またはエツチング・モデル
によって形成される鋭い角が、(累積平行移動掃引(C
TS)によって生成される対象物に関する)ミンコフス
キー和及び派生的計算によって平滑化される。CTSオ
フセッタは、有限の多数の線分のミンコフスキー和によ
って定義されるので、常に凸形の対称形多面体となる。
平滑化動作及びその他の応用例は、多面体をより広く選
択することによってうまく対処される。
第7図は、球のCTS近似の例を示し、第8図は、代替
方法による非CTS近似である。第9図は、シリコン・
デバイスの製造における付着工程段階をシミュレートす
る操作におけるオフセッタとして第7図の対象物11を
使用した結果の概略図である。第10図は、同じ操作に
おけるオフセッタとして第8図の対象物12を使用した
、従来技術では得られなかったより平滑な結果の概略図
である。シリコン・デバイスの製造における付着工程段
階のこのシミュレーシロンは、第9図に示したものより
も正確である。
限られた種類の曲げ、ねじり、拡大、縮小、丸みづけ、
及びフィレット処理を提供する実験的システムが公表さ
れている。これらの動作を多数サポートして、4次元以
上までカバーするシステムかい(つか提案されている。
これらの動作は、何組かの複雑な表面で境界を区切られ
た立体を生成することができるので、それらの動作の結
果は、すべてのCADシステムによってサポートされる
多面体でしばしば近似される。しかし、このクラスの多
面体についても、平行移動や稜に沿っての線形掃引とい
うありふれたケースを除いては、商用、実験的、または
提案されたモデル作成システムで、ミンコフスキー和を
全般的にサポートすると報告または特許請求されたもの
はない。
次の特許及び刊行物が、従来技術の代表的なものである
ジャン・セラ(Jean 5erra)の論文「数理形
態学入門(Introduction to Math
ematicalMorphology)J 1Com
 uter Vision  Gra hicsand
 工ma e Processin N Vo 1.3
5 (1986年)、I)1)、283−305は、形
態変換にミンコフスキー和を使用することを開示し、そ
の代数的及び解析的性質を数学的に展開している。
ジャン・セラの著書「イメージ解析及び数理形態学(I
mage Analysis and Mathe+*
atica1Morphology)、I Acade
mic  Press1982年刊、pp、47−48
は、イメージの画素などの離散定義域に対する伸張操作
及び侵食操作の代数的性質を開示している。
T、ロサノ=ペレス(Lozano−Perez)及び
M。
ウェス!J −(Wesley)の論文「多面体障害物
間の無衝突経路計画用アルゴリズム(An Algor
ithmfor Planning Co11isio
nイree Paths AmongPolyhedr
al 0bstaclesJ 1Co mm、 A C
MN 22 (1979年)、I)り、560−570
は、ミンコフスキー和を用いた経路計画アルゴリズムの
最も簡単なバリアントの解法を示し、2次空間における
2つの凸条面体のミンコフスキー和の見つけ方を記述し
、3次空間の方法への拡張を示唆している。
J、R,ロシニ+り(Rossignac )及びA、
A。
G、レキ−チャ(Requicha)の論文「立体モデ
ル作成におけるオフセット操作(Offsetting
Operations in 5olid Model
ling) J )釦肚共肛Aided Geom、D
esi n、 3 (1986年)、pp。
129−148は、3次元におけるボールと簡単な全次
元対象物のミンコフスキー和の計算方法を開示している
J、R,ロシニャクの論文「立体モデルのブレンド操作
及びオフセット操作(Blending andOff
setting 5olid Models) J 、
TM 54 ProductionAutomatio
n Pro’ect (P h 、 D 、学位論文で
もある) )University of Roche
sters 1985年6月は、3次元での立体のブレ
ンド操作への前記方法の応用を開示している。
R,T、ファルーキ(Farouk i )の論文「非
縮退オフセット表面の近似(The Approxim
ation ofNon−degenerate 0f
fset 5urfaces) J )釦肚u肛Aid
ed Geom、 Desi ns 3、I)p、  
15−43 (1985)は、Bスプライン表面のオフ
セットの計算方法を示している。この方法は、ある種の
場合には、その表面とボールのミンコフスキー和の境界
値計算と等価である。
米国特許第4785399号明細書は、018体と一般
多面体のミンコフスキー和の計算方法を開示し、CTS
をどのように使用すればモデル作成に使用できるように
多面体の形状を変えることができるかを開示している。
R,C,工ヴアンス(Evans) 、G、 コツベル
マン(Koppelman ) 、及びV、T、ラージ
ャン(Rajan)の論文「累積平行移動掃引による幾
何的対象物の成形(Shaping Geometri
c 0bjects byCumulative Tr
anslational Sweeps) J X I
BM J。
シ」ニー広巨旦す狸ユ 31(1987年)、pp、3
43−360は、018体と一般多面体のミンコフスキ
ー和の計算方法を開示し、CTSをどのように使用すれ
ばシリコン・デバイス製造の工程段階モデル作成で使用
できるように多面体の形状を変えることができるかを開
示している。
G、M、コツベルマン、及びM、A、ウニズリ−の論文
rOYsTER:  3次元構造物としての集積回路の
研究(OYSTER: A 5tudy ofIntc
gratedCircuits as Three−D
imensional 5tructures) J 
sIBM J、 Res、 Develo 、、27 
(1983年)、No、2、pp、149−IE53は
、シリコン・デバイス製造の工程段階のシミュレーシロ
ンへの立体モデル作成技法の応用を開示している。
この従来技術は、形態変換のためにミンコフスキー和を
使用すること、2次元、3次元、及びn次元空間での経
路計画にミンコフスキー和を使用すること、オフセット
体の計算及び製造工程のシミュレーシヨンのための成形
動作の計算にミンコフスキー和を使用することを開示し
ている。この従来技術はまた、2次元空間での凸条面体
対のミンコフスキー和の計算方法を開示し、3次元空間
での凸条面体対のための方法、3次元での表面をもつボ
ールまたは球と限られたクラスの立体のミンコフスキー
和の計算方法、及び限られたクラスの境界線をもつ凸対
称多面体すなわち078体に属するある体と多面体のミ
ンコフスキー和の3次元空間での計算方法を示唆してい
る。
C0発明が解決しようとする課題 従来技術は、n次元空間での2つの一般多面体のミンコ
フスキー和の計算技法、全次元多面体と一般多面体のミ
ンコフスキー和の計算方法、または一般凸多面体と一般
多面体のミンコフスキー和の計算方法を提供していない
。3次元においてさえ、従来技術は、これらの能力をも
つ方法を示唆していない。
さらに、従来技術は、n次元空間での2つの一般多面体
のミンコフスキー和を計算する問題を横断セルのミンコ
フスキー和の計算に還元すること、線形並進掃引の一般
化によって一対の横断セルのミンコフスキー和を計算す
ること、または強横断性セルの対のみを扱うことの利点
を開示も示唆もしていない。また従来技術は、全次元多
面体と一般多面体のミンコフスキー和の複雑な計算を、
それらのセルの次元の和が完全である横断(または強横
断性)セル対のミンコフスキー和の計算に還元する方法
、または代用物を使って一般凸多面体と一般の多面体の
ミンコフスキー和の複雑な計算を簡単にする方法も教示
していない。最後に、従来技術は、これらの各能力がす
べて、標準ツール及びn次元空間でのそれらのツールの
一般化によってサポートできること、または3次元空間
において、これらの能力をサポートするのにツールが既
存の及び新提案のCAD/CAMシステムの基礎をなす
幾何的モデル作成システム内にあることをも開示してい
ない。
00課題を解決するための手段 本発明の目的は、n次元空間の2つの一般多面体のミン
コフスキー和を形成するために、CAD/CAMシステ
ムの標準ツール(たとえば、和集合、交わり、平行移動
、及び線形並進掃引)を−般化し使用する手順及び技法
を提供することである。
多面体の1つが凸形すなわち全次元性である場合、本発
明の他の目的は、2つの多面体のミンコフスキー和の計
算コストを大きく削減する特別の手順及び技法を提供す
ることである。
多面体が3次元である通常のほとんどの場合、本発明の
他の目的は、本発明の上記の2つの目的を実現する3次
元幾何モデル作成システムの現在の実施態様で使用でき
る機能のみを使用する技法を提供することである。
すべての場合において、本発明の他の目的は、冗長な動
作を不要にする技法を適用することである。
n次元空間中の多面体は、開いたアフィン・セル(泡体
)の集まりである。したがって、3次元多面体は、その
頂点、開いた稜、開いた面、及び開いた体積によって表
される。3次元では、面と横断稜のミンフフスキー和を
計算するための標準手段は、稜による面の線形並進掃引
を実行して体積を得るものである。
2つのアフィン・セルは、その一方に含まれる線分が他
方を含む最小アフィン空間と平行でない場合、横断的で
ある。本発明の1態様は、線形並進掃引を任意の次元の
横断セルに一般化する方法により、2つの横断アフィン
・セルの閉包のミンコフスキー和を計算することである
。さらに、本発明の他の1態様は、横断セルの対のミン
コフスキー和の和集合をとることにより、2つの一般多
面体のミンコフスキー和の計算を実行することである。
多面体Pのアフィン・セルCは、Cを含みPに含まれる
すべてのアフィン・セル、及ヒアフィン・セルdを含み
多面体Qに含まれるすべてのアフィン・セルが横断的で
ある場合、多面体Qのアフィン・セルdに対して強横断
的である。本発明の別の態様は、強横断的セルの対のミ
ンコフスキー和の和集合のみをとることにより、2つの
一般多面体のミンコフスキー和の計算を実行することで
ある。
n次空間内の多面体のn次元内部の閉包がその多面体自
体に等しい場合、その多面体は全次元性であると言う。
2つの多面体の一方が全次元性である場合、本発明の1
態様は、その次元の和がnである横断(または強横断的
)セルの閉包の対のミンコフスキー和の和集合のみをと
ることにより、2つの多面体のミンコフスキー和を得る
ことである。特に、A及びBが3次元空間内の多面体で
あり、その一方が全次元性である場合は、AとBのミン
コフスキー和は、Bの頂点による平行移動Aと、Bの横
断(または強横断的)稜によるAの面の線形並進掃引と
、Aの頂点によるBの平行移動と、Aの横断(または強
横断的)稜によるBの面の線形並進掃引の和集合として
得られることを意味する。別法として、Bの稜によるA
の線形並進掃引と、Aの稜によるBの線形並進掃引の和
集合をとることにより、AとBのミンコフスキー和を得
ることもできる。
2つの多面体の一方が凸形である場合、本発明の1態様
は、より簡単な代用集合を使って多面体のミンコフスキ
ー和の複雑さを軽減すること、アフィン・セルの接空間
の零化群を使って凸集合に対するより簡単な代用集合を
決定すること、及び特に一般多面体の各アフィン・セル
のミンコフスキー和とそのアフィン・セルに関する凸集
合の代用集合の和集合として、多面体のミンコフスキー
和を得ることである。特に、多面体が3次元である場合
、本発明の1態様は、体積に関する凸集合の代用集合と
して単一点を得ること、面に関する凸集合の代用集合と
して稜を得ること、及び稜に関する凸集合の代用集合と
して面の集まりを得ることである。
E、実施例 本発明の詳細な説明を始める前に、いくつかの基本的用
語及び多面体の諸性質について説明する。
特に、主要概念であるアフィン・セル、多面体、セル分
解、及びアフィ/・セルの横断性について検討する。そ
の後で、横断績によって面を掃引するための標準技法を
一般化することにより横断セルのミンコフスキー和の計
算を可能にする方法を提示し、この方法を実施した擬似
コードの断片を提示する。次に、アフィン・セルの横断
対の和のみを考慮することによって、2つの一般多面体
のミンコフスキー和の計算が得られることを、代用点を
使用し、アフィン直線を含まない多面体の和集合として
多面体を分解することによって示す。
これにより、2つの一般多面体のミンコフスキー和を計
算する一般的方法が導かれる。この方法を実施する擬似
コードの断片も提示する。さらに、強横断性の概念を使
用した、この−射的方法の改良について考察する。その
後、全次元性を定義し、それを使ってこの状況で役立つ
特殊技法を開発する。この技法の可能な実施態様も擬似
コード断片として提示する。多面体が3次元である最も
一般的なケースに特に配慮を払った。最後に、多面体の
1つが凸形である場合を一般的なケース及びいくつかの
重要な特殊ケースについて完全に考察する。これらの断
片を使って、凸条面体と一般多面体のミンコフスキー和
を効率的に計算するアルゴリズムを構築し、このアルゴ
リズムを、擬似コード断片として表す。多面体が3次元
である場合には、明確に詳細な方法を記述した。
崖1 点、線分、及び直線は、幾何学の最も基本的な概念であ
る。平面内の多角形は、系統的に出会う最初の幾何的対
象物の1つである。多角形は、通常、線分の有限集合で
境界を区切られた平面の領域として定義される。多面体
は、それよりいくぶん複雑な概念であるが、やはりよく
理解されている。これらの重要な対象物はすべて、より
一般的な対象物であるRn内の多角形のクラスがらの例
である。それらをより一般的な概念の特殊なケースとし
て考えると、しばしば、より簡単な統一した取扱いが可
能になる。
多角形がより簡単な線分によって定義されるのと同様に
、R11の多面体は、より原始的な対象物であるアフィ
ン・セルによって定義される。R’のアフィン部分空間
は、Rnの線形部分空間の平行移動である。R”内のア
フィン・セルは Rnのアフィン部分空間の(アフィン
空間トポロジーにおいて)比較的開いた連結された部分
集合である。
アフィン・セルが、次元にである場合、アフィンにセル
、または単ににセルと呼ばれる。比較的開いた部分集合
としてアフィンにセルCを含むに次元アフィン空間をV
 (c)で表し、Cに接するベクトルのに次元空間をT
 (c)で表す。T (c)は、v(C)に平行な、原
点0を含む空間である。
したがって、v(C)が原点を含む場合には、この2つ
の空間は一致する。たとえば R1内の開線分はRI内
のアフィン1セルであり、R3内の開線分はR3内のア
フィン1セルである。点は0セルである。R3内の立方
体の内部は、R3内の3セルである。アフィン・セルの
集まりをKとした場合、K内のにセルの集合をセル(K
、k)とする。
点集合Sの閉包を旦で表し、その境界をSで表す。
点集合の集まりをCとした場合、C内の点集合の閉包の
集まりはでとなり、C内の点集合の和集合は[Cコとな
る。Dも点集合の集まりである場合は、CeDはCとD
の要素のミンコフスキー和の集まりを表す。すなわち、 (ced:cgcs dεD)。
Rn内の多面体Pは Rnのアフィン・セルの有限な互
いに素の集まりKの和集合として表すことができるRn
の部分集合である。したがって、任意のCεKに対して
、部分集合J内のアフィン・セルの和集合がCのトポロ
ジカルな境界を生ずるようなKの部分集合Jがある。
すなわち、 ac= [:J] アフィン・セルのこのような集まりは、Pのセル分解と
呼ばれる。Kが多面体のセル分解であり、表記法の乱用
によって混乱が生じない場合は、実際には[K]を指す
が、しばしば多面体にという。
逆に、Pが多面体である場合には、Pのセル分解を(P
)で表す。多面体は一般に、唯一のセル分解をもたない
。しかし、文脈から、特定のセル分解Kが明瞭に推論で
きる場合には、しばしばに内ではなくP内のアフィン・
セルという。Kがセル分解かつcKである場合は、その
和集合がCの境界をもたらすに内のアフィン・セルの集
まりをbd r y(c e K )とする。多面体P
の次元は、Pのセル分解における任意のアフィン・セル
の最大次元であると定義される。Pが多面体である場合
には、その多面体を含む最小アフィン部分空間をV (
P)と書き、v(P)に接するベクトルの空間をT (
P)と書く。前と同様に、T (P)は、V (P)に
平行な原点を含む空間である。したがって、V (P)
が0を含む場合には、この2つの空間は一致する。一般
に、Pの次元はT (P)の次元より低く、シたがって
またV (P)の次元より低い。
多面体モデル作成システムによって現在サポートされて
へ・るすべての立体対象物は、この定義の下ではR3内
の多面体である。たとえば、R3内の立方体は、そのい
た開内部、6つの開面、12の開線分、及び8つの頂点
の集まりによって定義される3次元子面体である。多面
体立体モデラによって立体から由来する、ワイヤ・フレ
ーム、投影図、スライスなど他の対象物も多面体である
。事実、Pが任意の多面体であり、Kが、[K]が閉じ
ているような↓P晶の任意の部分集合である場合には、
[K]は多面体であり、Kはそのセル分解である。
特に、任意のqg(P)に対して、b d r V (
c+(P))及びcUbdry (c、(P) )は多
面体である。また、任意の多面体の補集合の閉包もまた
多面体であることが容易に理解できる。
断セルのミンコフスキー和 2つの線形部分空間は、それらの交点が原点である場合
、横断的であると言う。2つのアフィン・セルCとdは
、それらの接空間T (c)とT (d)が横断的であ
る場合、横断的であると言う。たとえば、T (p)=
 (lなので、点pは任意のセルに対して自明に横断的
である。これほど自明ではないが、単一内部点内の開面
と交わる開線分はその開面に対して横断的である。他方
、R3内の2つの面は横断的でない。その理由は、R3
内の次元2の2つの線形部分空間は常に1本の共通直線
を含まなければならないからである。より一般には R
nにおいて、Cがjセル、dかにセルであり、J + 
k > nである場合、Cとdは横断的でない。横断性
が重要なのは、2つの横断セルのミンコフスキー和が、
境界表現に基づく任意のモデラの枠組内で計算可能であ
り、また2つの一般多面体のミンコフスキー和が、常に
横断セルのミンコフスキー和の和集合に還元できるため
である。
これらの主張をそれぞれ順に証明する。
境界表現に基づく多面体モデル作成システムを実施する
ために使用できるデータ構造及び関連アルゴリズムには
さまざまなものがある。しかし、このようなモデル作成
システムで表される多面体のセルCについては、それら
のデータ構造及びアルゴリズムは、すでに検討した2つ
の関連エンティティV (c)とaCl及びCに対する
9cの近傍性を記述するもう1つのエンティティ、すな
わちその境界のいずれの側に3cがあるかを示す情報を
見つけるだけで充分である。より正確に言うと、bが、
CをV (c)内のその補集合から局所的に分離してい
るCの次元より1つ低い次元のaC内のセルである場合
、境界表現に基づく任意のモデル作成システムは、bv
内の各点でCから離れているT (c)内のベクトルV
を見つけることができる。このようなベクトルは、Cに
関してbの外部ベクトルと呼ばれる。逆に、このような
モデル作成システムのどの実施態様でも、セルを定義す
るのにこの3つの情報で充分である。線形並進掃引の技
法を一般化することにより、次に示すように、横断セル
のミンコフスキー和を求めるため、この3つの情報を容
易に決定することができる。
Cとdが横断的である場合は、V(C)内の任意のアフ
ィン・セル及びV (d)内の任意のアフィン・セルは
横断的である。特に、τの各セルは■の各セルに対して
横断的である。Cが、kセルdに対して横断的なjセル
であり、かつpとqがそれぞれV (c)とV (d)
内の点である場合には、cedは、(j+k)次元アフ
ィン空間V(Ced)=pΦqeT (c)eT (d
)内の(j+k)セルである。T (c)とT (d)
が暗示的に表されていようと基底ベクトルの集合によっ
て表されてようと、それらの和は、peqによる平行移
動の場合と同様に、容易に得られる。
したがって、Cとdが横断的である場合、v(Ced)
は容易に決定できる。
Jがτのセル分解であり、かつKが■のセル分解である
場合には、ミンフフスキー和は和集合の全体にわたって
分布するので、τと■のミンコフスキー和は、2つの多
面体のセルのミンコフスキー和の和集合として書くこと
ができる。すなわち、τΦ7=[JeK] であり、さらにJeKは、70丁のセル分解として働く
。特に、JeKのセルは互いに素である。
τの2rの次元はj+にであり、その唯一の(j+k)
セルはcedである。cedの境界は(deac)U 
(ce ad)U ((3c)e ad)ニ等シイノテ
、bdr3’ (ced、JeK)はセルcebdry
(d、K) 、d69bdrY (c。
J)、及びbdrY (c、J)ebdrY (d。
K)の3つの互いに素な集まりの連結から構成される。
(ced)の各セルはそれぞれj十により低い次元であ
り、かつそれぞれが横断セルのミンコフスキー和によっ
て定義されるので、反復の適用によりτehを計算する
ことが可能である。しかし、より低次元のセルがすでに
得られている場合は、反復を回避することができる。そ
れが得られることは、次の技法によって容易に確認でき
る。
まずτの0セルとdのセルの和を次元の昇順で考える。
次に、τの1セルと■のセルの和を次元の昇順に考える
。Cのセルについて次元の昇順に同様に続ける。
ceセル(bdry (d、K)、に−1)とdeセル
(bdry (c、J)+  j−1) のセルのみが
次元に+j−1なので、セル(bdry(Ced、Je
K、に+j −1)Gt、コレら2つの集まりの連結で
ある。fがbdry(C9j)の(k−1)セルであり
、かつUが、Cに関してfの外部ベクトルである場合に
は、Uは、cE19dに関してfedの外部ベクトルで
あるということになる。同様に、gがbdr7 (d、
K)の(j−1)セルであり、かつVがdに関してgの
外部ベクトルである場合には、■は、Cedに関してc
egの外部ベクトルであるということになる。
これは、cedの境界内の各(k+j−1)セルの近傍
性が、より低次元の情報から容易に推論できることを意
味している。
上述の技法を明らかにするために、R2内のきわめて簡
単な問題への適用を考えてみる。(0゜0)から(1,
O)へのX軸上の線分τと(0゜0)から(0,1)へ
のX軸上の線分πのミンコフスキー和の計算を考えてみ
る。これは、容易にわかるように、原点を頂点とする第
1象限内の単位正方形を与える。まず頂点c((0,0
)及び(1,0))と頂点d((0,0)及び(0゜1
))のミンコフスキー和を計算し、τe”2rノOセル
を得る。■が任意のOセルである場合、T(v)は原点
であり、かつV (v)は(v)に等しい。さらに、0
セルは境界をもたず、したがって外部ベクトルは全く必
要ない。このように、■がτの頂点であり、かつWが■
の頂点である場合には、この技法では V (vew)=v+w+ (0) + (0)= (
v+w) となり、境界または外部ベクトルは計算しない。
続いて、τe″2rの4つの頂点を見つける。次に、C
の頂点と開校dのミンコフスキー和を求めてτe7の1
セルを計算する。たとえば、頂点vx=(1,0)とd
の和eを考える。T(vx)はこの場合も原点に等しく
、T (d)はy軸である。
頂点v、= (0+  1)は、dの閉包に、したがっ
てV (d)に属する。このようにして、T (e) 
=v、+v、+T (v、) eTF(d)を計算する
と、点(1,1)を通るy軸に平行な直線が得られる。
VXは境界をもたないので、eはVXe  ct%すな
わちvXと原点のミンコフスキー和(これは(1,O)
を生ずる)と、VXとVyのミンコフスキー和(これは
(1,l)を生ずる)に還元される。どちらの和も前に
取り扱った。ベクトル(0,1)は、dに関して原点の
外部ベクトルであり、したがって同じベクトルが、eに
関してVXと原点のミンコフスキー和(1,O)の外部
ベクトルとして働く。同様に、(Ol 1)は、dに関
して(0,1)の外部ベクトルであり、したがって(0
,1)もeに関して(1,1)の外部ベクトルである。
これで、稜eが完全に求められたので、次に原点とdの
ミンコフスキー和を考える。これはもちろんdそれ自体
を生ずるので、y軸に平行なτΦ■の2つの辺が決定さ
れる。次に、完全な類推によって、Cとτの1セルと頂
点dの和は、X軸に平行なτe″2rの2つの辺を生ず
る。最後に、2つの1セル、Cとdのミンコフスキー和
fを取り扱う。T (c)はX軸、T (d)はy軸な
ので、T(f)はR2に等しく、シたがってV (f)
はR2に等しい。fの境界は、(3c)061丁の頂点
、ceadとd e 3 C1下の稜から構成されるが
、これらはすべてすでに得られている。残っている作業
は、fの稜の外部ベクトルを識別することである。たと
えば、deVxから得られるdeac内の稜、すなわち
稜eを考えてみる。ベクトル(1,O)は、Cに関して
VXの外部ベクトルとして働くので、fに関してeの外
部ベクトルとしても働く。
要約すると、2つの横断セルCとdのミンフフスキー和
については、モデル作成システム中でそれを定義し表現
するために必要な3つの情報(それを含む空間、その境
界、及びその近傍性情報)はすべて、Cとdに関する対
応する情報から直接にまたは簡単な計算によって容易に
得ることができる。
第11図は、本発明のこの部分の実施例を示す流れ図で
ある。このプロセスは、ブロック21から始まり、そこ
で、2つの多面体PとQを、n次元空間内の2つの横断
セルの閉包として入力する。
ブロック22で多面体Tを、空の多面体構造となるよう
に初期設定し、次に機能ブロック23でネストされた多
重ループ構造に入る。第1の外側ループ36は、機能ブ
ロック23から判断ブロック34まで延び、Oから次元
Pへと増加する次元jを処理する。次のループ37は、
機能ブロック24から判断ブロック33まで延び、Oか
ら次元Qまで増加する次元kを処理する。以下の擬似コ
ード断片は、流れ図の実施態様を示したものである。
この擬似コードの構成部分及び第11図のブロックとの
関係の説明は、この擬似コードのすぐ後にある。
01 Transversal Minkowski 
Sum(P、Q)021ist of cells=M
ake Li5t Of Ce1ls03 for 、
+=o to Dim(P) repeat04  f
or k=o to Dim(Q) repeat05
   for c in Ce1ls(P、j) re
peat06     for d in Ce1ls
(Q、k) repeat07       (c d
=Make New Ce1108      App
end(list of cells+c d)09 
     Make Lfnk(c、d、c d)10
      p=Point 0f(Affine 5
pace 0f(c))11      q=Pain
t 0f(Affine 5pace 0f(d))1
2      c d、space=Make Aff
ine 5PaCe(p+Q+Tangent 5pa
ce 0f(c)、TangentSpace 0f(
d)) for e  in  c、bdry  pointe
rs  repeatAppend(c d、bdry
 pointers、Ce1lPointer(e、d
)) for f  in d、bdry pointers
 repeatAppend(c d、bdry po
inters、Ce1lPa 1nters (c 、
 f ) )for  e  in  c、bdry 
 painters  repeatfor  f  
in  d、bdry  pointersepeat Append(c d、bdry pointers。
Ce1l  Po1nters(e、f))for e
  in  c、nbhd  1nfo  repea
t(new nbhd=Make NewNeighb
orhood  Informationnew nh
bd、bdry cell  pointer=Cel
l  Po1nter(e、bdry cellpo 
1nter 、 d) new  nbhd、exterior  vecto
r=e、exterior  vector24   
      Append(c d、nhbd  1n
fo、new nhbd))25         f
or  f  in  d、nbhd  1nfor 
 repeat26         (new nh
bd=Make NewNeighborhood  
Information27          ne
w  nhbd、bdry  cell  point
er=Cell  Po1nter(c、f、bdry
  cellpointer〜 28          new  nbhd、ext
erior  vector=f、exterior 
 vector29            Appe
nd(c  d、nhbd  1nfo、newnbh
d))) 30  polyhedron”Make  Po1y
hedron  From  Ce1ls(list 
of cells) 31  return(polyhedron)いくつ
かの規約を、すべてのコード断片で使用する。標準キー
ワード及び制御構造を使用する。
キーワードは小文字で表す。実行可能コマンドの繰返し
ブロックの識別の助けとして、インデンチーシロンを使
用する。2つ以上の実行可能コマンドを含むブロックは
、一対の()で囲む。すべての変数は小文字で表す。サ
ブルーチンを区別するために、サブルーチン内の各ワー
ドは大文字で表す。
一般に、このアルゴリズムは、ポインタと2つの特殊デ
ータ構造、セル構造、及び近傍情報構造を使って実施さ
れる。セル構造は、次の3つの名前付きフィールドをも
つレコードによってセルを表す。
空間。これは、そのセルを含む最小アフィン部分空間の
記述を含む。
bdr3’  1)trsoこれは、そのセルの境界内
のセルを表す他のセル構造を指すポインタのリストを含
む。
nbhd  1nfo。これは、セルの全次元境界セル
に対する近傍情報構造のリストである。
近傍情報構造は、次の2つの名前付きフィールドをもつ
レコードによって、セルとその境界の全次元セルの間の
関係を表す。
bdry  cell  pointeroこれは、境
界セルを表すセル構造を指すポインタを含む。
exterior  VeCjOroこれは)セルに関
して、境界セルの外部ベクトルを含む。
この擬似コード断片には、次のサブルーチンが含まれて
いる。
Transversal  MinkowskiSum
oこれは、一対の横断セルの閉包と仮定される2つの多
面体またはこのような多面体を表す2つのセル構造を入
力として受は入れ、それらの多面体のミンコフスキー和
である多面体を返す。
Make  Li5t  Of  Ce1lso これ
は、セル構造を含むことのできる空のリストを作成する
Dimoこれは、多面体を入力として受は入れ、その多
面体の次元を返す。
Ce1lsoこれは、多面体と整数jを入力としてとり
、その多面体のjセルを表すセル構造のリストを返す。
Make  New  Ce l loこれは、新しい
セル構造を作成する。
A I) p e n d oこれは、任意のタイプの
リスト及びそのタイプの事例を受は入れ、その事例をそ
のリストに追加する。
Make  Linkoこれは、入力として3つのセル
構造をもち、Make  Linkが呼び出された後、
最初の2つの引数(またはそれらを指すポインタ)が与
えられたとき、逆ルーチンCe11  Po1nter
が第3の引数を指すポインタを返すという意味で、最初
の2つのセル構造と第3セル構造の間にリンクを作成す
る。
Aff ine  5pace  Ofoこれは、入力
としてセル構造をもち、そのセルを含むアフィン空間を
記述するそのセル構造のフィールドを返す。
Pa1nt  Ofoこれは、入力としてアフィン空間
をもち、その空間内の点を返す。
’rangent  5pace  OfOこれは1入
力としてセル構造をもち、そのセルに対する接空間を返
す。
入力として2つの点と2つの線形空間をとり、その2つ
の空間の和をその2つの点の和だけ移動して得られるア
フィン空間を返す。
Make  New  NeighborhoodIn
formationoこれは、近傍情報構造を作成する
Make  Po13’hedron  FromCe
llsoこれは、入力として、多面体を定義し作成する
セル構造のリストをとり、その多面体を返す。
この擬似コード断片は、第11図と以下の関係をもつ。
擬似コードの行1は、2つの横断セルの閉包に対応する
2つの多面体PとQを入力するブロック21を実施する
。行2は、空の多面体構造をセル構造の空のリストとし
て作成するブロック22を実施する。行3−29は0か
らPの次元にまで増加するjによってループがインデッ
クスされる、外側ループ36を実施する。このjは、ブ
ロック27.28.29、及び30で使用されるセルの
次元、PのCに対応する。行4−29は、0からQの次
元にまで増加するkによってループがインデックスされ
る、次に外側のループ37を実施する。kは、ブロック
27.28.29、及び30で使用されるセルの次元、
Qのdに対応する。行5−29は、次元jのセル、Pの
Cを選ぶという次に外側のループ38を実施する。行6
−29は、セル、Qのdを選ぶという内側ループ39を
実施する。内部ブロック27.28.29、及び30は
、行7−29によって実施され、これらの行は、P内の
C及びQ内のdの各選択ごとに反復される。具体的には
、行7及び8は、新しいセル構造を作成し、それを行2
で作成されたセル構造のリストに付加することにより、
新しいノードを多面体構造に追加するブロック27を実
施する。行10−12は、Cとdを含む空間の和を見つ
けるブロック28を実施する。それが、cedを含む空
間になるからである。行13−19は、cedの境界を
得るブロック29を実施する。具体的には、行13と1
4では、dとCの境界セルのミンコフスキー和によって
作成されるcedの境界セルに対応するセル構造を指す
ポインタを、境界cedを表すフィールドであるcd、
bdry 15ointersに追加する。。これらの
ポインタへのアクセスは、2つのセル構造とそれらのミ
ンコフスキー和を表すセル構造との間のリンクを確立す
る行9のサブルーチンMake  Link及びこのリ
ンクを使用するサブルーチンCe1f  Po1nte
rによって可能になる。行15及び16は、Cとdの境
界セルのミンコフスキー和に対応するcll19dの境
界セルに対して同じ機能を実行する。行17.18、及
び19は、Cの境界セルとdの境界セルのミンフフスキ
ー和に対応するCedの境界セルに対して同じ機能を実
行する。行20−29は、Cedの次元より1つ次元が
低いcedの境界セルに対する近傍情報を得るブロック
30を実施する。具体的には、行20−24は、dとC
の境界の(j−1)セルのミンコフスキー和として作成
されたセルに対する実施態様を実現する。一方、行25
−29は、Cとdの境界の(k−1)セルのミンコフス
キー和として作成されたセルに対する実施態様を実現す
る。
これらのループの相対的位置により、Cedのミンコフ
スキー和に対応するセル構造が処理されているとき、そ
の境界セルがすべて既に処理が済んでおり、利用可能で
あることが保証される。この擬似コードの(第11図の
ループ3B−39に対応する)4つの外側ループが完了
すると、PeQの各セルを記述するのに充分な情報が得
られる。
第11図に記述されたアルゴリズムの最終ブロック35
で、このようにして定義された多面体を作成して、それ
を返す。これは、この擬似コード中では行30及び31
によって実施される。
一般 面体のミンコフスキー和 Cとdが、横断的でない2つのセルである場合、T (
c)とT (d)の交わりは、直線L=(tv:tεR
)を含まなければならない。2つの点pとqについて、
任意の実数tに対して明らかにp+q= (p+tv)
+ (q−tv)である。pがC内にあり、かつqがd
内にあり、かつCがアフィン直線を含まない場合には、
p+tvが′;3Cに属し、かつq−tvがdに属する
、あるいは逆に、p+tvはτに属し、かつq−tvは
0dに属するようなtが存在しなければならない。第1
の場合には、pとqの和は、Cの境界内のしたがってC
の次元よりも次元が低いセルeからの点と、dの閉包内
の、したがってdの次元と次元が同じまたはそれより次
元が低いセルfからの点の和に等しい。同様に、第2の
場合には、pとqの和は、セル、Cの閉包内の、したが
ってCの次元と次元が同じまたはそれより次元が低いe
からの点と、dの境界内の、したがってdの次元より低
い次元のセルfからの点eとfが横断的でない場合は、
同じ議論を繰り返すことができる。先に指摘したように
、次元は減少し、点は任意のセルに対して横断的なので
、pとqの和がgeh内に含まれるような1対の横断セ
ル、τ内のgとτ内のhを見つけることが常に可能であ
るということになる。
pとqに代わることができ、したがってr+s=p+q
となる任意の点rとSを、pとqの代用物と呼ぶ。横断
セル内に非横断セル内の対に対する代用物が存在するこ
とは、一般多面体とアフィン直線を含まない多面体のミ
ンコフスキー和の中で非横断セルのミンコフスキー和が
無視できることを示唆している。
第12図は、代用物の概念の一例を示す。2つの点40
及び41は、横断的でない面42及び43に属する。こ
れらの面は共通の稜44をもつので、接空間42及び4
3の交わりが、44に平行な直線を含むことが容易にわ
かる。このようにして、稜44に平行な方向で、点40
から稜48に向かって、酸48上の点45に達するまで
移動すること、及び点41から反対方向に同じ距離だけ
点46に達するまで移動することは、45及び46が4
0及び41に対する代用物であることを示している。事
実、面42及び43が同一平面でない場合、45及び4
6は、横断セル48及び43内における40及び41の
代用物である。
すでに検討した形態変換のいくつかは、多面体の補集合
の閉包のミンコフスキー和と関係がある。
1つの多面体とその補集合の閉包がともに有界であるこ
とはできない。したがって、R3内の古典的多面体はし
ばしば有界であると定義されるが、ここで定義される多
面体は、必然的に非有界点集合を含む。事実 Rnそれ
自体も、この定義の下では多面体である。もちろん、非
有界多面体は、有界集合の有限和集合として分解するこ
とができないが、以前の検討では、性質があまり厳密で
なくても充分である。すなわち、任意の多面体は、それ
ぞれアフィン直線を含まない有限の多数の多面体に分解
できる。このような分解が容易に見つかり、最悪でも少
数の多面体しか必要としないことを見るために Rn内
の標準単体Tを考えてみる。Tは、n+1個の点5=(
po、・・・ p、、)によって生成されたR”内の凸
集合であり、poは原点、他のp、は、i番目の座標に
対して1をとり、残りの座標では0である。たとえば、
n=2の場合、Tは頂点(0,O)、(1,O)、及び
(0゜1)をもつ三角形である。n=3の場合、Tは、
頂点(0,O,O)、(1,O,O)、(0,1゜0)
、及び(0,0,1)をもつ四面体である。
一般に、Tは多面体であり、その最小セル分解には、そ
のすべての座標が1/ (n+1)に等しい点すが属す
る、1つのnセルをもつ。Kは、n+1個の(n−1)
セル、co、・・・、c、、をもっ。
ここで、各cJは、plを除くSのすべての点によって
生成された凸集合の内部である。頂点すと断面τ1を持
つ錐U1はそれぞれ、閉じた凸形の非有界多面体であり
、アフィン直線を含まないことが容易にわかる。R″は
、錐U+の和集合であり、したがってRnそれ自体を含
む任意の多面体Pをこれらの錐と交差させることによっ
て、アフィン直線を含まないせいぜいn+1個の多面体
の和集合としてPの分解P : U P +が得られる
。事実、各U+は凸形なので、Pは、その凸閉包内にア
フィン直線を含まない多面体に分解される。この分解の
1つの多面体内のセルCが、1つの錐の境界内に含まれ
ている場合には、それは、この境界を共有する他のすべ
ての錐と交差することによって定義される他の各多面体
内に含まれることになる。Cが、これらの他の各稚内の
より高次元のセルと境界を接しない場合、それは冗長に
表現される。これを回避するために、このようなセルは
どれも、より高次元のセルと境界を接していないすべて
の多面体から削除されていると仮定する。このような多
面体がない場合には、このようなセルは、1つの多面体
を除(すべての多面体から削除される。ミンコフスキー
和は、任意の多面体Qについて和集合P 6EI Q 
= U Q l;B P +上に分布するので、2つの
一般多面体のミンコフスキー和をこの分解の多面体の集
まりから常に得ることができる。
以後の技法及びここに説明したアルゴリズムは一般に、
多面体の1つがその中にまたはその凸閉包内に直線を含
まないことを必要とする。したがって、話を明瞭かつ簡
単にするため、以後の流れ図及び擬似コードによる実施
態様では、多面体の1つは、特に断らなくとも、この技
法によって分解されており、したがって入力多面体は、
これらの性質をもつと仮定する。
ここで Rn内の2つの一般多面体P及びQのミンコフ
スキー和を計算できるアルゴリズムを記述することが可
能である。まず、PとQの両方がアフィン直線を含む可
能性がある場合、Pを多面体の有限集合Sの和集合とし
て分解する。この場合、Sの多面体はどれもアフィン直
線を含まないことが知られている。PまたはQあるいは
両方がアフィン直線を含まないことがわかっている場合
には、Sを、多面体Pのみを含む集合とする。次に、S
内の各Pについて、横断的セルCとdのすべての対のミ
ンコフスキー和の和集合を計算する。
ただし、CはP内にあり、dはQ内にある。
T(c)とT (d)の交わりが単集合(0)に等しい
場合には、テストによって横断性を検査する。
横断セルのミンコフスキー和を計算する前記のアルゴリ
ズムを使ってcedを計算する。この和集合はPeQに
等しい。最後に、S内のすべてのpについてPeQの和
集合をとることにより、PとQのミンコフスキー和を得
る。
アルゴリズムの性能は、可能な限り、不必要な計算を避
けることにより改善される。特に、その次元の和がnよ
り大きくなるセルは横断的になることはできないので、
そのような対は容易に避けることができる。さらに、2
つの横断セルのミンコフスキー和を計算するアルゴリズ
ムは、実際には、それらのセルの閉包のミンコフスキー
和を計算するので、まずより次元の高いセルを最初に考
慮し、それらの境界セルを再計算する必要がないことを
覚えておくことにより、この一般アルゴリズムの性能は
改善される。
第13図は、この方法の実施例を示す流れ図である。こ
のプロセスは、機能ブロック57でn次元空間内の一般
多面体P及びQを入力することから始まり、続いて機能
ブロック58で、多面体Xを空集合になるように初期設
定してから、機能ブロック59で、ネストされたループ
に入る。以下の擬似コード断片は、この流れ図を実施し
たものであり、前と同様に、この擬似コードの構成部分
及び流れ図との関係の説明は、この断片のすぐ後にある
01 General Minkowski Sum(
P、Q)02 sum=Make New Po1yh
edron03 for j=Dim(P)  dow
n to Orepeat04   for c  i
n Ce1ls(P、j)repeat05    f
or k=Minimum(n−j、Dim(Q)) 
 down to Oepeat 06      for d  in Ce1ls(Q
、k)  repeat07       if  (
Transversal(c、d)  and not
Marked  As  Done(c、d))08 
        then  (new sum=Tr
ansversal旧nkowski  Sum(d、
d)09          sum=Union(s
un、new 5un)10         for
  e  in  c、bdry  pointers
  repeatll           for 
 f  in  d、bdry  pointerse
peat 12           Mark As Done
(e、f)]13 return(sum) この擬似コード断片には、次のサブルーチンが含まれて
いる。
General  Minkowski  Sum。
これは Rn内の2つの一般多面体を入力として受は入
れ、この2つの多面体のミンコフスキー和である多面体
を返す。
Make  New  Po1e’bedronoこれ
は、空集合である多面体を作成する。
Minimumoこれは、2つの負でない整数を入力と
してとり、これらの整数の最小値を返す。
Transversaloこれは、2つのセル構造を入
力として受は入れ、それらの接空間の交わりを計算し、
交わりが(0)の場合には真、そうでない場合は偽の値
を返す。
Mark  As  Doneoこれは、セル構造を指
す1対のポインタを入力として受は入れ、そのポインタ
対に対応するセル構造の対が、Transversal
  MinkowskiSumで処理済みであるとテー
ブルにマークする。
Marked  As  Doneo これは、1対の
セル構造を入力として受は入れ、MarkAs  Do
ne表にアクセスし、そのセル構造対がTransve
rsal  MinkowskiSumによって処理済
みである場合は真、そうでない場合は偽の値を返す。
Union、これは、2つの多面体を入力として受は入
れ、それらのプール和集合を返す、基本的幾何モデラへ
の呼出しであると仮定されている。
この擬似コードは、第13図の流れ図と以下の関係をも
つ。擬似コードの行1は、n次元空間の2つの一般多面
体P及びQを入力するブロック57を実施する。行2は
、空の多面体構造を作成するブロック58を実施する。
行3−12は、Pの次元からOまで減少するjによって
ループがインデックスされる、外側ループ72を実施す
る。jは、ブロック64及び65で使用されるセルPの
Cの次元に対応する。行4−12は、次元jのセルPの
Cを選ぶ次のループ73を実施する。ループ74の上位
インデックスmをn−jとQの次元の最小値に設定する
ブロック61は、行5でサブルーチンMinimumに
対する呼出しによって実施される。行5−12は、mか
ら0に減少するkによってループがインデックスされる
、次のループ74を実施する。kは、ブロック64及び
65で使用されるセルQのdの次元に対応する。行6一
12は、次元にのセルQのdを選ぶという内側ループ7
5を実施する。kのインデックス範囲は、mに限定され
ている。その理由は、それより大きい次元をもつQの任
意のセルは、Pのjセルに対して横断的ではありえず、
またQはそれより大きい次元のセルをもたないからであ
る。判断ブロック64は、行7及び8の1f−then
構造によって実施され、低い次元の以前に処理されたす
べてのセル対をマークする行10−12によってエネー
ブルされる。ブロック65の横断セルのミンコフスキー
和の計算は、行8でサブルーチンTransversa
l  MinkowskiSumに対する呼出しによっ
て実施される。新しく計算したミンコフスキー和と、す
でに計算した和の和集合をとるブロック66は、行9で
実施される。最後に、ブロック71は、行13によって
実施される。
一般多面体のミンコフスキー和を求めるアルゴリズムを
構造化することによって、第13図のようにセルの次元
の減少を進めると、そのミンコフスキー和が複数回計算
されるセル対の数は減少するが、この問題を回避するこ
とはできない。事実、Pの2つのセルCとdが共通の境
界セルeを共有し、かつCとdがともにQのセルfに対
して横断的である場合は、横断セルのミンコフスキー和
を求めるアルゴリズムを呼び出す一般多面体のミンコフ
スキー和を求めるアルゴリズムを呼び出すと、eefが
2度計算されることになる。すなわち、−度はCΦfの
計算中で、もう−度はdΦfの計算中である。これらの
冗長な計算はコストが高くつくことがあるが、これらの
2つのアルゴリズムの機能及び制御が明確に分割されて
いないときは、除去するのが難しい。しかし、これら2
つのアルゴリズムを組み合わせることにより、このタイ
プの冗長な計算を完全になくすことができる。まずPe
Qの0セル、すなわちPとQの頂点の和を計算し、これ
らのセルを記憶し、これらの2つのセルによってそれら
のミンコフスキー和である第11図を実施した擬似コー
ドで実現されたような、計算されたセルを参照するため
の手段を作成する。
PeQの1セルについても同じことを行なう。すなわち
、第11図で実施されている横断セルのためのアルゴリ
ズムの方法に従って、第11図の流れ図を実施した行1
−31の擬似コード断片で実施されたような、前のステ
ップで確立されたPeQの0セルを参照する手段を使っ
て、それらの再計算を回避しながら、セルを作成し、こ
れらのセルを記憶し、計算されたセルに対する参照を更
新する。次に、次元の和が2であり、かつ横断的である
、Pの各セルC1及びQのセルdについて同じプロセス
を繰り返し、横断的でないものについては、Cとdによ
って結合されているすべての対、P内のC及びQ内のD
を横断的でないとマークする。Pの次元とQの次元の和
に等しい次元のPeQ内のセルが作成されるまで、また
は次元nに達するまでのどちらかが先に起こるまで続け
る。さて、他の任意のセルの境界内にないすでに計算さ
れた各セルについては、各セル及びその境界内のすべて
のセルによって定義された多面体を作成し、最後に、こ
れらの多面体和集合をとる。第14図は、この複合方法
を示す流れ図である。
多面体のミンコフスキー和の計算において、横断的でな
いセル対のミンコフスキー和の寄与が無視できるという
知見が、このアルゴリズムの正しさを正当化する鍵であ
る。事実、セル対のより広いクラスのミンコフスキー和
を無視すると、一般アルゴリズムの正しさに影響を与え
ずに、効率を高めることができる。この目的のために、
Cが多面体Pのセルであり、dが多面体Qのセルである
とすると、点集合として、cCCCPかつdCDCQと
なる横断アフィン・セルCとDが存在しない場合、ある
いは同じことであるが、cccローP−かつdCDCQ
となるすべてのアフィン・セルCとDが横断的である場
合、Cとdを、PとQに関して強横断的であると定義す
る。たとえば、eが、R3内の多面体Pの凹稜である場
合には、eを含むP内に含まれるアフィン2セルがある
。このように、fが、R3内の多面体Qの面であるとす
ると、eとfは、PとQに関して強横断的ではない。
というのは、2つの2セルは、R3内で横断的になるこ
とはできないからである。強横断性は横断性を意味す・
るが、その逆は真ではない。稜eは、平行でないQの各
面と横断的になる。2つの多面体内の2つのセルが強横
断的であるかどうかを判定するのは、それらの2つのセ
ルが横断的であるかどうかを判定するよりも複雑である
が、モデル作成システムは、この判定を支援する情報を
しばしば維持する。たとえば、3次元モデル作成システ
ムにおいては、稜及び頂点の完全3次元近傍がしばしば
入手可能であり、凹稜の例のように、この情報は、強横
断性を判定するのに充分となり得る。
非横断セル対に関する前述の検討と同様にして、2つの
多面体PとQの少なくとも一方が、その凸閉包内にアフ
ィン直線を含まない場合、PとQに関して強横断的であ
るセル対のミンコフスキー和のPΦQに対する寄与のみ
を考えればよいことを示すことができる。すなわち、横
断的であるが、強横断的ではないセル対は無視できる。
前述のように、標準n次元単体を使用した分解の計算ア
ルゴリズムは、このより強力な分解を生ずるので、必要
とされる性質がPまたはQについても当てはまると仮定
するのにこれ以上アルゴリズムまたは解析は必要でない
。事実、強横断的なセル対のみを考えればよいというこ
の還元の利点を取り入れたアルゴリズムを得るには、第
13図のブロック64またはその擬似コード実施態様の
行7のみを変更するだけでよい。具体的には、ブロック
64の第1条件または行7のサブルーチンTransv
ersalの呼出しで、まず2つのセルが横断的である
かどうか検査すればよく、NOの場合には、これらのセ
ルは強横断的ではないという情報を返す。次に、2つの
セルが横断的であり、かつそれらのセルが強横断的であ
るか否か確認できない場合には、2つのセルは強横断的
であると仮定すべきであり、そのように報告される。誤
ってイエスと応答する可能性があるが、効率が影響を受
けるだけで、正しさには影響を与えない。第13図の流
れ図の残り部分またはその擬似コード実施態様には変更
がない。第14図の流れ図で表すアルゴリズムもまた、
強横断性による還元の使用により機能を高めることがで
きる。具体的には、第14図の流れ図のブロック80を
、第13図の流れ図のブロック84のように変更すべき
である。
ブロック80の非横断性の伝播は、非横断的であると判
明したセル対に対しては元のままとなり得る。しかし、
セル対が横断的であるが、強横断的でない場合には、非
横断性を伝播すべきではない。
すべての横断セルではなく強横断的なセルのみを取り扱
うことに付随する還元は、効率を大きく高めることがで
きる。たとえば、次の場合を考えよう。まず、Xy平面
内の8×8個の単位正方形の基盤目パターンから始めよ
う。このパターンを2軸に沿って1単位掃引し、黒の正
方形によって掃引された32の単位立方体を保存する。
このパターンを2軸に沿ってもう1単位掃引し、今度は
、赤い正方形によって掃引された32の単位立方体を保
存する。このようにして、8X8×8個の単位立方体の
3次元基盤目パターンを得るまで続ける。この多面体を
Pと呼ぶ。Qを1/8X 1/8×178立方体とし、
いずれの稜も座標軸に平行でないとする。Pの多積は、
Qの各面に対して横断的であるので、元のアルゴリズム
は、稜と面のミンコフスキー和を計算し、PとQのミン
コフスキー和を定義する和集合にその結果を使用する。
Pの凸ハル内にない多積は、Pの2つの共平面の閉包内
にあることが容易にわかるので、P内に含まれる2セル
内に含まれている。さらに、Pの凸ハルのワイヤ・フレ
ーム内にない各頂点は、Pの2つの共線稜の閉包内にあ
るので、P内に含まれる1セル内に含まれている。この
ように、これらの稜のいずれも、Qの任意の面に対して
強横断的にはなり得す、かつ、これらの頂点のいずれも
、Qの内部に対して強横断的にはなり得ないので、機能
を強化したアルゴリズムでは、これらの計算を避ける。
第15図は、上述の多面体Pの一部分を表したものであ
る。頂点85は、どの立体に対しても強横断的になるこ
とができないように、85と共線稜86及び87の和集
合によって定義された線分の内部に含まれている。同様
に、面90が、その境界内に稜88及び91をもつ面で
ある場合は、稜88は、88と共平面89及び90の和
集合によって定義される2セルの内部にあるので、稜8
8は、どの面に対しても強横断的になることはできない
上記のことをmxmの基盤目と、mXmXm個の立方体
の集まりに一般化する場合には、稜の数は3m (m+
1) 2−8mであり、考慮する必要のある(凸ハル内
にある)稜の数は12m (m+1)−18mである。
このように、前者はm3に比例して増加し、後者はm2
に比例して増加する。
さらに、(m+1)3−4個の頂点があり、そのうち1
2m−8個のみを考えればよい。すなわち、それだけが
凸ハルのワイヤ・フレーム内にある。
たとえば、m=8の場合には、2つの稜の数は1898
及び720、すなわち約30%である。m=100の場
合には約4%である。たとえば、2つの頂点の数は72
5及び88、すなわち約12%である。m=100の場
合は約0.1%である。
一般アルゴリズムの実施例の説明をこれで完了したので
、より簡単でより効率的なアルゴリズムを提供できる、
2つのよく見られる特殊なケースを考えることにする。
すなわち、多面体の1つが全次元である場合と、多面体
の1つが凸である場合である。まず、全次元多面体から
始める。このクラスの多面体は、実際に最もしばしば出
会うものである。
Pのnセルの閉包の和集合がPをもたらす場合、R’内
の多面体Pは全次元である。K内の各にセルが、すべて
のkSnについてKの(k+1)セルの境界内にある場
合 Rn内の全次元多面体Pの分解には全次元分解であ
る。多くの商用多面体立体モデラは、全次元分解によっ
て表されるR3内の全次元多面体のみを支援している。
全次元多面体のどんな分解も、「クリーン化」または「
単純化」して全次元分解を生ずることができる。説明を
簡単にするために、全次元多面体の話をするときは、そ
れが単純化された、すなわち全次元の分解によって表さ
れるものと仮定する。
第16図は、全次元分解をもつ全次元多面体である立方
体100を示している。第17図は、多面体Pを形成す
るように追加された稜101及び頂点102をもつ立方
体100を示している。稜101及び頂点102は、P
内のどの3セルの境界にも属していないので、Pは全次
元ではない。
第18図は、第16図の分解とは異なる立方体100の
セル分解を生ずるために、面105に追加された頂点1
04をもつ立方体100を図示している。頂点104は
Oセルであるが、どの稜の境界内にもないので、すなわ
ち、立方体100のセル分解の1セルなので、このセル
分解は、全次元分解ではない。この分解を単純化すると
、第16図が得られる。
2つの多面体のミンコフスキー和の計算用の一般アルゴ
リズムでは、次元の和がn以下である横断セルのすべて
の対を考慮する必要がある。しかし、多面体の少なくと
も1つが、全次元多面体であることがわかっている場合
には、事態はより単純である。(1つの多面体を、その
凸閉包内にアフィン直線を含まない多面体の和に還元す
る方法を全次元多面体に適用すると、全次元多面体の集
まりが返され、したがって必要なら、この方法が適用さ
れたと仮定することができる。)PとQをRrI内の多
面体とし、それらの少なくとも一方は、その凸閉包内に
アフィン直線を含まないものとする。Pが全次元であり
、かつCが、dに対して横断的なP内のjセル、Q内の
にセルである場合には(j+k<n) 、Cはdに対し
て強横断的ではなく、シたがってCΦdは無視できるか
、あるいはCは、Cの閉包、Pの(n−k)セル内にあ
り、すなわちdに対して強横断的であることを示すこと
ができる。これは、一般アルゴリズムを2通りに単純化
できることを暗示している。第1に、次元の和がnにな
らないセルの対からPeQへの寄与は、無視できる。第
2に、セル対を以前出会ったとマークすることによる効
率上の利得は、境界セルを作成するのに使用される横断
セル対に適用され、かつしたがってそれらの和はnより
小さくなければならないので、それらは、第1の知見の
故に処理されないことになる。このように、次元の和が
nになり、マークをしない横断(または強横断的)セル
対のミンコフスキー和の和集合としてミンコフスキー和
を計算することができる。このように、第19図の流れ
図に示した修正は、第13図の一般アルゴリズムの流れ
図の修正を含み、次のコードは、一般アルゴリズムの実
施態様を修正したものである。
01 Minkowski Sum with Ful
l DimensionalPo 1yhedron 
(P 、 Q)02 sum=)lake Hew P
o1yhedron03 for j:o to n 
repeat04  for c tn Ce1ls(
P、j) repeat05   for d in 
Ce1ls(Q、n−j) repeat06    
if Transversal(c、d)07    
     then  [new  sum=Tran
sversa1Minkowski Sum(c、d)
08            sum=Union(s
um、nev  sum))09  return(s
un) 強横断性による実施態様は、一般アルゴリズムの対応す
る機能強化について検討した際に上述したように、ブロ
ック110及びその行6による実施態様を変更すること
によって得られる。
多面体モデル作成のほとんどの応用例は、現在、R3に
対して実施されている。R3においては、0.1.2.
3セルは、頂点、凹稜、平面、及び開立体と呼ばれ、1
.2.3セルの閉包は、単に、稜、面、及び立体と呼ば
れる。関与する多面体が、すべて全次元である場合は、
それらの多面体は、通常、立体と呼ばれ、これらの立体
の使用及び操作は立体モデル作成と呼ばれる。AとBが
2つの3次元多面体である場合、vAでAの頂点を表し
、V8でBの頂点を表す。同様に、EAlEe、FAN
FBでAとBのそれぞれ稜と面を表す。AまたはBが立
体であり、かつその一方が、その凸閉包内にアフィン直
線を含まない(たとえば、有界である)場合は、前述の
アルゴリズムは記号的に次のように表すことができる。
A■B ”  (Ae ” Va)U  (FAΦ’ 
 Ee)U(EAe ’  Fs)U  (VAe ’
  B )上式でe“は、2つのオペランドからの横断
(または強横断的)セルのすべての対のミンコフスキー
和の和集合をとるプロセスを表している。凹稜は面に対
して決して強横断的にはならないので、ミンコフスキー
和が和集合全体に分布することを利用することによって
、次のように示すことができる。
A■B=  (AeE  ’  B)U  (E  ’
A■B)上式でET9はAの非凹稜の集合を表し、E′
8はBのそれを表す。頂点と立体のミンコフスキー和は
、平行移動にすぎない。面と横断稜のミンコフスキー和
は、一般に、稜に沿っての面の掃引と呼ばれている。立
体と稜のミンコフスキー和は、−般に、稜に沿っての立
体の掃引と呼ばれている。
多面体立体モデル作成をサポートする市販の実施態様は
多数ある。それらの多くは、和集合、平行移動、及び掃
引を実行することができる。したがって、これらのいず
れをも本ケースにおける実施手段として利用することが
できる。
強横断性を使用する機能強化なしで全次元多面体に関す
るミンコフスキー和を求めるアルゴリズムを説明してき
たが、その適用によって効率向上の可能性も得られる。
事実、強横断性について検討した際に提示した潜在的利
点を示す3次元基盤目の例は、全次元3次元多面体、す
なわち立体に関するものであった。
ミンコフスキー和の適用において、しばしば、対象の1
つが凸であることがわかっている。たとえば、成形操作
及びオフセット操作ではしばしば球の多面体近似を使用
する。多くの経路計画アルゴリズムでは、まず楕円体の
多面体近似で対象物を囲む。これら及びその他の応用例
は重要なので、より大きい効率をもたらす改善されたア
ルゴリズムを提供することが望ましい。前と同じように
、考慮しなければならないセル対の数を減らすことによ
り、この場合、5多面体の性質を活用することにより、
より大きな計算効率が得られる。
まず、必要ないくつかの用語を定義する。線形変換りは
、L (x)=Oであり、Xが部分空間W内にある場合
に限り、Wの零化群である。すべての部分空間は零化群
をもつ。LがWの零化群である場合、二点pとqの差は
、L (p) =L (Q)である場合に限りWのベク
トルであるということになる。LがWの零化群であり、
かつSとTがL(S)=L (T)となるような2つの
集合である場合は、L’ (S)=L’ (T)である
ことは容易にわかる。ただし L lはWの任意の零化
群である。このように vWの任意の零化群L1及び任
意の2つの集合(または、集合の集まり)SとTについ
て、L (S) =L (T)である場合、SとTは、
Wを法として等価であると定義する。
凸条面体に関するミンコフスキー和の計算は、部分空間
を法とした等偏性の概念を使用することにより、より簡
単な部分集合に関するミンコフスキー和に還元すること
ができる。具体的には、dをRn内の多面体のセルとし
、Sを多面体Pの部分集合の集まりとすれば、それはT
 (d)を法としてPと等価である。Pの任意の点pに
ついて、T (d)を法として等価であるということは
、T (d)内のあるベクトルVについて、Sの部分集
合の1つの中に、p+V:Sとなるような点Sがなけれ
ばならないことを意味する。Pが凸である場合には、p
とp+vを結合する線分中の各点もまたP内にある。q
がdの任意の点である場合には、p+q= (p+tV
)+ (q t V)なので、p+qがSed内に含ま
れるか、あるいはp+qがPΦ′ad内に含まれること
になる。このようにして、これまでに提示した一般アル
ゴリズムによるPedの計算において、PedをSed
で置き換えることができる。アフィン・セルc1及び多
面体Qについて、集合(または集合の集まり)Tが、C
に対するQの代用物であると定義する場合、Qeτ= 
(Tec)U (Qeac)(7)とき、上記のことは
、T (d)を法としてPと等価なPの部分集合、また
は部分集合の集まりが、dに対するPの代用物であるこ
とを意味する。もちろん、Sが、Pより簡単なPの代用
物である場合は、PではなくSを使えば、P69Hのよ
り効率的な計算ができる。
kセルdについて、LをT (d)の零化群とする。d
に対する凸条面体Pのより簡単な代用物を決定するため
に、Lは2通りに利用することができる。Pがアフィン
直線を含む場合は、アフィン直線を含まない多面体の和
集合として分解を行なうために前述のアルゴリズムを適
用すると、凸集合の集まりが返される。これらの集合の
それぞれについて代用物を得る場合、これらの代用物の
連結がdに対するPの代用物を形成するので、今後は、
Pはアフィン直線を含まないと仮定できる。
jがPの次元であり、かつmがT (P)とT (d)
の交わりの次元である場合には、Pがアフィン直線を含
まないかぎり、L (P) = [L(セル(P、j−m))コを示すことができる。さ
らに、部分集合の要素のLの下で像の単位nの閉包が、
L(セル(P、j−m))をカバーするようなセル(P
、j−m)のどんな部分集合でもよい。dに対して横断
的なセルからなるこのような部分集合は容易に決定でき
る。というのは、この状態は、モデラ内で容易に検査で
きるからである。このように、Pの分解内のセルに関し
てより簡単な代用物を得ることができる。言い換えると
、より簡単な代用物が、Pの分解には属さず、むしろL
 (P)の分解によって決定されるセルに関して、形成
できる。Pが有界である場合には、L (P)も有界で
ある。したがって、L(P)は、(j−m)単体の集ま
り(T I)として分解できる。この集まり内の各車体
T+について、L (St)” T +となる(j−m
)単体S+Pが見つかることがわかる。したがって、集
まり(S、)はdに対するPの代用物である。Pが有界
でない場合は、単体の代わりに、半直線と点の集合の凸
閉包を使用する同様の技法を使用できる。あるいは問題
を射影変換により有界なケースに還元することができる
次の3つのケースにふれておかなければならない。第1
に、j−m=0の場合は、T CP)はT(d)の部分
集合であり、したがってL (P)は単一点に還元され
る。P内のすべての点は、この点に写像されるので、P
内の任意の点pは、dに対してPの代用物として働(こ
とができる。このヨウニシテ、P e d ハ、PeT
Xpe″2r)計算装置き換えることができる。すなわ
ち、■はpによって平行移動される。具体的には、■が
全次元である場合は、T(d)はR’と一致する。した
がって、j−m=0、かつPの任意の点は、dに対して
Pの代用物として働くことができる。第2に、j −m
= 1の場合、L(P)は直線の部分集合である。Pは
凸である。したがって、Pは結合されているので、L 
(P)は、直線、半直線、または線分である。Pはアフ
ィン直線を含まないので、Pは頂点を含まなければなら
ず、各頂点が稜と境界を接する。fが、f (P)が点
に還元されないようなT(−d)を暗示的に定義する線
形関数の1つである場合には、f (V、。)がPのす
べての頂点にわたってfの値を最大にするようなPの頂
点をV□8とし、f (V、l、、)がPのすべての頂
点にわたってfの値を最小にするようなPの頂点をV 
m l nとする。 V++taxが、f (p)> 
f (V、、x)の点pを含むセル(P、l)内で1本
の開半直線と境界を接する場合、そのような半直線を1
本Sに追加する。V+s l nが、f (p) <f
 (V、+n)の点pを含むセルCP、1)内で1本の
開半直線と境を接する場合には、そのような半直線を1
本Sに追加する。f (V−x) =f (V−+n)
の場合は、V、、axをSに追加し、その他の場合には
、V□8、■、1、及びそれらを結合する開校をSに追
加する。Sは、このときdに対するPの代用物である。
第3に、Pが有界であり、かつL (P)の頂点の数が
j−m+1に等しい場合には、L (P)は単体である
。したがって、Pは、dに対するPの代用物であるPの
m−j+1個の頂点によって定義される単体を含む。
多面体の1つが凸である場合に使用される技法の最後の
ものとして、セルの接空間の零化群を決定するための方
法が必要である。幸いに、境界表現に基づくモデル作成
システムでは、多面体の任意のにセルdに対して、常に
T (d)の固定零化群が決定できる。境界に基づく多
面体モデル作成システムでは、T (d)は、n−に個
の線形関数の解集合として暗示的に、またはに個の基底
ベクトルによって明示的に表される。明示表現は、(た
とえば、Gram−8chmidt過程の適用によって
)暗示表現に変換できるので、いずれのケースにおいて
も、dを暗示的に表す線形関数の集合を(f+)とする
。Lが Rn中のXを(f+(x)、・・・、  fn
−k (x) )に写像する変換である場合は、Lは、
T (d)の零化群である。
第20図は、凸条面体と一般多面体のミンコフスキー和
を計算するための、本性の実施態様の高水準制御を示す
流れ図である。ブロック120は、前板で述べた方法に
よるより簡単な代用物の計算を意味している。次の擬似
コード断片は、この流れ図の実施態様の例である。この
擬似コードでは、Pは凸条面体、Qは一般多面体と仮定
されている。
行4のサブルーチンSimpler  5urr。
gateは、入力として、凸条面体Pとセルdを受は入
れ、dに対するPのより簡単な代用物であるセルの集合
を表すセル構造のリストを返す。このより簡単な代用物
は、ここに説明した方法によって見つけられる。
01 Minkowski Su+wυith Con
vex Po1yhedron(P、Q)02 sum
=Make New Po1yhedron03 fo
r d in Ce1ls(Q) repeat04 
 (list of cells=sin+pler 
Surrogate(P、d)05  for s i
n 1ist of cells repeat06 
     sum=lJnion (sum、Tran
sversal  旧nkovsk iSu+*(s、
d)) 07  return(sun) AとBがR3内の多面体であり、Aが凸で有界である場
合には、前の方法はより明示的に記述できる。Bの体積
、すなわちBの3セルは、全次元であるので、Aの任意
の点は、体積の任意の1つに対するAの代用物として働
く。このように、BとAの任意の体積によるA■Bへの
寄与は、Aの点によって平行移動された体積で置き換え
ることができるが、これらは同時に、Aの任意の点によ
るBの平行移動によって取り扱うことができる。
各面、Bのfは2次元なので、T (f)は、1つの1
次方程式によって暗示的に定義される。これは、しばし
ば、法ベクトル(内部または外部)として記憶され、あ
るいはそれから法ベクトルを容易に導き出すことができ
る。Aはを界なので、A内には半直線は存在しえない。
このように、VmaxがAの頂点であり、そのVとの点
乗積、fの法ベクトルが、Aのすべての頂点に対して得
られた最大値であり、VlnがAの頂点であり、そのV
との点乗積が、Aのすべての頂点に対して得られた最小
値である場合、V+saxとV+slnを結合している
線分は、fに対するAの代用物である。事実、得られた
最大値と最小値が等しい場合は、代用物としてはV□X
(またはV、、+、1)のみで充分である。
第21図は、この技法の例である。セル125は、法ベ
クトル126をもつ面である。凸条面体128は、ベク
トル12θとの点乗積を最大にする頂点129をもつ。
凸条面体128はまた、ベクトル126との点乗積を最
小にする頂点130をもつ。頂点129とベクトル12
6の点乗積の値は、頂点130とベクトル126の点乗
積の値より大きいので、頂点130と129を結合して
いる線分132は、面125に対する凸条面体128の
代用物である。
ここで、eをBの稜、■をその両端点の差によって定義
されるベクトルとする。Bの面の場合と同じように、A
の面に対する法ベクトルは容易に得ることができる。A
の次元が3の場合には、その法ベクトルは内部法ベクト
ルであると仮定でき、したがって、法ベクトルがVと正
の点乗積をもつ面の閉包の集合が、eに対するAの代用
物部分集合である。Aの次元が3未満の場合は、Aは凸
なので、eに対して横断的なAの面はeによって掃引さ
れなければならない。他方、eに対して横断的でないA
の面fについては、より前車な代用物を見つけることが
できる。事実、Wが、Vとfに対する法線のクロス積で
ある場合には、vffiaxがAの頂点であれば、その
Wとの点乗積は、Aのすべての頂点に対して得られた最
大値であり、Vm I nがAの頂点であれば、そのW
との点乗積は、Aのすべての頂点に対して得られた最小
値であり、Vmaxとvl、、を結ぶ線分が、eに対す
るAの代用物である。最後に、eと、Aへの法線の点乗
積が0でない場合にのみ、Aはeに対して横断的である
第22図は、1つの多面体が有界であり、凸であり、全
次元である場合のこの技法のアルゴリズムの展開を示す
流れ図である。次の擬似コードは1つの多面体が凸であ
り、有界であるが、必ずしも全次元ではない場合のこの
技法の、市販のモデル作成システムで普通に使用できる
機能による実施態様である。具体的には、行1のAは、
R3の凸有界多面体と仮定され、BはR3の多面体と仮
定されている。
01  Minkowski  Sum  In  3
 5pace  Involving  ABound
ed 02  Convex Po1yhedron(A、B
)03 sum=Translat(B、 Po1nt
 0f(A))04 for f in Faces(
B) repeat5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 (u=Horval  To(f) maximizing  vertex=Vertex
  Maximizingot product(A、u) maximum value=Dot Product
(u、maximizingvertex) minimizing  vertex=Vertex
  旧nimizing  DotProduct(A
、u) minimum value=Dot Product
(u、minimizingvertex) if  (minimum  value<maxim
um  value)then  (edge=Mak
e Edge(maximizingvertex。
m1nin+izing vertex)sum=Un
ion(sum、Sweep(f、edge)))el
se sum=tlnion(sun、Transla
te(f。
maximizing vertex)))for e
  in Edges(B)  repeatv=Ma
ke  Vector  From End  Pa1
nters(e)if  (Dim(A)=3) for then for f  in Faces(A)  
repeat(u=Hormal To(f) if  (Dot Product(u、v)>0)t
hen sum=Union(sun、sweep(f
+e)))else  (g=Face Of(A)u
gNormal  To(g) if  (Dot Product(u、v)=Oth
en (v=cross Product(u、v)m
aximizing vertex=VertexMa
ximizing Dot Product(A、w) minfizing vertex=Vertex−M
aximizing Dot Product(A、w
)edge=Make Edge(maximizin
gvertex* minimizing vertex)sum=tln
ion(sun、Sweep(edge*e)))el
se for f  in Faces(A)  re
peatsum=tln ion (sun 、 Sw
eep (f 、 e) ) )v  in Vert
ices(B)repeat36   sum=Uni
on(sum、Translate(A、v))37 
 return(su++) F0発明の効果 本発明により、n次元空間の2つの一般多面体のミンフ
フスキー和を形成するために、CAD/CAMシステム
の標準ツールを一般化し使用する手順及び技法が提供さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、2つの多面体の例を示す図である。 第2図は、第1図の多面体の一方を他方に対して開いた
結果を示す図である。 第3図は、多面体のホール内のピアノの多面体近似を示
す図である。 第4図は、本発明によって可能な計算の例を示す図であ
る。 第5図は、ワークセル内のロボットのグリッパの多面体
近似を示す図である。 第6図は、本発明によって可能な計算の例を示す図であ
る。 第7図は、球のCTS近似の例を示す図である。 第8図は、代替方法による球の非CT’S近似の例を示
す図である。 第9図は、第7図の対象物をシミュレーション操作にお
けるオフセッタとして使用した結果の表現を示す図であ
る。 第10図は、第8図の対象物を、シミュレーション操作
におけるオフセッタとして使用したより平滑な結果の表
現を示す図である。 第11図は、2つの横断セルのミンコフスキー和を形成
する過程を示す流れ図である。 第12図は、代用物の概念を示す2つの面の透視図であ
る。 第13図は、n次元空間における2つの一般多面体のミ
ンコフスキー和を形成する過程を示す流合わせて合体し
た過程を示す流れ図である。 第15図は、基盤目パターンを平行移動させることによ
って形成される多面体の一部分の図である。 第18図は、立方体の図である。 第17図は、立方体、稜、頂点によって形成される多面
体の図である。 第18図は、立方体と頂点によって形成される多面体の
図である。 第19図は、全次元多面体の場合の、第13図の一般的
過程の修正を示す流れ図である。 第20図は、凸条面体と一般多面体のミンフフスキー和
の計算を示す流れ図である。 第21図は、例として第20図の技法を示す平面対象物
と凸条面体の透視図である。 第22図は、有界凸多面体を含む3次元空間内のミンコ
フスキー和の計算を示す流れ図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)n次元空間内の幾何的対象物をモデル化するため
    のコンピュータを含むCAD/CAMシステムにおいて
    、一般多面体のミンコフスキー和を計算するための方法
    であって、プール演算及びより簡単な多面体のミンコフ
    スキー和を使って前記一般多面体のミンコフスキー和を
    形成する計算機実行段階、及び 前記ミンコフスキー和によって表される幾何的対象物の
    像または内部計算機表現を生成する計算機実行段階、 を含む前記方法。 (2)プール演算及びより簡単な多面体のミンコフスキ
    ー和を使って、前記一般多面体のミンコフスキー和を形
    成する段階が、 前記一般多面体をセルに分解する段階、及び前記一般多
    面体のセルのミンコフスキー和の和集合を形成する段階
    、 を含むという、特許請求の範囲第(1)項に記載の方法
    。 (3)プール演算及びより簡単な多面体のミンコフスキ
    ー和を使って前記ミンコフスキー和を形成する段階を可
    能にするために、さらにn次元空間内の一般多面体の前
    記セルの横断性を検査する段階を含むという、特許請求
    の範囲第(2)項に記載の方法。 (4)さらにn次元空間内の一般多面体の前記セル間の
    横断性を検査する段階を含むという、特許請求の範囲第
    (2)項に記載の方法。 (5)より簡単な多面体の前記ミンコフスキー和が、線
    形並進掃引の一般化を使ってn次元空間内の横断多面体
    から形成されるという、特許請求の範囲第(2)項に記
    載の方法。(6)より簡単な多面体のミンコフスキー和
    が、最低次元から始め最高次元セルで終わるようにセル
    を処理することによって形成され、それによって冗長な
    計算の大部分をなくせるという、特許請求の範囲第(2
    )項に記載の方法。 (7)さらにセルの横断性に関する情報を伝播させ、そ
    れによって、この情報を計算する必要性を減らす段階を
    含むという、特許請求の範囲第(2)項に記載の方法。 (8)前記の伝播段階が、 2つのセルが非横断的であるかどうか判定し、YESで
    あれば、それらが接するセル対は横断的にはなりえない
    と宣言する段階、及び 2つのセルが横断的であるかどうか判定し、YESであ
    れば、それらのそれぞれの境界内のすべてのセル対が横
    断的であると宣言する段階を含むという、特許請求の範
    囲第(7)項に記載の方法。 (9)さらに2つのセルが強横断的ではないかどうか判
    定し、YESであれば、これら2つのセルのミンコフス
    キー和を計算せず、それによってミンコフスキー和の不
    必要な計算を回避する段階を含むという、特許請求の範
    囲第(2)項に記載の方法。 (10)さらに、特定次元の他の任意のセルに対して強
    横断的でないセルに対して充分な条件を確立する段階を
    含むという、特許請求の範囲第(9)項に記載の方法。 (11)前記条件の1つが、3次元空間内の凸稜は3次
    元空間内の立体または面に対して決して強横断的でない
    ということである、特許請求の範囲第(10)項に記載
    の方法。 (12)前記の一般多面体の1つが凸であり、さらに前
    記のミンコフスキー和を計算するために代用物セルを使
    用する段階を含むという、特許請求の範囲第(2)項に
    記載の方法。 (13)前記のミンコフスキー和を計算する過程が、前
    記の複雑多面体の代用物をセルに関して計算する段階を
    含むという、特許請求の範囲第(12)項に記載の方法
    。 (14)凸3次元多面体の代用物を、面または稜に関し
    て計算するという、特許請求の範囲第(13)項に記載
    の方法。 (15)前記の一般多面体の1つが全次元であり、より
    簡単な多面体の前記ミンコフスキー和を形成する段階を
    、次元の和が空間の次元になるセル対のみを考慮するこ
    とによって実行するという、特許請求の範囲第(2)項
    に記載の方法。 (16)前記の両方の一般多面体が3次元空間内の全次
    元多面体であり、ミンコフスキー和の和集合が他方の多
    面体の頂点による各多面体の平行移動、及び他方の多面
    体の稜による各多面体の面の掃引に還元されるという、
    特許請求の範囲第(15)項に記載の方法。(17)強
    横断的な面稜対のみが、前記の平行移動及び掃引の過程
    で使用されるという、特許請求の範囲第(16)項に記
    載の方法。 (18)ミンコフスキー和が、他方の多面体の非凸稜に
    沿った各多面体の線形並進掃引の和集合として3次元空
    間内で形成されるという、特許請求の範囲第(17)項
    に記載の方法。 (19)さらに、非有界多面体を、それぞれがアフィン
    直線を含まない有限個数の多面体の和集合に還元する段
    階を含むという、特許請求の範囲第(1)項に記載の方
    法。 (20)3次元内の幾何的対象物をモデル化するための
    コンピュータを含むCAD/CAMシステムにおいて、
    一般多面体のミンコフスキー和を計算するための方法で
    あって、 少なくとも一方が有界な2つの多面体AとBのミンコフ
    スキー和A■Bを線形並進掃引の和集合として計算する
    計算機実行段階を含み、前記ミンコフスキー和は A■B=(A■V_B)U(F_A■E_B)U(E_
    A■F_B)U(V_A■B) で表され、V_A、E_A、F_A、及びV_B、E_
    B、F_Bは、それぞれA及びBの頂点、稜、及び面の
    和集合を表すという、前記の方法。 (21)前記の計算段階が、 凸でない他方の多面体の稜に沿って各多面体を掃引し、
    それによって第1及び第2の中間多面体を形成する段階
    、及び 前記の第1及び第2の中間多面体の多面体和集合を形成
    する段階 によって実行されるという、特許請求の範囲第(20)
    項に記載の方法。 (22)前記多面体Bが凸であり、かつ計算段階が、多
    面体Aの稜に沿って多面体Bを掃引し、第1中間多面体
    を形成する段階、 Bの代用稜に沿って多面体Aの面を掃引し、それによっ
    て多面体Aの面を多面体Bによってもち上げ、第2中間
    多面体を形成する段階、及び第1多面体と第2多面体の
    多面体和集合を形成する段階 によって実行されるという、特許請求の範囲第(20)
    項に記載の方法。 (23)多面体Aの特徴をもつ基板上に多面体Bの特徴
    を反映する層を付着する過程をシミュレートするために
    、ミンコフスキー和A■Bを計算する段階によって、多
    面体Aが多面体Bによって拡大されるという、特許請求
    の範囲第(20)項に記載の方法。 (24)シミュレートされた付着過程が、半導体製造に
    おける1段階を表し、像を生成する段階が、前記付着過
    程の結果の視覚表現または内部コンピュータ表現をもた
    らすという、特許請求の範囲第(23)項に記載の方法
    。 (25)多面体Aが多面体Bによって侵食されるという
    、 まず多面体Bの原点を通る反射を B′={−b:bεB} として計算する段階、及び 次に、ミンコフスキー和A■B′を計算する段階 を含む、特許請求の範囲第(20)項に記載の方法。 (26)多面体Bによって多面体Aを侵食する過程が、
    半導体製造におけるエッチング過程をシミュレートし、
    像を生成する段階が、前記エッチング過程の視覚表現ま
    たは内部コンピュータ表現をもたらすという、特許請求
    の範囲第(25)項に記載の方法。 (27)多面体Aが多面体Bによって開かれるという、
    まず多面体Bの原点を通る反射をB′={−b:bεB
    } として計算する段階、及び 次に、(A■B′)■Bのミンコフスキー和を計算する
    段階 を含む、特許請求の範囲第(20)項に記載の方法。 (28)多面体Aが多面体Bによって閉じられるという
    、 まず多面体Bの原点を通る反射を B′={−b:bεB} として計算する段階、及び 次に、(A■B′)■Bのミンコフスキー和を計算する
    段階 を含む、特許請求の範囲第(20)項に記載の方法。 (29)多面体A内での多面体Bの並行移動自由空間を
    決定する過程が使用され、さらに、 まずBの原点を通る反射を B′={−b:bεB} として計算する段階、及び 次に、A■B′のミンコフスキー和を計算する段階 を含む、特許請求の範囲第(20)項に記載の方法。 (30)多面体Bがロボットのグリッパであり、多面体
    Aがそのグリッパを含むワークセルであり、像を生成す
    る段階で、そのワークセル内でのそのグリッパの平行移
    動自由空間の視覚表現を生成するという、特許請求の範
    囲第(29)項に記載の方法。
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