JPH03505872A - 化粧用および皮膚処置用組成物 - Google Patents

化粧用および皮膚処置用組成物

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JPH03505872A JP1506933A JP50693389A JPH03505872A JP H03505872 A JPH03505872 A JP H03505872A JP 1506933 A JP1506933 A JP 1506933A JP 50693389 A JP50693389 A JP 50693389A JP H03505872 A JPH03505872 A JP H03505872A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 化粧用および皮膚処置用組成物 孜王立互 本発明は一般に化粧品に関し、より詳しくは皮膚処置用および化粧用組成物にお けるグリシル−し−ヒスチジル−L−リジン:銅(U ) (GHL−Cu)の 誘導体の用途に関する。
尤■坐宣量 個体における皮膚障害は様々な原因:環境の急襲(例えば日光や風)、内的病気 (例えば糖尿病、アテローム性動脈硬化症)または正常な老化の結果として生じ 得る。老化と共に多くの構造的および機能的皮膚変化が起こる。更に、皮膚の構 造と機能との間の相互関係のため、老化過程から生じる構造的変化が同時に機能 的障害を引き起こし得る。
老化に関連する変化は、表皮において容易に明らかであり、水庖形成および/ま たはびらんの傾向が高まる。微視的には、老化した皮膚の表皮基底細胞は、若い 皮膚から得られるものよりもサイズ、形および染色性質の変動性が大きいことが 観察されている。加えて、角質層の含水量が減少し、そして特に角質細胞の末梢 において、細胞凝集力が弱まる。
臨床的には、荒れたまたは乾燥した皮膚の問題は、エフリン汗腺および脂腺の減 少を伴った、角質層の水分の減少を含む、幾つかの形態的変化の現われである。
人は老化するにつれて、特に50才以降は、表皮の交替時間が増加する。臨床的 には、表面創傷は治癒するのにより時間がかかり、老人は小さな外傷を受けた後 に二次感染にかかりやすくなる。
皮膚が老化すると、真皮は密度が減少して比較的無細胞および無血管になる。− 生を通じて、コラーゲンの全量は1年につき約1%ずつ減少する。コラーゲン繊 維は太くなり、不溶性になり、膨張能力が小さくなり、そしてコラ−ゲナーゼに よる消化に対してより耐性になる。皮膚のたるみおよび負傷に対する素因の一因 となる網状真皮の弾性繊維にも構造的異常が生じる。
表皮下の弾性網状構造の退化は、高齢者の日の当たらない皮屑上のいたるところ に見られる皮膚のたるみと微細なしわの原因となり得る。真皮および皮下脂肪の 萎縮も、しわの形成に重要な役割を果たす。
加えて、高齢者の真皮は、若者のものよりも約り0%少ないマスト細胞を有する 。臨床的には、これは美容的および生理的意味を有する。美容的には、老化が進 行するにつれて皮膚は青白くなる。生理的には、高齢患者は表面的には取るに足 らない周囲温度の変化に従って、高体温および低体温にかかりやすい。根本的に は、体のコア温度の上昇後、少量の血液が乳頭状真皮の減少した毛管網状構造に 供給され、よって冷却が減り、そして高体温を生じ得る。
逆に、低体温は、周囲温度が低下した時に体熱を保温するために皮膚から血液を 有効に転換させることができないことに起因する。この問題は、高齢者に一般的 に生じる断熱性皮下組織の欠乏によりさらに悪化する。
上記に簡単に記載した構造的変化に対抗するため、または単に皮膚の出現を一時 的に増大させるための努力において、ヒトの皮膚を処置する目的で多数の調製物 が開発されている。
そのような調製物の多くは、皮膚の給温、従って乾燥に対する皮膚の保護に向け られている。一般に、皮膚の老化を防ぐ目的の多数の化粧品が市場に存在し、そ れらは様々な種類の化合物、例えば生物抽出物、例えば胎盤抽出物、コラーゲン 、ポリビタミン混合物、および必須脂肪酸を含有する。
し、かじながら、それらの化粧品は一般的に効果的でないため、構造的および外 観的見地の両方から、皮膚をより健康にするだめの改良された組成物への要望が 当業界に存在する。
l貝9澗示 簡単に言えば、本発明は、皮膚の健康を維持および改善するために有用である皮 膚処置用および化粧用組成物に関する。
本発明の組成物は、一般に、有効量のGHL−Cu、または次の式: (上式中、Rは1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個の炭素原 子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、および6 〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分から成る群から選択されるか、ま たはRはL−プロリル−し−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリンもしく はL−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリンである)を有するにH1,− Cu誘導体を含んで成る。好ましい態様によれば、アルコキシ成分の炭素部分は 直鎖、例えばn−オクチル成分である。更に、アルコキシ成分の炭素部分は、n −ステアリル成分またはn−バルミチル成分であることができる。
本発明の組成物は、それらの皮膚の健康促進性質のため、皮膚を軟らかく快的な みずみずしい外観にする顕著な美容効果を有する。
本発明の1つの観点によれば、温血動物において皮下脂肪を増加させる方法が開 示される。この方法は、次の一般式を有するGHL−Cu誘導体を含んで成る組 成物の有効量を動物に投与することを含んで成る: (上式中、Rは1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個の炭素原 子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、および6 〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分から成る群から選択されるか、ま たはRはL−7”ロリルーし一バリルーし一フェニルアラニルーL−バリンもし くはL−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリンである)。
本発明の別の観点によれば、皮膚の健康を改善および/または維持する方法が開 示される。この方法は、GHL−Cuまたは次の一般式を有するGHL −Cu 誘導体を含んで成る組成物の有効量を皮膚に投与することを含んで成る:(上式 中、Rは1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個の炭素原子を含 むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、および6〜12 個の炭素原子を含むアリールオキシ成分から成る群から選択されるか、またはR はL−7”ロリルーし一バリルーし一フェニルアラニルーL−バリンもしくはL −バリル−L−フェニルアラニル−L−バリンである)。
上記の誘導体に加えて、他の化学的修飾を行って本発明の誘導体の生物活性を変 えることができる。例えば、ヒスチジル残基は、N t a u−メチル−ヒス チジンまたは(3−メチル)−ヒスチジンの置換により修飾することができる。
また、グリシンは様々な別の小さいアミノ酸、例えばアラニン、セリンおよびバ リンにより置き換えることができる。更に、分子の銅(n)結合親和力は、グリ シンのようなN−末端アミノ酸の付加により、グリシル−し−ヒスチジル−し− リジンをグリシル−L−グリシル−L−ヒスチジル−し−リジンに変換すること により増加させることができる。加えて、上記の誘導体にグリシンを付加し、対 応するテトラペプチドを作ることができる。
本明細書中に記載の組成物は、皮肉注射または局所適用することができ、そして 該組成物を皮肉注射または局所適用用に適合させる賦形剤と前記誘導体とを組合 せることにより、本発明の目的での温血動物への投与に適当である。適当な局所 製剤は、皮膚用のクリーム、ローション、スプレー、液体、本発明の他の観点は 、下記の詳細な説明と添付図面を参照することにより明白になるだろう。
M皿■囚車星皮豆 第1図は、図面の右側の方に示されるように、大きな皮下脂肪細胞の厚手領域の 形成を示す生検切片標本の顕微鏡写真である。
第2図は、注射部位の近くの領域における皮下脂肪細胞層の形成を示す生検切片 標本の顕微鏡写真である。
第3図は、対照領域(下)および本発明の代表的誘導体の使用から生じた増加し た皮下脂肪細胞の領域(上)の顕微鏡写真である。
第4図は、本発明の代表的誘導体で処理された動物から採取した生検材料のアル カリホスファターゼ活性の増加を示す。
光泗W動λ膝胆 上記に簡単に記載したように、皮膚の性質はヒトの老化と共に変化し、そして傷 害に抵抗し且つ自己回復する能力は滅少する。皮膚は柔軟性および軟かさを失い 、皮膚中のコラーゲンと皮下脂肪の損失のために薄くなり、荒れた表面となり、 しばしば損傷した皮膚領域(「老化斑」)が集まり、そしてしわが多くなる。第 1表は、ヒトの皮膚の老化の組織学的特徴を示す。
第−上−l 老化したヒト皮膚の組織学的特徴 不定の厚さ     少ない繊維芽細胞  脱毛時折の核異型性   少ないマ スト細胞  少ない原本明細書に記載のように、GHL −Cuおよび様々なG HJ、−Cu誘導体は、ヒトまたは他の温血動物の皮膚の健康を改善するために 使用することができる。加えて、それらの誘導体は、脂肪溶解度を増加させるた めに、薬用および化粧用クリームおよびゲルの形成により有用である分子の形を 生じるように製造することができる。
本発明の組成物は、部分的には、皮膚の防御および健康の維持において重要な細 胞、例えばマクロファージ、単核細胞およびマスト細胞の潜在的生体内化学誘引 剤として作用することにより、皮膚の健康を改善するために機能する。それらの 白血球は、侵略性生物から皮膚を保護し、そして健康な皮膚細胞の維持において 機能する増殖因子、例えば表皮増殖因子、繊維芽細胞増殖因子、血小板由来増殖 因子および形質転換増殖因子を分泌する。
本発明の組成物は血管形成性であり、十分な血流を欠く高齢者の皮膚において新 しい毛管の成長を誘導することができる。若者の皮膚の魅力的外観は、皮膚表面 近くの毛管を通る大量の血流のためである。これは皮膚の色に赤味を与え、皮膚 の魅力を増加させる。ヒトは老化すると、この赤味が減少し、血の気のない皮膚 になる。
本発明の組成物は、おそらく皮膚に損傷を与える酸素ラジカルを解毒することに より作用する抗炎症作用と関連した、有意なスーパーオキシドジスムターゼ様活 性も有する。
本発明の組成物は、更に、繊維芽細胞による主要な皮膚タンパク質であるコラー ゲンの生産を刺激する。老人の皮膚のしわの多くは、皮膚のコラーゲン含量の減 少のためである。
本発明の誘導体は、ヨーロッパ特許公開第288.278および190、736 号並びに米国特許第4.665.054号中に詳細に記載されており、これらの 文書は引用により本明細書中に組込まれる。本発明の誘導体は、GHLのカルボ ン酸末端のエステル化、水分子の除去、または基(アルコール、例えばオクタツ ール、メタノール、ベンジルアルコール、またはNfhのいずれか)の付加によ り、親水性誘導体の形成をもたらすことにより調製することができる。これは、 (1)カルボン酸基に関連した電荷の除去および(2)分子中への親水基の導入 により、脂肪溶解度を増加させる。
この変換の化学反応は、次式により特徴づけることができる。
GHL  OH+R#−−−−−=→GHL  R+HtO実際にこの反応は、 他の2個のアミノ酸をリジンと結合させてGHLを形成させる前に、アミノ酸リ ジンにR基を付加することにより最も容易に行われる。GHL −Hの形成およ び単離後、この分子に銅(II)をキレート化して生物活性錯体を形成させる。
GHL −Cu親水性誘導体を形成する全反応は、次のように特徴づけることが できる。
1)リジン−OH+ RH−・−−−−−リジン−R+LO2)リジン−R十保 護し一ヒスチジン ー・−→ 保IL−ヒスチジジーL−リジン−R3)保iL−ヒスチジン−し一 すジジーR十保護グリシン・・・−・・−保護グリシル−L−ヒスチジン−し− リジン−R4) 保iクリシルーL−ヒスチジン−し一すジジーR−−−−−− − グリシル−し−ヒスチジン−し−リジン−R5)グリシル−し−ヒスチジン −し−リジン−R十銅(II)−一一一〜・−◆ グリシル−L−ヒスチジン− し−リジン−R:銅(II) 好ましい態様によれば、GHL誘導体と銅は1:1または2:1の比で存在する 。
本発明の誘導体は、少なくとも3つの主要領域において臨床用途を有する: ( 1)皮膚の健康を改善および/または維持すること、(2)皮下脂肪含量を増加 させること、および(3)一般的な化粧用途。それらの化粧用途としては、次の ものが挙げられる= (a)皮膚の軟かさと柔軟性を改善すること、(b)皮膚 の厚さを増加させそしてしわを減らすこと、(c)老化斑を減少させること、( d)皮膚の小節および丘疹を減少させること、および(e)皮膚表面から微出血 および点状出血を無くすこと。
本発明によれば、処置すべき領域の中心に、0.1 dの賦形剤あたり約50n の濃度において、適当な賦形剤と共に本明細書に記載の誘導体を皮肉または局所 投与することが通常好ましい。処置すべき領域1dあたり約9■の用量を用いる ことが好ましいが、9 tar / ctAより多く約40x/c4までの用量 を用いてもよい。この点で適当な賦形剤としては塩溶液が挙げられる。クリーム またはゲルの形態で使用しそして局所適用する場合には、組成物に適当な浸透剤 、例えばDMSO(米国特許第3,527,864号)またはオイカリプトール (米国特許第4、560.553号)を添加することが好ましい。化粧用途にお ける使用に適当な賦形剤は、当業者に明白であろう。
局所適用のためには、本発明の組成物は皮膚用クリーム、ゲル、ミルク、ローシ ョンまたはオイルの形態であることができる。更に、該組成物は、顔および首へ の適用に適合した適当な賦形剤と組合せることができる。適当な賦形剤は、皮膚 に対して高い親和性を有し、寛容性であり、安定であり、そして容易で且つ好ま しい使用を可能にする適度な濃度を与えるべきである。この点で適当な賦形剤の 例としては、イソプロピルミリステート、グリセロールステアレート、スィート アーモンド油および多価アルコール(それぞれ、100戚の蒸留水につき5g、 15g、6gおよび5g)である。
製剤の質感、濃度、粘度および外観を変えるために、当業者の取り決めに従って 追加の成分を添加することができる。
それらの追加の成分としては、乳化剤、例えば非イオン性エトキシル化および非 エトキシル化界面活性剤、脂肪アルコール、脂肪酸、有機または無機塩基、防腐 剤、ワックスエステル、ステロイドアルコール、トリグリセリドエステル、リン 脂質、例えばレシチンおよびセファリン、多価アルコールエステル、脂肪アルコ ールエーテル、親水性ラノリン誘導体、親水性ミツロウ誘導体、炭化水素油、例 えばパーム油、ヤシ油、鉱油、カカオ脂ワックス、シリコーン油、pH1Jl整 剤並びにセルロース誘導体が挙げられる。
本発明の組成物は、少量の日射防止剤または遮光剤、例えばU V−AおよびU V−B照射防止剤、例えばヒドロキシ−2−メトキシ−4−ベンゾフェノン、お よびジメi・キシ−3゜4−フェニルグリオキシル酸ナトリウム塩が挙げられる 。本発明の組成物は、皮膚の水分補給に好ましい湿潤剤、例えば尿素、ピロリド ンカルボン酸およびその塩、ビタミンエキス、香料、防腐剤並びに着色剤を更に 含むことができる。
下記に記載の実施例を要約すると、実施例■はグリシル−し−ヒスチジル−し− リジンベンジルエステル:銅(n)の合成を説明する。実施例■はグリシル−L −ヒスチジル−し−リジンn−オクチルエステル:&M(IT)の合成を説明す る。
実施例■は(A)グリシル−し−ヒスチジル−し−リジンn−ステアリルエステ ル:銅(II)の合成、および(B)別法によるそれの合成を説明する。いずれ かの方法に基づいて、当業者はn−ステアリルアルコール(炭素数18)の代わ りにn−バルミチルアルコール(炭素数16)を用いてグリシル−L−ヒスチジ ル−し−リジンn−ステアリルエステル:銅(II)を得ることができる。実施 例■はグリシル−し−ヒスチジル−し−リジル−し−プロリル−し−バリル−L −フェニルアラニル−L−バリン:銅(■)、およびグリシル−し−ヒスチジル −し−リジル−し−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリン:銅(n)の合 成を説明する。実施例V。
■および■は、皮下脂肪層の形成を刺激または増加させるための本発明の様りな 誘導体の使用を証明する。実施例■は、皮膚表面からの微出血の除去における本 発明の代表的組成物の使用を証明する。実施例■は、皮膚小節を減少させること における本発明の代表的組成物の使用を証明する。実施例Xは、しわの深さを減 少させるための本発明の代表的組成物の使用を証明する。実施例XIは、湿疹様 表面により特徴づけられる皮膚を処置するための本発明の代表的組成物の使用を 証明する。実施例X■は、老化斑を減少させるための本発明の代表的組成物の使 用を証明する。実施例X■は、丘疹の処置における本発明の代表的組成物の使用 を証明する。実施例XIVは、グリシル−N t a″′−メチル−L−ヒスチ ジル−し−リジンの合成を説明する。実施例X■は、若齢ブタにおける血管形成 およびコラーゲン合成を刺激するためのグリシル−(3−メチル)−L−ヒスチ ジル−し−リジン:銅(n)の使用を証明する。実施例XVIは、温血動物にお ける真皮、表皮および内皮成分の厚さを増加させるためのグリシル−L−ヒスチ ジル−し−リジン:銅(■)、グリシル−(3−メチル)−L−ヒスチジル−1 5−リジン:銅(■)、およびグリシル−し−ヒスチジル−し−リジル−し−バ リル−L−フェニルアラニル−L−バリン:銅(II)の使用を説明する。実施 例X■は、グリシル−(3−メチル)−L−ヒスチジル−し−リジン:銅(It )を含有するクリームで処置された被検者における乳頭状および網状真皮の変化 を説明する。実施例X■は、グリシル−(3−メチル)−L−ヒスチジル−し− リジン、銅(II)を含有するクリームで処置されたヒト表皮における細胞交替 速度の増加を説明する。
次の実施例は例示の目的で与えられ、決して限定のためではない。
尖−施一孤 化、−W入王蓬 下記実施例において使用する化学物質およびペプチド中間体は 、次の供給者から購入することかできる: Sig+++a Chemical  Co、 (St、 Louis、 Mo、); Pen1nsulaLabo ratories (San Carlos、 Ca1if、); Aldri dge ChemicalCo、 (Milwaukee、 Wis、); V ega Biochemicals (Tucson、 Ar1z、);Pie rce Chemical Co、 (Rock ford+ Ill、);  ResearchBiochemicals (C1eveland、 0hi o); Van Waters and Rogers(South San  Francisco、 Ca1if、); Bacbe*、 Inc、 (To rrance。
Ca1if、)  。
亥IL−1 グリシル−し−ヒスチジル−し−リジンベンジルエステル=ml工り坐豆底 ヘキサン/酢酸エチル(1:1)中にN2−ベンジルオキシカルボニル−L−リ ジンベンジルエステルを溶解し、そしてカップリング剤としてジシクロへキシル カルボジイミドを使ってN” −t−ブチルオキシカルボニル−N i II− ベンジルオキシカルボニル−し−ヒスチジンにカップリングさせた。
炭酸水素ナトリウム(10%)を添加し、そして有機相中に生成物を抽出した。
生成物N′″−t−ブチルオキシカルボニル−N 1 m−ベンジルオキシカル ボニル−し−ヒスチジル−N”−ベンジルオキシカルボニル−し−リジンベンジ ルエステルを溶液から結晶化させた。ジクロロメタン中の50%トリフルオロ酢 酸中で30分間撹拌することにより、保護ジペプチドのN−末端基を除去し、次 いで減圧蒸発せしめた。生成物N us−ベンジルオキシカルボニル−し−ヒス チジル−N”−ベンゾイルカルボニル−し−リジンベンジルエステルを、カップ リング剤としてジシクロへキシルカルボジイミドを用いてベンジルオキシカルボ ニルグリシンにカップリングさせた。氷酢酸中での10%パラジウム/炭素を使 った接触水添により、保護基を除去した。凍結乾燥後、生成物であるグリシル− し−ヒスチジル−し−リジンベンジルエステルを水に溶かし、Dowex 50 X 4カチオン交換樹脂上でのイオン交換クロマトグラフィーおよびO,l M 水酸化アンモニウムでの溶出により精製し、溶出液を酢酸で即座に中和した。中 性pHにおけるアニオン交換カラムBioRex 63に更に通過させることに より、遊離カルボン酸基を有する分解生成物を除去した。
グリシル−し−ヒスチジル−し−リジンベンジルエステルを水に溶解し、等モル 量の酢酸銅を添加した。水酸化ナトリウムでpHを中性まで上げた。溶液を20 .000X gで3℃にて1時間遠心し、不溶性物質を除去した。上清を凍結乾 燥し、グリシル−し−ヒスチジル−し−リジンベンジルエステル:銅(n)を得 た。
犬上班−エ グリシル−し−ヒスチジル−L−リジンn−オクチ/l、zlXjル:  ■  のム。
N”−ベンジルオキシカルボニル−し−リジン、n−オクタツール、ベンゼンお よびp−)ルエンスルホン酸−水和物の混合物を、水分除去のためDean−5 tark )ラップを用いて一晩還流させた。冷却後、乾燥エチルエーテルを添 加した。次に溶液を0°Cで一晩沈澱させた。沈澱した固体の部分を50m1の 炭酸カリウム溶液と50dのジクロロメタンに添加した。抽出後、層を分離し、 有機相を水およびブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥した。濾過 、蒸発およびフラッシュカラムクロマトグラフィーによる精製により、N”−ベ ンジルオキシカルボニル−し−リジンn−オクチルエステルを得た。この生成物 をテトラヒドロフラン中に溶解し、そしてN”−t−7’チルオキシカルボニル −し−N1m−ベンジルオキシカルボニル−し−ヒスチジン、イソブチルクロロ ホルメートおよびN−メチルモルホリンと混合した。蒸発後、水と酢酸エチルを 添加した。生成物を有機相中に抽出し、有機相を無水硫酸マグネシウム上で乾燥 した。濾過、蒸発およびフラッシュカラムクロマトグラフィーによる精製により 、N’−t−ブチルオキシカルボニル−Ni11−ベンジルオキシカルボニル− し−ヒスチジル−N”−ベンジルオキシカルボニル−し−リジンn−オクチルエ ステルを得た。
この生成物をジクロロメタン中の50%トリフルオロ酢酸中に30分間溶解し、 次いで蒸発してN−1−ベンジルオキシカルボニル−15−ヒスチジル−No− ペンジルオキンカルボニルーL−リジンn−オクチルエステルを得た。これをテ トラヒドロフラン中に溶解し、そしてイソブチルクロロホルメート、N−メチル モルホリンおよびベンジルオキシカルボニルグリシンを添加し、ベンジルオキシ カルボニルグリシル−N I M−ベンジルオキシカルボニル−し−ヒスチジル −N”−ベンジルオキシカルボニル−し−リジンn−オクチルエステルを形成さ せた。これを氷酢酸に溶解し、そして−晩水素化した。
生じたグリシル−し−ヒスチジル−し−リジンn−オクチルエステルを、等モル 量の酢酸第二銅の添加により、銅錯体に変換した。水酸化ナトリウムでp[(を 中性に上げた。溶液を20.0OOX gで3°Cにて1時間遠心し、不溶性物 質を除去した。
上清を凍結乾燥し、グリシル−し−ヒスチジル−L−リジンn−オクチルエステ ル:F(II)を得た。
スIL−皿 A、グリシル−し−ヒスチジル−し−リジンn−ステアリルエステル:  (■  のA NII−ベンジルオキシカルボニル−し−リジン、n−ステアリルアルコール、 ベンゼンおよびp−)ルエンスルホン酸−水和物の混合物を、水分除去のためD ean−Stark )ラップを使って一晩還流させた。冷却後、乾燥プロピル エーテルを添加し、全量を6倍増加させた。生成物をO″Cで一晩沈澱させ、濾 過した。濾液の部分を50dの炭酸カリウム溶液と50dのジクロロメタンに添 加した。蒸発後、層を分離し、有機相を水とブラインで洗浄し、次いで無水硫酸 マグネシウムで乾燥した。濾過、蒸発およびフラッシュカラムクロマトグラフィ ーによる精製により、N”−ベンジルオキシカルボニル−1,−リジンn−ステ アリルエステルを得た。この生成物をテt・ラヒドロフラン中に溶解し、そして N’ −t−ブチルオキシカルボニル−N i wm−ベンジルオキシカルボニ ル−し−ヒスチジン、イソブチルクロロホルメートおよびN−メチルモルホリン と混合した。蒸発後、水と酢酸プロピルを添加した。生成物を有機相中に抽出し 、有機相を無水硫酸マグネシウム上で乾燥した。濾過、蒸発およびフラッシュカ ラムクロマトグラフィーによる精製により、N” −t−ブチルオキシカルボニ ル−N■−ベンジルオキシカルボニル−し−ヒスチジル−N’−ベンジルオキシ カルボニル−し−リジンn−ステアリルエステルを得た。
この生成物をジクロロメタン中の50%トリフルオロ酢酸中に30分間溶解し、 次いで蒸発してN is−ベンジルオキシカルボニル−し−ヒスチジル−N”− ベンジルオキシカルボニル−し−リジンn−ステアリルエステルを得た。これを テトラヒドロフラン中に溶解し、そしてイソブチルクロロホルメート、N−メチ ルモルホリンおよびベンジルオキシカルボニルグリシンを添加し、ベンジルオキ シカルボニルグリシル−N i a−ベンジルオキシカルボニル−し−ヒスチジ ル−N”−ベンジルオキシカルボニル−し−リジンn−ステアリルエステルを形 成させた。この生成物をジクロロメタン中の50%トリフルオロ酢酸中に30分 間溶解し、次いで蒸発せしめ、グリシル−し−ヒスチジル−し−リジンn−ステ アリルエステルヲ形成せしめた。
生じたグリシル−し−ヒスチジル−し−リジンn−ステアリルエステルを、等モ ル量の酢酸第二銅の添加により、銅錯体に変換した。水酸化ナトリウムでpHを 中性に上げ、動物実験に有用な生成物を得た。
n−ステアリルアルコールの代わりにn−パルミチルアルコールを用いることに より、同様にしてグリシル−し−ヒスチジル−し−リジンn一式ルミチルエステ ルを合成することN(ε)−ベンジルオキシカルボニル−し−リジン、n−ステ アリルアルコール、P−トルエンスルホン酸−水和物およびベンゼンの混合物を 、生成する水を共沸により除去するためにDean−Stark )ラップを使 って一緒に還流させた。室温まで冷却し、そして乾燥エチルエーテルを添加した 後、濾過によりN(ε)−ベンジルオキシカルボニル−し−リジンn−ステアリ ルエステルP−トルエンスルホン酸塩を集め、2M炭酸水素カリウム水溶液で処 理し、そしてジクロロメタン中に抽出した。蒸発により遊離アミンを得、これを 乾燥テトラヒドロフラン中に再溶解し、そして−15°Cにおいて乾燥THF中 のN(α)−1−ブチルオキシカルボニル−N(fm)−ベンジルオキシカルボ ニル−し−ヒスチジン、N−メチルモルホリンおよびイソブチルクロロホルメー トの撹拌溶液に添加した。生成した完全に保護されたジペプチドエステルを室温 でトリフルオロ酢酸/ジクロロメタン(1: 1)で処理し、飽和炭酸水素ナト リウム水溶液で中和し、そして酢酸エチル中に抽出した。蒸発後、部分的に脱保 護されたジペプチドを乾燥THF中に再溶解し、そして−15°Cにおいて乾燥 THF中のベンジルオキシカルボニルグリシン、N−メチルモルホリンおよびイ ソブチルクロロホルメートの撹拌溶液に添加した。生成した完全に保護されたト リペプチドエステルを、Pd−C触媒の存在下において室温にて氷酢酸中での水 素ガスでの処理により、全部脱保護した。濾過、蒸発および微結晶セルロースカ ラム上での精製に次いで凍結乾燥により、三酢酸塩として所望のトリペプチドエ ステルを得た。
生成した分子グリシル−し−ヒスチジル−し−リジンn −ステアリルエステル を、等モル量の酢酸第二銅の添加により銅錯体に変換した。水酸化ナトリウムで pHを中性まで上げ、動物実験に有用な生成物を得た。
n−ステアリルアルコールの代わりにn−パルミチルアルコールを用いることに より、同様にしてグリシル−し−ヒスチジル−し−リジンn一式ルミチルエステ ルを合成することそれらのペプチドは、ペプチド分野においてよく知られている 標準的な固相法(J、 StewartおよびJ、 Young、 5olid Phase Pe tide S nthesis+ Pierce Che+ wical Co、+ 1984)により合成する。略述すると、Boc−Va l−0−樹脂に、反応試薬としてジシクロへキシルカルボジイミドを使って他の アミノ酸を順次カップリングさせた。保護アミノ酸、固相合成用樹脂およびカッ プリング試薬は、Pen1nsula Laboratories+ 5anC arlos、 Ca1iforniaから入手した。保護アミノ酸を順番に添加 して所望のペプチドを得た。フン化水素を使って最終ペプチドを脱保護した。こ れを0.5%酢酸中に溶解し、そしてセファデックスG−15カラム(Phar maci訝モ通過により精製した。等モル量の酢酸銅の添加、次いで凍結乾燥に より、活性分子を得た。
実施斑−茎 2  の7 を  させるためのグリシル−し−ヒスチジル−し−リジンn−オ クチルエステルの5011gのグリシル−し−ヒスチジル−し−リジンn−オク チルエステルの一回量を8匹のマウスの皮下に浸潤させた。皮下脂肪の増加量を 観察した。
別の実験シリーズにおいて、マウスあたり5001tgの用量でグリシル−L− ヒスチジル−L−リジンn−オクチルエステル:GR(n)をマウスに1回注射 した。
投与領域において、皮下脂肪層の厚さが有意に増加した。
この皮下脂肪の増加は、該領域から21日ロー生検試料を取りそして組織学的標 本のために切片化することにより証明される。第1図は、脂肪層の増加を示す。
注射領域は写真の右側でありそして近隣の非注射領域は左側である。脂肪細胞の 数と大きさの両方が増加した。測定は、注射部位付近の皮膚において皮下脂肪層 が約3倍増加したことを証明する。
2五五−■ 8  のノ を刺゛するためのグリシル−し−ヒスチジル−し−リジン−゛シル エステルJ  −L房侠亙10匹のマウスのグループにマウスあたり500■の 用量のグリシル−し−ヒスチジル−し−リジンデシルエステル:銅(n)を1回 注射した。顕微鏡検査は、注射部位の周囲の領域における脂肪細胞層の増加の証 拠を与えた。第2図は、注射領域における皮下脂肪層の顕著な増加を示す。注射 部位から離れた皮膚の検査は、正常な組織学を示した。
災施開−匪 ffiの多 を  させるためのグリシル−L−ヒスチジル−し−リジンバルミ チルエステ/L= :   (II ) (朋10匹のマウスのグループにマウ スあたり500jtgの用量のグリシル−し−ヒスチジル−L−リジンパルミチ ルエステル:銅(n)を1回注射した。注射領域からの組織切片は、実施例■に 記載のものと同様であった。第3図は、グリシル−し−ヒスチジル−し−リジン デシルエステル:Cu注射後に見られたものと同様に、皮下脂肪層の増加を証明 する写真である。
実11Y!L 82才の女性は、荒れた皮膚表面の下に真赤な微出血斑が散在したパターンによ り覆われた皮膚を有していた。1gあたり4■のGHL −Cuを含有する軟膏 (97%Unibaseおよび3%nonoxynol−9)の9日間1日1回 の適用は、赤い斑点の完全な除去および改善された皮膚の外観をもたらした。
1施曇−■ 73才の女性は、赤く盛り上がった多数の小さな小節(丘疹よりわずかに小さい )のある皮膚を有してした。実施例■で使用した軟膏での処置は、10日以内に 顕著な小節の減少をもたらした。20日後までに、皮膚は完全にきれいになり、 滑らかで健康で且つ魅力的な外観になった。
災施貫−入 深いしわで覆われた皮膚を有する72才の女性において、実施例■で使用したク リームを最初の5日間は1日1回、次の23日間は1日おきに適用すると、しわ の深さが明らかに減り、そしてより滑らかな皮膚の外観を与えた。
スl側[−1上 77オの女性は、落屑性湿疹様表面で覆われた皮膚を有していた。実施例■で使 用した軟膏で最初の5日間は1日1回、次の40日間は1日おきに処置すると、 落屑性皮膚が脱は落ち、そして新しいより美しい皮膚の層により置き換わった。
災1班−人工 毛がなくそして多数の色素斑(「老化斑」)を有する48才の男性を、Igあた り4■のGHL −Cuオクチルを含有する軟膏(94%Unibaseおよび 6%ジメチルスルホキシドから成る)で彼の頭の上を処置した。処置の開始から 30日後、老化斑の数の顕著な減少および残りの斑の大きさの減少が認められた 。
頭を覆っている皮膚は著しく軟らかな怒触となり、そしてより厚みを増した。
災施皿−久1 40才の男性は、多数の丘疹を有する荒れた皮膚を有していた。実施例■で使用 した軟膏での5日間の1日1回の処置は、皮膚をきれいにし、そして丘疹の大き さを減らした。処置の開始から8日後、丘疹は完全に無(なり、きれいで魅力的 な皮膚表面になった。
裏庭■−人N グリシル−Nt″U−メチル−L−ヒスチジル−し−リジンの主成 N”−ベンジルオキシカルボニル−し−リジンベンジルエステル塩酸塩をテトラ ヒドロフラン(THF)中に懸濁し、そして1当量のN−メチルモルホリンで中 和した。次いでTHF中のイソブチルクロロホルメートとN−メチルモルホリン を使って、それをN” −t−ブチルオキシカルボニル−N t a a−メチ ル−L−ヒスチジンとカップリングさせた。−20°Cで2時間および室温で更 に1時間後、反応液を2N水性炭酸水素カリウムでクエンチングした。生成物を 酢酸エチル中に抽出し、1M水性クエン酸および飽和炭酸水素ナトリウムで洗浄 した。有機相を無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。濾過および蒸発後、N” − t−ブチルオキシカルボニル−N L m II−メチル−L−ヒスチジル−N ”−ベンジルオキシカルボニル−し−リジンベンジルエステルを得た。
この生成物をジクロロメタン中の30%トリフルオロ酢酸中に30分間溶解し、 次いで蒸発せしめ、N t+″馴−メチル−L−ヒスチジル−Nm−ベンジルオ キシカルボニル−し−リジンベンジルエステルを形成させた。これをテトラヒド ロフラン中に溶解し、そしてイソブチルクロロホルメート、N−メチルモルホリ ンおよびベンジルオキシカルボニルグリシンを添加し、ベンジルオキシカルボニ ルグリシル−N t a u−メチル−L−ヒスチジル−N”−ベンジルオキシ カルボニル−し−リジンベンジルエステルを形成させた。この生成物を次いで酢 酸中に溶かし、10%Pd −C触媒の存在下で一晩水素化した。生じたグリシ ル−N t a a−メチル−L−ヒスチジル−L−リジンを水から数回凍結乾 燥し、次いでC−18逆相カラム上での液体クロマトグラフィーにより精製する と、二酢酸塩として所望のトリペプチドが得られた。
ス1」[−泣兄 典型的実験において、若齢ブタを12日間1日1回、グリシル−(3−メチル) −L−ヒスチジル−L−リジン:銅(n)を含むクリームまたはブラシーボーリ ームで局所処置した。
0ローと12日ローパンチ生検材料(直径6mm)を採取した。
この生検材料を、全湿潤重量、アルカリホスファターゼ、全タンパク質およびヒ ドロキシプロリン含量について分析した。
アルカリホスファターゼは、毛管内皮細胞についての酵素マーカーであり、新車 管形成の指標である。ヒドロキシプロリンはコラーゲンの成分であり、ヒドロキ シプロリン含量の増加はコラーゲン含量の増加を示す。パンチ生検材料は、基本 的にはCountsらの方法(D、 Counts、 P、 Knighten およびG、 Hegreberg、  J、 Invest、 Derm、 6 9:521−26.1977)により、生化学的分析用に調製した。
第一の実験において、グリシル−(3−メチル)−L−ヒスチジル−し−リジン :Cu(II)で処置された皮膚から取った生検材料において、ブラシーボ処置 領域に比較したアルカリホスファターゼ活性およびヒドロキシプロリン含量の増 加を12日ロー検出した。この実験の結果を第2表に示す。
】−」し−表 ブタ皮膚生検材料のコラーゲン含量 および血管形成活性 対照3.2±0.2    0.010±0.001第二の実験において得られ た結果を、第4図にグラフにより示す。この実験では、0.10および13日ロ ーブタから生検材料を採取し、そしてアルカリホスファターゼ活性について分析 した。グリシル−(3−メチル)−L−ヒスチジル−し−リジン:銅(n)で処 置された領域から取った生検材料は、ブラシーボクリームで処置された領域に比 較して増加したアルカリホスファターゼを有する。
31匹の5w1ss−Webster雌マウス(平均年齢:18ケ月)からの皮 膚を、ブラシーボーおよびペプチド−含有クリームの数回通用後、皮膚構造の変 化の証拠について組織学的に評価した。100倍の接眼鏡を使って、真皮、表皮 および内皮の厚さの測定を行った。
マウスの体毛を短く刈ることにより脱毛し、そして0,1゜3.4および5日目 にグリシル−し−ヒスチジル−L−リジ7:銅(II)、代表的誘導体であるグ リシル−(3−メチル)−L−ヒスチジル−し−リジン:銅(n)もしくはグリ シル−L−ヒスチジル−し−リジル−し−バリル−L−フェニルアラニル−L− バリン:銅(■)、またはプラシーボクリームのいずれかで処置した(n=5/ グループ)。各グループからの個々の動物において、6.10.I2および14 4日目生検を行った。加えて、11匹の未処置のマウスにおいて0日目に生検を 行った。
クリーム製剤での処置は、真皮、表皮および内皮成分の厚さの測定可能な増加を 引き起こした。6日目には、クリームで処置された全てのマウス(ブラシーボク リームで処置されたマウスを含む)において表皮層が約13−から約42廂まで 増加した。144日目でに、ブラシーボにおける表皮の厚さの増加作用は逆転し 、未処置の対照とほぼ同じになった。しかしながら、グリシル−L〜ヒスチジル −し−リジル−し−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリン:銅(U)また はグリシル−(3−メチル)−L−ヒスチジル−し−リジン:銅(U)を含有す るクリームで処置されたマウスは、増加した表皮の厚さを維持した。
ス1」[−ん■ 表皮および真皮における代表的組成物グリシル−(3−メチル)−L−ヒスチジ ル−し−リジン:銅(■)(活性物質)の効果を、超音波により評価した。超音 波法は、20メガヘルツの高周波数を用いて、皮膚の反響信号を生じさせる。こ の信号を処理して、反響信号の強度により皮膚の構造に関連づけられる皮膚の図 示を作成する。
グリシル−(3−メチル)−L−ヒスチジル−L−リジン:銅(n)を含有する 局所クリームまたは対照クリームを、平均年齢31.7オの10人の女性被検者 の前腕の表面に3週間の間1日2回適用した。各クリームごとに任意形式で右側 および左側の両方を使った。1,7.14および211日目被検者を超音波スキ ャンにより評価した。
超音波により測定した時の処置後の真皮密度を次の採点法:変化なし=0、わず かな変化=1、中程度の変化−2、および顕著な変化=3、において評価した。
クリーム士活性物質で処置された10人の女性では平均密度得点は1.7であり 、一方ブラシーボクリームのみの平均得点は0.7であった。この差はp =0 .029の確率で有意である。
細胞交替の速度は、染色層からのダンシルクロリドのクリアランスの日数により 測定される。平均年齢が50.4 (±3)才である7人の女性被検者を研究に 使った。各被検者を、上腕の内側の4部位において石油中3%ダンシルクロリド で処理した。各腕の1部位は未処置の対照として働き、そして他の部位は処置部 位として働いた。上腕の左か右かについて、および近位領域か遠位領域かについ て、コンピューターにより部位を無作為化した。24時間吸藏後、部位を暴露し たまま、ダンシルクロリドの蛍光について紫外光下で撮影した。この写真を1日 目とした。ダンシルクロリド色素の最終的消失により決定した時、全ての被検者 が実験を終えるまで、次の4週間に渡り写真を撮影した。次に、代表的組成物で あるグリシル−(3−メチル)−L−ヒスチジル−し−リジン:銅(II)を含 有する局所クリームまたは対照クリームで部位を毎日処置した。クリームで処置 された部位からのダンシル色素の完全消失に要する日数を、対応する未処置の部 位と比較した。
グリシル−(3−メチル)−L−ヒスチジル−し−リジン:銅(II)を含有す る局所クリームで処置された皮膚部位において、平均皮膚交替速度が30.0% 増加した。対して、ブラシーボクリームは皮膚部位においてわずか17.7%交 替を増加させただけであった。この差は、グリシル−(3−メチル)−L−ヒス チジル−L−リジン:銅(II)での処置により、細胞交替の速度が増加したこ とを示す。
今まで本発明の特定態様を例示の目的で記載してきたけれども、本発明の精神お よび範囲から逸脱することなく様々な変更を行い得ることは明らかであろう。従 って、本発明は、添付の請求の範囲による以外には決し゛で限定されない。
j ¥1し刀りげ、スフパービ°の漕カロ 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成2年12月17日 特許庁長官 植 松   敏 殿 1 特許出願の表示 PCT/US89102590 2 発明の名称 化粧用および皮膚処置用組成物 3 特許出願人 浄書(内容に変更なし) 請求の範囲 1、化粧用および皮膚科学的に許容される担体または希釈剤と共に、GHL   Cuまたは次の一般式を有するGHL −Cu誘導体: 〔グリシル−し−ヒスチジル−し−リジン−R〕 :銅(II>(上式中、Rは 、1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個の炭素原子を含む了り −ル成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、および6〜12個の炭 素原子を含むアリールオキシ成分から成る群から選択されるか、またはRはL− プロリル−し−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリンもしくはL−バリル −L−フェニルアラニル−L−バリンである)を含んで成る、皮膚処置用組成物 。
2、前記アルコキシ成分の炭素部分が直鎖である、請求項1に記載の組成物。
3、 前記直鎖がn−オクチル成分である、請求項2に記載の組成物。
4、前記アルコキシ成分の炭素部分がn−ステアリル成分である、請求項1に記 載の組成物。
5、前記アルコキシ成分の炭素部分がn−パルミチル成分である、請求項1に記 載の組成物。
6、前記アリールオキシ成分の炭素部分がベンジル成分である、請求項1に記載 の組成物。
7、化粧用および皮膚科学的に許容される担体または希釈剤と共に、次の一般式 を有するGHL −Cu誘導体:〔グリシル−(3−メチル)−I、−ヒスチジ ル−し−リジン−R〕:銅(n) (上式中、Rは、1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個の炭素 原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、および 6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分から成る群から選択されるか、 またはRはL−プロリル−し−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリンもし くはL−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリンである)を含んで成る皮膚 処置組成物。
8、化粧用および皮膚科学的に許容される担体または希釈剤と共に、グリシル− (3−メチル)−L−ヒスチジル−し−リジン:銅(n)を含んで成る皮膚処置 用組成物。
9、 温血動物において皮下脂肪を増加させる方法において使用される、グリシ ル−(3−メチル)−L−ヒスチジル−し−リジン:6M(n)を含んで成る組 成物。
10、皮膚の真皮、表皮および内皮成分の厚さを増加させる方法において使用さ れる、次の一般式を有するGHL −Cu誘導体二 〔グリシル−し−ヒスチジル−し−リジン−R〕 :銅(ff)(上式中、Rは 、1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個の炭素原子を含むアリ ール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、および6〜12個の炭 素原子を含むアリールオキシ成分から成る群から選択されるか、またはRはL− プロリル−し−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリンt、L<はL−バリ ル−L−フェニルアラニル−L−バリンである)を含んで成る組成物。
11、皮膚の真皮、表皮および内皮成分の厚さを増加させる方法において使用さ れる、グリシル−(3−メチル) −L−ヒスチジル−し−リジン:銅(II) を含んで成る組成物。
12、皮膚の真皮密度を増加させる方法において使用される、次の一般式を有す るGHL −Cu誘導体:〔グリシル−し−ヒスチジル−し−リジン−R〕 : 銅(II)(上式中、Rは、1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜1 2個の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成 分、および6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分から成る群から選択 されるか、またはRはL−プロリル−し−バリル−L−フェニルアラニル−L− バリンモジ<はL−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリンである)を含ん で成る組成物。
13、皮膚の真皮密度を増加させる方法において使用される、グリシル−(3− メチル)−L−ヒスチジル−し−リジン:銅(Ir)を含んで成る組成物。
14、ヒトの表皮中の細胞交替速度を増加させる方法において使用される、次の 一般式を有するGHL −Cu誘導体:〔グリシル−し−ヒスチジル−し−リジ ン−R〕 :銅(IT)(上式中、Rは、1〜18個の炭素原子を含むアルキル 成分、6〜12個の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含む アルコキシ成分、および6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分から成 る群から選択されるか、またはRハL −7”ロリルーし一バリルーし一フェニ ルアラニルーL−バリンもしくはL−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリ ンである)を含んで成る組成物。
15、ヒトの表皮中の細胞交替速度を増加させる方法において使用される、グリ シル−(3−メチル)−L−ヒスチジル−L−リジン:銅(II)を含んで成る 組成物。
16、ヒトの皮膚の美容処置方法であって、次の一般式を有するGHL −Cu 誘導体: 〔グリシル−し−ヒスチジル−し−リジン−R〕:銅(II)(上式中、Rは、 1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個の炭素原子を含むアリー ル成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、および6〜12個の炭素 原子を含むアリールオキシ成分から成る群から選択されるか、またはRはL−プ ロリル−し−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリンもしくはL−バリル− L、−フェニルアラニル−L−バリンである)を含んで成る組成物を皮膚に適用 することを含んで成る方法。
17、ヒトの皮膚の美容処置方法であって、グリシル−(3−メチル)−L−ヒ スチジル−し−リジン:銅(II)を含んで成る組成物を皮膚に適用することを 含んで成る方法。
手続補正書(方式) 平成3年 9月2L日 特許庁長官 深 沢   亘 殿 ■、事件の表示 PCT/US89102590 平成1年特許願第506933号 2、 発明の名称 化粧用および皮膚処置用組成物 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 名称 プロサイト コーボレイション 4、代理人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号6、補正の対象 (1)特許法第184条の5第1項の規定による書面の「特許出願人の住所及び 代表者」の欄(2)明細書及び請求の範囲の翻訳文 (3)委任状 7、補正の内容 (+)[3)  別紙の通り (2)明細書、請求の範囲の翻訳文の浄書(内容に変更なし) 8、 添付書類の目録 (1)訂正した特許法第184条の5第1項の規定による書面             1通(2)明細書及び請求の範囲の翻訳文  各1通(3)委任状及び その翻訳文      各1通(4)証明書及びその翻訳文      各1通 手続補正書(方式) 1、事件の表示 PCT/US89102590 平成1年特許願第506933号 2、発明の名称 化粧用および皮膚処置用組成物 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 名称 プロサイト コーボレイション 4、代理人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番1o号5、補正命令の日付 6、M正の対象 特許法第184条の8の規定による補正書の翻訳文 7、補正の内容 補正書の翻訳文の浄書(内容に変更なし)8、添付書類の目録 (1〕  補正書の翻訳文          fill(2)上申書              1通国際調査報告 III+−−1町jlleN蟲−^−11−Iヒ1舅−情拳−・PCT/US8 9102590国際調査報告 IJs 891XS90 SA    29463

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.化粧用および皮膚科学的に許容される担体または希釈剤と共に、GHL−C uまたは次の一般式を有するGHL−Cu誘導体: [グリシル−L−ヒスチジル−L−リジン▲数式、化学式、表等があります▼〕 :銅(II)(上式中、Rは、1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜 12個の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ 成分、および6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分から成る群から選 択されるか、またはRはL−プロリル−L−パリル−L−フェニルアラニル−L −バリンもしくはL−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリンである)を含 んで成る、皮膚処置用組成物。
  2. 2.前記アルコキシ成分の炭素部分が直鎖である、請求項1に記載の組成物。
  3. 3.前記直鎖がn−オクチル成分である、請求項2に記載の組成物。
  4. 4.前記アルコキシ成分の炭素部分がn−ステアリル成分である、請求項1に記 載の組成物。
  5. 5.前記アルコキシ成分の炭素部分がn−パルミチル成分である、請求項1に記 載の組成物。
  6. 6.前記アリールオキシ成分の炭素部分がベンジル成分である、請求項1に記載 の組成物。
  7. 7.温血動物において皮下脂肪を増加させる方法において使用される、次の一般 式を有するGHL−Cu誘導体:[グリシル−L−ヒスチジル−L−リジン▲数 式、化学式、表等があります▼〕:銅(II)(上式中、Rは、1〜18個の炭 素原子を含むアルキル成分、6〜12個の炭素原子を含むアリール成分、1〜1 8個の炭素原子を含むアルコキシ成分、および6〜12個の炭素原子を含むアリ ールオキシ成分から成る群から選択されるか、またはRはL−プロリル−L−バ リル−L−フェニルアラニル−L−バリンもしくはL−バリル−L−フェニルア ラニル−L−バリンである)を含んで成る組成物。
  8. 8.化粧用および皮膚科学的に許容される担体または希釈剤と共に、グリシル− (3−メチル)−L−ヒスチジル−L−リジン:銅(II)を含んで成る組成物 。
  9. 9.温血動物において皮下脂肪を増加させる方法において使用される、グリシル −(3−メチル)−L−ヒスチジル−L−リジン:銅(II)を含んで成る組成 物。
  10. 10.皮膚の真皮、表皮および内皮成分の厚さを増加させる方法において使用さ れる、次の一般式を有するGHL−Cu誘導体: [グリシル−L−ヒスチジル−L−リジン▲数式、化学式、表等があります▼〕 :銅(II)(上式中、Rは、1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜 12個の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ 成分、および6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分から成る群から選 択されるか、またはRはL−プロリル−L−バリル−L−フェニルアラニル−L −バリンもしくはL−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリンである)を含 んで成る組成物。
  11. 11.皮膚の真皮、表皮および内皮成分の厚さを増加させる方法において使用さ れる、グリシル−(3−メチル)−L−ヒスチジル−L−リジン:銅(II)を 含んで成る組成物。
  12. 12.皮膚の真皮密度を増加させる方法において使用される、次の一般式を有す るGHL−Cu誘導体:[グリシル−L−ヒスチジル−L−リジン▲数式、化学 式、表等があります▼〕:銅(II)(上式中、Rは、1〜18個の炭素原子を 含むアルキル成分、6〜12個の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭 素原子を含むアルコキシ成分、および6〜12個の炭素原子を含むアリールオキ シ成分から成る群から選択されるか、またはRはL−プロリル−L−バリル−L −フェニルアラニル−L−バリンもしくはL−バリル−L−フェニルアラニル− L−バリンである)を含んで成る組成物。
  13. 13.皮膚の真皮密度を増加させる方法において使用される、グリシル−(3− メチル)−L−ヒスチジル−L−リジン:銅(II)を含んで成る組成物。
  14. 14.ヒトの表皮中の細胞交替速度を増加させる方法において使用される、次の 一般式を有するGHL−Cu誘導体:[グリシル−L−ヒスチジル−L−リジン ▲数式、化学式、表等があります▼〕:銅(II)(上式中、Rは、1〜18個 の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個の炭素原子を含むアリール成分、1 〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、および6〜12個の炭素原子を含む アリールオキシ成分から成る群から選択されるか、またはRはL−プロリル−L −バリル−L−フェニルアラニル−L−バリンもしくはL−バリル−L−フェニ ルアラニル−L−バリンである)を含んで成る組成物。
  15. 15.ヒトの表皮中の細胞交替速度を増加させる方法において使用される、グリ シル−(3−メチル)−L−ヒスチジル−L−リジン:銅(II)を含んで成る 組成物。
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