JPH03505663A - ハロアリールニトリル分解性遺伝子、その使用および該遺伝子を含有する細胞 - Google Patents

ハロアリールニトリル分解性遺伝子、その使用および該遺伝子を含有する細胞

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JPH03505663A
JPH03505663A JP63505852A JP50585288A JPH03505663A JP H03505663 A JPH03505663 A JP H03505663A JP 63505852 A JP63505852 A JP 63505852A JP 50585288 A JP50585288 A JP 50585288A JP H03505663 A JPH03505663 A JP H03505663A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ハロアリールニトリル分解性遺伝子、その使用および該遺伝子を含有する細胞 関連出願の相互関係 本発明は1987年1月5日付は出願の国際特許出願PCT/v S 8710 O[144号の部分継続出願であり、前記PCT出願は1986年3月28日付 は出願の米国特許出願第845,882号の部分継続出願であり、さらに前記米 国出願は1986年1月w日付は出願の米国特許出願第817,226号の部分 継続出願であり、これら両者の開示を参考のためここに引用する。
微生物および高等生物の細胞に対し新規な遺伝学的可能性を付与する機会は、新 たな可能性に対する広範な途を切り開いている。1つの領域は、細胞毒性作用に つき利用される各種の薬剤に関する。たとえば、農薬に使用される多くの化合物 は害虫、雑草などの死滅に向けられる。多くの場合、これらの化合物は比較的長 い滞留時間または増大した残留を示しうる。
多くの状況においては、保持すべき種類と死滅させるべき種類とを区別すること が望ましい。たとえば、雑草を選択的に死滅させる一方、作物に対し最小の感作 用を示すことがしばしば望ましい。大抵の場合、広スペクトル除草剤の多くは作 物に対し顕著な有害作用を示し、したがってその使用は主として発芽前の使用ま たは慎重な発芽後の使用に制限される。
したがって、たとえば細胞毒性剤のようなストレスに対し耐性にするよう生存細 胞を改変しうろことに極めて興味がある。
関連文献の説明 米国特許第4,535,060号公報は、グリホセート(glyl)hO8at e)感受性細胞に対しグリホセート耐性を付与するための細菌aroA遺伝子の 使用を記載している。スーおよびキャンバ−、キャナディアン・ジャーナル・マ イクロバイオロジー(197B)、第22巻、第537〜543頁は、土壌補充 培養物からのイオキシニル分解体の分離を記載している。スーおよびクレムソン 、ディサチージョン・アブストラクト・インターナショナル、第B3B巻(19 7B)、第8号、第3708頁は、3.5−ジハロゲノ−4−ヒドロキシベンゾ ニトリルの1群の除草剤における微生物分解を記載している。イングラムおよび プリン、ペスチシド・サイエンス(1’974)、第5の持続性を記載している 。スミス、アブストラクト・ミーティング・ウイード・ソサエティ・アメリカン (1971)、第16〜17頁は、レジャイナ重質粘土におけるブロモキシニル の分解を記載している。スミスおよびフレッチャー、ホルチカルチャー・リサー チ(1964)、第4巻、第60〜62頁は3.5−ジハロゲノ−4−ヒドロキ シベンゾニトリルおよび土壌微生物につき報告している。
ニトリラーゼ、これらニトリラーゼをコードする核酸配列、ニトリラーゼ遺伝子 が外来性である所望の宿主により識別される制御遺伝子の転写および翻訳制御の 下でこの種のニトリラーゼをコードする遺伝子を含有した構築物、この種の構築 物を含有する宿主細胞、並びにこの種の構築物を含有する生物および生物部分も しくは生産物が提供される。ブロモキシニル−および/またはイオキシニル−特 異性ニトリラーゼは、ブロモキシルおよび関連除草剤を含有する生育地を解毒す ると共に、この種の除草剤の細胞毒性作用から宿主細胞を保護するための用途を 有する。構築物は、この構築物を含有する宿主細胞とこの種の構築物を含有しな い宿主細胞とを区別する用途を有する。
本発明によれば、ハロゲン化ヒドロキシベンゾニトリル、特に3.5−ジブロモ −もしくは3.5−シイオド−4−ヒドロキシベンゾニトリルの加水分解に関係 する新規なりNA配列、構築物、形質転換細胞、植物およびペプチドが提供され る。本発明は、ニトリルの除草剤活性を解毒すると共に除草剤に対し感受性の細 胞もしくは宿主に対し保護を与え、或いは除草剤で汚染された環境を解毒するよ うニトリルを加水分解しつる酵素を産生させることに関する。
興味ある構造遺伝子は、ベンゾニトリルを窒素源として使用し得、通常ベンゾニ トリルを唯一の窒素源として使用しうることが示された単細胞微生物、特に細菌 から得ることができる。
以下ベンゾニトリルもしくはニトリラーゼの説明に関し、ベンゾニトリルはハロ ゲン化p−ヒトIロキシベンゾニトリル、特に3.5−シイオド−もしくは3. 5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンゾニトリルとし、かつニトリラーゼはこの種 のハロゲン化ベンゾニトリルを窒素源として使用しうる。特にその唯一の窒素源 として使用しうるニトリラーゼとすることを意図する。
酵素は、種々異なる方法で便利にはブロモキシニルもしくはイオキシニルを含有 する環境に天然に存在する細菌から得ることができる。特に腸内細菌、一層特定 的には菌種クレブシェラできる。土壌から分離することなく、生物は順次増大す る濃度のベンゾニトリルと減少量の代替窒素源とにおいて、ベンゾニトリルを唯 一の窒素源として使用しながら生存する生物が得られるまで、土壌もしくはその 他の培地で増殖させることができる。
ニトリラーゼを含有する細菌の出所とは無関係に、ニトリラーゼがベンゾニトリ ルの解毒に効果的となるよう確保すべくスクリーニングを行なわねばならない。
さらにニトリラーゼは、ハロゲンを持たず他の置換基などを有する他の同族体で はなくベンゾニトリルに対し特異性を有しなければならない。したがって、本発 明のニトリラーゼは上記ベンゾニトリルに対し特異性であり、かつ同族体に対し 比較的不活性であり或いは同族体に対し活性が実質的に低い。望ましくは、増殖 速度に顕著な低下が存在してはならず、すなわち同等な濃度における窒素源とし てのベンゾニトリルと対比して、たとえばアンモニアのような通常の窒素源の存 在下で約1096未満の細菌増殖の低下を示すものとする。このような結果は、 特定されないベンゾニトリルでは観察されない。
1種もしくはそれ以上の宿主菌株が固定されたら、ニトリラーゼ子は、染色体も しくはプラスミドに存在し得る。ゲノムを特に制限エンドヌクレアーゼにより断 片化することができ、ここで1種もしくは複数のエンドヌクレアーゼを用いて約 5〜50kbの範囲の断片を形成することができる。これらの断片を便利な細菌 (たとえば大腸菌)に適当なベクターでクローン化させると共に、得られた形質 転換体をニトリラーゼ活性につきスクリーニングすることができ、その際宿主生 物は陰性バックグラウンドとなる。
1種もしくはそれ以上のクローンがニトリラーゼ活性を有すると確認された後、 所望のDNA断片、プラスミドもしくはウィルスを含有する染色体外の要素をた とえば宿主の溶菌、DNAの沈澱および染色体DNAからのベクターDNA、プ ラスミドもしくはウィルスDNAの分離のような慣用の技術により分離すること ができる。次いで染色体外の要素をエンドヌクレアーゼ制限により切断し、所望 の断片を種々異なる寸法の断片の分離および堵定に関する各種の技術、たとえば 電気泳動、密度勾配遠心分離などによって分離することができる。
よびその側方(flanking)制御領域の寸法に一層近似するよう寸法を減 少させる。酵素をコードする配列およびその制御側面配列を持った断片を処理す るには種々の技術が存在する。種々異なる反応混合物における種々異なる制限酵 素による部分切断を用い、次いでこれら断片をクローン化して、どの断片がまだ ニトリラーゼの発現を与える能力を保持するかを決定することができる。
或いは、酵素を分離しかつ部分的に配列化することもできる。
アミノ酸配列に基づきプローブを作成し、次いでこれを用いて酵素切断と組合せ ることにより、これら断片をクローン化しかつ所望遺伝子の存在にっきスクリー ニングすることができる。
さらに、たとえばBal 31のようなエキソヌクレアーゼを用いてヌクレオチ ドを断片の1つの端部もしくは両端部から除去することにより、余分なヌクレオ チドの個数をさらに減少させることができる。
或いは、遺伝子を適当な宿主にクローン化させ、かつメツセンジャRNAを適当 なインビトロもしくはインビボの翻訳系、たとえばツメガエル(Xenopus )卵母細胞もしくは細網分解物−ニングして分離することができる。次いで、分 離されたメツセンジャーを用いて、逆転写酵素およびDNAポリメラーゼによる 相補連鎖の形成を含む慣用の技術によりDNAを作成することができる。この場 合、得られる構造遺伝子は、転写に関連する制御領域を欠如する。
両者を切除したり或いは5′−もしくは3′−末端を延長させたりする種々の方 法で改変することができる。一般の25個以下、より一般的には約20個以下の コドンが天然産ニトリラーゼに関与する。ニトリラーゼは50個程度、一般には 約30個以下のアミノ酸だけ延長することができる。置換と切除と延長との組合 せを用いることもできる。このように、遺伝子を種々の方法で処理して、プラス ミドなどの操作において便利となるよう酵素の特性を変化させることができる。
ニトリラーゼを発現する構造遺伝子を持ったDNA配列を広範な種類の他のDN A配列に結合させて、適当な宿主細胞中に導入することができる。相手方の配列 は宿主の種類、宿主中へのDNA配列の導入方法、およびエピワームとしての保 持もしくは一体化が望ましいかどうかに依存する。
原核宿主については、形質転換、接合、形質導入またはトランスフェクション原 核宿主中へのDNA配列の導入のために使用しうる広範な種類のベクターが存在 する。DNA配列はたとえばpBR322,pAcYc184. pMB9.  pRK290などの広範な種類のプラスミド;コスミド、たとえばI)VKlo o 、またはウィルス、たとえばP22などを包含する。
真核宿主については宿主中へのDNA導入に関し広範な種類の技術を用いること ができ、たとえば非複製DNA配列、プラスミドもしくは微小染色体を含むCa   −沈澱されたDNAによる形質転換、アグロバクテリウムにおけるT−DN A含有配列での形質転換、マイクロピペットによるマイクロインジェクションま たはエレクトロポレーションを用いることができる。
コンピテント複製系がDNA構造に存在するかどうかに応じて、DNAをエビソ ーム要素として複製させうるか或いはDNAを宿主ゲノム中に組込んで構造遺伝 子を宿主にて発現させうるかどうかが決定される。宿主に対し致命的でない腫瘍 誘発性プラスミド、たとえばTiもしくはRiまたはその断片もしくはウィルス 、たとえばCaMV、TMVもしくはその断片のようなエピソーム要素を用いる ことができ、ここで構造遺伝子はその構造遺伝子の発現が可能な形でそのような エピソーム要素に存在する。特に興味あるものは、複製機能を有するがたとえば 発癌性、毒性などの他の機能を欠如した断片である。
ニトリラーゼ源から得られる断片は、適当なりローニングベクターを用いてクロ ーン化させることができる。クローン化は、適当な単細胞微生物、たとえば大腸 菌のような細菌で行なうことができる。望ましくは、部分もしくは完全消化がほ ぼ所望の寸法を有する断片を形成するようなコスミドを用いることができる。た とえば、コスミドpVK100を適当な制限酵素で部分消化し、プラスミド、染 色体またはその断片の部分もしくは完全消化から得られた断片に結合させること ができる。パッケージングは、所望寸法の断片のみのパッケージと、宿主生物中 への形質導入を確保するものとする。
宿主生物は、ベンゾニトリル耐性につき選択することができる。受容体菌株を改 変して、形質導入体の選択を可能にする適当な遺伝的特徴を付与することができ る。微生物においては、形質導入体を用いて所要に応じ移動性プラスミドの使用 により他の微生物に接合させることができる。ニトリラーゼ用の構造遺伝子を有 する断片の寸法をさらに減少させるには、種々の技術を用いることができる。た とえばコスミドベクターを分離し、ター、便利には従前に使用したコスミドベク ターにクローン化させることができる。コスミドベクターの代りに、たとえばp AcYc177およびpAcYc184のような小寸法の各種のクローン化ベク ターを用いることもできる。かくして、好ましくは約5kb未満、一般に約4k b未満、より好ましくは約2kb未満の断片をクローン化させて、ベンゾニド・ リル耐性を与えることができる。
望ましくは、断片は約1kbおよび約5kb未満、好ましくは約4kb未満、特 に少なくとも約1047bp、より詳細には少なくとも約ttoobp、好まし くは約1.5kb未満の側方領域を含むものであである。
5′−末端にて約5個のコドンまでおよび3′−末端にて約10個のコドンまで ニトリラーゼ遺伝子を切除すること或いは約50個まで、一般に約30個以下、 好ましくは20個以下のコドンを5′−および3′−末端に付加することに特に 興味が持たれる。
かくして、得られる酵素は天然産の酵素とは多くとも50個程度のアミノ酸、よ り一般的には約30個以下のアミノ酸、好ましくは約25個以下のアミノ酸だけ 相違し、これは置換と延長と切除との組合せを含む。
ニトリラーゼ酵素は細菌、酵母、糸状カビ、植物細胞などを包含する原核もしく は真核の任意便利なものにより発現させることができる。分泌が得られない場合 、酵素は細胞を溶解させかつニトリラーゼを公知方法で分離することにより単離 することができる。有用な方法はクロマトグラフィー、電気泳動、アフィニティ ークロマトグラフィーなどを包含する。便利には、ブロモキシニルを適当な官能 基(たとえばカルボキシル基)を介して不溶性支持体に結合させ、これをニトリ ラーゼの分離用のバッキングとして使用することができる。
ニトリラーゼ比活性は、バー杉−によりバイオケミカル・ジャーナル(1977 )、第167巻、第685〜692頁に記載されたような条件下で少なくとC約 0.1μモルアンモニア/min/■蛋白、一般に少なくとも約0.5もしくは それ以上である。
積装された酵素は、各種の方法で使用することができる。これはブロモキシニル 、イオキシニルまたはその他の関連ベンゾニトリルに関する分析に直接使用する ことができる。或いは、この酵素は興味ある分析物、たとえばハブテンまたは抗 原に結合させ或いは抗体に結合させることにより診断分析におけるラベルとして 使用することもでき、この種の分析は米国特許第されている。結合方法および分 析物の濃度決定はこれら特許公報に極めて詳細に記載されており、その開示の適 当な部分を参考のためここに引用する。
ニトリラーゼをコードするD N A配列は、各種の方法で使用することかでき る。DNA配列は、野性型または突然変異ニトリラーゼを分離するためのプロー ブとして使用することができる。或いは、このDNA配列は、組換えにより宿主 中に一体化して、この宿主に対しベンゾニトリル耐性を付与するために使用する こともできる。
植物細胞の場合は、構築物の一部としての構造遺伝子を組換えにより植物ゲノム 中へ一体化させるべくミクロピペット注入により植物細胞核に導入することがで きる。或いは、構造遺伝子を植物宿主細胞に導入するため、エレクトロポレーシ ョンセ用いることもできる。植物宿主により識別されない制御信号を持った出所 から構造遺伝子が得られた場合は、適当な制御信号を発現用に導入する必要があ る。ウィルスもしくはプラスミド、たとえば腫瘍誘発性プラスミドを用いかつマ ツピングされていここに構造遺伝子をプロモータから適当な距離にて挿入するこ とができる。DNA配列が適当な制限部位を与えない場合は、たとえば旺シ31 のようなエキソヌクレアーゼにより種々の時点で切断し、かつ合成制限エンドヌ クレアーゼ部位(リンカ−)を挿入することができる。
腫瘍誘発性プラスミド、たとえばTiもしくはRiを使用し、ここでニトリラー ゼ遺伝子を植物細胞の染色体に一体化させることに特に興味が持たれる。Ti− プラスミドおよびRi−プラスミドの使用に関する説明はPCT特許出願WO3 4102913号、02919号および02920号、並びにEPO出願第01 16718号、並びにマツヶおよびチルトン、ジャーナル・モレキュラーアプラ イド・ジエネチクラス(1981)、第1巻、第39〜49頁に見ることができ る。
植物宿主により識別される開始および停止のための転写および翻訳制御信号の下 でニトリラーゼ構造遺伝子を含む発現カセットに境界が隣接(f’1ink)す る場合、T−DNA右側境界または画境界を用いることにより、発現カセットを 植物ゲノム中に組込んで種々の分化段階にてニトリラーゼ酵素を植物細胞中に発 現させることができる。
種々の構築物を作成して、植物細胞中に発現させることができる。これら構築物 は、植物宿主中にニトリラーゼを発現させるべく植物中にて機能する発現カセッ トを与える。
転写を行なうには、構成的または誘発性のいずれかである各種の転写開始領域( プロモータ領域)を用いることができる。
転写開始領域はニトリラーゼをコードする構造遺伝子に結合を欠失している開始 コドンの約200塩基の内部にて転写を開始させる。
構造遺伝子の3′−末端は1個もしくはそれ以上の停止コドンを有し、これらを 植物宿主中で機能する転写停止領域に結合させ、この停止領域は開始領域と同じ または異なる構造遺伝子と結合することができる。
発現カセットは、開始領域と、この開始領域の転写制御下にある構造遺伝子と、 必要に応じ転写の停止及びメツセンジャーRNAのプロセッシングをもたらす停 止領域とを転写方向に有することを特徴とする。
転写および翻訳制御領域としては、ニトリラーゼ遺伝子の構成的発現を可能にす るオピン(opine)プロモータおよびターミネータ領域を好適に用いること ができる。或いは、他のプロモータおよび/またはターミネータ、特に植物宿主 にて誘発性発現もしくは制御発現を与えるプロモータを用いることができる。
Ti−プラスミドからの使用しうるプロモータ領域はオピンプンシンターゼプロ モータ、アグロビンシンターゼプロモータ、マンノビン(mannopine) シンターゼプロモータなどを包含する。
他のプロモータはウィルスプロモータ、たとえばCaMV領域Vlプロモータも しくは全長(35S)プロモータ、リブロース−1,5−ビスホスフェートカル ボキシレート、たとえば小サブユニット遺伝子に関連するプロモータ、ファセオ リン、蛋白貯蔵、B−コングリシニン、セルロース形成に関連する遺伝子に関す るプロモータなどを包含する。
種々の配列を便利な方法で合体させることができる。プロモータ領域は構造遺伝 子(たとえばオビン遺伝子)から5′に位置する領域により同定することができ 、さらに制限地図化および配列決定により選択しかつ分離することができる。同 様に、ターミネータ領域は、構造遺伝子から3′の領域として分離することがで きる。これら配列をクローン化させ適正な向きで結合させて、植物宿主にてニト リラーゼ遺伝子を構成的に発現させることができる。
ニトリラーゼ酵素を発現する機能遺伝子を導入して作用植物細胞を改変すること により、広範な種類の作物につきブロモキシニル、イオキシニルまたは同類の除 草剤を、雑草を実質的に完全または完全に除去すると共に作物には比較的影響を 与えないよう確保する濃度で使用することができる。このようにして、肥料およ び水を一層効率的に利用しうる相当な経済性を達成することができ、さらに雑草 の存在により生ずる悪影響を回避することができる。
ニトリラーゼ酵素を発現する発現カセットはトウモロコシ、小麦、大豆、タバコ 、綿、トマト、馬鈴苫、油菜(Brass tea)、稲、落花生、ペチュニア 、ヒマワリ、甜菜、芝生などを包含する単子葉および双子葉の両者を含む広範な 種類の植物に導入することができる。遺伝子はカルス、組織、根、塊根、零余子 、苗木、種子、葉、実生、花粉などを包含する細胞もしくは植物部分に存在する ことができる。
ベンゾニトリル耐性植物を与えることにより、広範な種類の組成物を用いて雑草 から作物を保護し、作物成長を向上させると共に栄椿品減少させることができる 。たとえばブロモキシニルだけを用いて雑草を発芽後抑制すると共に、たとえば ヒマワリ、大豆、トウモロコン、綿などの作物を安全にすることができ、或いは 他の物質と組合せた組成物として使用すること0.1〜4ポンド/ニーカー、好 ましくは0.2〜2ポンド/ニーカーのブロモキシニルを放出させ、ここには他 の除草剤を約0.1〜4ボンド/ニーカーの活性成分を放出する量にて存在させ る。組成物はたとえば洗剤、アジュバント、展延剤、付着剤、安定剤などの他の 添加剤を含む。組成物は湿潤もしくは乾燥した組成物のいずれであってもよく流 動性粉末、乳化性濃厚物および液体濃厚物を包含し、これらは当業界で周知され ている。
除草剤溶液は、たとえば噴霧、潅厩、散布などにより便利な方法で施すことがで きる。
以下、限定はしないが例示として実施例を示す。
制限酵素および結合用のT4リガーゼを、製造業者の推奨にしたがって用いた。
クローン化および分子分析における標準法は、マニアチス等(1982)、モレ キュラ・クローニング:ラボラトリ−・マニュアル、コールド・スプリング−\ −ツクー・ラボラトリ−、ニューヨークにしたがって行なった。クローン分析は 、イシューホロビッツ等、ヌクレイ・ツク・アシ・ソド・リサーチ(1981) 、第9巻、第2989〜2998頁に記載されたように行なった。
全てのクローン化実験は大腸菌菌株MM294を用いた[)翫ナノーン、モレキ ュラ・バイオロジー(1983)、第168巻、第557〜80頁]。
使用する場合、抗生物質のレベルには次の通りとした二〇m(クロラムフェニコ ール)25μg/ml;Te(テトラサイクリン)10%g/ml ; A p  (ペニシリン) 300 μg/ml。
大腸菌におけるプラスミドDNAの形質転換は、マンデルおよびヒガ、ジャーナ ル・モレキュラ・バイオロジー(1970)、第53巻、第159〜162頁に したがって行なった。
ブロモキシニルで汚染された土壌試料からの細菌分離物を分離しかつスクリーニ ングした。この生物の1種は、クレブシェラ・ニューモニア亜種オゼナエと同定 された。上記生物からのブロモキシニル特異性ニトリラーゼの部分精製および特 性化により、34kDalの見掛は分子量を有する活性酵素を生成した。
固体り一寒天にてに、オゼナエの副培養を反復してブロモキシニルを唯一の窒素 源としてもはや使用しえない変種を分離し、その際この変種生物を1Ω当りK  H2P O4(1、5g )とに2 HP 4  (3−5g )とM g S  O47H20(0,1g )と酵母抽出物(50+ng)とクエン酸塩、グリ セリンおよびコハク酸塩のそれぞれ0,1%と微量要素とを含有する所定の液体 培地でバーネットおよびイングラハムによりジャーナル・アプライド・バクテリ オロジー(1975)、第18巻、第1’(1〜143頁に記載されたように増 殖させた。この培地は従来、YETEマルチカーボン培地として知られている。
このYETEマルチカーボン培地は0.05%のブロモキシニルを含有した。こ の生物はブロモキシニルを唯一の窒素源として利用しなかったが、0.05%の ブロモキシニルを含有するし一ブロスにて充分な密度まで増殖し、た。K、オゼ ナエ変種コロニーを選択し、10m1のし一ブロスで増殖させた。さらに、3種 の独立したに、オゼナエコロニーをブロモキシニルを含有するLBプレートから 選択して同じ条件下で増殖させた。これらの同し4種のに、オゼナエコロニーを 、0.05%のブロモキシニルが補充された10m1のL−ブロスで同時に増殖 させた。培養物を最高密度まで30℃にて増殖させ、各培養物からイシューホロ ビッツ等の方法[ヌクレイツク・アシド・リサーチ(1981)、第9巻、第2 989頁]によってミニプレツブ・プラスミドDNAを作成した。未消化のプラ スミドDNAを0.596アガロースゲルにて電気泳動にかけ、臭化エチジウム 染色によりブラスミドノくンドを可視化させた。
K、オゼナエ変種生物は、ブロモキシニルの存在下もしくは不存在下のいずれて も増殖する単一のプラスミド種類(寸法1’18kb)を示した。3種のに、オ ゼナエコロニーは、0.05%ブロモキシニルの存在下で増殖させた場合、より 大きいプラスミド種類(90kb)を示した。ブロモキシニルの不存在下で両種 類のプラスミドは3種のに、オゼナエコロニーのうち2種に存在する。このデー タはより大きいプラスミド種類からより小さい形態への変換を示すと同時に、ブ ロモキシニルを選択しなければ約22 k bのプラスミドDNAを喪失するこ とを示している。
4種のコロニー全てを、0.05%ブロモキシニルを含有する200 mlのし 一ブロスで増殖させた。細胞をフレンチプレスで破壊し、高速度で上澄液を0. 05M K P O: 2.5mMジチオスレイトール(DTT)を含有する緩 衝液(pH7,5)に対し透析し、さらに個々の粗抽出物をブロモキシニル特異 性ニトリラーゼ活性につき分析した。1つのK、オゼナエ変種から作成された粗 抽出物は検出しうるニトリラーゼ活性を持たなかったのに対し、他のに、オゼナ エの粗抽出物はそれぞれ0.124 、0.105および0.143μモルN  H,/a+tn /mg蛋白のニトリラーゼ比活性を示した。
細胞(200ml)を、0.1%のグルコースと0.04%のブロモキシニルと を含有するM9培地[ミラー(1972)、エキスベリメンツ・イン・モレキュ ラ・ジエネチクラス、コールド・スプリング・ハーバ−・ラボラトリーコにて中 間対数増殖期まで30℃にて増殖させた。細胞破壊、超遠心分離および0.05 MのK2O2および2.5IDMのDTTを含有する緩衝液(pH7,5)にお ける上澄液の透析によって、粗抽出物を作成した。全ての分析において基質濃度 は3mMのブロモキシニルとした。ハーバ−、バイオケミストリー・ジャーナル (1977)、第167巻、第685〜692頁にしたがってNH3の放出を監 視した。ブロモキシニルを含有するし一ブロスにてに、オゼナエ変種が増殖する 能力は、化合物に対する生物の後天的な非透過性をもたらし得る。しかしながら 、この生物はブロモキシニルを唯一の窒素源として用いると所定の培地で増殖で きない。
要するに、K、オゼナエのニトリラーゼはプラスミドにコードされると思われる 。該酵素をコードする遺伝子は、プロモキシラ 忙シル選択のない場合、K、オゼナエプラスミドから自然に喪失する22kbの プラスミドDNA断片に存在すると思われる。
0.05%ブロモキシニルの選択下に増殖させたに、オゼナエからのプラスミド DNAを作成し、かつこのDNAを大腸菌株MM294(thi 、 gyr  A96. endl−、hsd R17)に形質転換された。これら形質転換体 を窒素欠乏した(N−)の固体アガロース最小培地(1ρ当りKH2PO4(1 ,5g)とに2HPO4(3,5g)とMg50  ・7 R20(0,1g  )と0.1%グルコースとを含有する)にてo、osogのブロモキシニルを唯 一の窒素源として添加することにより選択した。5日間培養した後、10個のコ ロニーが選択プレート上に出現した。これらのコロニーを0.05%のブロモキ シニルを含有するし一寒天プレート上に再塗沫し、MM294におけるチアミン 栄養要求性マーカーの存在につき試験した。これらコロニーはいずれもチアミン の不存在下では最小培地にて増殖せず、この菌株が大腸菌MM294であること を示した。全コロニーはチアミンと唯一の窒素源として0.05%のブロモキシ ニルとが補充されたM9培地にて増殖することができた。
ブロモキシニルの不存在下では、この培地にて増殖は観察されなかった。これら コロニーのうち2種をさらに分析用に選択した。90kbプラpミドを含有する 大腸菌MM294の粗抽出ン調製物をブロモキシニル特異性ニトリラーゼ活性に つき分析した場合、0.218μモル放出NH3/min /mgの比活性が得 られた。より小さい種類のプラスミドを含有する大腸菌MM294は、検出しう るニトリラーゼ活性を示さなかった。大腸菌における大きい90(68kb)を pBr”%−1Δと命名した。
ニル特異性ニトリラーゼ反応の結果として適当な代謝物を産生ずることを確認す るため、MM294(pBr f 1 )の2ml培養物を0.05%ブロモキ シニルが補充されたM9培地にて30℃で24時間増殖させた。培養物の濾液試 料をCl8HPLCカラムでクロマトグラフにかけた。培養濾液における投入さ れた全ブロモキシニルは、新たな代謝物ピークまで変換された。代謝物ピークの 確認をスペクトル分析により行なって、3′、5’−ジブロモ−4−ヒドロキシ 安息香酸(DBHB)であると決定された。したがって大腸菌におけるブロモキ シニル特異性プラスミドでコードされるニトリラーゼ発現の産生物は、K、オゼ ナエにつき観察されたものと同じである。
ブロモキシニル特異性酵素をコードするDNA断片が大腸菌にクローン化させう るかどうかを決定するため、プラスミドターpAcYc184 [チャンダおよ びコーエン、ジャーナル・バクテリオロジ−(1978)、第134巻、第11 41頁]のBarAHI部位に結合させ、かつ大腸菌株MM294に形質転換さ せた。pAcYc184のサイクリン感受性の10種の財294コロニーを選択 し、ミニブレツブ・クローン分析DNAを作成し、かつこのDNAを後に残留す るDNA断片に一致する。10種のクローンを全て20#μg/mlのクロラム フェニコールの存在下(プラスミドにつき選択するため)で200 mlのし一 ブロス中にて増殖させ、粗抽出調製物を得、ブロモキシニル特異性ニトリラーゼ 活性につき分析した。37kbBai Hl断片を含有する4種のクローンは0 .140 uモル放出NH3/mjn /mg蛋白の範囲のニトリラーゼ比活性 を示したのに対し、他の6種のクローンにはニトリラ−ゼ活性が検出されなかっ た。このデータは、ブロモキシニル特よびブロモキシニル選択のない場合に自然 に喪失される22kbのつ0.07%アガロースゲル上で電気泳動にかけた。プ ラスミド″L1 pBr a 1およびpBr−)21ΔのEco RI切断物を合したものも分 乙 pBr〆3から自然に除去される22kbD N A断片に対し内部であること も確認された。これらEco R1断片の寸法はそれぞれ18kb、 3kbお よび1.9kbである。ブロモキシニル特異性ニトリラーゼをコードする遺伝子 は、このニトリラーゼ構造遺伝子が大腸菌のブロモキシニル特異性ニトリラーゼ の位置につき検ブロモキシニル特異性ニトリラーゼは大腸菌におけるペリプラズ ム酵素である トルエン処理細胞(L−ブロス)       o、g29リゾチーム処理細胞 (L−ブロス)      0.7913全細胞(L−ブロス)             0.770全細胞(L−ブロス+BrX 1 )        1 .25全細胞CM9)               0.950全細胞<M  9 +BrX 1 )           1.45全細胞/pAcYc11 14 (M 9 )          0培地にて5mlの培養物として37 ℃で定常期まで増殖させた。
培養物は20Mg/mlのクロラムフェニコールを示した場合物から1mlを採 取し、ニトリラーゼ緩衝液(0,1MKPO4、pl+7.5)で1回洗浄し、 かつ菌体をこの同じ緩衝液0.1 mlにリー・ジャーナル(1977)、第1 67巻、第685〜692頁にしたがい基質としての3mMブロモキシニルを用 いて或いは用いずにニトリラーゼ活性につき分析した。
b二μモルNH/11in/mg蛋白は1.4のO,D、0o−10菌体/m1 =150μgであるとして決定された。
これらのデータは、ニトリラーゼ酵素の細胞位置がペリプラズム空間であること を示す。第2の観察は酵素が培地中のブロモキシニルの不存在下に発現されるこ とであり、これは酵素発現にブロモキシニル誘発か必要とされないことを示唆す る。
ブロモキシニル特異性ニトリラーゼの再精製に、オゼナエニトリラーゼの精製を さらに行なって、次の結果を得た。
第2表 ブロモキシニル特異性ニトリラーゼの大腸菌からの精製(出発物質6g細胞) 粗抽出物aJ、00m1 210o+g    1g、15   0.0863 5−50% NH45048m1 8311g   2B、77   0.250EAE セファデックス  56m1  19+ng    15.52   0.82 0a:菌体は、0.04%のブロモキシニルとグルコースとを含有するM9培地 にて30℃で中間対数増殖期まで増殖させた。粗抽出物は細胞破壊、超遠心分離 および0.05M  K P 04(pl+7.5)および2.5mMDTTを 含有する緩衝液に対する透析により作成した。基質濃度は、全てのニトリラーゼ 分析において3IIIMとした。
b=μモルN H3/ min / mg。
2.5 cd X 10cm0カラムを、0.05%K P 04(+)87. 5)と2.5mM試料入れ、カラムを上記カラム緩衝液における0、02M−0 ,40MNaCf1の300 ml直線濃度勾配で展開した。IMのNaCΩを 含有する緩衝液を濃度勾配の最後に施した。5mlの各フラクションを集め、1 つおきのフラクションの0.075 mlアリコートについてニトリラーゼ活性 を分析した。単一ピークの酵素活性が0.22Mの塩にて溶出した。投入ニトリ ラーゼ活性の約75%が活性フラクションに回収された。
DEAEカラムからのニトリラーゼピークを含むフラクションを0.02MのK  P 04(pH7,5)に対し透析すると共に、各フラクションの50Mg  (6μgの蛋白)を11.25%の変性用レムリゲルに施した。DEAEカラム からの活性ピークに相当する濃縮蛋白バンドは、分子量341口00のポリペプ チドである。活性カラムフラクションにより、他のポリペプチドは濃縮されなか った。これらのデータは、ブロモキシニル特異性ニトリラーゼが約34,000 の分子量を有するポリペプチドおよびおそらく単一遺伝子の生産物であることを 裏付ける。
前記と同様に大腸菌中に形質転換させた。プラスミドを常法で分離し、かつBg l nで切断して約6.7kbの断片を得、これはpAcYc184ベクターに 挿入されたままであった。次いで、分離さ1)ACYC177(3,7kb)   [チャンおよびコーエン、ジャーナル、バクテリオロジ−(197g)、第1 34巻、第1141〜1156頁]に挿入した。
ペニシリン耐性を与える得られたプラスミドを上記と同様に大腸菌中に形質転換 させ、かつ形質転換体をペニシリン選択培地は3.9kb断片上にニトリラーゼ 遺伝子を有する。
切断されたpUc18  [ヤニシューベロン等、データ(1985)、第33 巻、第103〜119頁]に挿入した。得られたプラスミドを大腸菌中にクロー ン化させ、かつニトリラーゼ活性につきスクリーニングした。1種のクローンは 5.3kbのプラスミドpBr&9をを得た。このPst l−H1ncII断 片をサンガー等の方法[プロシーディング・ナショナル・アカデミ−・サイエン ス・USA(1977)、第74巻、第5463ル5468得られた配列(コー ドされた適するアミノ酸をも含む)を下記配列に示す。
CTにCAII;GATAGTAGCGにCTrGkAGA(、GATACGC TCTTrGにCCAGCCATCAAAATAAGGCに`TnTC Met  Asp  Thr Thr  Phe  Lyz  ^1& 人1a   Ala  Val  Gin  Alm  にlu  oro  Val   τrp  Mee  Asp  Ala  ^1晶155                              1B5Asn  Arg  Chi n  Arg  C1n  Pro  Ala  Vat  Ser  Glu 、Val  Ice  Aip@ Ser  Asn  C1y  Asp   C1u  Asp  Pr口^rg^1xALaCysGluPro人sp(: 1uにlyAspArgGluVatValIleSerThrAlaILeC 1y5′−および3′−非コード側方領域を実質的に持たないにより植物発現カ セット中へ導入することができる。
pcGN451はオクトビンカセットを含み、このカセットはEc。
R1リンカ−を介し遺伝子の3′末端に融合した5′−非コード領域の約15a ebpと3′−非コードDNAの約1349bpとを有する。
pTi対応物は、バーカー等、プラント・モレキュラ・バイオロジー(1983 ) 、第2巻、第335頁に規定されたように、3領域につき11 、207〜 12.823でありかつ5′領域につき13,643〜ブクロ一ン化断片をプラ スミドpcGN407としてpBR322にクロージョンをクローン化させかつ 配列決定した。1つの場合、全コード領域と5′非翻訳配列の1.Obpとが除 去されて、5′非転写領域、1RNAキャップ部位及び5′非翻訳領域(Bam  H1部位まで)の18bpとを完全のまま残した。7%アクリルアミドゲルで の寸法分別により、この小さい断片を得ると共に、長さ約130bpのこれら断 片を溶出させた。この寸法分別されたDNAをM13IIlp9に結合させ、か つ数種のクローンを配列決定し、この配列をオクトビンシンターゼ遺伝子の公知 配列と比較した。M1B構築物をpI4と命名し、このプラスミドをBam H IおよびEe。
R1で切断して小断片を得、これをpT+A6 [ガルフィンケルおよびネスタ ー、ジャーナル・バクテリオロジ−(1980) 、第のプラスミドは、DNA ポリメダーゼIにより充填された単一のおいて、puc sとは相違する。得ら れたプラスミドpccN451は、蛋白コード配列を5′−非コード側方領域( これはT−DNAの右側境界を含む5′非転写配列の1.550bpとmRNA キャップ部位と5−非翻訳配列の16bpとを含有する)と3′領域(これはコ ード領域の267bpと停止コドンと3′非翻訳DNAの196bpとポリ八部 位と3′非転写配列の1.153bpとを有する)との間に挿入するをプラスミ ドpcGN517に挿入し、これはテトラサイクリン耐性遺伝子とカナマイシン 耐性遺伝子とを有する。pcGN517は、唯ン(1982) 、第19巻、第 259頁]から導入することによりp)IC79[ホーン、ジーン(1980)  、第11巻、第291頁]から作成した。pcGN517をpal  Iで切 断し、かつXho I断片を唯一の跳し1部位に挿入した。
さらに、Xho I断片を第2のプラスミドpCGN 529に挿入した。
pCGN529は、Tn5[oススタイン等(1981) 、ムーバブル・ジー バー・ラボラドリース、コールド・スプリング・ハーバ−、ニューヨークコから のKan 7遺伝子の挿入によりpAcYc184から作成し、pRiA4   T−LDNA [ホワイトおよびネスター、ジャーナル・バクテリオロジー(1 980) 、第144巻、第710頁]がらのした。
517およびpCGN529のそれぞれに挿入して、2種のプラスミド1)Nl およびpN2を生成させ、これらを用いてそれぞれA、ツメファシェンスもしく はA、リゾゲネスに導入することによりTi−もしくはRi−プラスミドのT− DNAに組込んだ。各プラスミド中への組込みはコマイ等、プラスミド(198 3)第10巻、第21〜30頁に記載されたように3一方向接合で達成すること ができる。プラスミドpRK2073 、pNlもしくはpN 2n有する大腸 菌宿−ナル・バクテリオロジ−(1980) 、第144巻、第732頁コもし くはA、リゾゲネスA4T (ホワイト、上記(1980) 、第144巻、第 710頁]の1晩培養物を1晩培養し、がっ適当な培養物を混合すると共に、1 5C1ug/mlのカナマイシンを含有す特表平3−505663 (12) るABプレート上に展延した。単一のコロニーを2回にわたり再塗沫した。正確 な組込みは、全アグロバクテリウムDNAのサザン分析によって証明される。エ ンドヌクレアーゼ切断されたDNAは、ニラm: pB r蒼8で検査される。
ブロモキシニル特異性ニトリラーゼ遺伝子を菌コブ組織で発現させる。
2.8kb断片上にニトリラーゼ遺伝子を有するプラスミドpBr達成した。得 られたプラスミドはアンピシリン耐性を示し、これを前記と同様に大腸菌中に形 質転換させ、かつ形質転換体をアンピシリン選択培地で選択して5.2kbのプ ラスミドpBr&16HjncUで部分切断して1.2kbのニトリラーゼ遺伝 子断片を与えた。
巨1−11−肛凹■断片を輿岬−H1−とal切断されたpcGN48に挿入し て、ニトリラーゼ遺伝子断片を有する6、6kbのプラスpCGN46 [コマ イ等、ネイチャー(1985) 、第317巻、第741〜744頁]はマンノ ピンシンターゼ(MAS)発現カセットであって、MASプロモータとocs3 ’領域とを有する。pCGN46の構築は次のように行った。マンノビンシンタ ーゼプロモータ領域(PMAs)を含むT−RDAA  [−<−カー等、プラ ント・モレキュラ・バイオロジー(1983) 、第2巻、第325頁]の1部 を有する約5.5kbpのEco RI断片(Eco 13もしくはEcoC) を、1)VK232と称するベクターにクローン化させた。Eco RIでpV K 232を切断した後、Eco 13をpACYC184のEco RI部位 に挿び2012g )で切断して2MAs領域を除去し、この領域をSph I およびAce Iで予め切断されているpUc19  [ファルマシア社]に挿 入して、pcGN40を生成させた。PMA8領域は9レユI認識部位を有し、 その内部は切断に抗するようメチル化される。
pcGN40をEcoRVおよびEco RTで切断し[ここでEcoRV部位 はT−DNAに存在する一方、Eco RI部位はpUc19のポリリンカーに 位置する”2MAs領域を有する断片を生成させた。
よびEco RIで切断し、かつオクトピンシンターゼ5′領域が2MAs領域 をオクトビンシンターゼ5′領域の代りにpcGN451中に置換させ、ここで 転写の開始および停止領域をポリリンカーにより分離してpCGN46を得た。
1.2kbのニトリラーゼ遺伝子断片を含有するプラスミドルBr25塩基対の 細菌5′未翻訳配列を有するブロモキシ矛ル遺伝子pcGN167を作成するた め、CaMV (bp7144〜7735)  Cガードナー等、ヌクレイツク ・アシッド・リサーチ(1981) 、第9巻、第2871〜2888頁]の旦 ul断片をAlu Iでの切断によって得、これをM13mp7 [ビエイラ、 ジーン(1982) 、第19巻、第259614のEco RI切断物は35 5プロモータを含有するC614からのEco Rl断片を生成し、これをpu c 8 [ビエイラ等、ジーン(1982) 、第19巻、第259頁]のEc o Rn部位にクローン化させてpcGN14Bを得た。
プロモータ領域を切断するため、Bgl In部位(bp7870)をBgl  IIおよび坦[31で処理し、次いで超し■リンカーをBal 31−処理され たDNAに付若させてpcGIJ147を得た。
プロモータ領域と選択しうるマーカー(2ATG’sを有する位かpCGN52 8のカナマイシン遺伝子の近位となるよ・うにpCGN528のBgI  n部 位にクローン化させた。
この構築に使用したシャトルベクター、すなわちpCGN52Bは次のように作 成した。カナマイシン遺伝子を有するTn5を持ったプラスミド[ヨルゲンソン 等、モレキュラ・ジーン(1979)、第177巻、第65頁]を旧ndIII −Bam HIで切断しかつカナマイシン遺伝子を有するHlndm−Ba+n  Hl断片をpAcYc184 [チャンおよびコーエン、ジャーナル・バクテ リオロジー(1978) 、第134巻、第1141〜1156頁]のテトラサ イクリン遺伝子のおけるHindIII−Baa H1部位に挿入することによ り、pCGN525を作成した。pTiA6 [)マショー等、セル(1980 ) 、第19巻、第729ル739 52Bを得た。
pMB 9Kan XX IからのBaIIH I力8シン遺伝子をpCGN1 48aのBarAH n部位にクローン化させることにより、pcGN149a を作成した。
pMB 9Kan XX Iは、Xho 1部位を喪失しているがTn903か らの機能的カナマイシン遺伝子を有してアグロバクテリウムにおける効率的選択 を可能にするpuc4に変種[ビエイラおよびメッシング、ジーン(1982)  、第19巻、第259〜268頁]である。
pcGN149aをBgl IIおよびsph  !で切断した。pcGN14 9aのこの小さいBgl n− Sph l断片を、Ml(下記参照)からのB aff1H IおよびSph Iで切断して分離されたBaa+ H I− S ph l断片で置換した。これによりpCGN187 、すなわち全長CaMV プロモータ、1 ATG−カナマイシン遺伝子、3′末端及び細菌Tn903型 カナマイシン遺伝子とを含有する構築物を生成する。MlはpcGN550化部 位にクローン化させた。
709( I ATG−カナマイシン−3′領域)の構築pccNseeは、p uc18−am CK,バラフレー博士論文、DC−サンする。ORF 1およ び2[バーカー等(1983)、上記コを含有するpNν31cm 8、29− 1[1−マショー等(1980)、セル、第19巻、第729頁コの肛回■−租 し■断片をpCGN56Bの肛皿■ーシリ−HIy 部位 ブクローン化させてpCGN703を得た。
pTiA6 [pT1]5955 (バーカー等、1983、上記)の塩基23 96〜2920に相当コからの転写物7の3′領域を有するpcGN703の5 au3A断片をpuc18  [ヤニシューベロン等(1985) 、上記]C aMV− 358プロモータとI ATG−カナマイシン遺伝子とpTjA6皿 ■−馬anHI断片をpLIc19  けランダー等(1983) 、上記;ヤ ニュシニーベロン等(1985) 、上記]のBaa+ H I − )1jn dI11部位にクローン化させて、pcGN97Bを生成させた。
とpCGN709  (転写物7:3′上記構築参照)の0.5kb Eco  R l−8ail断片とをpcGN56Gの旧ndIII− Sal  n部位 に挿入することにより転写物7からの35Sプロモータおよび3′領域を発生さ せてpcGN768cを生成させた。
Sat  l断片に結合させて、puc119 [ J 、  ビエイラ、ルッ トガース大学、ニューシャーシー州]の旧ndIII− Sal  1部位中に 組込んでpCGN778を生成させた。
pCGN778の2.2kb領域、すなわちCaMV35Sプロモータ(1−A TG−KAN− 3 ’領域)を有する肛封■−巨I断片でpCGN739のH indIII− Sal  Iポリリンカー領域を置換してpCGN783を得 た。
pBr N17をBan HTで切断しかつ1IincIIで部分切断して、生 成させた。
pcGN56Bは次のように構築した。pLIc13  (C+eR)  [ケ ン・バラフレー、博士論文U、C,サンジエゴ]をEco RIおよびHind I]Iで切断し、かつpUc18およびpUc19からのポリリンカーをそれぞ れ線状化されたpUc13に挿入してpcGN513Bを生成させた。これはク ロラムフェニコール耐性マーカーを有する。
を、上記したように大腸菌中に形質転換させた。プラスミドを常法で分離し、か つBan HIおよびEco RIで切断して再び1.2kbニトリラ一ゼ遺伝 子断片を得た。Bam HIおよびEe。
R1断片をBam HIおよびEco RI切断されたpcGN46に挿入して 、ニトリラーゼ遺伝子断片を有する8、6kbのプラスミドpBrpIlr N 27を上記と同様に大腸菌中に形質転換させた。プラス、ジ 翻訳配列の細菌5′の11塩基対を有するプロモキンル遺伝子と、 ψ ツメファンエン菌株に12[ネスター、アニュアル・レビュー・マイクロバイオ ロジー(1981) 、第35巻、第531頁:へ端等、ネイチャー(1983 ) 、第303巻、第179頁コに形質転換させた。
P ′L        p ヱ に12 (JBr m28)およびに12 (JfBr X29)を用いて、カ ランコニ(Kalauchoe) [ガルフィンケル、ジャーナル・バクテリオ ロジ−(1980) 、第144巻、第732頁コ上に菌コブ組織(gall) を形成させた。
約1f(新鮮重量)の菌コブ組織を液体窒素中で0.1M)リス(pH7,5) と110In#EDTA、 0.15M  N a CD 、0.05%NP− 40,25mg/ml BSA、 1 mM DTT、 0.1:(cz g  /mlのロイペプチンとを含有する緩衝液にて磨砕した。試料を0.05gのポ リビニルピロリドン(シグマ社)の添加後にホモゲナイズし、次いで15,00 0gにて4℃で15分間遠心分離した。精製ニトリラーゼをウサギ中に注射して 作成した25μgの抗血清と250ggの10%(V/V)のS、アウレウス( カルビオケム社)の懸濁物とを各上澄液に添加して、4℃で16時間インキュベ ートした。次いで試料を遠心分離し、かつベレットを20IaMトリス(pH7 ,5)、1 mM$EDTA。
150mM N a Cl3.0.05%NP−40で2回洗浄した。ペレット を100μgの0.125 M トリス(pH6,8> 、4%のSDS 、  20%グリセリン、10%B庭に再懸濁させ、90℃にて2分間加熱した。全試 料を1096アクリルアミドゲルで電気泳動にかけた[V、に、レムリ、ネイチ ャー、第227巻、第680〜685頁(1970) ]。溶解したポリペプチ ドをニトロセルロースフィルタ(シュライヒャーおよびシュエル)にバーネット [アナリチカル・バイオケミストリー、第112巻、第195〜203頁(19 81) ]により記載されたようにしてで移した。次いで、ニトロセルロースフ ィルタ(シュライヒャーおよびシュエル)をプロット(BLOTTO) [ジョ ンソン等、ジェネラル・アナリチカル・テクノロジー、第1巻、第38〜42頁 (1983)コにて42℃で1〜3時間時間インベニベート次いで抗−二トリラ ーゼ血清の1=50溶液を含有するプロット(BLOTTO)にて室温で1晩イ ンキユベートした。フィルタを20IIMのトリス(pH7,5)、150ff 1MN a CΩで10分間、0.05%のツイーン−20を含有する同じ緩衝 液で20分間、およびツイーン−20を含有しない緩衝液でさらに10分間洗浄 した。1106cp/mlの1125−標識された蛋白A(9μCi/mg :  NEN)を含有するプロットを次いでフィルタに添加し、かつ室温にて2時間 インキュベートした。これらフィルタを5011IMのトリス(pH7,5)、 IMのNaCjJおよび0.4%のサルコシルで1晩洗浄した。濯ぎかつ乾燥し た後、フィルタをデュポン・クロネクラス増感血清を用いてコダックARX線フ ィルムに一70℃で露出させた。
タバコ植物を無菌培養した[25℃、白色光(1B時間);MS(1mg/ L   IAA 、 0.15mg/ Lキネチン)]。主若枝移植物を通して維持 された3週令の植物を組織供与体として使用した。若い葉(頂部から4番目まで )を選択し、直径2mmの葉内盤を抜打ち、ベトリ皿(直径3cm)中のlll 1g/ΩのIAAを含有する1mlのMS培地に入れた。全くの暗所にて円盤を 1晩保った後、アゲ中108〜109/ml)をこれら培養物に添加した。暗所 にて18〜24時間にわたり共培養(Co−co I f 1vat i n)  L、た。ホルモンを含有せず350Il1g/J2のセホタキシン(ベーリン ガーマンハイム社)を含有するMS培地で3回洗浄することにより、葉切片から アグロバクテリウムを除去した。葉切片を直径9cmのペトリ皿内のホルモンを 含まない10m1のMS培地に移した。フィトアガー(ギブコ社、0.6%;セ ホタキシン、350 mg/f! )のベトリ皿をバラフィルムで月止し、かつ 組織供与体植物と同じ条件下で保持した。再生する若枝は次の2〜5週間で見ら れる。
6葉段階にて、ブロモキシニル溶液のスプレーを鉢植え植物に向けて植物に噴霧 した。それぞれ4インチのポット1本の植物を含みかつ2.5mlのスプレーを 受けた。植物を25℃、相対湿度70%、60時間の光照射期間にて生育室内で 成長させた。噴霧してから9日後に0.5 cmより長い新たな葉を計数するこ とにより成長を測定した。
タバコ小サブユニット遺伝子を有するゲノムクローンを、ニ部分ゲノムライブラ リーから分離した。エントウ豆小サブユニットcDNAクローン[プログリ−等 、プロシーディング・ナショナル・アカデミ−・サイエンスLISA(1981 ) 、第78巻、第7304〜−ニングした。タバココード領域と5′−側方( flanking)配列とを有する3、4kbのEco RI断片を、シャロン 32λフアージクローン(3〜8)からM13a+p1g [ヤニシニーベロン 等、ジーン(1985) 、第33巻、第103〜119頁〕中にクローン化し 、このサブクローンをNSUE201gと称する。小サブユニット蛋白のTAT 人ボックス(プロモータ)および推定ATG開始コドンの位置を、DNA配列決 定により決定した。一本鎖DNA鋳型をNSUE201gから作成し、これを2 5塩基の一本鎖合成オリゴマー(5’ TGTTAATTACACTTTAAG ACAGAAA3’ )にアニールさせた。この配列は、タバコ小サブユニット 遺伝子の推定ATGにおける5′直後に位置する25塩基に相補的である。その 際DNAポリメラーゼ■のクレノー断片を用いてプライマを延長させてdsDN Aを作成し、次い断し、かつ上記のように作成したdsDNA断片をポリリンカ ー中に挿入して4.1kbのpcGN625と称する材抽0プラスミドを得た。
pLlclgに挿入して4.1kbのプラスミドpCGN827を得た。8.3 kbのDNAセグメントを得、これはpAcYc177 [チャンおよびコーエ ン、ジャーナル・バタテリオロジ−(197g) 、第134巻、第すなわちb p12823(必恕−RI)〜bp10069  (カリニ■)を含む[バーカ ー等、プラント・モレキュラ・バイオロジー(1984) 、第断片に隣接する 。cs3’領域を与え、7.7kbのプラスミド、すなわちpcGN630を生 成させた。
Bgl IIで切断し、クレノーポリメラーゼで平滑末端化し、次いでHind mリンカ−と結合させた。得られたプラスミドpcGN1510ネータ領域との 間に正しい向きに位置せしめた。得られた8、9工 中に挿入してpBr N39およびpBr 440を得、これらはそれぞれニト リラーゼ遺伝子をカナマイシン遺伝子とは反対および同一の転写方向に有する。
これらのプラスミドをA9 ツメファシェンス菌株LB^4404に形質転換さ せ、次いでタバコにコチアナ・タバクムcv、  rキサンチ」)の子葉外植片 と一緒に培養した。カナマイシン耐性若技を、慣用技術にしたがってタバコ植物 中に再発生させた。
ブロモキシニル特異性ニトリラーゼ遺伝子を発現するトランス形質転換されたタ バコ植物(5〜6葉段階)からの葉組織は、慣用のウェスタン分析によりニトリ ラーゼ蛋白を発現することが示された。表面殺菌された葉(10%次亜塩素酸塩 ;水洗)の約5mmの葉セクションを、光合成独立栄養条件の下でブロモキシニ ル含有培地に懸濁させた。使用した培地は、0.93mg/Nのナフチル酢酸と 0.11mg/j!のベンジルアミノプリンとを含有するMS塩とし、ブロモキ シニルの量を変化させた。ブロモキシニルの濃度は、0.1希釈率にて10−3 〜10−6Mの範囲で変化させた。
光合成独立栄養条件は5%C010%085%N2とした。
2 ′      2 ′ 形質転換されていない比較のタバコ葉セクションは、lO’Mのブロモキシニル で漂白された(阻止された)。それに対して、L          χ それぞれプラスミドpBr〆39およびpBr t40からのブロモキシニル特 異性ニトリラーゼを発現する形質転換された葉セクションはlO’Mおよび10 −’Mのブロモキシニルに対し耐性であった。
タバコにつき前記したと同様にトマト(リコベルシコン・エスクレンツムcv、 LIc828)の子葉移植片の同時培養を行ない、かつカナマイシン若技を再生 させた。形質転換されたトマト植物(7〜lO葉段階)からの葉組織は、標準ウ ェスタン分析によりニトリラーゼ蛋白を発現することが示された。表面殺菌され た葉(10%次亜塩素酸塩;水洗)からの約5關の葉セクションを、光合成自己 栄養条件下で、変化する濃度のブロモキシニル含有培地に懸濁させた。培地は2 mg/Ωの2.4−ジクロル酢酸とlag/gのイソペンチルアデニンとlO口 mg/Ωミオイノシトールと10−5もしくは10’Mのブロモキシニルとを含 有するMS塩とした。
タバコにつき記載したと同じ光合成自己栄養条件を用いた。形質転換されていな い比較の葉セクションはlo’Mプロモキシニリラーゼ遺伝子を発現する形質転 換植物はlo−5Mのブロモキシニルに対し耐性であった。トランスジェニック トマト植物(10〜20葉段階)にブロモキシニルの市販組成物(ブクトリル) を噴霧したところ、0.5ポンド/ニーカーにて耐性であることが判明した。
トリラーゼ遺伝子のC末端におけるコード領域に欠失部を導入鎚L1部位と共に リーディングフレームに存在し、pUc18からのTGAコドンに対し約10個 のコドンが付加される。
追加10個のコドンの存在は偶発的であり、これらコドンを除去してニトリラー ゼの活性に顕著に影響を及ぼすことなく切断ニトリラーゼを作成しうるという事 実を裏付けている。
下記配列は、C−末端改変二トリラーゼ(nit−3,1)の配列を推定アミノ 酸と共に示した。
GACTTA  CAに GTCGCCCAA  ACT AGCC,τT   GCT CGCGT(: C,GT GCCGTCAAI:@ τGCGCG ^xp Leu Gln Val Ala Gin Thr Ser vat  Gly Arg Val にly Ala Leu Asn@Cys^1! にlu Asn  Leu  Gin  Ser  Leu Asn  Lys   Phe  Ala  Leu Ala  人1a  (C1u Gly   Glu  Gin  ILeHis Ile Ser Ala Trp Pro  Phe Thr Leu Gly Ser Pro VaL Leu Val  Gly@Asp 5er 11e Gly^la rle Asr+ Gin Va1τry Ala A la Glu Thr にLy Thr Phe Val keu MEτ Ser Thr (:in Val Val GLy Pro Thr にly  11e Ala Ala Phe Glu Ile C1普@Asp Arg Lys Lcu C1y Thr C】、y Arg Phe Thr Thr  Ser  、  Leu にly Lys ProTrpOrg Tyr τ丁A  CA+:  にTCCCCCAA  ACT  AGCGTT  ( 、GT  CGG  にT(:  ににT  にCCCTC`ACTにCGCG   GA(: Leu Gin Val Ala  Chin  Thr  Ser Val   Gly Arg VJLI  C1y Ala  Lau@ Asn  Cy s  人IJL  (:1u62L                           6に8ATCTCCGCCTGCCCA  TrCACG  CT T CにA  ACCCCT にTG  CTCに″rCGGA  に人CTC bATC lle Ser Ala Trp Pro Phe Thr Leu C1,y  Ser Pro Val Leu Val Gly As吹@Ser l1e Gcc ccc ATCAACCAG GTCTACにCOGCCGAG AC G CGG ACCTTCGTr CTCATCTCCC1y^IJL Ile  Asr+ Gln Val Tyr^la Ala Glu Thr Gly  Thr E’he Val Le普@KET 5er ACII; CAに GTCにTr GGA CCCACCGGCATCGCC GCC:CTCGAに ATCC,kA にACA(:G sAC τhr Gin VaIVal にly E’ro Thr Gly41e A la Ala Phe C1u Ile GluAsp^r■■凾■ 783            ’                810A ACCCCAAT  CAG  TAT  CTr  GGT  Gll;T   GGG  TACGCC;  CGG  ATCTACfCに  CCT   にACATG ^sn Pro Asn Gin Tyr Leu Gly C1y にly  Tyr^la Arg Tie Tyr Guy Pro `sp FV+τ C声CTTに  AA(:  AGCAAG  TCG  TTG  TCA   CCに  ACCGAA  (:Aに  CにCATCGsCTACにCCC RAG Gin Leu Lys Ser Lys Ser Leu Ser Pro  Thy C1u にlu Gly Ile VaLτyr `la Glu 891、                         918fi、T CGACCTCTCGATGCTTGAGにCAGCAAAGTACTCGCτ CにATCCCACにGにCCAC1ie  Asp  Leu  Ser   MEτ Leu  Glu  Ala  Ala  Lys  Tyr  Se r  Leu @Asp  Pro  Thr  Gly HisτAτ TC CCGCCCT  GAT  GTG  TrCAGCGTG  TCG  A TT AACCCG  CAA  CにG  bAG  CCT  CCC τyr Ser Arg Pro Asp Val Phe Ser Val  Ser ILe Asr+ Arg Gin Arg Gi氏@Pro^1a り99                                1 026(Tに  TCA  CAA  GTT  ATC(人CTCA  AA CG(T  GACにAに  GACCCCAGA  (:CA @GCA   TにCGAG V、al Ser Glu Val rue Asp Ser ksn Gly  Asp Glu Asp Pro Arg Ala^la@Cys に1u 1053                        10B0AτCT CCAにA CにCAGAんり、τ^τ^にCCCA GAに TTA AAA  CにCCkA にCCATCにCT TrAMET Ser Arg Arg  Arg Lys Try Ser Pro Glu Leu Lys Arg  C1u^la Ile^撃=@Leu 人CCCCT  C・ Thr Arg l1is N−末端置換を有する改変ニトリラーゼの作成5分間にわたり再切断して約51 ntを除去した。この酵素を失活HIで完全に切断して、5′−末端にて切除さ れたニトリラ−pLlc19からのポリリンカーとクララムフェニコール耐性遺 伝子し、ここでpUc19配列によりコードされた17個のアミノ酸は天然ニト リラーゼのアミノ酸を置換している。
上記配列に基づき、延長N−末端アミノ酸配列を有するニトリラーゼは、N−末 端配列で切断されているか或いはN−末端配列の天然アミノ酸を他のアミノ酸で 置換されている場合と同様に活性を保持する。
下記にN−末端改変二トリラーゼ(nit−23)の配列を示す。
AT(: TCA CAA ATに crr ATCCAT GCCCAT c cc ATCACCAAA・hrr CGT CCT、Cに` AAC KET  Ser  Gin  MET  Leu  Ice  Asp  A IJI  AMP  C1y  rle  Thr  Ly刀@ Ile  A rg  Arg  Arg  LysLeu Gin  Val  Ala   Gin  Thr  Ser Val  C1y Arg Val  C1y  人1a  Leu@Asn Cys  Ala GLu ^sn Leu にin Ser Leu Asn Lys Phe^la L eu Ala^Lm Glu GLy Glu Gin I撃■@His ^τCTCCにCCTGG  CC八 TrCACG  CTT  GO^ A CCCCT  にτG  CTCGTCGにA  CACTbC人τC 11e Ser^la Trp Pro Phe Thr Leu にly S er Pro Val Leu’Val Gly Asp rer l1e にQCCCCATCAACCAG CTCτACGCG GCCGACAC(:  Gにに ACCTrCGTr CTCATCTCGC1y^La Ile A sn Gin Valτyr Ala^La (:lu Thr CLy Th r Phe Val Leu MdTBer Thr  Gin  Val  Val  C1y  Pro  丁hr  C Ly  rle  Ala ^is  Phe  Glu @rye  GLu   Asp  Arg  Tyr野生型および改変されたニトリラーゼの精製定 常期のMM294大腸菌からニトリラーゼを作成した。全細胞のニトリラーゼ分 析値が約2.0の0D64oを与えるまで培養物をアンピシリン選択の下で増殖 させた。培養物を8,000 X gにて4℃で15分間遠心分離した。菌体を 0,1M燐酸カリウム緩衝液(pH7,4)で洗浄し、再ベレット化し、乾燥さ せ、−20℃で凍結ささせた。ペレットを4℃で解凍させ、111Mのジチオト レイトールおよび0.1mHのEDTAを含有する40m1の50aM燐酸カリ ウム緩衝液(KDE)に再懸濁させた。次いで、菌体懸濁物をフレンチプレッシ ャーセルに通し、eo、ooox gにて4℃で40分間遠心分離した。得られ た上澄液(粗抽出物)をKDE緩衝液で12mg / mlの蛋白濃度まで希釈 した(フラクションI)。硫酸アンモニウム分別を粗抽出物につき行ない、25 〜35%のフラクション(フラクション■)は85%のニトリラーゼ活性を有す ることが判明した。このフラクションを10m1のKDE 緩衝液に再懸濁させ 、同じ緩衝液に対し徹底的に透析した。
さらにフラクション■をKDE緩衝液で平衡化したDEAEセファデックスクラ 50カラム(4,9cシx40cm)で精製した。ニトリラーゼピークを、KD E緩衝液における0、1〜0.4 MのNaC9濃度勾配により溶出させた。活 性フラクションを集め(フラクション旧)、硫酸アンモニウムで沈澱させ、さら に25mMのヒスチジン(pH8,2)に対し透析した。PBE94を有するフ ァルマシア社のクロマトフオーカシングカラム(1,75cd X 20(至) )を用意し、25IIIMのヒスチジン(pH8,2)で平衡化させた。このカ ラムを先ず最初にポリバッファー74 (pH4,0)で洗浄して6〜4のpH 濃度勾配を形成させ、酵素をIMのNaC1で溶出させた。活性酵素フラクショ ンを含有するピークを硫酸アンモニウム沈澱させ、かつKDEで透析した(フラ クション■)。その11.25%ゲル上での5DS−PAGEにより約37.0 00に強力なバンドが示され、約70.000の分子量に僅かな汚染物を有した 。密度計走査は、フラクション■のニトリラーゼ調製物が99%均質であること を示した。
下表は、精製の結果および精製ニトリラーゼ産生物の特性を示している。
野性型および改変されたブロモキシニル特異性ニトリラーゼの精製および性質の 比較 n1l−Wt      n1t−11n1t−23硫酸7 :/% = ’y  l−25−35%    10−25%   20−35%溶出 タロマドフォーカシ ング溶出p)16−4濃度  IM NaCn    pH4,8LM NaC f1勾配/ LM NaCj7洗浄 比活性   25.7  55  19.7反復(fold)精製    10 .3     16.4    35.8Km  (mM)        0 .31     0.05    0.11Vmax(モル7分10+g)   15      36     9活性酵素型      ダイマー  マルチ マー  ダイマー上記手順にしたがって、ブロモキシニル耐性である植物を得る ことができ、これらをその成長に顕著な悪影響を及ぼすことなくブロモキシニル の存在下の畑で使用することができる。
本発明は植物を除草剤耐性、特に特定のベンゾニトリル除草剤に対し耐性にする ことによる植物の改良を与える。すなわち、ニトリラーゼをコードする遺伝子を 植物宿主中に導入することにより、遺伝子を発現させ植物に対しベンゾニトリル 耐性を付与することができる。さらに該酵素は、便利な細菌宿主において遺伝子 のクローン化して該酵素を発現させることにより産生できる。監視しうる活性を 持った酵素は、各種の分析物またはベンゾニトリル基質の検査において広範な種 類の用途を有する。
さらに、これら酵素および酵素を発現する細菌を用いて、汚染された環境からベ ンゾニトリル除草剤を除去することもできる。
以上、本発明の明瞭な理解のために実施例により詳細に説明したが、本発明の範 囲内において一定の改変をなしうろことは明らかであろう。
補正書の写しくII訳文)提出書(特許法第184条の8)平成2年1月8日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、特許出願の表示  PCT/EP  881005882、発明の名称     ハロアリールニトリル分解性遺伝子、その使用および該遺伝子を含有する細 胞3、特許出願人 住 所  フランス国、69009−リヨン、ルウ・ビニール・ベイゼ、14− 20名 称  ローヌープ−ラン・アグロシミ4、代 理 人   東京都新宿 区新宿1丁目1番14号 山田ピル5、補正書の提出年月日  1988年8月 19日明  細  書 ハロアリールニトリル分解性遺伝子、その使用および該遺伝子を含有する細胞 関連出願の相互関係 本発明は1987年1月5日付は出願の国際特許出願PCT/U S 8710 0044号の部分継続出願であり、前記PCT出願出願419竿8 願であり、さらに前記米国出願は1986年1月寞日付は出願の米国特許出願第 817.228号の部分継続出願であり、これら両者の開示を参考のためここに 引用する。
微生物および高等生物の細胞に対し新規な遺伝学的可能性を付与する機会は、新 たな可能性に対する広範な途を切り開いている。1つの領域は、細胞毒性作用に つき利用される各種の薬剤に関する。たとえば、農薬に使用される多くの化合物 は害虫、雑草などの死滅に向けられる。多くの場合、これらの化合物は比較的長 い滞留時間または増大した残留を示しうる。
多くの状況においては、保持すべき種類と死滅させるべき種類とを区別すること が望ましい。たとえば、雑草を選択的に死滅させる一方、作物に対し最小の感作 用を示すことがしばしば望ましい。大抵の場合、広スペクトル除草剤の多くは作 物に対し顕著な有害作用を示し、したがってその使用は主として発芽前の使用ま たは慎重な発芽後の使用に制限される。
したがって、たとえば細胞毒性剤のようなストレスに対し耐性にするよう生存細 胞を改変しうることに極めて興味がある。
関連文献の説明 米国特許第4,535,060号公報は、グリホセート(glyphosate )感受性細胞に対しグリホセート耐性を付与するための細菌aroA遺伝子の使 用を記載している。スーおよびキャンパー、キャナディアン・ジャーナル・マイ クロバイオロジー(197B)、第22巻、第537〜543頁は、土壌補充培 養物からのイオキシニル分解体の分離を記載している。スーおよびクレムソン、 ディサチージョン・アブストラクト・インターナショナル、第83G巻(197 G)、第8号、第3708頁は、3.5−ジハロゲノ−4−ヒドロキシベンゾニ トリルの1群の除草剤における微生物分解を記載している。インダラムおよびプ リン、ベスチシド・サイエンス(1974)、第5の持続性を記載している。ス ミス、アブストラクト・ミーティング・ウイード・ソサエティ・アメリカン(1 971)、第16〜17頁は、レジャイナ重質粘土におけるブロモキシニルの分 解を記載している。スミスおよびフレッチャー、ホルチカルチャー・リサーチ( 1984)、第4巻、第60〜62頁は3,5−ジハロゲノ−4−ヒドロキシベ ンゾニトリルおよび土壌微生物につき報告している。
ニトリラーゼ、これらニトリラーゼをコードする核酸配列、ニトリラーゼ遺伝子 が外来性である所望の宿主により識別される制御遺伝子の転写および翻訳制御の 下でこの種のニトリラーゼをコードする遺伝子を含有した構築物、この種の構築 物を含有する宿主細胞、並びにこの種の構築物を含有する生物および生物部分も しくは生産物が提供される。ブロモキシニル−および/またはイオキシニル−特 異性ニトリラーゼは、ブロモキシルおよび関連除草剤を含有する生育地を解毒す ると共に、この種の除草剤の細胞毒性作用から宿主細胞を保護するための用途を 有する。構築物は、この構築物を含有する宿主細胞とこの種の構築物を含有しな い宿主細胞とを区別する用途を有する。
本発明によれば、ハロゲン化ヒドロキシベンゾニトリル、特に3,5−ジブロモ −もしくは3,5−シイオド−4−ヒドロキシベンゾニトリルの加水分解に関係 する新規なりNA配列、構築物、形質転換細胞、植物およびペプチドが提供され る。本発明は、ニトリルの除草剤活性を解毒すると共に除草剤に対し感受性の細 胞もしくは宿主に対し保護を与え、或いは除草剤で汚染された環境を解毒するよ うニトリルを加水分解しうる酵素を産生させることに関する。
興味ある構造遺伝子は、ベンゾニトリルを窒素源として使用し得、通常ベンゾニ トリルを唯一の窒素源として使用しうろことが示された単細胞微生物、特に細菌 から得ることができる。
以下ベンゾニトリルもしくはニトリラーゼの説明に関し、ベンゾニトリルはハロ ゲン化p−ヒトlロキシベンゾニトリル、特に3.5−シイオド−もしくは3. 5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンゾニトリルとし、かつニトリラーゼはこの種 のノ\ロゲン化ベンゾニトリルを窒素源として使用しうる。特にその唯一の窒素 源として使用しうるニトリラーゼとすることを意図する。
酵素は、種々異なる方法で便利にはブロモキシニルもしくはイオキシニルを含有 する環境に天然に存在する細菌から得ることができる。特に腸内細菌、一層特定 的には菌種クレブシェラできる。土壌から分離することなく、生物は順次増大す る濃度のベンゾニトリルと減少量の代替窒素源とにおいて、ベンゾニトリルを唯 一の窒素源として使用しながら生存する生物が得られるまで、土壌もしくはその 他の培地で増殖させることができる。
ニトリラーゼを含有する細菌の出所とは無関係に、ニトリラーゼがベンゾニトリ ルの解毒に効果的となるよう確保すべくスクリーニングを行なわねばならない。
さらにニトリラーゼは、ハロゲンを持たず他の置換基などを有する他の同族体で はなくベンゾニトリルに対し特異性を有しなければならない。したがって、本発 明のニトリラーゼは上記ベンゾニトリルに対し特異性であり、かつ同族体に対し 比較的不活性であり或いは同族体に対し活性が実質的に低い。望ましくは、増殖 速度に顕著な低下が存在してはならず、すなわち同等な濃度における窒素源とし てのベンゾニトリルと対比して、たとえばアンモニアのような通常の窒素源の存 在下で約10%未満の細菌増殖の低下を示すものとする。このような結果は、特 定されないベンゾニトリルでは観察されない。
1種もしくはそれ以上の宿主菌株が固定されたら、ニトリラーゼ子は、染色体も しくはプラスミドに存在し得る。ゲノムを特に制限エンドヌクレアーゼにより断 片化することができ、ここで1種もしくは複数のエンドヌクレアーゼを用いて約 5〜5゜kbの範囲の断片を形成することができる。これらの断片を便利な細菌 (たとえば大腸菌)に適当なベクターでクローン化させると共に、得られた形質 転換体をニトリラーゼ活性につきスクリーニングすることができ、その際宿主生 物は陰性バックグラウンドとなる。
1種もしくはそれ以上のクローンがニトリラーゼ活性を有すると確認された後、 所望のDNA断片、プラスミドもしくはウィルスを含有する染色体外の要素をた とえば宿主の溶菌、DNAの沈澱および染色体DNAからのベクターDNA、プ ラスミドもしくはウィルスDNAの分離のような慣用の技術により分離すること ができる。次いで染色体外の要素をエンドヌクレアーゼ制限により切断し、所望 の断片を種々異なる寸法の断目 片の分離および着定に関する各種の技術、たとえば電気泳動、密度勾配遠心分離 などによって分離することができる。
よびその側方(flanking)制御領域の寸法に一層近似するよう寸法を減 少させる。酵素をコードする配列およびその制御側面配列を持った断片を処理す るには種々の技術が存在する。種々異なる反応混合物における種々異なる制限酵 素による部分切断を用い、次いでこれら断片をクローン化して、どの断片がまだ ニトリラーゼの発現を与える能力を保持するかを決定することができる。
或いは、酵素を分離しかつ部分的に配列化することもできる。
アミノ酸配列に基づきプローブを作成し、次いでこれを用いて酵素切断と組合せ ることにより、これら断片をクローン化しかつ所望遺伝子の存在につきスクリー ニングすることができる。
さらに、たとえばBal 31のようなエキソヌクレアーゼを用いてヌクレオチ ドを断片の1つの端部もしくは両端部から除去することにより、余分なヌクレオ チドの個数をさらに減少させることができる。
或いは、遺伝子を適当な宿主にクローン化させ、かつメツセンジャRNAを適当 なインビトロもしくはインビボの翻訳系、たとえばツメガエル(Xenopus )卵母細胞もしくは細網分解物−ニングして分離することができる。次いで、分 離されたメツセンジャーを用いて、逆転写酵素およびDNAポリメラーゼによる 相補連鎖の形成を含む慣用の技術によりDNAを作成することができる。この場 合、得られる構造遺伝子は、転写に関連する制御領域を欠如する。
両者を切除したり或いは5′−もしくは3′−末端を延長させたりする種々の方 法で改変することかできる。一般の25個以下、より一般的には約20個以下の コドンが天然産ニトリラーゼに関与する。ニトリラーゼは50個程度、一般には 約30個以下のアミノ酸だけ延長することができる。置換と切除と延長との組合 せを用いることもできる。このように、遺伝子を種々の方法で処理して、プラス ミドなどの操作において便利となるよう酵素の特性を変化させることができる。
ニトリラーゼを発現する構造遺伝子を持ったDNA配列を広範な種類の他のDN A配列に結合させて、適当な宿主細胞中に導入することができる。相手方の配列 は宿主の種類、宿主中へのDNA配列の導入方法、およびエピソームとしての保 持もしくは一体化が望ましいかどうかに依存する。
原核宿主については、形質転換、接合、形質導入またはトランスフェクション原 核宿主中へのDNA配列の導入のために使用しうる広範な抄類のベクターが存在 する。DNA配列はたとえばpBR322,pAcYc184. pMB9.  pRK290などの広範な種類のプラスミド;コスミド、たとえばpVKloo  ;またはウィルス、たとえばP22などを包含する。
真核宿主については宿主中へのDNA導入に関し広範な種類の技術を用いること ができ、たとえば非複製DNA配列、プラスミドもしくは微小染色体を含むCa   −沈澱されたDNAによる形質転換、アグロバクテリウムにおけるT−DN A含有配列での形質転換、マイクロピペットによるマイクロインジェクションま たはエレクトロポレーションを用いることができる。
コンピテント複製系がDNA構造に存在するかどうかに応じて、DNAをエピソ ーム要素として複製させうるか或いはDNAを宿主ゲノム中に組込んで構造遺伝 子を宿主にて発現させうるかどうかが決定される。宿主に対し致命的でない腫瘍 誘発性プラスミド、たとえばTiもしくはRiまたはその断片もしくはウィルス 、たとえばCaMV、TMVもしくはその断片のようなエビソーム要素を用いる ことができ、ここで構造遺伝子はその構造遺伝子の発現が可能な形でそのような エピソーム要素に存在する。特に興味あるものは、複製機能を有するがたとえば 発癌性、毒性などの他の機能を欠如した断片である。
ニトリラーゼ源から得られる断片は、適当なりローニングベクターを用いてクロ ーン化させることができる。クローン化は、適当な単細胞微生物、たとえば大腸 菌のような細菌で行なうことができる。望ましくは、部分もしくは完全消化がほ ぼ所望の寸法を有する断片を形成するようなコスミドを用いることができる。た とえば、コスミドpVK100を適当な制限酵素で部分消化し、プラスミド、染 色体またはその断片の部分もしくは完全消化から得られた断片に結合させること ができる。パッケージングは、所望寸法の断片のみのパッケージと、宿主生物中 への形質導入を確保するものとする。
宿主生物は、ベンゾニトリル耐性につき選択することができる。受容体菌株を改 変して、形質導入体の選択を可能にする適当な遺伝的特徴を付与することができ る。微生物においては、形質導入体を用いて所要に応じ移動性プラスミドの使用 により他の微生物に接合させることができる。ニトリラーゼ用の構造遺伝子を有 する断片の寸法をさらに減少させるには、種々の技術を用いることができる。た とえばコスミドベクターを分離し、各種の制限エンドヌクレアーゼ、たとえばE co RI 、 Bgl II。
Sma Iなどを用いて切断し、さらに得られた断片を適するベクター、便利に は従前に使用したコスミドベクターにクローン化させることができる。コスミド ベクターの代りに、たとえばpAcYc177およびI)ACVC184のよう な小寸法の各種のクローン化ベクターを用いることもできる。かくして、好まし くは約5kb未満、一般に約4kb未満、より好ましくは約2kb未満の断片を クローン化させて、ベンゾニトリル耐性を与えることができる。
望ましくは、断片は約1kbおよび約5kb未満、好ましくは約4kb未満、特 に少なくとも約1047bp、より詳細には少なくとも約1100bp、好まし くは約1.5kb未満の側方領域を含むものであである。
5′−末端にて約5個のコドンまでおよび3′−末端にて約10個のコドンまで ニトソラーゼ遺伝子を切除すること或いは約50個まで、一般に約30個以下、 好ましくは20個以下のコドンを5′−および3′−末端に付加することに特に 興味が持たれる。
かくして、得られる酵素は天然産の酵素とは多くとも50個程度のアミノ酸、よ り一般的には約30個以下のアミノ酸、好ましくは約25個以下のアミノ酸だけ 相違し、これは置換と延長と切除との組合せを含む。
ニトリラーゼ酵素は細菌、酵母、糸状カビ、植物細胞などを包含する原核もしく は真核の任意便利なものにより発現させることができる。分泌が得られない場合 、酵素は細胞を溶解させかつニトリラーゼを公知方法で分離することにより単離 することができる。有用な方法はクロマトグラフィー、電気泳動、アフィニティ ークロマトグラフィーなどを包含する。便利には、ブロモキシニルを適当な官能 基(たとえばカルボキシル基)を介して不溶性支持体に結合させ、これをニトリ ラーゼの分離用のバッキングとして使用することができる。
ニトリラーゼ比活性は、ノ\−杉一によりノくイオケミカル・ジャーナル(19 77)、第167巻、第685〜692頁に記載されたよう一般に少なくとも約 0.5もしくはそれ以上である。
精製された酵素は、各種の方法で使用することができる。・これはブロモキシニ ル、イオキシニルまたはその他の関連ベンゾニトリルに関する分析に直接使用す ることができる。或いは、この酵素は興味ある分析物、たとえばハブテンまたは 抗原に結合させ或いは抗体に結合させることにより診断分析におけるラベルとし て使用することもでき、この種の分析は米国特許第3.654.090号、第3 .817.837号およが1.850.752号公報に記載されている。結合方 法および分析物の濃度決定はこれら特許公報に極めて詳細に記載されており、そ の開示の適当な部分を参考のためここに引用する。
ニトリラーゼをコードするDNA配列は、各種の方法で使用することができる。
DNA配列は、野性型または突然変異ニトリラーゼを分離するためのプローブと して使用することができる。或いは、このDNA配列は、組換えにより宿主中に 一体化して、この宿主に対しベンゾニトリル耐性を付与するために使用すること もできる。
植物細胞の場合は、構築物の一部としての構造遺伝子を組換えにより植物ゲノム 中へ一体化させるべくミクロピペット注入により植物細胞核に導入することがで きる。或いは、構造遺伝用いることもできる。植物宿主により識別されない制御 信号を持った出所から構造遺伝子が得られた場合は、適当な制御信号を発現用に 導入する必要がある。ウィルスもしくはプラスミド、たとえば腫瘍誘発性プラス ミドを用いかつマツピングされていここに構造遺伝子をプロモータから適当な距 離にて挿入することができる。DNA配列が適当な制限部位を与えない場合は、 たとえばBat 31のようなエキソヌクレアーゼにより種々の時点で切断し、 かつ合成制限エンドヌクレアーゼ部位(リンカ−)を挿入することができる。
腫瘍誘発性プラスミド、たとえばTiもしくはRiを使用し、ここでニトリラー ゼ遺伝子を植物細胞の染色体に一体化させることに特に興味が持たれる。Ti− プラスミドおよびRi−プラスミドの使用に関する説明はPCT特許出願W O 84102913号、02919号および02920号、並びにEPO出願第0 116718号、並びにマツテおよびチルトン、ジャーナル・モレキュラーアプ ライド・ジェネチックス(1981)、第1巻、第39〜49頁に見ることがで きる。
植物宿主により識別される開始および停止のための転写および翻訳制御信号の下 でニトリラーゼ構造遺伝子を含む発現カセットに境界が隣接(flank)する 場合、T−DNA右側境界または両境界を用いることにより、発現カセットを植 物ゲノム中に組込んで種々の分化段階にてニトリラーゼ酵素を植物細胞中に発現 させることができる。
種々の構築物を作成して、植物細胞中に発現させることができる。これら構築物 は、植物宿主中にニトリラーゼを発現させるべく植物中にて機能する発現カセッ トを与える。
転写を行なうには、構成的または誘発性のいずれかである各種の転写開始領域( プロモータ領域)を用いることができる。
転写開始領域はニトリラーゼをコードする構造遺伝子に結合を欠失している開始 コドンの約200塩基の内部にて転写を開始させる。
構造遺伝子の3′−末端は1個もしくはそれ以上の停止コドンを有し、これらを 植物宿主中で機能する転写停止領域に結合させ、この停止領域は開始領域と同じ または異なる構造遺伝子と結合することができる。
発現カセットは、開始領域と、この開始領域の転写制御下にある構造遺伝子と、 必要に応じ転写の停止及びメツセンジャーRNAのプロセッシングをもたらす停 止領域とを転写方向に有することを特徴とする。
転写および翻訳制御領域としては、ニトリラーゼ遺伝子の構成的発現を可能にす るオピン(opine)プロモータおよびターミネータ領域を好適に用いること ができる。或いは、他のプロモータおよび/またはターミネータ、特に植物宿主 にて誘発性発現もしくは制御発現を与えるプロモータを用いることができる。
Ti−プラスミドからの使用しうるプロモータ領域はオピンプロモータ、たとえ ばオクトビンシンターゼプロモータ、ツメリンシンターゼプロモータ、アグロピ ンシンターゼプロモータ、マンノビン(mannopine)シンターゼプロモ ータなどを包含する。
他のプロモータはウィルスプロモータ、たとえばCaMV領域Vlプロモータも しくは全長(35S)プロモータ、リブロース−1,5−ビスホスフェートカル ボキシレート、たとえば小サブユニット遺伝子に関連するプロモータ、ファセオ リン、蛋白貯蔵、B−コングリシニン、セルロース形成に関連する遺伝子に関す るプロモータなどを包含する。
種々の配列を便利な方法で合体させることができる。プロモータ領域は構造遺伝 子(たとえばオビン遺伝子)から5′に位置する領域により同定することができ 、さらに制限地図化および配列決定により選択しかつ分離することができる。同 様に、ターミネータ領域は、構造遺伝子から3′の領域として分離することがで きる。これら配列をクローン化させ適正な向きで結合させて、植物宿主にてニト リラーゼ遺伝子を構成的に発現させることができる。
ニトリラーゼ酵素を発現する機能遺伝子を導入して作用植物細胞を改変すること により、広範な扛類の作物につきブロモキシニル、イオキシニルまたは同類の除 草剤を、雑草を実質的に完全または完全に除去すると共に作物には比較的影響を 与えないよう確保する濃度で使用することができる。このようにして、肥料およ び水を一層効率的に利用しうる相当な経済性を達成することができ、さらに雑草 の存在により生ずる悪影響を回避することができる。
ニトリラーゼ酵素を発現する発現カセットはトウモロコシ、小麦、大豆、タバコ 、綿、トマト、馬鈴薯、油菜(Brasstca)、稲、落花生、ペチュニア、 ヒマワリ、甜菜、芝生などを包含する単子葉および双子葉の両者を含む広範な種 類の植物に導入することができる。遺伝子はカルス、組織、根、塊根、零余子、 苗木、種子、葉、実生、花粉などを包含する細胞もしくは植物部分に存在するこ とができる。
ベンゾニトリル耐性植物を与えることにより、広範な種類の組成物を用いて雑草 から作物を保護し、作物成長を向上させると共に栄ml減少させることができる 。たとえばブロモキシニルだけを用いて雑草を発芽後抑制すると共°に、たとえ ばヒマワリ、大豆、トウモロコシ、綿などの作物を安全にすることができ、或い は他の物質と組合せた組成物として使用すること0.1〜4ポンド/ニーカー、 好ましくは0,2〜2ポンド/ニーカーのブロモキシニルを放出させ、ここには 他の除草剤を約0.1〜4ボンド/ニーカーの活性成分を放出する二にて存在さ せる。組成物はたとえば洗剤、アジュバント、展延剤、付着剤、安定剤などの他 の添加剤を含む。組成物は湿潤もしくは乾燥した組成物のいずれであってもよく 流動性粉末、乳化性濃厚物および液体濃厚物を包含し、これらは当業界で周知さ れている。
除草剤溶液は、たとえば噴霧、濯厩、散布などにより便利な方法で施すことがで きる。
以下、限定はしないが例示として実施例を示す。
制限酵素および結合用のT4リガーゼを、製造業者の推奨にしたがって用いた。
クローン化および分子分析における標準法は、マニアチス等(]、982)、モ レキュラ・クローニング:ラボラトリ−・マニュアル、コールド・スプリング・ ハーバ−・ラボラトリ−、ニューヨークにしたがって行なった。クローン分析は 、イシューホロビッツ等、ヌクレイツク・アシッド・リサーチ(、]、981) 、第9巻、第2989〜2998頁に記載されたように行なった。
全てのクローン化実験は大腸菌菌株肋294を用いた[ハナハン、モレキュラー バイオロジー(1983)、第166巻、第557ル80使用する場合、抗生物 質のレベルには次の通りとした二〇m(クロラムフェニコール)25μg/ml ;Te(テトラサイクリン)10μg/ml ; A p (ペニシリン) 3 00 μg/ml。
大腸菌におけるプラスミドDNAの形質転換は、マンデルおよびヒガ、ジャーナ ル・モレキュラ・バイオロジー(1970)、第53巻、第159〜162頁に したがって行なった。
ブロモキシニルで汚染された土壌試料からの細菌分離物を分離しかつスクリーニ ングした。この生物の1種は、クレブシェラ・ニューモニア亜種オゼナエと同定 された。上記生物からのブロモキシニル特異性ニトリラーゼの部分精製および特 性化により、34kDalの見掛は分子量を有する活性酵素を生成1−た。
固体り一寒天にてに.オゼナエの副培養を反復してブロモキシニルを唯一の窒素 源としてもはや使用しえない変種を分離し、その際この変種生物を1Ω当りKH  2 P O 4(1 − 5 g )とに2HP今 (3.5g)とMgSO 47H20(0.1g)と酵母抽出物(50mg)とクエン酸塩、グリセリンお よびコハク酸塩のそれぞれ0.1%と微量要素とを含有する所定の液体培地でバ ーネットおよびイングラハムによりジャーナル・アプライド・バクテリオロジ− (1975)、第18巻、第131〜143頁に記載されたように増殖させた。
この培地は従来、YETEマルチカーボン培地として知られている。このYET Eマルチカーボン培地は0.05%のブロモキシニルを含有した。この生物はブ ロモキシニルを唯一の窒素源として利用しなかったが、0.05%のブロモキシ ニルを含有するし一ブロスにて充分な密度まで増殖し,た。K.オゼナエ変種コ ロニーを選択し、10m1のL−ブロスで増殖させた。さらに、3種の独立した に,オゼナエコロニーをブロモキシニルを含有するLBプレートから選択して同 じ条件下で増殖させた。これらの同じ4種のに.オゼナエコロニーを、0.05 %のブロモキシニルが補充された10m1のし一ブロスで同時に増殖させた。培 養物を最高密度まで30℃にて増殖させ、各培養物からイシューホロビッツ等の 方法[ヌクレイツク・アシド・リサーチ(1981)、第9巻、第2989頁] によってミニプレツブ・プラスミドDNAを作成した。未消化のプラスミドDN Aを0,5%アガロースゲルにて電気泳動にかけ、臭化エチジウム染色によりプ ラスミドバンドを可視化させた。
K.オゼナエ変種生物は、ブロモキシニルの存在下もしくは不存在下のいずれて も増殖する単一のプラスミド種類(寸法88kb)を示した。3種のに,オゼナ エコロニーは、0.05%ブロモキシニルの存在下で増殖させた場合、より大き いプラスミド種類(90kb)を示した。ブロモキシニルの不存在下で両種類の プラスミドは3種のに、オゼナエコロニーのうち2種に存在する。このデータは より大きいプラスミド種類からより小さい形態への変換を示すと同時に、ブロモ キシニルを選択しなければ約22kbのプラスミドDNAを喪失することを示し ている。
4t’ffのコロニー全てを、0.05%ブロモキシニルを含有する200 m lのし一ブロスで増殖させた。細胞をフレンチプレスで破壊し、高速度で上澄液 を0.05M K P O: 2.5mMジチオスレイトール(DTT)を含有 する緩衝液(pH7,5)に対し透析し、さらに個々の粗抽出物をブロモキシニ ル特異性ニトリラーゼ活性につき分析した。1つのに、オゼナエ変種から作成さ れた粗抽出物は検出しうるニトリラーゼ活性を持たなかったのに対し、他のに、 オゼナエの粗抽出物はそれぞれ0.124 、0.105および0.143μモ ルN Hi / m in / ff1g蛋白のニトリラーゼ比活性を示した。
細胞(200ml)を、0.1%のグルコースと0.04%のブロモキシニルと を含有するM9培地[ミラー(1972)、エキスベリメンッ・イン・モレキニ ラ・ジエネチックス、コールド・スプリング・ハーバ−・ラボラトリ−]にて中 間対数増殖期まで30℃にて増殖させた。細胞破壊、超遠心分離および0.05 HのKPO4および2.5dのDTTを含有する緩衝液(pH7,5)における 上澄液の透析によって、粗抽出物を作成した。全ての分析において基質濃度は3 IIIMのブロモキシニルとした。ハーバ−、バイオケミストリー・ジャーナル (1977)、第167巻、第685〜692頁にしたがってNH3の放出を監 視した。ブロモキシニルを含有スルし一ブロスにてに、オゼナエ変種が増殖する 能力は、化合物に対する生物の後天的な非透過性をもたらし得る。しかしながら 、この生物はブロモキシニルを唯一の窒素源として用いると所定の培地で増殖で きない。
要するに、K、オゼナエのニトリラーゼはプラスミドにコードされると思われる 。該酵素をコードする遺伝子は、ブロモキシ史 ;ル選択のない場合、K、オゼナエブラスミドから自然に喪失する22kbのプ ラスミドDNA断片に存在すると思われる。
0.05%ブロモキシニルの選択下に増殖させたに、オゼナエからのプラスミド DNAを作成し、かつこのDNAを大腸菌株MH294(thf 、 gyr  A9B、 endl−、hsd R17)に形質転換された。これら形質転換体 を窒素欠乏した(N−)の固体アガロース最小培地(1f!当りKH2PO4( 1,5g)とに2 HP O4(3−5g )とMg5O・7 H20(0、1 g )と0.1%グルコースとを含有する)にて0.0596のブロモキシニル を唯一の窒素源として添加することにより選択した。5日間培養した後、10個 のコロニーが選択プレート上に出現した。これらのコロニーを0.05%のブロ モキシニルを含有するL−寒天プレート上に再塗沫し、MM294におけるチア ミン栄養要求性マーカーの存在につき試験した。これらコロニーはいずれもチア ミンの不存在下では最小培地にて増殖せず、この菌株が大腸菌MM294である ことを示した。全コロニーはチアミンと唯一の窒素源として0.05%のブロモ キシニルとが補充されたM9培地にて増殖することができた。
ブロモキシニルの不存在下では、この培地にて増殖は観察されなかった。これら コロニーのうち2種をさらに分析用に選択した。90kbブラ夢ミドを含有する 大腸菌)1M294の粗抽出材調製物をブロモキシニル特異性ニトリラーゼ活性 につき分析した場合、0.21Bμモル放出NH3/min /+ngの比活性 が得られた。より小さい種類のプラスミドを含有する大腸mMM294は、検出 しうるニトリラーゼ活性を示さなかった。大腸菌における大きい90ニル特異性 ニトリラ一ゼ反応の結果として適当な代謝物を産生ずることを確認するため、M M294CpBr a 1 )の2ml培養物を0.05%ブロモキシニルが補 充されたM9培地にて30”Cで24時間増殖させた。培養物の濾液試料をCl 8HPLCカラムでクロマトグラフにかけた。培養濾液における投入された全ブ ロモキシニルは、新たな代謝物ピークまで変換された。代謝物ピークの確認をス ペクトル分析により行なって、3’、5’−ジブロモ−4−ヒドロキシ安息香酸 (D B HB)であると決定された。したがって大腸菌におけるブロモキシニ ル特異性プラスミドでコードされるニトリラーゼ発現の産生物は、K、オゼナエ につき観察されたものと同じである。
ブロモキシニル特異性ニトリラーゼ遺伝子を大腸菌中でクローン化させる。
ブロモキシニル特異性酵素をコードするDNA断片が大腸菌にクローン化させう るかどうかを決定するため、プラスミドターpAcYc184 [チャンダおよ びコーエン、ジャーナル・バクテリオロジ−(197g)、第134巻、第11 41頁]のBam H1部位に結合させ、かつ大腸菌株MM294に形質転換さ せた。pAcYc1g4のサイクリン感受性の10種のMM294コロニーを選 択し、ミニブレツブ・クローン分析DNAを作成し、かつこのDNAを後に残留 するDNA断片に一致する。10種のクローンを全て20!μg/mlのクロラ ムフェニコールの存在下(プラスミドにつき選択するため)で200 mlのし 一ブロス中にて増殖させ、粗抽出:A製物を得、ブロモキシニル特異性ニトリラ ーゼ活性につき分析した。37kbBam HI断片を含有する4種のクローン は0.140 uモル放出N H3/l0in /+ng蛋白の範囲のニトリラ ーゼ比活性を示したのに対し、他の6種のクローンにはニトリラーゼ活性が検出 されなかった。このデータは、ブロモキシニル特よびブロモキシニル選択のない 場合に自然に喪失される22kbのつ0.07%アガロースゲル上で電気泳動に かけた。プラスミドえ pBr〆3から自然に除去される22kbD N A断片に対し内部であること も確認された。これらEco RI断片の寸法はそれぞれ18kb、 3kbお よび1.9kbである。ブロモキシニル特異性ニトリラーゼをコードする遺伝子 は、このニトリラーゼ構造遺伝子が大腸菌のブロモキシニル特異性ニトリラーゼ の位置につき検ブロモキシニル特異性ニトリラーゼは大腸菌におけるペリプラズ ム酵素である トルエン処理細胞(L−ブロス)       0.829リゾチーム処理細胞 (L−ブロス)      0.796全細胞(L−グロス)             0.770全細胞(L−ブロス+BrX 1 )        1. 25全細胞(M 9 )               0.950全細胞CM  9 +BrX 1 )           1.45全細胞/pAcY01 84 (M9)          0培地にて5mlの培養物として37℃で 定常期まで増殖させた。
培養物は20μg/mlのクロラムフェニコールを示した場合物から1mlを採 取し、ニトリラーゼ緩衝液(0,1MKPO4、pH7,5)で1回洗浄し、か つ菌体をこの同じ緩衝液0.1mlにリー・ジャーナル(1977)、第167 巻、第685〜692頁にしたがい基質としての31!1Mブロモキシニルを用 いて或いは用いずにニトリラーゼ活性につき分析した。
体/m1=150μgであるとして決定された。
これらのデータは、ニトリラーゼ酵素の細胞位置がペリプラズム空間であること を示す。第2の観察は酵素が培地中のブロモキシニルの不存在下に発現されるこ とであり、これは酵素発現にブロモキシニル誘発が必要とされないことを示唆す る。
ブロモキシニル特異性ニトリラーゼの再精製に、オゼナエニトリラーゼの精製を さらに行なって、次の結果を得た。
第2表 ブロモキシニル特異性ニトリラーゼの大腸菌からの精製(出発物質6g細胞) 粗抽出物a100ml  210mg    18.15    C1,086 35−50% NH45046m1  83IDg    2B、77   0.250EAE セファデックス  56m1  19mg    15.52    Q、82 0a:菌体は、0.04%のブロモキシニルとグルコースとを含有するM9培地 にて30°Cで中間対数増殖期まで増殖させた。粗抽出物は細胞破壊、超遠心分 離および0.05M  KPO4(pt17.5)および2.511M DTT を含有する緩衝液に対する透析により作成した。基質濃度は、全てのニトリラー ゼ分析において3+nMとした。
b二μモルN H3/ min / mg。
試料入れ、カラムを上記カラム緩衝液における0、02M〜0.40MNaCJ 7の300 ml直線濃度勾配で展開した。IMのNaCl2を含有する緩衝液 を濃度勾配の最後に施した。5mlの各フラクションを集め、1つおきのフラク ションの0.075 mlアリコートについてニトリラーゼ活性を分析した。単 一ピークの酵素活性が0.22Mの塩にて溶出した。投入ニトリラーゼ活性の約 75%が活性フラクションに回収された。
DEAEカラムからのニトリラーゼピークを含むフラクションを0.02MのK  P O4(PH7,5)に対し透析すると共に、各フラクションの50Mg  (6μgの蛋白)を11.25%の変性用レムリゲルに施した。DEAEカラム からの活性ピークに相当する濃縮蛋白バンドは、分子ff134.000のポリ ペプチドである。活性カラムフラクションにより、他のポリペプチドは濃縮され なかった。これらのデータは、ブロモキシニル特異性ニトリラーゼが約34,0 00の分子量を有するポリペプチドおよびおそらく単一遺伝子の生産物であるこ とを裏付ける。
前記と同様に大腸菌中に形質転換させた。プラスミドを常法で分離し、かつBg l IIで切断して約8.7kbの断片を得、これはpACYC184ベクター に挿入されたままであった。次いで、分離さpAcYc177(3,7kb)   [チャンおよびコーエン、ジャーナル、バクテリオロジ−(197g)、第1 34巻、第1141〜1156頁]に挿入した。
ペニシリン耐性を与える得られたプラスミドを上記と同様に大腸菌中に形質転換 させ、かつ形質転換体をペニシリン選択培地は3.9kb断片上にニトリラーゼ 遺伝子を有する。
切断されたpLIc18  [ヤニシューペロン等、データ(1985)、第3 3巻、第103〜119頁]に挿入した。得られたプラスミドを大腸菌中にクロ ーン化させ、かつニトリラーゼ活性につきスクリー父 ニングした。IFfiのクローンは5JkbのプラスミドpBr’19をを得た 。このPst l−H1ncII断片をサンガー等の方法[プロシーディング・ ナショナル・アカデミ−・サイエンス・USA(1977)、第74巻、第54 63〜5468頁]にしたがって配列決定した。
得られた配列(コードされた適するアミノ酸をも含む)を下記配列に示す。
CTCCACC人TAGTAGにGCCTr(:AAC;AGGAτACにCT ’CmCCCにAll;CCATC人AAAT人ACCGG`TTrrC τhr にlu Thr Leu Pra  Phe  X1e  He  L ys  Try Arg  Lys  Gin  A1.a@ rye  AL a  人III  Asp  Gly  Pr。
C1u  rlc (:1u Lys  11e  Arg  Cys  八1 ! 人La、G1r+  C1u His  Agn  l奄■@八is  L gu  Ser  Phe  Gly τyrScr C1u Arg Ala   Cry  Arg  Thr  Leu Tyr Met  Ser  G in Met  Ltu @Ile  人sp  ^1m  Asp  Gly   l1eThr Lys Ile ArHArg Arg Lys Leu  Lys Pra Thr Arg Phe Cb1人rg Glu L■普@P he C1y C1u Gly Asp  C1y  5er  Asp  Leu  Gin  Vi l  人la Gin  Thr  Ser  Vml  ■ky Arg   Val  C1y  Al鳳 Leu 人5nSer Pro Thr GLu  C1u G1.y Ile VaLTyr ALa CLu Ile Asp  Leu Ser Met@Leu にlu^la、 Ala Lys  Tyr  Ser  Leu  人gp  Pro  Thr  C Ly ELI  Tyr  Scr  Arg  Pro @Asp  Val   Phe  Ser  VaI Ser  11eAACCG(、CAA   CにCCACCCT  QCに  C丁CTCA  (:AA C丁τ ^工C GACTCA、AACにGj G`CCACにACCCG Asn Arg  Gin  Arg  C1n  Pro  Ala VaL   Ser  にlu、Val  Ile  Asp  S■秩@Asn  C 1y Asp  C1u Asp  l’r。
Arg Ala^la Cys GLu Pro Asp C1u Gly A sp Arg Ciu VaL Vat Ile Serτ■秩Ola Ile  C1y Va、L  Leu  Pro  ArHTyr  Cys  C1y HLs   5er5′−および3′−非コード側方領域を実質的に持たないにより植物 発現カセット中へ導入することができる。
RIリンカ−を介し遺伝子の3′末端に融合した5′−非コード領域の約15B 6bpと3′−非コードDNAの約1349bpとを有する。
pTi対応物は、バーカー等、プラント・モレキュラ・バイオロジー(1983 ) 、第2巻、第335頁に規定されたように、3領域につき11,207〜1 2,823でありかつ5′領域につき13,643〜ブクロ一ン化断片をプラス ミドpcGN’407としてpBI?322にクロージョンをクローン化させか つ配列決定した。1つの場合、全コード領域と5′非翻訳配列の1Obpとが除 去されて、5′非転写領域、mRN^キャップ部位及び5′非翻訳領域(Bal llHI部位まで)の18bpとを完全のまま残した。7%アクリルアミドゲル での寸法分別により、この小さい断片を得ると共に、長さ約130bpのこれら 断片を溶出させた。この寸法分別されたDNAをMISo+p9に結合させ、か つ数種のクローンを配列決定し、この配列をオクトピンシンターゼ遺伝子の公知 配列と比較した。hita構築物をpI4と命名し、このプラスミドをBaωH IおよびEc。
RIで切断して小断片を得、これをpTjA6 [ガルフィンケルおよびネスタ ー、ジャーナル・バクテリオロジ−(1980) 、第Xho 1部位にクロー ン化させ、これをpCGN426と命名した。このプラスミドは、DNAポリメ ダーゼIにより充填された単一のEco R1部位を有しかつXho Iリンカ −をpUC8の唯一の旧nc■部位に挿入した際に旧ncII制限エンドヌクレ アーゼのヌクレアーゼ汚染によりPst Iおよび旧ndm部位を喪失している 点において、pUc 8とは相違する。得られたプラスミドpCGN 451は 、蛋白コード配列を5′−非コード領域(これはT−DNAの右側境界を含む5 ′非転写配列の1.550bpとmRNAキャップ部位と5−非翻訳配列の16 bpとを含有する)と3′領域(これはコード領域の267bpと停止コドンと 3′非翻訳DNAの1913bpとポリA部位と3′非転写配列の1.153b pとを有する)との間に挿入するをプラスミドpcGN517に挿入し、これは テトラサイクリン耐性遺伝子とカナマイシン耐性遺伝子とを有する。pcGN5 17は、唯一のPst  I部位中へKan 7遺伝子をpυC4K[ビエイラ 、ジーン(1982) 、第19巻、第259頁]から導入することによりpH 079[ホーン、ジーン(1980) 、第11巻、第291頁]から作成した 。pcGN517をSat  Iで切断し、かつXho I断片を唯一の鈷旦1 部位に挿入した。
さらに、Xho I断片を第2のプラスミドpCGN 529に挿入した。
pCGN529は、Tn5 [0ススタイン等(1981) 、ムーバブル・ジ ーバー・ラボラドリース、コールド・スプリング・ハーバ−、ニューヨークコか らのKan 7遺伝子の挿入によりpAcYc184から作成し、pRiA4   T−LDNA Eホワイトおよびネスター、ジャーナル・バクテリオロジー( 1980) 、第144巻、第710頁]からの2.4kbのBat II断片 をTn5のKan ”遺伝子で pAcYc184のHindした。
517およびpCGN529のそれぞれに挿入して、2種のプラスミドpN1お よびpH2を生成させ、これらを用いてそれぞれA、ツメファシェンスもしくは A、リゾゲネスに導入することによりTi−もしくはRi−プラスミドのT−D NAに組込んだ。各プラスミド中への組込みはコマイ等、プラスミド(1983 )第10巻、第21〜30頁に記載されたように3一方向接合で達成することが できる。プラスミドpRK2073 、pNlもしくはpNW有する大腸菌宿− ナル・バクテリオロジー(1980) 、第144巻、第732頁]もしくはA 、リゾゲネスA4T [ホワイト、上記(1980) 、第144巻、第710 頁]の1晩培養物を1晩培養し、かつ適当な培養物を混合すると共に、150μ g / mlのカナマイシンを含有するABプレート上に展延した。単一のコロ ニーを2回にわたり再塗沫した。正確な組込みは、全アグロバクテリウムDNA のサザン分析によって証明される。エンドヌクレアーゼ切断された4桁γ ん DNAは、ニラ     たpBr〆8で検査される。
2.8kb断片上にニトリラーゼ遺伝子を有するプラスミドpBr達成した。得 られたプラスミドはアンピシリン耐性を示し、これを前記と同様に大腸菌中に形 質転換させ、かつ形質転換体をアンピシリン選択培地で選択して5.2kbのプ ラスミドpBr×16た。
Bam HI−HincII断片をBam HI−Sma I切断されたpcG N4Bに挿入して、ニトリラーゼ遺伝子断片を有する8、6kbのプラスpcG N48 [コマイ等、ネイチャー(1985) 、第317巻、第741〜74 4頁]はマンノビンシンターゼ(MAS)発現カセットであって、MASプロモ ータとocs3’領域とを有する。pcGN4Bの構築は次のように行った。マ ンノビンシンターゼプロモータ領域(PMAs)を含むT−RDAA  [ベー カー等、プラント・モレキュラ・バイオロジー(1983) 、第2巻、第32 5頁]の1部をび20128 )で切断してPMAS領域を除去し、この領域を sph 1およびAcc Iで予め切断されているpUcL9  [ファルマシ ア社]に挿入して、pcGN40を生成させた。PMA8領域は9リ工I認識部 位を有し、その内部は切断に抗するようメチル化される。
ンカーに位置する”PMAS領域を有する断片を生成させた。
よびEco R1で切断し、かつオクトビンシンターゼ5′領域がPMAS領域 をオクトピンシンターゼ5′領域の代りにpcGN451中に置換させ、ここで 転写の開始および停止領域をポリリンカーにより分離してpcON4Bを得た。
1.2kbのニトリラーゼ遺伝子断片を含有するプラスミドpBr芙 茶22を、前記したように大腸菌中に形質転換させた。グラスミ25塩基対の細 菌5′未翻訳配列を有するブロモキシ矛ル遺伝子pcGN167を作成するため 、CaMV (bp7144〜7735)  [ガードナー等、ヌクレイツク・ アシッド・リサーチ(1981) 、第9巻、第2871ル2888 これをM 13mp 7 [ビエイラ、ジーン(1982) 、第19巻、第2 59614のEco R I切断物は35Sプロモータを含有するC614から のEco R I断片を生成し、これをpuc 8 [ビエイラ等、ジーン(1 982) 、第19巻、第259頁]のEco R I部位にクローン化させて pcGN146を得た。
プロモータ領域を切断するため、Bgl II部位(bp7670)をBgl  IIおよびBal 31で処理し、次いでBgl IIクリンカをBat 31 −処理されたDNAに付着させてpcGN147を得た。
プロモータ領域と選択しつるマーカー(2ATG’sを有する位がpCGN52 8のカナマイシン遺伝子の近位となるようにpCGN528のBgl 11部位 にクローン化させた。
この構築に使用したシャトルベクター、すなわちpCGN528は次のように作 成した。カナマイシン遺伝子を有するTn5を持ったプラスミド[ヨルゲンソン 等、モレキュラ・ジーン(1979)、およびコーエン、ジャーナル・バクテリ オロジ−(1978) 、第134巻、第1141〜1156頁]のテトラサイ クリン遺伝子のおけるHindI[I− Bam H 1部位に挿入することに より、pCGN525を作成した。pTiA6[)マショー等、セル(1980 ) 、第19巻、第729528を得た。
を作成した。
pMB 9Kan XX Nは、Xho I部位を喪失しているがTn903か らの機能的カナマイシン遺伝子を有してアグロバクテリウムにおける効率的選択 を可能にするpuc4に変種[ビエイラおよびメッシング、ジーン(1982)  、第19巻、第259ル268る。
換した。これによりpcGN167 、すなわち全長CaMVプロモータ、1  ATG−カナマイシン遺伝子、3′末端及び細菌Tn903型カナマイシン造伝 子とを含有する構築物を生成する。MlはpcGN550化部位にクロ化部化さ せた。
709(1人TGーカナマイシンー3′領域)の構築pcGN566は、puc ia−印[K,バラフレー博士論文、UC−サンする。ORF 1および2[バ ーカー等(1983)、上記]を含有するpNW31cm 8、29−1[ドア ショー等(1980)、セル、第19巻、第729頁コの肛皿■−超III断片 をpcGN5[i6の肛皿■ー肪mHI部位,%ークローン化させてpcGN7 03を得た。
pTiA6 [pT115955 (バーカー等、1983、上記)の塩基23 96〜2920に相当コからの転写物7の3′領域を有するpcGN703のC aMV−355プロモータとI ATC−カナマイシン遺伝子とpTiA6位に クローン化させて、pCGN97Bを生成させた。
とpcGN709  (転写物7:3′上記構築参照)の0.5kb Eco  Rl−3all断片とをpcGN56Bの旧ndI[I−Sat  I部位に挿 入することにより転写物7からの35Sプロモータおよび3′領域を発生させて pcGN768cを生成させた。
pcGN783の最終的構築 pcGN768e(CaMV−353プロモータ)の0.7kb HindDI −Ec、o R1断片をpCGN726c (1−ATG−KAN−3’領域) の1.5kbECo RI −3al  I断片に結合させて、pLlc119  [J 、  ビエイラ、ルットガース大学、ニューシャーシー州コのHfnc lIff−Sal  I部位中に組込んでpCGN778を生成させた。
pcGN77gの2.2kb領域、すなわちCaMV35 Sプロモータ(1− pBrにl’lヲBam HIで切断しがっ肛匹■で部分切断して、H断片をB am HI−Sma l切断されたpcGN566中に挿入して、ニトリラーゼ 遺伝子断片を有する3、7kbプラスミドpBrJ25を生成させた。
pCGN566ハ次ノヨウニ構築シタ。pU013(CIIIR)[ケン・ハッ クレー、lIv士論文U、C,サンジエゴ]をEeo RIおよびHindmで 切断し、かつpUc18およびpUcI9がらのポリリンカーをそれぞれ線状化 されたpUc13に挿入してpccN5eeを生成させた。これはクロラムフェ ニコール耐性マーカーを有する。
1.2kbニトリラ一ゼ遺伝子断片を有するプラスミドpBr N25を、上記 したように大腸菌中に形質転換させた。プラスミドを常法で分離し、かっBan + HIおよびEco RIで切断して再び1.2kbニトリラ一ゼ遺伝子断片 を得た。Bam HIおよびEc。
R1断片をBam HIおよびEco Rl切断されたpcGN4Bに挿入して 、ニトリラーゼ遺伝子断片を有する6、6kbのプラスミドpBr翻訳配列の細 菌5′の11塩基対を有するプロモキヒイ遺伝子と、 ψ ツメファンエン菌株K12 [ネスター、アニュアル・レビュー・マイクロバイ オロジー(1981) 、第35巻、第531頁;ぐジ4等、ネイチャー(19 83) 、第303巻、第179頁コに形質転換させた。
pi         、  ヱ K12 (JBr )A28)およびK12 (JBr X29)を用いて、カ ランコニ(Kalauchoe) Cガルフィンケル、ジャーナル・バクテリオ ロジ−(1980) 、第144巻、第732頁]上に菌コブ組織(gall) を形成させた。
約1g(新鮮重量)の菌コブ刊織を液体窒素中でO,1Mトリス(pH7,5) と10mM#EDTA、 0.15M  N a Cl) 、0.05% NP −40゜25mg/+nl BSA、1 mM DTT、0.13gg/mlの ロイペプチンとを含有する緩衝液にて磨砕した。試料を0.05gのポリビニル ピロリドン(シグマ社)の添加後にホモゲナイズし、次いで15,000gにて 4℃で15分間遠心分離した。精製ニトリラーゼをウサギ中に注射して作成した 25μgの抗血清と250ggの10%(V/V)のS、アウレウス(カルビオ ケム社)の懸濁物とを各上澄液に添加して、4℃で16時間インキュベートした 。次いで試料を遠心150mM N a Cρ、0.05%NP−40で2回洗 浄した。ペレットを100 uD ノ0.125 M)’Jス(pH6,8)  、4%ノSDS 、 20%グリセリン、10%B艦に再懸濁させ、90℃にて 2分間加熱した。全試料を10%アクリルアミドゲルで電気泳動にがけた[V、 に、レムリ、ネイチャー、第227巻、第680〜685頁(1970) ]。
溶解したポリペプチドをニトロセルロースフィルタ(シュライヒャーおよびシュ エル)にバーネット[アナリチヵル・バイオケミストリー、第112巻、第19 5〜203頁(1981) ]により記載されたようにしてデ移した。次いで、 ニトロセルロースフィルタ(シュライヒャーおよびシュエル)をプロット(BL OTTO) [ジョンソン等、ジェネラル・アナリチカル・テクノロジー、第1 巻、第38〜42頁(1983)]にて42℃で1〜3時間時間インベニベート 次いで抗−二トリラーゼ血清の1:5o溶液を含有するプロット(BLOTTO )にて室温で1晩インキユベートした。フィルタを20mMのトリス(pH7, 5>、150d N a C(lでio分間、0.05%のツィ−シー20を含 有する同じ緩衝液で20分間、およびツイーン−20を含有しない緩衝液でさら に10分間洗浄した。1108cp/mlの1125−標識された蛋白A C9 u Ci/ mg : NEN)を含有するプロットを次いでフィルタに添加し 、かつ室温にて2時間インキュベートした。これらフィルタを50mMのトリス (pH7,5)、IMのNaCΩおよび0.4%のサルコシルで1晩洗浄した。
濯ぎかつ乾燥した後、フィルタをデュポン・クロネツクス増感血清を用いてコダ ックARX線フィルムに一70℃で露出させた。
タバコ植物を無菌培養した[25℃、白色光(16時間);MS(11I1g/  L  IAA 、 O,15mg/ Lキネチン)]。主若枝移植物を通して 維持された3週令の植物を組織供与体として使用した。若い葉(頂部から4番目 まで)を選択し、直径2mmの葉円盤を抜打ち、ペトリ皿(直径3cm)中のl og/、QのIAAを含有する1mlのMS培地に入れた。全くの暗所にて円盤 を1晩保った後、アゲ中108〜10”/ml)をこれら培養物に添加した。暗 所にて18〜24時間にわたり共培養(Co−co l r 1vat in)  L、た。ホルモンを含有せず350 rr1g/Iのセホタキシン(ベーリン ガーマンハイム社)を含有するMS培地で3回洗浄することにより、葉切片から アグロバクテリウムを除去した。葉切片を直径9ctnのベトリ皿内のホルモン を含まない10m1の88培地に移した。フィトアガー(ギブコ社、0.6%; セホタキシン、350 mg/l )のベトリ皿をパラフィルムで封止し、かつ 組織供与体植物と同じ条件下で保持した。再生する若枝は次の2−・5週間で見 られる。
6葉段階にて、ブロモキシニル溶液のスプレーを鉢植え植物に向けて植物に噴霧 した。それぞれ4インチのポット1本の植物を含みかつ2.5mlのスプレーを 受けた。植物を25℃、相対湿度70%、60時間の光照射期間にて生育室内で 成長させた。噴霧してから9日後に0.5印より長い新たな葉を計数することに より成長を測定した。
タバコにてブロモキシニル特異性ニトリラーゼを発現させるためのタバコ小サブ ユニットプロモーターブロモキシニル遺伝子キメラの構築 タバコSSUプロモータカセットの構築タバコ小サブユニット遺伝子を有するゲ ノムクローンを、二部分ゲノムライブラリーから分離した。エントウ豆小サブユ ニットcDNAクローン[プログリ−等、プロシーディング・ナショナル・アカ デミ−・サイエンスUSA(1981) 、第78巻、第7304〜−ニングし た。タバココード領域と5′−側方(flanking)配列とを有する3、4 kbのEco RI断片を、シャロン32λフアージクローン(3〜8)からM 13+np18 [ヤニシューペロン等、ジーン(1985) 、第33巻、第 103〜119頁]中にクローン化し、このサブクローンをN5UE2018と 称する。小サブユニ・ノド蛋白のTAT人ボックス(プロモータ)および推定A TC開始コドンの位置を、DNA配列決定により決定した。一本鎖DNA鋳型を N5UE2018から作成し、これを25塩基の一本鎖合成オリゴマー(5’  TGTTAATTACACTTTAAGACAGAAA3’ )にアニールさせ た。この配列は、タバコ小サブユニット遺伝子の推定ATGにおける5′直後に 位置する25塩基に相補的である。その際DNAポリメラーゼIのクレノー断片 を用いてプライマを延長させてdsDNAを作成し、次いオーバーハングから始 まる。pUc18をSma IおよびHindIIIで切断し、かつ上記のよう に作成したdsDNA断片をポリリンカー中に挿入して4.1kbのpcGN6 25と称すミ井油リブラスミドを得た。
pUc18に挿入して4.1.kbのプラスミドpcGN827を得た。8.3 kbのDNAセグメントを得、こねはI)ACYCL77 [チャンおよびコー エン、ジャーナル・バクテリオロン−(197B) 、第134巻、第一カー等 、プラント・モレキュラ・バイオロジー(1984) 、第断片に隣接する。c s3’領域を与え、7.7kbのプラスミド、すなわちpcGN630を生成さ せた。
Bgl IIで切断し、クレノーポリメラーゼで平滑末端化し、次いネータ領域 との間に正しい向きに位置せしめた。得られた8、9kbプラスミドをpBr− X38と称する。
ニトリラーゼ遺伝子をカナマイシン遺伝子とは反対および同一の転写方向に有す る。
これらのプラスミドをA、ツメファシェンス菌株LBA4404に形質転換させ 、次いでタバコにコチアナ・タバクムcv、  rキサンチ」)の子葉外殖片と 一緒に培養した。カナマイシン耐性若技を、慣用技術にしたがってタバコ植物中 に再発生させた。
形質転換されたタバコ植物(5〜6葉段階)からの葉組織は、慣用のウェスタン 分析によりニトリラーゼ蛋白を発現することが示された。表面殺菌された葉(1 0%次亜塩素酸塩;水洗)の約5mmの葉セクションを、光合成独立栄養条件の 下でブロモキシニル含有培地に懸濁させた。使用した培地は、0.93mg/I のナフチル酢酸と0.11mg/ρのベンジルアミノプリンとを含有するMS塩 とし、ブロモキシニルの量を変化させた。ブロモキシニルの濃度は、0.1希釈 率にて10−3〜lO’Mの範囲で変化させた。
光合成独立栄養条件は5%Co2.10%02,85%N2とした。
形質転換されていない比較のタバコ葉セクションハ、10−6M+7)ブロモキ シニルで漂白された(阻止された)。それに対して、z       Z それぞれプラスミドpBr t39およびpBr/40からのブロモキシニル特 異性ニトリラーゼを発現する形質転換された葉セクショ、−5 ノは10  MおよびlO’Mのブロモキシニルに対し耐性であった。
タバコにつき前記したと同様にトマト(リコベルシコン・エスクレンツムcv、 Uc828)の子葉移植片の同時培養を行ない、かつカナマイシン若枝を再生さ せた。形質転換されたトマト植物(7〜10葉段階)からの葉組織は、標準ウェ スタン分析によりニトリラーゼ蛋白を発現することが示された。表面殺菌された 葉(10%次亜塩素酸塩;水洗)からの約5市の葉セクションを、光合成自己栄 養条件下で、変化する濃度のブロモキシニル含有培地に懸濁させた。培地は2m g/Ωの2,4−ジクロル酢酸と1+ng/gのイソペンチルアデニンと100  mg/Ωミオイノシトールと10  もしくは10’Mのブロモキシニルとを 含有するMS塩とした。
タバコにつき記載したと同じ光合成自己栄養条件を用いた。形質転換されていな い比較の葉セクションは10’Mプロモキシニリラーゼ遺伝子を発現する形質転 換植物は10’Mのブロモキシニルに対し耐性であった。トランスジェニックト マト植物(10〜20葉段階)にブロモキシニルの市販組成物(ブクトリル)を 噴霧したところ、0.5ポンド/ニーカーにて耐性であることがトリラーゼ遺伝 子のC末端におけるコード領域に欠失部を導入扛L1部位と共にリーディングフ レームに存在し、pUc18からのTGAコドンに対し約10個のコドンが付加 される。
追加10個のコドンの存在は偶発的であり、これらコドンを除去してニトリラー ゼの活性に顕著に影響を及ぼすことなく切断ニトリラーゼを作成しうるという事 実を裏付けている。
下記配列は、C−末端改変二トリラーゼ(njt−11)の配列を推定アミノ酸 と共に示した。
MET  Leu  Thr  His  Asn  Gin  Thr  G lu  Thr  Leu Pro  Phe  Ile @Ile  Lys   Tyr  Arg  LysCACCCA  人τc  ccc  ccc   c^τ CにA  CCA  CIIIA ATCC人^ λAA ATT  CC;CTbCGCG  GCT  CAG Gin :人1a  Ile  ^1& ^IJL  Asp  (:Ly   Pro  GLu  ILe  にLu  Lys−11e@ Arg  Cy s  Ala  Ala  G1nCRAG  CAT 人^G  ATT C ,CG  CTCTCCm  CCCTACACCCAA  CGに  CCT   GGCC0噤@人Cに  CTC Glu His Asn rye^La Leu Ser Phe にlyτy r Ser C1u Arg Ala GLy Arg T■秩@Leu It16                           bk3τA CATC70人 CA、^ ATCCTr  ATCCAT  GCCにAT   GCCATCACC人AA  ATr  CGT  bにT  CCA τyrMΣτ Ser  C1n MET Leu  Ile  人sp  A la  AJP  Gly 、X1e  Thr  Lys@ Ile  Ar g  Arg  Arg578  、                      605GA(:  AAτ ITCCAに TCに  CTA −請C人A C1て「I“ccc cτTGCτ GCCGAG CGT Cん\ bAC^ T^ にlu Asn Leu Gin Ser Leu Asn Lys Phe  Ala Lau Ala^Lm Glu C1y Glu f]、n ILe CAT  ATCTCCccCTcc  CCA  TTCACG  CTr   (、GA  AGCCOT  (:丁CCTCGTCcc`  にACTCC Hig  工le  Ser  Ala  Trp  Pro  Phe  T hr  Leu  C1y  Ser  Pro  Val@ Leu  Va l  GLy  Asp  5erATCににCCCCATCAACCAG   GTCTACGCCGCCGACAce  C;C;CACCTTCCTT C τCA丁C11e  C11y Ala  Ile  Asn  Gin  V ai  Try  Ala  Ala  Glu Thr Gly T■秩@  Phe  Val  Leu ME丁7ム0                                   767丁CCACG  CA(:  C ;TG  GTT  GGA  CCG  ACCCGCATCGCCGCCT rCGAに  ATCGG`  GACAGG Ser  Thr  Gin  Val  Val  Gly  Pro  T hr  Gly  Ile  Ala Ala  Phe @Glu  ILe   Glu  Asp  Argτ丁人 CAG  GTC(:CCCM  A CT  AGC(、TT  CCT  Cにに  GTに  CにT GCCC TCAACT■bにC(:  GAに Leu Gin Val Ala  Gin  Thr  Ser Vd  に ly 人rg  Val  Gly Ala  Leu 人唐氏@Cys  A la  (:Lu ^τCTCCGCCTにCCCA  TrCACG  CTT C,0人 ^( :CCCT  C;TOCTCにTCににA  CACTCb人τC 11e  Ser人1&τrp  Pro  Phe  Thr Leu C1 y Ser Pro Val  Leu Vai Gly `sp Ser   l1e に+:C(CCATCAACCAにGTCTACCCGCCCGAGACG’、 CGACCTTCGTrCTC人τCTe1:Gly Ala ILe Asn  Glr+ Val  Tyr Ala人La C1u Thr Gly Th r Phe Val  L■普@MIEτ5er ACG  CAに  にTOにTT  GCA  CCに  ACCに(、CA TCGCCにCCITCCAG  ATC[;AA  GAbACに  TAC τhr  Gin  Val  vat  にly  Pro  Thr  G 1y41e’Ala  Ala  Phe  C1u  I撃■@ Glu   Asp  Arg  丁yr71i13                           810AACCCG 人^τ CACTAT  CTT  G GT GGT C:(CTACGCに  C(:G  ATCTACGにG   CCs にACATC Asn  Pro  Asn  Gin  Tyr  Leu  GLy  C 1y  Gly  Tyr  人La  Arg  He @Tyr  にly   !’ro  Asp  KE丁Cfij、TTに  AAG  AにCAA G  TCG  丁τC丁CA  CCG  ACCCAA  GAG  GG CATCCTCsACGCCGAG にin Leu Lys Ser Lys 5er Leu Ser Pro  Thy にlu Glu にly Ile VaLτyr `la に1u 891、                        91SATCGA CCTに TCCATCCTT  CAG  GCA  GCA  kAC,T ACTCG  CTCCHAT  CCCACに@ GC;CCAC He  Asp  Leu Ser  MET  Leu  のu Ala   Ala  Lys  Tyr  Ser  Leu Asp@ Pro  Th r  Gay  HLs999                        LO26ACCCCT C Thr Arg His N−末端置換を有する改変ニトリラーゼの作成5分間にわたり再切断して約51 .ntを除去した。この酵素を失活H1で完全に切断して、5′−末端にて切除 されたニトリラ−pUc19からのポリリンカーとクララムフェニコール耐性遺 伝子し、ここでpUc19配列によりコードされた17個のアミノ酸は天然ニト リラーゼのアミノ酸を置換している。
上記配列に基づき、延長N−末端アミノ酸配列を有するニトリラーゼは、N−末 端配列で切断されているか或いはN−末端配列の天然アミノ酸を他のアミノ酸で 置換されている場合と同様に活性を保持する。
下記にN−末端改変二トリラーゼ(nit−23)の配列を示す。
Thr Gin Val Val Gly Pro Thr Gly TLt^ 1a^La Phe CLu ILe GLu Asp^r■@Tyr にτSer Arg Arg Arg Lysτyr Ser Pro C1u  S@u Lys Arg (:Lu Ala Ile^l=@Lau 野生型および改変されたニトリラーゼの精製定常期のMM294大腸菌からニト リラーゼを作成した。全細胞のニトリラーゼ分析値が約2.0の0D64oを与 えるまで培養物をアンピシリン選択の下で増殖させた。培養物を8.000Xs rにて4℃で15分間遠心分離した。菌体を0.1M燐酸カリウム緩衝液(pH 7,4)で洗浄し、再ペレット化し、乾燥させ、−20℃で凍結ささせた。ベレ ットを4℃で解凍させ、IIIIMのジチオトレイトールおよびO,1mMのE DT^を含有する40m1の50mM燐酸カリウム緩衝液(KDE)に再懸濁さ せた。次いで、菌体懸濁物をフレンチプレッシャーセルに通し、eo、ooox  gにて4℃で40分間遠心分離した。得られた上澄液(粗抽出物)をKDE緩 衝液で12cg/mlの蛋白濃度まで希釈した(フラクションI)。硫酸アンモ ニウム分別を粗抽出物につき行ない、25〜35%のフラクション(フラクショ ン■)は85%のニトリラーゼ活性を有することが判明した。このフラクション をlomlのKDE緩衝液に再懸濁させ、同じ緩衝液に対し徹底的に透析した。
さらにフラクション■をKDE緩衝液で平衡化したDEAEセファデックスA− 50カラム(4,9cj X 40cm)で精製した。ニトリラ−ゼピークを、 KDE緩衝液における0、1−0.4 MノN a C47濃度勾配により溶出 させた。活性フラクションを集め(フラクション■)、硫酸アンモニウムで沈澱 させ、さらに25mMのヒスチジン(p)18.2)に対し透析した。PBE9 4を有するファルマシア社のクロマトフオーカシングカラム(1,75cj X  20cm)を用意し、25InMのヒスチジン(pH8,2)で平衡化させた 。このカラムを先ず最初にポリバッファー74 (pH4,0)で洗浄して6〜 4のpH濃度勾配を形成させ、酵素をIMのNa(Jlで溶出させた。活性酵素 フラクションを含有するピークを硫酸アンモニウム沈澱させ、かつKDEで透析 した(フラクション■)。その11.25%ゲル上での5DS−PAGEにより 約37.000に強力なバンドが示され、約70.000の分子量に僅かな汚染 物を有した。密度計走査は、フラクション■のニトリラーゼ調製物が99%均質 であることを示した。
下表は、精製の結果および精製ニトリラーゼ産生物の特性を示している。
野性型および改変されたブロモキシニル特異性ニトリラーゼの精製および性質の 比較 n1t−vt      n1t−11n1t−23硫酸7>%0つ”   2 5−35%     10−25%   20−35%クロマトフォーカシ ング溶出1)Ha−4濃度  LM NaCf1    pH4,6LM Na Cj2勾配/LM NaC4洗浄 比活性   25.7  55  19.7反復(rold)精製    10 .3     1B、4    35.8Km  (mM)        0 .31     0.05    0.11V max (モル7分/ll1g )  15      38     9活性酵素型      ダイマー   マルチマー  ダイマー上記手順にしたがって、ブロモキシニル耐性である植物 を得ることができ、これらをその成長に顕著な悪影響を及ぼすことなくブロモキ シニルの存在下の畑で使用することができる。
本発明は植物を除草剤耐性、特に特定のベンゾニトリル除草剤に対し耐性にする ことによる植物の改良を与える。すなわち、ニトリラーゼをコードする遺伝子を 植物宿主中に導入することにより、遺伝子を発現させ植物に対しベンゾニトリル 耐性を付与することができる。さらに該酵素は、便利な細菌宿主において遺伝子 のクローン化して該酵素を発現させることにより産生できる。監視しうる活性を 持った酵素は、各種の分析物またはベンゾニトリル基質の検査において広範な種 類の用途を有する。
さらに、これら酵素および酵素を発現する細菌を用いて、汚染された環境からベ ンゾニトリル除草剤を除去することもできる。
以上、本発明の明瞭な理解のために実施例により詳細に説明したが、本発明の範 囲内において一定の改変をなしつることは明らかであろう。
補正書の写しくR訳文)捉出書(特i法第184条の8)平成2年1月8日 1、特許出願ノ表示  PCT/EP  881005882、発明の名称     ハロアリールニトリル分解性遺伝子、その使用および該遺伝子を含有する細 胞3、特許出願人 住 所  フランス国、69009−リヨン、ルウ・ビニール・ベイゼ、14− 20名 称  ローヌープ−ラン・アグロシミ4、代 理 人   東京都新宿 区新宿1丁目1番14号 山田ビル5、補正書の提出年月日  1989年8月 24日請求の範囲 1.3.5−ジハロゲン化−p−ヒドロキシベンゾニトリルに対し実質的に特異 性であ・す、基質としてのブロモキシニルに対し少なくとも約0.1μモルNH 3/分/ mg蛋白の比活性を有する約34KDのKlebsiel Iaから の実質的に純粋な改変細菌ニトリラーゼであって、全部で約50個以下のアミノ 酸の置換、切除もしぐは延長の少なくとも1柵により改変されている前記細菌ニ トリラーゼ。
改変細菌ニトリラーゼ。
、2  ψ 3.3.5−ンハロケ化−p−ヒドロキシベンゾニトリルに対し特異性を有する 実質的に純粋な改変細菌ニトリラーゼを発現する外来遺伝子を持った細菌宿主。
4、前記細菌宿主がE、 coltである請求の範囲第4項記載の細菌宿主。
5、転写方向に、植物細胞にて機能的な転写および翻訳開始制御領域と請求の範 囲第1項記載の実質的に純粋な改変ニトリラーゼをコードする遺伝子とを含み、 前記ニトリラーゼが基質としてのブロモキシニルに対し少なくとも約0.1μモ ルNH3/分/ mg蛋白の比活性を有することを特徴とする発現カセット。
6、前記カセットが右側T−DNA境界をさらに含む請求の範囲第5項記載の発 現カセット。
7、前記転写および翻訳開始制御領域が植物細胞にて機能的である請求の範囲第 5項記載の発現カセット。
8、前記転写および翻訳開始制御領域がオビンの転写に関する制御領域である請 求の範囲第7項記載の発現カセット。
9、転写方向に、植物細胞にて機能的な転写および翻訳開始制御領域と、3.5 −ジハロゲン化−p−ヒドロキシベンゾニトリルに対し少な(とも約0.1μモ ルNH3/分/l!1g蛋白の比活性を有する実質的に純粋な改変ニトリラーゼ をコードする遺伝子とを含む発現カセットを含む、E、 coltもしくはA、  tumefaciensの少なくとも1種に安定に維持しうるプラスミド。
10、前記発現カセットが右側T−DNA境界を含む請求の範囲第9項記載のプ ラスミド。
11、前記転写および翻訳開始制御領域が植物細胞にて機能的である請求の範囲 第9項記載のプラスミド。
12、前記転写および翻訳開始制御領域がオビン領域にて機能的である請求の範 囲第11項記載のプラスミド。
13、前記転写および翻訳開始制御領域がマンノビンシンターゼ開始制御領域で ある請求の範囲第12項記載のプラスミド。
14、3.5−ジハロゲン化−p−ヒドロキシベンゾニトリルに対し実質的に特 異性であり、基質としてのブロモキシニルに対し少なくとも約0.1μモルNH 3/分/ll1g蛋白の比活性を有する実質的に純粋な改変ニトリラーゼをコー ドするオープンリーディングフレームを含み、野生型以外のDNAに対し5′  もしくは3′末端のいずれか陥されたことを特徴とするDNA配列。
15、前記オーブンリーディングフレームが細菌DNAである請求の範囲第14 項記載の1)NA配列。
16、前記細菌DNAがKlebsiella DNAである請求の範囲第15 項記載のDNA配列。
17、請求の範囲第5項〜第7項のいずれか一項に記載の発現カセットを含む植 物細胞。
18、請求の範囲第17項記載の植物細胞を含む植物部分。
19、請求の範囲第17項記載の植物細胞を含む植物。
20、この植物が双子葉である請求の範囲第19項記載の植物。
21、3.5−ジハロゲン化−p−ヒドロキシベンゾニトリルを特異的に加水分 解しつる特異性ニトリラーゼの産生方法であって、窒素源としてハロゲン化p− ヒドロキシベンゾニトリルを使用しうるKlebsiel la菌捕を選択し、 前記細菌のゲノムを切断して所望寸法範囲のDNA断片を生成させ、適するベク ターにより該DNA断片を大腸菌中にクローン化させ、0.1〜0.5μモルN H3/分/ mg酵素の範囲の活性を持った34kdの純粋な細菌ニトリラーゼ を選択し、前記ニトリラーゼの構造遺伝子を有するDNA配列を分離し、前記構 造遺伝子を少なくとも置換、切除もしくは延長の1種で改変させて少なくとも置 換、切除もしくは延長の1種により改変されたニトリラーゼを産生ずる改変遺伝 子を得、ツ醸開 もしくはAgrobacteriua+ tumefacte、Isにて複製し うるプラスミドを作成することからなり、該プラスミドは、転写量π(転)藷、 始領域がオビンをコードする遺伝      ニトリラーゼの構造遺伝子を有す るDNA配列を含み、植物細胞にて機能的な制御領域の翻訳および転写制御下に ある発現カセットを含むもの国際調査報告 +msmae−^−=”  PCT/EP 88100588141g−〇−^ −msa+1lIIIN・ PCT/EP 8810058g国際調査報告 εP 8800588 SA  23214

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.3,5−ジハロゲン化−p−ヒドロキシベンゾニトリルに対し実質的に特異 性であり、基質としてのブロモキシニルに対し少なくとも約0.1μモルNH3 /分/mg蛋白の比活性を有する約34KDの実質的に純粋な改変細菌ニトリラ ーゼであって、全部で約50個以下のアミノ酸の置換、切除もしくは延長の少な くとも1種により改変されている前記細菌ニトリラーゼ。
  2. 2.前記細菌ニトリラーゼが基質としてのブロモキシニルに対し少なくとも約0 .1μモルNH3/分/mg蛋白の比活性を有する請求の範囲第1項記載の実質 的に純粋な改変細菌ニトリラーゼ。
  3. 3.前記細菌ニトリラーゼが少なくとも約0.5μモルNH3/分/mg蛋白の 比活性を有する請求の範囲第1項記載の実質的に純粋な改変細菌ニトリラーゼ。
  4. 4.前記細菌ニトリラーゼがKlebsiellaからのニトリラーゼである請 求の範囲第1項記載の実質的に純粋な改変細菌ニトリラーゼ。
  5. 5.3,5−ジハロゲン化−p−ヒドロキシベンゾニトリルに対し特異性を有す る実質的に純粋な改変細菌ニトリラーゼを発現する外来遺伝子を持った細菌宿主 。
  6. 6.前記細菌宿主がE.coliである請求の範囲第5項記載の細菌宿主。
  7. 7.転写方向に、植物細胞にて機能的な転写および翻訳開始制御領域と請求の範 囲第1項記載の実質的に純粋な改変ニトリラーゼをコードする遺伝子とを含み、 前記ニトリラーゼが基質としてのブロモキシニルに対し少なくとも約0.μモル NH3/分/mg蛋白の比活性を有することを特徴とする発現カセット。
  8. 8.前記カセットが右側T−DNA境界をさらに含む請求の範囲第7項記載の発 現カセット。
  9. 9.前記転写および翻訳開始制御領域が植物細胞にて機能的である請求の範囲第 7項記載の発現カセット。
  10. 10.前記転写および翻訳開始制御領域がオピンの転写に関する制御領域である 請求の範囲第9項記載の発現カセット。
  11. 11.転写方向に、植物細胞にて機能的な転写および翻訳開始制御領域と、3, 5−ジハロゲン化−p−ヒドロキシベンゾニトリルに対し実質的に特異性であり かつ基質としてのブロモキシニルに対し少なくとも約0.1μモルNH3/分/ mg蛋白の比活性を有する実質的に純粋な改変ニトリラーゼをコードする遺伝子 とを含む発現カセットを含む、E.coliもしくはA.tumefacien sの少なくとも1種に安定に維持しうるプラスミド。
  12. 12.前記発現カセットが右側T−DNA境界を含む請求の範囲第11項記載の プラスミド。
  13. 13.前記転写および翻訳開始制御領域が植物細胞にて機能的である請求の範囲 第11項記載のプラスミド。
  14. 14.前記転写および翻訳開始制御領域がオピン領域にて機能的である請求の範 囲第13項記載のプラスミド。
  15. 15.前記転写および翻訳開始制御領域がマンHピンシンターゼ開始制御領域で ある請求の範囲第14項記載のプラスミド。
  16. 16.3,5−ジハロゲン化−p−ヒドロキシベンゾニトリルに対し実質的に特 異性であり、基質としてのブロモキシニルに対し少なくとも約0.1μモルNH 3/分/mg蛋白の比活性を有する実質的に純粋な改変ニトリラーゼをコードす るオーブンリーディングフレームを含み、野性型以外のDNAに対し5′もしく は3′末端のいずれかにおいて結合されたことを特徴とするDNA配列。
  17. 17.前記オーブンリーディングフレームが細菌DNAである請求の範囲第16 項記載のDNA配列。
  18. 18.前記細菌DNAがKlebsiellaDNAである請求の範囲第17項 記載のDNA配列。
  19. 19.請求の範囲第7項〜第9項のいずれか一項に記載の発現カセットを含む植 物細胞。
  20. 20.請求の範囲第19項記載の植物細胞を含む植物部分。
  21. 21.請求の範囲第19項記載の植物細胞を含む植物。
  22. 22.3,5−ジハロゲン化−p−ヒドロキシベンゾニトリルに特異的なニトリ ラーゼの産生方法であって、−前記3,5−ジハロゲン化−p−ヒドロキシベン ゾニトリルに特異的なニトリラーゼを産生するK.ozaenaeを単離し、− 該K.ozaenaeを適当な培地で増殖させ、−該K.ozaenaeを分離 して前記ニトリラーゼを単離することからなる前記方法。
JP63505852A 1988-07-04 1988-07-04 ハロアリールニトリル分解性遺伝子、その使用および該遺伝子を含有する細胞 Pending JPH03505663A (ja)

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