JPH03505577A - ジペプチドヒドロキシエチレン等配電子体の合成 - Google Patents
ジペプチドヒドロキシエチレン等配電子体の合成Info
- Publication number
- JPH03505577A JPH03505577A JP50688189A JP50688189A JPH03505577A JP H03505577 A JPH03505577 A JP H03505577A JP 50688189 A JP50688189 A JP 50688189A JP 50688189 A JP50688189 A JP 50688189A JP H03505577 A JPH03505577 A JP H03505577A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alkyl
- aryl
- tables
- here
- formulas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D307/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
- C07D307/02—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
- C07D307/26—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member
- C07D307/30—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
- C07D307/32—Oxygen atoms
- C07D307/33—Oxygen atoms in position 2, the oxygen atom being in its keto or unsubstituted enol form
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D263/00—Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings
- C07D263/02—Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings not condensed with other rings
- C07D263/08—Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member
- C07D263/16—Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
- C07D263/18—Oxygen atoms
- C07D263/20—Oxygen atoms attached in position 2
- C07D263/26—Oxygen atoms attached in position 2 with hetero atoms or acyl radicals directly attached to the ring nitrogen atom
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D413/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
- C07D413/02—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms containing two hetero rings
- C07D413/06—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms containing two hetero rings linked by a carbon chain containing only aliphatic carbon atoms
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K5/00—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
- C07K5/02—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing at least one abnormal peptide link
- C07K5/0207—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing at least one abnormal peptide link containing the structure -NH-(X)4-C(=0), e.g. 'isosters', replacing two amino acids
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ジペプチドヒドロキシエチレン等配電子体の合成およびその中間体類
発明の背景
本発明は、ヒドロ牛ジエチレン等配電子体ジペプチド1eu−valおよび同様
な転移状態基の合成のための新規な製法および中間体を提供する。これらの化合
物は、レニン基質に対応する10゜11位にこの基を有する大多数のレニン抑制
ペプチドの合成に有用である。例えば、ここに参照のために挙げる1986年3
月5日に公開された公開欧州特許出願173481号参照。種々のN−およびC
−両末端変異型の調製ために配列を容易に修飾することができる。このタイプの
ヒドロ牛ジエチレン等配電子体を種々のペプチドに取り入れる、それらは生物学
的活性を増強または変更し、そのため種々の病気状態の治療、特に高血圧の治療
で有用となる。
レニン抑制物質を調製するためのヒドキ/エチレン等配電子体ジペプチド1eu
−valの使用は公知である。ディ・トゥハネ・ヤンセン(D、 Tourne
、 Janssen)は、シミ力・アクタ(Chim、Acta)、 3゜3
(1985)、ジペプチド類の転移状態同族体類のいくつかについて初期の実績
の非常に簡単なレビューを書いている。このレビューはジペプチド等配電子体類
の背景および利用を扱っている。
エム・ダブり二一・ホラディら(M、 L Hol Iaday、 et al
)は、ジャーナル・イン・メディシナル・ケミストリー(J、Med、Chem
)、 30゜375 (1987) 、Leu−g I YおよびLeu−a
laジペプチド等配電子体類の合成を記載し、レニン抑制ペプチド類に取り込ん
だ場合の抑制剤類としてのそれらの有効性に関するいくつかの生物学的データを
示している。
エム・ダブり二一・ホラディら(M、 L Ho1laday、 et al)
は、テトラヘドロン・レターズ(Tetrahedroh Letters)、
24 (1983)、Leu−alaジペプチド等配電子体の合成を記載し
ている。
ビイ・イー・エバンズら(B、 E、 Evans、 et al)は、ジャー
ナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(J、Org、Chem、)、 5
0. 4615(1985) 、Phe−Pheジペプチド等配電子体の合成を
記載している。
ディ・ジエイ・ケンフ(D、 J、 Ke、mph)は、ジャーナル・イン・オ
ーガニック・ケミストリー(J、Org、Chem、)、 51.3921(1
986)、以下のペプチド Phe−a l a、Phe −(BnS)a l
a、Phe−1euS Phe−(アリル)alaおよびPhe−pheの調
製を記載している。
エイ・エイチ・フレイら(A、 H,Fray、 et al)は、ジャーナル
・イン・オーガニック・ケミストリー(J、Org、Chem、)、 51.
4828(1986)、ジペプチドヒドロ牛/エチレン等配電子体Leu−l
eu、Ieu−glyおよびLeu−(2−プロペニル)alaの合成を記載し
ている。
米国特許第4613676号は、Leu−va lヒドロ牛/エチレンジペプチ
ド等配電子体のin 5ituR製を記載している。
エム・スゼルケら(M、5zelke、et al)は、 (+983) 、
し=ンの新規転移状態同族体類(Novel Transition 5tat
e Jnalogs ofRenin)、ブイ・ジエイ・フレイおよびディ・エ
イチ・リッチ(v、 JHruby and D、 H,Rich)!、ペプチ
ド類 構造および機能(Pept 1des :5tructure and
Function)、ビエス噂ケミカル番カンパニー(PierceCheII
l、 Co、 )、0/クフード(Rockford>、イリノイ州、583〜
586頁、ヒドロキ7エチレン等配電子体Leu−va Iの合成を記載してい
る。
1986年3月5日に公開された欧州特許出願173481号はレニン抑制ペプ
チド類へのLeu−va Iの取j)込みを開示している。
発明の要約
本発明は、特に:
(1)式[
[式中、R,およびR2は同一または異なるものであって、(a)C,−C,、
アル牛ル、
(b)C,−C,、アルケニル、
(iv) C,−C,アルコキシ、
(vii)アリールC,−C,アルキル−1(v、ii)アミノ、および
(ix )モノ−またはジー(C,−C,アルキル)アミノのち0個ないし3個
で置換されている]で示される化合物および
(a)C,−C,oアルキル、または
(c) NHy、
(d)−NH−C(0)−0−R,。、または(a ) C+ −C+ oアル
キル、または(b)(C,−C,アルキル)−アリール、(d)メトキシベンジ
ル、または
(b)(C,−C,アルキル)アリール、または(c)CnFn、+;
ここに、nは1ないし5;
ここに、アリールは、以下の・
(e)C,−C+。アルキルチオ、または(f)Het
のうち0個ないし3個で置換されたフェニルまたはナフチル;ここに、−Het
は、窒素、酸素および硫黄よりなる群から選択される0個ないし3個の異項原子
を含有する5〜または6−員の飽和または不飽和環であり;前記複素環のいずれ
かがベンゼン環に縮合したいずれの二環基も包含し、その複素環基は以下の:(
iii) トリフルオロメチル、
(iv)C,−C4アルコキシ、
(v)ハロ、
(vi)アリールC,−C,アルキル−1(vi )アミノ、および
(IX)モノ−またはジー(C,−C,アルキル)アミ/のうち0個ないし3個
で置換されているJで示される化合物を提供するものである。
驚くべきことにかつ予期せぬことに、本発明は、レニン抑制ペプチド類用の中間
体を調製するための効果的かつ立体特異的手段を提供する。
各種炭化水素含有基の炭素原子含有量は、該基における炭素原子の最小および最
大数を示す接頭語によって示される。すなわち、接頭語(C,−CJ)は、包括
的に、整数「1」ないし整数rB個の炭素原子の基を示す。かくして、(C,−
C,。)アルキルとは、包括的に、1ないし10個の炭素原子のアルキル、また
はメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、へ牛シル、オクチル、ノニル
、デシルおよびその異性体形(環状、非環状、分岐鎖)をいう。
アリールの例はフェニル、ナフチル、(o−1m−1まt二:1p−)トリル、
(o−1m−1またはp−)エチルフェニル、2−エチル−トリル、4−エチル
−〇−トリル、5−エチル−m−トリル、(o−1m−1またはp−)プロピル
フェニル、2−プロピル−(0−1m−1またはp−)トリル、4−イソプロピ
ル−2,6−キ/リル、3−プロピル−4−エチルフェニル、(2,3,4−1
2,3,6−5または2,4.5−)−)リメチルフェニル、(o−1m−2ま
たはp−)フルオロフェニル、(0−1m−1またはp−)トリフルオロメチル
フェニル、4−フルオロ−2,5−キノリル、(2,4−12,5−12,6−
13,4−1または3. 5−)ジフルオロフェニル、(0−1m−1またはp
−)クロロフェニル、2−クロロ−p−4リル、(3−14−15−または6−
)クロロ−〇−トリル、4−クロロ−2−7’口ビルフェニル、2−イソプロピ
ル−4−クロロフェニル、4−クロロ−3−フルオロフェニル、(3−または4
−)クロロ−2−フルオロフェニル、(0−5m−1またはp−)トリフルオロ
メチルフェニル、(o−1m−1またはp−)エト牛/フェニル、(4−また:
丈5−)クロロ−2−メトキ/−フェニル、およヒ2.4−ジクロロ(5−また
は6−)メチルフェニルを包含する。
−Hetの例は・2−13−1または4−ピリジル、イミダゾリル、インドリル
、 N tn−ホルミル−インドリル、Nl+″−CI−C5アル牛ルーC(O
)−インドリル、[1,2,43−トリアゾリル、2−14−1または5−ピリ
ミジニル、2−93−チェニル、ピペリジニル、ピリル、ピロリニル、ピロリジ
ニル、ピラゾリル、ピラゾリニル、ピラゾリジニル、イミダゾリル、イミダゾリ
ジニル、ピラジニル、ピペラジニル、ピリダジニル、オキサシリル、オキサゾリ
ジニル、インオキサシリル、イソオキサゾリジニル、モルホリニル、チアゾリル
、チアゾリジニル、インチアゾリル、インチアゾリジニル、牛ノリニル、インキ
ノリニル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンズオキサシリル、フリ
ル、チェニル、およびベンゾチェニルを包含する。これらの基の各々は前記した
ごとく置換されていてもよい。
当業者に明らかなごとく、本明細書中における中間体およびそれから調製抑制ペ
プチド類は、不斉炭素原子の回りの立体配置:こ応じて、いくつかの異性体形を
生じる。すべてのかかる異性体形も本発明内に包含される。好ましくは、アミノ
酸の立体化学は天然に生じるアミノ酸類のものに対応する。
有機化学分野の当業者によって一般に理解されるごと(、−Hetについて本明
細書中にて定義する複素環は、酸素または硫黄を通じであるいは環内にあるおよ
び二重結合の一部である窒素を通じて結合していないであろう。
ここに調製されるヒドロキシエチレン等配電子体ジペプチド類は常法によってレ
ニン抑制ペプチド類に取り込むことができる。
一般に、レニン抑制ペプチド類は後記する方法または当該分野で公知の方法に類
似のポリマー支持法または液相ペプチド合成法いずれかの方法によって調製する
ことができる。例えば、要すれば、適当な側鎖保護基を有するN’−t−ブチル
オキシカルボニル(Boc)−置換アミノ酸誘導体は、塩化メチレンまたはジメ
チルホルムアミド中のジノクロへキ/ル力ルポジイミド(DCC)および1−ヒ
ト゛口牛ジベンゾトリアゾール(HOBT)またはジエチルホスホリルシアニド
き通常のカップリングプロトコルを用い、適当に保護されたアミノ酸、ペプチド
またはポリマー支持ペプチドのアミノ官能基と縮合させることができる。本明細
書中における新規部位を取り込むのに用いる合成法は、例えば、米国特許第44
24207号;第470971号;第44774440号;第4477441号
;第4478826号;第4478827号;第4479198号;および19
85年7月9日出願の同時係属出願753 1 98号、および1986年2月
3日出願の同時係属出願825250号に記載されて(Xるに類似するものであ
り、これらすべてを参照のために挙げる。また、公開された欧州特許出願451
61号.45865号;53017号.77028号;77029号.8178
3号.104041号;111266号;114993号;および1 1 82
23号を参照。
本発明の化合物および製法はチャートAに示され、後記される。
当業者に明らかなごとく、類似の手法を用いて本発明の残りの化合物をladす
ることができる。
好ましい具体例の記載
エバンズ(Evans) (アルドリノチミカ・アクタ(八ldrichimi
ca^cta)、15 : 23 (1982)参照)に従い、化合物3をイソ
ブロビルオ牛サシリジノン、ブチルリチウムおよびインバレリルクロライドから
調製する。LDA (リチウムジイソプロピルアミン)のTHF(テトラヒドロ
フラン)中等液を、−78°Cにて、ジイソプロピルアミン0.25m(および
n−ブチルリチウム(1,6M)から調製する。この溶液に、THF中のイミド
3を添加する。40分後、ブロマイド2を添加し、反応物を一78°Cで15時
間撹拌した後、−30℃まで加温する。混合物を一30℃で3時間撹拌した後、
フリーザー中に一晩入れる。i=物を水中に注ぎ、MTBE(メチル【−ブチル
エーテル)で単離して粗製アダクト4を得る。
KN(TMS)、(カリウムへキサメチルジ/ラジド)およびNaN(TMS)
t(ナトリウムヘキサメチルジ7ラジド)のごとき他のアミド塩基も該反応で働
く。好ましい温度範囲は−30および一20℃の間である。より低温だと反応を
止め、より高温だとそのケテンを通じてエノラートの分解を引き起こす。最適時
間はまだ確立されていない。
イミド4の塩化メチレン中混合物をOoCまで冷却し、m−クロロペルオキシ安
息香酸(80%純度)で処理する。混合物を一晩撹拌し、室温までゆっくりと加
温する。生成物をMTBEでの抽出によって10%KOHから単離する。有機抽
出物を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮してエポキシド5および6を粘性油と
して得る。
トリフルオロベルオキ/酢酸、ペルオキシ酢酸、過フタル酸のごとき過酸および
過フタル酸マグネ/ウムも本反応で働く。再度、温度は単に反応速度を変化させ
る。トルエン、ジクロロエタン、塩化ブチルのごとき他の溶媒も働く。
エヒドロキシラクトン7および8を得るためのエポキシド加水分解およびラクト
ン化は以下の通りである。
前記からのエポキシド5および6の粗製混合物をTHFおよび10%硫酸中にと
り、−晩加熱還流する。生成物をMTBEで単離し、25%酢酸エチル/シクロ
へ牛サンで溶出する/リカケル上のクロマトグラフィーに付し、キャビラリGC
により測定して(2S、4R,5S)−異性体および(2S、4S15R)−異
性体を56・40の比で得る。保持時間は、各々、4.52および4.72であ
る(150’C,15メートルカラム)。
ラクトン7および8の混合物(比ζ4:1、従たる異性体が望まれる)を塩化メ
チレンに溶解し、−10°Cまで冷却し、トリエチルアミンで処理する。混合物
を一16°Cまで冷却し、塩化メタンスルホニル22.8g (0,20モル)
を2時間にわたって添加する。
TLCが反応の完了を示すと、混合物を5%炭酸水素ナトリウム(N a HC
Os)で洗浄し、硫酸ナトリウム(NaSO,)上で乾燥し、減圧下で濃縮して
油を得る。NMRスペクトルは3.2ppmにてメシレートメチルを示す。所望
ならば、該メシレートは15%酢酸エチル/ヘキサンを用いるシリカゲルクロマ
トグラフィーによって分離される。
トノレートおよびトリフルオロメタンスルホネートのごとキ(fJ2の脱離基も
またこの反応で効果的である。いずれの第3級アミンも適当な酸スカベンジヤー
として働くであろう。
ラクトン混合物の転化:前記からのffi製メシレート混合物を機械撹拌機、温
度計および窒素流入口付きの1(フラスコ中のアセトニトリルに溶解する。この
溶液に水中の水酸化カリウム(K′OH)を添加する。得られた混合物を室温で
一晩撹拌する。該混合物を10%HCQでpH1に酸性化し、酢酸エチルで抽出
する。有機層をNa、So、上で乾燥し、濃縮して転化されたラクトン7および
8を(2S、4S、5R)−異性体に対する(2S、4R,5S)−異性体の2
1.6: 70.9混合物として得る。NMRスペクトルは元のラクトン混合物
とほとんど差異を示さない。
トシレート、トルフルオロメタンスルホネートのごとき脱離基は該転化反応で効
果的であろう。NaOHもまた働くであろう。いずれの酸を混合物を酸性化する
のに用いるかは重要でない。異性体の比は幾分変化するが、一般に、何を入れる
かで反対となる。
化合物9aおよび9bは以下のごとくに調製する 前記からのラクトン混合物を
塩化メチレンに溶解し、トリエチルアミンで処理する。溶?αを一10’cまて
冷却し、塩化メタンスホニルでJFa間にわたってゆっくりと処理する。反応混
合物を05時間撹拌し、次いで、炭酸水素ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウム
上で乾燥し、濃縮して油を得る。NMRは3.O5ppmでメ/レートプロトン
を示す。
前記からの粗製メンレートをDMSOに溶解し、PEG−300の599gおよ
びアジ化ナトリウム432gで処理する。混合物を窒素雰囲気下で一晩70’C
まで加熱し、室温まで冷却し、半飽和食塩水250mQおよび酢酸エチル250
mffに引く。有機層を半飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃
縮してアジド]OaおよびlObを得る。
本反応で有用な池の溶媒は、D M F 、ジメチルアセトアミドおよびN−メ
チルピロリトノを包含する。反応はPEG−300なくしても道むが、幾分ゆっ
くりとしているであろう。収率の減少か起こるかも知れないが、70°を超える
温度でも作用するであろう。低温では反応は遅くなる。
アミンllaおよび11b、無水エタノール中のアジドloaおよびlobの溶
液ワよび10%Pd/Cを28psiにて4時間水素化する。ソルカ・フロック
(solka flock)を通す濾過によって触媒を除去し、濾液を濃縮して
粘性油を得るが、これはさらに1lJII定しない。25%酢酸エチル/ヘキサ
ンでのTLCは、ニンヒドリンで展開した場合、赤色(第1級アミンに特徴的)
の元のスポlトを示す。
PiおよびN1のごとき種々の触媒、または塩化第一バナジウム、亜ニチオン酸
ナトリウム、アルミニウムアマルガム、四塩化チタン、硫(IJJおよび1,3
−プロパンジチオールのごとき化学的手段によって還元を行うことができる。
【−ブトキシカルボニル(t−BoC)アミノラクトンlaおよび1bは以下の
ごとくに調製する・前記からの粗製油をTHF、IV和炭酸水素ナトリウムおよ
びT−Moc無水物にとる。混合物を室温で一晩撹拌する。酢酸エチルでの水か
らの抽出により、ラクトン1aおよび1bの混合物を得る。1 l酢酸エチル/
ヘプタンかろの再結晶により純粋な(2S、4S、5S)−ラクトンlbを得る
。
融点:146〜148°C
BOC基を導入する他の剤も効果的である。アルコール、ジメチルホルムアミド
(DMF)およびジメチルスルホキンド(DMSO)のごとき池の溶媒も働く。
塩基の存在は形成される酸を捕捉するのに必要である。弱塩基が好ましい。
チャートA
国際調査@告
ト□l+什円□A甲0唆1+−CPCτ/υSε9102452国際調査報ダ;
: 1
Claims (6)
- 1.式I ▲数式、化学式、表等があります▼I [式中、R1およびR2は同一または異なるものであって、(a)C1−C10 アルキル、 (b)C2−C10アルケニル、 (c)アリール、 (d)C1−C10アルコキシ、 (e)C1−C10アルキルチオ、 (f)Het、または (g)−O−CH2−アリール: ここに、R3は、 (a)C1−C10アルキル、 (b)ベンジル、または (c)置換ベンジル; ここに、R4は、 (a)水素、 (b)C1−C10アルキル、または (c)アリール; ここに、R5は、 (a)水素、 (b)C1−C10アルキル、または (c)C2−C10アルケニル; ここに、R6およびR7は二重結合またはエポキシドを表し;ここに、アリール は以下の (a)C1−C10アルキル、 (b)ヒドロキシ、 (c)C1−C10アルコキシ、 (d)ハロ、または (e)C1−C10アルキルチオ、または(f)Het; のうち0個ないし3個で置換されたフェニルまたはナフチル;ここに、−Het は、窒素、酸素および硫黄よりなる群から選択される0個ないし3個の異項原子 を含有する5−または6−員の飽和または不飽和環であり前記複素環のいずれか がベンゼン環に縮合したいずれの二環基も包含し、その複素環基は以下の:(i )C1−C8アルキル、 (ii)ヒドロキシ、 (iii)トリフルオロメチル、 (iv)C1−C4アルコキシ、 (v)ハロ、 (vi)アリール、 (vii)アり−ルC1−C4アルキル−、(viii)アミノ、および (ix)モノ−またはジ−(C1−C4アルキル)アミノのち0個ないし3個で 置換されている]で示される化合物。
- 2.R1がイソブチル、ネオフェニルまたはシクロヘキシルであり;R2がイソ プロピル、tert−ブチル、シクロヘキシル、または ベンジルであり ;R3がイソプロピル、tert−ブチルまたはペンシルであって ;R4が水素またはメチルである請求の範囲第1項記載の化合物。
- 3.以下の式: ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼[式中、 Rはベンジルまたはter−ブチルを意味する]で示される化合物から選択され る請求の範囲第2項記載の化合物。
- 4.式II: ▲数式、化学式、表等があります▼II[式中、R7は、 (a)C1−C10アルキル、または (b)−CH2−アリール; ここに、R8は、 (a)ヒドロキシ、 (b)−N3、 (c)−NH2、 (d)−NH−C(O)−O−R10、または(e)−O−SO2R11; ここに、R9は、 (a)C1−C10アルキル、または (b)(C1−C4アルキル)−アリール;ここに、R10は、 (a)tert−ブチル、 (b)ベンジル、 (c)C(CO3)CH2−、 (d)メトキシベンジル、または (e)フルオレニル; ここ、R11は、 (a)C1−C10アルキル、 (b)(C1−C4アルキル)アリール、または(c)CnFn+1; ここに、nは1ないし5; ここに、アリールは、以下の: (a)C1−C10アルキル、 (b)ヒドロキシ、 (c)C1−C10アルコキシ、 (d)ハロ、または (e)C1−C10アルキルチオ、または(f)Het のうち0個ないし3個で置換されたフェニルまたはナフチル;ここに、−Het は、窒素、酸素および硫黄よりなる群から選択される0個ないし3個の異項原子 を含有する5−または6−員の飽和または不飽和環であり;前記複素環のいずれ かがベンゼン環に縮合したいずれの二原基も包含し、その複素環基は以下の:( i)C1−C8アルキル、 (ii)ヒドロキシ、 (iii)トリフルオロメチル、 (iv)C1−C4アルニコキシ、 (v)ハロ、 (vi)アリール、 (vii)アリールC1−C4アルキル−、(viii)アミノ、および (ix)モノ−またはジ−(C1−C4アルキル)アミノのち0個ないし3個で 置換されている]で示される化合物。
- 5.R7がベンジルまたはtert−ブチル、R9がイソプロピルであってR8 が−N3または−NH2である請求の範囲第4項記載の化合物。
- 6.以下の式: ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼。 ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼。 ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼。 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、BOCはt−ブチルカルボニルであってOMSは1のメシレートを表す ] で示される化合物から選択される請求の範囲第5項記載の化合物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US21378788A | 1988-06-30 | 1988-06-30 | |
US213,787 | 1988-06-30 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03505577A true JPH03505577A (ja) | 1991-12-05 |
Family
ID=22796508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50688189A Pending JPH03505577A (ja) | 1988-06-30 | 1989-06-08 | ジペプチドヒドロキシエチレン等配電子体の合成 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0423170A1 (ja) |
JP (1) | JPH03505577A (ja) |
AU (1) | AU3832089A (ja) |
WO (1) | WO1990000166A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5175298A (en) * | 1988-06-30 | 1992-12-29 | The Upjohn Company | Dipeptide hydroxy ethylene isostere synthesis and intermediates therefor |
GB8912659D0 (en) * | 1989-06-02 | 1989-07-19 | Ici Plc | Process |
US5229518A (en) * | 1991-03-06 | 1993-07-20 | Abbott Laboratories | Isomerically pure 2-piperidone compounds |
US5342981A (en) * | 1991-03-06 | 1994-08-30 | Abbott Laboratories | Substantially isomerically pure hexane or hexene compounds |
US5606078A (en) * | 1994-04-18 | 1997-02-25 | Ciba-Geigy Corporation | 3,5-Disubstituted tetrahydrofuran-2-ones |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0173481A3 (en) * | 1984-08-06 | 1988-12-21 | The Upjohn Company | Peptides |
-
1989
- 1989-06-08 WO PCT/US1989/002452 patent/WO1990000166A1/en not_active Application Discontinuation
- 1989-06-08 EP EP19890907510 patent/EP0423170A1/en not_active Withdrawn
- 1989-06-08 AU AU38320/89A patent/AU3832089A/en not_active Abandoned
- 1989-06-08 JP JP50688189A patent/JPH03505577A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU3832089A (en) | 1990-01-23 |
EP0423170A1 (en) | 1991-04-24 |
WO1990000166A1 (en) | 1990-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE69218453T2 (de) | Substituierte beta-aminosaeure-derivate, verwendbar als plaettchenaggregationshemmstoffe | |
KR890003603B1 (ko) | 5-아미노-2,5-이치환된-4-하이드록시펜타노산 잔기를 함유하는 레닌 억제물의 제조방법 | |
US6025516A (en) | Resolution of 2-hydroxy-3-amino-3-phenylpropionamide and its conversion to C-13 sidechain of taxanes | |
DE69232883T2 (de) | Substituierte heterocyklische derivate, verwendbar als plättchenaggregationshemmstoffe | |
EP0579277A1 (fr) | Dérivés d'imidazole, leur préparation et leur utilisation comme intermédiaires de synthèse | |
HUT67374A (en) | Process for producing hexahydropyridazine carboxylic acid derivatives and pharmaceutical compositions containing them | |
JP2675992B2 (ja) | 二環式アミノカルボン酸誘導体の製造方法 | |
JP2860222B2 (ja) | ベータ−アミノ酸の新規誘導体 | |
EP0443498A1 (en) | Isoindoline derivatives | |
JPH03505577A (ja) | ジペプチドヒドロキシエチレン等配電子体の合成 | |
KR870000810B1 (ko) | 펩타이드-치환된 헤테로사이클릭 화합물의 제조방법 | |
HU194261B (en) | Process for production of derivatives of n-substituated neuramin-acid | |
US5256645A (en) | Amino acid derivatives | |
JPS6332073B2 (ja) | ||
JPS5940144B2 (ja) | ヒスチジン誘導体 | |
JPH0647599B2 (ja) | ヘプタノイル―Glu―Asp―Ala―アミノ酸系免疫賦活薬 | |
JPH0346460B2 (ja) | ||
US6492541B2 (en) | Process for the preparation of 3-amino-2-oxo-pyrrolidines, novel intermediates and their use | |
JPH0643344B2 (ja) | カルボン酸の活性エステルの調製方法 | |
NO309479B1 (no) | Fremgangsmåte for fremstilling av (1S-(1R*,2S*,3R*))-N-(4- morfolinylsulfonyl)-L-fenylalanyl-3-(2-amino-4-tiazolyl)-N-((1- cykloheksylmetyl)-2,3-dihydroksy-5-metylheksyl)-L-alaninamid | |
Choi et al. | Diastereoselective synthesis of polysubstituted pyrrolidinone as a key intermediate for the anticancer agents by palladium (II)-catalyzed carboxylation | |
US4870207A (en) | Synthesis of arphamenine A | |
US5175298A (en) | Dipeptide hydroxy ethylene isostere synthesis and intermediates therefor | |
KR890000769B1 (ko) | 프롤린 유도체의 제법 | |
KR0136706B1 (ko) | 광학 활성이 있는 3-아미노 피롤리딘 유도체의 제조방법 |