JPH03505195A - アイスクリーム状製品用容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アイスクリーム状製品用容器 本発明は請求の範囲１の導入部品に記載された容器に関する。

この種の公知の容器は、スライドベース片を有するシリンダー状の開口チューブ から成フている。このベース片は、通常、外周を走っている２列の内側突起によ って上下動が防止されているが、一定の力が作用すると動く様になっている。

この種の容器は、一定の量の製品にのみ適用される。

使用者の指による前記スライドベース片の移動は、該チューブの一定の長さ以上 行なうことができないからである。この場合、このベース片には、それを動かし 且つ内容物の充填及び貯蔵の妨げとならない様な適当な長さの垂直要素を設ける 必要がある。

この様な容器の他の欠点は、製品を容器上、ａｍから外に強制的に出すために必 要なスライドベース片上に加わる力が製品全体に加わり、これを圧縮することで ある。

特に、屡々生じることであるが、アイスクリームやフルーツ等の種々の成分から 成っている製品の密度などが変わるという欠点を生じる。即ち、これらの成分が 互いに混ざり合って味や外観上望ましくないものとなる。

本発明の目的は、その内部に収容されているアイスクリーム状の製品を製品の外 観に悪影響を与えることなく或はその成分が混ざり合うことなく、容器の頂部か ら放出することが可能なアイスクリーム状製品用の容器を提供することである。

この目的は、本発明に従い、請求の範囲１の特徴部分に示された態様によって達 成される。

この手段で構成される容器において、容器内に収容されるアイスクリーム状製品 の放出は、チューブ頂部を下方に押圧する力によって行なわれるので、製品の外 観変化及びその成分の混合は生じない。

チューブの各々は、可撓性の延性材料で構成されていることが有利であり、これ らのチューブは、伸長状態でロックされる。このために各チューブの長さ方向下 方端部には、周方向に分布している複数の内側突起又は環状リングを設けること が望ましく、これらの部材は、対応するチューブの長さ方向上端部の環状溝と係 合する。最下方チューブは、その下方端にこの様な突起乃至環状リングを存して いることが有利であり、これによりスライドベース片を支持する。

スライドベース片は、上部に向かって円錐形状の先細状のキャップ形状とするこ とができ、さらに最下方チューブの突起乃至環状リングと係合する環状溝を設け ることが望ましい。

各チューブの胴部は、その下端部において外側に張り出してカラーを形成してい ることが好適であり、例えば３つのチューブから成る容器が圧縮されて頂部のチ ューブが空になった場合、そのカラーが中間のチューブと係合して頂部のチュー ブは下方に降下する。

スライドベース片は、下方に垂直要素を有していることができ、これによってス ライドベース片を動かすことができる。また、最下方チューブは、スライドベー ス片の移動を許容するに十分な大きさの開口を有するベース片によって閉じられ る。

この最下方チューブがその下方端において開口していれば、その内側には、さら に突起乃至環状リングを設けることができ、これによって最下方位置にあるスラ イドベース片の上下のスライドを防止することが可能となる。

′Ｎ１図及び第２図は、本発明の詳細な説明するための図である。

第１図において、左側は、長さ方向に重なった３つのチューブからなる伸長状態 にあるときの平面図であり、右側は、その軸方向断面図である。

′ｊ４２図は、上記容器が圧縮された状態にあるときのスライドベース片部分の 断面図である。

本発明の容器は、テレスコープ状に嵌合した３つのチューブ１乃至３から成る。

上部にあるチューブ１は、中間のチューブ２よりも大きな径を有しており、また 中間のチューブ２は、最下方のチューブ３よりも大きな径を有している。

各チューブの下方端部には、内側環状リング５が形成されており、これらは対応 するチューブの上方端部にある外側環状溝６にスナップ係合する。上部のチュー ブには、このような環状溝は必要でない。

また底部のチューブ３の環状リングは、キャップ形状のスライドベース片４を含 んでいる。全てのチューブは、その下方部分で外側に張り出してカラー７を形成 している。圧縮に際して、このカラーは、チューブ２に対するチューブ１の移動 範囲を限定し、チューブ２は、このカラーを介してチューブ１により下方に押圧 される。

容器の上方端部は、カバー８あるいは同様のシール材、例えば箔等によりて閉じ られている。このカバー８は、上端チューブ１の環状溝６と係合している拡大部 ５によって保持されている。

国際調査報告 一一一剛一〜−−−緘−，ＰＣＴ／ＥＰ９０１００９１５国際調査報告 ＥＰ　９０００９１．５

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. １．下方端部がスライドベース片によって閉塞されている筒状本体から成り、該 筒状本体は、長さ方向の少なくとも２か所の部分でテレスコープ状に嵌合してい るチューブ（１〜３）から形成されていることを特徴とするアイスクリーム状製 品用容器。
2. ２．前記チューブ（１〜３）は、該容器が伸長状態にあるときには互いに位置固 定されている請求の範囲１に記載の容器。
3. ３．容器の伸長状態において、上方にある前記チューブ（例えば１）の径け、そ の下方にあるチューブ（例えば２）の径よりも大となっている請求の範囲１また は２に記載の容器。
4. ４．前記チューブの胴部壁には、その下方部分内側に周方向に分布している突起 が形成され、その上部分外側に環状溝（６）が形成されている請求の範囲３に記 載の容器。
5. ５．前記突起は、環状リング（５）の形態を有している請求の範囲４に記載の容 器。
6. ６．前記チューブ（１〜３）は、その下方部分において、外側に張り出してカラ ー７を形成している請求の範囲１乃至５の何れかに記載の容器。
7. ７．前記スライドベース片は、キャップ形状を有している請求の範囲１乃至６の 何れかに記載の容器。
8. ８．前記キャップは、環状溝を有している請求の範囲４、５または７の何れかに 記載の客器。
9. ９．前記下方チューブは、その内側下方部分に、さらに突起を有しており、これ によってスライドベース片の下方移動が制限されている請求の範囲１〜８の何れ かに記載の容器。
10. １０．前記キャップは、上部に向かって円錐状に先細となっている請求の範囲７ 乃至９の何れかに記載の容器。
11. １１．前記スライドベース片は、下方に垂直要素を有している請求の範囲１乃至 １０の何れかに記載の容器。
12. １２．底部チューブは、下方に開口を有するベース片を有している請求の範囲１ １に記載の容器。
13. １３．前記チューブは、可撓性の延性材料から形成されている請求の範囲１乃至 １２の何れかに記載の容器。
14. １４．前記請求の範囲の何れかに記載されたものと実質的に同一の容器。
15. １５．添付図面に示された容器と実質的に同一の容器。