JPH03505061A - 蠕動電圧閉塞装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 煽動電圧閉塞装置 本発明は、静電によって塗料の霧化を促進し、散布する装置に関し、特に導電性 塗料を霧化し散布することができるような装置に関する。

上記装置に係わる問題の１つは、従来それら装置がいわゆる電圧閉塞装置を備え ない限り、その静電電位供給部とアースされた塗料供給部との間に導電性塗料を 介して電流が流れるということが常にあることである。本出願において、「電圧 閉塞装置」なる用語を従来技術および本発明の装置双方の説明に用いる。しかし 、これら装置は可能な限り電流の流れを最小限にするべく機能することが理解さ れよう。さもないと、高静電位に維持されている塗布機から該散布機により散布 される導電性塗料を介して電流がアースされた塗料源に流れる結果、散布機の静 電位が低下することになろう。これを防ぐため塗料供給部をアースから絶縁する と、結果として塗料供給部はアース電位より数千ボルトに至る極めて高い帯電体 となる。このことは逆に職員およびアースされている対象物をアースされていな い塗料供給部から安全な距離に保つため、高電圧連動装置といった安全装置の必 要が生じる。

種々の電圧閉塞装置が以下列挙する米国特許および外国特許明細書に図示され、 記載されている。即ち、米国特許第１．６５５．２６２号、２．６７３．２３２ 号、　３，０９８，８９０号、３，２９１．８８９号；３．３６０．０３５号； ４．０２０．８６６号、３．１．２２．３２０号、３．８９３．６２０号、３． ９３３．２８５号、３．９３４．０５５号、４．０１７，０２９号；４．２７５ ．８３４号、４．３１３．４７５号；４．０ｇ５．８９２号、４．４１３．７８ ８号、英国特許明細置部１，４７８，８５３号および英国特許明細置部１．３９ ３．３１３号。螺動ポンプも周知である。例えば、以下列挙する米国特許および 外国特許明細書に上記ポンプが図示され、記載されている。即ち、英国特許明細 置部２．００９．４８６号；英国特許明細置部７８４．４９４号；ドイツ特許明 細置部８９１、ｉ９１号；　ドイツ特許明細置部９７３．４５４号：米国特許第 ３、６４４．０６８号；米国特許第２，４１４，３５５号；米国特許第２゜５４ ７、４４０号；米国特許第３．７３２．０４２号；米国特許第４，５２２、５７ １号。

更に液体流を液体の個別スラップに分割するある種のポンプを用いることにより 、電流がこれら液体流内を流れることを阻止することも周知である。例えば、米 国特許第３，８６６、６７８号にこのような装置が図示され、記載されている。

本発明は、静電によって塗料の霧化を促進し、散布する装置に用いるために改良 された電圧閉塞装置を提供することを目的とする。

本発明の塗料散布装置は、出力端子を有し、該出力端子を高静電位に保持する高 静電位供給部と、塗料源と、塗料を散布する散布機と、散布機を塗料源に連結す る送出導管と、出力端子を散布機に連結し、散布機により散布される塗料に電位 を供給する手段と、送出導管中の塗料を実質的に塗料の個別スラップに分割し、 塗料を介して端子より塗料供給部に至る電路を遮断する装置よりなる。

例示的に、本発明における上記装置は煽動装置よりなる。

更に例示的に、本発明の実施例における煽動装置は送出導管内で塗料源と散布機 との間を連結する出口端部と入口端部を有する一定長さの弾性導管と、弾性導管 を巻装する壁を有するハウジングと、ロータと、ハウジング内にロータを回転可 能に取り付ける手段よりなる。ロータは弾性導管に接触する手段を支持する。接 触手段は弾性導管をハウジングの壁に対して実質的に圧接し、弾性導管によって 搬送される塗料をスラップに分離する。

更に例示的に、本発明の実施例における壁は一般に形状が直円筒状であり、一定 長さの弾性導管が壁の周囲に大略螺旋状に形成される。

加えるに、本発明の実施例における可撓性管はからの場合一般に偏平である。

更に例示的に、本発明の実施例における壁は一般に外形状が截頭円錐体状であり 、一定長さの弾性導管が壁の周囲に巻回されて大略螺旋状に形成される。

加えるに、本発明の実施例における煽動ポンプは送出導管内で塗料源と散布機と の間を連結する出口端部と入口端部を有する一定長さの弾性導管と、弾性導管な 巻装する壁を有するマンドリルと、ロータと、ロータをマンドリル周囲に回転可 能に取り付ける手段よりなる。ロータは弾性導管に接触する手段を支持する。接 触手段は弾性導管をマンドリル壁に対して実質的に圧接し、弾性導管によって搬 送される塗料をスラップに分離する。

更に例示的に、本発明の実施例における壁は一般に形状が直円筒状であり、一定 長さの弾性導管が壁の周囲に大略螺旋状に形成される。

本発明の他の方式における塗料散布装置は、出力端子を有し、該出力端子を高静 電位に保持する高静電位供給部と、塗料源と、塗料を散布するための散布機と、 該散布機を塗料源に連結する手段と、出力端子を散布機に連結し、該散布機によ り散布される塗料に電位を供給する手段よりなる。散布機を塗料源に連結する手 段は散布機への塗料の流れを塗料の個別スラップに実質上分割し、塗料を介して 端子より塗料供給部に至る電路を遮断する煽動電圧閉塞装置よりなる。

本発明は、以下の記述と発明を例示する添付図面によってよく理解されるであろ う。図面において、第１図は本発明により構成した装置を示す側面図である。

第２図は第１図の装置を線２−２に大略沿って詳細に示す端部断面図である。

第３図は第２図を線３−３に大略沿って詳細に示す側断面図である。

第４図は第２図皮び第３図に示す別の構造を示す部分縦断面図である。

第５図は本発明により構成した他の装置を示す端部断・面図である。

第６図は第５図に示す装置を示す部分側面図である。

第７図は第５図及び第６図に示す装置の別の細部を示す斜視図である。

第８図は第７図の細部を線８−８に大略沿って示す部分拡大断面図である。

第９図は本発明により構成した他の装置の一部を詳細に示す部分縦断面斜視図で ある。

第１０図は詳細を第９図に示す本発明の実施例の一部を詳細に示す部分側面図で ある。

第１１図は本発明により構成した他の装置の部分側断面図である。

第１２図は本発明の他の実施例の平面図である。

第１３図は第１２図の実施例を線１３−１３に大略沿って示す一部破断の部分断 面図である。

第１４図は本発明の他の実施例の一部側縦断面図である。

第１５図は第１４図の実施例を線１５−１５に大略沿って示す一部破断の部分端 部断面図である。

第１図に散布機１０と、その動作に関連する若干の電気、液体および空圧機器を 示す。散布機ｌＯは支持部１４０一端１２に取り付けられており、該支持部１４ の他端１６は散布機１０がその前を通る「ターゲット」としての塗装対象物１８ に塗料を散布するにつれて、散布機１０を移動可能とするように取り付けること ができる。

支持部１４は電気絶縁物より構成して散布機１０をアース電位から絶縁している 。

本装置は、更に一部を図示するカラーマニホルド２０を含む。カラーマニホルド ２０は複数の空気駆動式カラーバルブを含み、そのうち６個のバルブ２１−２６ が示されている。これらカラーバルブ２１−２６は個々の供給部（図示せず）か ら種々選択されたカラー塗料がカラーマニホルド２０へ流れるのを制御する。溶 剤バルブ２８はカラーマニホルド２０のヘッド３０に配置される。

同じくアース電位に維持される供給管路３２は煽動電圧閉塞装置３４を介してカ ラーマニホルド２０の下端部から散布機１０に隣接して取り付けたトリガーバル ブ３６に達している。送り管３８はｌ・リガーバルブ３６の流出口に取付けられ ている。送り管３８は、選択されたカラーバルブ２１−２６の１個とマニホルド ２０を介して供給管路３２に流出する塗料を、電圧閉塞装置３４、トリガーバル ブ３６、送り管３８を介して散布機１０の内部に供給する。散布機１０の動作と してはこの選択されたカラー塗料を霧化する。

アースされたコンベヤ（図示せず）に従って搬送され、散布機１０を通過する各 々のターゲット１８に塗料を塗布する場合に通常伴なう色替のサイクルの間に、 散布機１０の内部の幾つかの部分を洗浄する目的で、供給管が与圧溶剤源（図示 せず）から管４４、バルブ４６を介して散布機１０に伸長している。管４４は溶 剤を散布機１０内に供給し、次色塗料の散布開始前に散布機１０から前色塗料の 残量を除去する。

散布機１０により散布される塗料は、ある程度は散布された塗料の粒子上に働く 電気力により、アースされたコンベヤに従って移動するターゲット１８に向かっ て進む。塗料粒子に電荷を付与し、かつこの電気力を利用せしめるため、高静電 位供給部４８を散布機１０に連結する。供給部４８は多数の周知の形式のいずれ でもよい。

さて、第２図同び第３図に示す如く、第１図の装置の螺動装置はほぼ直円筒状の 内壁５２を有するハウジング５０より構成されている。一定の長さの軟質弾性管 ５４を内壁５２に沿って螺旋状に巻き付ける。管５４は適当な断面形状を有する ものであれば、例えば、円形な管又はからの時に偏平ないわゆる「レイフラット 」管でよい。管５４は螺動装置３４を塗料源と散布機１０との間の回路３２，３ ６．３８に連結するための入口端５８及び出口端６０を有している。

螺動装置３４は回転軸６８により相互に非回転状に結合された一対の略十字形又 はＸ形端板６４．６６を有するロータ６２を含んでいる。該回転軸６８はハウジ ング５０に設けられた一対の端板７４．７６に回転可能に軸受７０．７２を介し て支持されている。ローラ８１−８４は２つの十字形端板６４．６６の各アーム ８５，８６．８７，８８．８９，９０．９１．９２間に回転可能に支持されてい る。ローラ８１−８４がハウジング５０の内壁５２に管５４を充分な力で押し付 けることにより、該ローラ８１−８４が接触する領域９４で管５４の内部から全 ての塗料を実質上排出させる。この結果、ローラ８１−８４と管５４との隣接す る接触点９４間における塗料のスラップは実質的に分離する。からの時に管５４ が偏平形状になることは、この分離を行なう助けとなる。塗料の隣接するスラッ プが実質的に分離されるから、これらのスラップ間に最小限の電流しか流れない 。従って、散布機１０とこれより散布される塗料が塗布されるターゲット１８と の間の電位りよ、例えその塗料自体が導電性を有しても、高静電位供給部４８に より維持することができる。

螺動装置３４は原動機（図示せず）により駆動され、その回転速度は散布機１０ に対し所定の流量と塗料散布量で塗料の送出を確実ならしめるように制御される 。

第４図に示す螺動装置の他の実施例において、柔軟で弾性、伸縮性のある導管９ ８はその長さ方向に沿い圧力容器１．　ＯＯに設けられている。圧力容器１００ の入口端１０４及び出口端１０６と導管９８との間にシール１０２が設けられて いる。分配装置（図示せず）は圧力容器１００を輸動加圧することにより、管９ ８に従って移動する塗料をスラップに分離するために設けられている。

第５図乃至第８図に示す本発明の他の実施例において、螺動装置１２０は相対的 に回転可能な枠体１２４により囲まれた中央直円筒状のマンドレル１２２を含ん でおり、該枠体１２４はマンドレル１２２と同軸ではあるが相対的に回転可能で あるシリンダを大略形成している。

枠体１２４はマンドレル１２２および該枠体１２４の軸面１３０に対して切近し た隙間の関係をもってローラ１２６を支持している。枠体輪動装置！２０は着脱 置換可能な導管設置カートリッジ１３２も含む。カートリッジ１３２は一般に直 円筒状強化可撓弾性コア１３４を含み、該コア１３４の外周面１３６上には螺旋 状をなし断面円形の導管１４０が多重巻きに設けられている。カートリッジ１３ ２は僅かに弾性と展延性を有し、これによりマンドレル１２２への着脱が容易に なっている。相対的に回転可能に取り付けたローラ１２６を有する枠体はカート リッジ１３２上を滑ることにより、ローラ１２６と接触している導管１４０の領 域１．４２を押圧する。導管１４０の側壁は実質的に押圧されてこれら領域１４ ２において自らつぶれることとなり、導管１４０を介して塗料が汲み出されると きに、塗料は個別スラップに効果的に分割されることとなる。かくして、導管１ ４０の出力端１４６に連結された散布機上に保持されている電圧を、導管１４０ の入力端１４８に連結されたアースされている塗料供給部から実質的に閉塞する こととなる。リングギヤー（図示せず）を電動機のギヤーと係合させるために枠 体１２４上に形成することができ、これにより螺動装置１２０を介して供給され ている塗料を個別スラップに分割する。枠作１２４を、例えば、径方向に２部材 に分割し、蝶番で連結することにより、マンドレル１２２に取り付けたカートリ ッジ１３２上に枠体１２４を載置する際に役に立つ。

第９図及び第１０図に示す本発明の他の実施例において、導管に密に接触するロ ーラの取り付けは他の方法によって行なわれる。本実施例のカートリッジ１５０ は一般に截頭円錐形の強化可撓弾性コア１５２より形成されており、この内周面 １５４上に断面円形の導管１５８が多重巻き１５６として設けられている。本カ ートリッジ１５０は容易に截頭円錐形でテーバ状をしたハウジング１６０に滑り 込む。ロータ１６２は４個のローラ１６４を回転可能に支持する。ロータ１６２ の回転軸はハウジング１６０の側壁１６６がその軸となす如（ローラ１６４の回 転軸と同−角をなす。ハウジング１６０はその大径開口端に傾斜リングギヤー１ ６８を有する。ローラ１６４はその各々の回転軸１７２上に設けた傾斜遊星歯車 １７０を有する。ロータ１６２がハウジング１６０に滑り込みかつ導管１５８に 押込まれると、即ちカートリッジ１５０と押圧停台状態となると、リングおよび 遊星歯車１６８，１７０の傾斜面は各々係合する。ハウジング１６０の末端キャ ブ（図示せず）はハウジング１６０内のロータ１６２を回転可能に支持すると共 に保持する。

導管１５８の側壁はローラ１６４と接触するその領域で押圧されて実質的につぶ れる。従って、導管１５８を介して塗料が移動する際に塗料が有効に個別スラッ プに分割されることとなり、導管１５８の出力端１７８に連結された散布機上に 保持されている電圧を導管１５８の入力端１８０に連結されているアースされた 塗料供給部から実質的に閉塞することになる。

第１１図に示す本発明の他の線形状の実施例において、断面円形の導管１８４は アースされた塗料供給部に連結された入力端１８６と高静電位に維持された散布 機に連結された出力端１８８を有する。導管１８４はその入出力端１８６，１８ ８間が各上下圧力パッド１９０，１９２間に伸長している。ローラチェン１９６ の一連１９４も上下圧力パッド１９０，１９２間に伸長している。

ローラチェン１９６は各々導管１８４の入出力端１８６１８８に隣接して回転可 能に取り付けられたチェノ１９６の一駆動および一従動スブロケット２００，２ ０２に連結されている。ローラチェン１９６の交互のリンクはリンクが圧力パッ ド１９０，１９２間にあるとき導管１８４に接触するローラ２０４を回転可能に 支持している。パッド１９０と１９２間の間隔はローラ２０４が導管１８４と接 触する領域において導管１８４の側壁を押圧して、実質的につぶすようになって いる。導管１８４を介して塗料が移動する際、塗料が有効に個別スラップに分割 されることとなり、かくして導管１８４の出力端１８８に連結された散布機上に 保持されている電圧を導管１８４の入力端１８６に連結されたアースされた塗料 供給部から実質的に閉塞することになる。

第２図及び第３図と第５図乃至第１０図に記載の形式の装置に関する一つの問題 は、これら装置の螺旋状に巻回される可撓性導管の軸方向成分の存在である。閉 塞するのに必要な比較的高い圧力でローラが導管に接触することにより、或いは 導管を取り付けたロータまたはアマチャ−の回転によるローラの回転により導管 が閉塞した場合、導管は急に強くおされることになる。この推力は電圧閉塞ハウ ジングの出力端に向けて導管を引き伸ばすか或いは押し付けることになる。特定 の状況においては、これが導管の早期疲労または設計定位置より導管の位置すれ といった結果となる。

第２図乃至第１１図の総ての実施例における今一つの特徴は、これらを通して散 布中の塗料の種類をいかに速（色替することができるかということに関する。こ れら実施例の総てにおいて、散布される最後の塗料用溶剤は、以下変更前塗料と いう、変更前塗料の最後のスラップの直後にローラにより分割されたスラップと して現われる。ローラは変更前塗料の最後のスラップを溶剤、例えば、水から分 離する。しかし、溶剤は閉塞装置がある液体を導管に送出できる最高速で輸動電 圧閉塞装置を通過して進むことができるに過ぎない。多（の情況において、溶剤 のより高いフラッシング速度が望まれている。溶剤のフラッシング周期中、塗料 の散布は起こりえないから、散布機に対する高静電位は溶剤のフラッシング周期 中では遮断することができる。これは溶剤のフラッシング周期中、電圧閉塞能力 を要しないということを意味する。

第１２図乃至第１５図の実施例を例示したのは、螺旋状に設けた導管に作用する 推力によって電圧閉塞装置から導管が外れてしまう結果になるかもしれないとい う可能性を処理するために、また溶剤のフラッシング周期中、電圧閉塞能力さえ も不要であることの認識を利用するためである。これら実施例においては導管外 れの可能性をかなりの程度は避けている。更に、これら実施例においては散布さ れた塗料の色替を準備するため、より急速な溶剤のフラッシングと乾燥を可能に している。

第１２図及び第１３図の実施例において、導管２２０は２個の直円筒状ハウジン グカートリッジ２２４の内部に沿った平面ループ２２２に設けられている。カー トリッジ２２４は端部と端部が軸方向に並んだ状態で互に隣接しており、キャッ プボルト２３２によってブロック２３０に取り付けられたキャップ２２８を含む 枠体２２６によりこの状態で保持されている。平面ループ２２２はカートリッジ ２２４に沿って軸方向に等間隔に配設され、各ループ２２２は各々のカートリッ ジ２２４の軸線に対して実質的に直交している。この配置は導管２２０がカート リッジ２２４の軸線に沿う軸方向推力を実質的に受けないことを意味する。上記 に論じた如く、この推力はもし受けると導管２２０をカートリッジ２２４から押 し出すこととなる。第１２図及び第１３図の実施例においてはこの推力は避けら れている。塗料の大きく分離されたスラップの−のループ２２２から次の隣接す るループへの移動は、カートリッジ２２４の側壁２３８に設けた通路２３６を介 して導管２２０を捩込むことにより達成される。装置２４２の入口端２４０から その出口端２４４への塗料の流れに伴った塗料の各ループ２２２から次の隣接す るループ２２２への移動はカートリッジ２２４の外側の側壁２３８で起こる。

第１３図に示すロータ２４６の構造は装置２４２から塗料の溶剤フラッシング速 度を上げるために設けられている。現実に導管２２０に接触して該導管２２０内 の塗料を個別スラップに分離するローラ２５０は、長方形プリズム形受台２５２ に回転可能に取り付けられている。

各受台２５２の一側の長い側部２５４は開口してその各ローラ２５０を受は入れ るようになっている。ローラ２５０の軸２５６は受台２５２の対向する短壁２５ ８に回転可能に取り付けられている。ロータ２４６は略直円筒状外側壁２６Ｇに ４個の等間隔に離間した縦方向に伸長するスロット２６４（その１個のみ図示） を具備する。

スロット２６４は受台２５２より若干長く幅広である。

これにより受台２５２はロータ２４６の回転軸２６０が半径方向に相対的自由に 摺動できるように各スロット２６４に取り付けることができる。各スロット２６ ４は膨張式の路長方形プリズム形弾性容器又はバッグ２６６を備えており、該容 器又はバッグ２６６はスロット２６４に各受台２５２が取付けられる前にスロッ ト２６４底部に位置決めされる。各バッグ２６６はスロット２６４の底部のボー ト２７０に嵌合するニップル２６８を有しており、該バッグ２６６はアース電位 にある回転式エアカプラー２７４或いは装置２４２の被駆動端２７６から圧縮空 気が供給される横方向通路２７２に連結している。

装置２４２に電圧閉塞能力を持たせることが望ましいとき、例えば、高導電性塗 料が高静電位に保持されている塗料霧化散布装置に供給されている時は、カプラ ー２７４および横方向通路２７２を介して供給された圧縮空気がバッグ２６６を 膨張させることにより、ローラ２５０を外側に押出して導電性塗料の隣接するス ラップ間の導管２２０を閉塞せしめる。ロータ２４６の回転はスラップを導管２ ２０に沿って入口端２４０より出口端２４４へ輸動的に移動せしめ、この間、超 高静電位供給部の出力端子間の電位差に実質的に等しい電位差を人出口端２４０ ．２４４間に維持する。

装置２４２に電圧閉塞能力を持たせることが望ましくないとき、例えば、導電性 塗料の散布が終り、かつ異なった塗料を用いる次の散布周期に先んじて溶剤フラ ッシングを準備するために超高静電位供給部が散布機と接続されていない時は、 圧縮空気源をカプラー２７４より分離してカプラーを大気に解放する。導管２２ ０の弾性及び導管２２０内の溶剤圧はローラ２５０とその各々の受台２５２を半 径方向内方に付勢する。か（して溶剤は高速で自由に導管２２０を流れることが でき、変更前塗料の残滓縁ての洗浄が可能になる。次いで圧縮空気は導管２２０ を通過し、次の散布周期に備えて導管２２０を乾燥する。

装置２４２の電圧閉塞能力は導管２２０を介して供給される液体の導電性、隣接 スラップ間の閉塞の完全性及びこの閉塞数に比例する。この結果、より高い静電 位が用いられる場合、装置２４２°の電圧閉塞能力を上回らないことを確実にす るために、追加の閉塞を備えておく。

これを行う一方法として装置２４２にカートリッジ２４２をさらに加えることで ある。しかし、これは導管２２０、ロータ２４６および枠体２２６が長くなりす ぎるので好ましくない。導管２２０の長さを増すことは変更前塗料をこれより洗 浄するのに要する時間が増大することになる。また、洗浄周期中に変更前塗料及 び溶剤の浪費が増えることになる。勿論ロータ２４６と枠体２２６を長くするこ とは装置２４２を不必要に複雑化することになる。

装置２４２の電圧閉塞能力増加への今一つの方法はロータ２４６により支持され るローラ２５０の数を増すことであるともいえる。各追加ローラ２５０はループ ２２２の数だけ有効な数の閉塞を増やす。問題は、第１３図を参照すれば一番よ く分かるが、多くのローラ２５０を収容すること、即ち各受台２５２を支持する ことで、多（のスロット２６４を要するため、設計においてロータ２４６内の空 間が急激になくなってしまうことである。

第１４図及び第１５図に示す本発明の実施例は上記問題を対象としている。第１ ４図及び第１５図の実施例において、導管２８０はマンドレル２８２を介して挿 通されている。マンドレル２８２は一般に形状が直円筒状であるが、横方向に伸 びる複数の溝２８４を有している。

通路２８６はマンドレル２８２内部に位置して各一対の隣接する溝２８４の床２ ８８間に伸長する。導管２８０はマンドレルの一端に隣接する溝２８４にループ 状に巻かれ、この溝の床２８８と次の隣接溝２８４の床２８８間の通路２８６を 貫通し、その溝２８４内でループ状に巻かれるといったように、マンドレル２８ ２の対向端で溝２８４に到達するまで繰り返される。接続していない通路２９０ ，２９２は最後の溝２８４の床２８８とマンドレル２８２の軸２９４との間に設 けられている。導管２８０の入口端２９６と出口端２９８は最後に通路２９０． ２９２に各挿通され、かつ、最後にマンドレルの軸に沿ってマンドレル２８２の 外側に反対方向に向けて引き出される。

本実施例におけるローラ３００は、間隙領域３０２により、谷溝２８４において 導管２８０に接する接触部３０４に分割される。各ローラ３００　（第１４図及 び第１５図ではこの種のローラ３００が１６個設けられる）は回転軸３０６によ り各受台３０８に回転可能に取り付けられている。受台３０８は一般に直長方プ リズム形である。これら短い端壁は各々のローラ３００を回転可能に収容するた めの逃げを有している。ロータ３１０はその２つの軸方向に離隔した部分３１４ ，３１．６の各々に等間隔に離間して縦方向に伸長する８個のスロット３１２を 備えている。各スロット３１２はロータ３１０の内側壁３２０と一般に直円筒状 外側壁３２２との間でマンドレル２８２の軸の半径方向に伸長している。ロータ ３１０はマンドレル２８２上に隙間をもって嵌合している。

各々にロータ３００が回転可能に取り付けられている受台３０８は側壁３２２の スロット３１２開口を介して該スロット３１２に挿嵌されている。弾性の容器ま たはバッグ３２４はその半径方向外方を向いたバッグニップル３２６と共にスロ ット３１２に挿嵌されて゛いる。最後に内部に圧縮空気を供給する横方向通路３ ３０及び圧縮空気供給開口３３２を有するスロット閉鎖キャップ３２８がスロッ ト３１２の外方端を閉鎖する。各横方向通路３３０はロータ３１０に設けた各横 方向通路３３４に接続される。各横方向通路３３０，３３４は圧縮空気の供給を 受けてバッグ３２４を膨張させ、そして導管内の液体をスラップに分割する。ま たは、マンドレル２８２の入力端上に形成された直円筒状回転軸３３８の周囲の 環状逃げ３３６、回転軸３３８に沿う導管２８０の入口端２９６の周囲に等間隔 に形成された８個の縦方向に伸長する横方向通路３４０およびエアーカプラ−３ ４４内部で回転軸３３８を取り巻（環状逃げ３４２によって、各横方向通路３３ ０，３３４は大気に解放され、導管２８０内を液体が自由に流れることが可能に なる。適当なベアリング３４８は枠体３５０と回転軸３３８に対してロータ３１ ０を回転可能に支持している。

ａ″縮室空気　　　／Ｅｆ縮空気　　　　圧腟空気、、Ｆ７″６４ Ｊりｆｊｊ ＦＺＧ；　５　　　　　　　−１’りθ６ｙｉｔ；、　７ ψ ｆｉｔ；　ｉ！５ 補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の８）平成２年１２月１７日

Claims (21)

【特許請求の範囲】
1. １．出力端子を有し、該出力端子を高静電位に保持する高静電位供給部と、塗料 源と、塗料を散布するための散布機と、該散布機を塗料源と連結する手段と、上 記出力端子を上記散布機に連結し、該散布機により散布される塗料に電位を供給 する手段と、上記塗料源より上記散布機に至る塗料の流れを与える手段とを有し 、上記散布機を塗料源に連結する上記手段は所望の時間に上記散布機に送出され る塗料を実質的に塗料の複数の個別スラッグに分割し、塗料を介して上記端子よ り上記塗料供給部に至る電路を実質的に遮断する装置を含む塗料散布装置。
2. ２．上記装置が蠕動装置よりなる請求項１記載の塗料散布装置。
3. ３．上記蠕動装置は出口端部と入口端部を有し、上記塗料源と上記散布機との間 を連結する一定長さの弾性導管と、該弾性導管を巻装する内壁を有するハウジン グと、ロータと、上記ハウジング内に該ロータを回転可能に取り付ける手段と、 上記弾性導管に接触させるためのロータ支持手段と、上記弾性導管を上記ハウジ ング内壁の複数箇所に対して実質的に抑圧し、弾性導管によって搬送される塗料 を所望の時間に複数の個別スラッグに分離する接触手段とを有する請求項２記載 の塗料散布装置。
4. ４．上記内壁は一般に形状が直円筒状であり、一定の長さの弾性導管が上記内壁 の周囲に大略螺旋状に形成されている請求項３記載の塗料散布装置。
5. ５．上記弾性導管はからの場合一般に偏平である請求項４記載の塗料散布装置。
6. ６．上記内壁は一般に形状が截頭円錐形状であり、一定の長さの弾性導管が内壁 の周囲に沿って巻回されて大略螺旋状に形成されている請求項３記載の塗料散布 装置。
7. ７．上記蠕動装置は塗料源と散布機との間を連結する出口端部および入口端部を 有する一定の長さの弾性導管と、該弾性導管が巻装される外壁を有するマンドリ ルと、ロータと、該ロータを上記マンドリルの周囲に回転可能に取り付ける手段 と、上記弾性導管に接触させるためのロータ支持手段と、上記弾性導管を上記マ ンドリルの外壁の複数箇所に対して実質的に押圧し、弾性導管によって搬送され る塗料を所望の時間に複数の個別スラッグに分離する接触手段とを有する請求項 ２記載の塗料散布装置。
8. ８．外壁は一般に形状が直円筒状であり、一定の長さの弾性導管が外壁の周囲に 大略螺旋状に形成されている請求項７記載の塗料散布装置。
9. ９．弾性を有する非導電性導管と、該導管の多重ループを支持する第１手段と、 上記導管に接触する接触子を支持するロータと、上記導管と接触して該導管を多 数の接触点で閉塞するための接触子を有して回転するロータを支持し、該導管内 の電気的に非絶縁性の液体を各の閉塞部によって分離されたスラッグに分割する ことにより、導管の両端部間にある液体を介して流れる電流を最小限にする第２ 手段とからなり、上記第１手段は実質的に平行な面に導管のループを支持する手 段からなっており、該導管は隣接面間で隣接する導管のループを互に連結するた めに伸長する長さ部分を有している蠕動電圧閉塞装置。
10. １０．上記第１手段は円筒状外面を有するマンドリルからなり、該マンドリルは 隣接面間に伸長する導管の長さ部分を収容するためにその内部に通路を形成する 手段を含んでいる請求項９記載の蠕動電圧閉塞装置。
11. １１．上記マンドリルは軸線を形成し、該マンドリルは実質的に平行な面を形成 する外面周囲に設けられた溝を含む請求項１０記載の蠕動電圧閉塞装置。
12. １２．上記通路は隣接溝間に伸長し、導管の隣接ループは隣接溝に存在し、導管 の接続長さ部分は隣接溝間の上記通路を介して伸長している請求項１１記載の蠕 動電圧閉塞装置。
13. １３．上記ロータは上記外面より半径方向外方に位置する請求項９記載の蠕動電 圧閉塞装置。
14. １４．上記接触子はローラと、導管と接触して回転する該ローラを支持する手段 よりなる請求項１３記載の蠕動電圧閉塞装置。
15. １５．上記ロータは更に選択的に該ローラを付勢して上記導管を閉塞させるため の手段を有する請求項１４記載の蠕動電圧閉塞装置。
16. １６．上記第１手段は円筒状内面を有するハウジングからなり、該ハウジングは 隣接平面間に伸長する導管の長さ部分を収容するために前記円筒状内面を介して 伸長する通路を形成する手段を含んでいる請求項９記載の蠕動電圧閉塞装置。
17. １７．上記ハウジングは軸線を形成し、該ハウジングは実質的に平行な面を形成 するその内面の周囲に設けられた溝を含む請求項１６記載の蠕動電圧閉塞装置。
18. １８．上記通路は隣接する溝間に伸長し、導管の隣接ループは隣接溝間に存在し 、導管の接続長さ部分は隣接溝間の上記通路を介して伸長している請求項１７記 載の蠕動電圧閉塞装置。
19. １９．上記ロータが上記内面より半径方向内方に位置決めされている請求項９記 載の蠕動電圧閉塞装置。
20. ２０．上記接触子はローラと、導管に接触して回転する該ローラを支持する手段 よりなる請求項１９記載の蠕動電圧閉塞装置。
21. ２１．上記ローラは更に選択的に該ローラを付勢して上記導管を閉塞させるため の手段を有する請求項２０記載の蠕動電圧閉塞装置。