JPH03504765A - ピコ秒多重調波フーリエ蛍光計 - Google Patents

ピコ秒多重調波フーリエ蛍光計

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JPH03504765A
JPH03504765A JP2501904A JP50190489A JPH03504765A JP H03504765 A JPH03504765 A JP H03504765A JP 2501904 A JP2501904 A JP 2501904A JP 50190489 A JP50190489 A JP 50190489A JP H03504765 A JPH03504765 A JP H03504765A
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ミッチェル,ジョージ ダブリュ.
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ピコ秒多重調波フーリエ蛍光計 本発明は分光蛍光計に関し、特に多数の励起周波数において位相および変調蛍光 発光寿命データを同時に得るように動作しうる周波数領域分光蛍光計の改良に関 する。
正弦波振幅変調光で励起された発光体からの光も正弦波変調されている。しかし ながら、発光周波数は励起光の位相と変調に対し発光体の励起状態の寿命に関係 した量だけシフトされ変調される。位相および変調技術により発光寿命を測定す るための測定器は位相または周波数領域蛍光計として知られている。
従来、周波数領域蛍光寿命分析は多数の単一周波励起でのテストサンプルの発光 の高分解位相シフトおよび復調値により決まる。一般に実際にはサンプルのレス ポンス曲線を適正に限定するためには異なった励起周波数で1ダ一ス以上の測定 が必要である。その結果、すべての周知の位相/変調蛍光計は選ばれた1つの検 出周波数で動作するから、サンプルのレスポンス曲線を得ることは単調であるば かりでなく時間がかかり、一般に30分から1時間30分の時間が必要である。
本発明は多周波における位相と変調データの同時取得により1回の測定で励起さ れた発光体のレスポンス曲線をとらえることにより上記の問題を解決するもので ある。
この能力は時間単位ではなく秒単位でサンプルのレスポンス曲線を得ることを可 能にする。
発明の詳細な説明 要約すると、本発明は複数の励起周波数での蛍光サンプルの位相と変調レスポン スを同時に測定することの出来る相互相関周波数領域分光蛍光計を含む。振幅変 調された光は外部的に変調された直流光源またはサンプルの励起のための多数の 調波間係をもつ位相固定周波数を含む内部的に変調されたレーザパルス列により 発生される。
光信号の位相および変調特性を有する検出信号を与えるためにテストサンプルの 光信号と無線周波信号を多数の調波的に関係した周波数で同時に検出し、相互相 関させるための手段が設けられる。付加的な手段が検出器信号の個々の周波の位 相および変調データを抽出してテストサンプルの励起状態反応、ダイナミック回 転速度またはエネルギー転移曲線の分析および周波数レスポンス曲線の形でその 可視的表示を行う。
本発明の重要な目的は多数の周波数において励起された蛍光サンプルの位相と変 調レスポンスを同時に測定することの出来る新しい等級の周波数領域蛍光計を提 供することである。
本発明の他の重要な目的は相互相関検出およびフーリエ変換技術を用いる光の目 的に示す等級の蛍光計を提供することである。
本発明の他の目的は寿命分析の要件を完全に満すと共に動的記録のためにミリ秒 インターバルで得られる1回の測定により、蛍光サンプルの周波数レスポンス、 励起状態反応、ダイナミック回転速度またはエネルギー転移曲線を得ることの出 来る周波数領域蛍光計を提供することである。
本発明の他の目的はサンプル蛍光体で励起し、その発光レスポンスを同時に、か つ多数の励起周波数において検出しろる周波数領域蛍光計を提供することである 。
本発明の他の目的はサンプル蛍光体を励起するために用いられる多数の調波に関 連したそして位相の固定された周波数を含む直流光源からの振幅変調された光を 用いる周波数領域蛍光計を提供することである。
本発明の他の目的はテストサンプルの励起のためにコリメートされた非コヒーレ ント光源、CWレーザ、同期ポンプダイレーザまたは内部的に変調されたコヒー レントまたは非コヒーレント光源を用いる蛍光計を提供することである。
本発明の他の重要な目的は多数の励起周波数において位相/変調寿命データを同 時に集めるための長調波フーリエ蛍光計を提供することである。
本発明の他の重要な目的は位相コヒーレント、調波発生器と、基本周波数および その整数倍次調波において高周波位相と振幅情報を同時に相互相関させ、検出す る光電子増倍装置を用いる二つ前の目的に示す性質をもつ蛍光計を提供すること である。
この発明の上記および他の目的、特徴および利点は添附図面に示されそして本発 明を当業者が実施しうるようにその概念と教示を実行するための、現在考えられ る最良のモードを示す好適な、そして変更された実施例の以下の詳細な説明から 明らかとなるものである。
図面において、 11図は本発明によるCWレーザ光源を用いる周波数領域蛍光計の概略ブロック 図である。
第2図ないし第6図は既知の特性をもつサンプルについての位相シフトおよび復 調レスポンス曲線である。
第7図(第7cm7e図に分割される)は第1図の蛍光計を構成するために用い られる回路の概略図である。
第7A図および第7B図は第7図の回路の副回路図である。
第8図はパルスダイレーザ光源を用いる本発明の周波数領域蛍光計の概略ブロッ ク図である。
本発明の特徴と範囲の理解を容易にするために2つの蛍光計の構成、すなわち光 源として安価なCWレーザを用いるものと同期ポンプダイレーザを用いるもの、 を説明する。これら二つの構成は、ダイレーザ源は内部的に変調されるのに対し 、CWレーザは外部的変調を必要とするという点で原理的に異なる。
好適な実施例の説明 まず第1図において、本発明による蛍光計の好適な形態のブロック図が光源(L )として連続波(CW)レーザを用いる長調波フーリエ変換蛍光計の好ましい形 態のブロック図を示す。コリメートされたコヒーレントまたは非コヒーレント直 流光源をCWレーザと置き換えてもよい。
図示のように、周波数発生器(FG)は一対の位相固定正弦無線周波数Cf)と (f+Δf)を発生する。例示のためこの基本周波数(f)は5MHzであり、 第2の周波数(f+Δf)は5MHz+3Hzとする。基本周波数5Mzはバッ ファ増幅器(A1)に加えられる調波コム(comb)発生器(HCG−1)を 駆動するものであり、この発生器の出力は5MHz基本周波数のすべての整数倍 次調波、すなわち、(5,10,15,20゜25・・・MHz)を含む。この 信号はポケットセル(P C)とそれに関連するドライバ(D)を介してCWレ ーザ(L)の強度を変調するために用いられる。変調されたレーザ出力は5MH z基本周波数(f)とその調波を含み、モして0寿命の溶液(S C)とテスト サンプル蛍光体(SA)を支持する回転ターレット(T)に配置されたサンプル を励起するために利用される。このターレット(T)は手動的にインデックスし てもよいし、周知のように動力駆動してもよい。
周波数発生器(FG)の2次周波数出力信号(f+Δf)、すなわち5MHz+ 3Hz、は(A2)により増幅されてパワースプリッタ(P S)に加えられ、 このスプリッタが一対の調波コム発生器(HCG−2とHCG−3)を駆動する ために用いられる一対の等しい強度の信号を発生する。これらコム発生器の出力 は基本波周波数と調波周波数N(f+Δf)、すなわち、5MHz+3Hz、1 0MHz+6Hz、15MHz+9Hz・・・等を含む。これら発生器の出力信 号は後述するように2個の光電子増倍検出器(PMrとPMm)の利得を変調す るために用いられる。
基準光電子増倍装置(PMr)はビームスプリッタ(B S)を介してCWレー ザから、強度変調された励起光信号N (f)の一部(約3%)を受ける。この 信号はコム発生器(HCG−2)からの入力信号N(f+Δf)とを、両者の調 波をヘテロダイン処理または混合してその混合された信号間の差、この場合は3 Hzに等しいくり返し周波数を有する低周波ビートまたは基準信号N(Δf)を 発生することにより相互相関される。
同様に測定光電子増倍装置(P M m )は散乱(0寿命)溶液(S C)ま たはテストサンプル(SA)(交互に)からの信号N (f)mを検出し、そし てそのような検出された信号の調波をHCG−3からの利得変調信号N(f+Δ f)の夫々の調波と混合する。これは発生器(FG)によりつくられる周波数対 間の差、すなわち3倍、に等しいくり返し周波数を有する低周波ビートN(Δf )mを発生する。この信号は無線周波数調波のすべてについて相互相関された位 相と変調の情報を含む。
かくして、光電子増倍管の出力信号の3Hz成分は5MHzについての情報を、 6Hz成分が10MHzの、9Hz成分が15MHzの情報を夫々含み、以下同 様である。
光電子増倍管(PMr)と(PMm)の出力信号はコンピュータ(C)に送られ 、このコンピュータがこれら信号をディジタル化し、そして記憶し、これら信号 は次にデータについての複雑な高速フーリエ変換を行うアレイプロセサ(AP) により周波数領域に変換される。この動作により、周波数領域に変換される時間 領域波の振幅と位相を計算するために用いられる実数値および虚数値のアレイが 得られる。
このアレイプロセサは光電子増倍管信号の平均直流値(DCav)を発生する算 術形紙域フィルタを用いる。
調波についての位相と振幅は従来のようにこのフーリエ変換から得られる。
その結果はテストサンプル(SA)についてのレスポンス曲線(位相および振幅 対周波数)の形でパーソナルコンピュータのスクリーンに可視表示される。
テストサンプルを測定するために次の処理が行われる。
(PMm)が0寿命散乱溶液(S C>に対向するようにターレット(T)が位 置決めされる。この条件下で共通(DCav)値で除算された(PMm)の調波 の振幅が一群の正規化変調値を発生し、これらの値が後の使用のために記憶され る。
位相角が計算されて基準光電子増倍管(P M r )の信号の調波と散乱溶液 (SC)に対向したときの測定光電子増倍管(PMm)の信号の夫々の調波との 間の位相差を用いて共通の基準にセットされる。例えば、この差が調波(n)に ついての周波数において20°であるとする。対応する差が調波周波数の夫々に ついて測定され、その結果が基準すなわち正規化位相群に相似の正規化位相群を つくる。
このターレットは次に、(PMm)がサンプル(SA)に対向するような位置と される。(PM)mの調波の振幅が測定され、それらの変調がそれらの共通(D Cav)値に対して比をとるように計算され、そしてそれらの値が前述の対応す る正規化変調値に対する比をとることにより正規化される。これが測定されたサ ンプル(SA)の調波についての一群のサンプル復調を生じさせる。
測定光電子増倍管(PMm)の調波についての一群のサンプル位相シフトは測定 位相から正規化位相を減算することによって得られる。
位相シフトおよび復調対励起周波数のプロットおよびプリントアウトはこの計測 器の基本出力を構成し、パーソナルコンピュータのスクリーンにサンプルレスポ ンス曲線とし′C可視表示される。このくり返し的な散乱およびサンプルの交互 の観測と位相シフトと復調の平均化により雑音が発生しろる。
第2−6図のレスポンス曲線は本発明による蛍光計で発生されるデータの例であ り、既知のサンプルについての単一および多成分寿命並びにダイナミック回転速 度を正確に分析することについてのその比較的な能力を示すものである。
第2図は有機シンチレータ、POPOP、メチルアルコールに溶解されたp−ビ ス[2−(5−フエニロキサゾリル)ベンゼンコ、についての同時的な多周波位 相シフトおよび復調測定を示す。popopについての発光寿命の値は1.32 〜1.369ナノ秒である。測定データのシングル指数崩壊モデルへの非線形最 小自乗法の適用はpopopについて1.34ナノ秒の寿命を回復した。
第3図はエチルアルコールに溶解したローズベンガル(rose bengal  )である有機染料についての同時的な多周波位相シフトおよび復調測定を示す グラフである。ローズベンガルの蛍光寿命についての値は500〜830ピコ秒 である。測定データのシングル指数崩壊モデルへの非線形最小自乗法の適用はロ ーズベンガルについて750ピコ秒の寿命を回復した。
蛍光サンプルにおける長寿命成分を分解するための本発明の蛍光計の能力を第4 図に示す。分子TNSすなわち2−p−トルビジニル−6−ナフタレンスルホン 酸が溶媒緩和されたものの多数の崩壊速度を観察した。測定データの3崩壊モデ ルへの非線形最小自乗法適用は360ピコ秒で崩壊の2,3%、4,01ナノ秒 で57%、6.54ナノ秒で40.7%を回復した。この結果は文献に報告され た値と一致する。
第5図はプロピレングリコールに溶解されたフルオレセイン分子のダイナミック 回転速度を回復するための異なった偏向位相と比の同時的な多周波測定を示す。
測定データのシングル回転速度(等方性)−シングル崩壊モデルへの非線形最小 自乗法の適用は2.7ナノ秒の回転相関時間を回復し崩壊速度は4.48ナノ秒 で限界異方性は0.364であった。比較可能な値が文献に報告されている。
第6図は本発明の蛍光計の動的測定能力を示す。無機塩、沃化カリウム(KI) が発光のクエンチャであり、発光強度の低下と発光時間の短縮を生じさせる。こ の測定器は33ミリ秒毎に多周波位相/変調測定を行い、攪拌キューペット内に 含まれる0、IN水酸化ナトリウムにフルオレセインを溶解した溶液からの発光 を観測するようにセットされた。Klの濃縮溶液20μgが図にrK1添加」と 示す点でキューペットに注入された。
この蛍光計はフルオレセイン/Klの混合を4.3ナノ秒から最終の1.8〜1 .9ナノ秒までの蛍光寿命の減少として明らかに分析している。このグラフの夫 々の点は蛍光計からの同時多周波データセットの分析を示す。
種々の時点における代表的なデータセットとモデルに対するそれらの残留「整合 度」は同図に挿入図AとBで夫々示されている。完全な周波数レスポンス曲線は 30ミリ秒毎に得られた。
構成 本発明による多重調波フーリエ蛍光計の構成を第7図の回路図で示す。
図示のように、直接周波数合成器20が周波数源または周波数発生器(第1図の FG)として用いられる。このための合成器はマサチューセッツ州リトルタウン のプログラムドテストソーシズ社(Programmed Te5tSourc es、 Inc、)からモデルPTS−250として市販されている。PTS− 250の10MHz基準発振器出力はトランジスタトランジスタロジック(TT L)、J−にフリップフロップ21.のクロック入力端に適正なレベルシフトを 行って容量的に結合され、あるいはこのフリップフロップをトリガし、10MH z入力周波数を半分、すなわち5MHzにするのに必要なそのクロック入カ端に 接続された抵抗回路に接続されている。テキサス州ダラスのテキサスインストル ーメンツ社(TexasInstruments、 Inc、)のモデル74S 112TTLシヨツトキフリツプフロツプをそれに用いることが出来る。フリッ プフロップ21の出力(Q)は方形波であるから、低域フィルタ22にューヨー ク州プルツクリン、ミニサーキッツラボラトリ社(Mini−C1rcu1ts  Laboratory)のPLP−10,7)を通されて5MHz基本周波数 の調波を除去する。
フィルタ22の5MH2出力はハイブリッド増幅器23(アリシナ州フェニック スのモトローラ社(Motorola、Inc、 )セミコンダクタプロダクツ のモデルMHW−592)に送られ、約1ワツトにブーストされ、その後に、可 変コンデンサ24(カリホルニア州シャツワースのアルコエレクトロニクス社( Arco Electronics)のモデル4215)、560pfのシルバ マイ力コンデンサ25.7巻回、0.5インチ1. D、インダクタンス26お よび5000p fのセラミックコンデンサ27からなる第1インパルス回路に 対しインピーダンス整合をとられる。このインピーダンス整合回路は5巻回、0 .5インチIDコイル28とステップ回復ダイオード(SRD)29 (マサチ ューセッツ州ワボーン、のアルファインダストリーズ社(Alpha Indu stories )のモデルRA6180−1)からなるインパルス発生器に接 続する。コイル28と5RD29を含むこのインパルス発生器は、ビノキニラ形 コア30を有する単巻口のへアーピンと、可変コンデンサ31と4巻回0.5イ ンチIDコイルとして形成されるインピーダンス32からなる出力回路による高 域フィルタにより50オームに再び整合される。このインピーダンス整合、イン パルス回路および要素24〜32を含む出力回路は第1図のコム発生器HCG− 1を構成する。
本発明の多調波蛍光計の成功は1つの入力周波数の多くの整数倍調波を含む出力 を発生する回路に主としてよるものであるから、この調波コム発生器の動作は本 発明の理解に重要である。
第7図の実施例によれば、重要なコム発生器の機能は特殊な半導体ステップ回復 ダイオード5RD29の適正な動作により行われる。第7図の回路定数を用いる 場合、5RD29はインパルス発生器を形成するためにインダクタンス/SRD の組合せにインピーダンス整合した増幅器23によって発生されるバイポーラ正 弦波周波数により供給される低入力周波数、すなわちこの場合5MHz、で動作 することが出来なければならない。詳細には増幅器23は1〜1.5ワツトの正 弦波入力電力を供給し、その50オーム出力は上述の回路の要素24〜27から なる可調整21回路によりインパルス回路のインピーダンス(28)に整合され る。出力回路(30〜32)は高域フィルタによりインピーダンス整合を50オ ームにもどして増幅器23に基本正弦波が通るのを防止する。入力サイクルの正 の部分において、5RD29は電流を流し、少数キャリアをつくり、そしてコイ ル28に電荷を蓄積する。ダイオードはこの少数キャリアにより入力が負になっ た後の短い期間(遅延時間)導通しつづける。これらキャリアがなくなると、ダ イオードは導通を急激に停止してコイル28内のエネルギーがインパルスとして 負荷に移される。このインパルスはダイオードの遷移時間で決まる限界まで入力 周波数の整数次調波を含む。出力のスペクトル分析は均等な間隔をもった周波数 のエンベロープとして生じ、それ故「コム」または「ピケットフェンス」発生器 である。
第7図の回路において、調波コム発生器HCG−1の出力はポケットセルドライ バ(第1図のD)のプリドライブ増幅器35に与えられ、そこで約+80ボルト ピークへと予め増幅される。図示の回路の増幅器35は超直線形1−51−5O 0広帯域増幅器にューヨーク州、ロチェスタのENIバワーシステムズ社(Po wer Systems )からのモデル525LAブロードバンド25ワツト A級増幅器として市販されている)を構成する。増幅器35からの前置増幅され たインパルスは5MHz基本周波数と、約350MHzまでのその整数次調波の すべてを含む。
プリドライブ増幅器35で発生された出力は、3個の100C)pfシルバーマ イカコンデンサからなるコンデンサ回路38を介して一対のブレーナ3極管36 . 37(ユタ州ツルトレークシティのバリアンエイマック社(Varian  EiIIac)の3CX100AS)のグリッドに容量結合される。これら3極 管は抵抗−インダクタンス回路39.40.41により、直流6〜8ボルトの小 さい負のバイアス電圧(−Vバイアス)により通常は導通しない。35からのド ライブパルスの印加によりこれら3極管36,37は深く導通する。プレート電 流は、この例では高周波フェライトトロイド(イリノイ州マレンゴ、アーノルド エンジニアリング社(Arnold EngineerlngCo、) )を有 する長さ10インチの同軸ケーブル(10T、RG58,50Ω)からなる反転 変圧器42を通る。
変圧器42からの増幅されたインパルスは最終段の3極管43(バリアンエイマ ック社の3CX400A7)のグリッドにブリッジT回路を介して容量結合され る。このブリッジ−1回路は可変コンデンサ44と3極管43のグリッド容量を 打消すように調整された長さ0. 6インチの中心タップ付き、4巻回0.5イ ンチIDコイル45を有する。
3極管43は0バイアス3極管であって、そのグリッドにインパルスが入るまで 通常非導通であり、このインパルスにより急激に導通してインダクタ46のエネ ルギ−をコンデンサ47を介して、超低インダクタンスの抵抗負荷48に移し、 その間、反射ミラー51(レーザメトリクス社(Lasarmetrles)の 1042)を一体的に有する二重結晶ボッケル効果電気−光学的光変調器5oの 中心端子での電圧遷移を与える。この作用は後述するように調波的に変調された 光パルスを通すようにボッケルセルを条件づける。
インダクタ46が放電した後に、これは3極管43を電源(+V1−1.5KV )から切離し、次のパルスで再充電する。ボッケルセルパルスドライバ回路また は増幅器(要素35〜48とそれらに関連した回路要素)は高いくり返し速度で 、そして調波位相コヒーレンスをもって少くとも3000ワツトのピーク電力レ ベルを出すことが出来る。この回路構成は比較的安価であり、小型且つ非常に簡 単であり、しかも動作が確実である。
ボッケルセル50は減価光水晶ウェッジ52と、この場合市販のヘリウムカドミ ウムレーザ(カリホルニア州すニイビルのりコニクス社(Liconix、 I nc、)のモデル424ONB)でよりCW光源55(第1図のし)の動作に応 じてボッケルセルに偏光を送るように配置された側面出口偏光器53を含む光学 系に結合される。レーザ55はホッケセルの光変調器への入力として325また は442ナノメータのCW光を与えるように動作する。
第7図に示すように、光源55は垂直方向の偏光出力(Φ印)を発生し、これが 減価光水晶ウェッジ52を通って方解石偏光器53に入る。この偏光器は垂直の 両矢印で示すように垂直偏向光を排除し水平偏向光を光変調ボッケルセル50に 通す。セル50は水平偏向光の電気ベクトルを垂直に回転させ、すなわち、それ をドライバ回路(第1図のD)からの初期インパルスにより発生される電界に比 例するように回転させる。
ボッケルセル変調器のミラー51はレーザビームをボッケルセルのRDP結晶を 通じて反射し、そこでその偏向が更に回転して偏光器53に再び入り、この偏光 器53がその垂直成分を横方向に反射してそれを、イリノイ州つルバナのSLM インストルーメンツ社(Instruments )のモデル0P−450のよ うな光学モジュール60に向ける。
モジュール60に入るとこの偏光はビームスプリッタ62 (BS)を通った後 にターレット61(T)内の適正なサンプル(SCまたはSA)を励起させ、こ のビームスブリフタはこの光信号の一部(約3%)を基準光電子増幅管(PMr )63に反射させる。ターレット61のサンプルを通った残りの光はフィルタ6 5を介して測定光電子増倍管64(PMm)に入る。
以上の動作を要約すると、ボッケルセル50の中央端子に電気インパルスが入る までターレット61のサンプルには光が入らない。そのようなインパルスはボッ ケルセルの一対の電気−光学結晶にまたがり電界を発生し、それが入力光の電気 的ベクトルを、方解石偏光器53の側部から光をターレット61(T)のサンプ ル(SA)または(S C)に反射させる方向に回転させる。サンプルに入る光 はそれ放電気的インパルスの強度変調されたものであり、そのために基本周波数 5MHzと、主として特定のボッケルセルの周波数レスポンスで決まる実用上の 限界(この回路例では250MHz)までのその整数次調波を含む。
光電子増倍管形相互相関発生器の動作については第7図の合成器または周波数発 生器20 (FG)を参照する。
この発生器はこの場合には5.000003MHzの主周波数出力を発生するよ うにセットされる。この周波数は第1図の(f+Δf)に対応し、無線周波増幅 器70(A2)により2ワツトまで増幅される。この増幅器はワシントン州ボセ ルのRFパワーラブズ社(Power Labs。
Inc、)から市販の広帯域RF増幅器モデル102Lでよい。増幅器70の2 ワツト出力はマサチューセッツ州バーリントンのアダムスラッセルーアンザック ディビジョン社(Adass Ru5set−^nzac fHvlslon  )から市販されているモデルHH−108ハイブリッド出カスプリッタである出 カスプリプタ71(PS)に加えられる。このスブリップ71は第1図の発生器 (HCG −2)と(HCG−3>に対応する一対のインパルス発生器72と7 3を駆動するようにこの2ワット信号を等分する。
これら発生器は光変調器に用いた上記の(HCG−1)と同じであるからその説 明は不要である。
2個の発生器72と73の出力は5.000003MHzであり、その整数次調 波は約350MHzまでである。発生器HCG −2,とHCG−3の出力は光 電子増倍管63(PMr)と64(PMm)に夫々加えられて第2ダイノードD 2 (第7A図のPMT回路を参照)の電圧バイアスを変えることによりそのよ うな管の利得を変調するように作用する。これに関し、光電子増倍管63と64 の夫々は第7A図の回路を有することは明らかである。夫々の光電子増倍管の第 2ダイノードD2は、その管の利得が発生器からのインパルスがないときに低く なるようにポテンショメータ(P)によりバイアスされる。発生器(HCG−2 )または(HCG −3)からのインパルスが光電子増倍管63または64に入 ると、それはその管の利得を約10倍にするように作用する。
これら光電子増倍管は調波的に変調される光を観測しそして同時に、この例では 3Hzである(Δf)だけこの変調された光からオフセットしたコム状の位相固 定調波により利得変調させる。この点に関し、3Hzの値は任意であり、動的動 作では(Δf)は本発明の蛍光計のその動作モードについては時間分解能を上げ るために100〜300Hzに選ばれる。
光インパルスと利得インパルスは光電子増倍管のダイノードD2で混合されて3 Hzのくり返し周波数をもつビートを発生し、これにはすべての検出された無線 周波の調波すなわち、5MHzについて3Hz、10MHzについて6Hz、1 5MHzについて9Hz等の、この例では約250MHzまでの調波についての 位相と振幅の情報を同時に含む。ダイノードD2からのこのビートはD3および 以降のダイノードD4〜D9で増幅されて光電流を発生し、この光電流がコマン ドモジュール75(第7B図参照)に送られる。この例では図示のコマンドモジ ニールはイリノイ州つルバナのSLMインストルーメンツ社から市販のSLM4 80000)ランスレータコマンドモジュール形である。
このコマンドモジュールは光電子増倍管63と64について高い電圧バイアスを 与えそしてそれらがらの光電流を比例する電圧出力に変換し、これら出力が、( PCOM)で示すパーソナルコンピュータ77の回路板を含む高速高精度ディジ タイザ76(マサチューセッツ州マールボロ、データトランスレーション社(D ata Translatlon、Inc、 )のモデルD72847)の入力 として用いられる。実際にはテキサス州オースティンのデルコンピュータカンパ ニ(Dell Co5puterColIpany )の市販のモデルPC−2 86がコンピュータ77として用いられた。
光電子増倍管の波形はディジタル化されそして無線周波の調波の位相と振幅情報 を含む。この情報はアレイプロセサ78 (AP)によるフーリエ変換によって これら波形からとり出される。このプロセサはマサチューセッツ州マールボロの データトランスレーション社から市販されるモデルDT7020アレイプロセサ 回路板でよい。
フーリエ変換された波形はパーソナルコンピュータ77のスクリーンに位相およ び振幅対周波数曲線と1.て表示され、そして本発明の蛍光計の最終製品となる 。アレイプロセサにおけるフーリエ変換はコンビエータ77における市販のサブ ルーチンライブラリおよび他の適正なソフトウェアを用いて達成出来る。
パルスダイレーザ蛍光計 上記CW蛍光計は本発明の一実施例であるが、第8図に光源としてパルスダイレ ーザを用いる蛍光計を第1図のCWレーザ蛍光計に対応して示す。第8図の蛍光 計はCWレーザのものと機能的には等価であるが、レーザパルスの調波がスペク トルにおいてギガヘルツの領域まで伸びるからより高い周波数での動作が可能で ある。
第8図のレーザL′は一般に同期的にポンプされた空胴ダンプ形ダイレーザであ り、これはモード固定アルゴンイオンまたはネオジウムYAGポンプレーザによ り駆動される。L′としては任意の内部的に変調されるコヒーレントまたは非コ ヒーレント光源を用いることが出来る。周波数発生器(FG)はレーザに基準周 波数(f ref )を加えるかあるいはレーザ制御電子回路(L C)内のモ ード固定周波数発生器からそのような基準周波数を受けるかすることによりレー ザのパルスくり返し周波数に位相固定される。この周波数発生器(FG)は(f  cd+Δf)を発生し、これはレーザ空胴ダンプくり返し周波数(f cd) と小さいオフセット(Δf)、ここでも3Hz、の和である。この周波数は(A 2)で増幅され、そして電カスブリッタ(PS)で分割されて、第1図のCWを 用いる例のごとくにコム発生器(HCG−2)と(HCG−3)により発生した 相互相関コムを発生し2個の光電子増倍管(P M r )と(PMm)にn( f cd+Δf)を与える。
ターレット(T)上のサンプル(SA)の測定並びに分析および表示は第1図の CWレーザ測定器と同じように行われる。
本発明のパルスダイレーザ蛍光計の主たる欠点は、第1の例のCWレーザと比較 してレーザ光源のコストが比較的高いことである。また、動作周波数の限界は現 在使用可能な光電子増倍管検出器の周波数レスポンス能力による。
以上述べたように、図面に示し、説明した好適なそして変更された実施例は以下 の請求の範囲に示すようなものを除き、上記により制限されるものではない本発 明の精神と範囲から離れることなく変更および等価物の交換が可能であることは 当業者には明らかである。
手 続 補 正 書 (方式) 平成 3年 7月杼日A 特許庁長官  深 沢   亘  殿 1 事件の表示 2 発明の名称 ピコ秒多重調波フーリエ蛍光計 3 補正をする者 事件との関係    特許出願人 発送日  平成 3年 7月 9日 6 補正の対象 図面翻訳文 7 補正の内容 国際調査報告 +−+−−ma−aム峠m+111+1’−PCT/US89105764国際 調査報告 us 8905764 SA    33609

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.下記要件を含む、蛍光サンプルの位相と振幅レスポンスを測定するように動 作可能な相互相関、周波数領域分光蛍光計: 多数の、調波に関係した位相固定周波数を含む振幅変調された光を発生する手段 ; 上記光で蛍光サンプルを励起し、調波的に関係し、位相固定した多数の周波数の 光信号を発生する手段;上記光信号をその変調および位相特性を含む電気的検出 信号に変換する手段;および 上記検出信号の夫々の周波数の位相および変調データをとり出す手段。
  2. 2.前記光はコリメートされたコヒーレントまたは非コヒーレント直流光源から 発生される請求項1記載の蛍光計。
  3. 3.前記光は内部的に変調されたレーザパルス列から発生される請求項1記載の 蛍光計。
  4. 4.前記光信号を検出する手段を更に含んでいる請求項1記載の蛍光計。
  5. 5.前記検出器信号の位相および変調データを同時に可視表示する手段を更に含 んでいる請求項1記載の蛍光計。
  6. 6.前記光信号は高周波光であり、前記検出信号は比較的低周波の電気信号であ る請求項1記載の蛍光計。
  7. 7.前記変換手段は光電子増倍管を含んでいる請求項1記載の蛍光計。
  8. 8.基本周波数およびその整数次調波を含む位相固定無線周波信号を発生する手 段と、上記基本周波数と調波を含む周波数変調光でテストサンプルを励起して調 波的に関係した多周波の位相固定光信号を発生する手段と、これら光信号を上記 多数の調波的に関係した位相固定周波数において上記無線周波信号と同時に相互 相関させて上記光信号と同じ位相および変調特性を有する相互相関信号を発生す る手段と、これら相互相関された信号の夫々の周波数の位相および変調レスポン スを同時にとり出して測定する手段と、を備えている周波数領域蛍光計。
  9. 9.前記位相および変調レスポンスを同時に可視表示する手段を更に含んでいる 請求項8記載の蛍光計。
  10. 10.前記最後の手段は前記相互相関信号をディジタル化する手段と、このディ ジタル化されたデータを周波数領域に変換する手段と、を含んでいる、請求項8 記載の蛍光計。
  11. 11.前記変換手段は前記データについてフーリエ変換を行なうように動作しう るアレイプロセサを含んでいる請求項10記載の蛍光計。
  12. 12.前記振幅変調された光を発生する手段を更に含んでいる請求項8記載の蛍 光計。
  13. 13.多数の調波的に関係した位相固定周波数を含む振幅変調光を与える手段と 、この光でテストサンプルを励起して調波的に関係した多数の周波数の位相固定 発光信号を発生させる手段と、この信号を検出する手段と、基本周波数およびそ の整数次調波を含む位相固定無線周波信号を発生する手段と、上記光信号を多数 の調波的に関係した位相固定周波数において上記無線周波信号と相互相関させて 上記光信号と同様の特性を有する相互相関信号を発生する手段と、サンプルの周 波数レスポンスの分析と可視表示のために上記相互相関信号の夫々の周波数の位 相および変調データをとり出す手段と、を含んでいる、周波数領域蛍光計。
  14. 14.前記無線周波信号および整数次調波の発生手段はコム発生器を含んでいる 、請求項13記載の蛍光計。
  15. 15.異なる基本周波数の第1および第2正弦波R−F信号を発生する手段と、 上記調波的に関係した位相固定周波数を発生するための上記第1R−F信号を受 けるコム発生器と、直流光源を上記周波数で外部的に変調して上記振幅変調光を 得る手段と、を更に含んでいる請求項13記載の蛍光計。
  16. 16.前記第2基本周波数の整数次調波を発生するための前記第2R−F信号を 受けるコム発生器を更に含み、前記信号の検出手段は上記付加的コム発生器の信 号出力を受ける光電子増倍管を含んでいる、請求項15記載の蛍光計。
  17. 17.下記要件からなる周波数領域分光蛍光計。 異なる基本周波数の一対の位相がコヒーレントな正弦波信号を発生する手段; 上記基本周波数信号の夫々の位相がコヒーレントな多周波の整数次調波信号を発 生する手段;コリメートされたコヒーレントまたは非コヒーレント直流光源; 上記光を上記多周波調波信号の一つで変調して多周波位相コヒーレント光信号を 発生する手段;蛍光体を上記光信号で励起して上記光信号と位相がコヒーレント である多周波発光信号をつくる手段;上記発光信号の調波と上記他の基本周波数 信号の調波を同時に相互相関させてこれら相互相関信号間の差に等しいくり返し 周波数をもつ多周波信号を結果として発生する手段;および 上記結果の信号の夫々の周波数について位相および変調データをとり出す手段。
  18. 18.下記要件からなる相互相関周波数領域分光蛍光計。 異なる基本周波数の一対の位相固定正弦波無線周波信号を発生する手段; 上記基本周波信号の夫々の整数次調波を発生する手段;コリメートされたコヒー レントまたは非コヒーレント直流光源; 上記光を上記基本周波数信号の一方の調波で変調して対応する位相コヒーレント 、多周波、振幅変調光信号を発生する手段; 0寿命および蛍光サンプルを上記光信号で選択的に励起してそれから位相コヒー レント、多周波発光信号をとり出す手段; 上記発光信号と光信号を受ける光電子増倍管検出手段;上記光および発光信号を 上記基本周波信号の他方の調波で相互相関させて、相互相関信号周波数の差に等 しいくり返し周波数を有し、上記他方の基本調波周波数についての位相と変調デ ータを含むビート検出器信号を発生する手段; 上記検出器信号の夫々の周波数の位相および変調データを同時にとり出す手段; および 選ばれた形で上記位相と変調のデータを同時に可視表示する手段。
  19. 19.前記光源はCWレーザを含んでいる請求項18記載の蛍光計。
  20. 20.前記光源は内部的に変調されたコヒーレントまたは非コヒーレント光源を 含んでいる請求項18記載の蛍光計。
  21. 21.下記要件からなる相互相関、周波数領域分光蛍光計。 異なる基本周波数の一対の位相固定正弦波無線周波信号を発生する手段; 上記基本周波信号の夫々の整数次調波を発生する手段;コリメートされたコヒー レントまたは非コヒーレント直流光源; 上記光を上記基本周波数信号の一方の調波で変調して対応する位相コヒーレント 、多周波振幅変調光信号を発生する手段; 0寿命および蛍光サンプルを上記光信号で選択的に励起してそれから位相コヒー レント、多周波発光信号をとり出す手段; 上記高周波発光信号を低レベル周波数検出器信号に変換し、その間その位相およ び変調特性を維持する手段;上記検出器信号の夫々の周波数の位相および変調デ ータを同時にとり出す手段;および 選ばれた形で上記位相と変調のデータを同時に可視表示する手段。
  22. 22.下記要件を含む、システムの周波数レスポンスを測定する装置。 2つの調波的に位相コヒーレントで振幅変調された周波数コム、nfとn(f+ Δ)を夫々発生する手段;上記2つの周波数コムnfとn(f+Δ)を混合して 同期化相互相関基準周波数N(Δ)を与える第1ミキサ手段; 周波数コムnfでエネルギーを上記システムに供給する手段; 上記システムの入力および出力周波数を選択的に検出する検出手段; 上記出力周波数と上記周波数コムn(f+Δ)を混合して相互相関した測定周波 数N(Δ)を与える第2ミキサ手段;および 上記基準周波数と上記測定周波数を得て変換し分析してシステムの周波数レスポ ンスを決定する手段。
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