JP3352244B2 - 電圧測定装置 - Google Patents

電圧測定装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印加電界の変化に対応し
て屈折率が変化する電気光学材料を用いて被測定物の電
圧を測定する電圧測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電圧測定装置としては、
例えば、サンプリング法を用いた図4に示す電圧測定装
置がある。このサンプリング法を用いた電圧測定装置で
は、被測定電気信号とプローブパルス光との相対的な時
間関係が少しずつずらされ、電圧波形の計測が行われ
る。このため、タイミング制御装置1からレーザ点燈装
置2へタイミング制御信号が出力され、短パルス光源で
あるパルスレーザ3から出射されるプローブパルス光の
発光タイミングが制御される。このプローブパルス光は
偏光ビームスプリッタ(PBS)4を通って直線偏光に
され、波長板5によって光学バイアスを与えられ、集光
レンズ6を介してE−Oプローブ7に入射する。電気光
学材料からなるE−Oプローブ7に入射したプローブ光
は、被測定デバイス8からの印加電界に応じてその偏光
状態を変化させ、E−Oプローブ7の先端で反射する。
反射したこのプローブ光は入射してきた光路を戻り、波
長板を往復することで円偏光となり、入射時と直交する
偏光成分がPBS4で直角に反射して光検出器9で検出
される。ここで、被測定デバイス8は、駆動装置10の
出力する駆動電気信号で動作させられるが、被測定電気
信号に変調を与えるため、駆動装置10の出力がパルス
変調装置11でパルス変調されている。光検出器9の出
力は、パルス変調装置11からの参照信号を用いて、ロ
ックインアンプ12で狭帯域同期検出される。この検出
結果は表示装置13において表示される。
【0003】この電圧測定装置は、非接触で高い時間分
解能で電圧波形を計測できるという特徴を持つため、高
周波で動作するマイクロ波デバイスを評価するのに適し
ている。
【0004】通常、このようなマイクロ波デバイスを評
価する場合には、スペクトラムアナライザやネットワー
クアナライザ等が用いられ、回路上の信号のある周波数
成分における電圧振幅や位相が測定され、周波数軸にお
ける計測が行われる。例えば、スペクトラムアナライザ
を用いたこの周波数軸における計測は次のように行われ
る。
【0005】スペクトラムアナライザを使用する場合に
は、まず、掃引する周波数範囲と測定帯域幅を設定す
る。例えば、図5に示すグラフにおいて、掃引開始周波
数を10MHz、掃引終了周波数を10GHzとする。
ここで、同グラフの横軸は周波数、縦軸は対数表示で表
した出力を示している。一般に低周波数領域では1/f
ノイズが大きいため、掃引開始周波数は直流(DC)か
らにはしない。また、周波数帯域幅は例えば10MHz
とする。このような設定は、周波数10MHzから10
GHzまでを10MHzのステップで10MHzの周波
数フィルタを用い、被測定電気信号の出力振幅を測定す
ることを意味している。この10MHzの周波数フィル
タによる測定帯域幅は同グラフ中における太い実線で示
されている。この設定による実効的な測定点数は100
0点(=10GHz/10MHz)になる。測定帯域幅
を狭くすると、計測のS/N比は測定帯域幅の平方根に
反比例して向上するが、実効的な測定点数が増加するた
め、測定に時間がかかるという欠点も生じる。測定の結
果は、同グラフに示すように、所々に信号がピークとし
て見られ、その間はノイズレベルで埋まったようなもの
が得られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の電圧測
定装置はマイクロ波デバイスの評価には適しているが、
時間的に変化する波形の測定、即ち時間軸における計測
しかできなかった。従って、上述した周波数軸における
測定結果を得るためには、上記従来の電圧測定装置によ
って得られた時間波形を一旦フーリエ変換し、この測定
結果を周波数軸の情報へ変換させる必要があった。この
ため、フーリエ変換による計算結果が得られるまでに時
間がかかったり、また、時間波形のS/N比が良くない
場合にはフーリエ変換を行う際に計算誤差を生じたりす
るといった問題が生じた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解消するためになされたもので、本発明に係る電圧測
定装置は、駆動手段から出力される所定の基本周波数を
有する駆動信号により駆動された被測定物に生じる電界
を測定する電圧測定装置であって、電界が印加されると
屈折率が変化する電気光学材料からなるE−Oプローブ
と、E−Oプローブに測定光を入射させる光源と、E−
Oプローブに入射して被測定物の電界によって変化した
測定光を検出し、この検出光に応じた出力信号を出力す
る光検出手段と、基本周波数を抽出する基本周波数抽出
手段と、基本周波数抽出手段により抽出された基本周波
数の整数倍の測定周波数を生成する周波数逓倍手段と、
光検出手段からの出力信号を測定周波数で狭帯域増幅す
る狭帯域増幅手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】また、本発明に係る電圧測定装置は、駆動
手段から出力される所定の基本周波数を有する駆動信号
により駆動された被測定物に生じる電界を測定する電圧
測定装置であって、電界が印加されると屈折率が変化す
る電気光学材料からなるE−Oプローブと、E−Oプロ
ーブに測定光を入射させる光源と、E−Oプローブに入
射して被測定物の電界によって変化した測定光を検出
し、この検出に応じた出力信号を出力する光検出手段
と、光検出手段からの出力信号を入力し、周波数掃引に
より出力信号が有するピークの周波数を検知し、検知さ
れた周波数のうち最小周波数を基本周波数として抽出す
る基本周波数抽出手段と、基本周波数抽出手段により抽
出された基本周波数の整数倍の測定周波数を生成する周
波数逓倍手段と、光検出手段からの出力信号を測定周波
数で狭帯域増幅する狭帯域増幅手段と、を備えたことを
特徴とする。また、狭域帯域増幅手段で得られた信号の
振幅と位相とを計測する解析手段を更に備えたことを特
徴としても良い。さらに、上記位相は基本周波数抽出手
段で抽出された基本周波数を基準に計測されると好適で
ある。
【0009】
【作用】光検出器の出力はその基本周波数の整数倍の測
定周波数ごとに狭帯域増幅され、光検出器出力の周波数
軸における特性が電圧測定装置内で直接測定される。
【0010】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例による電圧測定
装置の構成を示すブロック図である。
【0011】この電圧測定装置に用いられる光源はCW
レーザ21であり、光源駆動装置20によって駆動され
る。CWレーザ21から出射された測定光は、PBS2
2および波長板などの光学素子23を通過した後、対物
レンズ24でE−Oプローブ25の底面の反射膜上に集
光される。E−Oプローブ25は電界が印加されると屈
折率が変化する電気光学材料からなる。また、E−Oプ
ローブ25は被測定デバイス26の近傍に配置されてお
り、この被測定デバイス26は駆動回路27の出力する
駆動電気信号によって動作している。従って、E−Oプ
ローブ25の屈折率は、被測定デバイス26からの印加
電界すなわち被測定デバイス26の被測定電圧に応じて
変化する。このため、測定光がE−Oプローブ25を通
過する時、測定光の偏光状態は変化する。偏光状態が変
化した測定光はE−Oプローブ25の底面の反射膜(図
示せず)で反射し、入射経路を遡ってPBS22に戻
る。PBS22に戻った測定光は入射した時と直交する
成分のみが反射し、偏光状態の変化が出力光の強度変化
に変換されてPBS22から出力される。この出力光は
高速光検出器28で光電変換されて狭帯域増幅器29に
入力される。
【0012】この狭帯域増幅器29はその中心周波数を
可変することができる構成になっている。このような狭
帯域増幅器29としては、複数の狭帯域フィルタが多数
並列に配置して構成されたものや、周波数可変の狭帯域
フィルタと広帯域増幅器とが組み合わされて構成された
ものなどが考えられる。一般に、マイクロ波デバイスは
X帯(8〜12GHz),K帯(18〜26GHz)な
ど、ある限られた周波数帯域のみに限定して用いられる
ため、狭帯域増幅器29の構成は用いられる周波数帯域
に合わせて最適な構成にすれば良い。
【0013】駆動回路27から被測定デバイス26へ出
力される駆動電気信号波形が繰り返し波形である場合、
被測定電気信号の波形が持つ周波数成分はその基本クロ
ックの整数倍のみに限定されている。従って、光検出器
28の出力はこれらの周波数のみで計測されれば良い。
このために、本実施例では被測定デバイス26を駆動し
ている駆動回路27の出力を基本周波数抽出装置30に
入力し、その基本クロックf0 を取り出している。この
基本クロックf0 は周波数逓倍装置31に入力され、そ
の整数倍の周波数fn =nf0 (ただし、n=1,2,
3,4,…)が測定周波数として生成される。狭帯域増
幅器29はこの測定周波数を取り込み、これらの周波数
で動作する。つまり、狭帯域増幅器29は高速光検出器
28の出力の中からこれら各測定周波数を持つ出力成分
を狭帯域増幅する。この狭帯域増幅器29の出力は解析
装置32に入力され、狭帯域増幅された信号の振幅が計
測される。また、この解析装置32には基本周波数抽出
装置30から上記の基本クロックf0 も入力されてお
り、狭帯域増幅器29の出力の位相がこの基本クロック
0 を基準にして計測される。このように解析装置32
では予め決められておいた測定周波数における被測定電
気信号の振幅と位相が計測される。この計測結果はSパ
ラメータなどの表示方法で表示装置33に表示される。
【0014】本実施例による電圧測定装置によれば、被
測定電気信号の測定周波数は上記のように限定されてい
るため、狭帯域増幅器29の周波数帯域幅を非常に狭く
しても測定時間はそれ程かからない。すなわち、被測定
デバイス26を駆動する被測定電気信号の基本周波数は
予め既知の情報であるから、既知の周波数域の出力のみ
を狭帯域増幅検出することによって測定時間が短縮され
る。例えば、基本クロックf0 が1GHzである場合、
10GHzまでの測定点は僅かに10点であり、測定は
非常に短時間で終了することができる。もし、従来技術
で説明したようにスペクトルアナライザーを用いて全て
の周波数領域を掃引して測定した場合であれば、前述し
たように1000点測定する必要があり、測定時間は本
実施例に比べて100倍かかってしまう。また、一つの
測定点を測定するために必要な時間は周波数帯域幅に反
比例して長くなるため、同じ測定時間をかけるのであれ
ば、周波数帯域幅を狭くして高いS/N比で信号を計測
することができる。
【0015】このように本実施例によれば、光検出器2
8の出力は、その基本周波数f0 の整数倍の測定周波数
nf0 ごとに狭帯域増幅される。よって、光検出器28
の出力の周波数軸における特性が電圧測定装置内で直接
測定される。このため、E−Oプローブを用いた非接触
電圧測定装置によってマイクロ波デバイスを評価する際
に、時間波形のフーリエ変換を行うことなく、周波数軸
における測定結果を短時間でかつ高いS/N比で得るこ
とが可能となる。
【0016】なお、光検出器28、および狭帯域増幅器
29の振幅と位相の周波数特性が平坦でない場合には、
予め特性の知られている被測定デバイスを測定して装置
の補正データを用意しておけば、解析装置32でこれら
の周波数特性を補正することができる。
【0017】また、被測定電気信号の時間波形を求めた
い場合には、解析装置32で与えられた周波数軸の測定
結果をフーリエ変換すれば良い。
【0018】次に、本発明の第2の実施例による電圧測
定装置について説明する。図2はこの第2実施例による
電圧測定装置の構成を示すブロック図である。なお、同
図において、図1と同一または相当する部分には同一符
号を付してその説明は省略する。
【0019】この第2実施例による電圧測定装置と上記
の第1実施例による電圧測定装置との相違は、本実施例
では高速光検出器28の出力にスペクトラムアナライザ
41が接続されており、このスペクトラムアナライザ4
1にコンピュータ42が接続されている点である。本実
施例では、上記第1実施例における狭帯域増幅器29、
基本周波数抽出装置30および周波数逓倍装置31が使
用されていない。この代わりに、スペクトラムアナライ
ザ41およびコンピュータ42により、スペクトラムア
ナライザ41の掃引を所定の掃引開始周波数から開始し
て始めに検出されたピーク出力が持つ周波数を基本周波
数として抽出する基本周波数抽出手段、この基本周波数
の整数倍の測定周波数を生成する周波数逓倍手段および
光検出器28の出力をこの測定周波数で狭帯域増幅する
狭帯域増幅手段が構成されている。つまり、スペクトラ
ムアナライザ41はコンピュータ42によって制御さ
れ、第1実施例と同様な動作をする。この動作を図3の
各グラフを参照して以下に説明する。ここで、同図の各
グラフの縦軸は光検出器28の出力を対数表示で示して
おり、横軸は周波数を示している。
【0020】図3(a)は理想的な被測定電気信号の周
波数特性を示している。すなわち、基本周波数がf1
あり、その整数倍の高調波成分f2 ,f3 ,f4 …が存
在している。計測を開始すると、スペクトラムアナライ
ザ41は被測定電気信号の基本周波数を探すために、周
波数帯域幅Bを例えば100MHzと広くして、開始周
波数10MHzから掃引を開始する。この掃引を開始し
て光検出器28のピーク出力が同図(b)に示すように
始めて検出された時、このピーク検出出力が持つ周波数
1 が基本周波数とされる。一旦、このピーク出力が検
出されると、次にスペクトラムアナライザ41の周波数
帯域幅Bが例えば1MHzと狭くされ、同図(c)に示
すように検出されたピーク出力の周辺のみが再度精度良
く測定される。このため、基本周波数f1 は精度良く求
められる。このように基本周波数f1 が得られると、コ
ンピュータ42はスペクトラムアナライザ41を制御し
て、基本周波数f1 の整数倍の高調波周波数f2
3 ,f4 …のみを同図(d),(e),(f)に示す
ように飛び飛びに計測していく。これらの計測において
も、スペクトラムアナライザ41の周波数帯域幅Bは1
MHzと狭くしてある。よって、この飛び飛びの計測に
おいてもS/N比良い計測が行われ、第2高調波f2
2f1 ,第3高調波f3 =3f1 ,第4高調波f4 =4
1 …が精度良く測定される。解析装置32はコンピュ
ータ42からこの測定結果を取り込み、集計して被測定
電気信号の振幅および位相を計測する。この位相は基本
周波数f1を基準にして計測される。計測された被測定
電気信号の振幅および位相は表示装置33において表示
される。
【0021】この第2実施例においても、測定する点は
非常に少ないので、短時間で計測が終了する。よって、
この第2実施例による電圧測定装置でも上記の第1実施
例と同様な効果が奏され、短時間でしかも精度良く被測
定電気信号を周波数軸上で測定することが可能になる。
【0022】ところで、本発明者による別途の特許出願
である特開平3−170874号公報には、同じくE−
Oプローブを用いた電圧測定装置で、狭帯域検出装置と
してスペクトラムアナライザを用いた技術が開示されて
いる。しかし、同公報に示される技術では、スペクトラ
ムアナライザは単なる検出器の一例として開示されてい
るに過ぎず、その使い方の詳細は記載されていない。す
なわち、本発明によるこの第2実施例による電圧測定装
置の特徴は、スペクトラムアナライザの使い方、つま
り、スペクトラムアナライザをコンピュータで制御する
手段に特徴があり、かかる特徴の技術は同公報には何ら
開示されておらず、同公報に示される技術はこの第2実
施例と異なるものである。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
検出器の出力はその基本周波数の整数倍の測定周波数ご
とに狭帯域増幅され、光検出器出力の周波数軸における
特性が電圧測定装置内で直接測定される。このため、周
波数軸における被測定物の電圧情報を得るために、従来
のように一旦得られた時間波形をフーリエ変化する必要
はなくなり、短時間にしかも計算誤差を含むことなく被
測定物の電圧を周波数軸において計測することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による電圧測定装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例による電圧測定装置の構
成を示すブロック図である。
【図3】第2実施例における被測定電気信号の周波数軸
における計測を示すグラフである。
【図4】従来の電圧測定装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】従来のスペクトラムアナライザを用いた周波数
軸における計測を示すグラフである。
【符号の説明】
20…光源駆動装置、21…CWレーザ、22…偏光ビ
ームスプリッタ(PBS)、23…波長板などの光学素
子、24…対物レンズ、25…E−Oプローブ、26…
被測定デバイス、27…駆動回路、28…高速光検出
器、29…狭帯域増幅器、30…基本周波数抽出装置、
31…周波数逓倍装置、32…解析装置、33…表示装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−170874(JP,A) 特開 平3−170876(JP,A) 特開 平5−273272(JP,A) 特開 昭57−64171(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 15/24 G01R 19/00 G01R 31/302

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動手段から出力される所定の基本周波
    数を有する駆動信号により駆動された被測定物に生じる
    電界を測定する電圧測定装置であって、 電界が印加されると屈折率が変化する電気光学材料から
    なるE−Oプローブと、 前記E−Oプローブに測定光を入射させる光源と、 前記E−Oプローブに入射して前記被測定物の電界によ
    って変化した測定光を検出し、この検出光に応じた出力
    信号を出力する光検出手段と、 前記基本周波数を抽出する基本周波数抽出手段と、 前記基本周波数抽出手段により抽出された前記基本周波
    数の整数倍の測定周波数を生成する周波数逓倍手段と、 前記光検出手段からの出力信号を前記測定周波数で狭帯
    域増幅する狭帯域増幅手段と、 を備えたことを特徴とする電圧測定装置。
  2. 【請求項2】 駆動手段から出力される所定の基本周波
    数を有する駆動信号により駆動された被測定物に生じる
    電界を測定する電圧測定装置であって、 電界が印加されると屈折率が変化する電気光学材料から
    なるE−Oプローブと、 前記E−Oプローブに測定光を入射させる光源と、 前記E−Oプローブに入射して前記被測定物の電界によ
    って変化した測定光を検出し、この検出に応じた出力信
    号を出力する光検出手段と、 前記光検出手段からの出力信号を入力し、周波数掃引に
    より前記出力信号が有するピークの周波数を検知し、検
    知された周波数のうち最小周波数を基本周波数として抽
    出する基本周波数抽出手段と、 前記基本周波数抽出手段により抽出された前記基本周波
    数の整数倍の測定周波数を生成する周波数逓倍手段と、 前記光検出手段からの出力信号を前記測定周波数で狭帯
    域増幅する狭帯域増幅手段と、 を備えたことを特徴とする電圧測定装置。
  3. 【請求項3】 前記狭域帯域増幅手段で得られた信号の
    振幅と位相とを計測する解析手段を更に備えたことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の電圧測定装置。
  4. 【請求項4】 前記位相は前記基本周波数抽出手段で抽
    出された基本周波数を基準に計測されることを特徴とす
    る請求項3記載の電圧測定装置。
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