JPH03504587A - ワイパーブレード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ワイパーブレード 本発明は、請求項第１項のジェネリック部分の特徴によるワイパーシステムのた めのワイパーブレードに関する。

現在の自動車のワイパーブレードは、通常１つの主ヨークおよび複数の爪付ヨー クを備えたキャリアヨークシステムと、ゴムワイパーストリップと、およびそれ によってキャリアヨークシステムの爪を介してワイパーストリップ上にのみきっ ちりとかかる圧力が、ワイパーストリップ全体にできるだけ均一に分布されるよ うな、補強する或いは弾力のあるレールとを備えている。そしてワイパーストリ ップは、その両側にそれぞれ第１の細長い溝を有するキャリアボディを有し、そ の細長い溝の中にはこれらの補強レールが押し潰す方法で配置される。さらに、 ワイパーストリップのキャリアボディは別の細長い溝或いは細長いチャンネルを その両側にそれぞれ有し、その中へ爪付ヨークの爪の端部が係合している。この ような構造のワイパーブレードはまた、特に自動車の曲がったフロントガラスを 綺麗にするのに適切である。何故なら、ヨークシステムおよび細長いチャンネル 内の爪の可動誘導とによって、これらの爪が細長いチャンネル内で動かされるこ とができるから、ワイパーリップの形状は綺麗にされるフロントガラスに適合さ れることができ、そして補強レールとワイパーストリップとの間で相対的な動き が可能であることもまた考えられているからである。

この種類のワイパーブレードは公知であり、その中では弾力のあるレールのため の細長い溝が一側部のみの上のワイパーストリップの横の面に向けて通っている が、それに対して他方の側部ではこの細長い溝は交差ウェブのそばで終端される 。この交差ウェブからかなり離れて締着カム（ｓｅｃｕｒｉｎｇＣａ■）が細長 い溝内に設けられ、それは補強レール内のくぼみと一緒に働きそしてワイパース トリップに関するこの補強レールの縦方向の動きに対する締着手段（ｓｅｃｕｒ ｌｎｇ　ｍｅａｎｓ）として作用する。したがってこの実施例では、補強レール はその一端部に隣接するワイパーストリップに成形接着接続（ｆｏｒｓ（１ｔｔ １ｎｇｌｙ　ｃｏｎｎｅｃｔ）される。もしこのようなワイパーブレードが曲が ったフロントガラス上を動かされるならば、補強レールおよびワイパーストリッ プはそれぞれ曲げられ、そで補強レールとワイパーストリップとの間に相対的な 動きが存在せねばならない。補強レールを一端部に動かないように固定すること によって、これらの相対的な動きは他方の端部でますます必然的に生じる。これ はまた、温度の変動によってワイパーストリップが不可避的に収縮するときに生 じる。

補強レールを一端部に動かないように固定することによって、比較的大きな相対 的な動きが他方の端部で必要となる。これは特に速い拭きとり速度の場合に問題 を生じる。何故なら、ワイパーストリップはフロントガラスを綺麗にするのに十 分なほど速くは変形されずそして適合されないので、拭きとり効果が減少するか らである。

同様に、これらの説明はまた、ワイパーストリップがキャリアヨークシステムに 固定される方法に対しても適用される。

公知のワイパーブレードに関して、もしこのワイパーストリップが曲がったフロ ントガラス上を動かされるならば、キャリアヨークシステムは弾力のあるレール と同様にワイパーストリップの同じ端部で固定され、そしてキャリアヨークシス テムの他方の端部の爪はワイパーストリップに関して相対的に大幅に動かされる 。

本発明の目的は、より高い製造コストを生じさせることなく、その拭きとり効果 に関してこの種類のワイパーブレードを改善することにある。

この目的は請求項第１項の特徴を特性付けることによって達成される。

そして、本発明の基本的な概念は、弾力のあるレールが細長い溝の中で縦方向に 動くのを防ぐ締着手段をワイパーストリップの縁から中央へ置換することによっ て、弾力のあるレールとワイパーストリップとの間の必要な補償する動きが両端 部にまで公平に分布されることである。

そして公知の実施例では補強レールの一端部のみがワイパーストリップに関して 動かされることを考慮すると、しかしながら、それは比較的長い距離を移動せね ばならない。本発明による実施例では、弾力のあるレールの両端部がワイパース トリップに関して動かされることができるので、したがって動く距離の半分のみ が計測される。これは弾力のあるレールをワイパーストリップの中央領域に動か ないように固定することによって達成される。

ワイパーストリップの大きさを決めるときに、好ましくないトレランスおよび著 しい収縮の場合にもまた、補強レールがワイパーストリップの横の面に延在しな いことに留意せねばならない。それ故に通常ワイパーストリップは弾力のあるレ ールよりも長く、それによって本発明の有利な進展によると、もし弾力のあるレ ールが細長い溝内に、弾力のあるレールに延在するゴムワイパーストリップの端 部が両端部で少なくともほぼ同じ長さであるような方法で、配置されるならば、 回避できないトレランスはより均一に分布される。したがってこのような実施例 に関してトレランスははるかに良く補償されることができるので、補強レールの ための細長い溝がワイパーストリップ全体にわたって一方の横の面から他方の横 の面へ連続して延在するときでさえ、補強レールは突き出ない。

もしこれらの締着手段がワイパーブレードの中央に正確に配置されるならば、最 良の品質が獲得される。しかし、はとんどのときこれは絶対に必要なのではなく 、それ故に、これらの締着手段が中央に最も近い爪の領域内に配置される実施例 が好ましい。もし補強レールがこの締着手段を形成するためのくぼみを有するな らば、もしこのくぼみがちょうど爪の領域内にあるならば、このような配置では 圧力の分布はこの補強レールによって不利な影響を受けることはない。その上こ のような実施例では、この爪が締着手段を形成するために使用されることができ ることは利点である。

原則的に締着手段は、圧着接続（ｆｏｒｃｅ−ｆ’　ｌｔｔｉｎｇｃｏｎｎｅｃ ｔ　Ｊｏｎ）がワイパーストリップと補強レールとの間に設けられるような方法 で形成されることができる。この種類の実施例は特に綺麗にされるフロントガラ ス上の軌道上で動かされるワイパーブレードに関して有効である。しかしながら 、もしワイパーブレードが円形運動中に半径方向に伸長しおよび収縮されるなら ば、これがいわゆる往復運動するストロークワイパーシステムである場合のよう に、ワイパーストリップと補強レールとの間の成形接着接続か提供されるであろ う。

この成形接着接続は、締着カムが補強レールのくぼみに係合するような締着カム をワイパーストリップ上に設けることによって公知の方法で作成されることがで きる。そして、この締着カムはワイパーストリップを形成するとき既に設けられ ることができる。しかし、この締着カムが爪の端部を変形することによってのみ 形成されるので、ワイパーストリップは組み立てられていないときにその全長に わたって連続して同一の断面を有しそれ故に押しだし法によって低コストで製造 されることができるような実施例もまた可能である。

同時にワイパーストリップの中央に最も近い爪が変形されることによって、圧着 および／または成形接着接続がキャリアヨークシステムとワイパーストリップと の間で生成されることができる。独立した保護がこの解決方法に対して請求され る、何故なら、かかる利点は、端部に一番近く補強レールがワイパーストリップ に固定されるときでさえ達成されるからである。しかし、キャリアヨークシステ ムおよび補強レールが爪を変形することによる安定した方法でワイパーストリッ プ上に固定されるような実施例が特に好ましい。

本発明およびその有利な進展は、図面に示された実施例を介して記載される。

第１図はワイパーブレードの半分の側面図であり、第２図は補強レールの各部分 領域であり、第３図は第１図のワイパーストリップの部分の側面拡大図であり１ 、 第４図は第３図に属する補強レールの拡大領域であり、第５図はラインＶ−■に 沿ったワイパーストリップの拡大断面図であり、 第６図は別の実施例の第５図と同様な断面である。

自動車のワイパーシステムのための１０によって一般に示されるフロントガラス ワイパーは、その上にワイパーブレード１２が回転できるように取り付けられた ワイパーアーム１１を具備し、そのワイパーブレード１２の左半分のみが第１図 に示されている。このワイパーブレード１２は、−示された実施例では側止ヨー ク１４と、それに回転できるように取り付けられ、またしばしば中間ヨークと呼 ばれる第１の爪付ヨーク１５と、第１の爪付ヨーク１５に回転できるように取り 付けられた第２の爪付ヨーク１６とから構成されるキャリアヨークシステム１３ を具備する。爪付ヨーク１６は、一般に１８によって示されるゴムワイパースト リップを誘導するための２つの爪１７を有する。

他方の爪付ヨーク１５は、第１図で１９によって示された１つの爪のみを有する 。この爪１９はＭによって示されたワイパーブレードの中央に最も近い。

ゴムワイパーストリップ１８は第５図に見られるように公知の形状を有する。両 側部上で、細長い溝２１はほぼ台形の断面を有するキャリアボディ２０の中に作 られている。さらに誘導溝２２は両側部でこのキャリアボディ２０の中に作られ 、その誘導溝２２の重要な点はさらに説明されるであろう。ワイパーリップ２６ は公知の方法でトグルウェブ２５を介してこのキャリアボディ２０につながって いる。２つの細長い溝２１は、爪１７．１９を介してゴムワイパーストリップ１ ８上へ加えられる圧力を均一に分布するために、そして前記ゴムワイパーストリ ップ１８を誘導するためにそれぞれ作用する補強レール３０を受容するために働 いている。

これまで記載されたワイパーブレードの構造は、原則的に公知である。本発明に 関して、一般に４０で示された、それを介して一点において補強レール３０が各 細長い溝２１内の縦方向の動きに対して締着される締着手段が存在することは重 要である。第１図乃至第５図による実施例では、これらの締着手段４０は細長い 溝２１の底２７から突出する締着カム４１を含む。第５図は、締着カム４１の幅 Ｂ１は細長い溝２１の幅Ｂ２よりも小さいことを明確にしている。しかし、これ は絶対に必要なのではなく、そしてほとんどの場合この締着カム４１は細長い溝 ２１の幅Ｂ２全体にわたって延在する。さらに、締着手段４０は弾力のあるレー ル内に開口されたくぼみ３１を有する。このくぼみ３１の長さは締着カム４１の 長さに対応するので、締着カム４１をこのくぼみ３１の中へ整合させることによ って成形接着接続がゴムワイパーストリップ１８とこの補強レール３０との間に 生成される。そして、これらの締着手段４０は中央領域に、すなわちワイパーブ レード１２の中央Ｍに近接して配置されることは特に重要である。第１図乃至第 ５図に示された実施例に関して中央は正確に選択されてはいないが、これらの締 着手段４０はワイパーストリップ１８の中央Ｍに最も近い爪１９の領域内に配置 される。そして、補強レール３０の長さはワイパーストリップ１８の長さよりも 小さく、それによって補強レール３０は、両端部において補強レール８０に延在 するワイパーストリップ１８の端部部分Ｅが少なくともほぼ同じ長さであるよう な方法でワイパーストリップに関連して配置される。

爪１９の領域内に締着手段４０を配置することの利点は、くぼみ３１によって弱 められた補強レール３０の材料が圧力の分布に否定的な影響を与えない、という 点である。

第６図による実施例は、補強レール３０が周囲をすべて閉じられた孔３２を含む という事実、および前記孔３２内へ整合する締着カム４Ｉが材料の傍らを押すこ とによってワイパーストリップ１８のキャリアボディの細長い溝２１の側壁２８ ．２９から形成されるという事実において、第５図による実施例とは本質的に異 なる。締着カム４１を形成するための材料のこの変形は、キャリアボディ２０を 把握する爪１９の端部部分５０を変形することによって為され、その端部部分５ ０は誘導溝２２内へ噛み合う。

爪１９の端部部分５０は、その端部が補強レール３０の方向へ向か　。

うような方法で部分的に鉤型に曲げられる。したがってキャリアボディ２０の弾 力のある材料は押され、それによっである部分が補強レール３０内の孔或いはく ぼみ３２の中へ噛み合う。

ワイパーストリップのキャリアボディ２０を綺麗にされるフロントガラスに垂直 な方向Ｒに、他方の側部でもまたそのように変形することによって、第６図に明 確に示されるように、材料が締着カムとしてくぼみ３２の中へ押し込められる。

したがってこの実施例でも、成形接着接続が補強レール３２とワイパーストリッ プ１８との間に提供される。第６図による実施例では閉じられた孔３２が締着手 段として使用されるので、補強レール３０はワイパーストリップ１８の縦方向に 対して交差する動きに対して付加的に締着される。そして、補強レール３Ｇおよ び爪１７が互いに金属的に接触するのを防ぐことができる。

第６図による実施例によると、補強レールはまたワイパーストリップのみと圧着 的に接続されることもできる。それ故に、もし補強レール３０がくぼみ或いは孔 ３２を含まないならば、細長い溝２１の幅Ｂ２は、この補強レール３０が圧力適 合によって、すなわち圧着的に、側壁２８　、２９の間のこの部内に保持される ような程度まで爪の端部部分５０を曲げることによって、部分的に減少される。

第６図による実施例は、爪、すなわちワイパーブレードの中央に最も近い爪１９ が、締着手段を形成するために使用されることを示している。当然ながら、これ は使用されることができる別のクランプに対して、このクランプーこの爪１９に 類似したーが、補強レールとワイパーストリップとの間の成形接着或いは圧着接 続をワイパーストリップの中央Ｍに正確に提供することは、絶対に必要ではない 。

さらに第６図は、爪１９の端部部分５０がゴムの弾力のある材料のワイパースト リップ１８の中へ入るので、したがってキャリアヨークシステム内にすなわち中 間ヨーク１５とワイパーストリップ１８との間に少なくとも圧着接続が、端部部 分が適切に形成される場合はまた成形接着接続が、提供される。そして公知の実 施例とは対照的に、キャリアヨークシステムはまた端部位置ではなく中央領域内 のゴムワイパーストリップ１８に固着される。したがって、もしワイパーストリ ップが異常に収縮しても、最も遠い爪１７が誘導溝２２から外へ滑る危険性が減 少される。独立した保護がこの概念に対して請求される、何故なら、たとえ補強 レールがワイパーストリップの中央領域内に固定されないとしても、このような 解決方法は既に機能的な改善を含むからである。しかし、第６図に示された組み 合わせはとくに好ましい、何故なら、ワイパーストリップの断面は全長にわたっ て連続的に同一だからである。それによって、キャリアヨークシステムおよびワ イパーストリップは一緒に摘む或いは縮まらせることができ、そして補強レール は同時に１つの機能上のステップ内の縦方向の動きに対して締着されることがで き、それによって連続的に同一の断面のためワイパーストリップが押し出し法に よって低コストで製造されることができるということが特別な利点となる。キャ リアヨークシステムの組み立てはまた、多くの公知の実施例よりも簡易である、 何故なら、爪付ヨークが滑ることは突き出ている締着カムによっては妨げられな いからである。第６図による実施例内のゴムワイパーストリップの連続的に同一 の断面のため、異なった長さのワイパーブレードがいかなる付加的な道具をも使 用せずに低コストで製造されることができる。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ウェブを介してキャリアボディに取付けられたワイパーリップを備え、その キャリアボディの両側面にそれぞれの補強レールをそれぞれ受容するための細長 い溝を有し、それはそれぞれの細長い溝の中で縦方向に動く事に対し締着手段（ ｓｅｃｕｒｉｎｇｍｅａｎｓ）によって一点で締着けられ、及びその補強レール の長さはワイパーリップの長さより短く、その締着手段（４０）は補佐レール（ ３０）或いはワイパーストリップ（１８）の中央領域に独占的に配置されている 、ワイパーストリップを誘導するためのキャリアヨークシステムを伴った自動車 のフロントガラスワイパーシステムのためのワイパーブレード。 ２．補強レール（３０）のための細長い溝（２１）がワイパーストリップの一方 の横の面から他の横の面までの全長にわたって連続して延在し、および補強レー ル（３０）から突き出したワイパーストリップ（１８）の端部（Ｅ）が両側に於 いて少なくとも同じ長さである、請求項１記載のワイパーブレード。 ３．キャリアヨークシステム（１２）が全長に分布した複数の点でそれらの爪（ １７，１９）によりワイパーストリップ（１８）のキャリアボディ（２０）を把 握している複数の爪付ヨーク（１５，１６）を備え、その締着手段（４０）がワ イパーストリップの中央（Ｍ）に最も近いそのような爪（１９）の領域に配置さ れている、請求項１記載のワイパーブレード。 ４．締着手段によりワイパーストリップと補強レールとの間に圧着接続（ｆｏｒ ｃｅ−ｆｉｔｔｉｎｇｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎ）が提供される請求項２或いは３記 載のワイパーブレード。 ５．補強レールが連続して同一断面であり、及び補強レールが細長い溝の側壁の 間で部分的に縦方向の動きに対抗して圧着により締付けられるそのような程度ま で細長い溝の幅がその領域でワイパーストリップのキャリアボディの変形により 減少させられる請求項４記載のワイパーブレード。 ６．キャリアボディがワイパーストリップを把握しているクランプにより変形さ せられる請求項５記載のワイパーブレード。 ７．爪付ヨーク（１５）の爪（１９）が直接クランプとして働く請求項６記載の ワイパーブレード。 ８．締着手段（４０）により成形接着接続（ｆｏｒｍ−ｆｉｔｔｉｎｇｃｏｎｎ ｅｃｔｉｏｎ）がワイパーストリップ（１８）と補強レール（３０）との間に提 供される請求項１乃至３のいずれか１項記載のワイパーブレード。 ９．補強レール（３０）がその中央領域にくぼみ（３１）或いは孔（３２）を備 え、そのくぼみ（３１）或いは孔（３２）の中にワイパーストリップ（１８）の 上に成形された締着カム（ｓｅｃｕｒｉｎｇｃａｍ）（４１）が整合し、くぼみ 或いは孔（３１，３２）と締着カムとが整合する事が締着手段（４０）を形成す る請求項８記載のワイパーブレード。 １０．くぼみ（３１）が縁部で開口しておりそして締着カム（４１）が細長い溝 （２１）の底（２７）から突き出ている請求項９記載のワイパーブレード。 １１．締着カム（４１）が細長い溝（２１）の側壁（２８，２９）の少なくとも １つから突き出ておりそして補強レール（３０）のくぼみ或いは孔（３１，３２ ）に整合する請求項９記載のワイパーブレード。 １２．締着カム（４１）が爪（１９）の端部（５０）の変形により細長い溝（２ １）の側壁（２８，２９）から圧迫される請求項９記載のワイパーブレード。 １３．ワイパーストリップ（１８）のキャリアボディ（３０）が、爪（１９）の 端部（５０）を変形することによって綺麗にされるべきフロントガラスに垂直な 一方向（Ｒ）に、変形され、したがって細長い溝（２１）の側壁（２８，２９） の対向する側から締着カム（４１）である材料が補強レール（３０）のくぼみ或 いは孔（３１，３２）の中に圧迫される請求項１２記載のワイパーブレード。 １４．補強レール（３０）が締着カムの整合する盲孔（３２）を備える請求項１ １乃至１３項のいずれか１項記載のワイパーブレード。 １５．キャリアヨークシステム（１２）とワイパーストリップ（１８）および／ または補強レール（３０）との間の圧着および／または成形接着接続がワイパー ストリップ（１８）の中央（Ｍ）に最も近くにある爪（１９）を変形することに より独占的に提供される、特に請求項１乃至１４項のいずれか１項記載のワイパ ーブレード。