JPH03504213A - シヨベルホイール本体の製法並びにこれにより製作されたシヨベルホイール本体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ショベルホイール本体の製法並びにこれにより製作されたショベルホイール本体 本発明は、１つの薄板から形成された、はぼ円錐台形状の横断面の支持本体を備 えた、特に露天掘シ装置で使用するだめのショベルホイール本体を製作するだめ の方法に関する。

西ドイツ国特許第２３１４２４１号明細書によシ円錐形の支持本体を備えたセル のないショベルホイールが公知であす、ショベルホイールはショベルホイール軸 に回転可能に支承されておシ、かつショベルホイールにはショベルを支持するリ ング体が固定されている。

支持本体は板から成り、板は圧延によって１作業過程で製作することができる。

この形式の成形の欠点は主としてショベルホイールの中央を基点にして１方向の 輪郭のみを形成することしかできず、そのために必要な安定性を付与するには更 に一連の溶接作業（補強材等の取付け）を実施しなければならないことである。

この措置によってショベルホイール本体の総重量が増大せしめられる。更に同様 に面倒な、ショベルホイール本体の外周部におけるパケットの取付けが欠点であ り、これも溶接によって行なわなければならない。

したがって基体を１作業過程で製作することができても、更に手間のかかる後続 の作業が時間およびコスト集中的であるといわざるを得す、この場合ショベルホ イール製作後のリング支持体もしくは支持部材での溶接作業の実施はきわめて困 難である。これは修理の措置が生じたときに問題をもたらし、ショベルホイール 掘削機を比較的長時間にわたって停止させなければならない。

本発明の課題は、面倒な溶接作業を最小にまで減少させることができ、しかも同 時にショベルホイール本体の剛性に不都合な影響を与えることがない、ショベル ホイール本体の製法を見出すことである。更に簡単に、かつコスト上有利に製作 できるショベルホイール本体が考えられなければならず、しかも場合により修理 のために溶接作業が必要な場合にはこの作業が容易に実行可能・でなければなら ない。

この課題は本発明によれば、支持本体に、半径方向でみて半径方向外側の周範囲 においてショベルを受容するだめのリング支持体が一体形成されるように支持本 体を薄板の深絞シまたは鍛造によシ成形することによって解決される。

本発明による手段により円錐台形状の支持本体と少なくともこれに一体形成され たリング支持体とから成る完成素材を製作することができる。リング支持体を取 付けるための溶接作業を完全に回避することができる。本発明によれば従来技術 に比べて製作が著しくより簡単であるばかシでなく、その上により容易であシ、 したがってよシ経済的なショベルホイール本体が得られる。

本発明による特徴の有利な展開が請求項２〜６から得られる。

円錐形の支持本体を備えたショベルホイール本体は、支持本体と、リング支持体 と、ボス支持部とが一体に構成されていることを特徴とする。本発明によるショ ベルホイール本体の有利な構成が請求項８〜１０から得られる。

ショベルホイール本体のジオメトリ形状（ｓ−形）によシ中夫に貫通孔を持つ円 板として構成されたボスを一方でボス支持部の終端範囲と、他方で支持本体の円 錐台形状の範囲と問題なく結合することができる。

剛性の面で従来技術で必要とされたようなその他の支持部材は本発明では省略す ることができる。

ショベルホイール本体は冷開成形によっても熱開成形によっても農作することが できる。この場合成形方法の選択は露天掘シ装置の各寸法ないしは性能に依存す る。

既述したように従来技術で述べられた製作方法（圧延）は単に円錐台形の輪郭の 支持本体を製作し得るにすぎない。本発明による方法により後の加工で必要な半 径部を問題なく一体形成することができ、その結果従来この箇所で必要であった 溶接作業を省略することができる。７ヨベルホイ一ル本体の他の構成は積み木状 に実施することができ、すなわちリング支持体の自由空間内へ直接ショベルを受 容するだめの支持体を溶接するかまたはリング支持体に環状のフランジを結合し 、引続きこのフランジに支持体をねじ結合する。ショベルホイール本体の安定性 を高めるためには支持体の自由端に同様にして環状の板もしくは外側へ開いたＵ 形部材をねじ結合するかまたは溶接することができる。

本発明が実施例について図面に示されておシ、かつ以下のように説明される。

第１図は本発明によるショベルホイール本体の構成の略示図、第２図は、第１図 によるショベルホイール本体の部分図である。

第１図は本発明によるショベルホイール本体の構成を略示図で示したものである 。ショベルホイール本体１は以下の部材から構成されている二円錐台形状の支持 本体２、半径方向でみて外側の周範囲に続くリング支持体３並びに半径方向でみ て内側の周範囲に一体形成されたボス支持部４゜この場合支持本体２、リング支 持体３およびボス支持部４は横断面がＳ形に構成されており、この形状は薄板の 鍛造により製作された。

丸く構成されたリング支持体３の範囲では、すなわち開いた部分５には水平方向 に延びる補強部６が形成されている。リング支持体３の終端部７と補強部６の自 歯端８との間には環状の７う／ジ９が溶接されている。

フランジは図示されないショベルを受容するだめの支持体１０の取付け（ねじ結 合）に用いられる。系全体を強化するためには支持体゛１０の自由端１１にＵ− 形横断面の部材２１が環状の構造部材としてねじ結合されている。支持本体２の 半径方向でみて内側の周範囲では同様にして丸味部が設けられておシ、この丸味 部はいわゆるボス支持部４を形成している。ポス１２自体は中央の貫通孔１３を 持つ円板として構成されている。ボス１２およびボス支持部４は、ボス支持部４ の自由端１４が貫通孔１４の上部でボス１２に、かつボス１２の半径方向でみて 外側の周範囲１５が円錐台形状の支持本体２に支持されるようにして、互いに結 合されておシ、各接触箇所は互に溶接されている。

第２図はショベルホイール本体１の部分図である。

ボス支持部４とボス１２の範囲が示されている。ボス１２は駆動軸１２に嵌込ま れており、駆動軸は半径方向のストッパ１７を備え、かつねじ部材１８によりボ ス１２と結合されている。ボス１２およびボス支持部４は接触箇所１９．２０の 範囲において溶接により互いに結合されている。

国際調奔報告 国際調査報告

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．１つの薄板から形成された、ほぼ円錐台形状の横断面の支持本体を備えた特 に露天掘り装置で使用されるショペルホイール本体を製作するための方法におい て、支持本体に半径方向でみて半径方向外側の周範囲にショペルを受容するため のリング支持体が一体形成されるように、支持本体を薄板の深絞りまたは鍛造に より成形することを特徴とする、ショペルホイール本体を製作するための方法。
2. ２．支持本体の半径方向でみて内側の周範囲における深絞りまたは鍛造過程の経 過中にボス体を受容するためのもう１つの丸味を付けられた範囲を一体形成する 、請求項１記載の方法。
3. ３．支持本体を一体形成された丸味部を含めて１作業過程で形成する、請求項２ 記載の方法。
4. ４．支持本体を半径方向でみて横断面がほぼＳ形状になるように形成する、請求 項３記載の方法。
5. ５．支持本体の半径方向でみて外側の丸味部の範囲において全周にわたつて均一 に分配された支持体または環状のフランジを、ショペルを受容するために溶接す る、請求項４記載の方法。
6. ６．半径方向でみて内側の周範囲に、横断面でみてほぼ円板状の、中央の貫通孔 を持つボス体を、半径方向でみて内側の丸味部の終端部が貫通孔の上方で、かつ ボス体の半径方向でみて外側の周範囲が支持本体の円錐台形状の範囲に支持され るようにして配置する、請求項５記載の方法。
7. ７．円錐形に形成された支持本体を持つショペルホイール本体であつて、支持本 体がショペルホイール軸に回転可能に支承されており、かつ支持本体にショペル を支持するリング支持体が設けられている形式のものにおいて、支持本体（２） とリング支持体（３）とボス支持部（４）とが一体に構成されていることを特徴 とする、ショペルホイール本体。
8. ８．支持本体（２）、リング支持体（３）およびボス支持部（４）がほぼＳ形横 断面を有し、丸味を付けられたリング本体（３）および同様に丸味を付けられた ボス支持部（４）がそれぞれ円錐台形状の支持本体（２）の内周部並びに外周部 に一体形成されている、請求項７記載のショペルホイール本体。
9. ９．リング支持体（３）の範囲にショペルを受容する支持体（１０）を固定する ための環状のフランジ（９）が設けられている、請求項８記載のショペルホイー ル本体。
10. １０．リング支持体（３）の開いた範囲に全周にわたつて均一に分配されて、シ ョペルを受容するための支持体（１０）が溶接されている、請求項８記載のショ ペルホイール本体。