JPH03503176A - オレフィンのエーテルへの転化 - Google Patents
オレフィンのエーテルへの転化Info
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- JPH03503176A JPH03503176A JP2502824A JP50282490A JPH03503176A JP H03503176 A JPH03503176 A JP H03503176A JP 2502824 A JP2502824 A JP 2502824A JP 50282490 A JP50282490 A JP 50282490A JP H03503176 A JPH03503176 A JP H03503176A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
オレフィンのエーテルへの転化
本発明はオレフィンのエーテルへの転化に関する。
ガソリン用高オクタン価ブレンド原料の供給量を増やすために軽質オレフィンか
らエーテルを製造する効果的な接触法が求められている。ジイソプロピルエーテ
ル(DIPE)のような低分子量エーテルはガソリン沸騰範囲にあり、高いブレ
ンドオクタン価を有することが知られている。さらに、DIPEを生成すること
のできる副生プロピレンは、通常、燃料精油所で得られる。石油化学工業におい
て、02〜C2分子量範囲の軽質オレフィン原料混合物も製造され、そのような
原料またはそのフラクションの転化により溶媒としておよびガソリン用ブレンド
原料として有用な生成物を得ることもできる。
エーテルを得るだめのオレフィンとアルコールの接触反応はよく知られた方法で
ある。例えば、米国特許第4.042.633号は、モンモリロナイトクレー触
媒を用い、要すればプロピレンを添加してイソプロピルアルコール(IPA)か
らジイソプロピルエーテル(DIPE)を調製する方法を開示している。
米国特許第4.182,914号は、触媒として強酸性カチオン交換樹脂を用い
た一連の操作によりIPAおよびプロピレンからDIPEを製造する方法を開示
している。
米国特許第4.334,890号には、インブチレンを含む混合C6厚料をエタ
ノール水溶液と反応させてエチルL−ブチルエーテル(ETBE)とt−ブチル
アルコール(TBA)の混合物を得る方法が記載されている。
米国特許第4,418,219号は、燐酸ホウ素、ブルータングステンオキサイ
ドまたはシリカ−アルミナモル比が少なくとも12:1で拘束指数が1〜12の
結晶性アルミノシリケートゼオライトを触媒として存在させて、インブチレンと
メタノールを反応させることにより、メチルt−ブチルエーテル(MTBE)を
製造する方法を開示している。
米国特許第4,605,787号に記載されているように、拘束指数が1−12
(7)酸性ゼオライト、例えば、ZSM−5、ZSM−11、ZSM−12、Z
SM−23、脱アルミゼオライトYまたは希土類交換ゼオライトYを触媒として
用いて、1級アルコールと3級炭素原子に二重結合を有するオレフィンを反応さ
せることにより、MTBEおよびt−アミルメチルエーテル(TAME)のよう
なアルキルt−アルキルエーテルが製造される。
米国特許第4,714,787号は、孔径が5人より大きいゼオライト、例えば
ZSM−5、ゼオライトベータ、ゼオライトXおよびゼオライトYを触媒として
用いた線状モノオレフィンと1級または2級アルコールの接触反応によりエーテ
ルを製造する方法を開示している。特に、メチルイソプロピルエーテル(MIP
E)を得るためのプロピレンとメタノールの反応において、反応器からの流出液
をガソリンブレンド成分として有用なMIPE7ラクシヨンに分離し、未反応プ
ロピレン、メタノール、副生ジメチルエーテル(DME)および副生DME 1
モル当たり1モルまでの水を、個々にまたは組み合わせて反応器に循環する。
ヨーロッパ特許公開第55.045号において、触媒としてのゼオライトベータ
、ZSM−5、ZSM−I L ZSM−12、zsM−23、ZSM−35、
ZSM−43およびZSM−48のような酸性ゼオライト存在下、オレフィンと
アルコールとの反応によりエーテルが、例えばイソブチンとメタノールとの反応
によりMTBEが得られる。
2段工程法においてアルコールとエーテルの混合物を製造する方法も知られてい
る。すなわち、米国特許第4,731.489号に記載の方法によれば、第1反
応領域において酸性イオン交換樹脂型触媒の存在下、イソブチンとメタノールと
の反応によりMTBEが得られ、第2段反応領域においてやはり酸性イオン交換
樹脂型触媒の存在下、水利反応およびエーテル化反応(主に前者)によりMTB
Eは水および更なるイソブチンと共に転化して主にt−ブチルアルコールおよび
MTBEが得られる。
本発明によれば、
(a)第1段反応領域においてオレフィン水和/エーテル化触媒の存在下に少な
くとも一種のオレフィンを含む原料を水および循環エーテルに接触させてアルコ
ールとエーテルの混合物を得る工程、(b)第1段反応領域からの流出液をアル
コールフラクションとエーテルフラクションに分離する工程、(C)第2工程反
応領域においてアルコールフラクションの少なくとも一部をエーテルに転化する
工程、および(d)工程(b)からのエーテルフラクション及び/又は工程(c
)からのエーテル生成物の少なくとも一部を第1段反応領域に循環する工程
を含んでなるエーテルの製法が提供される。
エーテルを第1段反応領域に循環することは、この工程を有さないオレフィン水
和操作に比べて幾つかの利点を提供する。すなわち、エーテル循環は、第1段反
応領域において行われるオレフィン水利操作の温度を下げることに役立ち、この
領域におけるエーテルの形成を抑制する傾向があり、別の要因が第1段反応領域
における比較的低い温度の維持に貢献する。エーテル循環は、第1段反応領域内
での温度制御を容易にし、それによりオレフィンのエーテルへの転化を促進し、
この領域内でのオリゴマー化を最少限にすることができる。第1段反応領域の操
作温度を下げることによって、オレフィン水利を行うために簡単な断熱反応器を
用いることもできる。
添付の図面において:
第1図は、本発明の一例によりエーテルを製造するための2段法の一態様の概略
流れ図を示し、
第2図は、第1図に示す方法の第1段反応領域にエーテルを循環した場合と循環
しない場合の該領域内での温度プロフィールを示す。
本発明は、個々の軽質オレフィンおよび種々の構造の軽質オレフィン、好ましく
はC7−7オレフイン混合物のエーテルへの転化に適用することができる。すな
わち、本発明は、エチレン、プロピレン、ブテン、ペンテン、ヘキセンおよびヘ
プテンおよびこれらの混合物、および、エチレンおよびプロピレンを含むガスプ
ラント廃ガス、軽質オレフィンを含むナフサ分解器廃ガス、ペンテン、ヘキセン
およびヘプテンを含む流動接触分解(FCC)軽質ガソリンおよび精油所FCC
プロパン/プロピレン流のような他のオレフィンの転化に適用することができる
。
例えば、典型的なFCC軽質オレフィン流は以下の組成を有する典型的な精油所
FCC軽質オレフィンの組成プロパン l 4.5
15.3プロピレン 42.546.8イソブチン l
2.9 10.3n−ブタン 3.3 2.6
ブテン類 22.1 18.3ペンタン類
0.7 0.4A、第1段反応領域
第1段反応領域における軽質オレフィンの接触転化は下記式:%式%)
に従ったオレフィンと水との反応によるアルコールの生成(水和)、および下記
式:
%式%(2)
に従ったオレフィンとアルコールとの反応によるエーテルの生成(エーテル化)
を含む。
第1段反応領域における操作の重要な要件は、前記水和およびエーテル化反応が
循環エーテルの存在下に起こることである。循環エーテルの量は、通常、同一条
件下ではあるが循環エーテルの不存在下に行われるオレフィン水和/エーテル化
操作に比べて第1段反応領域の操作温度が大きく低下するような量である。第1
段操作温度は、通常、20〜300°C1好ましくは50〜220°C1より好
ましくは100〜200°Cであり、循環エーテルの量は、第1段の定常状態操
作温度を少なくとも14°C(25°F)、好ましくは44°C(80°F)低
下させるような量である。エーテルは、第1段反応領域に導入されるオレフィン
、水および循環エーテルの全量に対して、2〜20モル%、好ましくは5〜lO
モル%の量で存在する。別の方法で表現すると、第1段反応領域における循環エ
ーテル対原料オレフィンのモル比は、0.07〜0.4、好ましくは0.15〜
0.3の範囲で変化してよい。
通常、エーテルを循環させると、第1段反応領域における温度上昇は5〜44℃
(10〜80°F)、好ましくは11〜39°C(20〜70°F)に制限され
る。操作温度および操作温度維持に必要なエーテル循環量以外の第1段反応領域
の他の条件はあまり重要でない。
他の条件は、3550〜24230kPa(500〜3500psig)、好ま
しくは5620〜17340kPa(800〜2500psig)、より好まし
くは7000−10440kPa(1000〜1500psig)の系の全圧、
0.1〜30、好ましくは0.2〜15および最も好ましくは0.3〜5の水対
全オレフィンモル比を含む。使用するオレフィン水和/エーテル化触媒の性質お
よび類似の因子に従い、ヨーロッパ特許第323270号に開示されているよう
な低い水対オレフィンモル比、例えば約1より小さい水対オレフィンモル比で第
1段反応領域を操作することが好ましい。
第1段反応領域で起こるオレフィン水和/エーテル化反応は、撹拌タンク反応器
、または、例えばトリクルベッド、液体上昇流、液体下降流、向流または並流型
の固定床流通反応装置を用いて、液相、気相または気液混合相で、パッチ式にま
たは連続して行うことができ、液体時間空間速度(L HS V)を0.1−1
0とすることが特に好適である。
既知のすなわち常套のオレフィン水和/エーテル化触媒を第1段反応領域で用い
ることができるが、オレフィン水和/エーテル化を触媒してアルコールおよびエ
ーテルを提供することに有効なゼオライトを用いることが特に有利である。本発
明でオレフィン水和/エーテル化触媒として好ましく用いられるゼオライトの代
表例は、ゼオライトベータ、ゼオライトX1ゼオライトL1ゼオライトY1超安
定ゼオライトY(USY)、脱アルミY(Deal Y)、モルデナイト、ZS
M−3、ZSM−4、ZSM−5、ZSM−12、ZSM−20、ZSM−23
、ZSM−35、ZSM−50およびそれらの混合物である。
有用なゼオライトの定義には、触媒挙動がアルミノシリケートゼオライトに類似
している米国特許第4,440.871号に開示された結晶性多孔質シリコアル
ミノホスフェートも含まれる。
ゼオライトベータは米国再発行特許第28.341号([特許:米国特許第3.
308.069号)に記載されている。ゼオライトXは米国特許第2,882.
244号に記載されている。ゼオライトLは米国特許第3.216,789号に
記載されている。ゼオライトYは米国特許第3,130,007号に記載されて
いる。低ナトリウム超安定ゼオライトY(U S Y)は米国特許第3,293
,192号、同第3.354,077号、同第3.375.065号、同第3,
402.996号、同第3.449.070号および同第3.595.611号
に記載されている。脱アルミゼオライトY(DealY)は米国特許第3゜44
2.795号に記載の方法により調製することができる。ゼオライ)ZSM−3
は米国特許第3,415.736号に記載されている。ゼオライトZSM−5は
米国再発行特許第29,948号(原特許:米国゛特許第3,702,886号
)に記載されている。ゼオライトZSM−12は米国特許第3,832,449
号に記載されている。
ゼオライトZSM−20は米国特許第3.972.983号に記載されている。
ゼオライトZSM−23は米国特許第4,076.842号に記載されている。
ゼオライトZSM−35は米国特許第4,016.245号に記載されている。
ZSM−50は米国特許第4.640.829号に記載されている。
本発明で使用するために選択されるゼオライトオレフィン水和/エーテル化触媒
は、通常、アルファ値が少なくとも約1である。[アルファ値(A Ipha
value)Jすなわち「アルファ数(Alpha number)Jは、ゼオ
ライト酸官能価を示す手段であり、その詳細な測定方法と共にジャーナル・オブ
・カタリシス(Journal of Catalysis)、第61巻、39
0〜396頁(1980年)に記載されている。比較的酸性度の低いゼオライト
(例えばアルファ値が約200以下のゼオライト)は、(a)高シリカ/アルミ
ナ比のゼオライトの合成、(b)スチーミング、(C)スチーミングおよびそれ
に続く脱アルミニウムおよび(d)他の三価金属による骨格アルミニウムの置換
を含む種々の技術により調製することができる。例えば、スチーミングの場合、
ゼオライトを260〜650℃(500〜1200°F)、好ましくは400〜
540°0(700〜1000’F)の高温にさらすことができる。この処理は
、100%蒸気の雰囲気または蒸気およびゼオライトに対して実質的に不活性の
ガスからなる雰囲気中で行うことができる。同様の処理を、高圧を用いてより低
い温度で、例えば175〜370℃(350〜700°F)の温度および100
0〜20000kPa(10〜200気圧)の圧力で行うことができる。幾つか
のスチーミング理の詳細が米国特許第4.325.994号、同第4゜374.
296号および同第4.418,235号に開示されている。
前記手順以外にまたは前記手順に加えて、米国特許第4,520,221号に記
載されている嵩高試薬による処理によりゼオライトの表面酸性度を無くするまた
は低下させることができる。
オレフィン水和/エーテル化触媒として使用する前に、合成したゼオライト結晶
は存在する有機成分の一部または全部を取り除くために熱処理すべきである。更
に、ゼオライトは使用前に少なくとも部分的に乾燥させるべきである。これは、
空気または窒素のような不活性雰囲気中、常圧、減圧または加圧下に、200〜
595℃の範囲の温度で結晶を30分〜48時間加熱することにより行うことが
できる。脱水は、結晶物質を減圧下に置きさえすれば室温でも行うことができる
が、充分に脱水するには長時間が必要とされる。
本発明で用いるゼオライトに最初から結合しているカチオンは、当該技術分野で
良く知られた技術、例えばイオン交換により広範囲の他のカチオンで置き換える
ことができる。典型的な置換カチオンは、水素、アンモニウム、アルキルアンモ
ニウムおよび金属カチオンならびにそれらの混合物を含む。金属カチオンをゼオ
ライト内に導入することもできる。金属カチオンの場合、特に好ましい金属は周
期律表の第1B〜第■族金属であり、例えば、鉄、ニッケル、コバルト、銅、亜
鉛、白金、パラジウム、カルシウム、クロム、タングステン、モリブデン、希土
類金属等が含まれる。これらの金属は酸化物として存在してもよい。
典型的なイオン交換技術は、特定のゼオライトと所望の置換カチオンの塩との接
触を含む。広範囲の塩を用いることができるが、特に好ましいのは塩化物、硝酸
塩および硫酸塩である。代表的なイオン交換技術が、米国特許第3.140.2
49号、同第3.140.251号および同第3.140.253号を含む多く
の特許に開示されている。所望の置換カチオンの溶液に接触させた後、好ましく
はゼオライドを水洗し、65−3]5℃(150〜6oo″F)の範囲の温度で
乾燥し、その後、空気または他の不活性ガス中、260〜820°C(500〜
l 500’F)の範囲の温度で1〜48時間またはそれ以上焼成する。
上記ゼオライト触媒を他の物質、すなわち第1段反応領域において用いられる温
度および他の条件に耐性のあるマトリックスまたはバインダーに組み込むことが
有利であり得る。有用なマトリックス物質は、合成物質および天然産物質の両方
、例えば、クレー、シリカ及び/又は金属酸化物のような無機物質を含む。その
ような物質は、天然産でよく、またはシリカおよび金属酸化物の混合物を含むゼ
ラチン状沈殿物またはゲルとして得ることもできる。ゼオライトと複合すること
のできる天然産クレーは、主鉱物成分がハロイサイト、カオリナイト、ディツカ
イト、ナクライトまたはアナウキサイトであるディキシ−、マクナメーージョー
ジアおよびフロリダクレーとして通常知られるカオリンおよびサブ−ベントナイ
トを含むカオリン族およびモンモリロナイトを含む。そのようなりレーは、採掘
した原料状態で、まI;は最初に焼成、酸処理または化学変性して使用すること
ができる。
上記物質に加えて、ゼオライトオレフィン水和/エーテル化触媒は、アルミナ、
チタニア、ジルコニア、シリカ、シリカ−アルミナ、シリカ−マグネシア、シリ
カ−シルコニ乙シリカートリア、シリカ−ベリリア、ンリカーチタニア等、およ
びシリカ−アルミナ−トリア、シリカ−アルミナ−ジルコニア、シリカ−アルミ
ナ−マグネシア、シリカ−マグネシア−ジルコニア等の三元酸化物組成物のよう
な多孔質金属酸化物バインダー物質と複合することができる。
ある場合には、元素周期律表の第1VA及び/又は第1VB族金属の本質的に非
酸性の酸化物の一種またはそれ以上をバインダー物質として用いることが有利で
あり得る。特に有用なものは、ケイ素、ゲルマニウム、チタンおよびジルコニウ
ムの酸化物であり、ジルコニウムの酸化物が特に好ましい。上記第1VA及び/
又は第1VB族金属酸化物の一種または組み合わせが全金属酸化物バインダーの
少なくとも40重量%、好ましくは少なくとも50重量%を占めていれば、アル
ミナのような比較的酸性の酸化物を含む他の酸化物と上記酸化物の組み合わせも
有用である。すなわち、ここでバインダー物質を提供するために用いることので
きる酸化物混合物は、チタニア−アルミナ、チタニア−マグネシア、チタニア−
ジルコニア、チタニア−トリア、チタニア−ベリリア、チタニア−シリカ−トリ
ア、シリカ−アルミナ−ジルコニア、シリカ−アルミナ−マグネシア、シリカ−
チタニア−ジルコニア等を含む。結合しているゼオライトの押出を容易にするた
めに、第1VA及び/又は第1VB族金属酸化物バインダーの少なくとも一部、
例えば全バインダー物質の1〜loo重量%、好ましくは2〜60重量%をコロ
イド状で提供することが更に有利であり得る。
ゼオライトと金属酸化物バインダーまたは他のマトリックス物質との無水物基準
での相対比は、乾燥複合物のゼオライト含量で1〜99重量%、より一般的には
5〜90重量%である。
第1段反応領域におけるアルコールとエーテルの混合物へのオレフィンのゼオラ
イト触媒転化に続いて、該領域からの流出液を任意の適当な分離技術を用いて生
成物アルコールフラクションおよび生成物エーテル7ラクシヨンに分離する。好
ましくは、分離は、水による抽出により行われるが、他の適当な方法がヨーロッ
パ特許公開第323137号および同第323138号に記載されている。例え
ばヨーロッパ特許公開第323137号に開示された方法の場合、プロパン(プ
ロピレン原料中に最初から存在していた非反応性物質)、未反応プロピレン、イ
ソプロピルアルコール(IPA)、ジイソプロピルエーテル(DIPE)および
水を含むグロビレン水和反応器からの流出液はプロパンと一緒に分離装置に送ら
れ、未転化プロピレンは水和反応器に循環し、循環ループ中でのプロパンの蓄積
を避けるためにガス混合物の一部はパージされる。分離装置からの液体生成物は
、蒸留装置に送られ、そこで、IPA、DT PE、水およびプロピレンオリゴ
マー(大部分がC,オレフィン)の共沸混合物が留去され、冷却に続いて、デカ
ンタ−に移され、そこで相分離が行われる。上層は、主に、例えば90重量%ま
たはそれ以上のDIPEを含み、比較的少量の、例えば約1重量%の水を含む。
下側層は主に水で、無視できる量のIPAおよびDIPEを含む。蒸留装置の底
部フラクションは主にIPAであり、本発明により第2段反応領域でDIPHに
転化される。第1段反応領域に導入される循環DIPEは、デカンタ−で形成さ
れたDIPE含有上側層及び/又は第2段反応領域で形成されたDIPE生成物
から得ることができる。
ヨーロッパ特許公開第32313.8号に開示されたアルコール−エーテル分離
手順(これもTPA−DI PEプロピレン水和/エーテル化生成物流出液に適
用される)によれば、流出液がプロピレン水和/エーテル化転化温度より低温で
操作される分離器に送られる。
そこで、二つの液相が形成され、水相は除去され、要すれば水和/エーテル化反
応器に循環される。炭素富合相は、あらゆる未反応C5成分の分離のために低圧
でフラッシュされる。フラッシュした生成物は、rPA生成物を実質量含み、常
圧または減圧で操作されている蒸留装置に送られ、更にDIPEが精製される。
IPA、DIPEおよび水からなる少量のプロピレンオリゴマーを含む共沸塔頂
生成物を濃縮し、その後、反応器供給水に接触させる。その結果、相分離が生じ
、IPAおよび水を多くとも無視できる量、例えばそれぞれ10重量%および0
.5重量%含むDIPE生成物が得られる。
B、第2段反応領域
前記反応式(1)によりエーテル化触媒の存在下にオレフィンと反応させること
により、またはより好ましくは、反応式:%式%(3)
による脱水機構を含む強酸触媒を用いた接触蒸留により、第1段反応領域から回
収された生成物アルコールをエーテルに転化することができる。
エーテル化の場合、第1段反応領域で製造され同時に生成したエーテルから分離
されたアルコールを前記ゼオライトの一種または他のエーテル化触媒、例えば強
酸性カチオン交換樹脂のような適当な触媒と反応させる。ゼオライト触媒を用い
た場合、反応条件は、第1段反応領域の操作について上記した制限内であってよ
い。強酸性カチオン交換樹脂の場合および特に転化するアルコールがインプロピ
ルアルコールの場合、米国特許第4.182,914号に記載の方法を有利に用
いることができる。
接触蒸留の場合、この種類の転化方法の操作パラメーターはよく知られており、
高温、例えば120−260℃(250−500’F)、好ましくは150〜2
05℃(300−400’F)、オヨヒ穏ヤかな圧力、例えばl OO−355
0kPa(0〜500psig)、好マシくはl 70−790kPa(I O
”l OOpsig)での強酸の使用を含む。
以下の実施例によりエーテル製造のための本発明の二段プロセスを説明する。こ
の実施例は特に、70重量%のプロピレンおよび30重量%のn−プロパンを含
む製油所流をジイソプロピルエーテル(DIPE)に転化する方法を説明してい
る。部は全てモル基準である。
衷菓叫
第1図に示すように、362.0モルのプロピレンおよび155゜0モルのn−
プロピレンを含むライン11内の原料、ライン11内の181.0モルの原料水
、ライン12内の543モルの循環水(全水対プロピレンモル化=2 : l)
およびライン13内の92.3モルの循環D I PE(D I PE対プロピ
レンモル比=0.25 : 1)を、下記条件下に操作されている第1段オレフ
ィン水和反応器15にライン14を通して導入したニ
オレフィン水和触媒 : 35重量%アルミナ/65重量%ゼオライト
温度(入口) : 150℃(300’F)圧力
: l 500psig(10450kPa)LH5V(プロ
ピレン基準): 0.5第1壇オレフィン水和反応器15の温度挙動に
対する循環DIPEの影響を第2図にグラフとして示す。すなわち、循環DIP
Hの存在しない反応器15の操作に対して、上記条件下に本発明により循環DI
PEを用いると反応器15内の温度上昇が約50°F低くなる。
ライン16内の反応器流出液は、以下の組成を有していた二区注
元と
未反応プロピレン 123..1プロパン 155
.0未反応水 458.9rPA 29
1.3DIPE66.0
交l器17およびエキスパンダー18を通過した後、未反応プロピレンおよびプ
ロパンをライン19から回収し、一部または全部をプロセスに循環することので
きる本質的に純粋なプロピレン成分の回収のためにさらに処理する。ライン20
内のIPAとDIPHの水性混合物およびライン21内の循環IPAおよびDI
PEをライン22を通して抽出塔23の底部に導入し、ライン24内の循環水(
269,1モル)を塔の頂部に導入する。本質的に純粋なりIPEからなる塔2
3の塔頂留分を、ライン26内の回収生成物(120゜0モル)および第1段オ
レフィン水和反応器15に導入するためのライン13内の循環流(92,3モル
)に分離する。塔23からの塔底画分、IPAとDIPHの水性混合物を、ライ
ン27を通して第2段接触蒸留塔28に導入する。塔28は下記条件下に操作さ
れる:アルコール脱水触媒: アンバーリスト−15(Amberlyst
−15)
温度 : 150℃(300’F)圧力 :
50psig(445kPa)ライン29内の塔28からの水性塔底留分を
、水性パージ流30(61,0モル)および水性循環流に分離し、後者を、ライ
ン24を通って塔頂留分として抽出塔23に供給される前記水性循環流とライン
12および14を通って第1工程オレフィン水和反応器15に供給される前記水
性循環流とに分離する。カラム28内で得られたIPA(949,8モル)とD
IPE(435,6モル)の混合物を、交換器32および全縮器33で冷却した
後、還流流に分離し、それをライン34を通して再び塔28に導入し、前記IP
A/DIPE循環流をライン21および22を通して抽出塔23の底部に導入す
る。
温度CF)
国際調査報告
国際調査報告
US 9000134
Claims (10)
- 1.(a)第1段反応領域においてオレフイン水和/エーテル化触媒の存在下に 少なくとも一種のオレフィンを含む原料を水および循環エーテルに接触させてア ルコールとエーテルの混合物を得る工程、 (b)第1段反応領域からの流出液をアルコールフラクションとエーテルフラク ションに分離する工程、(c)第2段反応領域においてアルコールアラクション の少なくとも一部をエーテルに転化する工程、および(d)工程(b)からのエ ーテルフラクション及び/又は工程(c)からのエーテル生成物の少なくとも一 部を第1段反応領域に循環する工程 を含んでなるエーテルの製法。
- 2.原料のオレフィン成分が2〜7個の炭素原子を有する請求項1記載の製法。
- 3.オレフイン原料がプロピレンを含み、エーテル生成物がジイソプロピルエー テルである請求項1記載の製法。
- 4.工程(a)を、20〜300℃の温度、3550〜24230kPaの系の 全圧および0.1〜30の水対全オレフィンモル比で行う請求項1記載の製法。
- 5.工程(a)を、50〜220℃の温度、5620〜17340kPaの系の 全圧および0.2〜15の水対全オレフィンモル比で行う請求項1記載の製法。
- 6.工程(a)を、100〜200℃の温度、7000〜10440kPaの系 の全圧および0.3〜5の水対全オレフインモル比で行う請求項1記載の製法。
- 7.循環エーテルが、第1段反応領域に導入された循環エーテル、水およびオレ フインの合計に対して2〜20モル%の量で存在する請求項1記載の製法。
- 8.循環エーテルが、第1段反応領域に導入された循環エーテル、水およびオレ フインの合計に対して5〜10モル%の量で存在する請求項1記載の製法。
- 9.オレフイン水和/エーテル化触媒が、モルデナイト、ゼオライトベータ、ゼ オライトY、USY、X、ZSM−3、ZSM−4、ZSM−5、ZSM−12 、ZSM−20、ZSM−23、ZSM−35およびZSM−50から選択され るゼオライトである請求項1記載の製法。
- 10.(a)第1段反応領域においてオレフィン水和/エーテル化触媒の存在下 に少なくとも一種のオレフインを含む原料を水および循環エーテルに接触させて アルコールとエーテルの混合物を含む流出液を得る工程、 (b)流出液から未反応オレフインを取り出し、流出液を抽出領域において水で 抽出して(i)水およびアルコールを含む水性抽出液および(ii)エーテル生 成物を得る工程、(c)第2段反応領域において水性抽出液中のアルコールの少 なくとも一部を脱水触媒の存在下での脱水によりエーテルに転化して水およびエ ーテル生成物とアルコールを含む脱水流出液を得る工程、(d)第2段反応領域 で形成された水を脱水流出液から分離する工程、 (e)脱水流出液を抽出領域に移し、 (f)抽出領域において脱水流出液を水で抽出して脱水領域における脱水により 製造されたエーテル生成物を回収し、水とアルコールの水性抽出液を得る工程、 および (g)エーテル生成物の少なくとも一部を第1段反応領域に循環する工程 を含んでなるエーテルの製法。
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