JPH03502675A - 光学的に読み取り可能でかつ記録可能なディスク装置を格納する物品 - Google Patents

光学的に読み取り可能でかつ記録可能なディスク装置を格納する物品

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JPH03502675A JP1501813A JP50181389A JPH03502675A JP H03502675 A JPH03502675 A JP H03502675A JP 1501813 A JP1501813 A JP 1501813A JP 50181389 A JP50181389 A JP 50181389A JP H03502675 A JPH03502675 A JP H03502675A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はCD(コンパクトディスク) 、CD−ROM (コンパクトディスタ 、読出し専用記憶装置)及びビデオレーザディスクのような光学的に読み取り可 能でかつ記録可能なディスク装置を格納するだめの格納技術に関する。より具体 的には、本発明は、この目的に使用される、外側箱状ハウジング用の成形された 熱可塑性プラスチックインサートに関する。この格納手段(パッケージ)は、使 用しない期間中、ディスクを受は入れかつ固着し得る形態をしている。
発明の背景 コンパクトディスク(rcns」)は最初、音楽をデジタル式にレコーディング するための記憶/再生媒体として設計されていた。この目的に形成されるディス クは、標準直径Bcm(4,72インチ)及び標準肉厚1 、2taraのプラ スチックにて被覆されたアルミニウムで処理した面を利用するものである。音響 情報は、肉厚の薄い反射性アルミニウム層内に極微のビットとして、デジタル形 式にてディスクの片面にのみ位置決めされる(製造工程を簡単にするため)。各 々、長さ約1ミクロンのこれらビットの間隔及び長さ如何により、ディスクプレ ーヤ装置がどんなデータを「見る」ことが出来るかが決まる。
かかるディスクを「かける」ためには、半導体レーザからの赤外線ビームを一連 のレンズ及びプリズムを通じてビット上に集束させる。ピットに当たる光線は散 乱される一方、ピット間の平滑面に当たる光はフォトデコーダ、即ちダイオード を通じてプリズムに反射されて戻り、このプリズムにより光は電子信号に変換さ れる。その結果生じるオフオフデジタル信号が解読されて電子フィルタを通じて 供給され、これにより、信号はデジタル形態から任意のハイファイ増幅器に適し たアナログ信号に変換される。
極く最近、上述の型式の音響コンパクトディスク技術は、コンピュータ利用技術 と組み合わされて使用されて、デジタル式情報記録の標準型式として米国の製造 業者に受は入れられている標準型の4.72インチのコンパクトオーディオディ スク又はS−174インチのもの何れかを利用して、CD−ROM (コンパク トディスク、読出し専用記憶装置)として知られる光学的記憶システムを形成し ている。各CD−ROMは500メガピツドの情報、即ち、約275,000ペ ージの文章を記憶することが出来、これは、フロッピーディスクの1,500倍 及びハードディスクの10−15倍に相当する。
光学的ディスクのブランクは、磁気型ハードディスクに使用されるのと同様のア ルミニウムブラタ−上に蒸着させた感熱性金属フィルム、有機質ポリマー(例え ば、プラスチック)又はその両者を組み合わせた層から成っている。光学的記録 技術は、この表面に様々な形態の標識を施すことにより、デジタル情報をディス ク表面上に記憶させる。これら技術は、レーザが被覆層に一連のピットを形成す るアブレーティブ(sblitivt)記録段階と、レーザの熱が下部のポリマ ー内に小量のガスを発生させ、このガスが封じ込められて、金属フィルム層の表 面に気泡を形成するようにする気泡形成段階と、ディスクの反射層が書き込みレ ーザによって光反射性の層から透明層に変換される、結晶相から非結晶相への変 換段階とを備えている。
音響CD又はCD−ROMの表面上の保護プラスチック被覆は塵埃がその反射性 金属面に入るのを防止する。一方、例えば、ハードディスク上に記録された情報 は塵埃、煙、指紋、熱及びレーザ読み取りディスクには悪影響を及ぼさないその 他の損傷状態から注意して保護しなければならない。顕著な掻き傷又は汚れのみ がレーザ光ビームを妨害する虞れがある。
かかる悪影響を及ぼす掻き傷及び/又は汚れの共通の原因は、かかるディスクを 保持するために一般に使用されている型式の成形プラスチック族の格納ケースに 対して上述のを式のレーザディスク装置を取出し及び/又は挿入することである 。これらのケースは、多くの鋭角な縁部を有しており、これら縁部によりディス クを不注意に取り扱つt:とき、ディスクの情報保持面に掻き傷又は穴が生じ、 その結果、そこに収容された情報の一部又は全部が失われる可能性がある。
かかる格納容器の典型的な例はナツセルダ−(Nusselder)への米国特 許第4,535,188号に開示されている。この引例は例えば、光学的に読み 取り可能なビデオディスク又はデジタルレコードのような高度の情報記録密度を 有する少なくとも2つのディスクを同時に格納するのに適したプラスチック族の カセットについて記載している。このカセットには、箱形の中央部分が形成され ており、該中央部分はその上方側部及び下方側部にそれぞれ端末がある中間底部 分を有しており、箱形の床部分の形態としたカバーが設けられている。各床部分 は中央部分の一側部にヒンジ止めして取り付けられている。この物品の構造によ り、これら部分の中央に配設された隆起したシート及びペグ機構によって、ディ スクを各床部分に隣接して、及び中間底部の一側部上に支持することが可能とな る。このようにして構成された格納カセットは、そのヒンジを式の構造のため、 一般に、「宝石箱」カセットと称されている。
え乳へ4東 本出願人は、従来の技術にて利用された格納技術の欠点を解決するC D s  、 CD −ROM s 1 ビデオカセット等用の各種の格納カセットを開発 した。本発明は、全体として、外側の箱状ハウジング内に位置決めされる、成形 され、挿入可能な熱可塑性プラスチック族の引出し部材(即ち「インサート」) から成っている。このインサートは使用しない間、上述の聾式のディスクを受は 入れかつ固着し得る形態とされる。
本出願人の新規な格納技術の一例として、以下、本発明の幾つかの実施例につい て説明する。しかし、本発明が添付図面に示された実施例にのみ限定されるもの と解釈されるべきではない。換言すれば、本発明は、図示した実施例の2又はそ れ以上の実施例の特徴を組み合わせた、不図示のインサートにも関するものであ る。
ここに示した本出願人の格納カセットの各実施例は、全体として、ある方法によ り、ハウジング内に少なくとも一部分が固着されたインサートを収容する、ポリ スチレンのような熱可塑性プラスチックにて成形されたハウジングを備えている 。該インサートは、ポリプロピレンのようなポリオレフィン系の熱可塑性プラス チックにて成形されており、該インサートには、符号化されたディスクが外側ハ ウジング又はインサート自体の一部分を形成する鋭角なプラスチック端縁に接触 したときに生じるような情報保持面の損傷を伴うことなく、ディスクを取り外し 可能に固着する手段が設けられている。さらに、ディスクに加えて、パッケージ は又、通常、歌の題名、演奏家の伝記のような販売促進に役立つ情報を記載した 印刷した小冊子及びジャケット説明文を有している。
本出願人の格納カセットの外側プラスチックハウジングはここに開示した各実施 例(即ちA乃至C)の全体を通じて略同−である。このハウジングは、全体とし て、平坦な底部材にて接続されて略矩形の箱状構造体を形成する対向状態に配設 された2対の平坦な側部材を有する構造にて構成される。さらに、ハウジングは 実施例Cについて説明される伸長部材のような、その内側まで伸長する整列手段 を随意的選択として設けることも出来る。これらの整列手段はインサートの下面 をハウジング内に位置決めしかつ着座させるのに役立つ。
各場合共、ハウジングには、パッケージを開けてディスクにアクセスしようとす るとき、インサートの少なくとも一部分をその内部に固着する手段が設けられる 。実施例A及びBにおいて、かかる固着手段はハウジングの後方(即ち、インサ ートの後側)平坦面上にである距離を置いて離間させて一体に形成された一対の 傾斜路を備えている。これらの傾斜路はハウジングの内側に伸長し、それぞれ、 インサート表面を完全に通って伸長する一対の対応した窓部又は通路にそれぞれ 係合する。実施例Cにおいて、インサートの下方部分のみがハウジング内に固着 される。これは、インサートの両横方向端縁部分に沿って位置決めした一対の可 撓性のタブ部材によって行われる。各可撓性タブには、伸長フィンガが設けられ ており、このフィンガはインサートがハウジングから約半分引き出されたとき、 ハウジングの後方平坦面と一体に形成されたリブ部材に係合する。これにより、 インサートはハウジングからそれ以上遠くまで動くのが阻止され、ディスク上半 分へのアクセスが可能となる。
さらに、本出願人の格納カセットのハウジングに関して、正面平坦面の上方水平 端縁、即ち、閉塞部材は図示した各実施例において、幅の広いV字形の外形を有 するように成形される。
ディスクがハウジング内部に位置決めされたインサートに挿入され又は該インサ ートから取り外されるとき、閉塞部材上面のV字形端縁は、端縁、即ち、ディス クの情報を保持しない面にのみ接触し、これにより、ディスクの符号化された部 分に掻き傷又はその他の損傷が付くのを防止する。かかる損傷によりディスクの 情報の一部又は全部が失われることが多い。
本発明の各実施例について利用されるハウジングにより提供される類似点に加え て、各種のインサートは所期の結果を達成するための特別の特徴を備えている。
しかし、各実施例に使用されるインサートの目的は同一である。即ち、使用しな い期間中、符号化されたディスクを受は入れ、固着して格納する一方、ディスク をカセット格納パッケージに出入れする間、該ディスクの符号化された表面に掻 き傷、又はその他の損傷が付かないようにすることである。このI;め、各イン サートは僅かに異なる方法にてその所望の機能を実現する。
本出願人の格納カセットの実施例Aに使用されるインサートは、皿状の形状をし ており、対向状態に配設された一対の垂直の側壁と、及びハウジングの平坦な底 面に当接する水平底部材とにより画成される底部分を備えている。活性ヒンジに より底部分に取り付けられたパッケージ蓋が、基部の上方部分に位置決めされか つ該上方部分と一体に形成されている。この蓋の下面から垂直方向に伸長するの は、その−側端縁に沿って位置決めされた伸長タブである。各タブには、ノ1ウ ジングの各機側壁上面の対応する切欠き部分に係合する突起が形成されている。
実施例Aのインサートはさらに、基部のそれぞれ左側及び右側端縁部分に沿って 位置決めされた一対の平行な垂直リブを備えている。これらのリブはその周端縁 によりディスクをインサートの半円形の溝付き部分内に案内する働きをする。こ の溝付き部分は溝の正面壁及びインサートの基部を形成する円弧状の着座部材を 備え、その基部の一部は切欠いて可撓性フラップを形成し、このフラップは溝の 後壁を画成する。着座部材と切欠いた基部との間のスペースは、ディスクの周端 縁を受は入れかつ固着するのに十分である。
少なくとも1つのスペーサボタンがインサートの基部により形成された可撓性フ ラップの切欠き部分の付近にてインサートの正面側(即ち、ディスクに対面する 側)に位置決めされている。さらに、半円形の着座部材の背面と一体に成形され た幾つかの伸長部材がスペーサボタンと同様の機能を果I;ず。即ち、これらの 伸長部材は着座部材と、インサート基部により形成される可撓性フラップとを最 小の分離状態に維持する働きをする。
これは、ディスクを本出願人の格納カセット内に挿し又は該カセットから取り出 すとき、上記面の一方の周縁に沿った粗な端縁がディスクの情報保持面に掻き傷 又はその他の損傷を与えるのを防止する働きをする。
実施例Bに使用されるインサートは、ハウジング内に取り外し可能に嵌まるよう 僅かな曲率を伴って成形される。この湾曲させたインサートが外側ハウジング内 に受は入れらねると、ディスクのそれぞれの側にて底部分の正面から垂直方向に 伸長する一対の平行なタブ部材が、下方に付勢され、閉塞部材の内面に接触する 。このようにして、これらのタブに加えられる力がインサートの曲率を小さくす る働きをする。インサートが偏平になるに伴い、インサートと外側ハウジングと の間には摩擦嵌めが生じ、これにより、パッケージが上下逆さにされた場合でさ え、インサートは適所に維持される。
上述の摩擦嵌めの補助手段として、一対の可撓性タブがインサー)Bの横側壁の 底端縁に沿って位置決めされる。かかるタブは各々、水平方向の切欠き部分を有 する形態にされており、該切欠き部はパッケージハウジングの対応する横側壁と 一体に形成されたりタブ部材と相嵌合し得るようにされている。
実施例Bのインサートには、さらに、両外側側端縁から内方に離間させた垂直方 向に平行な一対の通路部分が形成されている。これら通路部分は、ハウジングの 背面の内面上に一体に形成された対応する一対の傾斜路部材を受は入れ得る形態 にされている。この構成により、インサートは一体に形成されたハンドル部分の 刻目付き正面を把持することによって、ハンドルから略半分、即ち、傾斜路部材 が通路部分の終端に達するまで引き出すことが出来る。この動作により、ディス ク上半分にアクセスすることが可能となる。ハンドルには、刻目付さ面が設けら れており、確実な把持を容易にすると共に、パッケージが開けられたとき、イン サートを滑らかにかつ一定に引き出すことが可能となる。
実施例Aについて上述したように、インサートの正面には、各通路部分及びこれ に対応する平行なタブ部材間に位置決めされ、歪曲前のインサートの曲率を小さ くするのに利用される一対の平行な垂直方向リブ部材が設けられている。この垂 直方向リブの目的は、符号化されたディスクの端縁をインサートの溝付き部分内 に案内することであり、該インサートの溝付き部分は正面にて円弧状の着座部材 により形成され、背面にてインサ−トの基部により形成される。上述のように、 着座部材の上方端縁に隣接して位置決めされたインサート基部の半円形部分は切 欠いて、ディスクが溝内にて賛座部材の後方にて摺動し得るようにしである。イ ンサート基部の正面上に位置決めされたスペーサボタン、及び着座部材の背面上 に一体に成形された伸長部材は、溝を形成する部材間の分離程度を最小にし、か つこれら部材の鋭角な端縁がディスク表面を損傷させるのを防止する働きをする 。
インサートの背面は開放した通路部分の領域が波形に形成されている。これによ り、インサートの湾曲部分は切欠き部分に起因する強度の損失を補正するために インサートの肉厚をより厚くすることを要せずに、可撓性をさらに増大させて成 形することが可能となる。肉厚を増大させたならば、ディスクと付随する小冊子 及びシャケy)説明文との間の設計許容誤差が制限されているため、該インサー トの機能に悪影響を及ぼすであろう。
実施例Cのインサートは実施例A又はBと同一の結果を達成し得る付加的な特徴 を備えている。このインサートが手前に、即ち、その付随するハウジングの開口 部外に引っ張られたとき、インサートの約1/2を占める上方部分は約30乃至 45″の角度にて下方に降下して離反する位置となる。この下方への回転は、イ ンサートの2つの部分を可撓性の[活性ヒンジ(liviBbins)Jにより 接続することで可能となる。インサートの上方部分が下方に降下して離反すると 、格納されたディスクの上方半分が露出される。 ディスクの情報保持面が鋭角 部分に接触し、表面が損傷されないようにするため、インサートの下方の半円形 「ディスク拘束」部分は極めて浅い円錐形又は漏斗状の形状に形成されている。
インサートの上方及び下方半分はパッケージが閉じられたとき同一面の高さとな り、ディスクの全面を確実に支持することが出来る。
故に、この構造は硬貨を漏斗内に投入する動作に対しアナロジ−として考えるこ とができる。硬貨をどのように取り扱おうとも、硬貨の端縁、又は本発明の場合 、符号化したディスクの端縁のみがインサートの表面に接触するようにすること が出来この「ディスク拘束」面の周縁の周囲に位置決めされた平坦な台状部分の 上を通り、このことにより、格納中、ディスクの符号化されていない部分を付加 的に支持することが可能となる。
ここに説明した構造は、保持された情報が失われる原因となるディスクの損傷を 防止することが出来る。
本出願人の発明の実施例Cには、又整列手段が設けられ、上述の同封された販売 促進用小冊子を妨害しない位置にてインサートをハウジング内に再現可能に着座 させ得るようにすることが出来る。インサートには、ハウジング基部の内面から 伸長する部材に対応するその基部分に一対の切欠き部分が形成されている。イン サートの基部がハウジングの基部に接近するのに伴い、伸長部材は切欠き部材内 に拘束され、このため、インサートは正確に位置決めされる。
さらに、インサート全体がハウジングから完全に引き出されるのを防止するため 、インサートには、その下方横方向端縁に、後方に伸長するフィンガ部材を有す る可撓性タブ部材が設けられる。これらのフィンガ部材は、隆起したリブを拘束 し得る形態とされており、このリブは上述のように、ハウジングの後方平坦壁の 内面上に一体に成形されている。故に、可撓性タブにより、インサートは下方に 押圧される(即ち、パッケージの組立中、内方に圧縮することにより)が、特定 の点を越えて上方に伸長することはないという効果が得られる。
多くの点にてインサートC1:i似するインサートDは、この実施例を上述のイ ンサートC1インサートA及びBから識別する多数の特徴を備えている。例えば 、実施例Cは全く新規な拘束機構を利用して、そのインサート部分をノ\ウジン グ内に保持する。この機構はインサートDの背面に沿って垂直方向に伸長する一 対の平行な通路を備えている。両方の通路には、上方、即ち、インサートの内側 部分に、該通路内にてインサートから略垂直方向に伸長する傾斜路部材が設けら れる。これらの傾斜路は格納ハウジングの背面から垂直方向内方に伸長する対応 した傾斜路部材上を通って伸長し得る形態にされている。
その後、インサートがハウジング内にさらに摺動すると、インサートの下方部分 の傾斜路と垂直方向に整合する状態にて、インサートDの上方背面上に位置決め された第2対の伸長部材が、ハウジングの後方壁土の傾斜路上を通って伸長し、 これlこより、インサートの基部分によって画成された一対の切欠きがハウジン グの基部から上方に伸長する一対の伸長部材上に着座される。パッケージが開放 されると、ユーザは十分な力を作用させて、ハウジング背面上の傾斜路とインサ ート背面上の伸長部材との間の干渉嵌めを解消されなければならない。これら伸 長部材には、丸形面が形成されており、ハウジング上の傾斜路を通って、即ち、 上方又は下方に動き易いようにしである。ハウジング上の傾斜路を通過した後、 インサートDは、外側ハウジングから引き出され、インサートの下方後方部分の 傾斜路の平坦な上面がハウジング上の傾斜路の下方垂直面に接触する点に達する 。これにより、一方又は両組みの傾斜路を破断させるのに十分な力が加えられな い限り、インサートによるさらに外方向への動きを阻止する効果が得られる。こ のため、実施例Cについて利用したような伸長部材を有する可撓性のタブを使用 する必要がなくなり、このため、この実施例には、実施例Cにおいてハウジング の内側に位置決めされる対応するりッジと共に、これらタブは存在しない。
さらに、パッケージハウジングの閉塞部分の内側には、各々、丸形外面を有する 縦方向に方向法めされた一対の「l/4−円錐形」部材が閉塞体の上方端縁と平 行にかつ該端縁より僅かに下方に位置決めされている。これらの円錐形の伸長体 はインサートを引っ張り出してディスクを受は入れるとき、インサートと閉塞体 の内面との間に細長い菱形の孔を形成し、このため、ディスクをパッケージに対 して出し入れするとき、その一部分がパッケージの鋭角な端縁に当たって擦られ 、それによりディスクの有用性が毀損又は破壊される虞れは著しく軽減される。
この174円錐形部材とインサートとの間に画成されるスペースは、浅い漏斗に 似ており、ディスクの符号化されていない端縁部分のみがパッケージの表面に実 際に接触する。
さらに、インサートの内側部分の前面上に位置決めされた円弧状の着座部材(デ ィスク拘束リングの一部を形成する)上にて、2つの丸形部材が上方に伸長して いる。これらの部材は、通常、パッケージ内に含まれる小冊子の下方半分をディ スク上方にて支持すると共に、インサートを動がしたとき、小冊子がディスクの 表面に当たって擦り、ディスクを損傷させ及び小冊子にしわを付けるのを防止す る働きをする。
さらに、インサートの上方前面上、即ち、活性ヒンジの上方にて、第2の組みの 平行なリブがインサートから垂直方向上方に伸長し、小冊子の上方半分を支持す る。この第2の組みのリブは、インサートの前面上の各周端縁に沿って位置決め された第1の組みのリブから内方に4位置決めされている。さらに、ディスクの 上方周端縁が格納位置にてその上に静止する隆起した半6形のリッジの曲率を考 慮に入れて、第2の内側組みのリブは外側組みのりッジよりも長さを短くしであ る。
ざらに、ディスク拘束リングの外側周端縁の上方部分に沿って、囲繞する側壁に 取り付けられていない一対の細長いフィンガ部材が自由に遊動し、ディスク及び 小冊子の双方をその適当なスロット内に挿入し易いようにしである。これら細長 いフィンガが可撓性を有することのさらなる利点は、各種の肉厚の小冊子に対し て適用可能であることである。このため、これらフィンガによりディスク及び小 冊子の双方をパッケージに挿入し及び/又はパッケージから引き出すのが容易に なる。
小冊子を正確に位置決めするのをさらに支援するため、インサートをハウジング 内に保持する拘束装置について上述したように、ハウジングの基部内面から垂直 方向上方に伸長する対の伸長部材も又第2の機能を果たす。その自由表面、即ち 、インサートの後方壁に当接しないその端縁は丸形とし、小冊子をパッケージ内 に挿入するとき、その小冊子がその上を円滑に摺動するのを許容し、これによっ て小冊子の損傷を防止し、小冊子がディスク拘束リングとハウジングの閉塞体と の間のその適正なスペース内に確実に入り得るようにする。
勿論、本出願人のインサートの各種の異なる形態が上述のように可能である。例 えば、外側ハウジング内に摩擦嵌めするように僅かな曲率を有して成形されたイ ンサートBは、実施例Cのものと同様の特徴を備えるように成形し、例えば、イ ンサートの下方半円形「ディスク拘束」部分が浅い円錐形又は又は漏斗状の形状 を有するようにする。平坦な棚状部分を溝の周縁に沿って位置決めし、ディスク の符号化されていない部分を付加的に支持し得るようにすることが出来る。さら に、インサートの各横方向側壁の端末底部分に位置決めされた可撓性のタブ部材 には、ハウジングの縦方向後方壁の内側部分lこ一体!ご成形された隆起リブを 拘束し得る形状とした伸長部材を設けることが出来る。インサートの基部分は実 施例Cに示すような、ハウジング基部から伸長する上方伸長部材に対応する切欠 き部分を備える構造とすることが出来る。この構成は小冊子をハウジング内に適 正に位置決めするために提供される。さらに別の実施例において、実施例Aのイ ンサートは、実施例Bについて上述したように、実施例Cの特徴を備えることが 出来る。
図面の簡単な説明 第1図は本発明のディスク格納パッケージの第1の実施例Aの分解斜視図、 第2図は第1図に示した実施例Aの組み立てられj;平面図、第3図は第2図の 線3−3に沿った断面図、第4図は第2図の線4−4に沿った部分断面図、第5 図は第3図の線5−5に沿った部分断面図、第6図は第5図の線6−6に沿った 部分断面図、第7図は第5図の@7−7に沿った部分断面図、第8図は第5図の 線8−8に沿った部分断面図、第9図は開放位置にある実施例Aのインサートの 一部切欠いた断面図、 第10図は本発明の第2の実施例Bの分解斜視図、第11図は第10図に示した 実施例の組み立てられた状態の平面図、 第12図は第11図の線12−12に沿った部分断面図、第13図は第12図の 線13〜13に沿った部分断面図、第14図は第13図の線14−14に沿った 部分断面図、第15図は第13図の線15−1sに沿った部分断面図、第16図 は第13図の線16−16に沿った部分断面図、第17図は第13図の線17− 17に沿った部分断面図、第18図は第13図の線1B−18に沿った部分断面 図、第19図は開放位置にある実施例Bのインサートの一部切欠いI;断面図、 第20図は本発明のディスク格納パッケージの第3の実施例Cの分解斜視図、 第20A図は実施例Cのヒンジ止めされl;インサートの端縁に沿った部分図、 第21図は第20図に示しt;実施例の組み立てられた状態の平面図、 第22図は第21図の線22−22に沿った部分断面図、第23図は第22図の 線23〜23に沿った部分断面図、第24図は第23図の線24−24に沿った 部分断面図、第25図は第23図の1a25〜25に沿った部分断面図、第26 図は第23図の線26−26に沿った部分断面図、第27図は開放位置にある実 施例Cのインサートの一部切欠いた断面図、 第28図は第27図の線2B−28に沿った部分断面図、第29rgJは第27 図の線29−29に沿った部分断面図、第30図は本発明の第4の実施例りの分 解斜視図、第31図は第30図の実施例りのヒンジ止めされたインサートの端縁 に沿った部分図、 第32図は第30図の線32−32に沿った部分断面図、第33図は第30図に 仮想線で示したインサートの下方部分の面積を示す第30図のインサートの部分 背面図、第34図は第33図の線34−34に沿った部分断面図である。
好適な実施例の詳細な説明 最初に第1図を参照すると、本出願人の新規なディスク格納パッケージ10の第 1の実施例(A)が図示されている。パッケージ10はプラスチック族の外側ノ 1ウジング12を備え、このハウジング12内には、ディスク16を保持し得る 形状とした引出し部材14(以下「インサート」と称する)が摺動可能に係合し ている。ハウジング12は無顔料の熱可塑性プラスチック材料にて成形し、小売 りの顧客がパッケージ10の中身を視覚的に観察し得るようにすることが望まし い。
上述のように、例えば、ポリスチレンのような成形しI:熱可塑性プラスチック から成るハウジング12は底部材22にて相互に接続された2対の対向状態に配 設した側部材18a、18b、20a、20bを備えて構成される。以下に「呵 塞体(closure)Jと称する正面20aがハウジング12の他の部分から 別個に成形され、ソリューション溶接又は超音波接合のような方法により該ハウ ジングに固着することが望ましい。
閉塞体20aには、閉塞体20aの他の部分の肉厚より比較的薄い肉厚を有する その上面24に凹状部分24が形成されている。凹状部分24はリッジ26から ハウジング12の上方端縁28まで伸長し、蓋32の前面30を受は入れる着座 部として機能する。蓋32はヒンジ49に沿って歪曲し又は屈曲し得る方法にて インサー)14と一体に形成される。さらに、閉塞体20aの上方端縁2BはV 字形の外形にて形成され、これにより、ディスク16はある角度を成してハウジ ング12内に挿入することが出来る。このため、音響的又は視覚的データを保持 しないディスクの縁辺又は端縁がハウジング12に接触するディスク16の唯一 の部分となる。このようにして、ディスク16を挿入することにより、その情報 保持面がハウジング12に乗り上げI;り又は掻き傷を付けることが防止される 。
インサート14の蓋32が開放されたとき、端縁28に沿った楕円形の切欠きの ため、ユーザの指でディスク16を把持することが容易となる。さらに、この切 欠きによって、ディスクに収容された音響的光学的データに関する説明的情報を 包含する小冊子のようなディスク16に同封される補助的な印刷物にアクセスす ることが可能となる。蓋32の前面30は上方端縁28の外形に適合し、閉塞時 に平滑な面を提供し得るような形状にしである。
ハウジング12の背面20bの上面には、ハウジング12の内部まで伸長し、イ ンサート14の窓部38と摺動可能に係合し得る形状とした傾斜路36が形成さ れている。傾斜路36及びこれに対応する窓部38が相嵌合状態に係合すること により、ディスク16を取り外すとき、又はパッケージが上下逆さにされたとき 、インサート14が摺動してハ9ジング12から外に出るのを防止する。
さらに、ハウジング12の側壁18a、bにはその上方内面に切欠き部分40が 設けられており、インサート14の1I32と一体に成形されかつ該蓋32から 垂直方向に伸長するタブ42と相嵌合状態に係合する。故に、蓋32の前面30 と閉塞体20aの凹状部分24間の摩擦係合は、タブ42が切欠き部分40内に 相嵌合状態に係合することと組合わさって、ユーザが意図的に開放しない限り、 パッケージ10を閉塞状態に維持する働きをする。
インサート14は、望ましくはポリプロピレンのようなポリオレフィン系の熱可 塑性プラスチック材料にて成形される。インサートはトレー形状とし、対向状態 に配設された一対の平行な側壁46a、b及び底壁48により画成された基部4 4を備えることが望ましい。基部44の上方部分は望ましくは「活性ヒンジ(I iviB hi++B:+1機構のような可撓性のヒンジ手段49により基部に 取り付けられた蓋32を備えている。「活性ヒンジ」という用語は、MB2及び 基部44を接続するインサート14の一体に成形された部分を意味するものとす る。この「活性ヒンジ」により、MB2は約120 ”の範囲内にて、即ち、蓋 32の背面50がハウジング12の縦壁すに接触するまで任意の所望の角度にて 回転し、パッケージ10を開放し、ディスク16又はその中に位置決めした補助 的な印刷物を取り出すことが可能となる。
インサート14は、基部分44の表面に対し垂直に伸長する平行なリブ52をさ らに備えている。リブ52の目的は、後側に基部44により、及び正面に成形し た着座部材58により画成された半円形の溝56内にディスク16の側端縁を案 内することである。着座部材58に隣接する基部44の対応する半円形部分は切 り欠いており、ディスク16が溝56内にて基部44及び着座部材58間にて摺 動可能であるようにしである。インサー)14にはディスク16及び基部44の 可撓性の切欠き部分を僅かに分離した状態に維持する働きをする成形されたスペ ーサボタン60がさらに形成されている。スペーサボタン60の目的は、基部4 4の切欠き部分の周縁に沿った鋭角な端縁が、ディスク16を溝56内に挿入し 又は該溝56から除去するとき、該ディスク16の情報保持面に掻き傷を付ける のを防止することである。
リブ52が存在しなかったならば、ディスク16は溝56の外側に、即ち、着座 部材58及び閉塞体20a間を摺動し、販売促進用小冊子(図示せず)のための スペースを占有することになろう。かかる小冊子は上述しI;型式のディスク1 6に一般に同封されており、これらは例えば音響CDの場合、歌の題名又はアー チストに関する伝記的情報を包含することが出来る。
次に、第2図を参照すると、蓋32の上平面62が図示されている。上述のよう に、蓋32はインサート14の基部44と一体に形成されて、活性ヒンジ49に より該基部44に可撓状態に取り付けられている。
第3図はパッケージ10全体の断面図である。ディスク16に加えて、パッケー ジlOは歌の題名/又はディスク16に収納した作品のアーチストの伝記のよう な販売促進文を包含することの出来るジャケット説明文64及び小冊子66のよ うな各種の印刷物を含んでいる。
第3図を左方向から右方向に参照すると、閉塞体20a1即ち、ハウジングJ2 の前面が図示されており、その後に、インサート14の側l!46 aにより閉 塞体20a及びディスク16間の位置まで案内される小冊子66、基部44上の 半円形の切欠き部と共に、ディスク16を内部に着座させる溝56を形成する着 座部材58が図示されている。基部44の可撓性の切欠き部分及び着座部材58 間に発生される摩擦により、パッケージ10が収縮し又は上下逆さにされたとき でさえ、ディスク16を確実に把持することが出来る。
さらに左方向から右方向に見ると、ディスク16、インサート14の基部44、 ジャケット説明文64及びハウジング12の後方壁20bが図示されている。上 述したが第3図により明確に図示するように、スペーサボタン60は基部44の 可撓性の切欠き部分をディスク16の表面から離反する位置に位置決めし、その 上に位置決めされた鋭角な成形されt;端縁がディスク表面に掻き傷を付けるの を防止する働きをする。
第3図に明確に図示した本発明の幾つかの特徴には、ハウジング12と一体に成 形された傾斜路36とインサート14の対応する窓部38との間の相互ロックば ねが含まれる。各傾斜路36は下方に傾斜し、インサート14をハウジング12 内に摺動可能に挿入し易いようにされている。その後、これらの部材、即ち、傾 斜路36はディスク16又は小冊子66の何れかをパッケージlOから取り出す とき、インサー)14がハウジング12外に引き出されるのを防止する。矩形の 傾斜路36及びこれに対応する窓部38は本発明の好適な実施例であるが、第1 θ図に関して以下に説明するようにその他の形状でも良好に作用し、窓38に代 えて、溝付き通路を使用し、インサート14がハウジング12内にて限られた程 度に摺動するのを許容するが、該インサー ト14が完全に外に引き出されない ようにすることが出来る。
さらに、蓋32の前面32は、ユーザに対し便宜なスリップ皆無の把持面を提供 する、プラスチックに成形された一連の4目又は波状部分68が形成される。こ の粗な仕上げ面は暗い環境で該製品を使用する者又は視力が劣る人が容易に感触 することが出来る。
第4図は蓋32から垂直方向に伸長するタブ42とハウジング12の横方向側壁 18 aの内側の切欠き部分40との間の相ロック嵌め状態の分解図である。こ の嵌めにより、ユーザが十分な力を作用させ、ハウジング12及び蓋32間の保 合を解消させ、ディスク16をパッケージlOから取り出し可能となるまで、蓋 32は閉塞位置に維持される。
第5図はインサート14の特徴を示す該インサートの部分背面図である。基部4 4はその背面に窓部38から下方に伸長し、インサート14の他の部分よりも薄 い肉厚を有するが、インサート14の全体に亘っては伸長しない溝付き部分70 を有している。溝付き部分70はインサートが傾斜路36の上を通るのを容易に する。インサート14がハウジング12内に位置決めされたとさ、同様の目的の 働きをする溝72が上記溝付き部分70に対応して後方支持部材74に形成され ている。インサート14の前面に位置決めされ、ディスク16を溝56内の位置 まで案内する一対のリブ52の一方が仮想線で図示されている。
一連の伸長部材76が着座部材58の背面と一体に成形され、該部材に対して平 行に伸長している。部材76はディスク16の表面と着座部材58間に最小の分 離状態を維持する点にてスペーサボタン60と同一の目的を果たす。かかる分離 により、インサート14に挿入し又は該インサート14から取り出すとき、ディ スク16が956に摩擦係合することに起因してディスク14の情報保持面に掻 き傷を付けるのを防止することが出来る。、 第6図は対応する傾斜路36及び 窓部38間の相嵌合状態の接写図である。各傾斜路36はハウジング12の壁2 0bと一体に成形されハウジング12の内側に伸長している。各傾斜路36は窓 部38内に伸長し、ディスク16又は小冊子66の一方あるいはその両方がパッ ケージ10から取り出されたとき、インサート14がそのディスク又はその小冊 子と共にハウジング12外に引き出されないようにする。
第6図は対応する傾斜路36及び窓部38間の相嵌合状態を示す接写図である。
各傾斜路36はハウジング12の壁20bと一体に成形されかつ該ハウジング1 2の内部まで伸長している。各傾斜路36はディスク16又は小冊子の一方、あ るいはその双方をパッケージ10かも取り出すとき、インサート14がディスク 16又は小冊子と共に、ハウジング12から外に引き出されるを防止する。
第7図はディスク16を溝56内に案内するのに有用な一対のリブ52の1つの 断面図である。上部から底部まで、即ち、後方から正面に、この図面はハウジン グ12の後方平坦壁20b1ジャケット説明文64、インサート14の基部44 を備え、前記インサート14内にてディスク16を案内する成形リブ52、ディ スク16、小冊子66及び最後に閉塞部材60aを有している。上述のように、 リブ52は、ディスク16が着座部材58及び小冊子66間の位置まで下方に摺 動し、所期の標的、即ち5156を見失うのを防止する。
第8図はディスク16を着座部材58及び基部44の可撓性部分の間に挿入する 状態を示す部材76の1つの断面図である。
このようにして、部材76はディスクの挿入又は取り出し中、ディスク16が着 座部材58の端縁78に当たるを防止し、その情報記憶面の損傷を阻止する働き をする。
1g9図には、傾斜路36が窓部38に係合していない別の実施例が図示されて いる。この実施例において、インサート14はある距離だハウジング12から引 き出し、その水平方向の基部材48のみがハウジング12内に、即ち、基部材4 8が傾斜路36に係合することにより維持されるようにすることが出来る。この 構成により、小冊子66/又はディスク16への簡単なアクセスが可能となる。
しかし、上述の別の形態において、インサート14は容易に屈曲し又は破断し、 あるいは傾斜路36の一方又は両方がパッケージ10を開けるときに作用する過 度の力によってばちつと離れる可能性があるから、上述の実施例、即ち傾斜路3 6が窓部38に相嵌合する実施例の方が望ましい。相嵌合する傾斜路及び窓部は 何れの種類の損傷をも回避する。
さらに、H9図Jこは、M32の前面30及びその本体部分の間に位置決めされ た小さいスペース78が図示されている。ここで、図示するように、本体部分3 1はハウジング12の開放端内に挿入される一方、面30は閉塞体20aの外側 に位置決めされて凹状部分24を覆い、摩擦底めしてその上に密封される。
次に、第10図を参照すると、本出願人のディスク格納パッケージ10の第2の 実施例CB)が図示されている。実施例A及びBは類似するl:め、同−又は同 一の機能を有する両パッケージの特徴は同一の参照符号にて表示する。
上記実施例(B)において、インサート14は僅かな曲率を伴って成形され、l )ハウジング内を通し易くするためインサート14が平坦にされたとき、インサ ート及びハウジング12間に生じる摩擦底め、及び2)インサー)14の横方向 側壁46aの切欠き部分7B及び/・ウジング12の対応する横方向側壁18a S b上に位置決めされた隆起したりフジ80間の相嵌合状態の保合の組み合わ せにより、該インサート14はハウジング12内に維持される。側壁46a、b 、即ち切欠き78の下方部分は可撓性であり、インサート14をハウジング12 内に挿入したとき、タブ79がリッジ80を通って内方に圧搾されるようにする 。
ハウジング12の一部を形成する後壁20bの内面上に一体に成形された傾斜路 36は、実施例Aにおけると同一の目的を果j;す。しかし、この実施例におい て、窓部38に代えて溝38′を使用し、これにより、インサート14はハウジ ング12から少なくとも一部分、即ち、インサート14の湾曲部分がハウジング 12の上方端縁28に達するまで引き出すことが出来る。上述のように、即ち、 パッケージ10の実mMAについて説明したように、端縁28は緩く傾斜する側 部を有するV字形の外形を備えて成形され、ディスク16が閉塞体20aの頂部 を横断しインサート14の溝56内まで下方に伸長するのを容易にする。このV 字形はディスク16をパッケージエ0内に挿入し又は該パッケージ10から取り 出すとき、ハウジング12の端縁28がディスク16の情報が保持されない部分 にのみ接触するようにする点で重要である。M32は対応する方法にて形成され た外形を有し、端縁28の形態に対応し得るよう成形されており、このt;め、 パッケージ10が完全に閉塞され!−とき、1目部分68が閉寒体20aの上方 端縁28に当接する。
インサート14には、2対の平行な棚部材82がさらに設けられている。部材8 2は蓋32と一体に成形されており、小冊子66(図示せず)をディスク16の 上方に支持する働きをする。さらに、インサート14の基部44の前面から垂直 方向に伸長するタブ84がインサートの両側部分に沿って設けられており、イン サート14の屈曲部分を付勢してハウジング12内に平らに位置するようにし、 インサート14及びハウジング12を摩擦係合させる。タブ84は、又小冊子6 6を適所に維持するという第2の機能を果t:す。小冊子66の好適な位置は閉 塞体20及び着座部材58間におけるディスク16の正面である。さらに、本出 願人の実施例Aについて上述したように、隆起したりフジ52がインサート14 の基部44に形成されており、ディスク16を溝56内に案内する。
第11図には、第2図と同一の方法にて蓋32の上方平坦面62が図示されてい る。しかし、蓋32はインサート14の他の部分と一体に形成されている一方、 実施例Aにおけるように可撓性のヒンジは備えていない。上述のように、パッケ ージlOは湾曲した挿入可能な引き出し部材14をI\ウジング12内まで下方 に摺動させ、蓋32の前面が閉塞体20の上方端縁28に当接するまで、インサ ート14の湾曲状態を真っすぐに矯正することにより閉塞される。
第12図は、第3図に示しt;ものと同様である本出願人のパフケージlOの実 施例Bの縦方向断面図である。第2図を左方向から右方向に見ると、閉塞体20 a、即ち、ノ1ウジング12の前面が図示されており、その後に閉塞体20a及 びディスク16間に位置決めされt;小冊子66、及び基部44の半円形の切欠 きと共に溝56を形成し、その中にディスク16を着座させる着座部材58が示 されている。第3図に関して説明したように、基部44の可撓性切欠き部分及び 着座部材58間の摩擦により、パッケージ10が振られ又は上下逆さにされたと きでさえ、ディスク16を確実に把持することが出来る。さらに左方向から右方 向に参照すると、ディスク16、インサート14の基部分44、ジャケラを説明 文64及びハウジング12の後方平坦面20bが図示されている。
符号86で示した線はインサート14の背面に成形された波状面を示す。波状面 86は成形されたプラスチックインサート14の肉厚を増大させずに補強する働 きをする。傾斜路36は基部44の波状部分の溝38′内に伸長し、インサート 14が上方又は下方に動くときその溝内を摺動する。
次に、第13図を参照すると、実施例BのパッケージlOに使用されるインサー ト14の部分背面図が図示されている。上述したように、ディスク16は溝56 に摩擦状態に係合し、伸長部材76はスペーサボタン60と共に、ディスク16 を挿入するには十分な幅であるが、溝の端縁によりディスク16の端縁部分に掻 き傷が付けられるのを防止するのに十分幅の狭い空隙を形成する働きをする。
インサート14の基部において、fi46bの可撓性の側部タブ79が水平方向 溝付き部分78を備えて成形されている。溝78はハウジング12の横方向fi 18bと一体に成形されたりフジ80を受は入れ得る形状にしである。このロッ ク止め係合は、ハウジング12内にてインサート14の円弧状部分を真っすぐに 矯正することにより(タブ84に下向きの力を作用させることにより)形成され た摩擦嵌めと共に、容器が上下逆にされたときでさえ、該容器を閉塞位置に維持 する働きをする。対応する機構がインサート14の他方の平行な端縁に沿って設 けられている。
上記実施例(B)において、溝38′はインサート14の前面から背面まで該イ ンサートを完全に通って伸長している。さらに、溝38′と整合した支持部材4 8.74の溝付き部分72は、インサート14をハウジング12内に挿入したと き、該インサート14の背面が傾斜路36に沿って通り易くする。波状面86が インサートの背面に成形されており、その肉厚を増大させ、従って、より可撓性 を低下させることなく補強することが出来る。上述のように、この構造により、 インサート14をハウジング12内に摺動させることにより下向きの力がタブ8 4に加えられたとき該インサート14が平坦になるのを許容する。
第14図乃至第17図には、インサート14の各種の部分に沿った多数の断面図 が示されている。例えば、第14図は溝38′の断面図であり、平坦面20bの 内面に一体に成形された傾斜路36が、溝38′内まで伸長しインサート14を ハウジング12内に維持している。
第15図はタブ84の1つの断面図である。この図はタブ84に加えられた下向 きの力がインサート14の湾曲部分を付勢させて最初の湾曲角度と反対の方向に 屈曲させ、よって喰い込むことなく、摺動し、ハウジング12に対して出入りし 得るようにするのに十分に真っすぐな形状を取り得るようにする方法を示してい る。
第16図は基部44の可撓性部分とインサート14の着座部材58との間に介装 されたディスク16を示す溝56の断面図であり、着座部材58はその背面に設 けられ、一連の成形された部材76がその表面から垂直方向に伸長し、部材44 と着座部材58の間に最小スペースを形成する。このようにして形成されたスペ ースは、ディスク16の少なくとも端縁部分をその中に挿入するのに少なくとも 十分である。
第17図は着座部材58、ディスク16及びスペーサボタン60を収容する基部 44の可撓性部分を通る溝56の中心断面図である。スペーサボタン60は第1 図に図示するように基部44と一体に形成されており、部材76は着座部材58 の後方部分に成形されている。このようにして、部材76は着座部材58をディ スク16から離間した状態に維持する働き、即ちスペーサボタン60により提供 されるのと同一の働きをする。
第18図は第19図の断面図である。この図には、インサート14の各横方向側 壁46aの底部に沿って位置決めされた可撓性タブ79が図示されている。可撓 性タブ79はハウジング14の横方向側!!! 18 a−18bに成形された 切欠き部分78(図示せず)にてハウジング12の各側1!18bに位置決めし たりフジ80に係合する。
第19図には、開放状態にある本出願人のパッケージ10の実施例Bが図示され ている。左方向から右方向に、この図は閉塞体20a1小冊子66、着座部材5 8、ディスク16、基部44、ジャケット説明文68及びハウジング12の縦方 向後壁20bを示している。応力を受けないときのインサート14の曲率はこの 図面から明らかである。
第20図には、本出願人のディスク格納パッケージ10のさらに別の実施例(C )が図示されている。この実施例と実施例A、B間の類似点を考慮して、上述し 又は同一の機能を有する特徴は同一の参照符号にて表示しである。
実施例Cは、実施例Bと同様の方法にて最も明確で自然な動きのみを利用して摺 動し開放し得るように設計されたものである。蓋32には、第10図に関して説 明したように、実施例(B)の蓋32と同様の方法にて割目が付けられた親指状 領域68が設けられている。
イ〉・サート14がパッケージ10の組み立て中、最初にノ・ウヅング12内に 摺動され乙と、一体に形成された垂直方向の伸長部90に圧接する可視性タブ7 9は、インサー・ト14の本体に向けて内方に圧縮され、ハウジング12の後方 平坦壁22の内面に一体に成形されI;各一対の隆起した平行なりフジ92に接 触する。これによって、タブ79はリッジ92を通って進み、切欠き94を有す るインサー1−14の下方部分が伸長部材96に係合することが出来、このこと はインサート14をノーウジフグ12内に方向決めする働きをする。伸長部材9 6はノーウジング12の底面22と一体に形成されており、その後方平坦面20 bと当接する。
パッケージ10を開放するためには、インサート14を手前に引っ張ると、伸長 部材96及び切欠き94間の保合が解消され、可撓性タブ79の垂直方向の伸長 部90がリッジ92を拘束することにより、それ以上前方に動くのを阻止するま でインサーh14は外方に慴動する。
インサート14は前方に摺動するとき、小冊子66(図示せず)を共に動かし、 これと共に、小冊子66の上方端縁が閉塞体20aの内面に位置決めされた伸長 部材98により拘束されるまでインサート14をその経路に沿って動かす。この 構成によって、小冊子66はユーザが希望するときに把持し得る位置に位置決め される。
別の実施例において、部材98は長さ約1インチの隆起したりフジを形成し得る ように伸長させ、閉塞体20aの内面上に水平方向に位置決めすることが出来る 。このようにして、この構成の平面図は、閉塞体20aの内面及びインサート1 4の前面間に位置決めされたインサート基部の下方部分に形成したのと同様の深 さの浅い円錐形又は漏斗状の領域の外観を提供する。
この構成はハウジング12のV字形端縁28と共に、ディスク16の何れかの部 分がハウジング12の内側部分に入るときに該ディスク16に掻き傷又はその他 の損傷が付くの防止する働きをする。
インサート14がその最大伸長点ζこ達したとき、即ち、伸長体90がリッジ9 2に当接したとき、活性ヒンジ93によってのみ内側半休に取り付けられたイン サート1.4の外側半体(即ち、ハウジング12の外側の部分)は約30’乃至 45°の角度まで下方に降下する。これが行われると、ディスク16の外側半休 が露出され、これによりユーザによる把持が可能となる。
インサート14には、中心に位置決めされた穴100がさらに設けられ、該穴1 00の下方のリング状部分はハウジング12の後方平坦壁2obの切欠き部分1 02に対応する。この設計(即ち、実施例C)の目的は、ユーザの指を切欠き部 分102、穴100及びその後ディスク16の中央穴(図示せず)に通した後、 ユーザの親指でディスク16の外側端縁を自然に把持し、パッケージ10から取 り出し易いようにすることである。
インサート】4は、基部44及び着座部材58により形成された溝付き拘束リン グ56を有し、ディスク16の下方周端縁部分を把持するトレーとして設計され ている。インサート14のこの部分は、常にハウジング12内にあり、活性ヒン ジ93が成形された部分が終端となっている。
ハウジング12を越えて伸長するインサート14の他の部分は、パッケージ10 が閉塞されたとき、ディスク16の上方側端縁部分を支持する成形されたリング 状の平坦台状部分106を備えている。溝付きの拘束リング56及び平坦台状部 分106は共に、パッケージ10が閉塞されたとき同一平面の高さとなり(第2 0図Aかもより明らかであるように)、如何なるときでもディスクの符号化され ていない周縁部分以外の何れの点にも接触しない。
この構成はこれら部片を幾何学的に方向決めしたことに起因するものであり、拘 束リング56付近の基部44の表面は極めて浅い逆円錐体の半休の形状に成形さ れている。ディスク16は、この表面の上を通るとき、その端縁の上にのみ乗り 上げる。
狭小な外周の棚104に接触しl:ときに限り、ディスク16は棚104及び当 接する狭小な張り出し部分間に着座する。
閉塞体20aの端縁28は、実施例A、Bにおける上方閉塞端縁の機能と同様の 機能を果たし、そのV字形の外形がディスク16を溝付き拘束リング56内に案 内し、ディスクをパッケージlotこ挿入し又は該パッケージ10から取り出す とき、ディスク16の情報保持面が、ハウジング12の粗の表面に当たって掻き 傷が付くのを防止する。
拘束リング56の上方ウィング付きフィンガ108(これは第20図Aに示した 接写図からより容易に理解することが出来る)は外方向に、即ち閉塞体20aに 向けて傾斜しており、小冊子66(図示せず)を着座部材58及び閉塞体20a の内面間の適正な位置に案内する。このため、小冊子66はディスク】6用とし て確保された拘束リング56に誤って入らないようにされる。可撓性インサート 14の上面から垂直方向に伸長するリブ部材110も又小冊子66に対して1つ の働きをする。
インサート14の上方ヒンジ止め部分がディスク16の下面に向けて上方に回転 されるき、リブ110は小冊子66を支持しかつ該小冊子がディスク16の上に 直接位置決めされるのを阻止する働きをする。さらに、ディスク16を取り出し 又は交換するためパッケージ10を開放されたならば、蓋32の成形されたりフ ジは小冊子66をハウジング12内に押し戻す働きをする。
第21図は蓋32の上方平坦面62を示す点で第2図及び第11囚と同様である 。蓋32はインサート14の一体部分として形成されていることに注目する必要 がある。
第22図はパッケージ10の実施例Cの完全な断面図である。
第22図を左方向から右方向に見ると、閉塞体20a、小冊子66、着座部材5 8、ディスク16、円錐形の外形の基部44、ジャケット説明文64及びハウジ ング12の後方平坦壁20bが図示されている。実施例Cにおけるインサート1 4上のディスク16の方向は第22図から一層容易に理解することが出来る。こ の図面から、ディスク16がパッケージ10内に格納されたとき、インサート1 4はディスクの周端縁部分以外ディスク16の如何なる部分にも接触しないこと が容易に理解される。
この分離状態は、ディスク16の周端縁を途き、ディスク16及びインサート1 4間のスペース114により示される。
第23図は実施例Cに利用されるインサート14の特徴を示す該インサート14 の部分背面図である。基部440周端縁部分は拘束リング56の半円形の円弧状 部分に沿って離間した多数の位置、望ましくは3つの位置にて着座部材58に取 り付けられる。この取り付けは、基部44の周縁から上方に、次に着座部材58 の背面に対し略直角に伸長する成形された部材116により行われる。各取り付 は部材116の間の領域内には、ディスク16の端縁部分を受は入れるのに十分 な幅を有する溝付きリング56が位置している。
ディスク16の背面はインサート14の穴100を通じて見ることが出来る。デ ィスク16をインサート14から取り出すためには、ヒンジ93の上方のインサ ート14の部分を下方に回転させて離反させ、次にユーザが指をディスク16の 穴118に差し込んで行うことが出来る。親指と人差し指でディスク16の端縁 を把持する間、ユーザはディスク16の端縁を引っ張って溝付きリング56外に 引き出すことが出来る。
第23図には、ハウジング12の基部22から伸長する部材96及びインサート 14の基部分に形成された切欠き94間の嵌合状態がさらに図示されている。こ の構造はパッケージlOが閉塞されt;とき、部材96及び閉塞体20a間にて 小冊子66をハウジング12内に正確に位置決めする整列手段として機能する。
この図面には、さらに、隆起したリブ92に拘束することにより、インサート1 4を少なくとも一部分ハウジング12内に維持するための突起90を有する可視 性タブ79が図示されている。
第24図は第23図に仮想線で示した、閉塞体20aの内面上に位置決めされた 伸長部材98の断面図である。部材98はパッケージ10が閉塞されたとき、蓋 32の凹状部分に当接する。
第25図は取り付は部材116の1つの断面図であり、溝付き拘束リング56を 形成し得るように基部44を着座部材58に取り付ける手段が示されている。リ ング56はディスク16の周端縁を受は入れるのに十分な幅を有している。
第26図はインサート14の切欠き94、及びハウジング12の底部材22かも 伸長する対応した伸長部材96の断面図である。平坦壁20bに当接する背面を 有する部材96は、第23図について説明したように、小冊子66がその傾斜面 に沿って下方に摺動しその適正な位置、即ち閉塞体20aの内面に当たる位置に 静止するのをさらに確実にする。
第27図には、本出願人のパッケージlOの実施例Cが図示されている。この図 は左方向から右方向に向けて、閉塞体20a1小冊子66、着座部材5B、ディ スク16及びインサート14の基部44を示し、該インサート14の下方部分に は活性ヒンジ93を中心とした円弧に沿って後方に回転可能である上方部分を有 する漏斗状の形状に成形されている。この図面には、可視性タブ79の伸長体9 0が隆起したりフジ92を拘束し、ヒンジ93がハウジング12の開口部と略同 −高さとなる凹所を通ってインサート14がハウジング12外に引き出されるの を防止する方法がさらに図示されている。
第28図はパッケージlOの断面図であり、リッジ92を拘束しく第27図参照 )インサート14がハウジング12外に完全に引き出されるのを防止する目的の 伸長部材90をその端末に有する可撓性タブ79が図示されている。可撓性タブ 79及びインサート14の本体部分間の傾斜隙間88により、インサート14が 最初にハウジング12内にて摺動するとき、タブ79が内方に歪曲し、リッジ9 2を迂回することが可能となる。
第29図は第28図に示した面より高い面におけるパッケージ10の断面図であ る。この図は可撓性タブ79及びリッジ92の1つとの間の保合状態を示すため のものである。
第30図乃至第34図には、本出願人のディスク格納パッケージ10のさらに別 の実施例(D)が図示されている。この実施例は該実施例を上述した実施例A乃 至Cから識別する種々の特徴を備えているが、これら実施例、即ち主として実施 例Cと共通する多数の特徴を保持している。このため、この実施例りにおいて、 実施例A乃至Cと同一であり、又は同一の目的を果たす特徴部分は同一の参照符 号を使用して表示した。
実施例りは、実施例Cの方法によって最も明確でかつ自然の動きのみを利用して 摺動し開放し得るように設計されている。
この目的のI;め、蓋32には、第20図に関して説明したように、実施例Cの 蓋32と同様の方法にて開目が付けられたその前面に親指形状の領域68が設け られている。
この実施例と「C」として表示した実施例(即ち、第20図乃至第29図)の1 つの大きな相違点は、インサート14をハウジング12内に拘束する方法である 。インサート14をその最初の組み立て中、ハウジング12内に最初に摺動させ ると、インサー1−14背面の浅い溝付き通路118内に位置決めされた一対の 傾斜路116(仮想線で図示)がハウジング12の後壁22かも内方に伸長する 対応した一対の傾斜路部材に接触する。下方、即ちその内側部分の前面がインサ ート14の前面と同一高さになる通路118は、上方、即ちインサート14の外 側部分(即ち、活性ヒンジの上方部分)上に持ち上げられ、前面、即ちインサー ト14のディスク16に対面する側にリッジ119を形成する。
傾斜路116は傾斜路120の上を摺動し得るような形態とされており、これに より、インサートはハウジング12内までさらに摺動するのが可能となる。次に 、インサート14の下方平坦面122がハウジング12の対応する「床j部分2 2に接触すると、インサート14の面122により画成された切欠き94が、ハ ウジング12の底面22と一体に形成された伸長部材96を拘束する。これは、 インサートをハウジング内にて方向決めする働きをする。しかし、実施例Cと異 なり、部材96の前面は丸味が付けられており、パッケージ10を開放し又は閉 塞するため、インサート14をハウジング12外に取り出し又はハウジング12 内に押し込むとき、ディスク16と共に通常包装されている小冊子66(図示せ ず)の損傷を防止することが出来る。
さらに、インサート14をハウジング12の底部に向けて下方に案内したとき、 第2の対の伸長部材124(図示せず)が傾斜路120を経て摺動し、該インサ ート14がハウジング12内にしっかりと着座したとき、部材124の上面が傾 斜路120の下面に当接するようにしである。これらの部材124はインサート 14の背面から垂直方向外方に伸長し、インサート14の頂部、即ち活性ヒンジ の上方にて平行な通路“118内に位置決めされた対応する傾斜路116に対し て垂直方向に整合される。
伸長部材124は、その外側部分に僅かに丸味が付けられており、このため、パ ッケージ10はユーザが最小の力を作用させて部材124及び傾斜路116間の 干渉嵌めを解消させて開放することが出来る。部材120.124間の保合が解 消されたならば、インサート14をハウジング12外に引っ張り出し、その背面 の傾斜路116の平坦な上面がハウジング12の後壁20bの傾斜路120にお ける平坦な下面によって拘束されかつ保持される位置にすることが出来る。これ とは逆に、これら部品を反対方向に動かすことによりパッケージ10をばちりと 閉塞することが出来る。さらに、傾斜路120はインサート14の少なくとも下 方部分をハウジング12内に維持するのみならず、パッケージ10のある適応例 において含まれる印刷されたジャケット説明文64を同様に適所に固持する働き もする。
この実施例り及び実施例C間のさらに別の相違点は、実施例Cの閉塞体20aの 内方に伸長する部材98に代えて、ディスク16に向けて内方に伸長しがっI/ 4円錐形の形状とした水平方向リブ部材124を使用することである。リブ部材 124は幾つかの機能を果たし、その最も重要なものはインサート14の下方部 分と閉塞体20aの内面との間に浅い細長い菱形の穴を形成することであり、こ のことはディスク16をハウジング12内のインサート14から取り出しかつ該 インサートに挿入するのをそれぞれ容易番こする。
上述の菱形の形状は、ハウジング12のV字形端縁28と共に、ディスク16が ハウジング12の内側部分に進むときそのいかなる部分にも掻き傷又はその他の 損傷を付けるのを防止する働きをする。さらに、174円錐形部材124の外面 に丸味が付けられていることにより、閉塞体20aの■字形の端縁28はその所 期の機能を果たす一方、実施例Cにて採用したものより深さを浅くすることが可 能となる。リブ部材124は又ディスク16を取り出したとき、小冊子66(図 示せず)をハウジング12内に維持する働きをする。さらに、ディスク16をイ ンサート14から取り出し易いようにするため、ハウジング12の後壁20bの i1!102に対応する半円形の9126が閉塞体20aの上方端縁28に形成 されている。この構成により、ユーザはパッケージ1oの何れの側からも溝10 2,126の一方からディスク16の中心穴100に指を挿入して、符号化され た面をハウジング12の鋭角部分に当たるように引っ張ることなく、ディスクを 直接持ち上げて引き出すことが出来る。
さらに、インサート自体に関して、拘束リング56の上方ウィング付きフィンガ 108は実施例Cと異なり自由に浮動可能であるようにされており、このため、 それぞれ側壁46a、46bと一体に形成されていない。さらに、側fi46a 、bは指の動きを妨害しないようフィンガ108から後方に傾斜させである。こ の構成は、上方に湾曲する組の可撓性フィンガ108を設けることにより、各種 の幅及び肉厚を有する小冊子66をパッケージ10内に挿入し易くすることが出 来ることを含む多数の利点を提供するものである。このため、パッケージlOは アーティストの伝記及び/又は歌の題名を記載した小冊子を含む音響CD、及び ディスクに付随する背景情報が遥かに多量であるCD−ROMを保持するために 使用することが出来る。
さらに、ディスク16は自然に拘束リング56内に案内される一方、小冊子66 はフィンガ上を摺動して下方に動き、閉塞体20a及び伸長部材96間のスペー ス内に入る点にて、ウィング付きフィンガ10gはディスク16及び小冊子66 を容易に識別し得る。上述のように、部材96はその自由端、即ち外側端縁に丸 味が付けられており、小冊子66をパッケージ10に対して出入れするときの小 冊子66の損傷を防止することが出来る。このため、小冊子66又はディスク1 6の何れもパッケージ10内のそれぞれの位置まで自由に動くのが土く妨害され ることはない。さらに、一対の隆起したボタン部材128が円弧状の着座部材5 8の表面上に設けられており、小冊子66に対する付加的な上方支持手段を提供 する。
インサート14の上方前面部分、即ち活性ヒンジ93の上方に゛、上述のように 、インサートのその部分に通路118の後方境界を形成する一対の平行な隆起し たリッジ119がある。各リッジ119はヒンジ93からインサート14の蓋部 分32まで伸長している。さらに、実施例Cと異なり、インサート14の前面か ら略垂直方向に伸長しかつインサートの内側部分に向けて外側リッジ119から 内方にある程度の距離をおいて位置決めされた第2組の平行なりフジ部材130 が設けられている。
リブ110及びボタン部材128と共に、リブ130は小冊子66を支持する働 きをし、このため、小冊子はパッケージ1゜のディスク16の直ぐ上には位置し ない。
第31図はインサート14のヒンジ部分の接写図である。この図は、可撓性のフ ィンガ部材108が拘束リング56の周縁にて浮動するときの該部材108の方 向を示す点で特に有用である。上述のように、部材108はディスク16を溝5 6内に容易に方向決めするという有用な機能を果たす一方、各種の寸法の小冊子 66をインサート14及び閉塞体2Oa間のスペース内に挿入するのに十分な可 撓性を備えている。この図面には、インサート14がディスク16を取V出すの Iこ十分な距離だけハウジング12から引き出されたとき、該インサートの下方 部分及び閉塞体20aの174円錐形部材124間に形成された円錐形又は漏斗 状形状の領域の一部がさらに示されている。
第32図は閉塞部材20a及び該閉塞部材から縦方向に伸長する174円錐形部 材124の1つの断面図である。この図はこのようにして形成され、その上をデ ィスク16が通るときその情報保持面が掻き傷又はその他の損傷を受けるのを防 止する部材124の丸味を付けた外面を明N1こ示す。
第33図は本出願人のインサート14の下方部分の部分背面図である。この図に は、傾斜路116及びインサート14の対応する上方部分(図示せず)の上に伸 長部材124(図示せず)を有する浅い通路118(第30図に仮想線で図示) の1つが明確に図示されている。
第34図は傾斜路116及びインサート14下面の活性ヒンジ93の断面図であ る。
ここに開示した本発明は、上述の目的を達成し得るよう構成されているが、当業 者には多数の変形例及び実施例が案出可能であり、請求の範囲は本発明の真の精 神及び範囲に包含されるかかる変形例及び実施例の全てを包含するものである。
F/6.27

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.外側ハウジングに挿入中又は外側ハウジングから取り出すとき、ディスク手 段の情報保持領域が損傷されないような方法にて、光学的に読み取り可能でかつ 記録可能なディスク手段を前記外側ハウジング内に受け入れ得る形状及び寸法と された挿入可能な引出し部材にして、 a)半円形の溝であって、前記ディスク手段を前記溝内に取り外し可能に保持し 得るように前記ディスク手段の情報非保持領域に圧力接触することにより、前記 光学的に読み取り可能でかつ記録可能なディスク手段を受け入れ得る形状及び寸 法とした前記半円形の溝を一つの面に有する基部分と、b)前記基部分の上方部 分と一体に形成された蓋であって、前記外側ハウジングの対応するV字形の上方 瑞縁と接触するV字形の下方端縁を有する形状及び寸法とした前記蓋と、を備え 、前記V字形のハウジング端縁がディスクの情報保持領域に対する損傷を阻止す る方法にて該ディスクの挿入及び取り出しを可能にするようにし、 c)さらに、前記挿入可能な引出し部材及び前記ディスク手段を前記ハウジング 内に保持する手段と、を備えることを特徴とする挿入可能な引出し部材。
  2. 2.請求の範囲第1項に記載の挿入可能な引出し部材にして、前記基部分が平行 な一対の垂直壁部材により少なくとも一部分画成され、前記壁部材がその第1及 び第2の横方向側端縁に沿ってそれぞれ前記基部分と一体に形成されることを特 徴とする挿入可能な引出し部材。
  3. 3.請求の範囲第1項に記載の挿入可能な引出し部材にして、前記蓋がその前面 の少なくとも一部分に、前記蓋を把持して動かすのを容易にし、前記ディスク手 段へのアクセスを許容する刻目付き把持部分を備えることを特徴とする挿入可能 な引出し部材。
  4. 4.請求の範囲第1項に記載の挿入可能な引出し部材にして、前記基部分が、そ の間に位置決めされたヒンジ手段により上方半体及び下方半体に分割され、前記 上方半体が、前記下方半体と同一面の高さの第1の位置からある距離だけ離間さ れた第2の位置まで下方に回転し得るようにしたことを特徴とする挿入可能な引 出し部材。
  5. 5.請求の範囲第4項に記載の挿入可能な引出し部材にして、前記基部を上方半 体及び下方半体に分割する前記ヒンジ手段が活性ヒンジであることを特徴とする 挿入可能引出し部材。
  6. 6.請求の範囲第5項に記載の挿入可能な引出し部材にして、前記保持手段が前 記引出し手段及び前記ハウジングの内側部分間に圧力接触を生じさせる手段を備 えることを特徴とする挿入可能な引出し部材。
  7. 7.請求の範囲第6項に記載の挿入可能な引出し部材にして、前記保持手段が、 a)前記基部分の背面に沿って位置決めされ、各々が前記活性ヒンジに対し略垂 直方向に方向決めされた少なくとも1つの通路部材と、 b)前記基部分の前記下方半体上の前記各通路部材内を伸長する第1の伸長部材 であって、前記ハウジングの内面上に位置決めされた対応する部材の上を往復運 動不能に摺動可能に進み得るようにした前記第1の伸長部材と、c)前記第1の 伸長部材に対応する第2の伸長部材であって、前記第1の伸長部材の位置に対抗 しかつ隣接する位置にて前記ハウジング後方壁の内面から伸長する前記第2の伸 長部材と、を備えることを特徴とする挿入可能な引出し部材。
  8. 8.請求の範囲第7項に記載の挿入可能な引出し部材にして、前記保持手段が前 記基部分の前記背面上に位置決めされた2つの垂直通路部材であって、相互に略 平行に整合されかつ前記活性ヒンジに対し略垂直方向に方向決めされると共に、 前記基部分の前記上方半体に沿って十分な深さを有し、前記基部分の正面に沿っ た前記通路の反対側に対応する隆起したリッジを形成する前記通路部材を備える ことを特徴とする挿入可能な引出し部材。
  9. 9.請求の範囲第8項に記載の挿入可能な引出し部材にして、前記第1及び前記 第2の伸長部材が傾斜路部材であり、前記第1の傾斜路部材が傾斜した下面及び 前記基部分に対し略垂直方向に伸長する上面を有し、前記第2の部材が傾斜した 上面及び前記ハウジングの前記背面に対し略垂直方向に伸長する下面を有し、前 記ディスク手段にアクセスしたとき、前記基部分の少なくとも前記下方半休が内 部に留まるようにする一方、前記引出し部材が前記ハウジング内に完全に挿入さ れ得るようにしたことを特徴とする挿入可能な引出し部材。
  10. 10.請求の範囲第9項に記載の挿入可能な引出し部材にして、前記保持手段が 前記基部分の上方半体上に位置決めされた前記通路部材の少なくとも一方の部材 の一部内に位置決めされた伸長ボタン部材であって、各々が前記ハウジング上に て前記第2の伸長部材を横切って往復運動しかつ前記第2の伸長部材とスナッブ ロック状態に係合し、前記ディスクにアクセスするため意図的に開放されるまで 前記ハウジングを閉塞状態に維持し得るようにした前記ボタン部材をさらに備え ることを特徴とする挿入可能な引出し部材。
  11. 11.請求の範囲第1項に記載の挿入可能な引出し部材にして、前記基部が平坦 な板部材からある距離だけ離間された円弧状の着座部材を備え、前記着座部材及 び前記板部材が前記半円形の溝のそれぞれ前面及び背面を形成し、前記溝がその 間のスペースにより形成されることを特徴とする挿入可能な引出し部材。
  12. 12.請求の範囲第11項に記載の挿入可能な引出し部材にして、 前記溝の形状に略適合する形状とされ、前記半円形溝の背面を形成する前記板部 材の一部が、前記板部材の他の部分から少なくとも一部分分離され、可撓性フラ ップ手段を形成することを特徴とする挿入可能な引出し部材。
  13. 13.請求の範囲第11項に記載の挿入可能な引出し部材にして、 前記半円形の溝が、その上の前記ディスク手段の暗号化された他の部分に掻き傷 又はその他損傷を与えることなく、圧力接触することにより、前記デジタルディ スク手段の少なくとも暗号化されていない周縁部分を保持するのに十分な程度前 記溝内にて分離し得るように位置決めされた少なくとも1つの伸長部材をさらに 備えることを特徴とする挿入可能な引出し部材。
  14. 14.請求の範囲第1項に記載の挿入可能な引出し部材にして、前記基部が前記 ディスク手段を前記半円形の溝内に案内する案内手段をさらに備えることを特徴 とする挿入可能な引出し部材。
  15. 15.請求の範囲第14項に記載の挿入可能な引出し部材にして、 前記案内手段が前記引出し部材の対応する垂直端縁部分に沿って位置決めされた 一体に形成した一対の垂直方向リブ部材であって、前記デジタルディスク手段の 端縁部分に接触し、前記ディスク手段を前記半円形の溝内に案内し得るような形 状とされた前記リブ部材をさらに備えることを特徴とする挿入可能な引出し部材 。
  16. 16.請求の範囲第1項に記載の挿入可能な引出し部材にして、前記保持手段が 前記基部により画成された少なくとも1つの穴であって、前記ハウジングの後方 縦面の内面上に位置決めされた傾斜路手段に相嵌合し、内部に前記引出し部材を 維持し得るようにした前記穴を備えることを特徴とする挿入可能な引出し部材。
  17. 17.請求の範囲第1項に記載の挿入可能な引出し部材にして、前記蓋がヒンジ 手段により前記インサートの他の部分に作用可能に取り付けられることを特徴と する挿入可能な引出し部材。
  18. 18.請求の範囲第9項に記載の挿入可能な引出し部材にして、前記ヒンジ手段 が活性ヒンジであり、前記蓋が、その下面から前記ハウジングの内側部分まで伸 長する少なくとも1つのロック止め部材であって、各々が前記蓋から最も遠方に て取り外されたその端末部分に垂直方向の伸長部を有する前記ロック止め部材を さらに備え、前記垂直方向伸長体が前記ハウジングの横方向側壁の溝付き部分と 相嵌合し得るような形状にされることを特徴とする挿入可能な引出し部材。
  19. 19.請求の範囲第1項に記載の挿入可能な引出し部材にして、前記ハウジング が、前記挿入可能な引出し部材上に位置決めされた前記ディスク手段に対する透 明な保護外側包装体を形成し、前記ディスク手段上の前記情報保持部分を外部の 鋭角又は粗な面に接触して損傷させないよう保護すると共に、前記ディスク手段 に対し便宜に開放するコンパクトな格納容器を提供し得る形状、寸法にされるこ とを特徴とする挿入可能な引出し部材。
  20. 20.請求の範囲第1項に記載の挿入可能な引出し部材にして、前記基部が前記 挿入可能な引出し部材及び前記外側ハウジング間の摩擦嵌めを促進し得るよう湾 曲させた半円筒状の面を有する構造とされ、前記基部がその垂直端縁に沿ってそ こから垂直方向に伸長する少なくとも1つのタブ部材であって、前記引出し部材 が前記ハウジング内に挿入されたとき、前記ハウジングの内面に接触して前記引 出し部材の曲率を著しく低減させ、その間に摩擦嵌めを形成する作用をする前記 タブ部材をさらに備えることを特徴とする挿入可能な引出し部材。
  21. 21.請求の範囲第1項に記載の挿入可能な引出しにして、前記ディスク手段が コンパクトディスク、DC−ROM又はビデオレーザディスクであることを特徴 とする挿入可能な引出し。
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