JPH03502531A - 吸収性パッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 バ・・ド　びそのり告　法並びに１１造　置完皿亘分団 本発明は吸収性パッド及びその製造方法並びに製造装置に関し、殊に失禁用パッ ドを必要とする愚者の身体の下に敷く失禁用バンドのような使い方をする吸収性 パッドに関する。

見所二青景 流れ拡大用くぼみ又は凸部を有する吸収性パッドが製造されていることは公知で ある。衛生用ナプキン、乳児用おむつ等は、カバーシートと柔軟なバックシート 間にセルロース状綿毛またはクレープ状詰め物をはさみ、かつパッドの長手軸線 に平行または直角に延びたくぼみ或いはダイヤモンド模様、矢はず模様、波形模 様等の種々の形のくぼみを有して吸収性媒体が型押しされていた。このような製 品を製造する方法及び装置は例えば米国特許第２．６２７．８５８号、第２．９ ７８．００６号、第３．２２１．７３８号、第３．３１５，６７６号、第３，６ ７０，３４５号、第３，７２９，００５号、第４，０３３，７０９号、第４，２ ７５．８１１号、第４．３８２．５０７号、第４．３９２．８６２号に開示され ている。

これらの特許は、所望の模様を有する型押しローラの下でマントのある部分を型 押しすることによって、吸収性材料からなる連続状マットの型押しを行なって所 望の形状の水路を作ることを教示している。上記は流れの水路を作るのみならず 、マントを一体化するのに役立ってカバーシートとバックシートとによって生じ たたるみの一端内でセルロースが球状化することの防止に役立つ。このように型 押し水路を作る方法及び機械は米国特許第４，３３１，５０１号に開示されてい る。

米国特許第３．８８１，４９０号、第４．０５９．１１４号、第４，０７９，７ ３９号、第４，２１１，２７７号、第４，３８１，７８３号、西独特許第２４７ ．３６８号には流れの水路の種々の模様及び構造が開示されている。

また型押しローラによってセルロースを温めしてセルロースの密度を高めて、水 路の流れ拡大性を向上させることが知られている。このことは米国特許第２，９ ５２，２６０号、第３，０６０，９３６′号に開示されている。

また米国特許第４．３２７，７３２号及び再発行特許第３０．９７２号に示すよ うに、上記の原理をおむつに適用するよりはむしろ病院ベッド用パッドに適用す ることが知られている。

これらの製品において、吸収性マットは型押しする前は連続状のものであって、 従って型押し後も連続状である。即ちマットは孤立した島に分離されないで水路 領域に亘ってカバーシートとバックシート間に連続状に延びたものである。

上述した形状の変形として、柔軟なバックシートに糊又はその他の接着剤の線を つけて吸収性マットを所定の位置に保持したものがある。通常このような糊の線 はパッドの長さ方向に平行であるが、米国特許第３．８８１．４８７号にはダイ ヤモンド模様のものも示されている。この特許において、水路には接着剤が充填 されていて、該水路を通して液体が流れることはない。

また米国特許第４，３２１．９９７号には柔軟な網の格子状網目によって隔離さ れた吸収性材料のダイヤモンド形島が開示されている。この網は墨量の水路に嵌 っているので流れを生ずる溝はできない。

米国特許第４．３３８，３７７号には、吸収性材料の島が二つのウェブ状材料の シート間に保持されたものが開示されている。

米国特許第４．５００．３７２号には、吸収性ファイバーと超吸収性材料との格 子状網目を拡げて水路内に吸収領域を形成したパッドが開示されていて、吸収領 域がない部分に島が形成されている。

最後に、米国特許第４，３６０，０２１号は、くぼみ内に少数の超吸収性材料を 有する小さなくぼみを備えた型押しをした柔軟なシートを開示している。不織材 料のカバーシートでくぼみを蔽い、このカバーシート上に、次いでくぼみ内に液 体を直接排出する。一つのくぼみが一杯になって液体が充填材料に吸収されると 、溢れた液体は隣接したくぼみに流れ、このようにして液体は付近のくぼみに完 全に吸収される。上記の構造では液体が流れるための水路は設けられていない、 　　　　゛光ｙトロ１眞 本発明の目的は、液体の流動性及び吸収性のすぐれた、例えば失禁用パッドのよ うな吸収性パッドを提供することである。

本発明の別の目的は、液体の漏れ又はこぼれの怖れの少ない構造のパッドを提供 することである。

本発明の別の目的は、製造が容易かつ廉価で、頑丈で耐久性にすぐれた上述のバ ンドを提供することである。

本発明の別の目的は、上述のパッドの製造方法を提供することである。

最後に本発明の別の目的は、上述のパッドの製造装置を提供することである。

主豆夏！ｈ 本発明の吸収性パッドは、液体不浸透性バックシートの一方側に吸収性材料から なる複数の本体部を有する液体不浸透性バックシートを備える０本体部は水路に よって分離され、該水路に沿ってカバーシートがバックシートに直接取付けられ ている。これらの水路は実質的に吸収性材料の本体部によって妨げられることが ない、水路間のカバーシートは３次元形状で、間隔をあけた複数のポケットを有 し、夫々のポケットには吸収性材料からなる一つの本体部が配設されている。

吸収性材料のポケット間の水路は、吸収性パッド上に患者が坐ったり横たわった りした時にもさえぎられることのない液体通路を提供する。ポケット内の吸収性 材料は、これらの水路の側壁を形成するカバーシートを通して水路内の液体の流 れに対して容易に接近することができる。患者のからだの直ぐ下にあるポケット がからだから流出した液体で飽和状態になると溢流した液体は水路を介して、隣 り合った利用可能な吸収性材料のポケットに流れる。

このような吸収性パッドを製造する方法及び装置は、不定長の液体・ガス浸透性 カバーシートを、孔の寸法が形成すべきポケットの寸法に一致した多孔性ドラム の周面に供給する。

カバーシート材料が熱可塑性樹脂のような熱形成型の場合には、ドラムの半径方 向・外側から加熱空気を供給しながらドラムの半径方向内側に真空による吸引力 を働らかせ、熱形成型多孔性材料を通過させて加熱空気を流して該材料を軟化さ せ、この通過の抵抗によってカバーシート材料に、ポケットを形成するのに充分 な力を働らかせる。カバーシート材料が熱形成型でない場合には、カバーシート 材料を機械的型押しにより或いはカバーシート材料に縦横両方向にしわを付けて 両方向に余剰部を形成し、この材料の余剰部を吸引力によってポケット内に引抜 くことによってポケットを形成する。

ドラムが回転すると、予め形成されたポケットはポケット充填ステーション内に 移動し、ポケット充填ステーション内で例えば硫酸漂白パルプの綿毛のような吸 収性材料を、ドラムの内側から再び真空を作用させることによってポケット内に 引込む、真空によって綿毛をポケット内に引込むので、ポケット材料はフィルタ の役目をして、真空源に向けて空気を通過させるが、吸収性材料はポケット内に 残される。ドラムを貫通した孔間の橋絡部の上に重なったカバーシートの表面は 真空作用を受けないので、その上に吸収性材料が堆積することはない。

次に液体浸透性バックシートを供給し、ドラムを貫通した孔間の橋絡部の上に重 なったカバーシートの部分に直接取付ける。この取付けは、バックシートとカバ ーシートの橋絡部との間に糊を付けること或いは熱接合することによって行なう 。

最後に、最終製品はドラムからはぎ取り、所定の寸法に切断する。

皿１夏１１久脱凱 本発明の上記及び其他の目的と特徴は、添付図面を参照して以下の詳細な説明を 読めば、よりよく理解できるであろう。

第１図は本発明にかかる吸収パッドの一部を示す上面図、第２図は第１図の２− ２線についての断面図、第３図は第２図と類似の図で、その小部分を拡大して示 し、第４図は本発明の方法を実施して製品を製造するための装置の概略図、第５ 図は第４図の５−５線についての部分拡大断面図、第６図は本発明の方法を実施 して製品を製造するための装置の別の実施例を示す部分概略図、第７図は第６図 の協働ベルトの部分拡大図である。

主所夏旧豊星反肌 図面について詳細に説明すると、第１〜３図には本発明にかかる吸収性パッドｌ が示されている。尚パッド１は該パッドを必要とする人のからだの直下に使用す る失禁用パッド型式に形成されている。パッド１は液体不浸透性のバックシート ３を含む。バックシート３の材料には、おむつ、失禁用パッド等の液体不浸透性 バックシートとして通常用いられるもの、例えば厚さが０．０１０〜０．０５０ ＋＋ａ、好ましくは０．０１５〜０．０３０ｍｍのポリエチレンフィルムで差支 えない。この材料の代表的なものはスエーデンのＮｅｓ　ｔｅ社製のＤＦＤＳ　 ０６０１（商品名）である。

バックシート３上には吸収性材料、好ましくは繊維性材料からなる複数の本体部 ４が互いに間隔をあけて配設されている。この吸収性材料はごく普通のもので高 い液体吸収性を有する。上記の吸収性材料の代表的なものは、針葉樹材から作ら れた硫酸漂白バルブの綿毛で、その繊維長は００１〜１０ｍｍ、好ましくは２〜 ５−である。代表例はスエーデンの５ｔｏｒａ社のｒＢｉｌ］ｅｒｕｄ　Ｆｌｕ ｆｆ」（商品名）とスエーデンのＫＯｒＳｎａＳ−Ｍａｒｍａ社のｒＶｉｇｏｒ ｆｌｕｆｆ　ＮＪ　　（商品名）である。これらの綿毛の代表的な体積密度は１ ８〜３１ｃｆｆｌ／ｇであって該綿毛の重量の１０倍の重量までの液体を吸収す ることができる。しかし其他の市販の吸収材を使用してもよい。

本体部４は、連続状の液体浸透性カバーシート７内に形成されたポケット５に内 蔵され、該カバーシート７は本体部４の上に重なりかつ本体部４間の水路９に沿 ってバックシート３に直接取付けられている。図示の実施例では水路９はダイヤ モンド模様に画定されている。しかし水路９は正方形、６角形、３角形及び其他 の形状に画定できることは云うまでもない。吸収性材料の島の間に水路を形成、 換言すれば、吸収性材料の本体部４の四周を水路によって囲むことが好ましいが 、本発明の範囲内において、吸収性材料の少なくともいくつかの本体部をいくぶ ん連続状にすることができる。例えばいくつかの水路９をく形又は〉形に形成す ることができる。

本体部４が島形に形成されている場合は、その寸法を１０ｍｍ刈Ｏ［１ＩＩ１１ から１１００ｎ　Ｘ　１００ｍｍにすることが好ましい。図示のようなダイヤモ ンド形の代表的な寸法は６２ｍｍＸ２８ｍｍである。また島は長さ二幅の比率が １＝１から１：４又はそれ以上となる長形にしてもよい。

水路９の幅は０．５ｍから１０ｗｔで変えることができるが１〜４ｓの幅が好ま しい。

ポケット５の深さはＩＩＩＩＩｌｌから２０ｍｍ又はそれ以上に変えることがで きる。

カバーシート７は織物又は不織物にすることができるが、不ｍ物が好ましい。不 織材料の代表例は押出成形した繊維状ポリプロピレンで、とりわけスエーデンの Ｈｏｌｍｅｎ社の）Ｉｏｌｍｅ−ｓ　ｔｒａ級のものが使用される。このような 不織物は使い捨ておむつの業界で公知であり、平方メートル当り１０〜３５ｇｒ 又はそれ以上の重量を有する。

しかし本発明は不織カバーシートに限定されるものではない。本発明の請求の範 囲内において織物も使用することができる。このことから、本発明は使い捨てバ ・ノドに限定されるものではなく、再使用可能なパッドも含むものであって、吸 収性材料としてはセルロース性繊維の他に、ポリエステＪし、ポリプロピレン等 の合成繊維及び綿又は毛等の天然繊維と合成繊維との混合物が使用される。

つまり、バックシート３、吸収性本体部４、力）＜−シート７の材料はすべて市 販品であって、本発明の特許性のある特徴は、それらの材料の配列、相互関係及 びそれら材料組合わぜ方法及び装置に存するものである。

又吸収性パッド１は縁部１１を形成する一つ以上のボケ・ノドを備え、その中に 吸収性材料を充填する。縁部１１の外側には最縁部１３が設けられ、水路９の場 合と同様に最縁部１３のカッく一シート７はバックシート３に直接に取付けられ て０る。

失禁用パッドの場合、でき上った吸収性パ・ノド１は例えば長さが約７５ｃｍ幅 が約６０Ｃ１１と目的に応じた通常の寸法・形状に形成される。

失禁用パッドの場合を例に説明すると、使用時に吸収性ノ禮ノドを失禁症患者の からだの下に置き、からだと吸収性ノ々ノドとの間に開放された水路９を残して 患者の体重を、吸収性材料が充填されたポケット５で支持する。患者のからだか ら出た液体は液体浸透性のカバーシート７を容易に通過して、すぐ下にある吸収 性材料の本体部４に吸収される。これらのポケットが液体で充満すると余剰の液 体は水路９に沿って流れて、付近の濡れていないポケット５に流れ、ここで液体 は水路９から水路９の傾斜壁を形成するボケ・ノドの側壁を通してこれらの隣接 したポケット５内の濡れていない吸収性材料に吸収される。上記は略すべでの吸 収性パッドが飽和状態になるまで継続する。尚、この後で液体が漏れたりこぼれ たりする怖れがあるが、この間に液体を吸収する吸収性Ｘノドの機能は最大限に 発揮される。

第４図及び第５図は本発明にかかるバンドの製造方法及び製造装置が示されてい る。

第４図から判るように、−巻きのカバーシート材料からなるカバーシート供給装 置１５によりて、上述しノこ不定長の空気浸透性であって液体不浸透性のカッマ ーシート材料を、反時言士方向に回転する多数の孔を有するドラム１７の周面に 送る。ドラム１７の周面には同一の寸法・形状でかつ形成すべきポケット５と同 一配列の多数の孔１９が貫通状に設けられてし）る。ドラム１７の半径方向の厚 さは少なくとも形成すべきポケット５の最大深さよりも大きいので、ボケ・ント ５しまドラムの半径方向内側面を越して半径方向内方に突出すること力（なし１ ゜ドラム１７には端壁が不要である。

ドラム１７を所望の回転速度で回転駆動させる駆動装置（不□図示）が設けられ ている。ドラムの周速度は力／ｓｌ−シート７となる材料の直線状送り速度と等 しい。従ってカッ〈−シート材料が最初にドラムに接触した時から吸収性ノ〈ノ ドの最終製品がドラムを離れる時までの間に、ドラム上及びドラムに対してカバ ーシート材料は殆んど移動しなしλ。

次にドラム周面上のカバーシート材料はドラムと共に移動してポケット形成ステ ーション２１に入り、該ステーションにおいてカバーシートは空のポケット形成 工程中でボケ・ントの最終形状が形成される。どのようにポケットが形成される 力）はカバーシートの材料に関係する。前述したように、カッ＜　−シート材料 はポリプロピレン繊維のような熱可塑性合成樹月旨である。この場合、加熱空気 が力／Ｎ／Ｎシート材料を通過するように、カバーシート材料の下側に半径方向 内方に真空を働かせてポケットを形成することができる。この加熱空気の温度は 熱可塑性カバーシート材料の軟化温度より若干高くて、熱可塑性材料を軟化させ 、加熱空気の通路にある軟化したカバーシートが抵抗することによって熱可塑性 材料を、ドラム１７を貫通した各孔１９内に半径方向外方対して中低状のポケッ トに変形させる。

ポリプロピレンの場合、その軟化温度は約１２０’Ｃで、加熱空気の温度は好ま しくは１２０°Ｃから３００’Ｃで、最も好ましくは１７５°Ｃである。

この目的のために、カバーシート材料がドラム１７に最初に接触する点のすぐ下 流側には、ドラム１７の半径方向内側に真空室２３を設け、ドラム１７の外側に は該真空室２３に整合して加熱空気供給室２５を設ける。空気加熱器２７で加熱 された空気は導管２９を介して加熱空気供給室２５に入り、続いて多孔性のカバ ーシート材料を通過して、真空室２３内の真空の影響下に前述したようにカバー シート材料を加熱・変形させる。この加熱された空気は続いて導管３１を介して ファン３３に入り、該ファンによって加熱空気を空気加熱器２７を通して再利用 する。

ファン３３は真空室２３内に水栓で５０〜９００圓、好ましくは４００〜６００ ｍｍの真空を発生させる。空気加熱器２７を通常のサーモスタット（不図示）に よって制御して所望の空気温度に維持する。ファン３３の排気量を調節可能にし て形成されるポケットの深さを制御する。

ドラム１７がさらに回転されると、予め形成されたポケットを有するカバーシー トはポケット充填ステーション３５に入る。

このポケット充填ステーションはポケット形成ステーションと同じようにドラム １７の半径方向内側に真空室３７を備えるが、二の場合の供給室３９は、加熱空 気用でなくて吸収性材料用である。前述の実施例のように吸収性材料がセルロー ス状綿毛の場合には、セルロース状綿毛を心線状に巻いた吸収性材料供給装置４ １からハンマミル４３に送られ、該ハンマミル内では多数の小さな回転ハンマで 供給物をバラバラに破砕して綿毛を形成する。綿毛は導管４５を経て吸収性材料 供給室３９に送られる。上記の吸収性材料の綿毛供給方法は全く普通のものであ って、本発明の構成要件ではない。

吸収性材料供給室３９内の綿毛は、真空室２３と同一の真空値を有する真空室３ ７の真空によってポケット内に引込まれる。

ポケット充填ステーション３５の作動は、ポケットが既に形成されていること及 び形成されたポケットが空気は通すが吸収性材料を該ポケット内に残すことによ ってフィルタの役目をする点でポケット形成ステーション２１とは大いに異なっ ている。市販のカバーシート材料、特に不織繊維は繊維を通すには極めて微細で ある。従って空気と繊維との分離は略完全に達成される。

導管４７を介してファン４９によって真空室３７から引出された空気は、サイク ロンセパレータ等の繊維回収を装置５１、次いでフィルタ５３に送られる。この ように清浄化された空気は健康障害を生ぜずに雰囲気に放出される。ファン４９ はその排気量を調節できるようにされていて、ポケット内に堆積した吸収性材料 の量を制御する。

吸収性材料供給室３９に対する吸収性材料の供給、該供給室内におけるポケット の滞在時間及びファン４９の設定は、ポケットに吸収性材料が適正に充填される が過剰に充填されるように定められている。吸収性材料は真空室３７内の真空に よって生じた空気流によりポケット内に強く引込まれて該ポケットに保持される 。従ってドラム１７の孔１９間の橋絡部に乗ったカバーシートの部分上には吸収 性材料が殆んど残されることがない。このためポケット充填ステーション３５が ら出たドラム１７の断面形状は第５図のようになる。この図面から判るように半 径方向外方に開放されたポケット５には吸収性材料が適正に充填されるが過剰充 填されず、またドラム１７の孔１９間の橋絡部−トに重なったカバーシート７の 部分には吸収性材料が殆んど乗らない。

ブラック又は其他の断片（不図示）を設けて、ポケット間の露出したカバーシー ト部分から、起り得る吸収性材料の堆積を吹き払うことができるのは勿論である 。

さらにドラム１７が回転されると、充填されたポケットは、液体不浸透性のバッ クシート３を取付けるための糊噴射器５５の位置にもたらされる。このための糊 は使い捨ておむつ等に使用される通常型のホットメルト接着剤が好ましい。ホン トメルト接着は例えば１１０〜２５０°Ｃの温度で行なわれる０代表的なホット メルト接着剤はスエーデンのＨｅｒｎｉａ社製のＨｅｒｎｉ−ｍｅｌｔ　８６０ ０　　（商品名）である。

液体不浸透性バックシート３はバンクシート供給装置５７から送られ、該供給装 置のローラのうちでローラ５９によって、ドラム１７の孔１９間の橋絡部で支持 されたカバーシート７の露出部分にバンクシート３を押圧する。図示の実施例に おいて、糊は、橋絡部で支持されたカバーシートの露出部分（及びポケット５内 の吸収性材料の露出表面）に対して噴射される。

この代りに、例えばバックシート３がローラ５９の周りを通過する時に、該バン クシート３自体に糊噴射器５５がら糊を噴射してもよい。

いずれの場合でも、ホットメルト接着剤の噴射量は１〜２０ｇ／ｎ（で、好まし くは３〜５　ｇ／ボである。

また別の変形態様では糊噴射器をまるっきり除き、熱接合により水路９に沿って 両シート３と７とを一体に結合する。

この場合、ロール５９を加熱して通常の熱シール作用をさせる。

この作用を容易にするために、カバーシートに接触する側に熱シールの容易な材 料からなる薄いフィルム層を有する同時押出しフィルムを使用することができる 。例えば厚さ０．０１０〜０．０２５１！ＩＩｌのＮｅｓ　ｔｅ社製ポリエチレ ン叶ＤＳ　０６０１（商品名）で出来たバックシートに厚さＯ，，００３〜０． ０１０＋＋ｎの［１ｕｐｏｎｔ社製５ｕｒｌｙｎ　１６５２（商品名）を合わせ ることができる。

糊噴射器５５に対向してドラム１７の半径方向内側に別の真空室６１を設けて、 糊噴射器５５からの噴霧を減少させる。ローラ５９の直ぐ下流の、ドラム１７の 半径方向内側にまた別の真空室６３を設ける。この場合は不浸透性のバックシー ト３が重ねられているので、このまた別の真空室によって不浸透性のバックシー トをドラムに対して密接状に引付け、カバーシートとバックシートとを、糊の硬 化点に達するまで両シートが冷却されるまで互にしっかりと保持する。

ファン６５　、６７によって真空室６１　、６３に必要な吸引力を付与すると共 にフィルタ６９に送って空気流中の粒子を除去する。

フィルタを通って清浄化された空気流は環境を損なわないで雰囲気に放出するこ とができる。

完成された製品は次にドラム１７の周面から離れてロール７１上に巻き取られ、 最終的には通常の切断手段（不図示）によって所望の吸収性パッドの寸法に切断 されるか、或いはローラに巻かないで直接所望の寸法に切断される。

カバーシートが熱可塑性材料であってもなくても、型押しロール間又は型押しベ ルト間或いは類似物間を通過させることによって所望のポケット形状に形成する ことができる。ドラム１７自体を一方の型押しロールとして使用することができ る。

第６図及び第７図は、ポケットを機械的に形成した本発明の別の実施例を示す。

このような機械的形成は熱可塑性カバーシート材料に関係することは勿論である が、該材料がセルロース、麻、綿等の非熱可塑性材料である時に有用である。

機械的にポケットを形成するためにはカバーシートの材料を継機両方向に余剰寸 法の材料を供給し、この余剰の材料でポケットを形成することが必要である。従 って機械的にポケットを形成する技術は繊維質のカバーシート材料の織繊維又は 不織繊維のある程度の横方向の変位に基因しているが、ポケット形成時にカバー シート材料が曲がること以外には実質的な変形はないと考えられている。

この余剰の材料を２工程で形成し、一つの工程では横方向に余剰に、他の工程で は縦方向に余剰にすることが好ましい。

このために、カバーシート供給装置を出たカバーシート材料は、外周面に等間隔 に平行に形成した半円形断面形状の複数の環状溝を有するローラ７３の周囲を回 って送られる。一連のロンドア５〜８５が夫々の環状溝内に配設されている。カ バーシート材料はこれらのロッドと環状溝の両側壁との間を通過し、従ってカバ ーシート材料に縦方向のしわが付けられる。ローラ７３に対して各ロッドを調節 可能にする手段（不図示）を設け、環状溝に挿入される深さを変化させて、カバ ーシート材料内に引込まれる横方向の余剰部の量を変化させる。

ロンドア５〜８５がカバーシート材料と対抗しないように、各ロッドがカバーシ ート材料に同時に接触しないで逐時に接触することが望まれる。このために、カ バーシート材料は最初に、ローラ７３の両端から等距離にある中央の一本のロッ ド７５に接触、次にロッド７５の反対側に配設された一対の口・ノド７７に接触 し、次に両ロッド７７の反対側に配設された一対のロッド７９に接触する。この ようにして最終的にカバーシート材料は、該カバーシート材料の両縁部付近にお いてローラ７３の最端部の二つの環状溝内に配設された二つのロッド８５に接触 する。

従ってローラ７３から出て行くカバーシート材料は幅方向に若干波形に成形され 、従ってローラ７３に入って来る平坦なカバーシート材料よりも当然幅が狭くな る。この波形形状はさほど維持する必要がなく、次のローラ上を通過するうちに 平坦になって、しわをつけたり折りたたんだりすることができる。上記の波形は カバーシート材料によく分散した余剰部を付与すれば充分で、カバーシート材料 がドラム１７に到達するまでに、特殊なポケット構造を維持するために必要なも のである。

次にカバーシート材料はローラ７３から、一対の協働ベルト８７　、８９間を通 過する。この協働ベルトは夫々の対向面に第７図に示すような噛合リブを備える 。これらの噛合リブはカバーシート材料の長手軸に直角な方向に、ローラ７３と ロッド７５〜７８の波形に対向した波形を該カバーシート材料に形成する。

ベルト８７には孔９１が貫通されまたベルト８９には孔９３が貫通されていて、 吸引導管９７を介して真空にされた真空室９５の周りをカバーシート材料が通過 する時に該カバーシート材料と協働ベルトとを通して空気が自由に流れるように する。カバーシート材料がドラム１７に到達するまでに、孔９１によって該カバ ーシート材料を協働ベルト８７に保持し、また二つの協働ベルトが互いに接触し て真空室９５上に重なっている時に、孔９３によって協働ベルト８９が協働ベル ト８７に吸引されるのを防止する。

次に横方向及び縦方向に余剰部を有するカバーシート材料を協働ベルト８７から ドラム１７に移す。真空室９９はカバーシート材料の反対側におい゛ζドラム１ ７に設けられていて、吸引導管１０１を介して空気が引抜かれ、従ってカバーシ ート材料をドラム１７を介して孔１９内に引込むとポケット５は機械的に形成さ れる。第６図に示すようにドラム１７が反時計方向に回転中に形成されたこれら のポケットは真空によって保持され、形成されたポケットは真空室３７の近辺に 到達して、前述したように吸収性材料の充填が開始される。

両真空室９５及び９９において真空は水柱で５００〜１５００ｍｍで、最も好ま しくは水柱で１０１００Ｏ＋である。この真空は純粋に機械的に作用するものな ので、これらの真空値は一例に過ぎず、状況によって変化する。

従って冒頭に述べた本発明の目的は上記の開示によってすべて解決される。

本発明を好ましい実施例について説明したが、本発明の精神から外れることなく 種々の変更と変形をなし得るものであることは画業技術者にとって容易に理解で きるであろう。そ′のような変更と変形は請求の範囲に含まれるものである。

Ｆ’ｌＧ、１ 補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の８） 平成２年２月６日 特許庁長官　吉　１）文　毅　殿 １　特許出願の表示 ＰＣＴ／ＳＥ８　Ｂ１００３８８ ２　発明の名称 吸収性パッド　　（新名称） ３　特許出願人 住　所　スウェーデン国、ニス−１７１８３ソルナ。

スベトサルベーゲン　２０ 名　称　エルイーセー　ケア　アクティエポラーグ補正書の翻訳文　　　　　　 　　　　　　　　　　　　１通力式の 補正書の翻訳 明　　　細　　　書 吸」Ｓ１パ」ユ Ｍ」 本発明は吸収性パッドに関し、殊に失禁用パッドを必用とする患者の身体の下に 敷く失禁用パッドのような使い方をする吸収性パッドに関する。

発所旦宵景 流れ拡大用くぼみ又は凸部を有する吸収性パッドが製造されていることは公知で ある。衛生用ナプキン、乳児用おむつ等は、カバーシートと柔軟なバックシート 間にセルロース状綿毛またはクレープ状詰め物をはさみ、かつパッドの長手軸線 に平行または直角に延びたくぼみ或いはダイヤモンド模様、矢はず模様、波形模 様等の種々の形のくぼみを有して吸収性媒体が型押しされていた。このような製 品を製造する方法及び装置は例えば米国特許第２，６２７，８５８号、第２，９ ７８，００６号、第３．２２１，７３８号、第３．３１５．６７６号、第３．６ ７０．３４５号、第３．７２９．００５号、第４．０３３．７０９号、第４，２ ７５，８１１号、第４，３８２，５０７号、第４、３９２．８６２号に開示され ている。

これらの特許は、所望の模様を有する型押しローラの下でマットのある部分を型 押しすることによって、吸収性材料からなる連続状マットの型押しを行なって所 望の形状の水路を作ることを教示している。上記は流れの水路を作るのみならず 、マットを一体化するのに役立ってカバーシートとバックシートとによって生じ たたるみの一端内でセルロースが球状化することの防止に役立つ。このように型 押し水路を作る方法及び機械は米国特許第４．３３１，５０１号に開示されてい る。

米国特許第３，８８１，４９０号、第４．０５９．１１４号、第４．０７９．７ ３９号、第４，２１１，２７７号、第４．３８１．７８３号、西独特許第２４７ ．３６８号には流れの水路の種々の模様及び構造が開示されている。

発ｙ坏月１吟 本発明の目的は、液体の流動性及び吸収性のすぐれた、例えば失禁用パッドのよ うな吸収性パッドを提供することである。

本発明の別の目的は、液体の漏れ又はこぼれの怖れの少ない構造のパッドを提供 することである。

本発明の別の目的は、製造が容易かつ廉価で、頑丈で耐久性にすぐれた上述のパ ッドを提供することである。

又肌ｑ！貫 本発明の吸収性パッドは、液体不浸透性バックシートの一方側に吸収性材料から なる複数の本体部を有する液体不浸透性バックシートを備える。本体部は水路に よって分離され、該水路に沿ってカバーシートがバックシートに直接取付けられ ている。これらの水路は実質的に吸収性材料の本体部によって妨げられることが ない。水路間のカバーシートは３次元形状で、間隔をあけた複数のポケットを有 し、夫々のポケットには吸収性材料からなる一つの本体部が配設されている。

吸収性材料のポケット間の水路は、吸収性パッド上に患者が坐ったり横たわった りした時にもさえぎられることのない液体通路を提供する。ポケット内の吸収性 材料は、これらの水路の側壁を形成するカバーシートを通して水路内の液体の流 れに対して容易に接近することができる。患者のからだの直ぐ下にあるポケット がからだから流出した液体で飽和状態になると溢流した液体は水路を介して、隣 り合った利用可能な吸収性材料のポケットに流れる。

このような吸収性パッドを製造するために、不定長の液体・ガス浸透性カバーシ ートを、孔の寸法が形成すべきポケットの寸法に一致した多孔性ドラムの周面に 供給する方法及び装置を使用することができる。カバーシート材料が熱可塑性樹 脂のような熱形成型の場合には、ドラムの半径方向外側から加熱空気を供給しな がらドラムの半径方向内側に真空による吸引力を働らかせ、熱形成型多孔性材料 を通過させて加熱空気を流して該材料を軟化させ、この通過の抵抗によってカバ ーシート材料に、ポケットを形成するのに充分な力を働らかせる。カバーシート 材料が熱形成型でない場合には、カバーシート材料を機械的型押しにより或いは カバーシート材料に縦横両方向にしわを付けて両方向に余剰部を形成し、この材 料の余剰部を吸引力によってポケット内に引抜くことによってポケットを形成す る。

ドラムが回転すると、予め形成されたポケットはポケット充填ステーション内に 移動し、ポケット充填ステーション内で例えば硫酸漂白バルブの綿毛のような吸 収性材料を、ドラムの内側から再び真空を作用させることによってポケット内に 引込む。真空によって綿毛をポケット内に引込むので、ポケット材料はフィルタ の役目をして、真空源に向けて空気を通過させるが、吸収性材料はポケット内に 残される。ドラムを貫通した孔間の橋絡部の上に重なったカバーシートの表面は 真空作用を受けないので、その上に吸収性材料が堆積することはない。

次に液体浸透性バックシートを供給し、ドラムを貫通した孔間の橋絡部の上に重 なったカバーシートの部分に直接取付ける。この取付けは、バックシートとカバ ーシートの橋絡部との間に糊を付けること或いは熱接合することによって行なう 。

最後に、最終製品をドラムからはぎ取り、所定の寸法に切断する。

皿皿旦監垂星に凱 本発明の上記及び其他の目的と特徴は、添付図面を参照して以下の詳細な説明を 読めば、よりよく理解できるであろう。

第１図は本発明にかかる吸収パッドの一部を示す上面図、第２図は第１図の２− ２ｖＡについての断面図、第３図は第２図と類似の図で、その小部分を拡大して 示し、第４図は本発明の製品を製造するのに使用できる装置の概略図、第５図は 第４図の５−５線についての部分拡大断面図、第６図は本発明の製品を製造する のに使用できる装置の別の実施例を示す部分概略図、第７図は第６図の協働ベル トの部分拡大図である。

２泗て１口」狡説亙 図面について詳細に説明すると、第１〜３図には本発明にかかる吸収性パッド１ が示されている。尚パッド１は該パッドを必要とする人のからだの直下に使用す る失禁用パ・ラド型式に形成されている。パッド１は液体不浸透性のノ＜ツタシ ート３を含む。バックシート３の材料には、おむつ、失禁用ノぐラド等の液体不 浸透性バックシートとして通常用いられるもの、例えば厚さがｏ、ｏｉｏ〜０． ０５０ａ＋＋、好ましくは０．０１５〜０．０３０ｍのポリエチレンフィルムで 差支えない。この材料の代表的なものはスエーデンのＮｅｓ　ｔｅ社製のＤＦＤ Ｓ　０６０１（商品名）である。

バックシート３上には吸収性材料、好ましくは繊維性材料からなる複数の本体部 ４が互いに間隔をあけて配設されてしする。この吸収性材料はごく普通のもので 高い液体吸収性を有する。上記の吸収性材料の代表的なものは、針葉樹材から作 られた硫酸漂白バルブの綿毛で、その繊維長は０．１〜１０ｍ、好ましくは２〜 ５ｍｍである。代表例はスエーデンの５ｔｏｒａ社の’Ｂ１１１ｅｒｕｄ　Ｆｌ ｕｆｆＪ　　（商品名）とスエーデンのＫｏｒｓｎａｓ−Ｍａｒｍａ社の’Ｖｉ ｇｏｒｆｌｕｆｆ　ＮＪ　　（商品名）である。これらの綿毛の代表的な体積密 度は１８〜３１　ｃｔＡ　／　ｇであって該綿毛の重量の１０倍の重量までの液 体を吸収することができる。しかし其他の市販の吸収材を使用してもよい。

請じＫＪとＩ−皿 １、　液体不浸透性バックシート（３）と、該バックシートの一表面上に配設し た液体吸収性材料と、上記吸収性材料を蔽った液体浸透性カバーシート（７）と を備えた吸収性パッドにおいて、液体吸収性材料は複数の本体部の形状に形成さ れ、線（９）に沿ってカバーシートを直接バックシートに固着して、吸収性材料 の本体部を互いに分離すると共に該吸収性材料によってそくばくされることのな い水路を形成したことを特徴とする吸収性バンド。

２、少なくとも上記本体部の大部分は、上記線によって四周を取囲まれた島であ る請求の範囲１に記載のパッド。

３、上記カバーシート（７）は、上記線（９）に沿って上記バックシート（３） に付着状に結合された請求の範囲１に記載のパッド。

４、上記カバーシート（７）は、上記線（９）に沿って上記バックシート（３） に接着状に取付けられた請求の範囲１に記載のパッド。

５、上記バックシート（３）は、略平坦で、また上記カバーシート（７）は、上 記本体部の形状を有して該本体部を内蔵するポケットを備えた請求の範囲１に記 載のパッド。

国際調査報告 １１．％、＋　ＡＭ”ｔｍｅｅ　１１１１．　Ｐ　ＣＴ　／　Ｓ　Ｅ　８８　／ 　００３８　Ｂ

Claims (25)

【特許請求の範囲】
1. １．液体不浸透性バックシートと、該液体不浸透性バッククシートの一面上に配 設された液体吸収性材料からなる複数の本体部と、上記液体吸収性材料の本体部 を蔽いかつ該液体吸収性材料の本体部を分離する線に沿って液体不浸透性バック シートに直接取付けた液体浸透性カバーシートとからなることを特徴とする吸収 性パッド。
2. ２．少なくとも上記本体部の大部分は、上記線によって四周を取囲まれた島であ る請求の範囲１に記載のパッド。
3. ３．上記カバーシートは、上記線に沿って上記バックシートに付着状に結合され た請求の範囲１に記載のパッド。
4. ４．上記カバーシートは、上記線に沿って上記バックシートに接着状に取付けら れた請求の範囲１に記載のパッド。
5. ５．上記バックシートは略平坦で、また上記カバーシートは、上記本体部の形状 を有して該本体部を内蔵したポケットを備えた請求の範囲１に記載のパッド。
6. ６．液体不浸透性バックシートと、液体浸透性カバーシートと、両シート間の吸 収性材料とにより吸収性パッドを製造する方法において、上記カバーシートに複 数のポケットを形成し、夫々のポケットに分離した量の吸収性材料を充填し、上 記ポケット間においてバックシートを直接にカバーシートに取付けることを特徴 とする吸収性パッドの製造方法。
7. ７．上記バックシートをポケット間においてカバーシートに付着状に取付ける請 求の範囲６に記載の方法。
8. ８．上記バックシートをポケット間においてカバーシートに接着状に取付ける請 求の範囲６に記載の方法。
9. ９．吸収性材料を空気流に乗せかつ該空気をポケット内の吸収性材料を通して押 流すことによって、ポケットに吸収性材料を充填する請求の範囲第７項に記載の 方法。
10. １０．吸収性材料と対向した側においてポケットに真空作用を働らかせることに よってポケット内の吸収性材料を通して空気を押流す請求の範囲第９項に記載の 方法。
11. １１．カバーシートを機械的に型押しすることによってポケットを形成する請求 の範囲６に記載の方法。
12. １２．縦横両方向に亘ってカバーシートにしわを付け、次に上記ポケット間でカ バーシートの一部分を支持しながら、該カバーシートの非支持部分を通して空気 を引抜くことによってポケットを形成する請求の範囲６に記載の方法。
13. １３．上記ポケット間でカバーシートの一部分を支持しながら、該カバーシート の非支持部分を通して加熱空気を押流すことによってポケットを形成する請求の 範囲８に記載の方法。
14. １４．上記ポケットの突出方向の上記カバーシートの側に真空を作用させること によって上記加熱空気の流れを誘引する請求の範囲１３に記載の方法。
15. １５．上記のポケットの形成中、及び形成されたポケットに吸収性材料を充填中 、及びドラムの周面の孔内に収容されたポケット間において上記カバーシートに 上記バックシートを取付け中に、回転する多孔ドラムの周面に上記カバーシート を逐次維持する請求の範囲８に記載の方法。
16. １６．液体不浸透性バックシートと、液体浸透性カバーシートと、両シート間の 吸収性材料とにより吸収性パッドを製造する装置において、カバーシートに複数 のポケットを形成する手段と、夫々のポケットに独立した量の吸収性材料を充填 する手段と、ポケット間においてバックシートを直接にカバーシートに取付ける 手段とを備えたことを特徴とする吸収性パッドの製造装置。
17. １７．取付ける手段が、バックシートをポケット間においてカバーシートに付着 状に取付ける手段を含んだ請求の範囲１６に記載の装置。
18. １８．取付ける手段が、バックシートをポケット間においてカバーシートに接着 状に取付ける手段を備えた請求の範囲１６に記載の装置。
19. １９．ポケットに吸収性材料を充填する手段が、空気流に吸収性材料を乗せる手 段と、ポケット内の吸収性材料を通して空気流を押流す手段とを備えた請求の範 囲１６に記載の装置。
20. ２０．ポケット内の吸収性材料を通して空気流を押流す手段が、吸収性材料と対 向した側においてポケットに真空作用を働らかせる手段を備えた請求の範囲１９ に記載の装置。
21. ２１．ポケットを形成する手段が、カバーシートを機械的に型押しする手段を備 えた請求の範囲１６に記載の装置。
22. ２２．ポケットを形成する手段が、縦横両方向に亘ってカバーシートにしわを付 け、次に上記ポケット間でカバーシートの一部分を支持しながら、該カバーシー トの非支持部分を通して空気を引抜く手段を備えた請求の範囲１６に記載の装置 。
23. ２３．ポケットを形成する手段が、ポケット間でカバーシートの一部分を支持し ながら、該カバーシートの非支持部分を通して加熱空気を押流す手段を備えた請 求の範囲２１に記載の装置。
24. ２４．上記加熱空気を押流す手段が、ポケットの突出方向の上記カバーシートの 側に真空を作用させる手段を備えた請求の範囲２１に記載の装置。
25. ２５．上記ポケットの形成中、及び形成されたポケットに吸収性材料を充填中、 及びドラムの周面の孔内に収容されたポケット間において上記カバーシートに上 記バックシートを取付け中に、上記カバーシートを逐次維持する周面を有する回 転可能な多孔ドラムを備えた請求の範囲１６に記載の装置。