JPH03502496A - 写真フィルム処理装置用自動薬液供給循環システム - Google Patents
写真フィルム処理装置用自動薬液供給循環システムInfo
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- JPH03502496A JPH03502496A JP1502770A JP50277089A JPH03502496A JP H03502496 A JPH03502496 A JP H03502496A JP 1502770 A JP1502770 A JP 1502770A JP 50277089 A JP50277089 A JP 50277089A JP H03502496 A JPH03502496 A JP H03502496A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
写真フィルム処理装置用自動薬液供給循環システム(技術分野)
本発明は、潜像を印画紙上に自動的に現像するためのシステムに関し、特に潜像
を印画紙上に現像するため化学処理液を補充し循環させるためのシステムに関す
る。
(背景技術)
写真像を印画紙上に自動的に現像するためには、「現像ミニラボ(minila
b) Jとして公知のものが入手可能であり、これはネガチブからの所要の大き
さおよび方向の潜像を印画紙上に形成する能力を有する小型の自蔵作業ステーシ
ョンからなっている。このミニラボは、前記潜像を恒久的形態で印画紙上に化学
的に現像する。潜像の現像は、現像液、漂白定着および安定剤を保有するミニラ
ボの内部に配置された複数の個々の化学薬品タンク内で行われるのが典型的であ
る。化学的処理の終りに、印画紙は自動的に乾燥され、次いで顧客へ配送するた
め機械から排出される。
潜像の化学的処理中に、数多くのプロセスの可変要因が比較的小さな公差内で制
御されねばならない。例えば、処理用化学薬品は、潜像の現像において消費され
ると補充および保守されねばならない。新鮮な化学薬品が添加される際、この薬
品は均一な濃度を維持するため溶液全体に均等に分散されることが重要である。
さもなければ、溶液中に濃度勾配が生じ得、これが現像プロセス′において印画
紙を縞状にさせる。また、現像プロセス中に形成される汚染物質を除去すること
も望ましい。
更に、洛中に運ばれつつある印画紙が適正に処理されることを保証するため、洛
中の処理薬品の液面を制御することが望ましい。また、酸化を防止するため、処
理薬品中に入る酸素量を最小限度に抑えることもまた望ましい。このことは、処
理中の薬品の分離を最小限にするため乱流を最小限度に抑えることを必要とする
。
これまで、多数の写真フィルム処理装置が開示されている。
例えば、KO9tinerの米国特許第4.268.156号においては、処理
薬品を導入するための下部システムと、薬品をタンクから除去するための区域を
形成する上部堰とを備えたタンクが提供される写真材料の洗浄装置が記載されて
いる。
写真フィルムの処理のための液体循環システムはGa5kel 1の米国特許第
3.922.702号において論述され、これにおいては、液体の循環はタンク
の上部から液体を取出し、次いでこれをタンクの底部の流入分散室を経て戻るよ
う圧送することにより達成される。
otsuは米国特許第4.312.585号において、処理液の再循環流がフィ
ルム上に確保される写真フィルム処理用システムを論述している。
更にまた、写真フィルム用の処理タンクについては、Yoshimiの米国特許
第4.641.941号に開示されており、これにおいてはタンクが処理液体中
に懸濁する不溶性の固体を除去するための多くのオーバーフロー装置を有する。
(発明の要約)
本発明は、流体を保有するためのタンクの如き手段を含む流体補充兼再循環シス
テムに関する。この保有手段は、流体の液面下に置かれた頂縁部を有する分流壁
部により分割される第1の容器部分と第2の容器部分とを含んでいる。このシス
テムはまた、流体を第1の容器部分から第2の容器部分へ移転させるポンプの如
き手段をも含んでいる。更にまた、本システムは、第2の容器部分の流体が循環
形態で移動されて、その結果循環する流体の上部が分流壁部の頂縁部を横切り再
び第1の容器部分へ分散されるように、移転された流体を前記移転装置から第2
の容器部分へ進入させる手段を含む。
このように、流体の循環流が得られ改善された流体の混合を達成する。
本発明の他の目的および利点については、図面に関して以降の詳細な説明を読め
ば更に容易に明らかになるであろう。
(図面の簡単な説明)
第1図は下部の薬品処理部分を含む写真現像ステーションが示される実施例の概
略図、第2図は前記ステーションの例示的な薬品処理部の簡単な断面図、第3図
は薬品処理部の破断斜視図、第4図は第1図の線4−4に関する薬品処理部の部
分断面図、第5図は第1図の線5−5に関する部分断面図、および第6図は容器
体部と隣接するカバーとを示す部分断面図である。
(実施例)
本発明は、容器内に液体を導入して循環させるためのシステムに関するものであ
る。しかし、一実施例においては、本発明は、より狭義には、潜像を容器内へ送
られる印画紙上に自動的に現像するため、写真処理薬品を容器内に導入し、循環
させ、更に再循環させるためのシステムに関する。
まず第1図において、全体的に番号IOで示される、周知の方法で潜像を印画紙
上に形成する写真現像作業ステーションが示されている。潜像の形成後、前記印
画紙は、作業ステーション10から部分的に取出されつつある不作用位置で示さ
れる12で示す薬品処理容器12内に送られる。前壁部14および後壁部16、
ならびに左右の側壁部18.18’により形成されるこの薬品処理容器12は、
現像液、漂白定着剤および安定剤溶液を保有する複数の個々のタンク20に内部
で分割されている。本実施例においては、安定剤溶液は、以下において明らめζ
になる理由により2つのタンク20°を占有している。
第3図乃至第5図に詳細に示される処理タンクの特定の実施例に戻るに先立ち、
第2図に示した簡単なシステムについて述べる。本システムは、第1の処理タン
ク20a゛と、第2のタンク20b′とを含み、これらは共通の仕切り壁部24
により仕切られている。番号26により示される印画紙は、タンク20a′の右
側へ下方に導入され、タンクの底部付近でUターンした後、タンクの左側で上方
へ進む。タンク20a°から出ると、印画紙は反対方向へ転じられ、タンク20
b′の右側へ下方に送られ、タンクの底部でUターンを行い、上方へ送られてタ
ンク20b′から出る。印画紙は、本願の譲受は人に譲渡されたT、 C,Je
ssop等の1988年1月7日出願の係属中の米国特許出願「印画紙の乾燥装
置」に記載される如きローラ組立体によりタンク20a°およびタンク20b°
内へ送られる。
タンク20b’ (第2図)への新鮮な処理溶液の補充は、ポンプ30およびJ
字形チューブ32を介して補充タンク28から行われる。タンク20b°内の流
体の液面が仕切り壁部24の頂縁部に配置された切り欠き部(第2図には示され
ない)の高さを越える時、タンク20b°からの流体はタンク20a°内に溢流
し、その流体面を上昇させる。システムからの使用済み流体の除去は、隣接する
排水タンク34により行われ、共通の壁部36によりタンク20a’から仕切ら
れている。タンク208゛内の流体面が共通の壁部36の頂縁部の彷り欠き(第
2図には示さず)の高さを越える時、流体は排水タンク34内へ溢流し、ここで
排出されて取除かれる。
「背景技術」において簡単に述べたように、溶液の濃度がタンク20a°および
タンク20b’の各々において均等な状態を維持することが重要である。典型的
には、処理溶液の濃度はタンク20b°内の方が高くなるが、これはこのタンク
が新鮮な処理溶液で補充される故である。しかし、処理溶液のこの比較的高い濃
度が、丁度処理溶液の更に低い濃度がタンク20a°内に均等に配分されるよう
に、タンク20b°内に均一に分散されることが重要である。これは、本発明に
おいては、タンク20b°の左側でドレーン40と結合されたその入口と、タン
ク20b”の底部中心の開口42と結合されたその出口とを有する再循環ポンプ
38(第2図)を提供することにより達成される。開口42には、床面に沿って
タンク20b′の右側へ流入流体を導く流体分配器43が結合されている。この
ように、流体の反時計方向に循環する流れ(第2図における)がタンク20b°
内部で得られる。番号44で示される矢印により示されるこの流れは、処理溶液
を均等に分散するようにタンク内の混合作用を提供する。処理溶液から不溶性の
汚染物を除去するために、流体は開口42を経てタンク20b°へ戻される前に
濾過される。
タンク20b°内の流体のこのような循環流を得るため、仕切り壁部24と外壁
部48間にこれと平行に配置される流れ反らせ壁部46が設けられている。この
外壁部48と流れ反らせ壁部46は、タンク20b゛の流れ反らせ部50を画成
するが、流れ循環部51は流れ反らせ壁部46と仕切り壁部24とにより画成さ
れている。流れ反らせ壁部46の頂部は、タンク内の流体の略々頂部の四半部が
タンク内の循環作用により流れ反らせ壁部46の頂部上方を横切りポンプ38に
より流れ反らせ部50から除去させるように、タンク20b′内の処理流体の液
面の下方に置かれている。次いで、処理流体は濾過され、開口42を経てタンク
20b゛の流れ循環部51へ戻される。一方、流体の下方部分が流れ反らせ壁部
46により再びタンクの底部に向かって下方へ指向させられて、タンク20b゛
の流れ循環部51内部で(矢印44により示される如く)循環させられる。浸漬
された流れ反らせ壁部46を用いて循環する流体の一部を除去するため、流体の
表面にはほとんどあるいは全く乱流が生じず、従って流体の望ましくない曝気が
最小眼度に抑えられることが理解されよう。
印画紙が処理のためタンク内に導入される際、ポンプ30が付勢されて新鮮な流
体をJ字形チューブ32を経てタンク20b′内へ添加する。第2図に示される
ように、J字形チューブ32は新鮮な流体をタンク20b°の流れ反らせ部50
へ排出する。このように、新鮮な流体は印画紙を保持するタンクの流れ循環部5
1へ直接注入されるのではない。むしろ、新鮮な流体は流れ反らせ部50におい
て最初に希釈され、次いでポンプ38により再循環させられ、ヒータ(図示せず
)により適正な温度に加温され、次いで上記の「循環作用」の結果として、更に
混合希釈するため流れ循環部51の底部へ導入される。システムからの使用され
た処理流体の除去は、タンク20a′から排水タンク34への処理流体の溢流に
より行われる。この流体の排水タンクへの溢流は、タンク20b′内に新鮮な流
体が導入されるのに応答して生じる。
第2図に示したシステムに対する別の実施態様においては、第3図を参照するが
、同図においては第1図および第2図に示された類似する要素が同じ番号で示さ
れている。この実施態様においては、処理タンク20a°は、左右の側壁部18
(右側の側壁部18°は第3図においては示されない)、ならびに左右の側壁部
18間に横方向に延長しかつタンク20a“を隣接するタンク20から仕切る仕
切り壁部54によって形成されている。
安定剤タンク20a゛およびタンク20b゛を分離するため、壁部24は側壁部
18間で横方向に延長している。更に別の実施例においては、処理タンク20a
’、20b′は安定剤を保有するが、タンク20a°と壁部54を介して隣接す
るタンクは漂白定着剤を保有する。
更に、タンク20b°は、左右の側壁部18、仕切り壁部24および前記左右の
側壁部18間に延長する仕切り壁部62によって形成されている。ある実施例に
おいては、タンク20b゛に壁部62を介して隣接するタンクは、処理薬品によ
る処理の後印画紙を乾燥するために使用される。上記のタンク20b″からタン
ク20a°への処理流体の溢流は、仕切り壁部24の頂縁部63下方に延びるU
字形切り欠き60により行われる。印画紙の移動は、第3図における左側から右
側であり、即ち、印画紙は最初タンク20a′を通過し、次いでタンク20b’
を経て下流側へ移動する。
本実施例においては、流体の上記の循環流(第2図の矢印44により示される)
は、タンク20a゛、タンク20b°の各々において生じる。更に、タンク20
a°は、左側の側壁部18と平行に仕切り壁部24.54間に延びて流れ反らせ
部50aの一部を形成する流れ反らせ壁部46aを含む。同様に、タンク20b
′は、左側の端壁部18と平行方向に壁部24.62間に延びる流れ反らせ壁部
46bを含んでいる。排水タンク34を形成するため、流れ反らせ壁部46aと
左側の側壁部18との間で仕切り壁部24と平行方向に延びる壁部36が設けら
れている。排水タンク34の残部は、(i)流れ反らせ壁部46bと左側の端壁
部18間で第1の壁部3Gと平行方向に延びる第2の壁部64、ならびに(ii
)側壁部18および流れ反らせ壁部46a、46bの各部により形成される。
排水壁部64もまた、側壁部18、仕切り壁部62および流れ反らせ壁部46b
と共に、タンク20b°内に流れ反らせ部50bを形成する。タンク20a゛の
流れ反らせ部分への流体の流れは、流れ反らせ壁部46aのU字形切り欠き66
aにより許される。切り欠き66aは、流れ反らせ壁部46aの頂縁部68aの
下方に延長して、仕切り壁部24の切り欠き60の高さより下方になるようにす
る。同様に、流れ反らせ壁部46bは、タンク20a゛の切り欠き66aと同レ
ベルでありかつ仕切り壁部24の切り欠き60より下方にあるU字形切り欠き6
6bを含む。
タンク20a′、20b′への新鮮な流体の補充は、タンク20b゛の流れ反ら
せ部50b内へ排出するJ字形チューブ32により行われる。作動において、流
体が流れ反らせ部50b内へ補充される時、この流体は内部の流体と混合し、ポ
ンプおよびフィルタ(図示せず)によりタンクの流れ循環部51b八、戻される
。更に、流れ反らせ部50aからの流体は、別のポンプおよびフィルタ(図示せ
ず)により取出され、流れ循環部51.aの底部の入口を経て戻される。タンク
20b°内の流体の一部は、切り欠き66bを横切って流れ反らせ部50b内へ
循環され、流れ循環部51.bの底部を経て戻される前に取出されて濾過される
。新鮮な流体が添加される時、タンク20t〕’内で混合された流体はタンク2
0a゛内へ切り欠き60を横切って溢流する。このため、更に、タンク20a′
内の流体の液面を一■−昇させて、この流体を流れ反らせ部50aから排水タン
ク34へ溢流させる。第4図に最もよく示されるように排水壁部36の頂部72
を切り欠き60の液面より下方に置くことにより、タンク20a°内の流体の液
面がタンク20b°内の流体の液面より下方に保持されることにより、タンク2
0a゛内の流体をタンク20b°内への逆流を阻止することが理解されよう。
印画紙が最初タンク20a゛内へ導入される(第3図)ため、このタンク中の汚
染物質の濃度は典型的には右側タンク20b。
内の汚染物質の濃度より高い。更にまた、汚染物質濃度は処理流体の液面付近で
特に高い。これは、印画紙が安定剤溶液に進入する時隣接するタンク例えば漂白
定着剤を保有するタンクからの安定剤タンク20a°へ送られるに伴い、印画紙
上に残る漂白定着剤が安定剤の表面に溜まるためである。タンク20a゛内の上
記の循環流がなければ、漂白定着剤の汚染物質は、安定剤溶液の表面あるいはそ
の付近に残り、印画紙がタンク20a′から出てタンク20b°への途中にある
時、印画紙の表面に再び沈積させられることになる。タンク20a“内で循環す
る流れは、この汚染物質をタンク全体に分散させて、その結果表面に残る汚染物
質の濃度が非常に少なくなる。この理由と共に新鮮な処理流体がタンク20a’
内へ導入されるという事実から、タンク20a°内の処理流体はタンク20b゛
内におけるよりも清浄に保持される。このため、安定剤タンクの下流側で生じる
乾燥プロセス中に印画紙上に存在する漂白定着剤量を最小限度に抑える。
タンク20a’、20b′内の処理流体の上記の循環流は、流れ循環部51a、
51bにおけるタンクの底部に配置される各流体分配器43a、 43b (第
3図)により更に促進される。各流体分配器は、(1)容器の床面に反って■字
形の形態に指向された1対のチャネル73(第3図)、ならびにチャネル73の
長さの大部分を覆う頂部板75によって形成される。このように、開口42から
流入する流体は分流させられ、タンクの仕切り壁部54.24および62に沿っ
て外方へ流れさせられる。この流体が遠い側壁部18′(第3図には示されず)
に達すると、液面に達するまで上方向に指向され、ここで反対側の側壁部18に
向けて逆方向に指向される。流れ反らせ壁部46と関わる流体の前記部分はタン
クの床面に向かって下方へ指向されるが、流体の残部は先に述べたように流れ反
らせ部に進入する。
外光が印画紙に到達することを阻止するため、処理流体容器は、一部が第3図に
示される取外し自在なカバー76を含んでいる。このカバー76と容器の下方部
分77との間の遮光シールを維持するため、J字形チューブ32の出ロア8は、
外壁部18の外表面と一体である直立した管状ハウジング80の上端部に固定さ
れている。本実施例においては、Isウジング80の上端部は容器胴部の頂縁部
と同レベルである。J字形チューブ32を収受するためハウジング80の上端部
は開口しているが、下端部は第5図に更に明瞭に示すように閉鎖されている。ノ
\ウジング80から容器への流体の進入は、壁部18の縦方向の開口84(第3
図)により行われる。開口84は、容器胴部の上縁部から管状ノ1ウジング80
の全長に沿って下方へ延長している。このように、カバー76が所定位置にある
時、遮光シールはこのカッ(−と容器胴部間に形成されるが、新鮮な処理流体の
進入は許される。
この遮光シールは、容器内で開口84の長さの大部分を覆うに充分な高さに維持
される処理流体により増強される。
写真処理薬品の取扱いにおける重大な問題は、これらの薬品が前記カバーと容器
胴部間で漏洩することである。更に、前記カバーの下縁部あるいは容器胴部の上
縁部にこぼれて容器胴部の内壁部に流れ落ぢる処理薬品は「吸い上げ」作用を生
じるおそれがある。この吸い上げ作用は、別置の処理薬品をこれら縁部までまた
容器胴部の外表面および床面上へ誘引し得る。
このような問題を排除するため、容器胴部の上縁部は、端壁部18の縦方向の外
面89と合流する上部の水平な凸条88と、端壁部18の縦方向の内面92と合
流する下部の水平な支持凸条90とを有する第6図に示される如き■、字形の断
面形状を有する。この上部凸条88と下部の凸条90は、中間の縦方向面94に
より接合されている。同様に、カバーの下縁部は、カバー壁部の縦方向の外面9
7に接合された上部の水平な当接面96と、カバー壁部の縦方向の内面96に接
合された下部の水平面98とにより形成された逆り字形断面形状を有する。この
上部面96および下部面98と接合しているのは、中間の縦方向面100である
。このように、前記カバーと容器胴部間の遮光シールは、カバー面96が容器胴
部の凸条90上に支持される時に形成される。このシールは、対向する当接面9
4.97ならびに対向する当接面90.96および92.100により形成され
ている。更に、カバーと容器胴部間の界面を介して吸い上げを生じる得る処理薬
品は、容器胴部の開放凸条88上に留まり、ここで外表面89を流れ落ちて床面
に流れる代わりに、蒸発するまでそのままである。
前に述べたように、容器胴部内である最小限度の処理流体液面を維持することが
望ましい。これは、第6図において102で示される電蝕(図示せず)を含む液
面検出システムにより行われる。本実施例においては、センサ102は、補正動
作を開始するためオペレータに対して信号を送る。本発明においては、このセン
サ102は、底縁部が所要の処理流体液面にあるように、容器壁部の内面上に配
置される2つの電気接点(後で述べる)によって形成される。
処理流体が所要の液面に達すると、電気接点の端部は浸漬される。このため、接
点間の電気回路が完成する。しかし、処理流体の液面がこの電気接点の高さより
下方に下がる時、接点間の電気回路は遮断され、警報信号が生成される。
両方の電気接点が容器壁部の内面に対して平坦に取付けられる時は問題が生じる
。即ち、処理流体の液面が低下するに伴い、導電性を有する残渣が壁部表面に残
って電気回路の接続を維持し、これにより流体液面の誤った表示を生じる。この
問題を克服するために、本発明においてはセンサ102(第6図)が設けられて
おり、このセンサは、接点要素104の背面が容器の内面に対して平坦となるよ
うに容器胴部の内面92に対して固定具106により縦方向に取付けられる下方
の長い形状の電気接点要素104を含む。この液面センサは更に、上部接点要素
の縦方向部分108と下部の接点要素間に縦方向の間隙107が生じるように、
下部の接点要素104の真上の位置において容器の内面92に対して平坦に別の
固定具106により取付けられる」二部の縦方向部分108を含む上部接点要素
により形成されている。この上部接点要素は更に、縦方向部分108と一体であ
りかつ容器胴部の内面92から内方へ延長する水平部分110によって形成され
る。
更にまた、上部接点要素は、前記水平部分110から下方へ一体に延長して下部
の接点要素104に対してこれから間隔をおいて整合される縦方向部分112を
含む。このように、処理流体の液面が決して上部と下部の接点要素間の非導電性
間隙107に達しない故に、上部と下部の接点要素間には誤った液面表示を生じ
る導電性を有する残渣が存在しない。
FIG、 1
FIG、 3
FIG、 6
国際調査報告
国際調査報告
us 8900380
Claims (8)
- 1.流体補充兼再循環システムにおいて、a.流体を保有する手段を設け、該保 有手段は、前記流体の表面下に配置された頂縁部を有する浸漬壁部により分離さ れる第1の容器部分と第2の容器部分とを含み、b.前記流体を前記第1の容器 部分から前記第2の容器部分へ移転する手段と、 c.前記第2の容器部分が循環する流動パターンで移動されて循環する流体の上 部が前記浸漬壁部の頂縁部を横切って前記第1の容器に部分へ分散させられる如 き態様で、前記移転される流体を前記第2の容器部分へ供給する手段とを設ける ことを特徴とするシステム。
- 2.請求項1記載のシステムにおいて、前記移転手段による前記第2の容器部分 への移転がなされる前に添加された流体が前記第1の容器部分に存在する流体と 混合されるように前記添加流体を前記第1の容器へ導入することにより、流体を 前記保有手段へ添加する手段を更に設けることを特徴とするシステム。
- 3.請求項1記載のシステムにおいて、前記移転手段が、前記流体が前記容器手 段の第2の容器部分内で上方へ、次いで前記頂縁部上方の流体の上方部分が前記 第1の容器部分に進入する前記浸漬壁部を横切るよう指向されるように、また前 記頂縁部下方の流体の下方部分が浸漬壁部により前記第2の容器部分内で下方へ 駆動されて循環する流動パターンを確立するように、前記流体を前記第2の容器 部分の下方部分へ導入するよう作動することを特徴とするシステム。
- 4.請求項3記載のシステムにおいて、前記第2の容器部分が、前記移転手段か ら流体を受取り、かつ該流体を前記第2の容器部分の壁部に向かって実質的に水 平方向に指向させて前記循環流動パターンにある流体表面に向けて上方へ指向さ れるようにする手段を含むことを特徴とするシステム。
- 5.請求項1記載のシステムにおいて、前記流体を前記容器部分から排出させる 手段を更に設け、該排出手段は、前記流体の液面が前記第1の容器部分へ添加さ れた流体の導入により溢流壁部の頂縁部を越える時、流体の上部の部分が前記頂 縁部を越えて前記排出手段へ流れるように、前記容器手段の溢流壁部と結合され ることを特徴とするシステム。
- 6.請求項1記載のシステムにおいて、前記移転手段が、前記保有手段内の流体 の液面が選択された液面より下方に下がる時を検出する手段を含み、該検出手段 は、前記保有手段と接続されて、前記流体が前記選択された液面にある時、導電 回路が流体を介して第1および第2の要素間に完成できるように、また流体の液 面が選択された液面より下方にある時、前記第1および第2の要素間の導電回路 が遮断されるように、少なくとも選択された液面まで延長する第1および第2の 導電性要素を含み、前記検出手段が更に、前記第1および第2の要素の少なくと も一方が前記保有手段の内面から離間されて、前記流体が前記選択された液面よ り下方へ下がる時、前記第1および第2の要素間の導電回路が前記内面に残る流 体の残渣により形成されないようにすることを特徴とするシステム。
- 7.請求項1記載のシステムにおいて、前記第2の容器部分内の流体の液面が第 1の分離壁部の頂縁部を越える時、前記第2の容器部分からの流体の一部が第3 の保有部分へ流入するように、前記保有手段が更に、浸漬壁部の頂縁部より高い 頂縁部を有する第1の分離壁部により前記第2の容器部分から分離される第3の 容器部分を含むことを特徴とするシステム。
- 8.請求項7記載のシステムにおいて、前記第1の容器部分内に添加された流体 の導入、および第2および第3の容器部分における流体の液面の対応する上昇に より、前記第2の容器部分内の流体の液面が第2の分離壁部の頂縁部を越える時 、前記第3の容器部分からの流体の一部が前記第2の分離壁部の頂縁部を越えて システムから除去するため排出部分へ流れるように、前記保有手段が更に、第2 の分離壁部により第3の容器部分から分離される排出部分を含むことを特徴とす るシステム。
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