JPH03502171A - 特に、人体組織あるいは獣皮への微小表皮剥脱形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 特に、人体組織あるいは獣皮への微小表皮剥脱形成装置本発明は、一般に、微小 表皮剥脱形成装置に関し、特に、人体組織の美容整形および／または治療処置（ 傷痕や妊娠線の除去）、並びに獣皮および類似の付着性および非排出性材料の処 理のための微小表皮剥脱形成装置に関するものである。

さらに詳しくは、本発明は、処置される表面に位置するようになっている開口部 と連通ずる入口通路と出口通路を有するハンドルと、ハンドルの開口部に空気キ ャリアで表皮剥脱剤を計量供給する手段を有する型式の装置に関する。

本発明の目的は、簡単で安価に製造でき、非常に効果的で操作性のよい上記型式 の装置を提供することである。

本発明によれば、上記目的は、表皮剥脱側供給手段を、ノーンドルの入口通路を 通ってその開口部の方へ表皮剥脱剤を吸い込むために、ハンドルの出口通路に接 続された真空源のみで構成することにより達成される。

ハンドルの開口部は、好ましくは、処置される表面に対して実質的に密着される 構成を有している。

本発明の好ましい一実施例によれば、ハンドルの入口通路は表皮剥脱剤のための 供給コンテナに連結され、該供給コンテナは、そのベースに調整バルブ手段を備 えた複数の空気取入口を有し、また、ハンドルの出口通路は、真空ポンプと連結 された出口を有する放出コンテナに接続されている。

フィルタ一部材は、バルブおよび調節手段により表皮剥脱剤を振り混ぜるように するため、供給コンテナの取入口に取り付けられている。

また、供給コンテナは表皮剥脱剤を加熱するための電気的手段を備えているのが 有利である。

本発明のさらに特徴とする点および利点は、添付の図面による詳細な説明から明 らかになるだろう。図は、本発明にかかる微小表皮剥脱形成装置の概略図として 示すもので、これに限定されるものでない。

図中、１で概略的に示されるハンドルは、通常、解剖学的な形状をしたグリップ を有し、一端に交換可能なヘッド２を備えている。

該ヘッド２は使用される用途により、図とは異なった形状であってもよい。本実 施例において、ヘッド２は開口部４を形成している傾斜した前壁３を有し、使用 にあたり、開口部４は処置される表面に位置するようになっている。

上記開口部４は、−側で入口通路５と連通し、反対側で出口通路６と連通してい る。そして、これらの通路はそれぞれ、ハンドル１に接続されているチューブ７ ．８に接続されている。入口通路５に対する壁３の傾斜、つまり、開口部４の傾 斜は４５°である。

チューブ８は、入口コネクタ９を通って回収コンテナ１０に接続されている。該 回収コンテナ１０は、フィルタ一部材１２を備えた出口コネクタ１１を有してい る。出口コネクタ１１は取入チューブ１３に接続され、該取入チューブ１３は調 整器を備えた真空計１４を通して電動真空ポンプ１５に接続されている。

チューブ７は、供給コンテナ１７のベースコネクタ１６に接続され、この供給コ ンテナ１７には、通常、種々の大きさの表皮剥脱付粒子からなる多量の表皮剥脱 剤Ｓが収納されている。休止時、表皮剥脱剤Ｓは、コンテナ１７の下部領域、つ まり、取入チューブ１８の口部より下方にあり、このチューブはペースコネクタ １６と連通し、下端に穴２８を有する。図示しない変形例によれば、取入チュー ブ１８はコンテナ１７の外側に開口させてもよい。

通路１９は、コンテナ１７のベースに位置し、一般に、概略的に２０で示される バルブシステムを通じて大気と連通している。そして、該バルブシステム２０は ソレノイドバルブ２３を備えた一対の一方向バルブ２１．２２を有している。

通路１９は、コンテナ１７のベース内に形成された環状マニホールド２４に連通 している。そして、環状マニホールド２４は、取入および振動フィルタ２６を備 えた軸まわりの穴２５のリングを通ってコンテナ内部と連通している。

電気抵抗器２７は、表皮剥脱剤Ｓを加熱するために、コンテナ１７に挿入されて いる。

使用に際して、真空ポンプ１５を作動させたのち、ヘッド２の開口部４を微小表 皮剥脱を行う部位に合わせてヘッド２を治療面に当てる。開口部４が閉鎖されれ ば取入回路は閉じ、開口部４内に生じる真空により、開口部４の縁に処置される 表面が密着される。表面が柔軟で弾力があればあるほどよりしっかりと密着され る。人間の皮膚の場合、真空ポンプ１５によって生じる真空度が低い値でも、開 口部４の輯に対する密着が行われる。

真空により、コンテナ１７に保持されている表皮剥脱剤Ｓは、チューブ１８、開 口部２５およびバルブユニット２０を通って吸い込まれる空気とともに、穴２８ を通じて吸い込まれ、チニーブ７および入口通路５を通って真空下で開口部４に 達する。表皮剥脱剤Ｓは、開口部４によって限界を定められた処置される表面の 部位を通過し、微小表皮剥脱を生じさせる。そして、出口コネクタ６およびチュ ーブ８を通ってコンテナ１０に達し、上記表皮剥脱剤Ｓは処置される表面から除 去した微粒子および破片とともに、コンテナ１０内に集められる。

処置中に表面に生じる微小表皮剥脱の度合は、真空ポンプ１５に連結された調整 器１４並びにソレノイド・バルブユニット２ｏの両方の操作によって調整される 。そして、それによって、コンテナ１７に吸い込まれる大気の流入量は、自動的 に調節される。さらに、空気取入口は、コンテナ１７内に真空を生じさせるため のバルブユニット２０により閉じることができる。開口部２５およびフィルター ２６を通じての空気の再取り入れは、コンテナ１７内の表皮剥脱剤の固まりを効 果的に振り混ぜ、キャビテーションを防止する。

勿論、上述の実施例の形状や装置の構造の詳細は、本発明の範囲から逸脱するこ となく、広く変形することができる。

たとえば、真空ポンプを、ハンドルに対応して、真空にするために適用される同 等の手段によっても置き換えられることができる。

国際調査報告

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）一般に、入口通路および出口通路を有し、それぞれの通路が処置される表 面に位置するようになっている開口部を有するハンドルと、該ハンドルの開口部 に空気キャリアで表皮剥脱剤を計量供給するための手段を有する、特に、人体組 織並びに付着性および非排出性材料への微小表皮剥脱形成装置において、上記供 給手段が、処置される表面に対して開口部（４）を閉鎖することにより、ハンド ル（１）の開口部（４）の方へ表皮剥脱剤（Ｓ）を吸い込むためにハンドル（１ ）に接続された真空源（１５）のみからなることを特徴とする微小表皮剥脱形成 装置。
2. （２）ハンドル（１）の開口部（４）が、処置される表面に対して実質的に密着 される形状を有していることを特徴とする請求項１に記載の微小表皮剥脱形成装 置。
3. （３）開口部（４）がハンドル（１）の入口通路（５）に対して実質的に４５° 傾斜していることを特徴とする請求項２に記載の微小表皮剥脱形成装置。
4. （４）ハンドル（１）の入口通路（５）が、表皮剥脱剤（Ｓ）の供給コンテナ（ １７）と連結され、該供給コンテナ（１７）がそのベースに調整バルブ手段（２ ０）を備えた複数の空気取入口（２５）を有し、ハンドル（１）の出口通路（６ ）が、真空ポンプ（１５）と連通する出口孔（１１）を有する収集コンテナ（１ ０）に接続されていることを特徴とする請求項１または２に記載の微小表皮剥脱 形成装置。
5. （５）供給コンテナ（１７）の取入口（２５）がフィルター部材（２６）と連通 し、該フィルター部材（２６）が調整バルブ手段（２０）により表皮剥脱剤（Ｓ ）を振りまぜるようになされていることを特徴とする請求項３に記載の微小表皮 剥脱形成装置。
6. （６）供給コンテナ（１７）が表皮剥脱剤（Ｓ）を加熱するための電気的手段（ ２７）を備えていることを特徴とする請求項３に記載の微小表皮剥脱形成装置。
7. （７）ハンドル（１）が、開口部（４）を有する交換可能なヘッド（２）を備え ていることを特徴とする請求項１に記載の微小表皮剥脱形成装置。