JPH03501810A - 関節補綴 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 関節補綴 本発明は関節補綴を設置する骨間に固定する２つの栓の各ｋに挿入された２つの ピン間の関節部から成る関節補綴に関する。

この種の指関節補綴は米国特許４，３５２，２１２に開示されている。開示され た態様において、関節部は相互に滑って係合する２要素から成り、その１は関節 球を形成し、他の１は該関節球を介して関節式に連結される連結ビンを形成して いる。

該関節部の２要素上のピンは関節補綴により相互連結される骨の管に導入される プラスチック栓に受けられている。

他の従来関節補ｆｆ１（米国特許３，８７５，５９４）は全体が弾性材で構成さ れ、関節補綴の一体部を形成するピンにより骨管内に固定される。かかる補綴は ピンと骨との間に存在する関節式連結部で磨耗し、その結果、弾性材微粒子が人 体器官に侵入して他の器官で感染、その他トラブルの原因になる。

本発明の目的は上記と同種の関節を提供するものであり、米国特許４．３５２． ２１２のものより相当に簡単な構造であり、相互を滑って係合する要素を含まず 、かつ該特許により提案された連結骨に連結できる利点および弾性関節部により 提供される利点を有する。特に、本発明の関節補綴は構造上、簡単であり、耐久 性があり、容易に関節連結でき、磨耗がなく、安全、永久的、無害の管連結を達 成する。また、本発明の関節補綴は簡単に交換ができる。

上記目的は請求項１の特徴部に記載された関節補綴に関する本発明により達成さ れる。

本発明の詳細および利点を添付図面を参照して以下に説明する。

第１図は本発明による指関節補綴の縦部分断面を含む側面図であり、 第２図は第１図の指関節補綴の横部分断面を含む側面図であり、 第３図は２骨間に手術により挿入される指関節部を示す断面図であり、 第４図は１態様のピン取り付は板の端面図であり、第５図は他の態様のピン取り 付は板の端面図であり、かつ第６図は第１図と同様の弾性関節部の１態様図であ る。

第１から５図において、図示された指関節補綴はシリコンゴムまたはポリウレタ ン等の弾性材による関節部１ｏを有する。この関節部は生物適合材料、好ましく はチタン、で形成された２つのピン１１に連結されている。ピン１１は該ピン上 の端フランジ１２のまわりに射出成形された関節部を介して該関節部に固定され ていて、咳端フランジが該弾性材中に完全に埋入されるようになっている。該ピ ンを充分に連結するために該端フランジは第３図の長孔１３または第４図の孔１ ４を形成して射出成形中に弾性材がそれら開口部へ侵入できるようになっている 。該関節部は該端フランジのまわりに２つの板状矩形拡大部１５を形成するとと もに該端フランジ間に相対的に薄く、僅かに湾曲したウェブ１６を形成している 。

各ピン１１は管状ねじ１７へ挿入され、該ねじは生物適合材料で形成され、好ま しくは該ピンと同一材料、チタン等で形成されるのがよい。該ねじは端フランジ １８を有し、かっ該端フランジが骨に係合するまで第３図のごとく骨管内へねじ 込んで固定される。該ねじは骨に大きく影響を与える、即ち、これは骨が不均一 な荷量により劣化せず、かつ有効寿命の長い若者が従来態様の補綴よりも長期間 より良く機能する補綴を使用できるように該関節補綴は長時間の大きな荷重に耐 えることのできることを意味する。ねじ内のボアは充分に長く、該ピンが完全に 該ボアに挿入されたときにその底部に接触しないようになっている。該関節補綴 の取り付けは骨にねじ１７を固定した後該ねじにピン１１を押し込む。この取り 付は後、該ねじ間に設けた弾性関節部１０を介して該ピンを該ねじ内に保持する 。該ピンは取り付は後ねじ内に係止されてよい。関節補綴を使用しているとき該 ピンおよび該ねじ間で移動は生じない。該関節補綴の＃Ｐ磨耗は最小限に維持さ れる。つまり、寿命は長く人体組織へ侵入する粒子による感染または刺激の危険 は実際に完全に解消されることを意味する。他の利点はピンに連結された関節部 が、例えば関節補綴がなんらかの理由で満足できる機能をしない場合には骨の中 に残っているねじを用いて簡単な操作で容易に交換できる点である。該ピンはね じ内で回転するように円筒状であってよく、この場合関節補綴は容易に調整でき るが、使用中に関節補綴が回転する危険もある。仮に回転自在の態様の関節補綴 が回転防止手段を有する態様の関節補綴より安価であったとしても、ピンはボア 内で回転できないようにボアに誘導されるのが好ましい。これはビン上またはボ ア内で該ピンまたはボアの溝に転置自在に受けられる突起を設けるまたは該ピン またはボアを非丸形にすることにより可能になる。例えば、ピンまたはボアを６ 角形断面形状にすれば、ねじを該ねじのボアに係合するビンスパナにより締め付 けることができる。

または、ねじ内にネジドライバ孔を設けるか、またはねじを把持して締め付ける ことのできる６角形フランジをねじ上に設ける必要がある。

弾性関節部１０により、上記関節補綴はばね弾力を有する。

これはリューマチ患者を治療する場合に重要である。ばね弾性のない場合患者の 指は曲折部位で硬直しやすい。更に、弾性関節部はショクを吸収し、その結果と して振動が減衰され、関節補綴およびその取り付は部材の強度を増す。

関節部１０は第６図のごとくウェブが薄（該ウェブの下側をアーチ状に高くした 形状であってよい。この関節部の方が上記第１態様のものよりも指関節を形成す る自然の指関節の骨のその部分の交換に適切であるが、組織が上記下側のアーチ 内へ成長し、該組織が該関節部の下に挟まれて関節と抵触すると同時に該ウェブ の上側が大きな緊張スＩ・レスに曝される。しかし該ウェブは指関節補綴を挿入 する部位の条件に適した最良の方法で適用するために異なる形状にすることが可 能である。

上記関節補綴は相互に滑らせて係合す要素を含む補綴よりも安価かつ簡単な方法 で製造できる。このことは該補綴が高価な関節部よりも色々なタイプの患者に使 用できることを意味する。

本発明は指関節補綴について説明されたが手関節、肘関節、および足関節等の蝶 番型の他の関節に適用できる。

ＦＩＧ、　４　ＦＩＧ、　５ 補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の７第１項） 平成２年４月２乙日 特許庁長官　吉　１）文　毅　殿 １　特許出願の表示 ＰＣＴ／ＳＥ８　Ｂ１０　Ｏ５８０ ２発明の名称 関節補綴 ３　特許出願人 住所　スウェーデン国、ニス−２４２００ホエールビー。

ペーエル　３０９ 名　称　アトス　メディカル　アクティエボラーグ（外１名）４代理人 補正請求の範囲 １．（第２補正）関節補綴を装着する骨間に固定されるべき２つのピン（１１） 間の関節部（１０）、および弾性ウェブから成り、上記ピン（１１）間に関節部 （１０）を形成し、上記ピン（１１）が上記弾性体に埋め込まれることにより上 記ウェブ内に固定されている関節補綴において、上記各ピン（１１）は１端部に 弾性体内に埋め込まれた横フランジ（１２）を有し、かつ上記各ピンには骨内に 固定できる管状ねじが設けられ、上記ピンは上記ねじ内に挿入されていて、上記 ピンと上記ねしは生物適合材料から成ることを特徴とする関節補綴。

２、（変更なし）上記ウェブ（１６）は湾曲している、請求項１の関節補綴。

３、（変更なし）上記フランジ（１２）はさい孔されている、請求項１または２ の関節補綴。

４、（変更なし）上記関節部（１０）は上記フランジのまわりに射出成形されて いる、請求項１から３のいずれか１の関節補綴。

５、（変更なし）上記ピン（１１）は上記ねじ（１７）内に回転自在に設置され ている、請求項１から４のいずれか１の関節補線。

６、（変更なし）上記ピン（１１）は上記ねじ（１７）内に回転しない状態で導 入されている、請求項１から４のいずれか１の関節補綴。

７、（変更なし）上記ピン（１１）および上記ピンを受ける上記ねじ（１７）内 のボアは非円形断面形状である、請求項６の関節補綴。

８、（変更なし）上記ピン（１１）および上記ねじ（１７）はチタン製である、 請求項１から７のいずれか１の関節補綴。

国際調査報告 １Ｉ１１１１ｆｆｉ＠ＩＩＩＭＩ　ＪｖｌｂｌｌｍＰ　ｈ＋　７　（−、／３） ：εε１００５８０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．関節補綴を装着する骨間に固定する２つの栓（１７）の１内に各１挿入する ２つのピン（１１）間の関節部（１０）から成る関節補綴において、上記関節部 （１０）は上記２つのピン（１１）間に弾性ウェブ（６）を有し、上記ピンは上 記弾性ウェブ内に埋め込まれたフランジ（１２）により上記ウェブ内に固定され 、かつ各上記栓（１７）は骨内に固定できる管状ねじを有し、上記ねじは生物適 合材料から成ることを特徴とする関節補綴。 ２．上記ウェブ（１６）は湾曲している、請求項１の関節補綴。 ３．上記フランジ（１２）はさい孔されている、請求項１または２の関節補綴。 ４．上記関節部（１０）は上記フランジのまわりに射出成形されている、請求項 １から３のいずれか１の関節補綴。 ５．上記ピン（１１）は上記ねじ（１７）内に回転自在に設置されている、請求 項１から４のいずれか１の関節補綴。 ６．上記ピン（１１）は上記ねじ（１７）内に回転しない状態で導入されている 、請求項１から４のいずれか１の関節補綴。 ７．上記ピン（１１）および上記ピンを受ける上記ねじ（１７）内のボアは非円 形断面形状である、請求項６の関節補綴。 ８．上記ピン（１１）および上記ねじ（１７）はチタン製である、請求項１から ７のいずれか１の関節補綴。