JPH03501632A - 繊維質帯状体を製造するための二重フェルト式フォーマ及び製造方法 - Google Patents

繊維質帯状体を製造するための二重フェルト式フォーマ及び製造方法

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JPH03501632A
JPH03501632A JP1505445A JP50544589A JPH03501632A JP H03501632 A JPH03501632 A JP H03501632A JP 1505445 A JP1505445 A JP 1505445A JP 50544589 A JP50544589 A JP 50544589A JP H03501632 A JPH03501632 A JP H03501632A
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ビューク、ルドルフ
メイネッケ、アルブレヒト
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ヨット・エム・フォイト・ゲーエムベーハー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、請求の範囲第1項の前段に記載されているような、特に帯状紙などの 繊維質帯状体を製造するための二重フェルト式フォーマに関する。本発明は、更 に、このような二重フェルト式フォーマを用いて繊維質帯状体を製造するための 方法にも関する。
”Bel Bate IiI” (Canadian Pu1p and Pa per As5ociation。
Technical 5ection、74th Annual Meetin gs予稿集“B s、第8286〜B286頁)と呼ばれる二重フェルト式フォ ーマが公知となっている。これは、次のような構造を有している。2組のフェル トは、概ね垂直方向に延在する二重フェルト領域内を、下から上へと2つのブレ ストロールによりガイドされている。両フェルトは、両ブ1ノストロールの直上 に位置する固定湾曲支持装置の領域に於て互いに収束する。ブレストロールの下 側に配置された材料供給領域に於て、2つのフェルト間に郭成される供給口に向 けて材料の流れが送り込まれる。二重フェルト領域に於て、この材料の流れが繊 維質帯状体として形成される。(この過程は、主に、フェルトの張力及び二重フ ィルタ領域の搬送経路が湾曲していることによる、繊維質材料からの余分な水分 の除去に基づくものである。)固定された支持装置のフェルI・ガイド面は、少 なくとも部分的に負圧源に接続可能な脱水開口を備えている。湾曲支持装置の後 段のフェルトガイド装置には、サクションロールとして構成されたフォーミング ロールが配設されている。フォーミングロール及び湾曲支持装置は、同一のフェ ルトのループ内に配設されている。他方のフェルトのループ内には、水分を除去 するために、網状体を介してフェルトに当接する湾曲支持装置の領域に於て、少 なくとも1つのデフレクタが配設されている。
この公知の装置は、次のような特徴を有している。フォーミングロール及び固定 支持装置がいずれも第2のフェルトのループ内に位置している。また、両フェル トは、フォーミングロールの外周の上側領域に於て、互いに引離される。これは 、第1のフェルトの送り出し点が、第2のフェルトの送り出し点よりも上流側に 位置していることによるものである。第2のフェルトは、形成された繊維質帯状 体と共にサクションロール上を搬送され、これにより更に脱水されると共に、更 に、別の出力領域に送り出される。
この公知の構造は、次のようなことを達成せんとするものである。二重フェルI ・領域の入口端に設けられた固定支持装置が極めて大きな曲率半径を有すること から、作動速度が高いにも拘らず、繊維質帯状体の形成を円滑に行うことができ る。また、両面から脱水を行うことにより、(二面性の軽減と呼ばれる)両面の 品質の均質化を行うように、例えば帯状紙からなる繊維質帯状体を形成すること ができる。同時に、脱水過程により失われる繊維質材料及びフィラー材料の量を 少なくすることにより(即ち高い保持率を達成することにより)、紙の品質を高 めることができる。
このような二重フェルト式フォーマの欠点は、第2のフェルトが、フォーミング ロールの外周領域に於て、通常多数の開孔を有するフォーミングロールのサクシ ョンロール或いはフォーミングロールの外皮と直接接触する点に見い出される。
これにより、サクションロール或いはフォーミングロール外皮に設けられた多数 の孔による、所謂孔の模様(Lochs cha t t en−Ma rk  i e rung)が帯状紙に形成される虞れが引起される。これは、少なくと も製造された帯状紙の品質を損う。このような虞れに対して、フォーミングロー ルの上流側の二重フェルト領域の始端部に於て脱水及び帯状体形成過程を成る程 度促進し、少なくとも帯状体がフォーミングロールに到達する前に成る程度の帯 状体形成過程が完了しているようにすることができる。これにより、固定された 支持装置に於ける脱水過程が促進されるが、同時に保持率を低下させ、特に比較 的薄い帯状紙を製造する際には、帯状紙にピンホールと呼ばれる小さな孔が形成 される虞れを引起す。このようなピンホールは、帯状体の特定の部分が平均的に 高い脱水速度をもって脱水されることによるものと考えられる。
更に、この二重フェルト領域は、一方にのみ湾曲している。即ちこの構造は、米 国特許第3.876.499号明細書の第2図に示されているS字状に湾曲した 二重フェルト領域に設けられているような対向湾曲部を備えていない。
従って、製造された帯状紙が、必要な程度に両面の特性が均質でないという、製 造された紙に成る程度の二面性を生じさせる虞れがある。
この公知の二重フェルト式フォーマの更に別の欠点は、両フェルトの分離がフェ ルトサクションロールの前段に於て行われ、形成された帯状体が比較的湿潤であ るうちに分離される点にある。このために、帯状紙を第1のフェルトから引離す 際に、(第2のフェルトと共に)更に搬送される帯状体から、比較的大量の繊維 分が剥ぎ取られるという問題がある。これによっても製造された帯状紙の品質が 損われる。
本発明の課題は、公知の二重フェルト式フォーマを改良し、作動速度が高いにも 拘らず、二重フェルト領域の始端部に於て従来よりも繊維質帯状体の形成過程を 早期に進行させ、可及的に高い保持率を達成すると共に、ピンホールの発生の虞 れを回避することにある。同時に、フォーミングロールにより帯状紙に礼状の模 様が形成される虞れを回避することも本発明の課題である。最後に、両フェルト が互いに分離される領域に於て、繊維質帯状体の乾燥の度合を従来よりも高め、 繊維質帯状体から繊維分が剥ぎ取られる虞れを回避することも本発明の課題であ る。
このような課題は、請求の範囲第1項に記載された特徴により達成される。本発 明に基づく二重フェルト式フォーマの特徴によれば、固定された湾曲支持装置及 びフォーミングロールが第2のフェルトの側でなく、第1のフェルトの側に設け られ、しかも二重フェルト領域がフェルトサクションロールに向けて更に延在し 、フェルトサクションロールの外周の例えば半分の長さに亘って両フェルトが巻 回されている。本発明に基づく二重フェルト式フォーマの更に別の特徴によれば 、フォーミングロールの外皮の水貯留容積が数倍にも増加させられている。(D E−PS3210320により知られているように、)これは、網状の外皮例え ばハニカムシートからなる外皮をフォーミングロールの外周に重合することによ り達成される。
このような特徴を、固定した湾曲支持装置と組合せることにより、(繊維質懸濁 液の状態にある繊維質材料により帯状体を形成する領域の)主脱水領域を、固定 した湾曲支持装置から、フォーミングロールの外周領域へと延長することができ る。即ち、固定した湾曲支持装置は、従来よりも緩かに脱水過程を行うことがで きる。これは、請求の範囲第8項に記載されているように、固定支持装置に於け る負圧の大きさ及びまたはフェルトの張力を調節することにより制御することか できる。(その結果、従来よりも高い保持率を達成し、ピンホールを解消したり 或いは削減することができる。)この際の帯状体形成過程は、フォーミングロー ルの曲率半径が小さいことから、その外周部に於てそれまでよりも激しく行われ 、その結果、遅くともフォーミングロールの外周部の終端部に於ては、帯状体形 成過程が完了している。これは、更に、請求の範囲第8項に記載された特徴によ り制御することができるもので、上記した対策に加えてフォーミングロールの負 圧を変化させることができる。この点に関して、フォーミングロールの水貯容能 力が高められていることが重要である。これにより、脱水効率が向上するばかり でなく、帯状紙に礼状の模様が形成される虞れを回避することができる。
二重フェルト領域の終端部には、フェルトサクションロールが設けられており、 これにより、製造された帯状紙のための脱水過程が更に促進される。フェルトサ クションロールの外周が極めて長いことから、従来の構造により製造された帯状 紙に比較して高い乾燥の度合を達成することができる。また。両フェルトが互い に引離される時点に於て、帯状体から繊維分が引き剥される度合を従来よりも軽 減することができる。
重要なことは、フォーミングロールが固定支持装置と同じフェルトのループ内に 位置し、かつその直下流側に位置しており、更に固定支持装置の領域に於ける他 方のフェルトのループ内に、小さな流れとなった水を除去するためのデフレクタ が設けられているという特徴を備えている点である。このような特徴により、特 に、多くの場合(大きなキャリアを備える)デフレクタを、フェルトが固定支持 装置を離れる領域に於て、他方のフェルトのループ内に設けなければならなかっ た点を考慮すれば、スペースを大きく節約できることが理解される。フォーミン グロールを他方のフェルトのループ内に配設した場合、(デフレクタと干渉する ことのないように)フォーミングロールと固定支持装置との間の間隙を極めて大 きく取らなければならない。
その結果、より大きなスペースが必要となると共に、帯状体形成過程を乱し得る ような、支持されないフェルトの部分の長さを大きくするという事態を招く。
本発明に基づく二重フェルト式フォーマの更に別の利点は、フェルトサクション ロールが、サクション領域の大部分に亘って1つのフェルトではなく、2つのフ ェルトに対して作用する点に見られる。これにより、騒音の発生を抑制すること ができる。
従来の構造と異なり、この二重フェルト領域は単に1つのS字状搬送路を有する のみである。このことにより、成る程度の二面性が生じるのを防止し得ることが 知られており、即ち、これにより帯状紙の両面の特性を従来よりも一層均質化す ることが可能となる。
“Pu1p & Paper”、1982年9月、第130〜139頁、特に第 133〜136頁の(“Pap ie r f o rme r”と題する)記 事により、S字状をなす2つのサクションロールが前後して配設された構造を有 する二重フェルト式フォーマが公知となっている。しかしながら、このフォーマ は、二重フェルト領域の始端部に設けられた固定湾曲支持装置及び、(フォーミ ングロールからなる)第1のサクションロールに於ける、(その表面に重合され た網状外皮による)改善された水保持能力などの本発明に基づく二重フェルト式 フォーマに見られる特徴を備えていない。
米国特許第3,876.499号明細書には1、従来から知られている縦フェル トに対して上側フェルトが設けられた構造を備える二重フェルトが開示されてい る。材料の給送は上から下へと行なわれる。(上から下へと延在する)二重フェ ルト領域の始端部には、固定された湾曲支持装置及び別の脱水エレメント、更に フォーミングロールが互いに前後して配設されている。この米国特許明細書の第 1図に於ける二重フェルト領域に於ては、下側フェルト側に設けられた第2のフ ォーミングロールが、他方の方向に向けて湾曲している。これらフォーミングロ ールはそれぞれサクションロールとして構成されたものであって良い。第2のフ ォーミングロールは、その外周部の約1/8の長さに亘って両フェル)・により 巻回されている。第2のフォーミングロールの後段に於ては、両フェルトが単一 のサクションボックスを通過している。サクションボックスの1つを通過する際 に、上側フェルトは形成された帯状体及び下側フェルトから引離される。下側フ ェルトは、更に少なくとも1つのサクションボックスを帯状体と共に通過し、更 にフェルトサクションロールを経て、送り出し位置へと搬送される。
この米国特許明細書に開示されている固定支持装置は比較的大きな曲率半径を有 し、そのフォーミングロールは比較的小さな曲率半径を有する。従って繊維質帯 状体の形成は初期に於て可及的に緩かに行われる。そのため、小さな曲率半径を 有する部分に於ては、脱水過程が激しく行われる。そのコラム4の記載によれば 、第2のフォーミングロールの後段に於ける乾燥度(Trockengeha  1 t)は“少なくも1.5%”であるとされている。このように小さい値から 、曲率の方向が反転する両フォーミングロール間の領域に於ては、繊維質材料の 一部が依然として懸濁液の状態にあって、繊維質分の一部が依然として水中に浮 遊している状態にあることが推察される。これは、繊維質帯状体を形成する上で 問題となる。この公知の構造の更に別の欠点は、前記したサクションボックスを 従来から知られている縦フェルトと共に用いるために極めて大きなスペースを必 要とする点に見られる。
それに対して本発明に基づく構造によれば(特にフォーミングロールの外周に上 記した網状をなす外皮が重合されており、かつフォーミングロールのサクション 領域が極めて大きいことから)、繊維質帯状体の形成は、少なくともフォーミン グロールの外周領域の終端部に於ては完了している。更に、本発明に基づく構造 は実質的に必要とするスペースが小さくて済む。これは、フォーミングロールが 固定支持装置の直下流側に(即ち、極めて小さい間隔をおいて)設けられており 、最終的な帯状体形成過程が、両フェルトにより巻回されたフェルトサクション ロール上に於ける最終的な脱水過程として行なわれることによるものである。
本発明の別の好適実施例は、請求の範囲の従属類に記載されている。これらの利 点は、添付の図面を参照することにより以下の好適実施例の記載から明らかにな ろう。
第1図は、概ね垂直な帯状体形成領域を備える二重フェルト式フォーマの模式的 側面図である。
第2図は第1図に示された二重フェルト式フォーマと同様の二重フェルト式フォ ーマの二重フェルト領域を拡大して示す図である。
第3図は、概ね水平な帯状体形成領域を有する二重フェルト式フォーマの模式図 である。
第1図に於て、帯状材料体10が、一対のブ1ノストロール13.14を介して 第1及び第2のフェルト11.12間にてガイドされている。二重フェルト領域 に於て、両フェルト11.12は、大きな曲率半径を有する、固定された湾曲支 持体15及びその後段に位置する比較的小さい曲率半径を有するフォーミングロ ール16に沿って搬送される。これら画部分15.16及びデフ1ノクタとして 機能し得るものであって良いサクションボックス17は、全て第1のフェルト1 1のループ内に位置する。更に、両フェルトは、第2のフェルト12のループ内 に位置するサクションロール18に沿って搬送される。両フェルトlL12は、 サクションロール18の頂点の近傍で互いに分離し、帯状材料体が第2のフェル ト12と共に出力側サクションロール19へと取出される。第1のフェルトのた めの他のガイドロールが符号21.21aにより示され、第2のフェルトのため の他のガイドロールが符号22.22aにより示されている。ガイドロール21 a、22aは、フェルトの張力を変化させるためのフェルトテンションロールと して構成されている。また、第1図には、第1のフェルトのためのマシーンフレ ーム23及び第2のフェルトのためのマシーンフレーム24が示されている。
本実施例の二重フェルトフォーマに於ては、帯状材料体10の送出方向及び二重 フェルI・領域の基端部に於けるフェルト11.12の搬送方向は、概ね下から 上へと垂直方向に延在している。しかしながら、例えば第3図に示されたような 他の配置も可能である。
第2図に示されるように、支持装置15は、2つの個別の脱水ボックス15a、 15bからなるものであって良い。
これらの脱水ボックスは、それぞれ複数の桟25からなる湾曲したフェルトガイ ド面を有し、これら桟25の間には、水分の一部を取除くためのスリット26が 郭成されている。
特表千3−501632 (5) 下側の脱水ボックス15aは隔壁45により上下2つの部分に隔絶されており、 上側部分のみが負圧源Vに接続された負圧導入路46を有する。上側の脱水ボッ クス15bは単一のサクションボックスとして構成されている。側部排水路が符 号47により示されている。
上側脱水ボックス15bの上端と、フェルト11.12が、フォーミングロール 16に突入する部分との間の間隔Aは比較的小さく定められている。更に、第2 図は、両フェルト11.12が、フォーミングロール16の右上部分から送り出 されていることを示している。また、フォーミングロール16は、多孔ロール1 6aからなり、その内部がサクションボックス16bをなしている。その吸水領 域は、やはりフォーミングロール16の概ね右上半部に延在している、フォーミ ングロール16の多孔ロール16aには、直立帯状体或いは薄肉金属板からなる ハニカムシート27が巻回されている。このハニカムシート27は、追加の網状 外皮を構成するもので、大きな容積を有し、かつフェルト11及び多孔ロール1 9aの開口に向けて半径方向に開かれたセルを有している。ハニカムシート27 の表面には、目の粗いフェルト布28をなす布製の外皮が重合されている。
第2図に於ては、帯状体材料1.0をなす材料の流れの厚さd及び固定された支 持装置15bの送り出し端に於ける両フェルト11.12間の間隙aは誇張して 図示されている。両フェルト11.12は、固定した湾曲面を有する支持装置1 5の領域ばかりでなく、フォーミングロール16の外周部に於ても収束している 。帯状体10の形成過程は、支持装置15に沿って徐々に進行し、脱水ロール1 6に於て完了する。従って、両フェルトが互いに収束している領域の終端部(即 ち帯状態形成過程の完了点)は、例えば第2図に示されるように、フォーミング ロール16の中間部に位置している。フェルトの収束領域の終端部が点Eとして 図示されており、この時点に於て、帯状紙の乾燥度は約8%となる。
水分を削ぎ落すためのデフレクタ29.30.31が第2のフェルト12に押し 付けられている。デフレクタ29は、両フェルト11.12が下側脱水ボックス 15aから上側脱水ボックス15bへと搬送される径路の、背部から支持されて いない部分に位置しており、デフレクタ31は、両フェルト11、]、2の下側 脱水ボックス15aの下側部分に於ける、同じく背部から支持されていない部分 に位置している。デフレクタ30は、二重フェルト領域の始端部に於て、第2の フェルト12を透過した水分を早期に除去し、後段に於ける第2のフェルト12 による脱水過程を支障な(行う上で重要な働きをする。デフレクタにより除去さ れた水分は小さな水の流れとなるように集合させられる。
これにより、1.500m/分のオーダの高速運転を行った際に、フェルトを透 過した水分が霧状の水滴となって撒き散らされるという傾向を回避することがで きる。このような霧状の水滴は、オペレータにとって不快であるばかりでなく、 サクションロール18から送り出しロール19へと搬送される帯状紙9を再び湿 潤化させてしまう虞れを生じさせる。デフレクタ2つ、30.31は傾動し得る ように支持されており、これによって、第2のフェノリド12に対して強く或い は弱く押圧することができる。フォーミングロール16の外周部から飛ばされた 水分は外周ブレード50により捕集され除去される。
サクションロール18は、少なくとも2つのサクション領域18a、18bを有 している。第1の大きなサクション領域18aは、両フェルト11.12が巻回 されている部分に位置しており、第2の小さなサクション領域18bは、通常比 較的大きな負圧の供給を受け、かつ第1のフェルト11が、形成された帯状紙9 から引離される領域の後段に位置している。サクションロール装置は全体として 3つの部分に分割されている。ロール13.14.21から水及び材料粒子を除 去するシェーバが、第2図に於いて符号33.34.41により示されている。
第1図及び第2図に示された構成に於ては、帯状体形成領域内のフェルト11. 12は、下から上へと搬送される。
この構造には、幾つかの利点があり、特に米国特許第3゜876.499号明細 書に記載された構造に比べて単純であるという利点を有する。固定された支持装 置15の領域に於ては、フェルト11.12を透過した水分は、両側から水平方 向に除去される。このようにすることにより、製造された紙の両面の品質の均一 化を促進することができる。
第3図に示された実施例によれば、帯状紙形成領域に於いて、フェルト11’、 12’が水平方向に搬送される。
この場合、第1のフェルト11′が上側フェルトをなし、第2のフェルト12′ が下側フェルトをなす。好ましくは、図示されているように、固定された支持装 置15′及びフォーミングロール16′を上側フェルト11′の側に、サクショ ンロール18を下側フェルト12′の側に配設すると良い。更に、帯状紙9はサ クションロール18の下流側に於て、第2のフェル1−12’の下面により支持 される。
固定された支持装置15′ は、(それ自身公知の)脱水装置48を有する。フ ォーミングロール16′は、第2図に示されたものよりは大きな外周部を備えて おり、従ってサクション領域16bも大型化されている。第3図に示された実施 例の他の部分は他の実施例のものと略同様であるので、その詳しい説明を省略す る。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成2年8月17日 1、特許出願の表示 PCT/EP891005022、発明の名称 繊維質帯 状体を製造するための二重フェルト式フォーマ及び製造方法 3、特許出願人 住 所 西ドイツ国・デー−7920ハイデンハイム・ザンクトペルテナーシュ トラーセ 43名称 ヨツト・エム・フォイト・ゲーエムベーハー代表者 ロミ ンガー、ゲスタフ ペックス、ビルフリート 国籍 西ドイツ国 4、代理人 居 所 〒102 東京都千代田区飯田橋1−8−8 渋澤ビル耳■舌 262 −1764 6、添付書類の目録 る。即ちこの構造は、米国特許第3,876.499号明細書の第2図に示され ているS字状に湾曲した二重フェルト領域に設けられているような対向湾曲部を 備えていない。
従って、製造された帯状紙が、必要な程度に両面の特性が均質でないという、製 造された紙に成る程度の二面性を生じさせる虞れがある。
この公知の二重フェルト式フォーマの更に別の欠点は、両フェルトの分離がフェ ルトサクションロールの前段に於て行われ、形成された帯状体が比較的湿潤であ るうちに分離される点にある。このために、帯状紙を第2のフェル)・から引離 す際に、(第1のフェルトと共に)更に搬送される帯状体から、比較的大量の繊 維分が剥ぎ取られるという問題がある。これによっても製造された帯状紙の品質 が損われる。
本発明の課題は、公知の二重フェルト式フォーマを改良し、作動速度が高いにも 拘らず、二重フェルト領域の始端部に於て従来よりも繊維質帯状体の形成過程を 早期に進行させ、可及的に高い保持率を達成すると共に、ピンホールの発生の虞 れを回避することにある。同時に、フォーミングロールにより帯状紙に礼状の模 様が形成される虞れを回避することも本発明の課題である。最後に、両フェルト が互いに分離される領域に於て、繊維質帯状体の乾燥の度合を従来よりも高め、 繊維質帯状体から繊維分が剥ぎ取られる虞れを回避することも本発明の課題であ る。
下側の脱水ボックス15aは隔壁45により上下2つの部分に隔絶されており、 上側部分のみが負圧源Vに接続された負圧導入路46を有する。」二側の脱水ボ ックス15bは単一のサクションボックスとして構成されている。側部排水路が 符号47により示されている。
上側脱水ボックス15bの上端と、フェルト11.12が、フォーミングロール 16に突入する部分との間の間隔Aは比較的小さく定められている。更に、第2 図は、両フェルト11.12が、フォーミングロール16の右上部分から送り出 されていることを示している。また、フォーミングロール16は、多孔ロール1 6aからなり、その内部がサクションボックス16bをなしている。その吸水領 域は、やはりフォーミングロール16の概ね右上半部に延在している、フォーミ ングロール16の多孔ロール16aには、直立帯状体或いは薄肉金属板からなる ハニカムシート27が巻回されている。このハニカムシート27は、追加の網状 外皮を構成するもので、大きな容積を有し、かつフェルト11及び多孔ロール1 6aの開口に向けて半径方向に開かれたセルを有している。ハニカムシート27 の表面には、目の粗いフェルト布28をなす布製の外皮が重合されている。
第2図に於ては、帯状体材料10をなす材料の流れの厚さd及び固定された支持 装置15bの送り出し端に於ける両フェルト11.12間の間隙aは誇張して図 示されている。両フェルト11.12は、固定した湾曲面を有する支持装置15 の領域ばかりでなく、フォーミングロール16の外周部に於ても収束している。
帯状体10の形成過程は、支持装置15に沿って徐々に進行し、フォーミングロ ール16に於て完了する。従って、両フェルトが互いに収束している領域の終端 部(即ち帯状態形成過程の完了点)は、例えば第2図に示されるように、フォー ミングロール16の中間部に位置している。フェルトの収束領域の終端部が点E として図示されており、この時点に於て、帯状紙の乾燥度は約8%となる。
水分を削ぎ落すためのデフレクタ29.30.3]、が第2のフェルト12に押 し付けられている。デフレクタ29は、両フェルト11.12が下側脱水ボック ス15aから一ヒ側脱水ボックス15bへと搬送される径路の、背部から支持さ れていない部分に位置しており、デフレクタ31は、両フェルト11.12の下 側脱水ボックス15aの下側部分に於ける、同じく背部から支持されていない部 分に位置している。デフレクタ30は、二重フェルト領域の始端部に於て、第2 のフェルト12を透過した水分を早期に除去し、後段に於ける第2のフェルト1 2による脱水過程を支障なく行う上で重要な働きをする。デフ1ノクタにより除 去された水分は小さな水の流れとなるように集合させられる。
これにより、1.500m/分のオーダの高速運転を行った際に、フェルトを透 過した水分が霧状の水滴となって撒国際調査報告 国際調査報告 pcT/。28,7゜。5゜2

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)(第1及び第2の無端フェルト11、12)からなる2組の無端フェ ルトが、繊維質材料の供給領域に於ける二重フェルト領域の始端部に位置するブ レストロール13、14により互いに収束するようにガイドされ、少なくとも1 つの固定された湾曲支持装置15が、負圧源Vに接続された多数の脱水開孔26 を有するフェルトガイド面を備えており、 (b)前記支持装置15が位置するのと同じフェルトのループの内部に、前記支 持装置15の下流側に小さな間隙Aをおいてサクションロールを構成するフォー ミングロール16が位置しており、かつその曲率半径が前記支持装置の曲率半径 よりも小さく、その外周の少なくとも1/6、好ましくは1/4の長さに亘って 前記両フェルト11、12が巻回されており、また、前記フォーミングロールの サクション領域16bが、その略全周に亘って設けられており、(c)前記湾曲 支持装置15の近傍にあって、かつ他方のフェルトのループ内にて対応するフェ ルトに対して位置調節可能であるようにデフレクタが設けられ、(d)フォーミ ングロール16の後段に、サクションロール18(フェルトサクションロール) が設けられ、該サクションロール18から送り出された繊維質帯状体9が、前記 第2のフェルト12が引離された後に、送り出しロールヘと送り出されるような 繊維質帯状体を製造するための二重フェルト式フォーマであって、 (e)前記固定湾曲支持装置15及びフォーミングロール16が前記第1のフェ ルト11のループ内に配設され、かつ前記サクションループ18が前記第2のフ ェルト12のループ内に配設されており、 (f)前記サクションロール16の多孔ロール16aの表面に、水を貯留し得る ような、大きな容積を有し、かつ半径方向に向けて開かれたセルを構成する網状 の外皮27が重合されており、 (g)前記サクションロール18が、その外周の少なくとも1/3の長さに亘っ て前記両フェルト1、12により巻回されると共に、前記フェルト11、12を 送り出すことを特徴とする二重フェルト式フォーマ。
  2. 2.前記二重フェルト領域に於て、前記フェルト11、12が互いに収束すると 共に、該領域が下から上と延在することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の フォーマ。 (第1図及び第2図)
  3. 3.前記二重フェルト領域に於て、前記フェルト11′、12′が互いに収束す ると共に、該領域が水平方向に延在し、前記固定湾曲支持装置15′及び前記フ ォーミングロール16′が上側のフェルト11′の側に位置していることを特徴 とする請求の範囲第1項に記載のフォーマ。(第3図)
  4. 4.前記サクションロール18の全周の少なくとも1/2の長さに亘って前記両 フェルト11、12が巻回されていることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第 3項のいずれかに記載のフォーマ。
  5. 5.前記フォーミングロール16の網状をなす外皮27が、直立する帯状体を組 合せてなるハニカムシートからなり、その表面に繊維質外皮28が重合されてい ることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載のフォーマ。
  6. 6.前記両フェルト11、12の前記湾曲支持装置15から前記フォーミングロ ール16に至る二重フェルト領域に於ける第2のフェルトのループ内に、該フェ ルトに対して調節可能なデフレクタ31が設けられていることを特徴とする請求 の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載のフォーマ。
  7. 7.前記フォーミングロール16と前記サクションロール18に於ける両フェル トの送り出し位置との間の前記第1のフエルト11のループ内に、デフレクタと して機能する前縁を有するサクションボックス18が配設されているこを特徴と する請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載のフォーマ。
  8. 8.前記した各請求項のいずれかに記載された二重フェルトフェルト式フォーマ を用いて繊維質帯状体を製造するための方法であって、 (a)前記固定湾曲支持装置15の脱水開孔26に供給される負圧及び前記固定 湾曲支持装置15の緩かな湾曲面に於ける両フェルトの張力が、同部分に於て帯 状体形成過程の一部のみが行われるように定められ、(b)前記フォーミングロ ール16の負圧が、該フォーミングロールの外周に於て帯状体形成過程の残りの 部分が行われるように定められていることにより帯状体形成過程が遅くとも前記 フォーミングロールの終端部Eに於て終了するようにしたことを特徴とする製造 方法。
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