JP4992053B2 - ツインワイヤフォーマ - Google Patents

ツインワイヤフォーマ Download PDF

Info

Publication number
JP4992053B2
JP4992053B2 JP2001580485A JP2001580485A JP4992053B2 JP 4992053 B2 JP4992053 B2 JP 4992053B2 JP 2001580485 A JP2001580485 A JP 2001580485A JP 2001580485 A JP2001580485 A JP 2001580485A JP 4992053 B2 JP4992053 B2 JP 4992053B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
twin wire
former
wire
turning device
twin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001580485A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003531971A (ja
Inventor
シュテルツハマー、フランツ
ブービク、アルフレッド
ヘンスレル、ヨアヒム
プロエスル、ユーエルゲン
Original Assignee
ボイス ペ−パ− パテント ゲ−エムベ−ハ−
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ボイス ペ−パ− パテント ゲ−エムベ−ハ− filed Critical ボイス ペ−パ− パテント ゲ−エムベ−ハ−
Publication of JP2003531971A publication Critical patent/JP2003531971A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4992053B2 publication Critical patent/JP4992053B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F9/00Complete machines for making continuous webs of paper
    • D21F9/003Complete machines for making continuous webs of paper of the twin-wire type

Landscapes

  • Paper (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Description

【0001】
本発明は、請求項1の前文に記載の繊維質懸濁液から繊維質ウェブ、特に紙、厚紙またはティッシュウェブを製造するためのツインワイヤフォーマに関する。
【0002】
この種類のツインワイヤフォーマは、本出願人からのドイツ公開明細書DE19803591A1(PB10656DE)から知られている。ツインワイヤフォーマは、ツインワイヤゾーンを共に形成する2つのワイヤベルト(下側ワイヤと上側ワイヤ)を有する。2つのワイヤベルトが回転フォーミングロールの形態の脱水要素にわたって走行するツインワイヤゾーンの第1部分において、2つのワイヤベルトは共に、フローボックス(「ギャップフォーマ」)から繊維質の材料懸濁液を直接ピックアップするウェッジ状の入口ギャップをフォーミングロールに直接形成する。ツインワイヤゾーンの第2部分において、2つのワイヤベルトとそれらの間に形成される繊維質ウェブは、別の脱水要素にわたって、例えば複数のフォーミングストリップおよび/または少なくとも1つのフォーミングシューにわたって、仮想垂直面に対して好ましくは10°〜60°の角度で下向きに急勾配で走行する。ツインワイヤゾーンの第2部分の端部において、ワイヤベルトは変向装置にわたって、次に分離装置にわたって走行し、分離装置は、ワイヤベルトの一方をフォーミング繊維質ウェブから、また他方のワイヤベルトから分離する。
【0003】
この既知のツインワイヤフォーマに伴う不都合は、例えば1.5〜2.5mの値を想定できる比較的大きなフォーミングロールの直径の故に、前記フォーマが非常に大きな全高を有することである。この大きな全高は、特に改造の場合にホールまたはクレーンの高さに関して問題を招き、したがって改造費用およびオーバホールまたは運転費用の増加をもたらす。
【0004】
したがって、本発明の目的は、改造中に、相当の追加費用(改造費用、オーバホール費用、運転費用)が生じないように、また比較的高い機械速度で完全な二次脱水が可能にされるように、全高が低減されるような方法で冒頭に述べた種類のツインワイヤフォーマを改良することである。
【0005】
冒頭に述べた種類の第1のツインワイヤフォーマの場合、上記目的は、本発明に従って、第1の変向装置の後に2つのワイヤベルトが第2の仮想水平面に対してある角度で上向きに走行し、第2の変向装置の上方頂点が第1の変向装置の下方頂点の上方に配置され、フローボックスと第1の仮想水平面との間の角度が下向きに推移することによって達成される。
【0006】
これによって、2つのワイヤベルトの走行が、全高に対する方向に延在するのみならず、ある程度逆の構造でもあり、したがって、絶対的な全高が特に改造の場合に相当低減される利点が達成される。さらに、第2の仮想水平面に対して下向きに推移する角度でフローボックスを配設することによって、高さが増さず、換言すれば、そのコンポーネントに関する限り、フローボックスは上向きに配向されないので、フローボックスはツインワイヤフォーマの全高を増さない。さらに、変向のため、フォーミング繊維質ウェブは、仮想水平面に対してある角度でS字形の経路に案内される。
【0007】
本発明による第1のツインワイヤフォーマの別の改良では、第2の変向装置の上方頂点が、少なくとも50mm、好ましくは少なくとも100mm、特に少なくとも200mm、第1の変向装置の下方頂点の上方に配置され、またフローボックスと第2の仮想水平面との間の角度が、0°〜45°、好ましくは0°〜30°の値を取ることが提案される。
【0008】
冒頭に述べた種類の第2のツインワイヤフォーマの場合、上記目的は、本発明に従って、第1の変向装置の後に2つのワイヤベルトが第2の仮想水平面に対してある角度で上向きに走行し、第1の変向装置の下方頂点の上方に配置されるピックアップ点において、フェルトがフォーミング繊維質ウェブをワイヤベルトから取り外し、またピックアップ点がプレスユニットによって追随され、このユニットにおいて、フォーミング繊維質ウェブが、第1のプレスロールと第2のプレスロールとを有する第1の好ましくはダブルフェルトのプレスニップを通して最初に案内され、フェルトの1つによって第1のプレスニップが第1のプレスロールの周囲に案内された後、第2のプレスニップのフェルト張りされていないプレスロールに移送され、次に、片側のみがフェルト張りされた少なくとも1つの別のプレスニップを通して走行することによって達成される。
【0009】
同様に、本発明によるこの第2のツインワイヤフォーマの場合、成果は、第1の実施形態の場合に述べた利点である。さらに、ピックアップ点の位置によって、ピックアップが、特に改造の場合に全高の増加に貢献せず、全高を決定する上流側ツインワイヤフォーマの垂直領域に配置されることが保証される。
【0010】
本発明による第2のツインワイヤフォーマの別の改良では、ピックアップ点が、少なくとも50mm、好ましくは少なくとも100mm、特に少なくとも200mm、第1の変向装置の下方頂点の上方に配置されることが提案される。
【0011】
本発明によれば、2つのワイヤベルトが、変向装置の後に第2の仮想水平面に対して上向きに走行する角度が、10°〜90°、好ましくは25°〜40°の値を取り、全高の所望の低減の達成が確実に支援される。
【0012】
本発明のさらに有利な改良では、等圧脱水要素が、知られているように、第1の変向装置と分離装置との間に配設され、それらの間にフォーミング繊維質ウェブが走行し、2つのワイヤベルトの間に囲まれることが提案される。したがって、フォーミング繊維質ウェブのために、可能な最善の形成の達成、換言すれば、可能な最も均一の繊維分布が、最大可能な脱水性能、およびウェブ形成操作中の可能な最低のエネルギ消費によって保証される。有利に、少なくとも1つの定置の等圧脱水要素が、一方のワイヤベルトの上に配設され、また少なくとも1つの等圧脱水要素が、他方のワイヤベルトの上に配設され、任意の力によってワイヤベルトに対し弾性的に当接できる。したがって、等圧脱水要素は、簡単な、時間節約的かつ費用効率の高い方法により種々の運転状態に、および種々の繊維質の懸濁液に適合することができる。
【0013】
さらに、プレートまたはプレートセグメントの形状は、費用効率的に形成かつ操作することができるので、等圧脱水要素はプレートまたはプレートセグメントとして設計される。
【0014】
本発明のさらなる実施形態では、フォーミング繊維質ウェブを搬送するワイヤベルトに作用する少なくとも1つの平坦なサクション要素が、分離装置の後に配設されるように意図される。このようにして、フォーミング繊維質ウェブの脱水および形成がさらに確実に支援される。
【0015】
本発明の有利な実施形態では、ワイヤベルトが次に第2の仮想垂直面に対して60°未満、好ましくは40°未満、特に25°未満の角度で下向きに走行するような方法で、ワイヤベルトの変向が第2の変向装置に追随するように意図される。
【0016】
代わりの有利な改良では、ワイヤベルトの変向は、ワイヤベルトが次に実質的に水平に走行するように実施され、別の改良では、別のシートフォーミング装置、好ましくはハイブリッドフォーマが第2の変向装置の後に配設される。ワイヤベルトは、少なくとも50mm、好ましくは少なくとも100mm、第1の変向装置の下方頂点の上方を走行する。
【0017】
第2の変向装置は、サクションロール、ストリップ付きシュー、またはストリップ付きおよび負圧が加えられるシューであることが好ましいが、これは、これらの前述の要素が従来技術に属し、したがって向上した機能信頼性を有し、調達費用が低く、おそらく運転費用も低いからである。
【0018】
本発明のさらなる実施形態では、第1の変向装置の下方頂点と第2の変向装置の上方頂点との間の距離が、1〜8m、好ましくは3〜6mの値を取るように意図される。
【0019】
このさらなる実施形態では、改造の場合に大きな追加費用(改造費用、オーバホール費用、運転費用)が発生しないように、全高が低減されることが再び有利である。
【0020】
構造的および経済的な観点に関して、第1の変向装置が、クローズドロール、オープンロール、または負圧が加えられるオープンロールであるならば有利である。
【0021】
さらに、構造的および経済的観点に関して、分離装置がサクション分離機および/または負圧シューとして設計されるならば、有利である。
【0022】
さらに、本発明によれば、1200mmよりも大きい、好ましくは1635mmよりも大きい、特に1760mmよりも大きい直径を有利に有するフォーミングロールが、オープンロールとして設計され、またオープンフォーミングロールがグリルまたはハニカム構造によって閉鎖されることが、構造的および経済的観点に関して有利である。
【0023】
今記述したこれらの要素は公知の従来技術に属し、したがって向上した機能信頼性を有し、調達費用が低く、おそらく運転費用も低い。
【0024】
一方で、ツインワイヤフォーマの低い全高、他方で、ツインワイヤフォーマの最少数のコンポーネントに関して、フォーミングロールが、ツインワイヤフォーマの合計脱水能力の少なくとも50%、好ましくは少なくとも65%の値を有する脱水能力を有するならば有益である。したがって、他の脱水用のコンポーネントは、関連した全高と共に、通常の場合よりも相当低く変えることができる。
【0025】
変向ロール上の脱水装置が他のロール上の脱水装置よりも大きいならば、換言すれば、変向ロールのロール直径が、フォーミングロールのロール直径および/またはサクションロールのロール直径よりも大きいならば、技術的に有利である。
【0026】
構造上および資金上の両方の観点から、ツインワイヤフォーマが、2〜8m、好ましくは3〜6mの範囲の全高を有するならば有利である。
【0027】
本発明によるツインワイヤフォーマは、フォーマの改造用途にも非常に適合しているが、これは、一般的に存在する構造的条件、例えば全体の寸法を考慮しなければならず、この結果、フォーマの改造は、例えば装着すべきツインワイヤフォーマの全高の増大の結果としてスペースのさらなる必要性を伴ってはならないからである。
【0028】
上述し、なお以下に説明する本発明の特徴は、それぞれ指定された組合せにおいてだけでなく、他の組合せにおいても、あるいはそれら独自に、本発明の範囲から逸脱することなく利用できることは言うまでもない。
【0029】
本発明のさらなる特徴と利点は、図面を参照して、従属請求項および好ましい模範的な実施形態の次の説明から明らかになる。
【0030】
図1の概略側断面図に示されたツインワイヤフォーマ1は、フォーミング繊維質ウェブ4を中央で搬送する2つのエンドレスワイヤベルト、すなわち下側ワイヤ2と上側ワイヤ3を具備する。これらの2つのワイヤベルト2、3は共に、ツインワイヤゾーン5の第1部分の回転フォーミングロール7の形態の脱水要素6にわたって走行するツインワイヤゾーン5を形成し、また共に、第1の仮想水平面H1に対して角度δで装着されたフローボックス9から直接に繊維質の懸濁液をピックアップするウェッジ状の入口ギャップ8を形成する(「ギャップフォーマ」)。概略的に示したフローボックス9は、当然、部分的に制御可能な希釈水技術(「モジュールジェット」システム)によって、多層フローボックスとしておよび/またはフローボックスとしても装備することができる。ツインワイヤゾーン5の第2部分において、2つのワイヤベルト2、3とそれらの間に形成される繊維質ウェブ4は、仮想垂直面V1に対して10°〜60°の角度αで、フォーミングシュー、複数のフォーミングストリップまたは複数の等圧脱水要素のような複数の脱水要素6にわたって、下向きに走行する(特に図示しない)。ツインワイヤゾーンの第2部分の端部において、2つのワイヤベルトは、下方頂点10.SUを有する第1の変向装置10にわたって、次に機械幅にわたり動作する少なくとも1つの分離装置11にわたって走行し、また機械幅の領域において、ワイヤベルト3はフォーミング繊維質ウェブ4と下側ワイヤ2とから離して導かれる。当然、ツインワイヤフォーマ1の異なる設計では、フォーミング繊維質ウェブ4と上側ワイヤ3とから下側ワイヤ2を分離することも可能である。分離された上側ワイヤはガイドロール12の上に走り、そこから、直接または間接的に、別のロールにわたって走り、ウェッジ状の入口ギャップ8に戻る。分離装置11の後に、上方頂点15.SOを有する第2の変向装置15が配設され、フォーミング繊維質ウェブ4を搬送する下側ワイヤ2を変向する。その後、下側ワイヤ2は、フォーミング繊維質ウェブ4と共にサクションロール13を越えてピックアップロール14のピックアップ点Spに走行し、この上で、ピックアップロール14は、繊維質ウェブ4を下側ワイヤ2から取り外し、また繊維質ウェブ4は紙、厚紙またはティッシュマシンの別の製造ステージに移送される。下側ワイヤはガイドロール12の上に、またそこから、間接的に別のロールを越えて走行して、ウェッジ状の入口ギャップ8に戻る。
【0031】
本発明によれば、本発明によるツインワイヤフォーマ1の第1の有利な実施形態では、第2の変向装置15の上方頂点15.SOが第1の変向装置の下方頂点10.SUの上方に配置されるように、2つのワイヤベルト2、3が第1の変向装置10の後に第2の仮想水平面H2に対して角度βで上向きに走行し、また角度δが第1の仮想水平面H1に対して下向きに推移することが意図される。この場合、角度δは、第1の仮想水平面H1に対して図1の時計回り方向に下向きに推移する。
【0032】
さらに、第2の変向装置15の上方頂点15.SOは、少なくとも50mm、好ましくは少なくとも100mm、特に少なくとも200mm、第1の変向装置10の下方頂点10.SUの上方に配置され、また本発明によれば、角度δは0°〜45°、好ましくは0°〜30°の値を取る。
【0033】
さらに、第1の変向装置10の後に2つのワイヤベルト2、3が第2の仮想水平面H2に対して上向きに走行する角度βは、10°〜90°、好ましくは25°〜40°の値を取る。
【0034】
さらに、本発明は、ワイヤベルト2が次に第2の仮想垂直面V2に対して60°未満、好ましくは40°未満、特に25°未満の角度γで下向きに走行するように、ワイヤベルト2の変向が第2の変向装置15において実施されることを意図する。
【0035】
フォーミングロール7は、1200mmよりも大きい、好ましくは1635mmよりも大きい、特に1760mmよりも大きい直径D7を有し、またサクションロールとして設計されるが、オープンロールとしても設計することができ、さらに、オープンロールは、グリルまたはハニカム構造によって閉鎖することが可能である。
【0036】
さらに、フォーミングロール7は、ツインワイヤフォーマ1の合計脱水能力の少なくとも50%、好ましくは少なくとも65%の値を有する脱水能力を有する。
【0037】
第1の変向装置10はクローズドロール16であるが、オープンロール、または負圧が加えられるオープンロールであることができる。さらに、図1では、分離装置11はサクション分離機17として設計されるが、負圧シューとしても設計することができる。
【0038】
第2の変向装置14はサクションロールとして設計されるが、ストリップ付きシューまたはストリップ付きおよび負圧が加えられるシューとしても設計することができる。
【0039】
第1の変向装置10の下方頂点10.SUと第2の変向装置15の上方頂点15.SOとの間の距離A)は、1〜8m、好ましくは3〜6mの値を取る。ツインワイヤフォーマ1は、2〜8m、好ましくは3〜6mの範囲の全高Hを取ることが好ましい。
【0040】
図2の概略側断面図に示したツインワイヤフォーマ1は、原理的に図1のツインワイヤフォーマと同様であり、ツインワイヤフォーマ1のさらなる説明に関して、図1の説明が参照される。
【0041】
本発明によれば、本発明によるツインワイヤフォーマ1の第2の有利な実施形態では、第1の変向装置10の後に2つのワイヤベルト2、3が第2の仮想水平面H2に対して角度βで上向きに走行し、第1の変向装置10の下方頂点10.SUの上方に配置されるピックアップ点Spにおいて、フェルト23がフォーミング繊維質ウェブ4をワイヤベルト2から取り外し、またピックアップ点Spがプレスユニット24によって追随されることが意図され、このユニットにおいて、フォーミング繊維質ウェブ4は、第1のプレスロール26と第2のプレスロール27とを有する第1の好ましくはダブルフェルトのプレスニップ25を通して最初に案内され、フェルト23の1つによって第1のプレスニップ25が第1のプレスロール26の周囲に案内された後、第2のプレスニップ28のフェルト張りされていないプレスロール29に移送され、次に、フェルト張りされていないプレスロール29とサクションロール31とによって形成された片側のみフェルト張りされた少なくとも1つの別のプレスニップ30を通して走行する。
【0042】
さらに、本発明は、ピックアップ点Spが、少なくとも50mm、好ましくは少なくとも100mm、特に少なくとも200mm、第1の変向装置10の下方頂点10.SUの上方に配置されるようにさらに意図される。
【0043】
図2に示したプレスユニット24は、ドイツ公開明細書DE19654325A1(PC10453DE)からの抜粋として理解される。さらに、ドイツ公開明細書DE19744341A1(PC10623DE)は、適切なプレスユニットのさらに進んだ実施形態を開示している。前述のこれら2つの公開明細書の記述は、完全に本出願の主題とされている。
【0044】
さらなる実施形態のプレスユニット24は、少なくとも1つの別のプレスユニットによってさらに追随することができ、これは図示していないが、従来技術に含まれ、個々のプレスユニットの組合せも可能である。したがって、プレスユニット24の設計は、図示かつ説明した同一の設計に限定されない。
【0045】
角度δは、下向きに、図2の第1の仮想水平面H1に対して反時計回り方向に推移する。
【0046】
本発明によるツインワイヤフォーマ1のさらなる有利な実施形態が、図3の概略側断面図に示されている。このツインワイヤフォーマ1は、ツインワイヤゾーン5に関して図1のツインワイヤフォーマと実質的に同一の構造を有する。
【0047】
しかし、本発明によれば、等圧脱水要素18、19は、知られているように、第1の変向装置10と分離装置11との間に配設され、それらの間にフォーミング繊維質ウェブ4が走行し、2つのワイヤベルト2、3の間に囲まれる。この種類の等圧脱水要素18は、本出願人のドイツ公開明細書DE19733316A1(PB10569DE)に記述され、前述の公開明細書の内容は、本出願の主題とされている。定置の等圧脱水要素18は上側ワイヤ3の上に配設され、また少なくとも1つの等圧脱水要素19は下側ワイヤ2の上に配設され、任意の力によって下側ワイヤ2に対し弾性的に当接できる。等圧脱水要素は18、19が、逆の構成のワイヤベルト2、3に作用できることは言うまでもない。等圧脱水要素18、19はプレートまたはプレートセグメントとして設計される。
【0048】
さらに、3つの平坦なサクション要素20は、分離装置11の後に配設され、フォーミング繊維質ウェブ4を搬送する下側ワイヤ2に作用する。
【0049】
本発明によるツインワイヤフォーマ1のさらなる有利な実施形態が、図4の概略側断面図に示されている。このツインワイヤフォーマ1は、ツインワイヤゾーン5に関して図1のツインワイヤフォーマと実質的に同一の構造を有する。
【0050】
本発明によれば、第2の変向装置15はシュー21として設計される。変向は、下側ワイヤ2が実質的に水平に走行するように実施される。第2の変向装置15の後に、別の繊維質ウェブ4.1を製造する別のシートフォーミング装置22が配設される。2つの繊維質ウェブ4、4.1は既知の装置によって用意(couch)され、紙、厚紙またはティッシュマシンの別の製造ステージに送られる。別のシートフォーミング装置は、公知の従来技術に属するフォーマ、好ましくはハイブリッドフォーマとして設計されるので、それについて特に説明しないが、代わりに公知の従来技術が参照される。
【0051】
本発明によるツインワイヤフォーマ1のさらなる有利な実施形態が、図5の概略側断面図に示されている。
【0052】
他の図から明らかなように、本発明によれば、角度βは90°の値を取り、この結果、ツインワイヤゾーン5は、第1の変向装置10の後に垂直に上向きに走行する。これは、再湿潤することなく、また負圧を使用することなく水除去の改良の利点をもたらす。ワイヤの分離後に、下側ワイヤ2は、フォーミング繊維質ウェブ4と共に、サクションロール13を越えて水平位置に案内される。下側ワイヤ2は、フォーミング繊維質ウェブ4と共に、このウェブを搬送する下側ワイヤ2に作用する3つの平坦なサクション要素20にわたって走行する。
【0053】
図6の概略側断面図に示したツインワイヤフォーマ1は、それ自体公知のハイブリッドフォーマとして設計され、ハイブリッドフォーマの上側ワイヤ3は、頂部装着のハイブリッドフォーマと共に頂部装着の長網抄紙ワイヤフォーマの長網抄紙ワイヤを同時に形成する。特に等圧脱水要素のS字形のウェブガイドおよび脱水要素6の取付け部に関しては、上記の実施形態が参照される。
【0054】
要約すると、本発明は、改造の場合、大きな追加費用(改造費用、オーバホール費用、運転費用)が発生せず、また比較的高い機械速度において完全な二次脱水を許容するように全高が低減される、冒頭に述べた種類のツインワイヤフォーマを提供することが理解される。
【0055】
参照番号リスト
1 ツインワイヤフォーマ
2 下側ワイヤ(ワイヤベルト)
3 上側ワイヤ(ワイヤベルト)
4、4.1 繊維質ウェブ
5 ツインワイヤゾーン
6 脱水要素
7 フォーミングロール
8 入口ギャップ
9 フローボックス
10 第1の変向装置
11 分離装置
12 ガイドロール
13 サクションロール
14 ピックアップロール
15 第2の変向装置
16 ロール
17 サクション分離機
18、19 等圧脱水要素
20 平坦なサクション要素
21 シュー
22 シートフォーミング装置
23 フェルト
Sp ピックアップ点
24 プレスユニット
25 プレスニップ(好ましくはダブルフェルト)
26 第1のプレスロール
27 第2のプレスロール
28 第2のプレスニップ
29 プレスロール(フェルト張りなし)
30 プレスニップ(片側フェルト張り)
31 サクションロール
A 距離
D7、D13、D15 ロール直径
H 全高
H1 第1の水平面
H2 第2の水平面
10.SU 下方頂点
15.SO 上方頂点
V1 第1の垂直面
V2 第2の垂直面
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるツインワイヤフォーマの第1の有利な実施形態の概略側断面図である。
【図2】 本発明によるツインワイヤフォーマの第2の有利な実施形態の概略側断面図である。
【図3】 本発明によるツインワイヤフォーマのさらに有利な実施形態の概略側断面図である。
【図4】 本発明によるツインワイヤフォーマのさらに有利な実施形態の概略側断面図である。
【図5】 本発明によるツインワイヤフォーマのさらに有利な実施形態の概略側断面図である。
【図6】 本発明によるツインワイヤフォーマのさらに有利な実施形態の概略側断面図である。

Claims (37)

  1. 繊維質ウェブ(4)を繊維質材料懸濁液から製造するためのツインワイヤフォーマ(1)であって、
    a)2つのエンドレスワイヤベルト(下側ワイヤ(2)と上側ワイヤ(3))がツインワイヤゾーン(5)を共に形成し、
    b)2つのワイヤベルト(2、3)が回転フォーミングロール(7)の形態の脱水要素にわたって走行するツインワイヤゾーン(5)の第1部分において、2つのワイヤベルト(2、3)が共に、第1の仮想水平面(H1)に対して角度(δ)で装着されたフローボックス(9)(「ギャップフォーマ」)から繊維質の材料懸濁液を直接ピックアップするウェッジ状の入口ギャップ(8)を形成し、
    c)ツインワイヤゾーン(5)の第2部分において、繊維質ウェブ(4)とそれらの間に形成される2つのワイヤベルト(2、3)が、別の脱水要素(6)にわたって、第1の仮想垂直面(V1)に対して10°〜60°の角度(α)で下向きに走行し、
    d)ツインワイヤゾーン(5)の第2部分の端部において、2つのワイヤベルト(2、3)が、下方頂点(10.SU)を有する第1の変向装置(10)にわたって、次に機械幅にわたり動作する少なくとも1つの分離装置(11)にわたって走行し、機械幅の領域において、ワイヤベルト(2、3)の一方がフォーミング繊維質ウェブ(4)と他方のワイヤベルト(2、3)とから離して導かれ、
    e)上方頂点(15.SO)を有する第2の変向装置(15)が、分離装置(11)の後に配設されて、フォーミング繊維質ウェブ(4)を搬送するワイヤベルト(2)を第2の仮想垂直面(V2)に対して60°未満の角度(γ)で下向きに走行するように、ワイヤベルト(2)を変向し、かつ
    f)第2の変向装置(15)の上方頂点(15.SO)が第1の変向装置(10)の下方頂点(10.SU)の上方に配置されるように、第1の変向装置(10)の後に2つのワイヤベルト(2、3)が第2の仮想水平面(H2)に対して角度(β)で上向きに走行するツインワイヤフォーマにおいて、
    g)第2の変向装置(15)の上方頂点(15.SO)が、少なくとも50mm第1の変向装置(10)の下方頂点(10.SU)の上方に配置され、
    h)第1の変向装置(10)の後に2つのワイヤベルト(2、3)が第2の仮想水平面(H2)に対して上向きに走行する角度(β)が、10°〜90°の値を取り、かつ 第1の変向装置(10)の下方頂点(10.SU)と第2の変向装置(15)の上方頂点(15.SO)との間の距離(A)が、1〜8mの値を取る
    ことを特徴とするツインワイヤフォーマ。
  2. 前記角度(γ)が40°未満の値を取ることを特徴とする、請求項1に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  3. 前記角度(γ)が25°未満の値を取ることを特徴とする、請求項2に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  4. 第2の変向装置(15)の上方頂点(15.SO)が、少なくとも100mm第1の変向装置(10)の下方頂点(10.SU)の上方に配置されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  5. 第2の変向装置(15)の上方頂点(15.SO)が、少なくとも200mm第1の変向装置(10)の下方頂点(10.SU)の上方に配置されることを特徴とする、請求項4に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  6. 前記角度(β)が25°〜40°の値を取ることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  7. 前記距離(A)が3〜6mの値を取ることを特徴とする、請求項6に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  8. 角度(δ)が0°〜45°の値を取ることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  9. 前記角度(δ)が0°〜30°の値を取ることを特徴とする、請求項8に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  10. g)第1の変向装置(10)の下方頂点(10.SU)の上方に配置されるピックアップ点(Sp)において、フェルト(23)がフォーミング繊維質ウェブ(4)をワイヤベルト(2)から取り外し、
    h)ピックアップ点(Sp)がプレスユニット(24)によって追随され、該プレスユニットにおいて、フォーミング繊維質ウェブ(4)が、第1のプレスロール(26)と第2のプレスロール(27)とを有する第1の好ましくはダブルフェルトのプレスニップ(25)を通して最初に案内され、フェルト(23)の1つによって第1のプレスニップ(25)が第1のプレスロール(26)の周囲に案内された後、第2のプレスニップ(28)のフェルト張りされていないプレスロール(29)に移送され、次に、片側のみがフェルト張りされた少なくとも1つの別のプレスニップ(30)を通して走行することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  11. ピックアップ点(Sp)が、少なくとも50mm、第1の変向装置(10)の下方頂点(10.SU)の上方に配置されることを特徴とする、請求項10に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  12. ピックアップ点(Sp)が、少なくとも100mm、第1の変向装置(10)の下方頂点(10.SU)の上方に配置されることを特徴とする、請求項11に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  13. ピックアップ点(Sp)が、少なくとも200mm、第1の変向装置(10)の下方頂点(10.SU)の上方に配置されることを特徴とする、請求項12に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  14. 等圧脱水要素(18、19)が、知られているように、第1の変向装置(10)と分離装置(11)との間に配設され、それらの間にフォーミング繊維質ウェブ(4)が走行し、2つのワイヤベルト(2、3)の間に囲まれることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  15. 少なくとも1つの定置の等圧脱水要素(18)が、一方のワイヤベルト(2、3)の上に配設され、少なくとも1つの等圧脱水要素(19)が、他方のワイヤベルト(2、3)の上に配設され、任意の力によってワイヤベルト(2、3)に対し弾性的に当接できることを特徴とする、請求項14に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  16. 等圧脱水要素(18、19)がプレートまたはプレートセグメントとして設計されることを特徴とする、請求項14または15に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  17. 分離装置(11)の後に少なくとも1つの平坦なサクション要素(20)が配設され、該サクション要素が、フォーミング繊維質ウェブ(4)を搬送するワイヤベルト(2)に作用することを特徴とする、請求項1〜16のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  18. 第2の変向装置(15)において、ワイヤベルト(2)が次に実質的に水平に走行するように、ワイヤベルト(2)の変向が実施されることを特徴とする、請求項1〜17のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  19. ワイヤベルト(2)が、第1の変向装置(10)の下方頂点(10.SU)にわたって走行することを特徴とする、請求項18に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  20. ワイヤベルト(2)が、少なくとも50mm、第1の変向装置(10)の下方頂点(10.SU)の上方を走行することを特徴とする、請求項19に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  21. ワイヤベルト(2)が、少なくとも100mm、第1の変向装置(10)の下方頂点(10.SU)の上方を走行することを特徴とする、請求項20に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  22. 別のシートフォーミング装置(22)、ハイブリッドフォーマが、第2の変向装置(15)の後に配設されることを特徴とする、請求項1〜21のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  23. 第2の変向装置(15)が、サクションロール(13)、ストリップ付きシュー(21)、またはストリップ付きおよび負圧が加えられるシューであることを特徴とする、請求項1〜22のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  24. 第1の変向装置(10)が、クローズドロール(16)、オープンロール、または負圧が加えられるオープンロールであることを特徴とする、請求項1〜23のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  25. 分離装置(11)がサクション分離機(17)および/または負圧シューとして設計されることを特徴とする、請求項1〜24のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  26. フォーミングロール(7)が、1200mmよりも大きい直径(D7)を有することを特徴とする、請求項1〜25のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  27. フォーミングロール(7)が、1635mmよりも大きい直径(D7)を有することを特徴とする、請求項26に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  28. フォーミングロール(7)が、1760mmよりも大きい直径(D7)を有することを特徴とする、請求項27に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  29. フォーミングロール(7)が、ツインワイヤフォーマ(1)の合計脱水能力の少なくとも50%の値を有する脱水能力を有することを特徴とする、請求項1〜28のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  30. フォーミングロール(7)が、ツインワイヤフォーマ(1)の合計脱水能力の少なくとも65%の値を有する脱水能力を有することを特徴とする、請求項29に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  31. フォーミングロール(7)がオープンロールとして設計されることを特徴とする、請求項1〜30のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  32. オープンフォーミングロール(7)がグリルまたはハニカム構造によって閉鎖されることを特徴とする、請求項31に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  33. オープンフォーミングロール(7)がサクションロールであることを特徴とする、請求項31に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  34. 変向ロール(16)のロール直径(D16)が、フォーミングロール(7)のロール直径(D7)および/またはサクションロール(13)のロール直径(D13)よりも大きいことを特徴とする、請求項1〜33のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  35. 前記ツインワイヤフォーマが、2〜8mの範囲の全高(H)を有することを特徴とする、請求項1〜34のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  36. 前記ツインワイヤフォーマが、3〜6mの範囲の全高(H)を有することを特徴とする、請求項1〜35のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  37. フォーマ改造における、請求項1〜36のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)の使用。
JP2001580485A 2000-05-02 2001-04-27 ツインワイヤフォーマ Expired - Fee Related JP4992053B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10021320.0 2000-05-02
DE10021320A DE10021320A1 (de) 2000-05-02 2000-05-02 Doppelsiebformer
PCT/EP2001/004774 WO2001083882A2 (de) 2000-05-02 2001-04-27 Doppelsiebformer

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003531971A JP2003531971A (ja) 2003-10-28
JP4992053B2 true JP4992053B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=7640513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001580485A Expired - Fee Related JP4992053B2 (ja) 2000-05-02 2001-04-27 ツインワイヤフォーマ

Country Status (7)

Country Link
US (2) US6875309B2 (ja)
EP (1) EP1280959B1 (ja)
JP (1) JP4992053B2 (ja)
AT (1) ATE358748T1 (ja)
DE (2) DE10021320A1 (ja)
ES (1) ES2282269T3 (ja)
WO (1) WO2001083882A2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10255471A1 (de) * 2002-11-28 2004-07-22 Voith Paper Patent Gmbh Doppelsiebformer einer Maschine zur Herstellung einer Faserstoffbahn und dazugehöriges Verfahren
CA2633339C (en) 2005-12-14 2019-03-19 Cold Spring Harbor Laboratory Methods for assessing probabilistic measures of clinical outcome using genomic profiling
US7588663B2 (en) * 2006-10-20 2009-09-15 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Multiple mode headbox
DE102008000778A1 (de) 2008-03-20 2009-09-24 Voith Patent Gmbh Stoffauflauf für eine Papier- oder Kartonmaschine
EP2273009A4 (en) * 2008-03-21 2013-03-27 Jujo Paper Co Ltd PROCESS FOR PRODUCING LAYERED PAPER
US8518472B2 (en) * 2010-03-04 2013-08-27 Guardian Industries Corp. Large-area transparent conductive coatings including doped carbon nanotubes and nanowire composites, and methods of making the same
US8460747B2 (en) * 2010-03-04 2013-06-11 Guardian Industries Corp. Large-area transparent conductive coatings including alloyed carbon nanotubes and nanowire composites, and methods of making the same
US8604332B2 (en) 2010-03-04 2013-12-10 Guardian Industries Corp. Electronic devices including transparent conductive coatings including carbon nanotubes and nanowire composites, and methods of making the same

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1980591U (de) 1965-10-16 1968-03-07 Krups Fa Robert Scherkopf fuer elektrische trockenrasierapparate.
AU2874271A (en) * 1970-05-25 1972-11-16 The Black Clawson Company Papermaking machine
US3726758A (en) * 1971-07-08 1973-04-10 J Parker Twin-wire web forming system with dewatering by centrifugal forces
US3844881A (en) * 1972-06-09 1974-10-29 Rice Barton Corp Multi-layered fibrous web forming system employing a suction roll positioned adjacent the web side of the forming wire and around which the forming wire is wrapped
US3951736A (en) * 1974-12-30 1976-04-20 Tadashi Kobayashi Single-layer and multi-layer paper making apparatus
SE410482B (sv) * 1978-02-15 1979-10-15 Karlstad Mekaniska Ab Forfarande och anordning vid en dubbelviraformare
FI78133C (fi) * 1980-03-14 1989-06-12 Valmet Oy Foerfarande vid viradelen foer en pappersmaskin samt dubbelviraformare.
AT379622B (de) * 1980-11-26 1986-02-10 Escher Wyss Gmbh Papiermaschine mit zwei beweglichen wasserdurchlaessigen entwaesserungsbaendern, z.b. sieben
AT375111B (de) * 1981-04-08 1984-07-10 Escher Wyss Gmbh Doppelsieb-papiermaschine
DE3222428C2 (de) * 1982-06-15 1985-04-04 Sulzer-Escher Wyss GmbH, 7980 Ravensburg Doppelsieb-Papiermaschine
FI84734C (fi) * 1988-05-23 1992-01-10 Valmet Paper Machinery Inc Dubbelviraformare foer pappersmaskin.
DE19654325A1 (de) 1996-12-24 1998-06-25 Voith Sulzer Papiermasch Gmbh Pressenpartie für eine Papiermaschine
DE19702575A1 (de) * 1997-01-24 1998-07-30 Voith Sulzer Papiermasch Gmbh Maschine zur Herstellung einer Faserstoffbahn
DE19733316A1 (de) 1997-08-01 1999-02-04 Voith Sulzer Papiermasch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Bilden einer Faserstoffbahn
DE19744341A1 (de) 1997-10-07 1999-04-15 Voith Sulzer Papiertech Patent Papiermaschine
DE19803591A1 (de) * 1998-01-30 1999-08-05 Voith Sulzer Papiertech Patent Doppelsieb-Former
DE19950805A1 (de) * 1999-10-21 2001-04-26 Voith Paper Patent Gmbh Former

Also Published As

Publication number Publication date
DE10021320A1 (de) 2001-11-08
ATE358748T1 (de) 2007-04-15
EP1280959B1 (de) 2007-04-04
WO2001083882A3 (de) 2002-03-14
US6875309B2 (en) 2005-04-05
ES2282269T3 (es) 2007-10-16
US20040069430A1 (en) 2004-04-15
EP1280959A2 (de) 2003-02-05
JP2003531971A (ja) 2003-10-28
US20050150623A1 (en) 2005-07-14
DE50112289D1 (de) 2007-05-16
US7332060B2 (en) 2008-02-19
WO2001083882A2 (de) 2001-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1543194B1 (en) Forming of a paper or board web in a twin-wire former
CA1242914A (en) Process and equipment in the forming of paper web
JP3319761B2 (ja) 紙ウエブもしくは板紙ウエブからプレスにより水を除去する方法および装置
US4055461A (en) Paper machine with single-wire and curved twin-wire formers
CA1062941A (en) Paper machine, in particular one for manufacturing tissue paper
JP4301619B2 (ja) ダブル抄網形フォーマー
US7608165B2 (en) Multi-layer web formation section
US7332060B2 (en) Twin wire former
US4557802A (en) Apparatus for affecting a web drained on a wire
FI93032B (fi) Paperikoneen kaksiviirainen rainanmuodostusosa
US7931777B2 (en) Multi-layer web formation section
FI91788C (fi) Paperikoneen kaksiviirainen rainanmuodostusosa
CN101268232B (zh) 纸幅成形部以及制造多层纸幅的方法
EP0704005B1 (en) Method and apparatus for dewatering a web in a paper or board machine
EP0160615A2 (en) Top wire former
JP4335436B2 (ja) 多層ウェブ形成方法及び装置及びこれによって形成される多層紙又は板紙製品
JPH0874191A (ja) 抄紙機のツインワイヤフォーマ
US20020124981A1 (en) Method and machine for manufacturing a fibrous pulp web
CA1234308A (en) Forming roll apparatus
JPH11514710A (ja) ウエブフォーマにおけるウエブの再湿潤防止方法および装置
US6030499A (en) Method and apparatus in a paper or board machine for dewatering the web
CA2168119C (en) Gap former in a paper machine
EP0393656A1 (en) Assembly in a paper machine for effecting upward dewatering
WO2006120295A1 (en) Former of a paper or board machine
WO1999060205A1 (en) Twin-wire roll-gap former in a paper machine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100506

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110629

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120410

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees