JP2003531971A - ツインワイヤフォーマ - Google Patents

ツインワイヤフォーマ

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JP2003531971A JP2001580485A JP2001580485A JP2003531971A JP 2003531971 A JP2003531971 A JP 2003531971A JP 2001580485 A JP2001580485 A JP 2001580485A JP 2001580485 A JP2001580485 A JP 2001580485A JP 2003531971 A JP2003531971 A JP 2003531971A
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ボイス ペ−パ− パテント ゲ−エムベ−ハ−
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    • D21F9/00Complete machines for making continuous webs of paper
    • D21F9/003Complete machines for making continuous webs of paper of the twin-wire type

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、請求項1の包括的用語による繊維質懸濁液から繊維質ウェブ(4)、特に紙、厚紙またはティッシュウェブを製造するためのツインワイヤフォーマ(1)に関する。ツインワイヤーフォーマ(1)は、第2の変向装置(15)の上方頂点(15.SO)が第1の変向装置(10)の下方頂点(10.SU)の上方に位置するように、2つのワイヤベルト(2、3)が、第2の仮想水平面(H2)に対して角度(β)を形成しつつ、第1の変向装置(10)を通過した後に上向きに走行すること、および第1の仮想水平面(H1)に対する角度(δ)が下向きに推移することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、請求項1の前文に記載の繊維質懸濁液から繊維質ウェブ、特に紙、
厚紙またはティッシュウェブを製造するためのツインワイヤフォーマに関する。
【0002】 この種類のツインワイヤフォーマは、本出願人からのドイツ公開明細書DE1
9803591A1(PB10656DE)から知られている。ツインワイヤフ
ォーマは、ツインワイヤゾーンを共に形成する2つのワイヤベルト(下側ワイヤ
と上側ワイヤ)を有する。2つのワイヤベルトが回転フォーミングロールの形態
の脱水要素にわたって走行するツインワイヤゾーンの第1部分において、2つの
ワイヤベルトは共に、フローボックス(「ギャップフォーマ」)から繊維質の材
料懸濁液を直接ピックアップするウェッジ状の入口ギャップをフォーミングロー
ルに直接形成する。ツインワイヤゾーンの第2部分において、2つのワイヤベル
トとそれらの間に形成される繊維質ウェブは、別の脱水要素にわたって、例えば
複数のフォーミングストリップおよび/または少なくとも1つのフォーミングシ
ューにわたって、仮想垂直面に対して好ましくは10°〜60°の角度で下向き
に急勾配で走行する。ツインワイヤゾーンの第2部分の端部において、ワイヤベ
ルトは変向装置にわたって、次に分離装置にわたって走行し、分離装置は、ワイ
ヤベルトの一方をフォーミング繊維質ウェブから、また他方のワイヤベルトから
分離する。
【0003】 この既知のツインワイヤフォーマに伴う不都合は、例えば1.5〜2.5mの
値を想定できる比較的大きなフォーミングロールの直径の故に、前記フォーマが
非常に大きな全高を有することである。この大きな全高は、特に改造の場合にホ
ールまたはクレーンの高さに関して問題を招き、したがって改造費用およびオー
バホールまたは運転費用の増加をもたらす。
【0004】 したがって、本発明の目的は、改造中に、相当の追加費用(改造費用、オーバ
ホール費用、運転費用)が生じないように、また比較的高い機械速度で完全な二
次脱水が可能にされるように、全高が低減されるような方法で冒頭に述べた種類
のツインワイヤフォーマを改良することである。
【0005】 冒頭に述べた種類の第1のツインワイヤフォーマの場合、上記目的は、本発明
に従って、第1の変向装置の後に2つのワイヤベルトが第2の仮想水平面に対し
てある角度で上向きに走行し、第2の変向装置の上方頂点が第1の変向装置の下
方頂点の上方に配置され、フローボックスと第1の仮想水平面との間の角度が下
向きに推移することによって達成される。
【0006】 これによって、2つのワイヤベルトの走行が、全高に対する方向に延在するの
みならず、ある程度逆の構造でもあり、したがって、絶対的な全高が特に改造の
場合に相当低減される利点が達成される。さらに、第2の仮想水平面に対して下
向きに推移する角度でフローボックスを配設することによって、高さが増さず、
換言すれば、そのコンポーネントに関する限り、フローボックスは上向きに配向
されないので、フローボックスはツインワイヤフォーマの全高を増さない。さら
に、変向のため、フォーミング繊維質ウェブは、仮想水平面に対してある角度で
S字形の経路に案内される。
【0007】 本発明による第1のツインワイヤフォーマの別の改良では、第2の変向装置の
上方頂点が、少なくとも50mm、好ましくは少なくとも100mm、特に少な
くとも200mm、第1の変向装置の下方頂点の上方に配置され、またフローボ
ックスと第2の仮想水平面との間の角度が、0°〜45°、好ましくは0°〜3
0°の値を取ることが提案される。
【0008】 冒頭に述べた種類の第2のツインワイヤフォーマの場合、上記目的は、本発明
に従って、第1の変向装置の後に2つのワイヤベルトが第2の仮想水平面に対し
てある角度で上向きに走行し、第1の変向装置の下方頂点の上方に配置されるピ
ックアップ点において、フェルトがフォーミング繊維質ウェブをワイヤベルトか
ら取り外し、またピックアップ点がプレスユニットによって追随され、このユニ
ットにおいて、フォーミング繊維質ウェブが、第1のプレスロールと第2のプレ
スロールとを有する第1の好ましくはダブルフェルトのプレスニップを通して最
初に案内され、フェルトの1つによって第1のプレスニップが第1のプレスロー
ルの周囲に案内された後、第2のプレスニップのフェルト張りされていないプレ
スロールに移送され、次に、片側のみがフェルト張りされた少なくとも1つの別
のプレスニップを通して走行することによって達成される。
【0009】 同様に、本発明によるこの第2のツインワイヤフォーマの場合、成果は、第1
の実施形態の場合に述べた利点である。さらに、ピックアップ点の位置によって
、ピックアップが、特に改造の場合に全高の増加に貢献せず、全高を決定する上
流側ツインワイヤフォーマの垂直領域に配置されることが保証される。
【0010】 本発明による第2のツインワイヤフォーマの別の改良では、ピックアップ点が
、少なくとも50mm、好ましくは少なくとも100mm、特に少なくとも20
0mm、第1の変向装置の下方頂点の上方に配置されることが提案される。
【0011】 本発明によれば、2つのワイヤベルトが、変向装置の後に第2の仮想水平面に
対して上向きに走行する角度が、10°〜90°、好ましくは25°〜40°の
値を取り、全高の所望の低減の達成が確実に支援される。
【0012】 本発明のさらに有利な改良では、等圧脱水要素が、知られているように、第1
の変向装置と分離装置との間に配設され、それらの間にフォーミング繊維質ウェ
ブが走行し、2つのワイヤベルトの間に囲まれることが提案される。したがって
、フォーミング繊維質ウェブのために、可能な最善の形成の達成、換言すれば、
可能な最も均一の繊維分布が、最大可能な脱水性能、およびウェブ形成操作中の
可能な最低のエネルギ消費によって保証される。有利に、少なくとも1つの定置
の等圧脱水要素が、一方のワイヤベルトの上に配設され、また少なくとも1つの
等圧脱水要素が、他方のワイヤベルトの上に配設され、任意の力によってワイヤ
ベルトに対し弾性的に当接できる。したがって、等圧脱水要素は、簡単な、時間
節約的かつ費用効率の高い方法により種々の運転状態に、および種々の繊維質の
懸濁液に適合することができる。
【0013】 さらに、プレートまたはプレートセグメントの形状は、費用効率的に形成かつ
操作することができるので、等圧脱水要素はプレートまたはプレートセグメント
として設計される。
【0014】 本発明のさらなる実施形態では、フォーミング繊維質ウェブを搬送するワイヤ
ベルトに作用する少なくとも1つの平坦なサクション要素が、分離装置の後に配
設されるように意図される。このようにして、フォーミング繊維質ウェブの脱水
および形成がさらに確実に支援される。
【0015】 本発明の有利な実施形態では、ワイヤベルトが次に第2の仮想垂直面に対して
60°未満、好ましくは40°未満、特に25°未満の角度で下向きに走行する
ような方法で、ワイヤベルトの変向が第2の変向装置に追随するように意図され
る。
【0016】 代わりの有利な改良では、ワイヤベルトの変向は、ワイヤベルトが次に実質的
に水平に走行するように実施され、別の改良では、別のシートフォーミング装置
、好ましくはハイブリッドフォーマが第2の変向装置の後に配設される。ワイヤ
ベルトは、少なくとも50mm、好ましくは少なくとも100mm、第1の変向
装置の下方頂点の上方を走行する。
【0017】 第2の変向装置は、サクションロール、ストリップ付きシュー、またはストリ
ップ付きおよび負圧が加えられるシューであることが好ましいが、これは、これ
らの前述の要素が従来技術に属し、したがって向上した機能信頼性を有し、調達
費用が低く、おそらく運転費用も低いからである。
【0018】 本発明のさらなる実施形態では、第1の変向装置の下方頂点と第2の変向装置
の上方頂点との間の距離が、1〜8m、好ましくは3〜6mの値を取るように意
図される。
【0019】 このさらなる実施形態では、改造の場合に大きな追加費用(改造費用、オーバ
ホール費用、運転費用)が発生しないように、全高が低減されることが再び有利
である。
【0020】 構造的および経済的な観点に関して、第1の変向装置が、クローズドロール、
オープンロール、または負圧が加えられるオープンロールであるならば有利であ
る。
【0021】 さらに、構造的および経済的観点に関して、分離装置がサクション分離機およ
び/または負圧シューとして設計されるならば、有利である。
【0022】 さらに、本発明によれば、1200mmよりも大きい、好ましくは1635m
mよりも大きい、特に1760mmよりも大きい直径を有利に有するフォーミン
グロールが、オープンロールとして設計され、またオープンフォーミングロール
がグリルまたはハニカム構造によって閉鎖されることが、構造的および経済的観
点に関して有利である。
【0023】 今記述したこれらの要素は公知の従来技術に属し、したがって向上した機能信
頼性を有し、調達費用が低く、おそらく運転費用も低い。
【0024】 一方で、ツインワイヤフォーマの低い全高、他方で、ツインワイヤフォーマの
最少数のコンポーネントに関して、フォーミングロールが、ツインワイヤフォー
マの合計脱水能力の少なくとも50%、好ましくは少なくとも65%の値を有す
る脱水能力を有するならば有益である。したがって、他の脱水用のコンポーネン
トは、関連した全高と共に、通常の場合よりも相当低く変えることができる。
【0025】 変向ロール上の脱水装置が他のロール上の脱水装置よりも大きいならば、換言
すれば、変向ロールのロール直径が、フォーミングロールのロール直径および/
またはサクションロールのロール直径よりも大きいならば、技術的に有利である
【0026】 構造上および資金上の両方の観点から、ツインワイヤフォーマが、2〜8m、
好ましくは3〜6mの範囲の全高を有するならば有利である。
【0027】 本発明によるツインワイヤフォーマは、フォーマの改造用途にも非常に適合し
ているが、これは、一般的に存在する構造的条件、例えば全体の寸法を考慮しな
ければならず、この結果、フォーマの改造は、例えば装着すべきツインワイヤフ
ォーマの全高の増大の結果としてスペースのさらなる必要性を伴ってはならない
からである。
【0028】 上述し、なお以下に説明する本発明の特徴は、それぞれ指定された組合せにお
いてだけでなく、他の組合せにおいても、あるいはそれら独自に、本発明の範囲
から逸脱することなく利用できることは言うまでもない。
【0029】 本発明のさらなる特徴と利点は、図面を参照して、従属請求項および好ましい
模範的な実施形態の次の説明から明らかになる。
【0030】 図1の概略側断面図に示されたツインワイヤフォーマ1は、フォーミング繊維
質ウェブ4を中央で搬送する2つのエンドレスワイヤベルト、すなわち下側ワイ
ヤ2と上側ワイヤ3を具備する。これらの2つのワイヤベルト2、3は共に、ツ
インワイヤゾーン5の第1部分の回転フォーミングロール7の形態の脱水要素6
にわたって走行するツインワイヤゾーン5を形成し、また共に、第1の仮想水平
面H1に対して角度δで装着されたフローボックス9から直接に繊維質の懸濁液
をピックアップするウェッジ状の入口ギャップ8を形成する(「ギャップフォー
マ」)。概略的に示したフローボックス9は、当然、部分的に制御可能な希釈水
技術(「モジュールジェット」システム)によって、多層フローボックスとして
および/またはフローボックスとしても装備することができる。ツインワイヤゾ
ーン5の第2部分において、2つのワイヤベルト2、3とそれらの間に形成され
る繊維質ウェブ4は、仮想垂直面V1に対して10°〜60°の角度αで、フォ
ーミングシュー、複数のフォーミングストリップまたは複数の等圧脱水要素のよ
うな複数の脱水要素6にわたって、下向きに走行する(特に図示しない)。ツイ
ンワイヤゾーンの第2部分の端部において、2つのワイヤベルトは、下方頂点1
0.SUを有する第1の変向装置10にわたって、次に機械幅にわたり動作する
少なくとも1つの分離装置11にわたって走行し、また機械幅の領域において、
ワイヤベルト3はフォーミング繊維質ウェブ4と下側ワイヤ2とから離して導か
れる。当然、ツインワイヤフォーマ1の異なる設計では、フォーミング繊維質ウ
ェブ4と上側ワイヤ3とから下側ワイヤ2を分離することも可能である。分離さ
れた上側ワイヤはガイドロール12の上に走り、そこから、直接または間接的に
、別のロールにわたって走り、ウェッジ状の入口ギャップ8に戻る。分離装置1
1の後に、上方頂点15.SOを有する第2の変向装置15が配設され、フォー
ミング繊維質ウェブ4を搬送する下側ワイヤ2を変向する。その後、下側ワイヤ
2は、フォーミング繊維質ウェブ4と共にサクションロール13を越えてピック
アップロール14のピックアップ点Spに走行し、この上で、ピックアップロー
ル14は、繊維質ウェブ4を下側ワイヤ2から取り外し、また繊維質ウェブ4は
紙、厚紙またはティッシュマシンの別の製造ステージに移送される。下側ワイヤ
はガイドロール12の上に、またそこから、間接的に別のロールを越えて走行し
て、ウェッジ状の入口ギャップ8に戻る。
【0031】 本発明によれば、本発明によるツインワイヤフォーマ1の第1の有利な実施形
態では、第2の変向装置15の上方頂点15.SOが第1の変向装置の下方頂点
10.SUの上方に配置されるように、2つのワイヤベルト2、3が第1の変向
装置10の後に第2の仮想水平面H2に対して角度βで上向きに走行し、また角
度δが第1の仮想水平面H1に対して下向きに推移することが意図される。この
場合、角度δは、第1の仮想水平面H1に対して図1の時計回り方向に下向きに
推移する。
【0032】 さらに、第2の変向装置15の上方頂点15.SOは、少なくとも50mm、
好ましくは少なくとも100mm、特に少なくとも200mm、第1の変向装置
10の下方頂点10.SUの上方に配置され、また本発明によれば、角度δは0
°〜45°、好ましくは0°〜30°の値を取る。
【0033】 さらに、第1の変向装置10の後に2つのワイヤベルト2、3が第2の仮想水
平面H2に対して上向きに走行する角度βは、10°〜90°、好ましくは25
°〜40°の値を取る。
【0034】 さらに、本発明は、ワイヤベルト2が次に第2の仮想垂直面V2に対して60
°未満、好ましくは40°未満、特に25°未満の角度γで下向きに走行するよ
うに、ワイヤベルト2の変向が第2の変向装置15において実施されることを意
図する。
【0035】 フォーミングロール7は、1200mmよりも大きい、好ましくは1635m
mよりも大きい、特に1760mmよりも大きい直径D7を有し、またサクショ
ンロールとして設計されるが、オープンロールとしても設計することができ、さ
らに、オープンロールは、グリルまたはハニカム構造によって閉鎖することが可
能である。
【0036】 さらに、フォーミングロール7は、ツインワイヤフォーマ1の合計脱水能力の
少なくとも50%、好ましくは少なくとも65%の値を有する脱水能力を有する
【0037】 第1の変向装置10はクローズドロール16であるが、オープンロール、また
は負圧が加えられるオープンロールであることができる。さらに、図1では、分
離装置11はサクション分離機17として設計されるが、負圧シューとしても設
計することができる。
【0038】 第2の変向装置14はサクションロールとして設計されるが、ストリップ付き
シューまたはストリップ付きおよび負圧が加えられるシューとしても設計するこ
とができる。
【0039】 第1の変向装置10の下方頂点10.SUと第2の変向装置15の上方頂点1
5.SOとの間の距離A)は、1〜8m、好ましくは3〜6mの値を取る。ツイ
ンワイヤフォーマ1は、2〜8m、好ましくは3〜6mの範囲の全高Hを取るこ
とが好ましい。
【0040】 図2の概略側断面図に示したツインワイヤフォーマ1は、原理的に図1のツイ
ンワイヤフォーマと同様であり、ツインワイヤフォーマ1のさらなる説明に関し
て、図1の説明が参照される。
【0041】 本発明によれば、本発明によるツインワイヤフォーマ1の第2の有利な実施形
態では、第1の変向装置10の後に2つのワイヤベルト2、3が第2の仮想水平
面H2に対して角度βで上向きに走行し、第1の変向装置10の下方頂点10.
SUの上方に配置されるピックアップ点Spにおいて、フェルト23がフォーミ
ング繊維質ウェブ4をワイヤベルト2から取り外し、またピックアップ点Spが
プレスユニット24によって追随されることが意図され、このユニットにおいて
、フォーミング繊維質ウェブ4は、第1のプレスロール26と第2のプレスロー
ル27とを有する第1の好ましくはダブルフェルトのプレスニップ25を通して
最初に案内され、フェルト23の1つによって第1のプレスニップ25が第1の
プレスロール26の周囲に案内された後、第2のプレスニップ28のフェルト張
りされていないプレスロール29に移送され、次に、フェルト張りされていない
プレスロール29とサクションロール31とによって形成された片側のみフェル
ト張りされた少なくとも1つの別のプレスニップ30を通して走行する。
【0042】 さらに、本発明は、ピックアップ点Spが、少なくとも50mm、好ましくは
少なくとも100mm、特に少なくとも200mm、第1の変向装置10の下方
頂点10.SUの上方に配置されるようにさらに意図される。
【0043】 図2に示したプレスユニット24は、ドイツ公開明細書DE19654325
A1(PC10453DE)からの抜粋として理解される。さらに、ドイツ公開
明細書DE19744341A1(PC10623DE)は、適切なプレスユニ
ットのさらに進んだ実施形態を開示している。前述のこれら2つの公開明細書の
記述は、完全に本出願の主題とされている。
【0044】 さらなる実施形態のプレスユニット24は、少なくとも1つの別のプレスユニ
ットによってさらに追随することができ、これは図示していないが、従来技術に
含まれ、個々のプレスユニットの組合せも可能である。したがって、プレスユニ
ット24の設計は、図示かつ説明した同一の設計に限定されない。
【0045】 角度δは、下向きに、図2の第1の仮想水平面H1に対して反時計回り方向に
推移する。
【0046】 本発明によるツインワイヤフォーマ1のさらなる有利な実施形態が、図3の概
略側断面図に示されている。このツインワイヤフォーマ1は、ツインワイヤゾー
ン5に関して図1のツインワイヤフォーマと実質的に同一の構造を有する。
【0047】 しかし、本発明によれば、等圧脱水要素18、19は、知られているように、
第1の変向装置10と分離装置11との間に配設され、それらの間にフォーミン
グ繊維質ウェブ4が走行し、2つのワイヤベルト2、3の間に囲まれる。この種
類の等圧脱水要素18は、本出願人のドイツ公開明細書DE19733316A
1(PB10569DE)に記述され、前述の公開明細書の内容は、本出願の主
題とされている。定置の等圧脱水要素18は上側ワイヤ3の上に配設され、また
少なくとも1つの等圧脱水要素19は下側ワイヤ2の上に配設され、任意の力に
よって下側ワイヤ2に対し弾性的に当接できる。等圧脱水要素は18、19が、
逆の構成のワイヤベルト2、3に作用できることは言うまでもない。等圧脱水要
素18、19はプレートまたはプレートセグメントとして設計される。
【0048】 さらに、3つの平坦なサクション要素20は、分離装置11の後に配設され、
フォーミング繊維質ウェブ4を搬送する下側ワイヤ2に作用する。
【0049】 本発明によるツインワイヤフォーマ1のさらなる有利な実施形態が、図4の概
略側断面図に示されている。このツインワイヤフォーマ1は、ツインワイヤゾー
ン5に関して図1のツインワイヤフォーマと実質的に同一の構造を有する。
【0050】 本発明によれば、第2の変向装置15はシュー21として設計される。変向は
、下側ワイヤ2が実質的に水平に走行するように実施される。第2の変向装置1
5の後に、別の繊維質ウェブ4.1を製造する別のシートフォーミング装置22
が配設される。2つの繊維質ウェブ4、4.1は既知の装置によって用意(couch
)され、紙、厚紙またはティッシュマシンの別の製造ステージに送られる。別の
シートフォーミング装置は、公知の従来技術に属するフォーマ、好ましくはハイ
ブリッドフォーマとして設計されるので、それについて特に説明しないが、代わ
りに公知の従来技術が参照される。
【0051】 本発明によるツインワイヤフォーマ1のさらなる有利な実施形態が、図5の概
略側断面図に示されている。
【0052】 他の図から明らかなように、本発明によれば、角度βは90°の値を取り、こ
の結果、ツインワイヤゾーン5は、第1の変向装置10の後に垂直に上向きに走
行する。これは、再湿潤することなく、また負圧を使用することなく水除去の改
良の利点をもたらす。ワイヤの分離後に、下側ワイヤ2は、フォーミング繊維質
ウェブ4と共に、サクションロール13を越えて水平位置に案内される。下側ワ
イヤ2は、フォーミング繊維質ウェブ4と共に、このウェブを搬送する下側ワイ
ヤ2に作用する3つの平坦なサクション要素20にわたって走行する。
【0053】 図6の概略側断面図に示したツインワイヤフォーマ1は、それ自体公知のハイ
ブリッドフォーマとして設計され、ハイブリッドフォーマの上側ワイヤ3は、頂
部装着のハイブリッドフォーマと共に頂部装着の長網抄紙ワイヤフォーマの長網
抄紙ワイヤを同時に形成する。特に等圧脱水要素のS字形のウェブガイドおよび
脱水要素6の取付け部に関しては、上記の実施形態が参照される。
【0054】 要約すると、本発明は、改造の場合、大きな追加費用(改造費用、オーバホー
ル費用、運転費用)が発生せず、また比較的高い機械速度において完全な二次脱
水を許容するように全高が低減される、冒頭に述べた種類のツインワイヤフォー
マを提供することが理解される。
【0055】 参照番号リスト 1 ツインワイヤフォーマ 2 下側ワイヤ(ワイヤベルト) 3 上側ワイヤ(ワイヤベルト) 4、4.1 繊維質ウェブ 5 ツインワイヤゾーン 6 脱水要素 7 フォーミングロール 8 入口ギャップ 9 フローボックス 10 第1の変向装置 11 分離装置 12 ガイドロール 13 サクションロール 14 ピックアップロール 15 第2の変向装置 16 ロール 17 サクション分離機 18、19 等圧脱水要素 20 平坦なサクション要素 21 シュー 22 シートフォーミング装置 23 フェルト Sp ピックアップ点 24 プレスユニット 25 プレスニップ(好ましくはダブルフェルト) 26 第1のプレスロール 27 第2のプレスロール 28 第2のプレスニップ 29 プレスロール(フェルト張りなし) 30 プレスニップ(片側フェルト張り) 31 サクションロール A 距離 D7、D13、D15 ロール直径 H 全高 H1 第1の水平面 H2 第2の水平面 10.SU 下方頂点 15.SO 上方頂点 V1 第1の垂直面 V2 第2の垂直面
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるツインワイヤフォーマの第1の有利な実施形態の概
略側断面図である。
【図2】 本発明によるツインワイヤフォーマの第2の有利な実施形態の概
略側断面図である。
【図3】 本発明によるツインワイヤフォーマのさらに有利な実施形態の概
略側断面図である。
【図4】 本発明によるツインワイヤフォーマのさらに有利な実施形態の概
略側断面図である。
【図5】 本発明によるツインワイヤフォーマのさらに有利な実施形態の概
略側断面図である。
【図6】 本発明によるツインワイヤフォーマのさらに有利な実施形態の概
略側断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘンスレル、ヨアヒム ドイツ、88213 ラーベンスブルグ、フラ ンツ−ヨアヒム−バイヒ シュトラーセ 19 (72)発明者 プロエスル、ユーエルゲン ドイツ、88263 ホルゲンツェル、ハペン バイレル 402 Fターム(参考) 4L055 CD09 CE46 CE57 CE58 CE84 EA15 FA08 FA22 FA30

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維質ウェブ(4)、特に紙、厚紙またはティッシュウェブを
    繊維質材料懸濁液から製造するためのツインワイヤフォーマ(1)であって、 a)2つのエンドレスワイヤベルト(下側ワイヤ(2)と上側ワイヤ(3))
    がツインワイヤゾーン(5)を共に形成し、 b)2つのワイヤベルト(2、3)が回転フォーミングロール(7)の形態の
    脱水要素にわたって走行するツインワイヤゾーン(5)の第1部分において、2
    つのワイヤベルト(2、3)が共に、第1の仮想水平面(H1)に対して角度(
    δ)で装着されたフローボックス(9)(「ギャップフォーマ」)から繊維質の
    材料懸濁液を直接ピックアップするウェッジ状の入口ギャップ(8)を形成し、 c)ツインワイヤゾーン(5)の第2部分において、繊維質ウェブ(4)とそ
    れらの間に形成される2つのワイヤベルト(2、3)が、別の脱水要素(6)に
    わたって、第1の仮想垂直面(V1)に対して10°〜60°の角度(α)で下
    向きに走行し、 d)ツインワイヤゾーン(5)の第2部分の端部において、2つのワイヤベル
    ト(2、3)が、下方頂点(10.SU)を有する第1の変向装置(10)にわ
    たって、次に機械幅にわたり動作する少なくとも1つの分離装置(11)にわた
    って走行し、機械幅の領域において、ワイヤベルト(2、3)の一方がフォーミ
    ング繊維質ウェブ(4)と他方のワイヤベルト(2、3)とから離して導かれ、 e)上方頂点(15.SO)を有する第2の変向装置(15)が、分離装置(
    11)の後に配設されて、フォーミング繊維質ウェブ(4)を搬送するワイヤベ
    ルト(2)を変向する、ツインワイヤフォーマにおいて、 f)第2の変向装置(15)の上方頂点(15.SO)が第1の変向装置(1
    0)の下方頂点(10.SU)の上方に配置されるように、第1の変向装置(1
    0)の後に2つのワイヤベルト(2、3)が第2の仮想水平面(H2)に対して
    角度(β)で上向きに走行し、 g)角度(δ)が、第1の仮想水平面(H1)に対して下向きに推移すること
    を特徴とするツインワイヤフォーマ。
  2. 【請求項2】 第2の変向装置(15)の上方頂点(15.SO)が、少なく
    とも50mm、好ましくは少なくとも100mm、特に少なくとも200mm、
    第1の変向装置(10)の下方頂点(10.SU)の上方に配置されることを特
    徴とする、請求項1に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  3. 【請求項3】 角度(δ)が0°〜45°、好ましくは0°〜30°の値を取
    ることを特徴とする、請求項1または2に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  4. 【請求項4】 f)第1の変向装置(10)の後に2つのワイヤベルト(2、3)が第2の仮
    想水平面(H2)に対して角度(β)で上向きに走行し、 g)第1の変向装置(10)の下方頂点(10.SU)の上方に配置されるピ
    ックアップ点(Sp)において、フェルト(23)がフォーミング繊維質ウェブ
    (4)をワイヤベルト(2)から取り外し、 h)ピックアップ点(Sp)がプレスユニット(24)によって追随され、該
    プレスユニットにおいて、フォーミング繊維質ウェブ(4)が、第1のプレスロ
    ール(26)と第2のプレスロール(27)とを有する第1の好ましくはダブル
    フェルトのプレスニップ(25)を通して最初に案内され、フェルト(23)の
    1つによって第1のプレスニップ(25)が第1のプレスロール(26)の周囲
    に案内された後、第2のプレスニップ(28)のフェルト張りされていないプレ
    スロール(29)に移送され、次に、片側のみがフェルト張りされた少なくとも
    1つの別のプレスニップ(30)を通して走行することを特徴とする、請求項1
    に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  5. 【請求項5】 ピックアップ点(Sp)が、少なくとも50mm、好ましくは
    少なくとも100mm、特に少なくとも200mm、第1の変向装置(10)の
    下方頂点(10.SU)の上方に配置されることを特徴とする、請求項4に記載
    のツインワイヤフォーマ(1)。
  6. 【請求項6】 第1の変向装置(10)の後に2つのワイヤベルト(2、3)
    が第2の仮想水平面(H2)に対して上向きに走行する角度(β)が、10°〜
    90°、好ましくは25°〜40°の値を取ることを特徴とする、請求項1〜5
    のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  7. 【請求項7】 等圧脱水要素(18、19)が、知られているように、第1の
    変向装置(10)と分離装置(11)との間に配設され、それらの間にフォーミ
    ング繊維質ウェブ(4)が走行し、2つのワイヤベルト(2、3)の間に囲まれ
    ることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のツインワイヤフォー
    マ(1)。
  8. 【請求項8】 少なくとも1つの定置の等圧脱水要素(18)が、一方のワイ
    ヤベルト(2、3)の上に配設され、少なくとも1つの等圧脱水要素(19)が
    、他方のワイヤベルト(2、3)の上に配設され、任意の力によってワイヤベル
    ト(2、3)に対し弾性的に当接できることを特徴とする、請求項7に記載のツ
    インワイヤフォーマ(1)。
  9. 【請求項9】 等圧脱水要素(18、19)がプレートまたはプレートセグメ
    ントとして設計されることを特徴とする、請求項7または8に記載のツインワイ
    ヤフォーマ(1)。
  10. 【請求項10】 分離装置(11)の後に少なくとも1つの平坦なサクション
    要素(20)が配設され、該サクション要素が、フォーミング繊維質ウェブ(4
    )を搬送するワイヤベルト(2)に作用することを特徴とする、請求項1〜9の
    いずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  11. 【請求項11】 第2の変向装置(15)において、ワイヤベルト(2)が次
    に第2の仮想垂直面(V2)に対して60°未満、好ましくは40°未満、特に
    25°未満の角度(γ)で下向きに走行するように、ワイヤベルト(2)の変向
    が実施されることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載のツイン
    ワイヤフォーマ(1)。
  12. 【請求項12】 第2の変向装置(15)において、ワイヤベルト(2)が次
    に実質的に水平に走行するように、ワイヤベルト(2)の変向が実施されること
    を特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(
    1)。
  13. 【請求項13】 ワイヤベルト(2)が、第1の変向装置(10)の下方頂点
    (10.SU)にわたって走行することを特徴とする、請求項12に記載のツイ
    ンワイヤフォーマ(1)。
  14. 【請求項14】 ワイヤベルト(2)が、少なくとも50mm、好ましくは少
    なくとも100mm、第1の変向装置(10)の下方頂点(10.SU)の上方
    を走行することを特徴とする、請求項13に記載のツインワイヤフォーマ(1)
  15. 【請求項15】 別のシートフォーミング装置(22)、好ましくはハイブリ
    ッドフォーマが、第2の変向装置(15)の後に配設されることを特徴とする、
    請求項1〜14のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  16. 【請求項16】 第2の変向装置(15)が、サクションロール(13)、ス
    トリップ付きシュー(21)、またはストリップ付きおよび負圧が加えられるシ
    ューであることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項に記載のツインワ
    イヤフォーマ(1)。
  17. 【請求項17】 第1の変向装置(10)の下方頂点(10.SU)と第2の
    変向装置(15)の上方頂点(15.SO)との間の距離(A)が、1〜8m、
    好ましくは3〜6mの値を取ることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか1
    項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  18. 【請求項18】 第1の変向装置(10)が、クローズドロール(16)、オ
    ープンロール、または負圧が加えられるオープンロールであることを特徴とする
    、請求項1〜17のいずれか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  19. 【請求項19】 分離装置(11)がサクション分離機(17)および/また
    は負圧シューとして設計されることを特徴とする、請求項1〜18のいずれか1
    項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  20. 【請求項20】 フォーミングロール(7)が、1200mmよりも大きい、
    好ましくは1635mmよりも大きい、特に1760mmよりも大きい直径(D
    7)を有することを特徴とする、請求項1〜19のいずれか1項に記載のツイン
    ワイヤフォーマ(1)。
  21. 【請求項21】 フォーミングロール(7)が、ツインワイヤフォーマ(1)
    の合計脱水能力の少なくとも50%、好ましくは少なくとも65%の値を有する
    脱水能力を有することを特徴とする、請求項1〜20のいずれか1項に記載のツ
    インワイヤフォーマ(1)。
  22. 【請求項22】 フォーミングロール(7)がオープンロールとして設計され
    ることを特徴とする、請求項1〜21のいずれか1項に記載のツインワイヤフォ
    ーマ(1)。
  23. 【請求項23】 オープンフォーミングロール(7)がグリルまたはハニカム
    構造によって閉鎖されることを特徴とする、請求項22に記載のツインワイヤフ
    ォーマ(1)。
  24. 【請求項24】 オープンフォーミングロール(7)がサクションロールであ
    ることを特徴とする、請求項22に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  25. 【請求項25】 変向ロール(16)のロール直径(D16)が、フォーミン
    グロール(7)のロール直径(D7)および/またはサクションロール(13)
    のロール直径(D13)よりも大きいことを特徴とする、請求項1〜24のいず
    れか1項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  26. 【請求項26】 前記ツインワイヤフォーマが、2〜8m、好ましくは3〜6
    mの範囲の全高(H)を有することを特徴とする、請求項1〜25のいずれか1
    項に記載のツインワイヤフォーマ(1)。
  27. 【請求項27】 特にフォーマ改造における、請求項1〜26のいずれか1項
    に記載のツインワイヤフォーマ(1)の使用。
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