JPH03501543A - 加熱可能な窓ガラス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 加熱可能な窓ガラス 従来の技術 本発明は請求項１の上位概念に記載の自動車のための加熱可能な窓ガラスに関す る。

加熱素子として熱線を用いるか又は均一の導電層を有する加熱可能な窓ガラスを 用いることが公知である、導電性材料は、外部から接続することのできる端子に 接続され、これらの端子には自動車のバッテリーを接続することができる。電気 抵抗に起因して導電性材料には電力損失が発生し、ひいては熱が発生する。この ようにして窓ガラスが凍結したり曇ったりすることを防ぐことができる。自動車 の前面ガラスをこのように加熱することにより寒冷な天候の場合に視界を改善す ることができる。

しかし公知の加熱可能な窓ガラスは直流エネルギー供給又は単相交流エネルギー 供給のみ使用可能である。自動車においては主として３相交流発電機が使用され ているので、これは著しいエネルギー損失を意味する。

発明の効果 冒頭に記載の形式の加熱可能な窓ガラスから出発して、請求項１の特徴部分に記 載の特徴により、３相交流発電機によって発生する電圧の電圧変換をする必要が なくなり、電圧変換の際に生ずる損失を回避できる利点がある。３相交流端子の それぞれ１つに対応して設けられている種々の加熱ゾーンを、適切に空間的に分 割することにより所望のように均一な力ロ熱作用又は非対称な加熱作用を得るこ とができる。

存在する要求に応じて、窓ガラスを加熱するための導電性材料として多数の加熱 線又は均一な層を設けることができる。加熱線は種々異なる３相交流端子に対応 して配置されている加熱ゾーンに区分することができる。その場合３相交流端子 と接続されていない加熱線の端部は１つの点又は１つの導体路にまとめることが できる。このようにして発電機巻線の星形配置に近似する星形結線が得られる。

２つの端子ゾーンのそれぞれは２つの隣同士の各コーナの近傍に延在し、これに 対して第３の端子ゾーンは、これら２つのコーナを結ぶ窓ガラス辺に対向して位 置する窓ガラス辺に沿って走行するように端子ゾーンを配置するど、均一層を導 電性材料として用いる場合には有利である。

このようにして特に各端子ゾーンを適切な長さに定めることにより窓ガラスを均 一に加熱することができる。

加熱可能な窓ガラスのためにノ；だ３つの端子を設けるのではなく、３の整数倍 の数だけ端子を設けることも基本的には可能である。これにより、対応する数の 加熱セグメントを設けることができ、これらの加熱セグメントを種々異なる方法 で窓ガラスの面全体にわたり分散配置することができる。

３相交流発電機の過負荷又は熱線の加熱を防ぐｔ；め１；３相交流発電機を、発 生されｔ；出力電圧及び／又は加熱可能な窓ガラスに発生する温度に依存して調 整すると有利である。

図　面 本発明を実施例に基づき図を用いて詳しく説明する第１図は均一の加熱層を有す る加熱可能な窓ガラス、第２図は３つの加熱領域にまとめられた加熱線を有する 加熱可能な窓ガラス、第３図は第１図に示す加熱可能な窓ガラスに接続された３ 相交流発電機を有する回路、第４図は第２図に示されているように加熱可能な窓 ガラスに接続されている３相交流発電機を有する回路装置である。

第１図に示されている加熱可能な窓ガラスｌは加熱素子として均一の導電層２を 有し、導電層２は窓ガラスｌの面全体にわたり拡がっており、端子ゾーン３゜４ ．５まで到達している。端子ゾーン３ないし５は端子６ないし８と接続され、端 子６ないし８には３相交流発電機の電圧の相線Ｕ、Ｖ、Ｗが接続されている。

均一な層２の代りに第２図に示すように端子ゾーン１２〜１４と接続されている 多数の加熱線９．１０．１１を使用することができる。加熱線９〜１１の他方の 端部は導電接続線１５を介して相互に接続することができる。端子１６〜１８に はこの場合も３相交流発電機の相練り、ｖ、ｗが接続されている。

第２図で行われている端子線９〜１１の３つの群への分割によって、端子ゾーン １２．１３．１４の上部に延在する３つの隣接して位置する加熱ゾーンが形成さ れる。

第３図には、電圧及び温度監視回路１９が３相交流発電機２０に対応して配置さ れている回路装置の１つの実施例が示されている。３相交流発電機には、第１図 に示されている窓ガラス１が接続されている。付加的に窓ガラスｌには温度セン サ２１が配置され、温度センサ２１は入力側Ｔ１及びＴ２を介して電圧及び温度 監視回路１９と接続されている。さらに電圧及び温度監視回路１９は相線ｕ、ｖ 、ｗから、３相交流発電機２０により発生された電圧をタップして取出し、温度 及び電圧に依存して、３相交流発電機２０の界磁巻線２２を流れる界磁電流を制 御する。この場合に、前もって与えられている最大温度値と、３相交流発電機２ ０の前もって与えられている最大出力電圧は、界磁電流の遮断又は低下を公知の ように生ぜしめることができる。

第４図に示す実施例において、第２図に示す加熱可能な窓ガラスは発電機２０に 接続されている。３相交流発電機２０の出力電圧の監視のために、全部で６個の ダイオードから成る補助整流器２３が設けられている。補助整流器２３から制御 ユニットＳＴに伝達される直流電圧はそこで、その直流電圧に依存して励磁電流 を周知のように調整するために評価される。

図示されている界磁電流調整方法は１例にすぎない、何故ならばこの調整は別の 方法で行うことも可能であり、省くことさえ可能であるからである。

国際調査報告 国際調査報告 ＤＥ　８８００６８０

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．導電性材料を有しており、該導電性材料は窓ガラスに設けられた電流端子を 介して結電源に接続可能である、自動車用の加熱可能な窓ガラスにおいて、導電 性材料が３つの電流端子（６，７，８；１６，１７，１８）と接続されている３ つの端子ゾーン（３，４，５；１２，１３，１４）と接続されており、電流端子 （６，７，８；１６，１７，１８）がそれぞれ３相交流発電機（２０）のそれぞ れ３つの相線（ｕ，ｖ，ｗ）の１つが接続されていることを特徴とする加熱可能 な窓ガラス。
2. ２．導電性材料は窓ガラスにおいて細い並列に走行する加熱線（９，１０，１１ ）から成り、加熟線（９，１０，１１）は３つの加熱ゾーンを形成し、かつ電流 端子（１６，１７，１８）のそれぞれに少なくとも１つの加熱線が接続されてお り、その他端は電気的に残りの加熱線（１０，１１）の相応する他端と接続され ていることを特徴とする請求項１記載の加熱可能な窓ガラス。
3. ３．電流端子（１６，１７，１８）において端子ゾーン（１２，１３，１４）は 幅広の導体路を用いて形成されており、該端子ゾーンにそれぞれ多数の加熱線（ ９；１０；１１）が並列に接続されていることを特徴とする請求項２記載の加熱 可能な窓ガラス。
4. ４．導電性材料が積層合わせ窓ガラスの中に均一層（２）として設けられており 、層（２）の縁部に相互に間隔をおいて配置された導体ストリップ（３，４，５ ）が層（２）およびそれぞれ対応する電流接続端子（６，７，８）と電気的に接 続されていることを特徴とする請求項１記載の加熱可能な窓ガラス。
5. ５．端子ゾーンの２つ（４，５）が総ガラス（１）の並置されているコーナに配 置されており、第３の端子ゾーン（３）が総ガラス（１）の対向辺のコーナに設 けられていることを特徴とする請求項４記載の加熱可能な窓ガラス。
6. ６．全体の加熱可能な面が相応する数の電流端子を有する加熱ゾーンのある数に 区分されており、該加熱ゾーンの数が種々異なる３相交流の相（ｕ，ｖ，ｗ）の 整数倍に相当する前記請求項１から５までのいずれか１項記載の窓ガラス。
7. ７．３相交流発電機（２０）が、発生された出力電圧及び／又は加熱可能な短ガ ラスに発生する温度に依存して調整されることを特徴とする前記請求項１から６ までのいずれか１項記載の加熱可能な総ガラス発明の詳細な説明