JPH0350148B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0350148B2
JPH0350148B2 JP59221690A JP22169084A JPH0350148B2 JP H0350148 B2 JPH0350148 B2 JP H0350148B2 JP 59221690 A JP59221690 A JP 59221690A JP 22169084 A JP22169084 A JP 22169084A JP H0350148 B2 JPH0350148 B2 JP H0350148B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
valve
diameter portion
ports
holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59221690A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6199776A (ja
Inventor
Saburo Sakauchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP22169084A priority Critical patent/JPS6199776A/ja
Publication of JPS6199776A publication Critical patent/JPS6199776A/ja
Publication of JPH0350148B2 publication Critical patent/JPH0350148B2/ja
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  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は射出成形機等において各動作を切換え
る方向切換弁に関する。
〔従来技術〕
射出成形機等における一般的な動作は計量、型
閉、射出、型開、製品押出そして押出戻等の複数
の工程からなり、これらの工程はシーケンスに従
って行われその切換は方向切換弁により行われて
いた。しかして従来はこれらの各工程に対し個々
の方向切換弁を使用しているため、多数の方向切
換弁を必要としこれらを取付けるパネルを必要と
しさらに多数の方向切換弁毎に電気駆動回路を必
要としコストを高くしていた。さらに多数のバル
ブを取付ける為、油圧部品の専有面積は広く必要
であった。
〔発明の目的〕
本発明はこのような欠点を除去したその目的
は、複数のシーケンスで動作する機械に対し1個
の弁により多数の流路変更を可能にした多方弁を
提供することにある。
〔発明の要点〕
本発明の多方弁は、 小径部および大径部を有する弁ボデイと、この
弁ボデイの大径部内に摺動自在に挿入された弁体
と、この弁体に連結され弁ボデイの小径部に摺動
自在に挿入されたピストンと、弁体の摺動距離を
検出する検出器とからなり、 弁ボデイの大径部には軸方向の同一位置に貫通
して設けた吐出口および戻り口を一対とする複数
対の吐出口および戻り口を各対ごとに軸方向およ
び円周方向にずらせて設け、 弁体には内部に油圧源およびタンクに接続され
る軸方向に伸びる2個の穴を設けると共に、これ
らの2個の穴にそれぞれ連通して外周面まで伸び
る複数対の穴を軸方向に同一位置でかつ前記の吐
出口および戻り口と同一位相に位置させて設けた
ものである。
〔発明の実施例〕
以下本発明について一実施例を示した第1図な
いし第3図により説明する。両端部を小径にしか
つ両端面を閉じた筒状の弁ボデイ11の大径部に
は第2図に示すように、軸方向の同一位置へアク
チエータ(図示せず)の圧力側室に接続する吐出
口Aとタンク側室に接続する戻り口Bを一対に
し、各対を互に軸方向へ位置をずらせ、かつ円周
上における位相をずらせて複数対設けてある。弁
ボデイ11の大径部内には弁体12が摺動自在に
挿入されておりその両側にはロツドを介してピス
トン13および14が取付けてある。弁体12の
円板部材12Aの側面には圧力源15とタンク1
6にフレシブルホース17と開閉弁18を介して
接続される圧力管19とタンク管20が螺着等に
り取付けられている。
弁体12の円板部材12Aには第3図に示すよ
うにタンク管19および圧力管20に連通する第
1図軸方向の穴21および22から、軸直角方向
の9本の穴がそれぞれ円板部材12Aの外周面に
向かつてあけられている。それらの穴を圧力側で
はA1穴ないしA9穴そしてタンク側ではB1穴
ないしB9穴という。またピストン13および1
4の外側面には圧力源15の圧油が位置制御弁2
3を介して送られることにより弁体12を摺動さ
せ、その位置は検出器24により検出される。
なお25および26はシール材であり27はド
レン排出用の穴でこの穴は第1図において弁体1
2の左側のみ示しているが右側にも設けてある。
第4図は前述した多方弁を使用した射出成形機
の一部を断面した機構図であつて、固定金型31
と移動金型32はキヤビテイ33を形成しそれぞ
れ固定ダイプレート34と移動ダイプレート35
に固着されている。移動ダイプレート35は型締
シリンダ36内のラム37に取付けられラム37
の右方の凹所内には成形品を押出すシリンダ38
が移動ダイプレート35に固着されている。
固定ダイプレート34の図において右方には加
熱シリンダ41が設置され、加熱シリンダ41内
のスクリユ42は必要時油圧モータ43により回
転されまた加熱シリンダ41と一体或いはこれに
取付けた射出シリンダ44により、ピストン45
と座板46を介して油圧モータ43を押すことに
よりスクリユ42は前進(左進)する。スクリユ
42の後退は計量時溶融樹脂がスクリユ42の前
方に貯えられることにより行われる。47は加熱
シリンダ41を前進させてノズルタツチさせたり
或いは後退させるための移動シリンダである。
第4図において図を簡略にするため、多方弁は
摺動する弁体12の圧力源15に接続された穴2
1とタンク16に接続された穴22は2個の矢印
として表し、弁ボデイ11に設けた吐出口A2な
いしA10と戻り口B2ないしB10は小丸にそ
れぞれの記号を付して表し、かつ矢印が小丸に対
向したとき両者は接続したものとして説明する。
次に前述した実施例の動作を射出成形機を例に
して説明する。1回の射出が終了し成形品が取り
出されると移動金型32は移動ダイプレート35
により後退(左進)しており、この間加熱シリン
ダ41の左方には溶融樹脂が計量動作により貯え
られている。
そこでまづ開閉弁18を閉にした後矢印21お
よび22をそれぞれ吐出口A2と戻り口B2に合
せる即ち弁体12を移動させる。このとき弁体1
2の移動前の位置は不図示の制御装置に記憶され
ており、かつ矢印21が吐出口A2に至るまでの
移動距離と移動方向も記憶されているため、弁体
12は制御装置と位置制御弁23を介して移動さ
れ吐出口A2と矢印21が一致するとこれを検出
器24が検出して弁体12を停止させる。次いで
開閉弁18を開にすると油圧源15の圧油は開閉
弁18からフレキシブルホース17、圧力管2
0、穴21、A2穴そして吐出口A2から型締シ
リンダ36の左室に流入しラム37を前進(右
進)させる。一方型締シリンダ36の右室の油は
戻り口B2からB2穴、穴22、タンク管19、
フレキシブルホース17そして開閉弁18を通つ
てタンク16に排出される。
このようにして移動金型32が固定金型31に
密着して型締されてから開閉弁18を閉にした
後、矢印21を吐出口A6に合せ(なお矢印22
は戻り口B6に一致するので以下A側のみ記載す
る)次いで開閉弁18を開にすることにより油圧
源15の圧油は多方弁を通つて移動シリンダ47
の右室に流入する。一方移動シリンダ47の左室
は多方弁を通つてタンク16に排出するため加熱
シリンダ41は左進して固定タイプレート34に
接する。即ちノズルタツチする。
続いて開閉弁18を閉にした後矢印21を吐出
口A8に合せ次いで開閉弁18を開にすることに
より、油圧源15の圧油は多方弁を通つて射出シ
リンダ44の右室に流入する。一方射出シリンダ
44の左室の油は多方弁を通つてタンク16に排
出されるため、スクリユ42は左進して加熱シリ
ンダ41の左方に貯えられた溶融樹脂はキヤビテ
イ33に射出される。射出動作が終了すると直ち
に開閉弁18を閉にした後矢印21を吐出口A1
0に合せ次いで開閉弁18を開にするとスクリユ
42は油圧モータ43により回転され計量動作に
入る。
計量動作により溶融樹脂が一定量貯えられると
開閉弁18を閉にした後矢印21を吐出口A7に
合せ次いで開閉弁18を開にする。このため移動
シリンダ47の左室に油圧源15の圧油は流入し
一方移動シリンダ47の右室の油はタンク16に
排出されるため、加熱シリンダ41は右進して固
定ダイプレート34から離れる。
この時点でキヤビテイ33内の溶融樹脂は冷却
固化しているため、開閉弁18を閉にした後矢印
21を吐出口A3に合せ次いで開閉弁18を開に
すると油圧源15の圧油は型締シリンダ36の右
室に流入し、型締シリンダ36の左室の油はタン
ク15に排出されるためラム37は左進して移動
金型32は固定金型31から離れて型開をする。
成形品は移動金型32についているためここで
開閉弁18を閉にした後矢印21を吐出口Aに合
せると、油圧源15の圧油は押出シリンダ38の
左室に流入し一方押出シリンダ38の右室の油は
タンクに排出されるため、押出シリンダ38のピ
ストンロツドは右進して成形品を移動金型32か
ら押出して落下される。続いて開閉弁18を閉に
した後矢印21を吐出口A5に合せ次いで開閉弁
18を開にすると上記ピストンロツドは左進して
もとの位置に戻る。
これをもつて一連の射出動作は終了する。
〔発明の効果〕
本発明の多方弁は以上説明したように、従来は
複数の動作がそれぞれ専用の方向切換弁を使用し
多数の方向切換取付用パネル、駆動用電気回路を
必要としていたためコストが高くかつ広い床面積
を使用していたが、本発明によれば一個の多方弁
でよくなることによりコストは低下しかつ床面積
も少なくなる利点を有する。また本発明の多方弁
は弁ボデイに設けられて各アクチエータに通ずる
一対の吐出口と戻り口を軸方向の同一位置に設け
ると同時に各対の吐出口および戻り口を軸方向に
ずらせると共に円周上で位相をずらせて設けたた
め、弁ボデイの軸方向長さを短かくでき、よりコ
ンパクトにして多数のアクチエータを制御できる
利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示し
第1図は縦断面図、第2図は弁ボデイのみの縦断
面図、第3図は弁体のみの横断面図、第4図は本
発明の多方弁を使用した射出成形機の一部を断面
した機構図である。 11……弁ボデイ、12……弁体、12A……
円板部材、13,14……ピストン、15……油
圧源、16……タンク、24……検出器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 小径部および大径部を有する弁ボデイと、同
    弁ボデイの大径部内に摺動自在に挿入された弁体
    と、同弁体に連結され前記弁ボデイの小径部に摺
    動自在に挿入されたピストンと、前記弁体の摺動
    距離を検出する検出器とからなり、 前記弁ボデイの大径部には軸方向の同一位置に
    貫通して設けた吐出口および戻り口を一対とする
    複数対の吐出口および戻り口を各対ごとに軸方向
    および円周方向にずらせて設け、 前記弁体には内部に油圧源およびタンクに接続
    される軸方向に伸びる2個の穴を設けると共に、
    該2個の穴にそれぞれ連通して外周面まで伸びる
    複数対の穴を軸方向に同一位置でかつ前記吐出口
    および戻り口と同一位相に位置させて設けた ことを特徴とする多方弁。
JP22169084A 1984-10-22 1984-10-22 多方弁 Granted JPS6199776A (ja)

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JP22169084A JPS6199776A (ja) 1984-10-22 1984-10-22 多方弁

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JP22169084A JPS6199776A (ja) 1984-10-22 1984-10-22 多方弁

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Publication Number Publication Date
JPS6199776A JPS6199776A (ja) 1986-05-17
JPH0350148B2 true JPH0350148B2 (ja) 1991-07-31

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JP22169084A Granted JPS6199776A (ja) 1984-10-22 1984-10-22 多方弁

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07104085B2 (ja) * 1991-03-28 1995-11-13 清水建設株式会社 氷蓄熱用製氷装置

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JPS6114695Y2 (ja) * 1980-11-06 1986-05-08

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