JP3233769B2 - 射出成形機のシャットオフノズル - Google Patents

射出成形機のシャットオフノズル

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JP3233769B2
JP3233769B2 JP01724494A JP1724494A JP3233769B2 JP 3233769 B2 JP3233769 B2 JP 3233769B2 JP 01724494 A JP01724494 A JP 01724494A JP 1724494 A JP1724494 A JP 1724494A JP 3233769 B2 JP3233769 B2 JP 3233769B2
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sprue
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valve
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浩司 久保田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形機におけるホッ
トランナ付金型(プリチャンバタイプ金型)のシャット
オフノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来射出成形機におけるプリチャンバタ
イプ金型のシャットオフノズル(ゲート開閉装置)とし
て、例えば実公平4−18833号公報に示したような
ものが提案されている。これを図8に従って説明する
と、1は固定プラテン2に装着されており、同金型1に
はスプルーブッシュ3が装着されている。4は可塑化シ
リンダで、その先端にはノズル5が装着され、内部には
スクリュ6が配置されている。可塑化シリンダ4のノズ
ル5側にはトーピード7が設けられると共に、側部には
トーピード7の後部に一端を前後動可能に挿入したレバ
ー8が枢着されている。9はニードル弁で前記トーピー
ド7内に摺動可能に装着されると共に、同ニードル弁9
の後端は前記レバー8の一端に枢着されている。10は
ニードルピンで前記ニードル弁9の先端に同芯、かつ一
体に連設されてノズル5の樹脂流出口及び前記スプルー
ブッシュ3内を貫通している。前記スプルーブッシュ3
の先端にはピンポイントゲート11が設けられ、内部に
は湯溜まり用の空間部が設けられており、同空間部を閉
じて湯溜まり部12を形成するように、同スプルーブッ
シュ3の後端には前記ノズル5先端が連続成形中接触保
持されている。
【0003】13はニードル開閉シリンダで、同シリン
ダ13のロッド先端には前記レバー8の他端が枢着さ
れ、ロッド側室には減圧弁14と切換弁15を介して油
圧ポンプ16が接続されており、切換弁15の励磁コイ
ル15aに通電しない時は油圧ポンプ16から減圧弁1
4で設定した油圧をロッド側室に供給してロッド引込み
動作を行い、また切換弁15の励磁コイル15aに通電
して励磁し、同切換弁15を切換えた時にはロッド側室
とタンク17が連通してロッドが前進動作を行うように
されている。このように構成されているため、ニードル
弁9とニードルピン10は、ニードル開閉シリンダ13
のロッド引込み作動時には、レバー機構8を介して夫々
ノズル5先端の樹脂流出口とスプルーブッシュ3の先端
のゲート11に対して前進してこれらを同時に閉じ、ニ
ードル開閉シリンダ13とタンク17の連通時には、ニ
ードル弁9の先端面に作用する樹脂圧で同ニードル弁9
は自動的に後退してノズル5の先端の樹脂流出口とスプ
ルーブッシュ3の先端ゲート11を同時に開く。可動側
金型18は、可動プラテン19に装着されており、図示
しない型締装置により固定側金型1に対して後退して型
開閉及び型締めが行われる。型締めした金型1,18内
に形成されるキャビティ20には、可塑化シリンダ4側
からノズル5と、樹脂溜まり部12と、ゲート11を経
て溶融樹脂が射出充填される。
【0004】以上のように構成された従来例の作用を説
明すると、射出成形時、ニードル開閉シリンダ13のロ
ッド側室をタンク17に連通させた上で、可塑化シリン
ダ4内のスクリュ6により射出圧をかけると、ニードル
弁9とニードルピン10が樹脂圧で自動的に後退してノ
ズル5先端の樹脂流出口とスプルーブッシュ3先端のゲ
ート11が開くから、キャビティ20内に溶融樹脂が射
出充填される。次いで保圧、冷却を行えば成形品が完成
される。次にニードル開閉シリンダ13のロッド側室に
油圧を供給してロッド引込み動作を行わせると、レバー
機構8を介してニードル弁9とニードルピストン10が
前進させられて、ノズル5先端の樹脂流出口とスプルー
ブッシュ3先端のゲート11が閉じられ、かかる状態で
型開きを行ってエジェクタ機構により成形品を排出する
ことができると共に、次に型閉じ、型締めによって次の
サイクルの射出成形に移行する。成形品によって成形温
度を広範囲に変化させる必要があるときは、成形温度の
変化に対応して、温度が高ければ設定圧を小さく、また
温度が低ければ設定圧を大きくと、減圧弁14によって
ゲート閉じ力(シリンダ圧)を設定してニードルピン1
0とスプルーブッシュ3が摩耗等しないようにする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
プリチャンバータイプ金型のゲート開閉装置において、
前記の如くゲートを閉じる力を成形温度に対応して調節
する際、実際の作業では、金型及び成形温度をいろいろ
変える必要があり、条件によっては金型とニードルピン
の熱による膨張、収縮量が異なることになり、以下のよ
うな問題点があった。 (1)金型側の膨張量がニードルピン側の膨張量より大
きいときは、ノズルの樹脂流出口は閉じるがスプルーブ
ッシュのゲートは閉じず、樹脂の糸引きが生じる。 (2)金型側の膨張量がニードルピン側の膨張量より小
さいときは、スプルーブッシュのゲートが閉じてもノズ
ルの樹脂流出口は閉じず、ニードル開閉シリンダから加
えられる力は全ニードルピンの先端にかかり、ニードル
ピンを曲げたり、先端を摩耗させたりする。 (3)ノズルの先端面は樹脂溜り部の側壁と直角を成し
ているので、この隅部に溜まった樹脂は流動し難く、樹
脂の変更(色替え)時に古い樹脂が残り易い。 (4)ニードルピンのスプルーブッシュ開閉部からノズ
ルの樹脂流出口までの寸法と、金型のゲート部からノズ
ルの樹脂流出口までの寸法が精度よく一致していなけれ
ばならず、従って製作が難しく、コストも高くつく。 本発明は、前記従来装置における諸課題を解決して、広
範囲の成形温度に対応することが可能で、ニードルピン
に無理な力がかかることなく確実にゲートとノズルを開
閉できる低コストの構造簡単な射出成形機のシャットオ
フノズルを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、射出
成形機のシャットオフノズルにおいて、樹脂溜り部を成
形するように金型のスプルーに当接させるノズルガイド
と、同ノズルガイドに摺動自在に内嵌装され、中心部に
樹脂流出口を有するスライドノズルと、同スライドノズ
ルに、軸方向に一定距離内で摺動自在に保持され、先端
に前記スプルーに設けたゲートを閉じる弁と、後端に前
記スライドノズルの樹脂流出口を閉じる弁を有するニー
ドルピンと、前記スライドノズルをアームを介して前後
進させる流体シリンダとよりなるもので、これを課題解
決のための手段とするものである。また本発明は、樹脂
溜り部を形成するように金型のスプルーに当接させるノ
ズルガイドと、同ノズルガイドに摺動自在に内嵌装さ
れ、中心部に樹脂流出口を有するスライドノズルと、同
スライドノズルに、軸方向に一定距離内で摺動自在に保
持され、先端に前記スプルーに設けたゲートを閉じる弁
と、後端に前記スライドノズルの樹脂流出口を閉じる弁
を有するニードルピンと、前記スライドノズルを前後進
させる流体シリンダとより成り、同流体シリンダを前記
ノズルガイドの一部を外筒とし、前記スライドノズルの
一部をピストンとしてなるもので、これを課題解決のた
めの手段とするものである。更に本発明は、樹脂溜り部
を形成するように金型のスプルーに当接させるノズル
と、同ノズルを貫通する孔に摺動自在に内嵌装され、先
端に前記スプルーに設けたゲートを閉じる弁と、中間部
に樹脂流出口の通路となる複数の溝を有するニードルピ
ンと、同ニードルピンをアームを介して前後進させる流
体シリンダとよりなり、同ニードルピンが前進したとき
は前記複数の溝はノズルの孔の壁面によって閉じられる
ように構成してなるものであり、また前記溜り部に臨ん
だ前記ノズルの先端面の形状を、内周部より外周方向に
遠ざかるにつれて円弧状に順次突出するように形成して
なるもので、これを課題解決のための手段とするもので
ある。
【0007】
【作用】本発明では、以上のような手段によってノズル
ガイドをスプルー後部に挿入して当接させておき、流体
シリンダによってアームを介してスライドノズルを前進
させると、ニードルピンはスプルーとスライドノズルに
挟まれた状態で停止し、ニードルピンの先端の弁体はス
プルーのゲートを、後端の弁体はスライドノズルの樹脂
流出口を閉じる。スライドノズルの前後にかかる圧力は
両端面の面積によりバランスしているのでスライドノズ
ルを押す力は僅かでよい。次にスライドノズルを後退さ
せると、先ず樹脂流出口が開き、次いでスライドノズル
がニードルピンを引っ張ってゲートを開く。樹脂を金型
に射出した後、スライドノズルを前進させれば前記の状
態となり、冷却後金型を開いて製品を取り出す。またノ
ズルガイドとスライドノズルで流体シリンダを形成した
場合は、スライドノズルを直接駆動して前後進させる点
が変わるが、その他の作用は前記と同様である。更に中
間部に樹脂流出口の通路となる溝を有するニードルピン
を備える場合は、流体シリンダでアームを介してニード
ルピンを前進させると、ニードルピンの先端の弁体がス
プルーのゲートを、ノズルの貫通孔がニードルピンの溝
入口を閉じる。ニードルピンを後退させると、先ずスプ
ルーのゲートが開き、次いでニードルピンの溝がノズル
の貫通口の外に出て樹脂流出口が開く。射出成形の要領
は前記と同様である。またノズル先端面とスプルー壁面
で形成される隅部が無くなるので、樹脂の流れがよくな
り、樹脂を変更する場合に古い樹脂が残ることを防止で
きる。
【0008】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図7は本発明の実施例を示す。なお、シャッ
トオフノズルを適用する射出成形機の構造は、ほぼ従来
例のものと同様であるので、詳細な説明は省略する。図
1及び図2は本発明のシャットオフノズルの第1実施例
の要部を示す断面図で、30は固定側金型に装着された
スプルー(固定金型とスプルーの境界は図示を省略して
ある)、30aはスプルー30の内部に形成れた樹脂溜
り部(空間)、30bはスプルー30の先端に設けられ
たゲート、31スプルー30の後部に挿入されるノズル
ガイド、31aは後述のアーム33を通すためノズルガ
イド31に設けられた長孔、32はノズルガイド31の
内周部に摺動自在に内嵌装されたスライドノズル、33
はスライドノズル32に固着されたアーム、34はアー
ム33を介してスライドノズル32を矢印B方向に前後
進させる複動形の流体シリンダ、35は前記樹脂溜り部
30a内に配置されて前記ゲート30bとスライドノズ
ル32間に位置するニードルピンである。ノズルガイド
31は連続成形中その先端円筒部をスプルー30の内周
部に挿入し、円錐部をスプルー30の後端の円錐部に当
接させており(図1及び図2はこの状態を示す)、スラ
イドノズル32の内周部は大径部及び樹脂流出口32a
となる小径部とから成り、大径部には図3(図1のA〜
A断面図)に示すように半径方向に複数のはね32b
(図3では3個の場合を示す)を有し、ニードルピン3
5を同心に、かつ摺動自在に保持し、またニードルピン
35の前端は円錐状の弁体を形成して、前記ゲート30
bに当接して同ゲート30bを閉じ、後端にはフランジ
部35aを有し、同フランジ部35aの外端面は平面座
の弁体(円錐弁体でもよい)となっていてスライドノズ
ル32における樹脂流出口32aの端面(段部)と当接
して樹脂流出口を閉じるようになっている(図1はゲー
ト及び樹脂流出口が閉じた状態を、図2は開いた状態を
示している)。なお、フランジ部35aの後端面中央に
設けられた円錐部は樹脂の流れを円滑に案内することが
できる。
【0009】図4は第2実施例の要部を示す断面図で、
第1実施例と同じ又は類似の部材は同じ符号を付してあ
る。本実施例では前記第1実施例のような別部材の流体
シリンダを設けずに、ノズルガイド31自体にシリンダ
室31bを形成し、同シリンダ室31bに連通する2個
の流体出入口31cを設け、ノズルガイド31内に収納
されるスライドノズル32の外周側の中間部の一部を大
径としてフランジ状に突出させてピストン部32cと
し、両者で複動形の流体シリンダ36を構成して第1実
施例におけるシリンダ34に代えたものである。なお、
作動流体を気密に保つパッキン等は図示を省略してあ
る。
【0010】図5及び図6は第3実施例を示す要部の断
面図(図5はゲート及び樹脂流出口が閉じた状態を、図
6は開いた状態を示している)で、41はノズル、42
はトーピード(ノズルとトーピードの境界は図示を省略
してある)、43はニードルピン、44はニードルピン
43に固着されたアーム、45はアーム44を介してニ
ードルピン43を前後進させるための流体シリンダであ
る。ニードルピン43は、ノズル41とトーピード42
の軸心部を同心に貫通する孔に摺動自在に嵌装されてお
り、先端は円錐状の弁体を形成していて、ゲート30b
に当接して同ゲートを閉じ、後端はトーピード42の外
側に突出し、同突出部には直角方向にアーム44が剛に
固着されている。またニードルピン43の軸方向中間部
には図7(図5のD〜D断面図)に示すように樹脂流出
口の通路となる1条又は複数の溝43a(図7では3個
の場合を示す)を備えており、同溝43aはノズル41
の貫通孔より軸方向長さより長くなっていてニードルピ
ン43が後退位置(図6)にあるときは溝の両端がノズ
ルの貫通孔の外に出て、溶融樹脂が矢印G方向に流れる
ことができ、ニードルピン43が前進位置(図5)にあ
るときは溝の入口は閉ざされるようになっている。
【0011】次に図5及び図6により第4実施例を説明
すると、前記第3実施例に示したスプルー30の樹脂溜
り部30a内に臨んで挿入されたノズル41の先端面の
形状を、図5に示したように軸方向に直角な端面E(2
点鎖線)としたものに代え、内周部より外周方向に遠ざ
かるにつれて円弧に順次突出するような端面F(実
線)としたものである。
【0012】次に以上説明したシャットオフノズルの各
実施例の作用を説明する。 第1実施例の場合 図1において、スライドノズル32はアーム33を介し
て液体シリンダ34に押されて前進位置(左行位置)に
あり、樹脂流出口32aの端面をニードルピン32のフ
ランジ部32aに当接して押圧し、同時にニードルピン
35はスライドノズル32に押されて前進(左行)し、
先端の円錐弁体部をゲート30bに当接してこれを閉じ
る。このときアーム33は、ノズルガイド31の長孔3
1aの端面とは接触しないように構成されているので、
ゲート30bと樹脂流出口32aは両方とも確実に閉ざ
される。またスライドノズル32の両端面の面積は等し
いので、スライドノズル32を押す力はゲート30aを
閉じるのに十分な程度の僅かな力でよい。次に流体シリ
ンダ34を後退(右行)させると、先ずスライドノズル
32の樹脂流出口32aが開き、次いでスライドノズル
32のはね32bの右端面がニードルピン35のフラン
ジ部35aに当接して、ニードルピン35を定位置(図
2の位置)に移動させる。この定位置の位置決めはアー
ム33をノズルガイド31の長孔31aの端面に当接さ
せて行ってもよく、或いは流体シリンダ34の停止位置
によってもよい。この状態で溶融樹脂は矢印C方向に流
れて成形を行う。一定時間射出した後、流体シリンダ3
4を前進させて樹脂流出口32a及びゲート30bを閉
じ、冷却後型を開いて製品を取出す。
【0013】第2実施例の場合 図4に示すように、別部材として外付けされた第1実施
例の流体シリンダ34に代えて、ノズルガイド31内に
組込まれた流体シリンダ36が、スライドノズル32を
直接前後進させてニードルピン35の開閉を行うもの
で、スライドノズル32の前後進によるニードルピン3
5の動作は前記第1実施例の場合と同様となる。
【0014】第3実施例の場合 ニードルピン43をアーム44に介して流体シリンダ4
5によって前進させると、図5に示すように、ニードル
ピン43の先端の弁体がスプルー30のゲート30bを
閉じ、ノズル41の貫通孔はニードルピン43により閉
じられる。前記ニードルピン43を流体シリンダ45に
よって後退させると、先ずゲート30bが開き、次いで
ニードルピン43の溝43aの入口が開いて図6に示す
状態となり、溶融樹脂は矢印Gの方向に流れる。なお、
射出成形の要領は第1実施例の場合と同様である。
【0015】第4実施例の場合 図5において、ノズル41の端面E(2点鎖線)に代え
てF(実線)のように構成されているので、樹脂の流れ
が悪い隅部が無くなり、樹脂替えの時に古い樹脂は容易
に新しい樹脂の置き換えられ、古い樹脂が残るのを防止
することができる。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明によれ
ば、スライドノズルやニードルピンに設けられた溝の存
在によって、成形機温度が広範囲に変化し、熱膨張の差
によってニードルピンの長さが対応するスプルー及びノ
ズル側の長さより短くなっても、スプルーのゲートとノ
ズルの樹脂流出口を同時に確実に閉じることができ、ま
た逆にニードルピンの長さが長くなっても、ニードルピ
ンに無理な力がかかることもなく、破損の虞れもなくな
る。またノズル先端の形状を円弧状端面としたことによ
り、樹脂の流れの悪い隅部を無くし、樹脂替えが容易と
なり、古い樹脂が残る不具合も解消される。更にニード
ルピン及びその周辺の構造が簡単となりコストダウンが
図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のシャットオフノズルの要
部(ノズル閉時)の断面図である。
【図2】本発明の第1実施例のシャットオフノズルの要
部(ノズル開時)の断面図である。
【図3】図1のA〜A断面図である。
【図4】本発明の第2実施例のシャットオフノズルの要
部(ノズル閉時)の断面図である。
【図5】本発明の第3,第4実施例のシャットオフノズ
ルの要部(ノズル閉時)の断面図である。
【図6】本発明の第3,第4実施例のシャットオフノズ
ルの要部(ノズル開時)の断面図である。
【図7】図5のD〜D断面図である。
【図8】従来のプリチャンバータイプ金型のゲート開閉
装置の断面図である。
【符号の説明】
30 スプルー 30a 樹脂溜り部 30b ゲート 31 ノズルガイド 31a 長孔 31b シリンダ室 32 スライドノズル 32a 樹脂流出口 32b はね 32c ピストン 33 アーム 34 流体シリンダ 35 ニードルピン 35a フランジ部 36 流体シリンダ 41 ノズル 42 トーピード 43 ニードルピン 43a 溝 44 アーム 45 流体シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−40126(JP,A) 実開 昭54−50064(JP,U) 実開 昭64−4616(JP,U) 実開 平4−96322(JP,U) 特公 昭48−38473(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂溜り部を形成するように金型のスプ
    ルーに当接させるノズルガイドと、 同ノズルガイドに摺動自在に内嵌装され、中心部に樹脂
    流出口を有するスライドノズルと、 同スライドノズルに、軸方向に一定距離内で摺動自在に
    保持され、先端に前記スプルーに設けたゲートを閉じる
    弁と、 後端に前記スライドノズルの樹脂流出口を閉じる弁を有
    するニードルピンと、 前記スライドノズルをアームを介して前後進させる流体
    シリンダとより成ることを特徴とする射出成形機のシャ
    ットオフノズル。
  2. 【請求項2】 樹脂溜り部を形成するように金型のスプ
    ルーに当接させるノズルガイドと、 同ノズルガイドに摺動自在に内嵌装され、中心部に樹脂
    流出口を有するスライドノズルと、 同スライドノズルに、軸方向に一定距離内で摺動自在に
    保持され、先端に前記スプルーに設けたゲートを閉じる
    弁と、 後端に前記スライドノズルの樹脂流出口を閉じる弁を有
    するニードルピンと、前記スライドノズルを前後進させ
    る流体シリンダとより成り、 同流体シリンダを前記ノズルガイドの一部を外筒とし前
    記スライドノズルの一部をピストンとして構成したこと
    を特徴とする射出成形機のシャットオフノズル。
  3. 【請求項3】 樹脂溜り部を形成するように金型のスプ
    ルーに当接させるノズルと同ノズルを貫通する孔に 摺動自在に内嵌装され、先端に
    前記スプルーに設けたゲートを閉じる弁と、 中間部に樹脂流出口の通路となる複数の溝を有するニー
    ドルピンと、 同ニードルピンをアームを介して前後進させる流体シリ
    ンダとよりなり、 同ニードルピンが前進したときは前記複数の溝はノズル
    の孔の壁面によって閉じられるように構成したことを特
    徴とする射出成形機のシャットオフノズル。
  4. 【請求項4】 樹脂溜り部に臨んだ前記ノズルの先端面
    の形状を、内周部より外周方向に遠ざかるにつれて円弧
    状に順次突出するように形成したことを特徴とする請求
    項3記載の射出成形機のシャットオフノズル。
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